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2019/04/23

河原の葦原で羽繕いするスズメ(野鳥)



2018年10月下旬

夕方の河原のアシ原でスズメPasser montanus)の群れが休んでいました。
もう塒入りする時間なのでしょうか?
しかし警戒心が強く、私がカメラのレンズを向けた途端に大多数のスズメは飛んで逃げてしまいました。

居残った個体が念入りに羽繕いを続けています。
葦の穂の陰になっているので、安心しているのでしょう。

私の背後で民家の番犬がうるさく吠え続けているので、撮影を早めに切り上げて退散します。


スズメ(野鳥)@河原:葦原+羽繕い


2019/04/22

川から助走して飛び立つカワウの群れ(野鳥)【HD動画&ハイスピード動画】



2018年11月上旬・午後16:17頃


▼前回の記事
川の浅瀬に集まって休むカワウとダイサギの混群(野鳥)

夕方の川に就塒前集合していたカワウPhalacrocorax carbo hanedae)とダイサギArdea alba)の混群が、次々と上流へ飛び立ち始めました。
川沿いの堤防を歩く通行人を警戒したのか、それとも集団塒に向かって自発的に飛び立ったのか、私には分かりませんでした。
近隣の採餌場から新たに続々と川に飛来するカワウとダイサギの群れが就塒前集合の頭上を飛び越えて上流に向かうので、先着組もその動き(流れ)につられた(誘われた)のかもしれません。
白と黒の大型水鳥が次々に飛び去る様子はなかなか壮観でした。
一羽だけ混じっていたアオサギArdea cinerea jouyi)も一緒に飛び立ちました。

カワウの飛び立ちを観察するのは初めてなので、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:55〜1:18)
群れから少し離れて単独で川に佇んでいた個体が、羽ばたきながら水面を上流へ向かって走り、8〜9歩でようやく離陸しました。
カワウの助走は、両足を揃えて水面に同時に付けてピョンピョン跳んでいることが分かり、とても奇妙で興味深く思いました。

バタフライ泳法の動きを連想しましたが、ヒトにはなかなか真似出来ない独特の走法かもしれません。
カワウは両足を同時に着かないと水かきがあっても体重を支え切れず水中に沈んでしまうのかな?
体の作りが潜水漁に適応しているカワウは、歩いたり走ったりするのが苦手なのでしょうか?
しかし過去に撮った映像を見直すと、カワウが地上を歩く際は、スズメのように両足を揃えてピョンピョン跳ぶのではなく、二足を交互に前へ出して普通に歩いていました。


ようやく飛び立ってもカワウは急上昇せず(できない?)、低空のまま上流へ向かっています。
後半は1/5倍速のスローモーションでリプレイ。



すぐには飛び立てず長い助走を必要とするのは、白鳥と似ています。
離陸が苦手なのは、大型で体重が重いからでしょう。
ただし白鳥の助走は足を交互に出して走る点がカワウと異なります。

▼関連記事
夕方の川から飛び立つコハクチョウのペア(冬の野鳥)

一方、ダイサギやアオサギなど大型のサギ類は、屈んだ足で地面(川底)を蹴りながら力強く羽ばたいて飛び立ち、助走なしですぐに離陸することができます。
ダイサギやアオサギがカワウと並走するように飛ぶこともありました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
実際にはもっと薄暗い条件でした。
光量不足だと動画撮影中にカメラのオートフォーカス(AF)が効きにくくなってしまいます。


2019/04/20

池の畔を歩いたり飛んだりするゴイサギ幼鳥(野鳥)



2018年8月下旬・午後15:39

ゴイサギNycticorax nycticorax)の幼鳥が池の岸の草むらをゆっくり歩き回っていました。
羽根の地味な斑点模様が見事な迷彩になっていて、じっとしていればまず見つからないでしょう。

