2020/12/05

朝一番に川の倒木に来たカワセミ♂(野鳥)

 

2020年8月下旬・午前5:45および7:49・くもり 

川岸近くに倒れた木(流木?)に早朝からカワセミ♂(Alcedo atthis bengalensis)が止まっていました。 
この止まり木をねぐら)として夜寝ていたのではなく、夜が明けてから朝一番に飛来したのです。  
止まり木の斜めの枝に止まって空を見つめたり、ヒョコヒョコと上下動を繰り返し、辺りをキョロキョロ見回したりしています。 
しかし、しばらくすると右へ飛び去りました。 
餌となる魚が近くに居なかったようです。 

2時間後、同一個体と思われるカワセミ♂が隣の別な止まり木の水平部分に止まりました。 
残念ながら今回も川で飛び込み漁を披露することなく、甲高い声で鳴きながら飛び去りました。 
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 
カワセミ♂が飛び立った直後だけ音声を正規化して音量を強制的に上げています。 

ちなみに、この日の公式な日の出時刻は午前5:05。 
しかし東には山があるので、実際に朝日が差すのはもう少し遅いです。 

 つづく→


2020/12/04

オオイタドリの花蜜を吸うツヤハナバチの一種の雄蜂♂

 

2020年8月中旬・午後13:25頃・晴れ 

堤防路に咲いたオオイタドリの群落でツヤハナバチの一種が訪花していました。 
とても小さな蜂が素早く飛び回るので頭楯の斑紋がしっかり見えず、ヤマトツヤハナバチCeratina japonica)なのかキオビツヤハナバチCeratina flavipes)なのか、同定できません。 
迂闊にもこの日はなぜかマクロレンズを持ってくるのを忘れてしまい、悔しい思いをしました。 
それでも脚の色が黄色いので雄蜂♂と判明。 
ツヤハナバチ類の♂と出会えたのはこれが初めてで、個人的には大きな収穫です。 
現場のすぐ横はニセアカシアが優占する河畔林です。 
動きが早すぎて撮影は至難の業なので、午後ではなく気温の低い朝が狙い目かもしれません。

鳥糞に執着して舞い戻るルリシジミ♂【HD動画&ハイスピード動画】

 

2020年8月中旬・午後13:50〜14:10頃・晴れ
▼前回の記事 
土や鳥糞を舐めながら排尿するルリシジミ♂
水が干上がった水路の川底でルリシジミ♂(Celastrina argiolus)が長々と吸水・吸汁しています。 
泥状の土塊や白い鳥糞を口吻で舐めてミネラル摂取を続けています。 
私が蝶の近くで手を振ると驚いて飛び立ちますが、しばらく辺りを飛び回ってから再び同じ地点に着陸します。 
よほど鳥糞の味が気に入ったのでしょう。 

ルリシジミは翅をしっかり閉じて止まるので、地上では翅裏しか見えません。 
翅表を見て性別を見分けるために、飛び立ちや飛翔シーンを240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:38〜) 
羽ばたく翅の表側が青いので、♂と判明。


2020/12/03

セイヨウフウチョウソウ(クレオメ)に訪花するクロスズメバチの一種♀

 

2020年8月中旬・午前6:10頃・晴れ 

 街中の民家の鉢植えに咲いたセイヨウフウチョウソウ(別名クレオメ)に早朝からクロスズメバチの一種(Vespula sp.)のワーカー♀が訪花していました。 
てっきり獲物を探索して飛び回っている(狩りのための探餌飛翔)のかと思いきや、花の外に着陸しました。 
初めは盗蜜してるのかと思ったのですが、そっと回り込んでよく見ると、意外にも花柄の根元を舐めていました。 
セイヨウフウチョウソウはあまりにもエキゾチックな園芸植物で、蜜腺がどこにあるのか私には花の構造がよく分かりません。 
花柄に花外蜜腺があるのでしょうか? 
あるいはアブラムシの甘露や朝露を舐めた可能性も考えられます。 

