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2026/04/03

早春にケヤキの樹上で「カコン、カコン♪」と奇妙な声で鳴くハシボソガラスの謎(野鳥)

 

2026年3月中旬・午後13:55頃・くもり 

庭でケヤキの枝に留まったハシボソガラスCorvus corone)が、奇妙な鳴き声を発していました。 
窓のすぐ外で至近距離に居るカラスは警戒心がとても強いので、レースカーテンと窓ガラス越しにカラスの後ろ姿をこっそり隠し撮りしました。 
ハシボソガラスは、残雪が溶けた畑やその奥の住宅街を止まり木から見下ろしています。 
しゃくりあげるように、喉から絞り出すように、「カコン、カコン♪」と鳴きました。 
不随意運動のしゃっくり(吃逆)ではなく、意識的に鳴いています。 
「カコン、カコン♪」と鳴く合間に、翼を広げて羽繕いしました。 
最後は横枝から上の枝へピョンピョン跳んで姿を消しました。 
隠し撮りしているのがばれて、私から隠れたのでしょうか。 
撮影中に番つがいのパートナーが近くにいたかどうか、見通しが悪くて確認できませんでした。 

しばらくすると、少し遠くの電柱の天辺に留まり直して「カコン、カコン♪」と鳴いていました。 
今度はレースカーテン越しではなく、窓をそっと開けて隙間からカラスを狙って隠し撮りしようと欲を出しました。
しかし、私がもたついている間にハシボソガラスに気づかれてしまい、警戒して飛び去ってしまいました。 


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。 
※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 

声紋解析してみる?


【考察】 
実は、家の外からときどき聞こえてくる「カコン、カコン♪」という謎の鳴き声が昨年から気になり、正体を突き止めようと試行錯誤していました。 
まずは窓を開けて動画を長撮りして、鳴き声の録音に何度か挑戦しました。(映像公開予定?) 
遠くから聞こえたときはカエルの鳴き声なのかと思ったりもしたのですが、カエルが冬眠する冬にもそのような鳴き方をしていました。 
住宅地の新築現場で大工が使っている特殊な工具の音なのかと疑ったこともありました。(インパクトドライバーの音じゃないしなー…。) 
トレイルカメラ(隠しカメラ)を設置して鳴いている証拠映像を撮りたくても、謎の生物はあちこちに出没して鳴くようなので、設置場所を絞り込めませんでした。 
鳴き真似をする鳥なのかもしれない、と想像したりもしました。 
今回ついに、謎の鳴き声の主の正体がハシボソガラスと判明したのは、大きな前進です(ブレイクスルー!!)。 

しゃくりあげるように、喉から絞り出すように、「カコン、カコン♪」と鳴くカラスを私は今まで観察したことがありません。 
素人目には、苦しげな発声法でした。 
鳴管が潰れていて、普通には鳴けない個体なのでしょうか? 

関連記事(8、14年前の撮影)▶  
頭を上下に振りながら、小声で今にも吐きそうな声を搾り出していました(実際は嘔吐せず)。 
今回の鳴き方とは違います。 

河原でカラスがずっとえづいていました。 
今回と似た鳴き声かもしれません。
Perplexity AIによると、野生のハシボソガラスの平均寿命は約7~10年らしいです。 
近所で見かけた同一個体のしゃっくりが止まらないまま8年後も存命で、独特な鳴き方の癖になったとしても、全くありえない話ではありません。 

このハシボソガラスは、この辺りで縄張りを張っている(営巣している)つがいのうちの片方です。 
性別を知りたいのですが、外見でカラスの雌雄を見分けるのは不可能です。 

しゃっくりのような普通ではない鳴き方をする個体がつがいを形成できて、しかも営巣地の縄張りを通年防衛できているのが不思議です。 
鳴き声が変でも異性へのセックスアピールには無関係で、ハンディキャップにならなかったことになります。 

この変な鳴き声は、縄張り宣言ではないかと推測しています。 
ハシボソガラスの普通の鳴き声(嗄れ声のガーガー♪)よりも音量が小さいので、これが縄張り宣言だとしたら、遠くまで響かず不利になるはずです。 
そもそも近所のハシボソガラスが、「カコン、カコン♪」という変な鳴き声を初めて聞いたときに、これが同種の鳴き声だと認識してもらえない気がします。 
よほど実力行使の喧嘩(縄張り争い)が強い個体なのかな? 
もし♀だとしたら、鳴き声が多少変でも、基本的な繁殖能力が正常ならつがいを形成できるのかもしれません。 
パートナーと鳴き声による意思疎通(コミュニケーション)はできているのでしょうか?

