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2026/03/24

ノボロギクの綿毛付き種子の風散布を実演してみる

 

2024年11月下旬・午後15:35頃・くもり 

刈田の農道に自生するノボロギクの群落で黄色い花(筒状花)が咲き終わり、白い綿毛(冠毛)が秋風にそよいでいました。 
キク科の帰化植物ノボロギクの種子は、タンポポと同様に風散布されるのです。 
結構強い風が吹いているのに、互いに絡みついた冠毛が千切れそうで千切れません。 
仕方がないので、私が手で茎を揺すったり綿毛をほぐしたりすると、白い冠毛付きの種子がパラシュートのように風に乗って遠くまで飛び去りました。 
ノボロギクの種子が風で散布される瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 
ヒトが関与したので、動物散布になってしまいました。(屁理屈) 

あいにくカメラの電池が切れて、録画が打ち切られてしまいました。 
電池のスペアも使い切っていました。 
後日ちゃんと撮り直したかったのですけど、雨が降り続いたり朝露に濡れたりしてノボロギクの綿毛がいつも濡れていて、飛散シーンを観察できませんでした。 
山形県の晩秋はからっと晴れた日がなかなか続きません。 
ヘアドライヤーで熱風を吹きかければ、冠毛が乾いて飛べるようになったかもしれません。
来年に持ち越しです。 


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2026/03/08

軒下のゴーヤ栽培と黄色い落果

2024年10月中旬・午後・くもり 

住宅地で民家の軒下から蔓植物を栽培して壁面緑化(グリーンカーテン)していました。 
夏の強い日差しが窓から入るのを遮る天然の日よけになるのです。

その根元に散乱している、黄色くて細長い落果が気になりました。 
葉の形を見るとツルレイシ(別名ゴーヤ)なのですが、果実の表面がゴツゴツしておらず、滑らかです。 
素人目には、まるで黄色いズッキーニの実のように見えました。 
落ちた果実は腐りかけているようで、ハエやアリが群がっていました。
ゴーヤの落果
ゴーヤの落果
ゴーヤの花と幼果
ゴーヤの花
軒下で栽培したゴーヤのグリーンカーテン


Google Gemini AIに写真を見せつつ質問してみました。 

Q1: ゴーヤの果実の表面が凸凹していない滑らかな品種があるのか? 壁面緑化のために軒下で栽培した蔓植物の下で秋に落果を見つけたのだが、まるで黄色いズッキーニのようです。葉の形はゴーヤに似ていました。 

A1: 結論から申し上げますと、これらは間違いなく**ゴーヤ(ツルレイシ)です。しかも、珍しい品種というよりは、一般的なゴーヤが「完熟してイボが消失しかけている状態」**である可能性が高いです。

お写真から読み取れるポイントを整理しました。

1. 品種の特定:なぜ滑らかに見えるのか

お写真(落果-1落果-2)を見ると、表面にわずかに隆起した跡はありますが、全体的にツルリとしていますね。これには以下の理由が考えられます。

  • 過熟による膨張: ゴーヤは熟すと果実がパンパンに膨らみ、もともとあったイボが引き伸ばされて平坦になることがあります。

  • 品種の特性: お写真の個体は、もともとイボが低く、滑らかな特徴を持つ「なめらか系」の品種(滑皮苦瓜など)であった可能性もあります。

  • 季節的要因: 10月中旬という時期から、気温の低下により果実の成長が変則的になり、典型的なゴツゴツが形成されにくかったことも推測されます。

2. 植物学的な証拠

  • 葉の形状: 1枚目のお写真で、指のように深く5〜7つに分かれたギザギザの葉がはっきりと確認できます。これはゴーヤ特有の形です。

  • 花: 黄色の5弁花も、まさにウリ科ゴーヤ属の特徴そのものです。

  • 幼果(赤ちゃんの実): 1枚目の左上に写っている小さな実は、まだしっかりとゴーヤらしいイボを持っていますね。ここから成長し、熟す過程であの「黄色いズッキーニ」のような姿に変貌したようです。

3. 完熟したゴーヤの末路

お写真の落果した実は、右端が崩れて中身が見えかかっています。この中には、おそらく真っ赤なゼリー状の物質に包まれた種が詰まっているはずです。

豆知識: ゴーヤは熟すと自然に果実の先端から「爆ぜる(はぜる)」ように割れ、中の赤い種を露出させます。これは鳥に種を見つけてもらい、遠くへ運んでもらうための戦略です。


この黄色い状態は苦味が消えて甘みが出ていますが、果肉が非常に柔らかく崩れやすいため、食用には向きません。

このお宅の方は、グリーンカーテンとしての役目を終えたあと、種の採取や自然のサイクルを楽しんでいらっしゃるのかもしれませんね。



Q2: 黄色い落果にアリやハエが集まっていたということは、やはり苦味が失せて甘くなっていたのでしょうか。 

A2: お写真(落果-2)を拝見すると、確かに黄色い果実の表面にアリのような小さな虫が数匹確認できますね。

おっしゃる通り、この状態のゴーヤは苦味が消え、非常に甘くなっています。虫たちが集まっているのは、まさにその甘い蜜や果肉を求めてのことだと考えられます。

1. 完熟による成分の変化

ゴーヤが黄色く熟すと、内部では劇的な変化が起きています。

  • 苦味の消失: 緑色のときには強烈だった苦味成分(モモルデシンなど)が分解され、ほとんど感じられなくなります。

  • 糖度の増加: 果実全体が熟成し、特に種を包んでいる赤いゼリー状の部分は、フルーツのように強い甘みを持ちます。

  • 組織の崩壊: 写真の落果した実(落果-1落果-2)の右端が茶色く崩れているのは、完熟して組織が柔らかくなったところに、虫が食べたり菌による分解が進んだりしているためです。