茂みに隠れてしまったので私が対岸で横に少しずれると、幼鳥は石垣の上から池の水面を見ていました。
水中で泳ぐ鯉などの魚を目で追っているのでしょう。


最後は急に飛び去りました。
しつこいパパラッチに嫌気が差したようです。
飛び立ちのスローモーションは1/5倍速。


ゴイサギは夜行性なのですが、幼鳥は昼間も覚醒していて塒の周囲でチョロチョロと動き回り活動的です。
昼行性のヒトに例えて言えば、若者が夜遊びや夜更しをしているようなものでしょう。
逆に、ゴイサギの幼鳥がいつ寝ているのか、気になります。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ゴイサギ(野鳥)幼鳥@池畔:岸辺

2019/04/19

川の浅瀬に集まって休むカワウとダイサギの混群(野鳥)



2018年11月上旬・午後16:13

私がこれまで川で見かけたカワウPhalacrocorax carbo hanedae)は単独で活動する個体ばかりでしたが、今回は過去最大の群れを発見しました!
夕方の川で浅瀬に集まり、白鷺に混じって休んでいます。
白と黒の大型鳥が混群をなしているのは、なかなかの迫力がありました。
これは塒入りする前に一時的に集まる就塒前集合なのだと後に判明します。



見つけたカワウは計9羽で、決して大群とは呼べませんが、個人的には大興奮です。
欲を言えばもう少し近づいてから撮りたかったのですけど、警戒されたり逃げられてしまっては元も子もありません。

遠くの物陰から望遠レンズで狙います。
カワウはのんびり休んだり羽繕いしたりしています。
水面に浮いて下流にゆっくり流れる個体が1羽いました。
また、翼を大きく広げて濡れた羽根を乾かしている個体もいました。
ときどき尾羽を左右に振り振りしています。


▼関連記事
川の倒木で羽根を広げて乾かすカワウ(野鳥)

後半は、カワウの群れから下流に少し離れて堰の近くに単独で居る個体をしばらく狙ってみたものの、期待に反して潜水漁はしてくれませんでした


▼関連記事
川に潜って漁をするカワウ(野鳥)

一方、白鷺の正体はダイサギArdea alba)でした。
動画撮影中も新たなダイサギが続々とこの川に飛来します。
ダイサギとカワウは近くに居ても互いに無関心でした。

対岸の岩場で1羽のハクセキレイが鳴きながら♪跳び回っていますね。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→カワウの助走と飛び立ち



2019/04/18

河原の水溜りで採食するセグロセキレイ♂(野鳥)



2018年10月下旬・午後16:28

夕方の河原で1羽のセグロセキレイ♂(Motacilla grandis)がコンクリート護岸近くの浅い水溜りを歩き回っていました。
嘴でゴミをめくって餌となる水生昆虫を探しているようです。

この後、てっきり水浴びするかと期待したのですが、私が対岸で少し横にずれたら警戒して逃げられてしまいました。



2019/04/16

モミの木の落とし物を食べるハシボソガラス(野鳥)



2018年10月中旬

山麓の農村で民家のトタン屋根をハシボソガラスCorvus corone)が歩き回っていました。
ときどき何かを啄んで食べています。
望遠レンズを使ってもよく見えませんでしたが、気になる採食メニューを推理してみます。
まず、虫を食べているようには見えませんでした。
すぐ隣にモミの大木が聳え立っているので、枝から屋根に落ちた球果(マツボックリ)の種鱗を食べているのでしょうか?
それともモミの雄花が枯れて落ちたものを食べたのかな?(モミの花は5月に咲くらしい)
厳冬期ならともかく、実りの秋ですから周囲に食料は豊富にあるはずです。
それなのに、あまり美味しそうでもない針葉樹の落とし物をわざわざ食べているのが逆に興味深く思いました。
もしかすると好奇心旺盛な幼鳥が何でも味見していたのかもしれません。(嘴の中の色が見えず、幼鳥か成鳥か見分けられていません)

