2024/10/12

初冬の水場で水を飲むホンドタヌキ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2023年12月上旬・午前4:10頃 

里山で湧き水が溜まった浅い泉を自動撮影カメラで見張っていると、未明にホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が単独で現れました。 
動画の冒頭から冷たい池の中に足を漬けて水を飲んでいました。 
水面をちょっと舐めただけで左岸に上陸し、左上に斜面を登って行きました。 

水浴するにはさすがに寒すぎるのでしょう。 
イタチのように池畔で冬眠中のカエルを狩るかな?と期待したものの、タヌキは水を少し飲んだだけで立ち去りました。 


山中の池畔で採食する初冬のヤマドリ♀♂【野鳥:トレイルカメラ】

 

2023年12月上旬・午前8:30頃 


シーン0:12/6・午後12:13・晴れ(@0:00〜) 
明るい日中にたまたま撮れた現場の様子です。 
里山で湧き水が貯まった浅い泉に来る野生動物を自動センサーカメラで撮影しています。 
画面の左外にある崖から湧き水が池に流入し、右へ流出してから斜面を下って沢の源流となります。 
野生動物がよく来る左岸を監視します。 
周囲の雑木林から舞い散る落ち葉が池の中にたくさん溜まっています。 


シーン1:12/9・午前8:25・晴れ(@0:04〜) 
晴れた朝にヤマドリ♂(亜種キタヤマドリ:Syrmaticus soemmerringii scintillans)が現れました。 
ヤマドリの♂は尾羽根がとても長くて立派です。 
水場に立ち寄って水を飲んだり水浴びしたりするかと期待したのですが、対岸を左から右へ横切りました。 
画面の右端付近で立ち止まると、落ち葉に覆われた地面を啄み始めました。 
小さな虫や種子などを採食しているのでしょう。 


シーン2:12/9・午前8:28・晴れ(@0:40〜) 
約1分40秒後にトレイルカメラが再び起動すると、画面左に立つミズナラの木の根際にもう1羽のヤマドリ♀が来ていました。 
♀の尾羽根は短いです。
ヤマドリの♀♂つがいがつかず離れず採食しているのでしょう。 
雌雄2羽が同時に撮れたので、尾羽根の長さの違いを見比べることができます。 


シーン3:12/9・午前8:32・晴れ(@1:41〜) 
約3分後、ヤマドリは1羽だけ(♀?)写っていました。 
常緑のスギ枝葉の陰で採食を続けていました。 
パートナー♂は、画面奥の林道の方へ移動したようです。 


この水場でヤマドリの監視映像を初めて明瞭に撮れました! 
フルカラーで録画できなかったのが残念です。 


関連記事(1年前の撮影)▶  


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


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2024/10/11

越冬用営巣地に侵入したホンドタヌキに突進して追い払うニホンアナグマ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年12月上旬・午後20:55頃


シーン1:12/4・午後20:53・気温-1℃(@0:00〜) 
平地の落葉した二次林でニホンアナグマMeles anakuma)が越冬する営巣地(セット)にある晩、ホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が単独で現れました。 
画面の右に行きかけたタヌキが左を振り返ってじっと見ています。 

やがて、巣穴の主である丸々と太ったアナグマが左から登場しました。 
異種の2頭が少し離れて対峙しています。 
暗闇で互いに相手の姿をどのぐらい見えているのでしょう? 
視覚ではなく嗅覚で相手の存在を認識しているのかもしれません。 

巣穴の主であるアナグマの方がやはり強気で、侵入者タヌキに向かって突進しました。 
しかしアナグマは本気で喧嘩(格闘)するつもりはなくて、威嚇してタヌキを追い払うだけのつもりだったようです。(ブラフのブル・チャージ) 
アナグマの剣幕に驚いたタヌキは慌てて右へ逃走しましたが、アナグマはそのまま巣穴Rに入りました。 
タヌキに突撃しようとしたら、目の前に巣口Rが現れて減速したのかもしれません。 
アナグマは巣口Rの右で座って地面に尻を擦り付け、縄張りを主張する匂い付けを行ったようです(スクワットマーキング)。 
次に、タヌキが居た地点で残り香を嗅ぎ回っています。 
侵入者を深追いすることはありませんでした。 


シーン2:12/4・午後20:53(@1:00〜) 
アナグマがタヌキに向かって突進する様子は、別アングルでも同時に撮れていました。 
おそらくタヌキがセットに侵入した気配を感じて巣穴Lから外に出てきたのでしょう。 
あるいは、外出からセットにちょうど戻ってきたアナグマがタヌキと鉢合わせしたのかもしれません。)

アナグマの個体識別ができていませんが、ここで出産育児した♀(右目<左目)でないことは確かです。 
アナグマはタヌキに向かって黙って突進し、威嚇の鳴き声を発していませんでした。 (奇襲攻撃?)



