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2019/10/18

クサフジを訪花するベニシジミとシロスジヒゲナガハナバチ♀?



2019年6月下旬

川沿いの堤防に咲いたクサフジの群落でベニシジミLycaena phlaeas daimio)が訪花していました。
翅をしっかり閉じて吸蜜しています。

おそらくシロスジヒゲナガハナバチ♀(Eucera spurcatipes)と思われるヒゲナガハナバチの仲間が左から飛来しました。
蜂とニアミスする度にベニシジミは閉じていた翅をパッと素早く開いて軽く威嚇しました。
1/5倍速のスローモーションでご覧下さい。
他に蜜源となるクサフジの花は近くにいくらでも咲いているので、特に争いにはならず、チョウに追い払われた蜂はおとなしく別な花で採餌を始めました。

シロスジヒゲナガハナバチ♀の後脚の花粉籠には橙色の花粉団子を付けています。
クサフジに正当訪花を忙しなく繰り返して、花蜜と花粉を採餌しています。


▼関連記事(5年前の撮影)
シロスジヒゲナガハナバチ?♀がクサフジの花で採餌


ベニシジミ+シロスジヒゲナガハナバチ♀?@クサフジ訪花吸蜜・採餌
ベニシジミ+シロスジヒゲナガハナバチ♀?@クサフジ訪花吸蜜・採餌
シロスジヒゲナガハナバチ♀?@クサフジ訪花採餌
シロスジヒゲナガハナバチ♀?@クサフジ訪花採餌

2019/10/12

樹上のモズ♂をモビングするツバメの群れ(野鳥)



2019年7月上旬・午前6:35

早朝の山村でヒノキの樹冠に止まったモズ♂(Lanius bucephalus)がいつになく鳴き騒いでいて、只事ではありません。
1羽のモズ♂に対して数羽のツバメHirundo rustica)が空中から代わる代わるモビング(擬攻撃)を加えていました。
モズも猛禽類の端くれですから、ツバメにとっては憎き天敵なのでしょう。
もしかすると、ツバメの巣を襲って雛を捕食したことがあるのかもしれません。

梢に止まったモズ♂はツバメ(の親鳥?)が特攻してくる度に首をすくめてやり過ごしています。
モズもツバメも興奮して鳴いていますが、遠くの線路を列車が通る騒音で掻き消されてしまいました。
ハイスピード動画に切り替えようか私が迷っていたら、モズは堪らず飛んで逃げ出しました。

1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみると、頭上を掠めて飛ぶツバメの攻撃を交わすために仰け反ったモズ♂がバランスを崩し、やむなく飛び降りたようです。
必死で逃げるモズ♂を2羽のツバメが鳴きながら追いかけています。
飛翔スピードでツバメには敵う鳥はほとんどいません。

ツバメによるモビング行動を見たのはこれが初めてで、早朝の観察で一番興奮した出来事でした。
徹夜でフィールドにやって来た甲斐がありました。

※ 逆光の映像なので、動画編集時に彩度を上げました。
モズの性別を見分けるのに過眼線の有無を知る必要があるのです。
音声を正規化して音量を強制的に上げています。


モズ♂(野鳥)@ヒノキ樹冠vsツバメ@モビング飛翔

2019/10/07

ベニシジミを追い払いクサフジの花蜜を吸うスジグロシロチョウの仲間



2019年6月下旬

堤防に咲いたクサフジの群落でベニシジミLycaena phlaeas daimio)が吸蜜していました。
そこへ飛来したスジグロシロチョウPieris melete)またはヤマトスジグロシロチョウPieris nesis)が嫌がらせのようにベニシジミを翅で花からはたき落としました。
ベニシジミよりもスジグロシロチョウの方が大型ですから、ひとたまりもありません。
不意に襲われたベニシジミは反撃せずに飛び去りました。
すぐに舞い戻ってきたスジグロシロチョウが、横取りしたクサフジの花で吸蜜を始めました。

これは餌場を独り占めしようとする占有行動なのでしょうか?
堤防一帯には他にも蜜源の花がいくらでも咲いているのに、わざわざベニシジミを追い払う(異種間攻撃)のは不思議に思いました。

二種の出会いおよび飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:36〜)


スジグロシロチョウsp@クサフジ訪花吸蜜

2019/10/02

マメガキの花で探餌飛翔するコガタスズメバチ♀を追い払うクマバチ♀



2019年6月下旬

民家の庭木として植栽されたマメガキの雄株で
コガタスズメバチVespa analis insularis)のワーカー♀も花の周囲を飛び回っていました。
花蜜が目当てではなく、訪花するハナバチ類を獲物として狩ろうとしているようです。
目が回りそうなぐらい忙しなく飛び回るので、まずは1/5倍速のスローモーションでご覧下さい。

最後は、キムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)とコガタスズメバチ♀が軽い空中戦になりました。(@1:50)
クマバチを狩りに来たコガタスズメバチを、強気のクマバチが逆に追い払っています。



つづく→マメガキに訪花する獲物を狩り肉団子を作るコガタスズメバチ♀

2019/09/08

散歩中のネコ♂を襲うハシボソガラス♀♂(野鳥)



