2020/03/21

電柱の天辺で鳴き、飛び立つトビ(野鳥)



2019年10月上旬・午後16:35頃

農村部の道端に立つ電柱の天辺に猛禽類が止まっていました。
夕暮れ時で薄暗く、シルエットしか見えませんが、ピーヒョロロ…♪と甲高い声で鳴いているのでトビMilvus migrans)のようです。
眼下に広がる刈田を見つめています。

私が望遠レンズを向けたら警戒して、すぐに止まり木から飛び立ちました。
逆光気味ですけど、羽ばたく翼の下面の斑紋からトビと確定しました。
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
羽ばたきと滑翔を交互に繰り返して田園地帯を飛び越え、山の方へ飛び去りました。

※ 夕方に撮った薄暗い映像なので、動画編集時に彩度を少し上げています。


トビ(野鳥)@電柱天辺

ミヤギノハギの花で採餌するオオハキリバチ♀の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】



2019年10月上旬・午後13:40頃・くもり

民家の庭木として植栽されたミヤギノハギオオハキリバチ♀(Megachile sculpturalis)が訪花していました。
この組み合わせは初見です。


▼関連記事(6年前の撮影)
マルバハギを訪花するオオハキリバチ

マメ科の蝶形花を器用にこじ開けて吸蜜しています。
腹部下面のスコパが空荷の個体と、黄色い花粉を満載した個体がいました。
互いに近くで採餌しても互いに争うことはなく無関心でした。

ミヤギノハギの花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:08〜)
オオハキリバチ♀が羽ばたく勢いでピンクの花弁がはらりと落ちる様がいとをかし。


オオハキリバチ♀:側面@ミヤギノハギ訪花採餌
オオハキリバチ♀2@ミヤギノハギ訪花採餌
オオハキリバチ♀@ミヤギノハギ訪花
オオハキリバチ♀:背面@ミヤギノハギ訪花採餌
ミヤギノハギ花
ミヤギノハギ花:庭木・全景

2020/03/20

アキノノゲシの茎を登るホソバセダカモクメ(蛾)幼虫



2019年9月下旬


▼前回の記事
アキノノゲシの果柄に食前トレンチ行動をするホソバセダカモクメ(蛾)の幼虫【10倍速映像】

アキノノゲシの実を次々に食べていたホソバセダカモクメCucullia fraterna)の幼虫bが茎をどんどん上に登っていきます。
茎の途中で止まり、食休み。

こんな目立つ場所で白昼堂々と休んでいたら鳥などの天敵に捕食されてしまいそうに思うのですが、黄色と黒のドギツイ斑紋が警告色になっているのでしょうか?
だとすれば、食草由来の毒を体内に蓄積しているのかもしれません。
それがブラフで実は食べても無毒だとすると、擬態の一種になります。
寄生されたイモムシが寄生者に行動を操作されて、死ぬ直前に高所(の目立つ場所)に登るという話もあるので、飼育したりしてもっと観察例を増やさないといけません。


ホソバセダカモクメ(蛾)幼虫@アキノノゲシ茎+食休み
ホソバセダカモクメ(蛾)幼虫@アキノノゲシ茎+食休み・全景

落葉に溜まった水を飲むキイロスズメバチ♂



2019年10月上旬・午後15:35・くもり

峠道の端に溜まった濡れ落ち葉の水滴をキイロスズメバチVespa simillima xanthoptera)が舐めていました。
触角が長いので雄蜂♂ですね。
喉を潤すと飛び去りました。


▼関連記事
吸水に通うキイロスズメバチ創設女王
キイロスズメバチの吸水
水を飲むキイロスズメバチ♀


キイロスズメバチ♂@落葉+飲水
キイロスズメバチ♂@落葉+吸水

2020/03/19

土を舐めに集まるキタテハ秋型(ミネラル摂取)



2019年10月上旬・午前11:00頃・晴れ

舗装されていない農道で秋型のキタテハPolygonia c-aureum)が翅をゆるやかに開閉しながら歩き回っていました。
よく見ると口吻を伸ばして土を舐めています。
ナトリウムイオンなどのミネラルを摂取しているのでしょう。
日当たりの良い農道は乾いて見えますし、水溜り(泥)での吸水とは違います。