シーン3:12/4・午後20:58・気温0℃(@1:26〜) 
4分後に何者かが画面の左端を左へ立ち去りました。 
さっき逃げたタヌキがこっそり戻って来たのかもしれません。 


【考察】
生活圏が重なるニホンアナグマとホンドタヌキは、この二次林や餌場、溜め糞場などで頻繁にニアミスして互いに顔馴染みのはずです。 
縄張り内をそれぞれ匂い付け(マーキング)しているので、その匂いでも互いに認識しているはずです。 
実際にニアミスしたシーンをしっかり撮れたのは初めてかもしれません。 


晩秋の夜に水場で人魂のようにトレイルカメラに写る怪奇現象の正体は造網性クモ?【蜘蛛:暗視映像】

 

2023年11月下旬・午後18:30頃 

山中の水場に来る野生動物をトレイルカメラで見張っています。 
ある晩、レンズの近くで造網性クモが活動を始めました。 
レンズに対して近過ぎるため、クモにピントが全く合わず(奥ピン)、ブヨブヨした不定形の奇妙な物体が下から上に登ってきたように見えます。 
暗視カメラの赤外線を至近距離から強く反射しているため、火の玉や人魂のように光りながら空中で揺れています。 
途中で謎の物体が大小2つに分裂しました。 
クモが粘着性のある横糸を張りながら粘液を足したのでしょう。 
気温が下がって虫も減った晩秋にもクモがまだ網を張っていることが分かります。

過去にもトレイルカメラに同様の現象がたまに写っていたのですが、造網性クモが張った横糸の粘球が赤外線に反射しているのだろうと想像していました。 
今回の映像で分かったことは、クモ自身がレンズの至近距離で動くとピンぼけで歩脚すら写らず、ブヨブヨした光る塊として見えてしまうことがある、ということです。 


関連記事()▶  


トレイルカメラの原理上、変温動物のクモがいくら動いてもセンサーは反応しないはずです。 
しかし旧機種のトレイルカメラは風揺れなどによる誤作動が多く、そのときたまたまクモが写っていたのでしょう。 
夜の山林で宙に浮かぶ謎の粘球が熱を帯びているとしたら、あるいはクモ自身が発熱しているとしたら、それこそ大発見(スクープ映像)です。 
念のためにサーモグラフィカメラで撮ってみたくなります。
新機種のトレイルカメラに切り替えると、センサーが優秀で誤作動が減ったので、この怪奇現象?が撮れる頻度は減ることが予想されます。

2024/10/10

初冬の水場で夜中に獲物を狩るニホンイタチ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年12月上旬

シーン0:12/6・午後12:13・晴れ(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたま撮れた現場の状況です。 
里山で湧き水が貯まった浅い泉に来る野生動物を自動センサーカメラで撮影しています。 
周囲の雑木林から舞い散る落ち葉が池の中にたくさん溜まっています。 
画面の左から湧き水が流入し、右へ流出してから沢の源流となります。 
野生動物がよく来る左岸を監視しています。


シーン1:12/10・午前2:01(@0:04〜) 
初冬の深夜にニホンイタチMustela itatsi)が水場の岸辺に登場しました。 
翌日に現れたホンドテンと比べると、イタチは体が小さいです。(映像公開予定) 
左に移動しながら、崖の岩と岩の隙間や根際の穴を丹念に覗き込んで物色しています。 
その甲斐あって、イタチは何か獲物を咥えてから右上に少し運びました。 
残念ながら後ろ姿でよく見えませんが、その場で捕食したようです。 
しかもカメラの電池が消耗していたせいで録画が途中で終わってしまい、獲物を食べ切るまで見届けられませんでした。 

狩りの瞬間を1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:22〜) 
1.5倍に拡大した上で再度リプレイ。(@0:42〜) 

イタチが狩った獲物は何でしょうか?
野ネズミがまず思いつきます。
しかし、天敵に襲われた野ネズミは必死で素早く逃げようとするはずでは?と素人考えでは思ってしまいます。 
獲物が逃げようとしたり反撃したりした様子がないので、変温動物ではないでしょうか。 
越冬中のカエルやサンショウウオの可能性が高いのでは?と勝手に推理しています。 



シーン2:12/10・午前2:03(@1:45〜) 
約1分10秒後にトレイルカメラが再び起動しました。 
イタチは狩りの成功体験に味をしめたようで、さっきと同じ地点の穴で次の獲物(二匹目のどじょう)をしつこく探していました。 
最後は諦めて、池畔の崖を左上に登って行きました。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 



つづく→



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ダイサギの群れは池で死んだアオサギを弔うか?(野鳥)