途中からもう1羽も屋根に飛来して2羽になりました。
最後は屋根の端から飛び降りました。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
いつものように手ブレ補正処理すると、画面の大半を占めるトタン屋根が規則的に繰り返す波型模様になっている影響でアルゴリズムが手ブレを上手く検出できず、不自然な映像になってしまいました。
諦めて手ブレはそのままでお届けします。


ハシボソガラス(野鳥)@トタン屋根/モミの木の下+採食
ハシボソガラス(野鳥)@トタン屋根/モミの木の下+採食

2019/04/15

夕方の河原で探餌するハクセキレイ♀♂の群れ(野鳥)



2018年10月下旬・午後16:20頃

夕方の河原でハクセキレイ♂♀(Motacilla alba lugens)の小規模な群れが集まっていました。
河原の石から石へ歩き回り、餌を探索しているようです。

背中が黒い個体が♂で、灰色の背中は♀です。
映像では最大で♀♂2羽ずつ登場します。
計4羽の家族群なのですかね?
互いに絶妙な距離を保っているため、どの個体に注目して(ズームインして)撮るべきか目移りしてしまいます。

嘴の動きを見るとときどき鳴き交わしているようですが、対岸から撮っているとよく聞き取れません。
動画編集時に音量を上げたら鳴き声が聞き取れるようになりました。

奥の草が茂っている所にはなぜか行かず、石だらけの河原で採食を続けます。
おそらく虫を探しているのでしょう。
石だらけの河原でハクセキレイは見事な保護色になっていて、じっとしていると見つけられません。

ハクセキレイが日没後どこに塒入りするのか、見届けたかったのですけど、私の方が時間切れになってしまいました。
カラスのようにハクセキレイも就塒前に川で行水したり水を飲んだりするのではないかと予想したものの、そのような行動は見られませんでした。


2019/04/13

針葉樹の梢で休むチゴハヤブサ(野鳥)



2018年10月中旬

針葉樹(樹種不明)の高木でチゴハヤブサFalco subbuteo)が1羽休んでいました。
梢の枯れた横枝に止まり、こちらを向いてキョロキョロ見回しています。

この日は生憎、安物のハンディカムしか持参しておらず、ズームの倍率不足でした。
かなり遠いのですが、下腹部が赤っぽい茶色なので、間違いなくチゴハヤブサでしょう。
いつも止まり木として利用しているお気に入りのヒノキの高木とは別の木に珍しく止まっており、いつもと逆の方角から撮りました。
この辺りでチゴハヤブサの姿を見かけたのは、この日が最後でした。

ただ遠くの樹上に居るのを通りすがりに撮っただけのスナップショットですし、映像のクオリティも低いので、ブログ限定で公開しておきます。
しかし定点観察してきた今季の終見日ということで、私にとっては資料的な価値があるのです。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

手ブレ補正処理すると、被写体の周囲がグニャグニャと歪んでしまいます。

2019/04/11

池で採食するハシビロガモ♀(野鳥)



2018年10月中旬


▼前回の記事
池のハシビロガモ♀(野鳥)

2羽のハシビロガモ♀(Anas clypeata)が互いに寄り添うように溜池の水面を泳ぎ回っています。

1羽が水面にプカプカ浮いていた黒くて丸い物体を嘴で咥えて拾い上げました。
もう1羽も興味を持って近寄ってきたものの、争奪戦にはなりませんでした。
水に浮くぐらい比重の軽い木の実のようですが、固くてハシビロガモの嘴では砕いて食べることができず、諦めて吐き捨てました。
素人目には何となくクルミ(あるいはトチ?)の実のように見えたのですけど、池畔にクルミの木は生えていません。

ハシビロガモは嘴の形が独特で、平べったくて大きなヘラのようです。
やがて、別な採食法を披露してくれました。
水面を遊泳しながら水中のプランクトンを嘴で濾し取って食べ始めました。