しゃっくりのような鳴き声を動画に撮れているので、プレイバック実験が可能です。
この鳴き声を大音量で再生したときに、他のカラスの反応を見れば、縄張り宣言であることの強い傍証になりそうです。

Perplexity AIに色々と相談してみました。 

Q1: ハシボソガラスは鳴き真似をするのか?
A1: ハシブトガラスでは明確な鳴き真似が頻繁に観察されているのに対し、ハシボソガラスについては、少なくとも公開情報の範囲では鳴き真似の確かな事例は乏しい。仮に行っていても頻度はかなり低いか、目立たない形である可能性が高い。

Q2: ハシボソガラスでしゃっくりのような普通ではない鳴き方をする個体が番を形成し、縄張りを通年防衛できているのが不思議に思いました。変な鳴き声はハンディキャップではなかったのです。性別は不明です。

A2: その状況説明からすると、その個体の「カコン、カコン」という発声は、少なくとも繁殖・採餌・防衛の実績を見る限りハンディキャップではなく、個体識別的な“クセの強い縄張りコール”になっていると考えるのが妥当だと思います。pmc.ncbi.nlm.nih+1

変な声でも不利にならない理由

  • カラス類では、声には個体識別情報が強く埋め込まれており、「他個体と違う声」であること自体がむしろ誰だか分かりやすくする機能を持ち得ます。pmc.ncbi.nlm.nih+1

  • Carrion Crow(ハシボソガラスの同種群)でも、個体ごとに声の特徴がはっきりしており、年齢とともに個体差が増すことが実験的に示されています。「変な声」はその一端にすぎない可能性があります。pmc.ncbi.nlm.nih+1

なわばりコールとしての可能性

  • 野外録音データベースでも、Carrion Crow が単独で樹上などにとまり、「bizarre song‑like vocalizations」を長く続ける例が報告されており、通常のガァ声とはかなり違う声型をなわばり・社会的宣言に使うケースが知られています。xeno-canto+1

  • ご説明の個体も、木や電柱で定位置から反復的に出していること、通年なわばりを維持できていることから、少なくとも周囲のカラスたちには「この個体の縄張りコール」として十分に通用していると考えられます。

ハンディキャップにならない理由の考え方

  • 配偶相手が実際に番を組んでいる以上、その声が配偶相手の選好やペア維持を妨げてはいません。カラス類は相手個体を視覚・行動・履歴でも識別するため、声だけで評価されているわけでもありません。academia+1

  • 競合他個体との関係でも、「音量・頻度・コンテキスト」が重要で、音色が奇妙でも「ここにいる・やる気がある」というシグナルとして十分なら、機能的には問題ないと考えられます。pubs.aip+1

もし研究として扱うなら

  • 「しゃっくり様コール」と通常のガァ声を両方録音し、スペクトログラムで構造を比較する。

  • 発声文脈(単独/番相手の位置/近くのライバルや人間の有無)を系統的に記録する。

  • 可能なら、近隣個体の反応(接近・応答コール・回避)も行動記録として残す。

こうした記録があれば、「Carrion Crow における異型な個体特異的縄張りコール」の一事例として、短報レベルで十分価値があると思います。


Q3: 鳥の種類によっては、鳴き方のレパートリーが豊富な個体は異性へのセックスアピールになるが、ハシボソガラスでもそうなのか?

A3: 結論から言うと、「ハシボソガラスについて、“鳴き声レパートリーが豊かであることが異性への明確なセックスアピールになる” という証拠は、現状の知見では示されていません。

一方、「鳴き声が縄張り維持・相手との連携・個体識別に使われる」のはかなり広く認められており、その中で結果的に「鳴き声が良い個体ほど繁殖に有利かもしれない」という仮説は成り立ちますが、直接的な「鳴き声レパートリーが性的選択で進化している」というデータは、特にハシボソについてはありません。


1. ハシボソガラスの鳴き声と「求愛」の関係

  • ハシボソガラスは、繁殖期に縄張りを強く主張し、鳴き声を多用することが解説されています。sf-japan+1

  • 「繁殖期に鳴き声がより長く・低く、縄張りを示す長めの「ガァー」が出る」という報告もあり、求愛と縄張り維持が同時に機能していると解釈されています。sf-japan