 



2023年10月上旬・午後14:30頃・くもり 

溜池にダイサギArdea alba)の群れが集まっていました。 
この夏は日照り続きで、この溜池は干上がりかけていたのですが、秋に雨が降るようになって水位がやや回復しました。 
池の中に散開したダイサギの多くは、ただ佇んでいるだけでした。 
優雅に歩き回って獲物を探し回り、立ち止まって羽繕いする個体もいました。 

対岸の泥濘に横たわっているアオサギArdea cinerea jouyi)の死骸に気づいているはずなのに、ダイサギは興味がない(あるいは恐れている?)ようで、あまり近寄ろうとしませんでした。 (※追記参照)
鳥が仲間の死を悼むとは思えませんが、もしも同種のダイサギの死骸だとしたら、何かしらの感情的な行動を示したでしょうか? 
ダイサギが共食いしたり屍肉を直接食べたりするとは考えにくいです。 
アオサギの死骸にはハエ♀がすぐに集まって卵を産み付けているはずですから、屍肉を食べて育つウジ虫などをダイサギがついばみに来るのではないか?と期待しました。 
池の水かさがもう少し増して死骸が水に浸れば、死骸の周囲に小魚が集まり、それを食べにダイサギが集まるかもしれません。
しかし、そのような二次的な捕食行動も見られませんでした。 
溜池に忍び寄る私の存在に薄々気づいてダイサギたちは警戒しているのかもしれません。 

動画の前半で手ブレが酷かったのは理由があります。 
警戒心の強いダイサギに見つからないように、池畔に繁茂するクズの藪の隙間に腕を伸ばしてカメラを挿し込み、こっそり隠し撮りしたからです。 
もっと良い撮影アングルを求めて私がそっと移動した途端に気づかれてしまい、ダイサギの群れは一斉に飛んで逃げてしまいました。 
6羽と3羽の群れに別れて飛び去ったダイサギは、隣接する刈田に降り立ち、今度は落ち穂拾いを始めました。(映像公開予定?) 

その後もときどき定点観察に通ったのですが、溜池の泥濘に放置されたアオサギの死骸に(遠目では)変化はありませんでした。
死骸に近づくスカベンジャーの足跡も泥濘には残っていませんでした。
底なし沼のように深い泥濘に阻まれて、スカベンジャーも死骸に辿り着けないのでしょうか?
ところが、ある日突然、アオサギの死骸が忽然と無くなっていました。 
大型のスカベンジャーが全く来ないのなら、アオサギの死骸が虫に食べられて完全に白骨化するまで待って採集したかったのですが、残念ながらそれも果たせませんでした。

無人カメラを設置して、何者がアオサギの死骸を食べたり持ち去ったりするのか、スカベンジャーの活動を撮影してみたかったです。
残念ながら、手持ちの機材は他のプロジェクトで全て出払っていて使えませんでした。 
底なし沼の可能性が怖くて死骸に近づけず、この現場に監視カメラを設置するのがきわめて難しい、という理由もありました。
トレイルカメラに任せられないとなれば、昔ながらの撮影方法に回帰するしかありません。
池畔にブラインドを張って私自身が死骸をじっくり見守り、隠し撮りするべきでした。


※【追記】
アオサギの死因がたとえば鳥インフルエンザ・ウイルスの場合はダイサギにも感染するリスクがありますから、屍肉食性ではないダイサギがアオサギの死骸に近寄らないのは適応的な行動と言えるでしょう。


【追記2】
哺乳類(チンパンジー)についてですが、ごく僅かな死臭に対しても無意識に忌避することが実験的に確かめられたそうです。




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2024/10/09

アナグマが越冬する営巣地に1〜4頭で通う晩秋のホンドタヌキ:11月下旬〜12月上旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年11月下旬〜12月上旬 

シーン0:11/23・午前11:48・気温25℃(@0:00〜) 
シーン0:11/23・午後12:14・気温26℃(@0:04〜) 
明るい時間帯にたまたま撮れた現場の様子です。 
平地の落葉した二次林でニホンアナグマMeles anakuma)が掘った越冬用巣穴(セット)をトレイルカメラ2台で監視しています。 
しかし、この時期は1台の調子が悪くて(バッテリー切れ?)ほとんど撮れていませんでした。 
近所に住むホンドタヌキNyctereutes viverrinus)家族が縄張りを日夜巡回するついでにアナグマのセットをうろつく様子をまとめました。 
特筆すべき事件や行動や個別の記事にしたので、その残り物です。 