2羽のハシビロガモ♀は互いに離れないように一緒に行動しています。(母娘なのかな?)
カルガモも登場しますが、2種の鴨は互いに干渉することはありませんでした。


『フィールド版カモ類の観察:身近な水鳥の観察ガイド』でハシビロガモの食性について調べると、

集団でくるくる回りながら水面ちかくの植物プランクトンを濾しとる。ハシビロガモのくちばしはブラシのようになっていて、プランクトンを濾しとり易くなっている。あまりしないが、逆立ちをして水草を食べることがある。(p14より引用)


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

その後もときどきこの池を見に行ったものの、ハシビロガモは居なくなってしまい、二度と会えませんでした。
おそらく渡りの途中で中継地としてこの池に立ち寄り、一時的に翼を休めていただけなのでしょう。

♂に出会えなかったのが心残りです。

ハシビロガモ♀2(野鳥)@溜池+プランクトン採食
ハシビロガモ♀(野鳥)@溜池+木の実を味見
ハシビロガモ♀2(野鳥)@溜池+水面遊泳

2019/04/09

樹上で休むチゴハヤブサ(野鳥)



2018年9月中旬・夕方

ヒノキ高木の樹冠の枯れた横枝にチゴハヤブサFalco subbuteo)が止まって長時間休んでいます。
辺りをキョロキョロ見回しているだけです。
もし幼鳥なら親鳥が飛来して巣外給餌するだろうと期待した私は、結構粘って待ってみたものの、親鳥は現れませんでした。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


2019/04/07

飛翔前に脱糞するノスリ(野鳥)



2018年10月中旬

田んぼが広がる山麓の農村部で、刈田の方から飛来した猛禽類が電柱の天辺にフワリと着陸しました。
ノスリButeo japonicus)です。
顔が痒いのか、おもむろに片足を持ち上げ爪で顔を掻きました。
身震いすると嘴で羽繕いを始めました。
急に尾羽根を持ち上げ、白いペンキのような液状便を後方へ大量に噴射!
飛び立ち前に脱糞するのはよく見られる行動ですが、軽量化のためでしょう。
羽ばたきと滑翔を繰り返しながら飛び去る勇姿を我ながら上手く流し撮りできました。

排便および飛び立ちのシーンを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。


▼関連記事(4年前の撮影)
ノスリ(野鳥)の排泄と飛び立ち【ハイスピード動画】


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ノスリ(野鳥)@電柱
ノスリ(野鳥)@飛翔

2019/04/05

チョウゲンボウ♂をモビングするハシボソガラスの群れ(野鳥)



2018年10月下旬・くもりで風が強く、やや寒い夕方

田んぼの裏にある住宅地で、電柱の天辺に止まったチョウゲンボウ♂(Falco tinnunculus)が甲高い声で鳴いていました。
3日前にほぼ同じ場所で見かけたのと同一個体なのかもしれません。

▼関連記事
チョウゲンボウ♂の羽繕いと鳴き声(野鳥)♪
電線から脱糞後に飛び立つチョウゲンボウ♂(野鳥)

けたたましく鳴いているのは何事かと思いきや(秋に縄張り宣言があるのか?と想像したりしました)、ハシボソガラスCorvus corone)数羽の群れが次々に飛来し、天敵の猛禽類を追い払おうとモビング(擬攻撃)していました。
カラスの繁殖期がとっくに終わっている秋にモビング行動を観察したのはこれが初めてかもしれません。
短い攻防でしたが、映像の要所要所で1/5倍速のスローモーションにしたので、じっくりリプレイをご覧下さい。
堪らず飛び去ったチョウゲンボウと入れ替わるようにカラスが電線に止まりました。
逃げたチョウゲンボウは飛びながらも鳴き続けています。(警戒声? 遭難声(distress call)?)
ハシボソガラスのガーガー♪という濁った鳴き声も聞こえます。

