2025/07/28
山中の水溜りで水浴し、ホオノキの幹をつついて獲物を探すコゲラ【野鳥:トレイルカメラ】
2025/07/27
ニホンアナグマ♀が今季産まれた幼獣4頭を引き連れて旧営巣地に引っ越してきた!【トレイルカメラ:暗視映像】
- ♂の求愛および交尾を見ていない。
- ♀の巣材集め行動を見ていない。
- ♀が歩けない幼獣の首筋を咥えて連れ回すのを見ていない。
- 巣外での授乳シーンや対他毛繕いを見ていない。
2025/07/24
カジカガエル♂の鳴き声♪(昼と夜)
オスは水辺にある石の上などに縄張りを形成し、繁殖音をあげる[2]。鳴くのは、繁殖期の4月から7月の夕方から明け方までである。和名の「河鹿」はこの鳴き声が雄鹿に似ていることが由来[3]。(wikipedia:カジカガエルより引用)
シーン2:6/16・午前2:45(@0:35〜)
実は**「間隔を開けて鳴く」という特徴そのものに意味がある**と考えられています。理由は以下の通り:
🔍 生態学的な意味 縄張りアピール: 他のオスとの競合を避けるため、間を空けて鳴き、自分の存在を静かに示す。休まず連続して鳴くと疲労し捕食リスクも増すため、間隔をあけて持続する戦略と考えられています。
メスへのアピールの工夫: 間隔を空けて鳴くことで「長時間、安定して鳴ける=体力があるオス」だと示せる場合があります(これを「スタミナのシグナル」と呼ぶ場合も)。
渓流環境への適応: 水音のある場所で連続音だと埋もれてしまうため、「間を空けて、目立つように」鳴くとも考えられています。
2025/07/16
山中の水溜りで行水するカケス【野鳥:トレイルカメラ】
2025/07/06
涸れ沢で聞こえるタゴガエル♂の鳴き声♪
2025/07/01
山中の水溜りで水を飲み、水底の泥濘を掘り返すニホンイノシシ♀【トレイルカメラ:暗視映像】
2025/06/27
鼻息を荒らげながら山林を走り去るニホンカモシカ
2025/06/25
アナグマの空き巣を鳴きながらうろつき、巣穴の内見と匂い付けするホンドタヌキ♀♂【トレイルカメラ:暗視映像】
2025/06/18
アナグマの旧営巣地で木揺すりディスプレイするニホンザル【トレイルカメラ】
2025/06/17
山道で何者かに威嚇のディスプレイを繰り返すヤマドリ♂【野鳥:トレイルカメラ】
(ヤマドリは)鳴くことはまれだが、繁殖期になると雄は翼を激しく羽ばたかせ、非常に大きな音を出す(ドラミング、母衣〈ほろ〉打ち)ことで縄張りを宣言するとともに、雌の気を引く[12]。また、ドラミング(ほろ打ち)の多くは近づくものに対する威嚇であるともされる[4]。(wikipediaより引用)
2025/06/08
タヌキの溜め糞場がある林道をニホンザルが群れで遊動中に採食【トレイルカメラ】
夕暮れの水場で縄張り争いするクロツグミ♀♂【野鳥:トレイルカメラ】
トレイルカメラによるクロツグミ観察と行動解釈のまとめ
1. 観察状況の概要
場所・時期:山形県の山林内水場(湿地帯)、5月下旬、日没直前の薄暗い時間帯
観察内容:トレイルカメラにクロツグミ2羽が記録される
1羽(♀または若鳥)が水場で採餌中、急に振り返り「キーキー」と鳴く
直後に別個体(♂)が飛来し、2羽で対峙・飛び上がりながら回る行動
その後「チュチュン、チュンチュン」と鳴き方が変化し、♂が飛び去る
初めの個体もその場を離れ、周囲は静かになった
2. 行動の解釈
■ 鳴き声の意味
「キーキー」や「チュチュン、チュンチュン」といった鳴き声は、クロツグミが警戒・威嚇・緊張時に発する典型的な声
幼鳥の餌乞い鳴き(「ピィーピィー」など甘えた声)や、翼を震わせる行動は観察されず
■ 縄張り争いの可能性
2羽が対峙し、飛び上がりながら回る行動は縄張り争いや資源防衛の一環と考えられる
特に水場や湿地はミミズやオタマジャクシなど餌資源が豊富なため、親鳥♂が強く防衛する傾向がある
先住者効果(先にいた個体が有利)はあるが、後から来た個体(特に縄張り主や強い♂)が優勢になる場合も多い
■ 親子関係の可能性
巣立ち直後の若鳥♂であれば、依存期には親鳥♂が給餌・保護するが、自立期に入ると縄張りから追い払う行動に切り替える
今回は給餌行動や餌乞い鳴きが見られず、親子給餌の場面とは考えにくい
■ つがい外の♀への対応
クロツグミ♂は通常、つがい外の♀には攻撃的になりにくいが、資源防衛や繁殖段階によっては排除することもある
3. トレイルカメラ観察の意義
薄暗い時間帯や人の目が届かない場所でも、自然な行動を記録できる
鳥の行動や鳴き声の違いから、縄張り争い・資源防衛・親子関係など複数の可能性を検証できる
鳴き声や行動パターンを総合的に判断することで、現場の生態的な状況をより深く理解できる
4. まとめ
今回の観察は、クロツグミの繁殖期における縄張り争い・資源防衛行動の一例である可能性が高い
鳴き声や行動の詳細な記録が、個体間関係や生態行動の解釈に非常に役立つ
トレイルカメラは、貴重なフィールドデータ収集手段として今後も有効