2019年6月中旬

街なかを流れる川の対岸で2羽のハシボソガラスCorvus corone)が嗄れ声で鳴き騒いでいます。
何事かと思いきや、川沿いの道を歩いているイエネコFelis silvestris catus)を追いかけながらモビング(擬攻撃)していました。
一方、猫はうるさいカラスを相手にせず、平然と歩き続けます。
このネコは、股間に睾丸が見えたので雄猫♂と判明。
去勢された飼い猫ではないようです。
やがてネコが立ち止まって尻尾を上げると雑草の茂みに排尿し、縄張りをマーキングしました。

鳴きながら飛び上がって空中から代わる代わる襲いかかるハシボソガラスが遂にネコの背中を背後から蹴りつけました。
まずは1/5倍速のスローモーションでご覧下さい。
ネコはやられても全くカラスに反撃しようとしないのが意外でした。
老いた個体なのかな?
ひたすら迷惑そうにゆっくり歩き去ります。
ネコがようやく川岸を離れて大きな栗の木の下の茂みに逃げ込むと、カラスもそれ以上は深追いしませんでした。
ハシボソガラスにとっても顔馴染みのネコが日課で縄張りをパトロール(散歩)していたのでしょう。

天敵の猫を追い払って満足したハシボソガラスは逆の住宅地の方へ飛び去りました。
川沿いには携帯電話の基地局(電波塔)が建っていて、そのてっぺんにカラスの古巣があります。
今回のハシボソガラスがそこに営巣したつがいなのかどうか、定かではありません。
巣立った幼鳥が近くにいるのかもしれません。

※ 動画編集時に前半部だけ音声を正規化して音量を強制的に上げています。


中村眞樹子『なんでそうなの 札幌のカラス』を読むと、カラスとネコの攻防について記述がありました。

猫の場合は違います。威嚇体勢になって低空飛行を仕掛けたり、蹴ったりして攻撃します。猫は犬と違ってジャンプ力もあり、木登りもできます。都会のカラスにとって、猫は天敵なのです。時々、猫をリードに付けて散歩している人がいます。するとカラスが大騒ぎを始めて、飼い主の周りに集まります。 (飼い猫に対するモビング:しぐま註) (p178より引用)
繁殖期のカラスに猫が近付こうものなら、何羽も集まってきて大騒ぎをして、猫の姿が見えなくなるまで追い回し、低空飛行をして命がけで蹴りを入れています。さすがに猫に蹴りを入れられるのはベテランの成鳥だけです。
同じカラスでも、ボソの場合、頭をブトのように膨らませて低空飛行をし、最高レベルの怒りを表しますが、蹴りを入れるほどの勇気はないようです。
たかが猫と思うかもしれませんが、機敏なジャンプ力と音を立てずに忍び寄れる肉球によって器用に獲物を捕食するため油断はできません。成鳥なら逃げ切れますが、巣立ったばかりの雛だと、猫が天敵だということも知らないので、あっという間に捕食されてしまいます。 (p180-181より引用)



下線部については、今回私が撮影した動画はささやかながら反例となりそうです。
おそらく各地域の個体群によってカラスの習性や性格も少しずつ変わっているのでしょう。

私のフィールドではハシボソガラスが優占種で、ハシブトガラスはあまり居ません。


ハシボソガラス♀♂(野鳥)@モビングvsネコ@散歩

2019/09/06

早朝に営巣木の上空でノスリ親鳥を追い回すハシボソガラス(野鳥)




ノスリ(野鳥)営巣地での観察記録#10



▼前回の記事
夜明けに樹上で鳴き続け偵察飛翔を繰り返すノスリ親鳥(野鳥)

2019年5月下旬・午前4:45頃(日の出時刻は午前4:20)

柳樹上のノスリButeo japonicus)の巣を私が撮っている間に、左のポプラ樹間で親鳥がピィー、ピィー♪と甲高い声で鳴き続けています。
早朝の縄張り宣言なのでしょうか?
それに応えて巣内の雛が鳴くこともなく、全く動きがありませんでした。
ノスリ親鳥が鳴くリズムが急に崩れたので、何事かと思ってカメラを左に向けると、河畔林の上空でノスリ親鳥(左翼の風切羽が1枚抜け落ちた個体)とハシボソガラスCorvus corone)の空中戦が繰り広げられていました。
営巣木の周囲で縄張りの偵察飛翔を繰り返すノスリ親鳥がカラスを追い払おうとして返り討ちに遭ったようです。

情けなく悲鳴を上げて♪逃げるノスリをハシボソガラスがガーガー♪鳴きながらしつこく追いかけています。
この河畔林にはカラスの巣も幾つもありますから、ノスリとカラスは縄張り争いの緊張状態が続いているようです。
ノスリと出くわす度にカラスは擬攻撃(モビング)しています。
右に逃げたノスリは旋回して元のポプラ樹冠に戻り、一方カラスは深追いしてきませんでした。
その後もノスリはめげずにポプラ樹上でひたすら鳴き続けています♪(縄張り宣言?)。
しばらくすると再び右に飛び出し、一回りするとすぐに元のポプラ樹冠に引き返しました。
縄張りを誇示しながらの偵察飛行なのでしょうか?