ちなみに最近の植物分類学でセイヨウフウチョウソウはCleome属から外れてTarenaya属に移動したそうなので、クレオメという俗称(旧称)は誤解を招きますね。


【追記】
全くの余談ですが、セイヨウフウチョウソウは意外にもモンシロチョウ幼虫の食草となるのだそうです。
アブラナ科以外の植物も食べるとは知りませんでした。
クレオメ(別名セイヨウフウチョウソウ)はフウチョウソウ科の植物で、庭先に植えておけば日本ではスジグロシロチョウやモンシロチョウの幼虫がつきます。(福田晴夫『チョウの履歴書 (自然に生きる)』p235より引用)

スキバツリアブ♀:産卵前の尾端接地行動

 

2020年8月中旬・午前11:00頃・晴れ 

里山の細い山道を下山中に多数のスキバツリアブ♀(Villa limbata)と出会いました。(標高380m地点) 
寄生種が多いということは、自然度が高い環境と言えます。 
踏み固められた山道の上を低空で忙しなく飛び回り、頻繁に着陸して腹端を地面に付けています。 
これは産卵行動なのでしょうか? 
腹端を地面に擦り付けながら少し前進することもありました。 
ツリアブの仲間は産卵前に♀が腹端の砂室に砂粒を取り込んで卵を予め砂でまぶしておく習性があるそうです。 (※追記参照)
確かに横から見ると、着陸したとき腹端に砂を取り込んでいるようです。 
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
▼関連記事(8年前の撮影) 
ビロウドツリアブ♀がホバリング飛行しながらお尻を地面にチョンチョン
wikipedia英語版でツリアブ科のページを参照すると、イタリアで撮影された同属のツリアブ♀(Villa sp.)による動画が公開されています。 
その見事な生態映像では、同じ場所に留まって腹端を地面に何度も擦り付けていました。 
今回私が観察したスキバツリアブ♀は頻繁に場所を変えたので、尾端接地行動ではなく産卵行動そのものなのかもしれません。 
しかし、私がいくら目を凝らしても寄主となるハナバチ類の巣穴をこの山道に見つけられませんでした。 
暑い盛夏には巣口を閉じてしまう種類のハナバチなのかもしれません。 
おそらくスキバツリアブ♀は匂いで寄主の巣口を探り当てて産卵し、孵化した幼虫は自力で巣穴に潜り込むのでしょう。 
春や秋など季節を変えて探してみれば、この山道に営巣するコハナバチやヒメハナバチの巣穴が見つかるかな? 

※【追記】
他の方のブログなどでは「尾端接触行動」と呼んでおられますが、「接触行動」では曖昧なので、「接地行動」と呼ぶことを勝手ながら提唱します。


【追記2】
1年後にハイスピード動画でじっくり記録することに成功しました。


2020/12/02

マルバハッカの花で採餌するクロマルハナバチ♀

 

2020年8月中旬・午前6:00頃・晴れ 

駐車場の隅の花壇に咲いたマルバハッカ(別名アップルミント)の群落で早朝からクロマルハナバチBombus ignitus)のワーカー♀が採餌活動していました。 
吸蜜する蜂の後脚をよく見ると、花粉籠は空荷でした。 
ちなみに、この日の日の出時刻は午前4:57。 


ヤマトシミの飼育:餌を食べる

 

2020年8月上旬・午後20:55頃・室温28.4℃・湿度57%
▼前回の記事 
夜行性ヤマトシミ:飼育下の食餌【暗視映像】

卓上で飼育しているヤマトシミCtenolepisma villosa)がようやく照明に慣れてくれたようです。 
夜行性ですが、明るくても餌皿に入ってくれるようになりました。 
ペットボトルのキャップ(直径30mm)内に蕎麦の乾麺、魚粉、米糊を少量ずつ入れて給餌しています。 
しかし背側から接写しても肝心の口元が見えません。 
(食べているところではなく、警戒して静止しているだけかもしれません。)  
以前飼っていたヤマトゴキブリとは違って餌を食べる物音も全くしないので、張り合いがありません。