騒ぎを聞きつけた近所のカラスが野次馬のように集まってきます。

今回とても興味深く思ったのは、一旦飛び去ったチョウゲンボウ♂がすぐに舞い戻って来てカラスに逆襲したことです。
電線に止まったハシボソガラスを背後から鉤爪で襲いかかる素振りを見せて威嚇しました。
猛禽類も鋭い嘴ではなく後脚の鉤爪で攻撃するのですね。
不意をつかれたカラスは身をすくめて空からの攻撃をかわしました。
一矢報いたものの、多勢に無勢のチョウゲンボウは結局、どこかへ飛び去りました。

カラスたちはお気に入りの止まり木として電柱を奪還したかったのではなく、あくまでもチョウゲンボウを縄張りから追い払いたくて嫌がらせをしていたようです。
その証拠に、チョウゲンボウが居なくなると、ハシボソガラスも電線から次々に飛び去りました。(戦線離脱)

※ 動画編集時に彩度を上げた結果、夕方の鉛色の空がやや夕焼け空に染まって見えています。
鳴き声が聞き取りにくかったので、音声を正規化してボリュームを上げました。


チョウゲンボウ♂(野鳥)@電柱

2019/03/26

池のハシビロガモ♀(野鳥)



2018年10月中旬

いつもはカルガモしか居ない溜池に、この日は珍しく新顔のカモが少数混じっていました。
冬鳥のカモが渡ってきたのでしょう。
帰ってから図鑑で調べると、初見のハシビロガモAnas clypeata)♀でした。
(池を見渡してもハシビロガモの♂が居ないのは不思議です。)

岸からカメラを向けている私を警戒したハシビロガモ♀が池の中央へ急いで泳ぎ去ります。
やがて首を後ろに曲げて嘴を胴体の羽毛に埋めると、目を瞑って休息姿勢になりました。
そこへもう1羽の♀が仲間に寄り添うように近づき、同じく休息姿勢になりました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→採食シーン


ハシビロガモ♀@溜池+遊泳
ハシビロガモ♀2@溜池+休息

2019/03/24

田園地帯の電線に就塒前集合するカラスの混群(野鳥)



2018年10月上旬・午後16:53〜17:01(日の入り時刻は午後17:10)

秋の夕暮れ時になると、線路沿いの電線に周囲の田園地帯からカラスが続々と集まってきました。
夜を過ごす集団塒に向かう前に、群れが待ち合わせする就塒前集合なのでしょう。

ハシボソガラスCorvus corone)とハシブトガラスCorvus macrorhynchos)の混群でした。
カーカーと喧しく鳴き騒いでいるカラスを眺めていると、鈴なりになった電線で陣取り合戦が行われているようです。
隣が混み合っているとフワリと飛び立ち、電線の空いたスペースに止まり直しています。
もつれ合うように小競り合いの空中戦になることもありました。

逆光のアングルになってしまいましたけど、カラスはシルエットが分かれば充分です。
やがてカラスは数羽の小群ごとに電線から離脱して、市街地の塒へ三々五々、飛んで行きました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2019/03/22

柳にツツドリ(野鳥)



2018年10月中旬
▼前回の記事(撮影順序は逆です)
柳でイモムシを捕食するツツドリ(野鳥)

平地の池の畔に立つ柳の木でツツドリCuculus saturatus)が休んでいました。
初めは横枝に止まってこちらを向いていたので、腹面の横縞模様がよく見えました。
(白い腹部の下面の横縞は足までに9本あるのがツツドリの特徴)
辺りをキョロキョロと見回すと、急に飛び立って上の枝に移動しました。
「尾は扇形で、白い小斑点がある」こともしっかり確認できました。