シーン1:11/24(@0:08〜) 
タヌキが単独で登場。 


シーン2:11/25(@1:00〜) 
タヌキが1〜2頭で登場。 


シーン3:11/26・午後16:29・気温5℃(@2:00〜) 
計4頭のタヌキが登場。 


シーン4:11/27・午後16:48・気温9℃(@3:27〜) 
真っ暗な日没後に単独で登場。 
日の入り時刻は午後16:25。 


シーン5:11/28・午前7:28・気温3℃(@3:34〜) 
薄く霧がかかる朝にペアで来たタヌキのうちの1頭がいつの間にかアナグマの巣穴Rに潜り込んでいたようです。(入巣Rシーンは撮り損ね) 
アナグマの留守中に巣内を内見して帰りました。 


シーン6:12/2(@4:07〜) 
夜明け前にペアで来たタヌキの片方が身震いしてからアナグマの巣穴Rへこっそり侵入しました。 
内見を済ませてすぐに外へ出てきました。(出巣Rシーンは撮り損ね) 
しばらくすると、もう1頭のタヌキが合流して、計3頭になりました。 


シーン7:12/4(@6:54〜) 
うっすらと朝霧が立ち込める早朝に計4頭のタヌキが一緒に現れました。 
アナグマが越冬する巣口Rの匂いを長々と嗅ぎ回るものの、今回は侵入しませんでした。 

寒い初冬になると、群れで行動するタヌキも全体的にぼんやりしていて活動性が低い印象です。 
相変わらずタヌキを個体識別できていませんが、毛並みが明るい茶色の個体は若く、白髪混じりの焦げ茶色をした2頭が親ダヌキだろうと考えています。
排尿行動を見ない限り、私にはタヌキの性別を見分けられません。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


アナグマの溜め糞場に来ていたハサミムシ

2023年10月中旬・午後14:30頃・くもり 

平地のスギ防風林にあるニホンアナグマMeles anakuma)専用の溜め糞場stmpを定点観察しています。 
捨てられたまま長年放置された手押し車の錆びたフレームの中に、黒い泥状の新鮮な糞が残されていました。 
溜め糞をほじくって中に潜んでいる糞虫などを調べるべきだったのですが、この日は写真を撮っただけで済ませました。 

アナグマの溜め糞stmpに群がっていた常連客のベッコウバエ♀♂(Dryomyza formosa)は、私が近づくとほとんどの個体が飛んで逃げました。
撮れた写真を見直すと、珍客のハサミムシも糞塊の上に来ていることに初めて気づきました。 ※
ハサミムシの食性は糞食性ではなく肉食性(捕食者)だと思われますが、いつか実際に食事中の口元を動画で接写してみないことには気が済みません。 
約3m離れた地点にあるタヌキ専用の溜め糞場でも夏にハサミムシが来ていたのを観察しています。 



腹端にある鋏の形状から、今回の個体もおそらくヒゲジロハサミムシAnisolabella marginalis)ではないかと思うものの、触角の先端近くが白いかどうか、写真でははっきり見えません。
(もっと拡大して撮りたいところですが、そもそも私はハサミムシの存在に気づいていないのです。)


※ 鬱蒼と育ったスギ林の林床は昼間でもかなり暗いので、肉眼ではどうしても小さな虫を見落としがちです。 
強力なライト(照明)を持参するのが良いのかもしれませんが、明るい光で照らしたら虫が逃げてしまいそうな気もします。 


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休眠越冬する場所を間違えたウラギンシジミ

 

2023年11月下旬・午前11:25頃・くもり 

遅い初雪が数日前に降ったばかりの里山で山道を登っていたら、落ち葉の上に真っ白な蝶が止まっていました。 
よく見るとウラギンシジミCuretis acuta paracuta)でした。 
閉じた翅を横に寝かせて翅裏を見せています。 
翅裏が白く(銀色に)目立つので、天敵の捕食者に対して保護色の効果は全くありません。 
曇天ですから、日光浴ではありません。 
本種は成虫で越冬することが知られているのですが、実際に冬に見たのは初めてで感激しました。 

動画を撮りながら落ち葉ごとそっと拾い上げると、ウラギンシジミは葉裏にぶら下がる姿勢になりました。 
落ち葉を裏返しても、ウラギンシジミは飛んで逃げるどころ全く動きません。 
私の体感では別に寒くなかったので、変温動物のウラギンシジミが低温で動けなくなっていただけ、という可能性はないと考えてしまいました。 
今思うと、登山中で私の体温が上がっていただけかもしれません。 
横着しないで現場の気温を測るべきでしたね。 

落ち葉の表側はまだ緑色で、葉の形状から樹種はおそらくマンサクだと思います。 
マンサクの中でも東北地方の日本海側に分布する変種マルバマンサクかもしれませんが、葉に虫食い穴が多くて私には自信をもって見分けられませんでした。 
ウラギンシジミ幼虫の食草はマメ科の植物らしく、マンサクとは関係ありません。