接写すると黒っぽい体色に鰹節の粉をまぶしたような模様があるのですね。 
餌の魚粉で汚れたのではなく、そういう斑紋なのでしょう。  

餌皿の外に出ると飼育容器の底を徘徊し、隠れ家として与えた紙の陰に逃げ込みました。 
小魚のような素早い動きから「紙魚」と名付けた昔の人のワードセンスにいつも感心します。

 

2020/12/01

モンスズメバチの巣内温度を測る【樹洞内の暗視映像】

 

八重桜の樹洞に営巣するモンスズメバチ:#7

▼前回の記事 
巣内の幼虫と栄養交換する夜のモンスズメバチ♀【暗視映像】

2020年8月中旬・午前1:30頃・晴れ 

赤外線デジタル温度計モンスズメバチVespa crabro)の巣内温度を測定してみました。
使い方は簡単で、引き金のようなスイッチを握ると赤いレーザーポインタが前方に光り、その地点の温度が液晶画面に表示されます。 
赤外線の暗視カメラで動画に撮りながら実演してみましょう。  
非接触式なので、スズメバチの巣のような危険物の温度も離れた位置から安全に測ることが可能です。 
この夢のような秘密兵器を6年前に欲しかったなぁ…。 
(ついでに対象物との距離も測定してくれると便利だと思います。) 

それまで樹洞内の巣盤を暗視カメラで動画撮影するために、補助照明として樹洞の底に赤外線投光器を2台設置していました。 
細かいことを言うと、この投光器の発熱で樹洞内の気温がわずかに上昇したかもしれませんが、誤差の範囲内でしょう。 
この赤外線投光器を撤去してから温度測定しました。 
桜の幹をワラジムシが徘徊していました。 

測定結果: 
樹洞(巣門付近)の内壁の表面温度は24.7℃。 
樹洞入り口の上部を塞いでいた外皮が破れた箇所の奥の温度は24.5℃。 
いよいよ肝心のモンスズメバチの巣盤内で育房の温度は25.1℃。 
(ビデオカメラで巣盤にズームインすると、温度計の液晶画面にピントが合わなくなってしまいました。) 

樹洞内の巣内温度は外気温とほとんど変わりませんでした。
昆虫は基本的に変温動物ですが、多数の個体が密集して暮らす蜂の巣は断熱材で作られていることもあり、自身の呼吸熱で少しだけ暖かくなるようです。 
熱帯夜ではなく気温が30℃よりも低いので、モンスズメバチが扇風行動で巣を冷却する必要はありません。 
実際に、扇風行動はしていませんでした。 
反省としては、この赤外線温度計は物体の表面温度しか測れないので、外気温を測る普通の温度計は別に持参すべきでした。


庭で餌を探す早春のカワラヒワ♂(野鳥)

 

2020年3月中旬・午後12:55頃・晴れ
▼前回の記事 
落ち葉をめくって虫を探す早春のシジュウカラ♀♂(野鳥)
民家の庭でマンサクの花が満開に咲いていたので私が足を止めると、カワラヒワ♂(Carduelis sinica)が餌を探しながら落ち葉に覆われた庭の地面を徘徊していました。 
嘴に何か種子を咥えて口の中で転がしてるようです。 
撮り始めるとすぐに私を警戒し、物陰に隠れてしまいました。 
手前に見える常緑樹はおそらくビワの幼木で、他の庭木は落葉樹です。


2020/11/30

コウヤツリアブ♀の産卵飛翔【HD動画&ハイスピード動画】

 