今度は柳の幹の二股になった所に止まり、背面を向けていました。
背面は地味な灰色で、背景に上手く溶け込んでいます。
初めからこの状態で静止していたら私には見つけられなかったでしょう。
どうやら私がカメラを向けているのが気に入らないようで、警戒したツツドリは再び飛び上がって上の枝に移動しました。
最後は枝葉の茂った梢に隠れてしまいました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ツツドリ(野鳥):腹面@柳枝
ツツドリ(野鳥):背面@柳枝

2019/03/19

電線から脱糞後に飛び立つチョウゲンボウ♂(野鳥)



2018年10月中旬

▼前回の記事
チョウゲンボウ♂の羽繕いと鳴き声(野鳥)♪

電線に止まったチョウゲンボウ♂(Falco tinnunculus)になかなか飛び立つ気配がないので、急いでカメラに一脚を取り付けました。
望遠レンズで見ている画面の手ブレがこれで少し安定しました。

相変わらず横を向いたり正面を向いたりと辺りをキョロキョロ見回しています。
頭を上下に動かす謎の行動も依然としてやっています。
不意に、尾羽根を持ち上げながら勢い良く脱糞しました。(@0.43)
糞は白っぽくて粘り気がありました。
離陸前の軽量化かな?と予想していたら案の定、ようやく電線から飛び降りました。
近所の農耕地や家庭菜園で何か獲物を見つけて狩りをしたのかもしれませんが、残念ながら見失ってしまいました。
頭と尾が灰色なので♂と判明しました。
翼の先は指状に開かず尖っていました。

排泄および飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみます。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2019/03/16

チョウゲンボウ♂の羽繕いと鳴き声(野鳥)♪



2018年10月中旬・午後15:44〜15:55・天気:小雨が降った後の曇り空

郊外の住宅地で猛禽類が甲高く鳴き続ける声が聞こえました。
鳴き声の主を探してみると、田んぼ(稲刈り後の刈田)に隣接した電線に小型の猛禽類が止まっています。
チョウゲンボウFalco tinnunculus)です。
ところが私が物陰からそっと望遠レンズを向けると、警戒したチョウゲンボウ♂は鳴き止んでしまいました。
獲物を狙っているのであれば電線から農地を見下ろしていそうなものですが、逆側の住宅地(および家庭菜園)の方を向いているのが不思議です。
横を向いたり正面を向いたり、キョロキョロ見渡していました。

電線に止まったチョウゲンボウが頭を上下に動かす謎の行動を繰り返しているのは、どういう意味があるのでしょう?
まるでご機嫌な音楽を聴いてそのリズムに乗っているような動きです。

やがて羽繕いを始めました。(@1:30)
小さ目の嘴で背中の羽毛を整えています。

ようやく頭を上下しながらキッキッキッキッ♪と甲高く鳴きました。(@1:45)
残念ながらすぐに鳴き止んでしまいました。
試しにこの鳴き声を声紋解析してみたものの、鳥までやや遠くて録音された音量が小さいためか(S/N比が悪い)、お見せできるほどきれいなスペクトログラムを得られませんでした。

『色と大きさでわかる野鳥観察図鑑』でチョウゲンボウの鳴き声を調べると、

キッキッキッ(繁殖期。非繁殖期はほとんど鳴かない。)(p51より引用)
と書いてありました。
繁殖期はもう終わっていますから、囀りさえずりではないはずです。
縄張り宣言なのか、それとも若鳥が親鳥に餌乞いしているのですかね?


ちなみに、遠くから救急車のサイレン♪が聞こえても、電線で休むチョウゲンボウは無反応でした。(編集でカット)

※ 動画編集時に自動色調補正を施し、音声を正規化して音量を上げています。

再び鳴いてくれるのを待ちながらチョウゲンボウが飛び立つまで記録するつもりで手持ちカメラによる長撮りを続けました。

しかし10分間で私の筋肉が限界を迎えました。
急いでカメラに一脚を取り付けることにします。

つづく→電線から脱糞後に飛び立つチョウゲンボウ♂(野鳥)