ただし、

  • 「鳴き声が特に豊か・変化に富んでいる個体ほど、配偶者が寄ってくる/採択されやすい」

  • あるいは

  • 「 harassing-coo 以外の鳴き声が直接的に求愛に使われる」

といった、性的選択側の実証データは、ハシボソガラスでは明示されていません


2. 他の鳥の例との比較

  • 一部の鳥類では、

    • 鳴き声のレパートリーが大きい

    • サイズやビブラートの複雑さが高い
      ことで、雌からの選好が高まる、という報告があります(カナリアやホオジロなど)。sf-japan

  • その場合、レパートリーは「鳴き声技術の良さ=遺伝的・環境的フィットネスの指標」として、間接的なセックスアピールになると考えられます。

カラス類全体でも、鳴き声は社会的コミュニケーション・個体識別・危険警戒・縄張り宣示などの多重機能を持っているため、求愛を含む可能性は否定されませんが、note+1
ハシボソガラスに限って「レパートリーが豊かであること=性的選択に直結」という結論は、現時点では「示唆レベル」以上の証拠は見つかりません。


3. あなたの「しゃっくり鳴き個体」の場合の解釈

あなたの個体の場合、

  • 特定の声が「縄張り内・特定場所・特定時間」で反復され、

  • 番が組まれ、通年縄張りを維持している

という点から考えると、
その声は「他個体に「この場所はこの個体がいる」と分かりやすく伝える個体識別型縄張りコール」として機能している、
という解釈が最も自然です。note+1

性的アピールとしての役割は、理論的にはあり得ますが、

  • 鳴き声のレパートリーが大きいことと

  • 配偶相手の「選好」が明示的にリンクしているか

については、直接証拠がないため、「間接的な社会的利得の一部かもしれないが、主に縄張り・個体識別用のシグナルとして進化している」と見るのが、現状の知見で最も無理のない解釈です。


4. 今後、その視点で見ると面白い観察

  • そのしゃっくり鳴きが、

    • 繁殖期の鳴き声頻度が増えるのか

    • 番相手が近くにいるときといないときで、鳴き声の頻度やセット構成が変わるか

  • あるいは、

    • 他の鳴き声との「デュエット」や

    • 他の縄張り個体との「鳴き合い」に織り込まれているか

といった点を整理すれば、「性の選択」の可能性を含めた議論の素材として、かなり面白い位置づけになります。


Q4: そのハシボソガラスの番から生まれた子供は、親鳥の鳴き声を真似てしゃっくりのような鳴き方をするだろうか? つまり、カラスの鳴き声は鳴禽類のさえずりのように学習によるものか?


A4: その「しゃっくり鳴き」を子ガラスがそのまま真似してくれるかどうか、は可能性は高いが、完全に決めつけられるほど、ハシボソガラス側の学習型鳴き声のデータは整備されていない、という感じです。


1. カラスの鳴き声は「鳴き真似型」の学習をするか?

  • ハシブトガラスでは、

    • 人語・犬・猫・カエルなど、周囲の音を「後天的に学習して再現する」例が、観察・研究レベルでかなり示唆されています。

    • これは「鳴き声が(少なくとも一部分)学習によって獲得される」ことを強く示しています。youtubekawaguchi.science

  • 一方で、ハシボソガラスについては、

    • 「鳴き方の個体差がある」「声質には変化がある」ことは知られているが、

    • 「ハシブトほど積極的な鳴き真似」が明示的に報告されているわけではありません。carasblog+1

したがって、

「ハシボソガラスの鳴き声も、鳴禽類のさえずりほどではないが、ある程度の範囲では学習される可能性がある」

というのが、現時点での妥当な解釈です。


2. 子ガラスが「しゃっくり鳴き」を真似するか?