2. 虫たちの目的

アリやハエは、この完熟して溢れ出した**「赤いゼリー部分の糖分」**や、柔らかくなった果肉から漏れ出す汁を敏感に察知して集まってきます。

自然界では、こうして虫や鳥に食べてもらうことで、中の種を散布してもらう仕組みになっています。



1枚目の花の写真の左上にゴーヤの幼果が写っているのは、AIに指摘されるまで気づきませんでした。
植物としてのゴーヤについて、ようやく私にも少しずつ分かってきました。
そもそも、私が子供の頃はゴーヤ料理なんて食べたこともありませんでした。
ゴーヤチャンプルーなど沖縄料理で有名ですが、こんな北国(雪国)でもゴーヤが栽培できるとは、驚きです。

関連記事(同年の9〜10月の撮影)▶ 

2026/02/22

コンバインで田んぼの稲刈り【30倍速映像】

 

2025年9月下旬・午後・晴れ 

田んぼでコンバインを使った稲刈りが始まりました。 
イネの収穫作業の様子を微速度撮影してみました。 
いつか撮ってみたいテーマだったのですが、ようやく田んぼを見下ろせる見晴らしの良い地点を見つけたのです。 
30倍速の早回し映像をご覧ください。 

農夫がコンバインの運転操作を担当し、農婦が横を歩いて補助しています。 
初めは田んぼの四隅だけ手で刈り、残りは長方形の田んぼをコンバインで外側から内側へ螺旋状に刈り進めていました。 
手で刈った稲穂も途中で忘れずに拾いに行き、コンバインに投入します。 
長方形の田んぼの幅が狭ければ、螺旋状ではなく往復しながら刈っていきます。 
コンバインが後退する度に発する耳障りなバックブザーが遠くまで響くのですが、微速度撮影中はカメラの仕様で録音されません。 
刈ったイネの茎は細かく裁断されて、コンバインの後方から排出されて緑肥となります。 

脱穀した籾米がコンバイン内に溜まる度に、横の農道で待機していた軽トラの荷台にコンバインから長いアームを伸ばして移します。 
荷台が満杯になった軽トラは精米所に運んで行き、また戻ってきます。 
稲刈りが完了すると、コンバインを刈田に残したまま、米農家の老夫婦は軽トラに乗って帰っていきました。 


【考察】 
丹念に稲刈りするコンバインのタイムラプス映像は見ていて心地の良いものです。
広大な田んぼの稲刈りが数時間で終わりました。
高価で多機能なコンバインを複数の農家が共有して、順番に使っているのかもしれません。
コンバインの発明は、農家の稲刈り作業が楽になる革命でした。
しかし、もっと大型の稲刈り機を導入して大規模に効率よく収穫しないと、これから農業従事者が減る一方の日本の稲作は大変そうです。
いずれはコンバインを遠隔操作したり、ロボットが自動運転する無人のコンバインに稲刈りを任せたりするようになる日も遠くないはずです。


稲刈りするコンバインについて歩き、慌てて逃げ出すイナゴなどの虫を捕食する野鳥が集まってきても良さそうなものです。
鳥が自分の生活のために、他の動物や人の活動を積極的に利用することを「オートライシズム」と呼んでいます。 (平塚市博物館のサイトより引用)

しかし映像を見る限り、今回は野鳥によるオートライシズムが全く見られませんでした。 


最近はイネの収穫前に農薬(殺虫剤)を散布して、イナゴが大量発生しないよう防除しているのかもしれません。 
今季は例年よりもカラスの数がさらに激減している気がします。
異常気象による夏の酷暑で餌となる虫が減ったからではないかと懸念しています。

2026/02/14

ジンヨウイチヤクソウの花

2025年6月下旬・午後・くもり 

里山の雑木林を抜ける山道に謎の白い花が下向きに咲いていました。 
初めて見る植物なので写真に撮ってGoogleレンズ(Gemini)で質問すると、ツツジ科の草本植物でジンヨウイチヤクソウと教えてもらいました。 
手元にある植物図鑑には全く掲載されていない種類だったので、AIのおかげで助かりました。


残念ながら、訪花する昆虫を見かけませんでした。
薄暗い林床でストロボを焚いたら、白い花が少し白飛び。
上から見下ろす

2026/02/10

メタセコイア雄花のつぼみ

2024年10月上旬・午後・くもり

初めて立ち寄った某公園にメタセコイア(=アケボノスギ)の大木が聳え立っていました。 
枝先から花穂が垂れ下がっていたのが珍しく、写真に撮りました。 


調べると、メタセコイアの雄花序らしい。
正確に言うと、まだ秋なので、花が咲く前の蕾のようです。 
今まで全くメタセコイアの花のことを意識したことがありませんでした。
(生きている化石メタセコイアの)花は、葉が芽ぶく前の2〜3月。雄花の花穂は長枝の先から垂れさがり、緑色の小さな雌花は長枝から伸びでた短枝に1個ずつ対生する。 (森の休日2『探して楽しむ:ドングリと松ぼっくり』p70より引用)

関連サイト:メタセコイアに花が咲く?紅葉前の特別な光景を見に行ってきました!


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