周囲は雑木とスギの混交林です。
マンサクの葉がまだ枝についていたときにウラギンシジミが越冬のために葉裏の葉脈(中肋)に止まり、そのまま一緒に落葉したのだろうと推測しました。
この個体は、落葉樹の葉裏という不適切な越冬場所を選んでしまったようです。 
ウラギンシジミの性別を判定するには翅表の斑紋を見る必要があるのですが、無理に触れてみて越冬前に体力を無駄に消耗させるのも気の毒だと思って自重しました。 
撮影後は落ち葉ごとその場に放置しましたが、根雪が積もる前に一度休眠から目覚めて安全な越冬場所に移動しないと、深い雪に埋もれて凍死・圧死してしまうでしょう。
山道を更に少し登ると、遅い初雪が日陰にちらほらと残っていました。 

昔に読んだ本『葉の裏で冬を生きぬくチョウ: ウラギンシジミ10年の観察 (わたしの研究 6)』がとても面白かったのを覚えています。 
私も実際に冬越しの様子を定点観察してみたいのですが、当地(北国、雪国)では滅多に見られない種類のチョウです。
・典型的な暖地性のチョウで、日本では本州以南に分布。 
・成虫で越冬し、春先にも見られることがある[5]。 (wikipedia:ウラギンシジミより引用)
これから地球温暖化が進行すると、ウラギンシジミの生息域が北進して当地でも数多く見られるようになると予想されます。
私が子供の頃は、ウラギンシジミは憧れの蝶で一度も見た記憶がありません。


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2024/10/08

越冬用巣穴で小競り合いの後にスクワットマーキングするニホンアナグマ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年12月上旬 

シーン0:12/4・午後12:59・くもり(@0:00〜) 
シーン0:12/4・午後13:45・晴れ(@0:04〜) 
明るい日中にたまたま撮れた現場の状況です。 
平地の落葉した二次林にあるニホンアナグマMeles anakuma)の越冬用営巣地(セット)を新旧2台旧機種のトレイルカメラで見張っています。 
画面の奥に見える常緑の低い茂みはヒメアオキの群落です。 


シーン1:12/7・午前2:03(@0:07〜) 
深夜に左からゆっくり登場したアナグマ♂aが巣口Lの手前でぼんやり佇んでいます。 
素人目には顔つきが♂に見える(鼻面が短い)のですけど、どうでしょうか? 
ようやく左に引き返したところで、奥のヒメアオキ群落の奥に侵入者(別個体♂b)の白く光る目が右に動いています。 
手前のミズキ灌木の陰でアナグマがガルルル…♪と鼻を鳴らすような唸り声を発しました。
(鳴き声の主が♂aとは限りません。) 

画面奥の常緑ヒメアオキの茂みの奥から右に回り込んで獣道を駆けてきたのは、アナグマ♂bでした。 
セットに接近してきた侵入者♂aを巣穴の主♀が追い払ったのだと思います。 
アナグマの♂が♀の巣穴に夜這い(求愛)をするには時期が早すぎます。 
初冬のこの時期は、越冬用の巣穴を奪い合う争いがあるのでしょうか? 
残念ながら、同じシーンを別アングルの監視カメラでは撮れていませんでした。 


シーン2:12/7・午前2:04(@0:59〜) 
セットに駆けつけたアナグマ♂bがそのまま左へ行く途中で、巣口LRの中間地点の地面にスクワットマーキングしました。 
匂い付けで縄張りを主張したことになります。 


シーン3:12/7・午前2:07(@1:13〜)
ところが、約2分半後に2頭のアナグマが前後して獣道を右上奥へノソノソ立ち去る姿が写っていました。 
この2頭は敵対関係ではないということは、当歳仔(とうさいご)の兄弟なのかな?と素人が勝手に想像しています。 
通りすがりにオニグルミ立木の横に2頭が続けてスクワットマーキングして行きました。 


シーン4:12/7・午前2:10(@1:28〜) 
約3分後にまた左からアナグマが登場しました。 
おそらく巣口Rから外に出てきて周囲の様子を窺っているのでしょう。 
この個体は顔つきが♀のように見えます。 
巣口Lで立ち止まり、立ったまま後足で痒い腹を掻きました。 
そのまま巣穴Lに入るのではないか?と予想したのですが、カメラの電池が消耗していててそこまで見届けられませんでした。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 
※ 鳴き声が聞き取れるように、音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


最近も外出から戻った2頭のアナグマが巣口R付近で小競り合いしてから入巣Rする謎の行動が記録されていました。

夜の森で各々がうろついていて、たまたまセット付近でニアミス(鉢合わせ)したときに、視力が悪いアナグマはびっくりして喧嘩腰に誰何してしまうのかもしれません。(誤認闘争?) 