チョウゲンボウ♂(野鳥)@電線
チョウゲンボウ♂(野鳥)@電線+羽繕い

2019/03/12

柳でイモムシを捕食するツツドリ(野鳥)



2018年10月中旬

溜池の畔にある柳(種名不詳)の梢に見慣れない鳥が止まっていました。
胸に独特の縞模様があり、カッコウの仲間か小型の猛禽類か迷いました。
この季節(秋)にカッコウなんて…?と不思議に思いつつ図鑑で調べると、カッコウ科のツツドリCuculus saturatus)でした。

柳の葉に居た黄緑色のイモムシ(種名不詳)を目ざとく見つけたツツドリは、すかさず捕食しました。
幼虫が暴れても構わずに丸呑みすると、食後は嘴を目の前の枝に擦り付けます。
その後すぐ下の小枝に止まった赤トンボに対しては、捕食行動を起こしませんでした。(@1:15)

どうやらツツドリは私に望遠レンズで撮られていることを嫌がっている(警戒)ようで、柳の枝伝いに少し下りて茂みの陰に隠れてしまいました。(池の向こうに飛び去ったかも?)
ツツドリと言えば特徴的な鳴き声が有名ですが、撮影中には全く鳴きませんでした。
余談ですが、柳の小枝のあちこちに丸い虫こぶが見えます。

帰宅後に図鑑で調べると、夏鳥のツツドリが秋になって渡去する途中だったようです。
蛾の幼虫(イモムシ、毛虫)を好んで食べるそうです。

高木清和『フィールドのための野鳥図鑑:野山の鳥』でツツドリの生態を調べると、

春と秋の渡り期は、公園の雑木林や桜並木に毛虫を食べにくる。
食性:昆虫類、幼虫(主に蛾類)(p38より引用)


一方、叶内拓哉『山渓フィールドブックス4:野鳥』によると、

(ツツドリは)夏鳥として渡来。
樹上でガの幼虫などの昆虫を食べる。小鳥類の好まない毛虫も食べる点にカッコウ類の特色がある。
春秋の渡りの時期には、市街地の公園などでしばしばカッコウ類が見られるが、その多くはツツドリである。(p237より引用)


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→柳にツツドリ(野鳥)



【追記】
餌食となった幼虫を映像から同定できるほど細かな特徴がよく見えないのですが、柳を食す緑色のイモムシということで、例えばコムラサキの幼虫などが候補として考えられます。
現場近辺の柳の灌木で同時期にトビネオオエダシャクの幼虫を見かけましたが(映像公開予定)、今回のイモムシには縞模様が無いので除外できます。


ツツドリ(野鳥)@柳梢+?(蛾)幼虫捕食

2019/03/10

田んぼに実った稲穂を採食するキジ♂(野鳥)



2018年10月中旬

私が田園地帯の農道を歩いていたら、目の前をキジ♂(Phasianus versicolor)が横切り、田んぼへ駆けて行きました。
畦道をトコトコ歩き用水路を跳び越える姿は、繁殖期よりもほっそりした体型に見えます。(秋に換羽するのかな? 若鳥?)

一部の田んぼでは稲刈りがもう始まっていますが、このキジ♂は未だ稲刈り前の区画に向かうと、黄金色に登熟した稲穂を畦道から啄み始めました。
キジがイネ(米)を加害すると知らなかった私は、初めて見るシーンにとても興奮しました。
背の高いキジはスズメのように稲穂に飛びつく必要はありません。
首を少し伸ばせば届く高さに稲穂が頭を垂れるように実っています。
嘴で稲穂をくわえると、引き千切るように採食しています。
畦道を少しずつ歩きながら美味そうに採食を続けます。

ときどき食事を中断すると田んぼから一段高い畦道に登り返したり、背伸びをして辺りを見回したりしました。
縄張り宣言の母衣打ちするかと期待したのですが、一度もやりませんでした。
隣の田んぼに移動すると、稲穂の採食を再開。

