2023/05/26

秋の夜にスギ林道でトレイルカメラに写った人魂の正体は蜘蛛の粘球?【暗視映像】

 

2022年10月下旬・午後17:50頃・気温14℃ (日の入り時刻は午後16:56) 

晩のスギ林道を野ネズミ(ノネズミ)が横切り、監視カメラが起動しました。 
野ネズミよりも気になる怪奇現象?が赤外線の暗視映像に撮れていました。 
画面の左端で、人魂のように光って動いている塊は何でしょうか? 

なんとなく、クモの糸の粘球ではないかと思います。 
後半は複数の粘球が付いた1本の糸が風に吹かれているように見えます。 
小雨が降り始めて、水滴がクモの糸に付着したのかもしれません。 
それにしても、これほど大きな粘球を作る造網性のクモがいるのでしょうか? 
まさかナゲナワグモ…? 
造網を始めたクモが枠糸を吹き流しているのだとして、吹き流しの糸の先端部には重りとして粘球をつけるのかな? 


前回撮れたのも秋(10月中旬)だったのは偶然でしょうか? 
季節の風物詩のように毎年写る現象なら、もう少し真面目に調べる価値があるかもしれません。 (追記参照)

今回の場合は明らかに、恒温動物の野ネズミが動いたことが原因でカメラのセンサーが熱源を動体検知して起動しました。
その前後にも謎の巨大粘球がカメラの前をぶらぶら動いていたはずなのに、それは録画されていないということは、巨大粘球自体は熱を帯びていないことになります。
もし人魂が冷光ではなく炎のように発火する現象だとすれば、熱を発しているはずなので、単独でもトレイルカメラのセンサーが反応して録画されているはずです。

海外の洞窟内で光るグローワームを連想したのですが、もし日本の里山に居たら大発見かも?と妄想・ロマンが捗ります。
(ニュージーランドとオーストラリアに生息する)ヒカリキノコバエ属の幼虫は捕食活動に発光を用いており、粘着性の高い糸へユスリカ等の飛行昆虫を誘き寄せている。(wikipediaより引用)



※【追記】

実は同じ地点で夏にも同様の現象が撮れていました。

したがって、秋だけの怪奇現象ではありません。

関連記事(2ヶ月前の撮影)▶ 夏の夜にスギ林道でトレイルカメラに写った人魂の正体は蜘蛛の粘球?【暗視映像】 



↑【おまけの動画】
"Glow Worms Trap Insects With Bioluminescent 'Fishing Lines'🪱 Into The Wild New Zealand " by Smithsonian Channel

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