林床に散らばるアケビ果実の断片は誰の仕業?【食痕・フィールドサイン】

2023年10月中旬 

ニホンアナグマが営巣する平地の二次林を探索していたら、林床にミツバアケビ果実の断片が散乱していました。 
野生動物が果肉を食べた後の食べ残し(食痕)のようです。 
苦い果皮はちぎられただけで、甘い果肉および種子はほとんど食べられていました。 
どこか近くの藪に生えたミツバアケビの蔓から熟した果実だけをもぎ取って運び、食べ残し(残渣)を捨てて行ったのでしょう。 


トレイルカメラで長期間監視したおかげで、この二次林には様々な哺乳類が生息していることが分かっています。 
その中で果実食をする者として、ホンドテンMartes melampus melampus)、ハクビシン(白鼻芯、白鼻心;Paguma larvata)、ニホンザルMacaca fuscata fuscata)などの仕業と予想されます。 
テンが排泄した糞の中にアケビの種子が未消化のまま残されているのを山中で観察したことがあります。 

ニホンザルがアケビを食べたらしい傍証(食痕)は次の動画に示されています。 
関連記事(約2週間前の撮影)▶ 路上でクリの落果を拾い食いするニホンザルの群れ 


ホンドタヌキNyctereutes viverrinus)やニホンアナグマMeles anakuma)も雑食性なので、アケビの果実に手が届けば、もしかしたら食べるかもしれません。 
タヌキやアナグマが残した溜め糞の中にミツバアケビの種子が未消化のまま排泄されるかどうか、糞内容物を調べる必要がありそうです。 
本格的な糞分析をしていませんが、糞塊を目視した限りでは、これまでアケビの種子を見たことはありません。
(もちろん、素人が見落としている可能性も高いです。) 

アケビ果実の断片に犯人の歯型や唾液が残っていそうなので、DNAを解析すれば誰が食べたのか法医学的に突き止めることができるかもしれません。 

スナップ写真をじっくり見直すと、微小なアリ(種名不詳)がアケビ果実の断片に群がっていました。 
わずかに残ったアケビの種子に付属するエライオソームを目当てにアリが集まっていたのでしょう。 
フラッシュを焚いてアリの写真をマクロレンズでしっかり接写するべきでした。 
枝葉が鬱蒼と茂った林内は昼間でも非常に薄暗くて、肉眼ではアリの存在に全く気づかず、通りすがりにスナップ写真を撮っただけです。 

アケビは甘い液果を報酬にして野生動物に食べられ、糞と一緒に排泄された種子が遠くに撒かれる、という種子散布の戦略をとっています。(被食型の動物散布) 
糞に含まれるアケビの種子にはエライオソームが付属しているので、これを目当てにアリが1粒ずつ巣に運び、さらに種子の分布を広げます。(アリ散布) 
アリはエライオソームだけを取り外して食べ、種子はゴミ捨て場に捨てるのだそうです。


アケビの実が熟す前からトレイルカメラで監視して、野生動物が採食する決定的瞬間を証拠映像に撮れたら最高です。


【アフィリエイト】 
・牧野富太郎『アケビ』 

カキノキ樹上でホオジロ♂がさえずる早春の朝(野鳥)

 

2023年3月中旬・午前7:40頃・晴れ 

山間部の農村で庭に植栽されたカキノキの天辺に朝からスズメPasser montanus)とホオジロ♂(Emberiza cioide)が1羽ずつ止まっていました。 
初めはスズメの方がホオジロよりも高い樹冠に止まっています。 
ホオジロ♂が高音の美声で朝の囀りさえずりを始めました。 
スズメが片足を上げて痒い顔を掻いてから、チュチュン♪と鳴き返しました。 
しかし、そのスズメは止まり木から飛び去ってしまいました。 

お立ち台を争って奪い取った訳ではないのですが、残ったホオジロ♂はスズメが居なくなった梢の最上部に移動して、何度も縄張りを宣言しています。 
後半になると、ホオジロ♂は囀りのメロディ(節回し)が少し変えたようです。
遠くでカラスやカワラヒワも鳴いています。 

しばらくすると、ホオジロ♂は鳴き止んで羽繕い。(@4:15〜) 
すぐにまた囀りを再開しました。 




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2024/10/07

晩秋の休耕地を夜にウロチョロする野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2023年11月下旬・午後22:05頃 

休耕地で見つけたニホンアナグマの越冬用巣穴(セット)を監視するためにローアングルでトレイルカメラを設置しました。 
しかし地表近くは湿度が高いようで、夜に気温が下がると夜露(夜霧)でレンズがすぐに曇ってしまい、ほとんど使い物になりませんでした。 