しばらくすると、もう1頭のキタテハが飛来し、近くに着地しました。
同様に地面を舐めながら歩いて先客に近づきます。
2頭は特に争うこともなく、各々がミネラル摂取に夢中です。

地面の特定の領域に蝶が執着しているのはなぜでしょう?
ひょっとすると飼い犬や猫が散歩中に立ち小便した跡なのかも?という妄想が浮かびました。
しかし土の成分を化学的に調べてみないことには分かりません。
実験で地面に尿を撒いてからチョウが集まって来るかどうか待ち伏せても面白そうです。
(勿論、実際に試すときには迷惑にならない適切な場所を選ばないといけません。)


▼関連記事
水田の泥で吸水するキタテハ
シータテハのミネラル摂取
シータテハの吸水@川岸


つづく→キタテハと共に土を舐めるヒメアカタテハ


キタテハ@砂利道+土舐め
キタテハ@砂利道+土舐め:ミネラル摂取

刈田で落穂拾いするキジバトのペア(野鳥)



2019年10月上旬・午後15:10頃

秋晴れの中、あちこちの田んぼで稲刈りが進行中です。
山村の稲刈りが済んだ田んぼ(刈田)で2羽のキジバトStreptopelia orientalis)が互いに付かず離れず採食していました。
おそらく♀♂つがいなのでしょう。
初めは私を警戒してフリーズしていたものの、やがて警戒を解くと歩きながら落穂を啄み始めました。
ドバトの落ち穂拾いは過去に観察していますが、キジバトでは初見です。


▼関連記事(3年前の撮影)
刈田で落ち穂拾いするカワラバト(野鳥)2羽

刈株の間にクモが張り巡らした遊糸が秋の日差しにキラキラと輝いて、なかなか絵になります(フォトジェニック)。

隣には稲刈りされていない区画の田んぼが広がり、稲穂が黄金色に実っていました。
そちらの方が餌が豊富にあるのに種子食性のキジバトが刈田に留まって慎ましく採食しているのは不思議に思いました。
行儀が良いのは、稲作農家が何か鳥害対策をした結果でしょうか?
それとも単に体格の問題かな?
鳩はスズメよりも体重が重いので稲穂には止まれず、地面から首を伸ばしても稲穂に嘴が届かないのかもしれません。
(※追記参照)

余談ですが、秋になるとソバ畑で実を盗み食いするキジバトもたまに見かけます。
採食シーンを動画で記録したくても、あまりに見事な保護色のせいで見つけられません。

いつも私がソバ畑の横を通りかかると慌てて飛んで逃げるので初めてキジバトの存在に気づく始末です。
撮影するにはソバ畑の近くでブラインドに隠れて待ち伏せするしかなさそうです。

関連記事(4年後の撮影)▶ ソバ畑に集まり熟した実を食べるキジバトの群れ(野鳥)


※【追記】
平野伸明『野鳥記』という写真集p89に「キジバトは、刈られる前に稲を食べようと必死」と題した生態写真が掲載されていました。



キジバト2(野鳥)@刈田+落穂拾い
キジバト2(野鳥)@刈田+落穂採食

2020/03/18

アキノノゲシの果柄に食前トレンチ行動をするホソバセダカモクメ(蛾)の幼虫【10倍速映像】



2019年9月下旬・午後12:06〜13:27・晴れ


▼前年の観察記録
アキノノゲシは傷口から乳液を分泌する
ホソバセダカモクメ(蛾)の幼虫がアキノノゲシの種子を食べる際のトレンチ行動
ホソバセダカモクメ(蛾)幼虫がアキノノゲシの実を食べる作法の謎

昨年発見した面白い食前行動を引き続き観察します。
普段、私の撮影スタイルは行き当たりばったりなのですが、このテーマ(微速度撮影)は昨年から持ち越した宿題です。
秋になるのを待ちかねて河原の土手に生えたアキノノゲシの群落を丹念に見て回り、これを好んで食草とするホソバセダカモクメCucullia fraterna)の幼虫を探し出しました。
何齢か分かりませんが、よく太っています。