※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。

つづく→#11:柳樹上の巣で抱雛するノスリ親鳥(野鳥)


2019/08/28

ハシボソガラスにモビングされて逃げるノスリの親鳥(野鳥)




ノスリ(野鳥)営巣地での観察記録#7



▼前回の記事
ノスリの雛が孵化した!(野鳥)

2019年5月下旬

6日ぶりの定点観察。
ノスリButeo japonicus)の営巣地の上空で必死に羽ばたいて逃げる猛禽類をハシボソガラスCorvus corone)が嗄れ声で鳴きながら追いかけていました。
1対1のモビング(擬攻撃)です。

1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみると、情けなく逃げる猛禽類はノスリでした。
左の翼の風切羽が1枚欠損しています。
いつから抜け落ちているのか分かりませんが、カラスと喧嘩中に羽を引き抜かれたのでしょうか?
この分かりやすい特徴は、今後の個体識別で役立ちます。
私には性別が見分けられないのが残念です。
それから、欠けている羽は正確には初列風切なのか次列風切なのか、どなたか教えてもらえると助かります。

ハシボソガラスの方がノスリより速く飛んで猛追しています。
背後からカラスに追いつかれそうになると、ノスリは襲われる寸前に急上昇してカラスの攻撃をかわしました。
自分の巣がある縄張り空域のはずなのに、ノスリ親鳥は川の下流の方へ追い払われてしまいました。
その間、逃げるノスリの鳴き声は聞き取れませんでした。(鳴いていないと思う)
カラスもあまりしつこく追撃せずに、あっさり自分の縄張りに引き返しました。
この川の流域ではハシボソガラスやハシブトガラスの♀♂ペアが何組もニセアカシアやオニグルミの樹上に営巣しています。
この連載記事の#1でもノスリの親鳥(おそらく♂)がハシボソガラスにモビングされていました。



ノスリ親鳥:左翼風切羽欠損(野鳥)vsハシボソガラス@モビング飛翔
ノスリ親鳥:左翼風切羽欠損(野鳥)@飛翔  (逆光のため自動色調補正して翼の下面を見やすく加工)



ちなみに、この日はノスリの巣の様子を撮っても親鳥は不在のようで、雛の姿も見えませんでした。
「巣内に動きが見られなかった」という映像記録を見せられても視聴者にはつまらないでしょうから、ブログ限定で公開します。
巣の周りの木々の葉がどんどん茂り、ノスリの巣がますます隠されていきます。

巣を隠しつつある丸い木の葉の樹種は何ですかね?(蔓植物?)

カラスに連日執拗にモビングされたら、ノスリの親鳥は育雛を放棄してしまうのでしょうか?

カラスがノスリの巣を襲って幼い雛を殺したり捕食したりすることも、あり得ないことではありません。

つづく→#8:ノスリの巣:夜明け前後の様子(野鳥)


ノスリ(野鳥)巣@柳樹上
ノスリ(野鳥)巣@柳樹上

2019/08/18

ジョウカイボンの誤認求愛?喧嘩?



2019年5月下旬


▼前回の記事
ミズキの花蜜を舐めるジョウカイボン

河畔林のミズキ大木で2匹のジョウカイボンLycocerus suturellus)が葉や花の上を徘徊していました。

少し飛んで花から葉に移動した個体が別個体とニアミスしました。
出会った途端に相手に正面から飛びつきました。
ジョウカイボンが縄張り争いするとは考えにくいので、誤認求愛(または交尾の失敗)ですかね?
1匹が転がり落ち、交尾には至りませんでした。
残った個体は花に戻りました。
1/5倍速のスローモーションでリプレイをご覧下さい。

ジョウカイボンの性別の見分け方を私は知らなかったのですが、wikipediaによると、

雌雄の区別は一目では分かりにくいが、雌では第1、第2脚の爪の内側に小さな歯があり、雄では触角の第4節から第8節にかけて長い溝があり、また第3脚の脛節が湾曲している。
採集して標本を精査しないと判別できないようです。


ジョウカイボン2@ミズキ葉+誤認求愛?



2019/08/17

ハシボソガラスの群れにモビングされ早春の河畔林を逃げ回るノスリ♂(野鳥)



2019年4月下旬・午後16:18

主にニセアカシアと柳で構成された河畔林の枝に止まっていた1羽の猛禽類が飛び立ちました。
近くの枝に止まっていたハシボソガラスCorvus corone)が慌ててノスリを追いかけます。
カラスは嗄れ声でガーガー鳴きながら飛んで行くも、追跡を止めて電線に止まりました。

ちょうど1年前に、現場の近くでトビがカラスにモビング(擬攻撃)されていたので、今回もてっきりトビかと思いました。


▼関連記事(前年:2018年4月の撮影)
樹上のトビを激しく襲うカラス混群【HD動画&ハイスピード動画】(野鳥)

しかし鳴きながら河畔林を逃げていく猛禽類の翼の下面を映像を見直すとトビではなくノスリButeo japonicus)でした。

上流へ飛んだノスリは、ようやく芽吹き始めた河畔林の枝に止まりました。
追ってきたカラスもノスリを見下ろすように近くの木の樹冠に着地。
ハシボソガラスは複数個体が協同で天敵の猛禽類に対してモビング(擬攻撃)しているようです。
この辺りを縄張りとするつがいのカラスなのでしょう。
追い詰められた(?)ノスリは樹上でピィー、ピィー♪と甲高い声で鳴いています。
嘴の動き(リップシンクロ)が鳴き声よりも若干ずれるのは、対岸から望遠レンズで撮っていて遠いからかな?
右の方から明らかに別個体の猛禽類が鳴いている声も聞こえてきます。
後で思うと、近くの巣内で抱卵中の♀が加勢するように鳴いていたのでしょう。
ということは、モビングされていたノスリはつがい相手の♂だろうと推理できました。