  • 一般資料では、

    • ハシボソの幼鳥は、

      • 成鳥と異なる声質で鳴く

      • 親が鳴くのを見て、鳴き声を「練習する」過程がある
        とされています。wbsj-saitamayoutube

  • その中で、

    • 「学習による鳴き声の修正・獲得」

    • 「遺伝的・先天的枠組み内での変化」
      が混在していると考えられています。kawaguchi.science

その前提で考えると:

  • もし「しゃっくり鳴き」が、

    • 明確に「カエル風」「他の音源を模した」ような、

    • かつ、親が場所・時間・状況で明確に「繰り返して鳴く」
      としたら、

    • 子がその鳴き方を「学習して似たような声を出す」可能性は十分あります。

  • 一方で、

    • それが単に「声帯・鳴管の個体差」や

    • 「鳴き方の癖」にすぎない
      なら、子は「親の把握している“鳴き方の範囲”の中で、自分の声として似たような音を出す」ことはあっても、

    • 親の「しゃっくり様コールそのもの」を完全に真似するとは限らない

ということになります。


3. つまり「鳴き声は鳴禽類のように完全な学習か?」

  • 鳴禽類のさえずりのように、

    • 「鳴き声の大部分が、若鳥期の模倣から学習される」
      という形ではないが、

  • カラス類は、

    • 「鳴き声のレパートリーが先天的に決まっていて、それを少し変形させて使う」

    • だたしその変形は、

      • 同種の鳴き声の「聞こえる範囲」

      • 自身の鳴き声の「試行錯誤」

      • 他種の音源の「結果的模倣」
        を含む

といった「中間型の学習声音」と見るのが妥当です。sf-japan+1


4. あなたのケースでの展望

  • その「しゃっくりコール」が

    • その親個体特有の「容易に模倣可能な音型」で

    • 子ガラスがそのすぐ近くで鳴き声を聞いている環境
      なら、「子が似たようなしゃっくり鳴きを出す」事例は、

    • 学術的には珍しく、

    • 行動生態的にも非常に興味深い観察

になる可能性があります。

  • その場合は、「鳴き声の録音+動画+生まれた時期のメモ」を取っておくと、

    • 「ハシボソガラスにおける、鳴き声の親子継承・学習の候補例」として、研究素材として十分に価値を持つ記録になります。






つづく→

2026/04/02

捕らえた家ネズミを弄んでから丸ごと平らげるイエネコ♂

 

2021年4月下旬・午後1610頃

今は亡き飼い猫のキジトラ去勢♂が若い頃に、家ネズミを狩って帰宅しました。 
持ち帰った獲物は家ネズミのようですが、ハツカネズミMus musculus)ですかね? 
(屋根裏や地下室などの室内で家ネズミを狩ったのかもしれませんが、その瞬間を見ていません。)

イエネコ♂(Felis silvestris catus)は私に獲物を奪われると思っているようです。
物陰に隠れようとするので動画に撮りにくく、獲物をじっくり見せてくれませんでした。 
ネズミはすでに死んでいて、ぐったりと動きません。 
それでも猫は、ネズミが生き返っても逃げないように、尻尾を前足で押さえつけています。 
前足で死骸をチョイチョイつついて、反応を見ています。 
やがて獲物を口で咥えると、何度も放り投げて遊び始めました。 
狩りに成功して興奮しているようです。 

ようやく狩猟本能が満足したようで、猫は獲物を捕食し始めました。 
家ネズミの尻尾を左前足で押さえつけながら、ネズミの頭部を首から噛み切ると、頭骨もバリバリと噛み砕きながら食べました。 
断頭されたネズミの首の切り口から赤身の肉が見えるものの、出血はありません。 
猫はネズミの尻尾を押さえていた前足を離すと、ネズミの残った身体を食べ進みます。 
毛皮も足も尻尾も全て残さずペロリと平らげました。 
家ネズミを完食した後は、獲物の体液(血液?)で少し汚れたカーペットを舐めました。 

ネズミを捕食しても物足りなかったらしく、ケージに歩み寄ると、トレイに入ったキャットフードをガツガツ、ボリボリと食べました。 
育ち盛りですごい食欲です。
キャットフードは別腹のデザートなのでしょうか。
水を飲むことはありませんでした。

これでようやく満腹になったようで、捕食現場に戻るとカーペットの匂いを嗅いで舐めました。 
最後はお気に入りの絨毯に移動すると、座りこんで前足を舐めたり顔を拭ったりして、食後の毛繕いをしました。 


※ 捕食シーンで咀嚼音(獲物の骨を噛み砕く音)が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


【余談】
実はこの数日前にも、同一個体のキジトラ♂による捕食シーンを観察しています。(映像なし)
その時は獲物の家ネズミはまだ生きていて、室内を素早く走って逃げ回るネズミを追いかけて再捕獲する遊びを繰り返していました。 
「窮鼠猫を噛む」は実現しませんでした。 