現場に三脚を立てて、食事シーンを微速度撮影しました。
10倍速の早回し映像をご覧下さい。
今回は、個体bに注目します。

被写体の周囲で撮影の邪魔になりそうなアキノノゲシの茎を予め切り落としました。
切り口から粘り気のある白い乳液(ラテックス)が滲み出ることを確認しています。
この乳液は、病原菌が傷口から侵入するのを防いだり、草食動物(昆虫)が嫌がる味の化学物質(毒?)を含んだりしていると考えられています。





アキノノゲシの実を食べたいホソバセダカモクメ幼虫はまず、果柄の根元から先端に向かって噛み傷をつけています。
正確には、果柄の表面の皮一枚だけ残して器用に食べています。
(たまに失敗して果柄を噛み切ってしまった場合は、近位に残った果柄だけを食べていました。)



齧って細くした果柄が萎れて(実の重みでしなって)曲がると、幼虫はようやく実に口が届くようになりました。
太い茎にしがみついたまま海老反り姿勢になり、実(子房)を手繰り寄せると美味しそうに食べ始めます。



実を完食すると、残った果柄も噛み傷の部位まで食べ尽します。
こうした一連の食前行動は乳液対策のトレンチ行動ではないか?というのが私の個人的な仮説です。

トレンチとは「塹壕(溝)を掘る」と言う意味です。
果柄の噛み傷を付けた部位で乳液をせき止めて、それより遠位の食害部位には分泌されないようにする、という幼虫の賢い作戦です。
実際に、食害している実(子房)から白い乳液は滲んでいません。
幼虫のトレンチ行動中に果柄の傷口から乳液が滲んでいるかどうか、次回は接写してみましょう。


▼関連記事
クロウリハムシの食前トレンチ行動と脱糞【10倍速映像】

トレンチ行動以外の別な解釈も考えられます。
単に細い果柄を傷つけて折り曲げ、先端の実を口元に手繰り寄せるための行動かもしれません。 
もしそうなら、太い茎にしがみついたまま実に口が届くときは、わざわざ果柄を先に齧ったりしないでしょう。(予想1)
体重が軽い若齢幼虫は細い果柄も登れますから、果柄を予め齧らなくても直ちに実を食べることが可能なはずです。(予想2)

ただし、これら2つの仮説は必ずしも排他的な二者択一ではないかもしれません。(一石二鳥の行動)

不思議なのは、長時間観察してもホソバセダカモクメ幼虫が食草アキノノゲシの葉に全く口を付けないことです。
幼虫が居座る茎の下に広がる葉にも食痕が見当たりませんでした。

葉よりも実の方が栄養価が高いので、優先的に実を食べるようになったのしょうか?
幼虫はアキノノゲシの茎そのものが好物で食べているのでしょうか?
伸び上がって果柄の先端に実が無いことを確認したのに残った果柄(茎の切り口)を食害したことがありました。
若齢でも葉を食べないのか、実がついていない時期(夏)は何を食べているのか、気になります。
飼育下でアキノノゲシの実を与えず、葉のみを与えたら嫌々ながらも食べてくれるかな?
葉を食べるときも乳液対策のトレンチ行動をするでしょうか?


▼関連記事(9年前の7月に撮影)
オニノゲシの葉を食すホソバセダカモクメ(蛾)幼虫

幼虫はときどき茎にしがみついたまま、食休みします。
このとき身繕いで口元(に付着した乳液?)を胸脚で拭っているように見えましたが、接写しないと確かなことは言えません。
再び食欲が戻るとホソバセダカモクメ幼虫は隣の分枝に移動し、次のトレンチ行動を始めます。

食事しながらときどき腹端を持ち上げ、脱糞しています。
映像から脱糞の間隔が分かったのは3回で(11分、19分、19.5分)、平均すると16.5分間隔で排便していました。
私がイモムシ類を飼育すると室内ではだいたい30分間隔で脱糞するのですが、野外だと消化器の代謝も体調も良さそうです。

