2019年8月中旬・午後12:10頃・晴れ
アメンボの♀♂カップルは葉の上を歩くと最後はピョンと跳び下りて池の水面に戻りました。
風で波打つ水面を滑るだけでなく、ピョンピョン跳ねて移動して行きます。
ところがしばらくすると、別のスイレンの葉に再び打ち上げられてしまいました。
風で荒れる水面から自発的に避難したのかな?
アメンボも大シケだと船酔いしたりして…?
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♀は、産卵の準備ができた個体だけが調査地内に現れ、出現直後には♂とペアを形成した。♀が現れてからペアを形成するまでの過程は、残念ながら断片的な観察しかできなかった。ペアはあちこち移動を繰り返してから産卵したが、その際、既に産みつけられた卵塊の脇を産卵場所として選ぶ傾向が強かった。産卵そのものに要する時間はきわめて短く、せいぜい1〜2分程度であった。産卵が終了すると♀♂は離れ、♂は再び活発な活動を始めたが、♀はしばらくその場で浮かんでいることが多かった。産卵後の♀が翌日以降に再び発見されることはなかった。(下山2001より引用)
一般に両生類の♂は繁殖期間中は水中に留まり、♀の到着を待つ。一方、♀は産卵直前の状態で産卵場所に現れ、産卵をすますとすぐに上陸してしまう。(中略)(アカガエル類の:しぐま註)産卵は1分ほどで終わり、♂はすぐに抱接を解いて♀から離れる。(倉本ら2000より引用)
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排水パイプ上の2か所に初期巣を試作している。 |
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