2020年8月中旬・午前10:25頃・晴れ
▼前回の記事 
軒下で寄主の巣穴を探し回るハラアカヤドリハキリバチ♀
郊外にある木造平屋建ての民家の軒下でコウヤツリアブ♀ (Anthrax aygulus)がホバリング(停空飛翔)していました。 
木の梁のあちこちに小さな虫食い穴が開いています。 
そこに借坑性の蜂(ドロバチ類やオオハキリバチなど)が営巣しているようです。 
労働寄生種であるコウヤツリアブ♀は、寄主の巣穴に産卵するため飛来したのです。 
寄主の巣口の手前でホバリングしながらときどき腹端をチョンチョンと標的に触れて(?)繰り返し産卵しています。 

コウヤツリアブ♀の産卵行動を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:52〜) 
腹端の白い部分がホバリング中にヒラヒラしている(ように見える)のが気になりますが、どういうことかよく分かりません。 
コウヤツリアブ♀は停飛しながら寄主の巣口を何度も覗き込み、狙いを定めると腹端を振り子のように大きく前方に振って卵を勢い良く射出していました。 
着陸してじっくり産卵した方が体力の消耗もはるかに少ないはずなのに、ホバリングの名手は産卵中もホバリングを止めません。 

ようやく産卵が一段落すると、板壁に止まって小休止。 
寄主の巣穴や材の割れ目が見えない位置に止まったので、次に卵を産む標的をじっくり調べているのではなく、ただの休息だと思います。 
すぐにまた飛び立つと、次の寄主の巣穴に対してホバリング産卵を再開しました。 

同定用にストロボ写真も撮りたかったのですが、動画撮影を優先していたら寄生ツリアブに逃げられてしまいました。 
動画のスナップショットだけでもなんとか翅の黒い斑紋の特徴からコウヤツリアブ♀と同定することができました。 

労働寄生者(寄生ツリアブやハラアカヤドリハキリバチ♀)が軒下で狼藉を働いている間に、寄主の蜂は一度も戻って来ませんでした。 
したがって寄主の正体は不明です。

オオイタドリの花蜜を吸い身繕いするフタモンアシナガバチ♀

 

2020年8月中旬・午後13:10頃・晴れ 

川沿いの堤防路の横に咲いたオオイタドリの群落でフタモンアシナガバチPolistes chinensis antennalis)のワーカー♀が訪花していました。 
風揺れに悩まされながら、なんとか吸蜜シーンを撮りました。  

食餌の合間に身繕いしています。 
口器および前脚だけでオオイタドリの花にぶら下がり、左右の中脚・後脚を激しく擦り合わせました。 
花粉が付着した顔を前脚で拭って化粧することもありました。  

オオイタドリの花穂には白くて小さなハナグモも何匹か潜んでいて、獲物を待ち伏せしています。 
フタモンアシナガバチ♀とニアミスしても獲物として大き過ぎるようで、リスクを冒して狩る気はないようです。

2020/11/29

岩肌を舐めてミネラル摂取するスミスハキリバチ♀

 

2020年8月中旬・午前9:40〜10:05頃・晴れ 

里山の山頂付近にある奇岩群を見に行くと、オーバーハングした巨岩の窪みにスミスハキリバチ♀(Megachile humilis)が長時間止まっていました(標高約460m地点)。 
ようやく飛んでも岩の同じ箇所に執着し、ホバリングと着陸を繰り返しています。 
朝から夏の日差しが強いので、ひんやりした岩肌の日陰で休んでいるのでしょうか? 
どうやら岩の表面を長々と舐めてミネラルを摂取しているようです。 
背側からは肝心の口元が見えなかったのですが、横を向いた際に、茶色で細い口吻(舌)がチロチロと動いているのがようやく見えました。 
日本産ハナバチ図鑑』に掲載された標本写真(p324)で確認すると、スミスハキリバチ♀の舌は確かに褐色でした。
▼関連記事(10年前の撮影@日傘の金属柄) 
スミスハキリバチ♀の塩分補給
巨岩が大きくオーバーハングした部分なので、雨水に含まれる微量のミネラルではなく、岩自体から塩分が析出しているのだと思います。 
この岩石の鉱物としての正式名称を知りたいところですが、私は地学を全く勉強してこなかったので分かりません。 
この辺り一帯が海底だった大昔の地層が大岩となって露出したのだとしたら、塩分が多く含まれていそうです。 
それとも海底火山が噴火した溶岩が固まった岩なのでしょうか? 
私も実際に岩肌を味見してみれば良かったですね。  