急にノスリ♂が飛び上がって上の枝に止まり直しました。
それと入れ替わるように上から急襲してきたカラスに対して、ノスリは蹴爪を向けて牽制します。
ハシボソガラスとノスリが樹上の近い枝で向かい合うように対峙しています。
ハシボソガラスの頭部の羽毛が興奮で逆立っていて、少しハシブトガラスっぽく見えますが、細い嘴と嗄れた鳴き声からハシボソガラスで間違いありません。
再びノスリ♂が飛び立ち川の上流側へ逃げ出しました。
左上から別個体のカラスが追いすがります。


動画のハイライトを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@1:19〜)

※ 対岸からでは鳴き声がかすかにしか聞こえなかったので、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
その結果、川の流れる音もうるさくなってしまうのは仕方がありません。


つづく→川沿いの柳の樹上で鳴き続け♪羽繕いするノスリ♂(野鳥)


ノスリ♂vsハシボソガラス(野鳥)@ニセアカシア樹上+モビング
ノスリ♂(野鳥)@ニセアカシア樹上

2019/07/15

窓ガラスに映った鏡像に戦いを挑むシジュウカラ♀(野鳥)



2019年5月中旬

建物の2階に並ぶ大きな窓ガラスにシジュウカラ♀(Parus minor minor)が体当たりを繰り返していました。
室内には窓全体にレースカーテンが引かれ、暗くなっています。
そのために外界の景色が窓ガラスにくっきりと反射して映っています。
シジュウカラ♀はガラスに映る自分の姿に何度も闘いを挑んでいるようです。
♀同士で熾烈な縄張り争いをしているつもりなのでしょう。
ガラスの方を向いて窓枠に止まり、飛び跳ねながら右往左往しています。
飛び上がった際に見えた腹部の黒帯が細いので♀と判明。
ときどき窓ガラスを嘴でつついているようです。
左端の窓に執着しているのは、ここが一番暗くて窓ガラスが外界を良く反射しているからだと思われます。

鏡像と喧嘩しながらも盛んに警戒声♪を発しているようですが、背後にある噴水の水音でかき消されてしまっています。
もう1羽のシジュウカラ(つがい相手の♂?)が近くで鳴いて応援していたようです。
私は撮影に集中していたので確認できていません。
もう1羽が高速で横切った姿が窓ガラスに反射して写った瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@1:17)

どうして番の♂はパートナーの♀に積極的に加勢して共同で侵入者を追い払おうとしないのでしょうか?
シジュウカラ♂は窓ガラスに映っているのが虚像だと見抜いているのかな?
縄張りへの侵入者が♂の場合には♂が、♀の場合には♀が対応するような分担があるのかもしれません。
番の♂としては、必ずしも一夫一妻には拘らずチャンスがあれば別の♀と浮気したいというのが本音でしょうから、縄張りに侵入した♀を追い払うのにあまり気乗りがしないのかもしれません。


どんな結末を迎えるのかと固唾を呑んで見守っていたら、最後は戦いを諦めたのか、離脱しました。
この近くで営巣しているのでしょうか?
もしここで窓ガラスに映った鏡像との戦いを毎日繰り広げているのだとすれば、無駄な闘争で体力を消耗しそうです。

野鳥が自分の反射像を敵と誤認して戦いを挑むという話は本などでよく見聞きしていましたが、実際に観察したのはこれが初めてで興奮しました。
ところで、飛来した野鳥が窓ガラスに激突して死んでしまうバードストライク事故もよく報告されています。
不幸な衝突事故を防ぐための方法として、京都新聞が2019年05月24日に次のような記事を掲載していました。

野鳥の衝突防止「窓にカーテンして」京都市動物園が協力訴え

今回この建物では室内の窓にカーテンをしているので、飛来した野鳥は通り抜けそうだとは思わず、窓ガラスへの激突事故は防げそうです。
しかし窓ガラスに外の景色がくっきり映ってしまっているため、反射像を敵と誤認した野鳥による不毛な闘争行動が引き起こされてしまいます。



▼関連記事 
カーブミラーに激突したヤマドリ♂(野鳥)の断末魔

シジュウカラ♀(野鳥)@窓ガラス:鏡像反応
シジュウカラ♀(野鳥)@窓ガラス:鏡像反応
シジュウカラ♀(野鳥)@窓ガラス:鏡像反応
シジュウカラ♀(野鳥)@窓ガラス:鏡像反応
施設+窓ガラス・全景

2019/07/09

キリウジガガンボの求愛飛翔?



2019年5月上旬


▼前回の記事
水路で飛びながら打水産卵するキリウジガガンボ♀?

水深の浅い水路で2匹のガガンボが水面ギリギリの低空を飛び回り、激しい空中戦を繰り広げていました。
私はガガンボの生態にまるで疎いのですが、縄張り争いがあるのでしょうか?

