在巣の♂を攻撃するキボシアシナガバチ♀
2008年9月上旬
キボシアシナガバチ(Polistes nipponensis)巣の定点観察。
在巣の個体間で優劣行動が時々みられますが、最近は♀(新女王?)が♂(顔が白く触角がカールしている)を攻撃する光景が目に付きます。
口減らしのため♂の巣立ちを促しているのだろうか。
シーン1:
巣に一匹だけ残った♂が♀に体を噛まれました。
♂は無抵抗で服従姿勢。
シーン2:
成虫間の激しい栄養交換にも見えますが、優位行動かもしれません。
シーン3:
一匹が巣房に頭を入れて幼虫から栄養液をもらうとそれが引き金となって一斉に成虫が集まって来ました。
邪魔な♂を押しのけて口移し(栄養交換)してもらうための優位行動が見られました。
シーン4:
2匹の♀が一匹の♂を苛めています。
つづく→シリーズ#54
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