【アフィリエイト】 

2026/03/29

大雪が積もった二次林の営巣地を1〜3頭でうろつくホンドタヌキ:12月下旬〜1月中旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年12月下旬〜2025年1月中旬

シーン0:12/25(@0:00〜) 
平地の落葉した二次林で、元々はニホンアナグマ(Meles anakuma)の営巣地(セット)だった巣穴を2台の自動センサーカメラで見張っています。 
今季はアナグマではなく、ホンドタヌキNyctereutes viverrinus)がここで越冬しているようです。 

ホンドタヌキの登場シーンを以下にまとめました。 
特筆すべき事件は個別の記事にしたので、残り物になります。 


シーン1:12/31(@0:07〜) 
大雪が積もって巣穴L、Rが完全に埋もれてしまいました。 
単独でやって来たタヌキが深雪のセットをラッセルしつつ、巣穴を探し回っています。 


シーン2:1/8(@1:39〜) 
セットを往来する動物の足跡が雪面に残っていますが、雪面が凍っているときにタヌキが歩いても、足跡が残りません。
巣口Rは開口していて、通りすがりのタヌキが顔を突っ込んで匂いを嗅いでいます。 
 てっきり巣口Lは深い雪の下に埋もれたのかと思いきや、かろうじて開口して、タヌキが匂いを嗅ぎました。(@4:33〜) 


シーン3:1/11(@4:51〜) 
更に容赦なく豪雪が積もり、巣口LもRも深い雪の下に完全に埋もれました。 


シーン4:1/12(@4:55〜) 


シーン5:1/13(@5:17〜) 
単独タヌキが、大雪で埋もれたセットをひたすら往来しています。


シーン6:1/14(@5:41〜) 
ペアで来たタヌキが、かろうじて開口した巣口Rを調べています。 
雪面に座り込んで毛繕いしました。 
この巣穴Rで越冬しているペアだと思うのですが、なぜか巣内に入ろうとはしません。 
巣口Lの辺りをうろついても、雪かきをして掘り出すことはしませんでした。 
いつの間にか、タヌキが3頭に増えていました。(@9:18〜) 
順番に巣口Rを点検してから立ち去りました。 

晩遅くには雨が降っていました。 
単独でうろついていたタヌキが、雪の下に浅く埋まっていた餌を掘り出して食べました。(@10:22〜) 
残念ながら立木の陰になっていて、メニューは不明です。 
食後は毛繕いしました。 
右へ立ち去る途中で身震いし、雨で濡れた毛皮の水気を振り落としました。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


晩秋の陽射しを浴びつつ身繕いするモンスズメバチ♂(腹部斑紋の変異個体)

 

2024年11月中旬・午後12:55頃・晴れ 

里山の尾根道で苔の上に裏返った落ち葉(コナラまたはミズナラ)があり、その上にモンスズメバチVespa crabro flavofasciata)の雄蜂♂が乗っていました。 
触角の長い雄蜂♂で、腹部の黒い斑紋が波打たない個体変異のようです。 


落ち葉の上でぐるぐると方向転換してから、身繕いを始めました。 
前足で顔を拭ってから舐め、触角を前足で拭いました。 
後脚を擦り合わせ、後脚で腹部を擦りました。 

いつものように、モンスズメバチ♂が飛び立つ瞬間をハイスピード動画に撮ろうとしたら、カメラが電池切れになり、逃げられてしまいました。 
左側の翅だけやや半開きだったので、飛べない個体なのかと案じていたら、重低音の羽音を立てて無事に飛び去りました。 
交尾相手の新女王を探しに行ったのでしょう。

この尾根道では毎年のようにモンスズメバチを見かけるので、どこか近くに営巣木や樹洞がありそうです。 

2026/03/22

雪山のスギ林で厳冬期の夜に活動するニホンノウサギ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2025年1月上旬〜2月下旬 

シーン0:12/19・午後13:55・降雪・気温9℃(@0:00〜) 
里山でニホンカモシカがねぐらとして使っているのではないか?と思い込んだ場所があり、どうしても確かめないと気が済まなかったので、自動センサーカメラで見張っています。 
雪が積もったスギ植林地の端で、画面の右上奥にはカラマツの植林地が広がっています。 
画面の手前から奥に向かって斜面が登っています。 