やがて1匹が水面の落ち葉や藻の上に着陸しました。
ズームインしてみると大型のガガンボで、おそらくキリウジガガンボ♂(Tipula aino)でしょう。
着陸直後は、腹端にある交尾器?(把握器?)を開閉していました。

ここでつい先程、キリウジガガンボ♀?の打水産卵を観察したばかりですし、縄張り争いではなく求愛飛翔なのかもしれません。
1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみましょう。
他の昆虫(小さなハエ?)も激しく飛び回っていて、ややこしいですね。
求愛が実って交尾を始めるまでの過程を観察してみたいものです。


キリウジガガンボ♂?@水路水面:落ち葉
キリウジガガンボ♂?@水路水面:落ち葉・全景

2019/07/03

ハシブトガラスとハシボソガラスの縄張り争い(野鳥)



2019年5月上旬

神社の境内に植栽されたイロハモミジ(=イロハカエデ)の枝にハシブトガラスCorvus macrorhynchos)が止まり、念入りに羽繕いしています。
その枝には若葉の新緑と赤い花が美しいコントラストをなしています。

急に飛び立つと、すぐ近くのヒノキの木に止まり直し、大声でカーカー♪と澄んだ声で鳴きました。
そこへ2羽のハシボソガラスCorvus corone)が飛来し、喧嘩が始まりました。
ハシボソガラスは名前の通り嘴が細く、嗄れ声でガーガー♪鳴きます。
どうやら、この辺りを縄張りとするハシボソガラスのつがいが共同でハシブトガラスを追い払ったようです。
縄張り争いに勝ったハシボソガラスがヒノキの枝でガーガー♪と凱歌の声を上げました。



【追記】
中村眞樹子『なんでそうなの 札幌のカラス』という本を読むと、2種類のカラスの関係性について面白いことが書いてありました。

ボソとブトの両種は鳴き声が違うだけでなく、お互いの言葉が通じていないという説もあります。ただ、悲鳴の声(Distress Call)などは種を超えて理解しあっているようにも思います。 (p48より引用) 
大人のボソとブトが仲良くすることはない。 p66より引用)


ハシブトガラス(野鳥)@カエデ枝

2019/06/24

電線に並んだドバトが小競り合い(野鳥)



2019年4月下旬

池の上を横断するように張り渡した電線にカワラバト(=ドバト;Columba livia)が3羽並んで止まっていました。
向いている方向はまちまちです。
右端の個体Rが左隣りの小柄な個体Mににじり寄り、嘴で2回軽くつつきました。
求愛行動ではなさそうですし、陣取り合戦なのでしょうか?
足場が不安定なので、電線の鳩は翼を広げ軽く羽ばたいてバランスを保っています。
つつかれた真ん中の個体Mが堪りかねて飛び上がり、右端に位置取りし直し、隣人(隣鳩)から少し距離をとりました。
互いに嘴が届かないパーソナルスペースを保ちつつ並んでいます。
鳩の群れにも、いわゆる「つつきの順位」があるのでしょうか?
左端の個体Lは、小競り合いに関与しないで静観しています。
私にはドバトの性別は見分けられませんが、もしかすると左端の個体が♀で、右側の2羽が♀とお近づきになりたい♂なのかもしれません。(♀を巡る♂同士の争い)
この間、周囲の喧騒で鳩の鳴き声は聞き取れませんでした。


ドバト3(野鳥)@堀池:電線+つつき攻撃/飛翔回避
ドバト3(野鳥)@堀池:電線+つつき攻撃/飛翔回避

2019/06/16

満開の桜並木にてクマバチ♂の占有飛翔と闘争



2019年4月下旬

ソメイヨシノの桜並木のあちこちで、キムネクマバチ♂(Xylocopa appendiculata circumvolans)が満開に咲いた花の周囲に縄張りを張って占有飛翔していました。

桜に訪花する♀と交尾しようと空中でホバリング(停空飛翔)しながら待ち構えているのです。
しかし、実際に桜の花で吸蜜・採餌するクマバチは一匹も見かけませんでした。
クマバチの交尾シーンも私は未見です。
周囲を飛ぶどんな昆虫にも敏感に反応して迎撃にすっ飛んで行くので、蜂にピントを合わせてズームインする暇がありません。
雄蜂にはのんびり花見する余裕など無く、忙しなく必死で飛び回っています。

縄張り内で2匹の♂が出会うと、空中で睨み合いつつ天高く飛び上がりました。
見失ってしまい、その後どうやって勝負の決着が付いたのか分かりませんでした。

5年前にも同じ状況を撮影していますが、♂同士の縄張り争いも観察することが出来たのが今回の収穫です。
▼関連記事
桜の花とクマバチ♂の占有飛行

ホーホケキョ♪と鳴くウグイス♂の囀りさえずりが辺りから聞こえています。


クマバチ♂@ソメイヨシノ訪花+占有飛翔
クマバチ♂@ソメイヨシノ訪花+占有飛翔
クマバチ♂2@ソメイヨシノ訪花+占有飛翔+闘争

2019/05/27

ダイサギとカワウが河畔林に続々と塒入りする定点映像(野鳥)



2018年11月上旬・午後16:39〜17:15(日の入り時刻は16:34)


▼前回の記事
カワウとダイサギの混群が塒入りする定点映像を早回しにしてみる【10倍速映像】(野鳥)


