2019年10月上旬・午前11:00頃・晴れ
舗装されていない農道で秋型のキタテハ(Polygonia c-aureum)が翅をゆるやかに開閉しながら歩き回っていました。
よく見ると口吻を伸ばして土を舐めています。
ナトリウムイオンなどのミネラルを摂取しているのでしょう。
日当たりの良い農道は乾いて見えますし、水溜り(泥)での吸水とは違います。
しばらくすると、もう1頭のキタテハが飛来し、近くに着地しました。
同様に地面を舐めながら歩いて先客に近づきます。
2頭は特に争うこともなく、各々がミネラル摂取に夢中です。
地面の特定の領域に蝶が執着しているのはなぜでしょう?
ひょっとすると飼い犬や猫が散歩中に立ち小便した跡なのかも?という妄想が浮かびました。
しかし土の成分を化学的に調べてみないことには分かりません。
実験で地面に尿を撒いてからチョウが集まって来るかどうか待ち伏せても面白そうです。
(勿論、実際に試すときには迷惑にならない適切な場所を選ばないといけません。)
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つづく→キタテハと共に土を舐めるヒメアカタテハ
キタテハ@砂利道+土舐め |
キタテハ@砂利道+土舐め:ミネラル摂取 |
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