2024年8月中旬
シーン1:8/13・午前7:30・気温25℃(@0:00〜)
おそらく幼獣と思われる2頭が左右の巣穴L、Rに顔を突っ込んで匂いを嗅いでいます。
勇敢な幼獣個体が巣穴Lに頭から潜り込み、すぐに頭から外に出てきました。
(巣L内で方向転換したことになります。)
同一個体が巣穴Rにも入りかけたものの、奥の林内から別個体の幼獣タヌキが来た物音に警戒して止めてしまいました。
幼獣3頭同士で追いかけっこ遊びが勃発し、セットを元気に駆け回ります。
シーン2:8/13・午前7:31・くもり・気温24℃(@1:00〜)
別アングルの監視カメラでも撮れていました。
こちらはフルカラーで録画されていますが、二次林内は薄暗いです。
アナグマ巣口Lを覗き込んでいたのは親子(成獣と幼獣)でした。
親ダヌキ(性別不明)が先導して獣道を右に立ち去ると、幼獣3頭が後に続きます。
幼獣たちは巣口Lの匂いを嗅いだり、走り回ってオニグルミ立木の回りを一周したり、追いかけっこ遊びしたりと元気いっぱいです。
獣道を走って右往左往しています。
シーン3:8/13・午前7:32・くもり(@2:00〜)
しばらくすると、奥の林内からタヌキが続々とやって来ます。
個体識別できていないので重複してるかもしれませんが、計7頭?ものタヌキが登場しました。
シーン4:8/13・午前7:32・くもり(@3:00〜)
手前ではしゃぎ回っている幼獣たちの他に、常緑のヒメアオキ群落の奥の林内で徘徊する個体が見えます。
シーン5:8/13・午前7:33・くもり(@4:00〜)
モノクロ映像ですが、毛皮の色が濃い個体が成獣(親)のようです。
元気に遊び回る4頭の幼獣を成獣1頭(親タヌキ?)が引率しています。
シーン6:8/13・午前7:33・くもり(@5:00〜)
別アングルのフルカラー映像に切り替えます。
タヌキの幼獣は興奮したように2つの巣口L、Rを往復し、内見しています。
シーン7:8/13・午前7:34・くもり(@6:00〜)
5頭の幼獣たちは興奮してセットや獣道をひたすら走り回っています。
ときどき小声でキャンキャン吠えたりしています。
※ タヌキの鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
【考察】
近所の休耕地にホンドタヌキの営巣地があるのですが、今季はタヌキの当歳仔が5頭生まれたようです。
ニホンアナグマの母子家族が留守中に、親タヌキに引率されて遊びに来たタヌキの幼獣たちが我が物顔でセットを走り回ったり、巣穴を内見したりしています。
アナグマもタヌキも幼獣が追いかけっこをして遊ぶのは同じです。
しかし、アナグマと違ってタヌキの幼獣は取っ組み合いの格闘遊びはしないようです。
隣近所で暮らすアナグマとタヌキの幼獣同士が一緒に遊ぶことはさすがにないようで、まだ見たことがありません。
つづく→
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