スミスハキリバチ♀は岩肌に止まっている間も、激しく腹式呼吸しています。 
オーバーハングした岩壁をときどき少し歩き回ります(登る)。 
触角で岩の表面を探りながら一心不乱に舐めているようです。
急に歩行徘徊が活発になり、かすかな羽音を立てて岩から飛び去りました。 
すぐにまた岩肌のほぼ同じ地点に着地しました。 
今度は側面を向いてくれたおかげで、ようやく口吻の動きがはっきり見えました。 
茶色の舌は意外に細かったです。 
腹部はハキリバチに特有のやや海老反り姿勢になっていました。 
腹部下面にあるはずのスコパ(花粉刷毛)が見えませんでした。 

やがて岩肌のスミスハキリバチは私から見えない死角に移動してしまいました。 
岩の窪みに頭を突っ込んでいて、腹式呼吸する尻しか見えません。 
ここに巣があるでしょうか? 
ずっと居座っているので、巣口をガード中なのかと疑いました。 
スミスハキリバチは借坑性なので、岩の窪みに営巣しても不思議ではありません。 
しかし、葉片で育房を作って貯食するには窪みの深さが足りない気がします。 
山道を登ってくる途中で蜜源植物(咲いている花)をほとんど見かけなかったので、巣材(葉片)の調達はともかく食料がさほど多くない山頂付近でわざわざ営巣するメリットがあるのか疑問です。  

現場は足場がひどく不安で、蜂の行動や営巣地?を思うように撮影することができませんでした。 
ロッククライミングのように体を安全に確保するロープが無いと怖くて無理でした。 
一脚があれば、自撮り棒の要領で接写できたかな? 
仕方がないので、この大岩から一度降りて回り込み別のアングルから望遠で狙ってみたのですが、蜂はいつの間にか居なくなっていました。 
岩肌を撮った写真を見直してもハキリバチの巣穴は見つけられませんでした。 
営巣地ではなく岩を舐めに来たと個人的には解釈しています。 
営巣地探索中のスミスハキリバチ♀が凸凹した岩肌を調べている間に舐めたら塩味風味で(?)美味しかったのでしょう。
例えばニホンザルなどの野生動物もときどきこの岩を舐めにやって来る、というような民間伝承が残っていたら面白いですね。
ここに無人カメラを仕掛けておいたら(カメラトラップ)明らかになるはずです。
動物や昆虫が入れ代わり立ち代わりこの大岩を舐めた結果、現在のように大きくえぐれた独特の形状になったのだとしたら…と私の妄想は更に膨らみます。
君が代に歌われた「千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」とは逆に、長い年月をかけて大岩が削られていくイメージです。
もちろん、ただの風化でこの形になっただけかもしれません。
ミネラルが岩から析出?


電線で羽繕い・脱糞するキセキレイ♀(野鳥)

 

2020年8月中旬・午前9:05頃・晴れ 

里山の麓でキセキレイ♀(Motacilla cinerea)が電線に止まりました。 
実は直前まで道端の側溝で採食または水浴していたようなのですが、私が知らずに近づくと、警戒したキセキレイ♀は慌てて飛び上がって電線に避難したのです。 
喉が白いので♀と分かります。 
電線上でしばらく羽繕いしてから、左足を持ち上げると顔を掻きました。
▼関連記事(8年前の撮影) 
キセキレイ♂が電線で羽繕いしつつ鳴く【野鳥】
電線上で向きを変えると白い糞をポトリと排泄しました。 
少し軽量化したキセキレイ♀はチュン♪と一声鳴きながら左へ(山の方へ)飛び去りました。 
この最後だけ音声を正規化して音量を強制的に上げています。  

脱糞および飛び立ちの瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

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