カワウPhalacrocorax carbo hanedae)とダイサギArdea alba)の群れが夕方の河畔林に塒入りする様子を定点映像にもう一度記録するため、2日後に再び現地入りしました。
前回は河畔林の陸側から撮影したので、今回は川の対岸から狙うことにします。

川は画面下の左から右に流れています。
西に沈む太陽に対して逆光になってしまうという難点があるのですけど、被写体の水鳥が単純な白と黒ですから、充分に見分けられるはずです。



昼過ぎから道なき道を藪漕ぎして現場に辿り着くまでが一苦労でした。
ノイバラなどの棘が厄介で、擦り傷だらけになりました。

川岸に集まっていたカモ類が、私に警戒して一斉に飛び去りました。
しばらく静かにしていると、戻ってきてくれました。

集団塒の周囲は大量の鳥の糞で白く汚れているので、すぐに分かります。
黄葉しかけたオニグルミの葉や下草の笹藪に、鳥の排泄した白い糞が大量に付着していました。



集団塒の対岸の水際で枯れたヨシ原に迷彩ブラインドを張って隠れました。
ようやく準備完了したのが午後16:00。
私がブラインド内で息を潜めていると、やがて周囲の葦原にスズメが賑やかに集まり始めました。
スズメの集団塒は葦原なのかもしれません。

この日は曇り空で、いつもより早く暗くなりました。

長撮りした定点映像をノーカットでご覧下さい。
冒頭の5分間は私がブラインド内で落ち着くまでに立てるガサガサという物音が耳障りで申し訳ありません。
鳥にも警戒されたかもしれません。
そこさえ辛抱してもらえれば、残りは癒やしの環境映像としてお楽しみ頂けるかもしれません。

まず、黒いカワウの群れが集団塒の上空を偵察するように旋回するようになりました。
河畔林の樹冠に一番乗りで着陸したのもカワウでした。
この個体にズームインしても、逆光で羽根の細かな色合いは見えずシルエットしか分かりません。
河畔林で塒に選ばれた樹種は、葉の形状からオニグルミと柳のようです。
次に飛来した個体とぶつかりそうになり、初めの個体は樹上から飛び去ってしまいました。

しばらくすると、純白のダイサギが飛来し、優雅に枝に着陸しました。
塒内で隣合う個体間の小競り合いがたまに勃発し、喧嘩の鳴き声も聞こえます。
着地した枝が気に入らなかったり、隣の個体に追い払われたりして飛び立つと、再び塒へのアプローチからやり直します。
カワウもダイサギも図体が大きくて飛ぶのがあまり得意ではないので、小鳥のように枝から枝へ器用に飛び移ることが出来ないのです。
画角から外れた左の樹冠にも就塒していました。(広角レンズが欲しいなー…。)

一方、川面に塒入りしたカモ類や白鳥が集まって賑やかに鳴き交わす声が聞こえてきます。

迷彩ブラインドの効果は絶大で、前回よりも迫力ある動画が撮れました。
今回は混群の塒入りがスムーズに行なわれ前回よりも早く寝静まったのは、私の存在を警戒していない証拠でしょう。
ブラインドに隠れての長撮り中に咳が出そうになって焦りました。
途中で私の存在に気付かれてしまっては、それまでの苦労が水の泡です。
なんとか気合で咳を抑えました。

撮影終了後も完全に暗くなるまでブラインド内で待機しました。
その間におにぎりを食べて腹ごしらえ。
そっと機材類を撤収し、藪漕ぎして帰りました。
対岸の集団塒で寝ているカワウとダイサギは、私がガサゴソと立てる物音に気づいているはずですが、幸い騒いだり逃げたりしませんでした。
ほぼ新月なので夜空は暗く、しかも雲に覆われていました。


つづく→ダイサギとカワウが集団就塒する定点映像を早回しにしてみる【10倍速映像】(野鳥)


2019/05/18

順番待ちして熟柿を食すスズメの群れ(野鳥)【HD動画&ハイスピード動画】



2018年11月下旬

民家の庭に植えられたカキノキスズメPasser montanus)が群がって熟柿を啄んでいました。
1羽が食べていた熟柿の上に、なんと白い軟便を排泄しました!(@0:03)
衛生観念の欠如にびっくり。
そこへもう1羽が飛来すると、先客のスズメは驚いて飛び立ち隣の小枝へ移動しました。
ちなみに背後でキュルキュル…と絶えず聞こえる耳障りな音は、近くの町工場からスチームが吹き出る音です。

240-fpsのハイスピード動画に切り替えてスズメが柿の枝から枝へ飛び移る様子を撮ってみました。(@0:39〜)
すると偶然にも、興味深いシーンが記録されていました。
同じ熟柿に2羽のスズメが並んで止まっていたのですが、嘴で横の個体を軽く突いて攻撃し、追い払いました。(@0:45)
熟柿を独り占めする占有行動があるとは知りませんでした。
群れの個体間に「つつきの順位」(上下関係)があるのでしょう。
このカキノキには他にも沢山の熟柿が実っているのに、順番待ちになるほどとりわけ美味しい果実があるようです。