よく晴れて日差しが強いので、長撮りするとカメラの過熱が心配です。
日傘の代わりに私自身が三脚の横に立ち続け、カメラ本体に影を作ってやりました。
野外での撮影は風が吹く度に被写体が揺れるのが悩ましい問題です。
風揺れが嫌なら室内の飼育下で微速度撮影するしかありません。
しかし食草のアキノノゲシを採取して花瓶に活けると、乳管に蓄えられた乳液が茎の切り口から水中に流れ出てしまいそうです。
仕方がないので、思い切ってフィールドでの微速度撮影を決行したのです。
動画編集時に手ブレ補正処理を施すと風揺れが少し改善しました。
実はこの時期、飼育にも挑戦してみたのですが、採集したホソバセダカモクメ若齢幼虫が原因不明の病気(残留農薬?)で次々に死んでしまいました。
ネット検索で調べてみると、ホソバセダカモクメの幼虫はレタスLactuca sativa)の害虫として知られているようです。
本腰を入れて飼育観察するのなら、予め鉢植えにアキノノゲシ(Lactuca indica)や近縁のレタスの種子を蒔いて無農薬で栽培すれば食草を安定供給できそうです。


つづく→



ニラの花蜜を吸うナミハナアブ♂



2019年10月上旬・午後12:12・晴れ

郊外の住宅地の道端に咲いたニラの群落でナミハナアブ♂(Eristalis tenax)が訪花していました。
散形花序を歩き回りながら、口吻を伸縮させて花蜜や花粉を舐めています。
顔正面の黒色中条が幅広いことを確認できました。


ナミハナアブ♂@ニラ訪花吸蜜
ナミハナアブ♂@ニラ訪花吸蜜

2020/03/17

マリーゴールドの花で採餌するクマバチ♀の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】



2019年10月上旬・午後12:55頃

畑の土壌に潜む線虫を殺すコンパニオンプランツとして畦に植えられたフレンチ・マリーゴールドの群落でキムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)が訪花していました。
この組み合わせは初見です。

複眼があまり発達していないので♀ですね。
吸蜜する顔がオレンジ色の花粉で汚れているものの、後脚の花粉籠は空荷でした。
隣接する花には飛ばずに羽ばたきながら歩いて移動します。

重そうに花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:22〜)


クマバチ♀@マリーゴールド訪花採餌
クマバチ♀@マリーゴールド訪花吸蜜

河原で虫を探し捕食するセグロセキレイ♂(野鳥)



2019年9月下旬・午後13:50・晴れ

河原の岸辺でセグロセキレイ♂(Motacilla grandis)が餌を探し歩いていました。
岩の隙間などをつついて水生昆虫などを捕食しているようです。
水中から落葉を摘み上げたものの、すぐに捨てました。

採食の途中で川の水を素早く3回すくって飲んだようにも見えました。


セグロセキレイ♂(野鳥)@河原+探餌徘徊

2020/03/16

ハキリバチの巣穴を覗きたい…



2019年9月下旬


▼前回の記事
外出を取り止めて帰巣したハキリバチ♀の謎【ハイスピード動画】



巣材搬入を繰り返していたハキリバチの一種♀[ツルガハキリバチ♀(Megachile tsurugensis)?]が留守の間、コンクリート護岸に開いた巣穴の奥がどうなっているのか調べてみることにしました。

まずは手鏡で日光を反射して、穴の奥を照らしてみました。
しかしハキリバチ♀が葉片を組み合わせて作った育房は見えませんでした。
その代わり、奥にトックリバチの泥巣らしき謎の構造物が見えました。
穴の深さも分かりません。

次はハンディカムの補助照明を使ってみます。
白色LEDを点灯しても、巣穴の奥の奥までは上手く光が届きません。
穴の奥の隅に見えたのは、白いクモの網(住居?)ぐらいです。

最後に赤外線の暗視モードに切り替えてみました。
ハンディカムの赤外線も暗い巣穴の一番奥までは届かず、駄目でした。

こういうときにはファイバースコープ(内視鏡、スネークカメラ)が欲しくなります。
しかし、いざ買っても使う出番は滅多に無いでしょうし、他にも欲しい機材はたくさんあるので、優先順位が悩ましいところです。





かなり無理をして予定を変更し、翌日も頑張って炎天下の昼過ぎから現場入りしました。
巣材の搬入だけでなく、貯食行動なども観察したいところです。
育房を幾つか作り終えると、ハキリバチ♀は最後に巣口を閉鎖するのでしょうか?