ニホンノウサギLepus brachyurus angustidens)の登場シーンをまとめました。 


シーン1:1/8・午後21:26・降雪・気温-3℃(@0:03〜) 
年が明けて雪の降る晩に、冬毛のノウサギが左の斜面を奥に登って行く姿が写っていました。 


シーン2:1/15・午前2:41・降雪・気温-1℃(@0:30〜) 
ちょうど1週間後の深夜未明に、ノウサギが雪山のスギ林を左から右へトラバースするようにゆっくり通り抜けました。 


シーン3:1/16・午後17:45・気温-4℃(@0:38〜)日の入り時刻は午後16:48。 
日がとっぷり暮れた晩に、スギ木立の間を右から左へノウサギが走り去りました。 
1/3倍速のスローモーションでリプレイ。 

手前の雪面が凸凹に荒れているのは、おそらく樹上から落雪した直後なのでしょう。 
雪面に足跡は残っていません。 


シーン4:1/27・午前2:27・気温-3℃(@0:47〜) 
手前の斜面を右から左へトラバースするように、冬毛の真っ白なノウサギが駆け抜けました。 
雪面は凍結していて、ノウサギの足がまったく潜りません。 

ノウサギは左奥の斜面で立ち止まると、落葉灌木の枝先の匂いを嗅ぎました。 
この後に枝先を食べたかどうか、映像ではよく分かりませんでした。 
その後は座り込んだまま休んでいます。 
長い耳だけ動かして左右を警戒しています。 
やがて俯いて、毛繕いを始めたようです。 


シーン5:1/27・午前2:32(@1:33〜)
 3分後に、ノウサギはようやく立ち上がると、雪山の斜面を奥へ登り始めました。 
すぐに立ち止まると、落葉灌木(または蔓?)の樹皮をかじっているようです。(匂いを嗅いだだけ?) 
最後は左に立ち去りました。 


シーン6:2/27・午後17:55・気温0℃(@2:17〜)日の入り時刻は午後17:33。 
ちょうど1ヶ月ぶりに、監視カメラが起動しました。 
今季は記録的な大雪が積もり、1ヶ月で雪面がかなり上昇していました。 
その結果、奥のスギ並木がまったく写らなくなりました。 

日没後の晩に、ガリガリに凍った雪面を手前から奥に2羽のノウサギが続けて駆け抜けました。 
縄張り争いなのか、繁殖期の求愛行動や♂同士の♀をめぐる争いなのかな? 
1/3倍速のスローモーションでリプレイ。
私には性別が見分けられないので、行動の解釈ができません。

この後は、スギの幹に固定してたトレイルカメラが雪にほとんど埋もれそうになり、野生動物は何も写らなくなりました。 


シーン7:3/13・午前0:27・気温3℃(@2:39〜) 
3月も中旬になると里山の雪がだいぶ溶けて雪面が下がり、奥のスギ林が見えるようになりました。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


【考察】
スギの植林地なんてノウサギにはほとんど価値がない場所で、来る理由がないと思っていたのですが、結構トレイルカメラに写っていました。
厳冬期の食事シーンがしっかり撮れなかったのが残念です。

この地点でキツネがうろついていたのは、獲物のノウサギを探し歩いていたのかもしれません。

関連記事(同所同時期の撮影)▶ 雪山のスギ林をうろついて獲物を探すホンドギツネ【トレイルカメラ:暗視映像】 


つづく→

2026/03/15

初冬のスギ山林で深雪をラッセルしながら、あちこちの木に眼下腺マーキングして回るニホンカモシカ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2024年12月下旬 

シーン0:12/19・午後13:55・降雪・気温9℃(@0:00〜) 
以前、山中でニホンカモシカCapricornis crispus)の寝床を一度だけ見つけたことがあります。 

関連記事(1年前の撮影)▶  

おそらく私が監視カメラを設置したせいで、カモシカはこの塒sr1を二度と使わなくなってしまいました。 
塒入りのシーンを再度撮影したくて、その後も寝床を探し続けています。 