順番を待っている2羽が近くの枝から枝へ跳び回っています。
やがて熟柿を食べていた個体が場所を譲りました。
すかさず、順番待ちをしていた1羽が熟柿を食べ始めます。
2番手の個体も一口食べただけで、場所を譲りました。
最後は次々に飛び去りました。


スズメ(野鳥)@カキノキ樹上+熟柿採食

2019/05/12

川岸の猫を警戒し群れで対処するオナガガモ♀♂(野鳥)



2018年11月上旬

真っ白なイエネコFelis silvestris catus)が夕方の川へ散歩にやって来ました。
慣れた足取りで川岸を行ったり来たりしています。
首輪が見えないので、野良猫ですかね?
毛色は白でも目は赤くないので(虹彩は黄色)、アルビノとは違います。

川面にはオナガガモ♀♂(Anas acuta)の大群が浮かんでいました。
ネコは水に濡れるのを嫌いますから、まさか川に飛び込んでまで野鳥を狩るつもりがあるとは思えません。
それでも狩猟本能が刺激されるのか、ネコはどんどん近づいて行きます。

ネコはわざとらしく川とは逆方向を向いて(鴨を見ないように、興味なさげに)桟橋を歩いています。
しかしネコは舌なめずりをしたり、桟橋に落ちている水鳥の羽毛の匂いを嗅いだりして、明らかに興味津々です。
猫は水際に歩み寄り、下の水面を覗き込んでいます。
もしネコが本気ならば岸から跳びかかって襲えそうな近距離にオナガガモが居ます。

ところがネコが近づくと、川面に浮かんでいたオナガガモの群れがなぜか一斉にスーッと岸に近寄って来ました。
てっきり大騒ぎしながら飛んで逃げ出すだろうという私の予想は裏切られました。

この川では家族連れなどがよく白鳥や鴨に給餌しています。
ヒトに餌付けされたオナガガモの群れは、ヒトが川岸に来るだけで寄って来るようになりました。

猫が川岸に来ても餌がもらえると期待して集まってしまうのでしょうか?
そんなはずはありませんね。

モビング(擬攻撃)のように群れの数で天敵(捕食者)を威圧する作戦なのかもしれない、と思いつきました。
孝森まさひで『カモ類の観察:身近な水鳥の観察ガイド』を読むと、似たような観察記録が書いてあり、興味深く思いました。

ネコが池に姿を現しました。それまでは池にほとんどカモの姿はなかったのに、岸辺の草の陰で休んでいたマガモがいっせいに出てきて、ネコの近くにたくさんやってきました。きっとネコを追い払うために、マガモが集まってきたのでしょう。ネコはその数の多さに負けたのか、そそくさと池から離れて行ってしまいました。 (フィールド版p32より引用)

次は暢気に寝ているオナガガモの群れに白ネコが忍び寄ります。
ところがオナガガモ達はすぐに猫に気付くと、静かに岸から離れて行きます。
警戒声などは発しませんでした。(聞き取れませんでした)
猫が水を嫌うことを鴨は知っているのかも?

ネコは狩りを諦めて川から立ち去りました。



白ネコ@川岸徘徊vsオナガガモ♀♂(野鳥)群れ@川面+逃避&再集合 
白ネコ@川岸徘徊vsオナガガモ♀♂(野鳥)群れ@川面+逃避&再集合

2019/04/27

河畔林の集団塒でダイサギ同士が小競り合い(野鳥)



2018年11月上旬・午後16:53〜17:01(日の入り時刻は午後16:39)

▼前回の記事

川の浅瀬に集まって休むカワウとダイサギの混群(野鳥)
川から飛び立つカワウの助走は両足跳び(野鳥)【HD動画&ハイスピード動画】

日没後に川の西岸の河畔林に行ってみると、樹上にカワウPhalacrocorax carbo hanedae)およびダイサギArdea alba)が次々に塒入りしていました。
先程まで(夕方に)この二種の水鳥が川の中に集まっていたのは就塒前集合だったと判明しました。

刻々と暗くなる河畔林の木に大型の美しい白鷺が止まると、まるで白い花が咲いたようです。
映像を見る限り、黒いカワウは木の天辺付近に陣取り、数の多いダイサギはそれより少し低い枝に止まって住み分けていました。
ただしこれは、撮影アングルを変えると塒内の分布が違って見えるかもしれません。
とにかく黒いカワウは樹上で見つけにくいのです。
私が下手に動くと警戒した鳥が塒から逃げ出してしまいそうで、撮影を始めたら完全に暗くなるまではその場から一歩も動けませんでした。

ダイサギがバサバサと飛来して枝に止まっても隣り合う個体同士で陣取り合戦があるようです。
翼を広げて軽く羽ばたきながら嘴で突つき合ったり、ギャーギャー♪鳴き叫んだり、小競り合いがあちこちで勃発しています。
ダイサギ同士が小競り合いの際に向かい合って首を上に真っ直ぐ伸ばすのは、体長を比べるための誇示行動なのかな?
嘴で相手を突く素振りをして牽制しています。
どうやら喧嘩の勝敗には先住者効果があるようで、後から来た新参者はたいていすぐに諦めて飛び去り、別な枝に移動します。
異種間の軽い小競り合い(カワウ対ダイサギ;烏鷺うろの争い)も稀に見られました。

実はアオサギの群れも同じ塒に飛来したのですが、カメラを構える私に目ざとく気づくと樹上に着陸せずそのまま飛び去りました。
アオサギは特に警戒心が強い印象を受けました。