三脚を持参するなど準備は万端だったのに、残念ながら蜂が全く戻って来ませんでした。
巣作りを止めてしまったのでしょうか?
卵巣が再び発達して次の産卵準備が整うまで休むのかな?
寿命や事故などで母蜂が死亡した可能性もあります。
コンクリート護岸を勝手に壊してハキリバチの巣を発掘調査する訳にもいかないので、消化不良ですけどこれにて終了。
諦めずに執念深く営巣地に通い詰めても良かったのですけど、別件のテーマが面白くなってしまいました。
ハキリバチ類の生態観察は今まで全く進展がなかったのに今季は一気に前進したので、充分満足しました。
竹筒トラップを仕掛けて借坑性のハキリバチが営巣してくれれば、好きなだけ観察ができるはずです。

シリーズ完。




キヅタの花を舐めて飛び去るヨコジマオオハリバエ【ハイスピード動画】



2019年10月上旬

駐車場の隅のブロック塀を覆うように繁茂するキヅタ(別名フユヅタ)ヨコジマオオハリバエTachina jakovlevi)と思しき寄生バエが訪花していました。
花蜜や花粉を舐めています。

240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
高画質のHD動画でも撮りたかったのですが、逃げられてしまいました。



▼関連記事
オトコエシを訪花するヨコジマオオハリバエの羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】
ミゾソバの花蜜を吸うヨコジマオオハリバエ



2020/03/15

畑で脱糞後に飛び立つ冬羽のノビタキ♀(野鳥)



2019年9月下旬・午前11:25頃

平地の畑で見慣れない茶色の野鳥がメマツヨイグサ?の茎の天辺に止まっていました。
この時期にしか見かけない、冬羽のノビタキ♀(Saxicola torquata)が渡りの途中で当地に立ち寄ったようです。

キョロキョロと辺りを見渡し、獲物となる昆虫を探しているのでしょう。
たまに欠伸のように嘴を大きく開く仕草が気になります。(欠伸よりも早い動き)
風切り音と用水路の水音がうるさくて、鳴き声は聞き取れません。

やがて白い糞をポタリと排泄し、更にしばらくしてから急に飛び降りました。
草むらで虫を捕食したと思うのですが、狩りの決定的な瞬間は撮れませんでした。
(私がずっとカメラを向けていることに嫌気が差して逃げた可能性もありそうです。)
脱糞および飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

再び見つけたときも、花が散った後のメマツヨイグサ?の別な茎の天辺に止まっていました。
周囲の休耕地を見回しながら、ときどき尾羽を上下に振っています。
隣のメマツヨイグサの天辺に止まっているトンボを捕食しないかな…と期待したものの、狩りを観察できませんでした。




▼関連記事(約2週間前の撮影)
秋の田んぼで虫を捕食する冬羽のノビタキ♂♀(野鳥)


ノビタキ:冬羽(野鳥)側面@畑:メマツヨイグサ茎頂
ノビタキ:冬羽(野鳥)背面@畑:メマツヨイグサ茎頂

カワラハハコの花で食事する赤銅型コアオハナムグリ



2019年9月下旬・午前11:10頃・晴れ


▼前回の記事
カワラハハコの花で食餌するコアオハナムグリ緑色型

河原のあちこちに咲いたカワラハハコの群落で、緑色型だけでなく赤銅型のコアオハナムグリGametis jucunda)も訪花していました。
花蜜や花粉を食べています。
複数個体を撮影。

この日は晴れていても風が絶え間なく吹いて花が揺れ、ストレスが溜まる撮影でした。


コアオハナムグリ赤銅型:背側@カワラハハコ訪花摂食
コアオハナムグリ赤銅型@カワラハハコ訪花摂食・全景

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