食べ放題のパラダイスのはずなのに、食事中のキジはなぜか慎ましく畦道に留まり、田んぼの中央部には決して侵入しない点が興味深く思いました。
キジの習性として、なるべく視界が開けた環境の方が安心するのでしょうか?
しかし上空に飛来したカラスが鳴いた途端にキジ♂は警戒し、稲穂の茂みに慌てて身を隠しました。(@5:17)
稲作農家がキジによる食害を防ぎたいのであれば、こうした観察事例が対策のヒントになるかもしれません。

▼関連記事キジ♂(野鳥)とハシボソガラスは仲が悪い?
この辺りの田んぼには夏から秋にかけて鳥よけカイト(フクロウ型およびタカ型の凧)があちこちに何個も設置されていました。

▼関連記事
水田を鳥害から守る鳥追いカイト(フクロウ型の凧)
鳥追いカイトは田んぼのスズメ対策に有効か?(野鳥)
ところが稲刈りが始まると鳥よけカイトは全て撤去されてしまい、キジに対する防鳥効果は不明です。
少なくとも、鳥追いカイトが飛んでいる真下の田んぼでキジが悠々と稲穂を啄んでいるというシーンは観察していません。

ちなみに、今回のキジが採食していた田んぼは、鳥追いカイトが設置されていなかった区画でした。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


藤岡正博、中村和雄『鳥害の防ぎ方』によれば、キジは国鳥なのに狩猟鳥に指定されています。

・キジによる被害はそれほど深刻ではなく、「野菜、マメ、水稲、飼料への被害がある(農作物以外には全国的な統計はない)」(p17表3「日本における有害鳥類」より)
・イネ(水稲)を加害する主な鳥は、スズメ、カラス、ハト、カルガモです。これらの鳥による被害は、種子の播種・出芽期と登熟期に発生します。 (p188より引用)



キジ♂(野鳥)@田んぼ+稲穂採食
キジ♂(野鳥)@田んぼ+稲穂採食

2019/03/07

川で潜水漁を繰り返すカイツブリ(野鳥)



2018年10月上旬


▼前回の記事
カルガモの群れに混じって川面の岸辺で休むカイツブリ(野鳥)

やがて警戒を解いたカイツブリTachybaptus ruficollis)は、対岸でカメラを構えている私から距離を保ちながらも、川面をせかせかと縦横無尽に泳ぐようになりました。
勢いを付けて水中に潜ったのは、小魚や水生昆虫を捕食するためでしょう。
潜水して川面に波紋が広がると、次にどこで浮上するか予想できず、神出鬼没です。
水中で結構長い時間、息を止めていられるようで、見失ってしまいます。
初めは川岸近くで潜水していたカイツブリは、やがて川の中央でも潜水するようになりました。

潜水直後に獲物を何も捕らえていないことが多く、ここはどうも、あまり獲物の豊富な漁場ではなさそうです。
後半で浮上した際にようやく嘴に何か細長い黒っぽい獲物を咥えているのが見えました。(@1:54、2:20)
遠いので獲物の正体は不明です。
運良く再浮上まで記録できた映像を見直すと、潜水時間は最長でなんと46秒間でした。


余談ですが、カイツブリの学名は属名Tachybaptusが「早く潜るもの」という意味で、種小名ruficollisが「赤い頸の」という意味らしく、名は体を現す良い学名ですね。(大田眞也『田んぼは野鳥の楽園だ』p151-152より)


また、この動画では同じ川に生息するカルガモとカイツブリが登場し、潜水ガモと陸ガモ(淡水ガモ)の体型を比較することができます。
カイツブリは潜水ガモなので水に浮かんだときに尻の部分に丸みがあり、陸ガモ(淡水ガモ)のカルガモは尻の部分は上にはね上がったようになっているらしい。
参考:『ヤマケイジュニア図鑑3:鳥』p102 

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



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