2022年10月下旬
山林でカラマツの下のドングリ給餌場をトレイルカメラで見張っていると、ニホンカモシカ(Capricornis crispus)が登場しました。
この地点で撮れたのは初めてです。
シーン1:10/21・午後16:02・(日の入り時刻は午後16:57)
夕方にやって来たカモシカがいきなり正面から至近距離で写りました。
カメラがローアングル過ぎて、残念ながらカモシカの顔が写っていません。
カメラ自体に興味があるというよりも、カメラを固定したシナノキの幹にゴシゴシと顔を擦りつけて眼下腺マーキングしたようです。(角研ぎの可能性は?)
獣道を右に立ち去る際にカモシカの鼻面と横顔がドアップでちらっと写りました。
数匹の吸血性ブヨ?がカモシカにつきまとうように飛び回っています。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
音声を正規化して音量を強制的に上げました。
シーン2:10/27・午前5:25・(@0:29〜)
6日後の未明にカモシカが再び登場。
(ちなみに、日の出時刻は午前5:56。)
同一個体かどうか不明です。
おそらく水溜りのある林道から法面を登ってきたのでしょう。
カラマツの下で立ち止まり、泥汚れが付いて樹脂が滴り落ちている幹の匂いを嗅いでいました。
前脚の副蹄がよく見えます。
頭を下げて地面の匂いを嗅ぎ、右に向き直ったものの、ドングリを山盛りに置いた餌場には全く興味を示しませんでした。
カモシカは木の実(堅果)を食べません。(食べられません)
私が折ってしまった幼木の枝先に興味を示し、濡れた鼻面を近づけて頻りに匂いを嗅いでいます。
私の手の残り香が気になるのかな?
トレイルカメラを正面から凝視しても、全く警戒しません。
録画が一度切れてから14秒後に再起動しました。
後脚しか写ってませんが、雑木林の斜面をトラバースするように獣道を右へ立ち去りました。
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