やがて塒に落ち着くと各自が羽繕いしています。

カワウの塒を見つけたのは初めてで、とても嬉しい収穫でした。

塒として使われた落葉樹の種類を後日に調べると、左から順に、オニグルミ、ミズキ?、オニグルミでした。
樹木が野鳥のコロニーや塒に使われると、鳥が大量に排泄する糞で葉が汚れ、枯死してしまう被害が発生します。

川内博『大都会を生きる野鳥たち』によると、

戦後すぐくらいまでは、カワウの糞は良質の肥料としての価値が高く、巣やねぐらの下にわらやむしろを敷いたり、砂をまいて集められていたが、化学肥料の普及とともに顧みられなくなった。(p217より引用)
(鳥の)重い体と燐酸や窒素分の多い白い糞で植物は痛めつけられ、そのままでは多数の木々が枯れ、鴨場の周囲が荒れることは明らかであった。(p218より引用)


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
(実際の現場はもっと暗く、手持ち夜景モードで撮影しました。)


つづく→カワウとダイサギが河畔林に塒入りするまでの一部始終:定点映像(野鳥)


カワウ+ダイサギ(野鳥)混群@集団塒:河畔林樹上
カワウ+ダイサギ(野鳥)混群@集団塒:河畔林樹上
ダイサギ(野鳥)群れ@集団塒:河畔林樹上

2019/04/24

河原でカワラヒワと縄張り争いするハクセキレイの群れ(野鳥)



2018年10月下旬・午後16:10


▼前回の記事
夕方の河原で探餌するハクセキレイ♀♂の群れ(野鳥)

夕方の河原に集まって羽繕いや採食しているハクセキレイ♂♀(Motacilla alba lugens)の家族群?を撮っていると、2羽のカワラヒワCarduelis sinica)が近くに飛来しました。
ところが体格に勝り数も多いハクセキレイにすぐ追い払われました。
繁殖期が終わっているのに縄張りを守る占有行動があるのでしょうか?
主に虫を食べるハクセキレイと種子を食べるカワラヒワは食性で競合しないはずですからニッチを平和に棲み分けていると思っていたので、仲が悪いとは意外でした。

一瞬の出来事なので、まずは1/5倍速のスローモーションでご覧下さい。(その後で通常速度の映像が流れます。)
実はすぐにまた1羽のカワラヒワが舞い戻って来ています。
しかし、撮影中の私は気づかずにカメラを左にパン&ズームアウトしてしまっています。
カワラヒワは水際で川の水を飲んだり水浴しに来たのかもしれません。(撮れずに残念)


※ 動画編集時に音量を上げています。


2019/04/05

チョウゲンボウ♂をモビングするハシボソガラスの群れ(野鳥)



2018年10月下旬・くもりで風が強く、やや寒い夕方

田んぼの裏にある住宅地で、電柱の天辺に止まったチョウゲンボウ♂(Falco tinnunculus)が甲高い声で鳴いていました。
3日前にほぼ同じ場所で見かけたのと同一個体なのかもしれません。

▼関連記事
チョウゲンボウ♂の羽繕いと鳴き声(野鳥)♪
電線から脱糞後に飛び立つチョウゲンボウ♂(野鳥)

けたたましく鳴いているのは何事かと思いきや(秋に縄張り宣言があるのか?と想像したりしました)、ハシボソガラスCorvus corone)数羽の群れが次々に飛来し、天敵の猛禽類を追い払おうとモビング(擬攻撃)していました。
カラスの繁殖期がとっくに終わっている秋にモビング行動を観察したのはこれが初めてかもしれません。
短い攻防でしたが、映像の要所要所で1/5倍速のスローモーションにしたので、じっくりリプレイをご覧下さい。
堪らず飛び去ったチョウゲンボウと入れ替わるようにカラスが電線に止まりました。
逃げたチョウゲンボウは飛びながらも鳴き続けています。(警戒声? 遭難声(distress call)?)
ハシボソガラスのガーガー♪という濁った鳴き声も聞こえます。

騒ぎを聞きつけた近所のカラスが野次馬のように集まってきます。

今回とても興味深く思ったのは、一旦飛び去ったチョウゲンボウ♂がすぐに舞い戻って来てカラスに逆襲したことです。
電線に止まったハシボソガラスを背後から鉤爪で襲いかかる素振りを見せて威嚇しました。
猛禽類も鋭い嘴ではなく後脚の鉤爪で攻撃するのですね。
不意をつかれたカラスは身をすくめて空からの攻撃をかわしました。
一矢報いたものの、多勢に無勢のチョウゲンボウは結局、どこかへ飛び去りました。

カラスたちはお気に入りの止まり木として電柱を奪還したかったのではなく、あくまでもチョウゲンボウを縄張りから追い払いたくて嫌がらせをしていたようです。
その証拠に、チョウゲンボウが居なくなると、ハシボソガラスも電線から次々に飛び去りました。(戦線離脱)

※ 動画編集時に彩度を上げた結果、夕方の鉛色の空がやや夕焼け空に染まって見えています。
鳴き声が聞き取りにくかったので、音声を正規化してボリュームを上げました。


チョウゲンボウ♂(野鳥)@電柱

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