晩にまず巣穴から外に出てきたのは、野ネズミ(ノネズミ)でした。 
アナグマの巣穴に居候しているのかもしれません。 
巣口で白く光る小さな眼が静止しています。 
やがて警戒を解くと、野ネズミは左へピョンピョン跳ねながら枯野を移動して行きました。 

フィールドにトレイルカメラを設置すると、野ネズミはどこにでも住んでいるなー、と実感します。 
これまで私は山中または森の中にトレイルカメラを設置することが多く、写った野ネズミはアカネズミApodemus speciosus)またはヒメネズミApodemus argenteus)だろうとみなしてきました。 
今回の撮影地点は、田畑に隣接する原っぱなので、ハタネズミMicrotus montebelli)の可能性もありそうです。 


※ 動画編集時に逆光補正を施しています。 


つづく→

ナツメの落果を拾って種子を採集

前回の記事:▶ ナツメの種子散布者としてのホンドタヌキ 


2023年12月上旬 

民家の庭に植栽されたナツメの木を新たに見つけました。 
樹高が高くなり過ぎないように上部が伐採されていて、痛々しい樹形です。 
完全に落葉し終わった枝先に、茶色に熟した核果が鈴なりに実っています。 
木の下には多数の落果が散乱していました。 

撮れた写真を見ると、クロヤマアリFormica japonica)のワーカー♀が1匹、ナツメの落果に乗っていました。 
撮影したときには気づかず、ナツメの果汁を吸汁しに来ていたのかどうか、不明です。 

スギ防風林にあるタヌキの溜め糞場wbcに未消化のまま排泄されたナツメの果皮および種子がまとまって見つかったことから、ホンドタヌキがこの庭まで遠征してきてナツメの落果を食べ漁った可能性があります。 
2点間の直線距離は約550mでした。
もっと遠い地点(約800m)にもナツメの庭木がありました。
トレイルカメラを設置して、秋の夜長にナツメの落果を食べに来る野生動物を撮影できたら面白そうです。 

クロヤマアリ♀が1匹、ナツメの落果に乗っていました。

公道に転がっていたナツメの落果を3個だけ拾って持ち帰りました。 
果肉を水で洗い流して細長い種子を取り出し、よく乾燥させました。 
ナツメの種子の標本として保存します。 
今後、野生動物の糞分析や胃内容物調査で種子散布を調べる際に比較対照となります。 

山渓ハンディ図鑑4『樹に咲く花:離弁花2』でナツメを調べると、
果実/核果。長さ1.5〜2.5cmの楕円形で、10〜11月に暗紅色に熟す。核は卵形〜長楕円形で両端が鋭くとがり、不規則な縦の溝がある。核は長さ1〜1.2cm(p511より引用)

私が採取した種子は、図鑑の記述よりも少し大きい(長い)ようです。



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道端に捨てられたポットマム(赤)の切り花を舐めるオオハナアブ♂

 

2023年11月中旬・午後13:20頃・晴れ 

川沿いの堤防路で道端に古くなった切花が堆肥のようにまとめて捨ててありました。 
赤い洋菊の切り花に2匹のオオハナアブ♂(Phytomia zonata)が訪花していたので驚きました。 
萎れかけた切り花でも花粉や花蜜を生産しているようです。 
(切り花に芳香が残っているのかどうか、確かめればよかったですね。)
口吻を伸縮させて切り花を舐めるオオハナアブ♂の胸背や単眼に黄色の花粉が付着しています。 
隣に捨てられた別種の紫の切り花(種名不詳)にはオオハナアブは全く興味を示しませんでした。 

園芸植物に疎い私は、この赤い洋菊に馴染みがありませんでした。 
撮影後に堤防路を歩いて少し先に進むと裏庭の花壇に同種の赤い洋菊が咲いていて、画像検索(Googleレンズ)で調べたらポットマム(赤)と名前も分かりました。 
この家の住人が庭の花壇に咲いたポットマム(赤)を切り花にして花瓶に活け、古くなって捨てたのだろうと事情が飲み込めました。 
あるいは、花壇で育ったポットマム(赤)を少し間引いたのかもしれません。
と思ったのですが、間引くなら根こそぎ引っこ抜くはずですね…。




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2024/10/06

越冬用の営巣地に出没するニホンアナグマの諸活動:11月下旬〜12月下旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年11月下旬〜12月下旬 

特筆すべき行動は個別の記事にしたので、この動画は残り物です。 

シーン0:11/23・午前11:48・晴れ・気温25℃(@0:00〜) 
シーン0:11/23・午前12:14・晴れ・気温26℃(@0:00〜) 
明るい日中にたまたま撮れた現場の状況です。 
平地の落葉した二次林でニホンアナグマMeles anakuma)が越冬する営巣地(セット)をトレイルカメラ2台で見張っています。 


シーン1:11/23・午後17:27・気温8℃(@0:07〜) 
日没後からアナグマが活動を始めました。(日の入り時刻は午後16:26) 
出巣L直後なのか、巣口Lでしばらく辺りを警戒してから、緩慢な動きで林床を右に立ち去りました。 


シーン2:11/24・午前4:02・雨・気温7℃(@0:53〜) 
冷たい雨が降りしきる未明に、アナグマが採食から帰ってきました。 
身震いしてから巣穴Lに入る…かと思いきや、ぐるっと回り込んで巣穴Rに潜り込みました。


シーン3:11/24・午後17:26・小雨・気温4℃(@1:27〜) 
日没後も小雨が降り続いています。 
出巣Rしたと思われるアナグマが巣口Lの横を通り過ぎて外出しました。 


シーン4:11/26・午前3:57・気温0℃(@1:45〜) 
未明にアナグマが奥の獣道を右からやって来たようです。 
そのまま巣穴Lに潜り込みました。 
すぐにまた出巣Lしたアナグマが左へ向かい、身震いしてからゆっくり慎重に入巣Rしました。 
鼻面に黒い泥汚れが少し付いています。 


シーン5:11/26・午後22:47・気温0℃(@1:45〜) 
同じ日の晩にセットの広場を徘徊するアナグマが写っていました。 
ときどき地面に座ったのは、落ち葉に匂い付け(スクワットマーキング)したのかな?
落ち葉の匂いを嗅ぎ回って何を探しているのでしょう? 
気温0℃の冷え込む夜の林床でアナグマが食べる餌はあるのか心配です。 


シーン6:11/27・午前1:28・気温9℃(@3:47〜) 
日付が変わった深夜、巣口R周辺にアクセストレンチを掘る作業の合間に、ヘルパー♂と思われる個体がセットをうろついています。 
左に立ち去ると、巣穴Rの中から♀?と思しき別個体が顔を出して外の様子を窺っています。 


シーン7:12/3・午前1:53・気温-1℃(@4:23〜) 
巣穴Rから外に出てきたと思われる個体が奥の二次林内でうろついています。 
ミズキ灌木の陰で何かしています。 
そこにアナグマのトイレ(溜め糞場)がありそうな気がしたのですが、現場入りした際に探しても見つかりませんでした。 
冬のアナグマが絶食しているとすると、排便もしないのでしょう。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


少なくとも2頭のアナグマが登場しますが、個体識別ができていません。 
ここで出産・育児した母親♀(右目<左目)は登場してないようです。 



農道で死んでいたヒミズ

2023年10月上旬・午後13:10頃・くもり 

平地の田んぼを抜ける農道(砂利道)でヒミズUrotrichus talpoides)が仰向けに転がったまま死んでいました。
定規を並べて置いて、腹側と背側の写真を撮りました。 
比較的新鮮な死骸らしく、屍肉を好む昆虫類はまだ1匹も来ていません。 

トレイルカメラでヒミズの死骸をひたすら監視して、生物分解される様子を微速度撮影したら面白そうなのですけど、手持ちの機材はすべて他のプロジェクトで使っていて足りませんでした。 
カラスやトビ、タヌキなどのスカベンジャーがヒミズの死骸を持ち去って食べるかもしれません。

いつかヒミズの死骸を解剖して胃内容物を調べたり、頭骨標本を作ったりしたいのですけど、忙しくて先延ばし後回しになっています。 


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秋の強風に乗って舞い上がる遊びを繰り返すハシボソガラスの群れ(野鳥)

 

2023年10月上旬・午後13:40頃・強風が吹く薄曇り 

広大な田園地帯の一部で稲刈りが始まりました。
ハシボソガラスCorvus corone) の小さな群れが、強風に煽られながらもウィンドサーフィンを楽しんでいました。
電柱天辺の腕金に止まった三羽烏が、強い逆風を利用して垂直に飛び上がっては再着陸するという遊びを飽きずに繰り返しています。 
同時に舞い上がった個体同士が空中で軽い追いかけっこ遊び(空中戦)をすることもありました。 
遊び疲れたのか、風を待っている間に羽繕いを始めました。 



ウィンドサーフィンを楽しむ様子を見て、周囲から続々とカラスが集まって来ました。 
…ように見えたのですけど、田園地帯で採食するために飛来しただけかもしれません。 
実際に風に乗って遊んでいるハシボソガラスは3羽だけで、他の個体は静観しています。 

ノスリに対して群れでモビング(擬攻撃)するカラスも近くで見かけたのですが、その様子は撮り損ねました。 


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