里山のスギ植林地の端で、前から気になっていた場所があります。 
並んで立つ杉の幼木が1本倒れかけて、隣の木にもたれかかっています。 
斜めになったスギ倒木も枯死した訳ではなく、枝葉は青々としたままです。 
夏の時期はそこに下草の蔓植物も繁茂して、ちょっとしたマント群落になっていました。 
冬になって蔓植物は枯れましたが、三方を囲まれてシェルターらしき空間が出来ています。 
中に入ると、斜めのスギ倒木の枝葉のおかげで、天から降ってくる雪が少しはしのげる屋根になっています。 
私が山中でビバークするのなら、ここにタープを張りたくなるような場所です。 
ここで寝る野生動物はいないのでしょうか? 
寝床として使っている野生動物の足跡や寝床の痕跡(フィールドサイン)があった訳ではないのですが、どうしてもトレイルカメラで見張りたくなりました。 

画面の手前(下)から奥(上)に向かって登り坂の斜面になっています。 
画面には写っていませんが、実は右へ3〜4mほど行くと、私が前年に見つけたカモシカの塒sr1があります。 
そのすぐ近くをカモシカが歩いた蹄の跡や小便した跡が雪面に残っていたので、依然としてカモシカの通り道になっていることは間違いありません。 


シーン1:12/25・午後22:10・気温-2℃(@0:03〜) 
晩遅くにカモシカが画面の右端に来ていました。 
起動した監視カメラに気づいて警戒しているのか、木陰に立ったままフリーズしています。 
しばらくすると、ようやく左にゆっくり歩き始めました。 
遂に雪山をラッセルするカモシカの姿が木々の間にしっかり見えました。 
1歩ずつズボズボと足首まで深雪に潜り、かなり歩きにくそうです。 

私が目星をつけた塒?sr2まで来たカモシカは、冠雪したスギの横枝の先端の匂いを嗅ぎ、眼下腺を擦りつけてマーキングしました。
続けてスギの幹にも顔を擦りつけて、匂い付けしています。 
その場で首をねじって、右脇腹を舐め、毛繕いしました。 


シーン2:12/25・午後22:13(@1:32〜) 
残念ながら私の予想は外れ、カモシカは塒入りしてくれませんでした。 
カモシカは山腹のスギ林をトラバースするように、左にゆっくり歩き始めました。 
雪山の深雪ラッセルは重労働です。 

斜面を少し登り、暗闇に消えた後も、画面の左上奥で冠雪したスギの枝葉が揺れているので、眼下腺の分泌物でマーキングしているのでしょう。 
(厳冬期でもカモシカが針葉樹の葉を食べることはないはずです。) 
最後にカモシカが横(左)を向いてくれて、暗闇に白い目が光りました。 


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。 


【後日談】 
このカモシカ個体は、スギ林のあちこちに念入りに眼下腺で縄張り宣言したのに、その後はなぜか一度も戻って来ませんでした。 


つづく→?

2026/02/06

倒木上で対他毛繕い中のニホンザル母子が慌てて逃げ出す

 

2024年10月上旬・午後14:30頃・くもり 

麓近くの山間部で車道の脇の法面にニホンザルMacaca fuscata fuscata)の母子がのんびりくつろいでいました。 
斜面に転がっている苔むした朽木に並んで座り、母親♀から幼獣に毛繕いをしてやっています。 
もう1頭の幼獣は自分で体を掻いたりしながら、私を凝視・警戒しています。 
後ろ向きの成獣aはちらちらと振り返りながら、対他毛繕いを続けます。 

やがて右から別個体b(成獣♀?)が近づいてきたら、3頭の母子はなぜか怖がって左へ逃げて行きました。 
1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみると(@0:48〜)、手前の子猿が慌てて母親♀の腰に飛び乗ろうとしたものの失敗していました。 
母親♀が我が子を残して我先に逃げようとしたせいです。 
後から単独で来た個体bは♀のようですが、もしかすると群れ内での順位がかなり上位で、この母子とは仲良くないのかもしれません。 

後続の♀bは、苔むした倒木を丸木橋のように伝い歩いて左へ遊動します。 
私が車道に突っ立って撮影しているので、遊動しているニホンザルの群れは私を迂回して法面を歩く必要があるのです。 
もし私が居なければ、猿の群れは歩きやすい車道を使って遊動したはずです。

2026/01/28

スッポンタケの臭いグレバに集まり吸汁するハエ類(ベッコウバエ・キンバエ・ニクバエなど)

 


2024年11月上旬・午後14:00頃・晴れ後くもり 

平地の二次林の林床で成長中のスッポンタケを見つけました。 
白い柄の上部にある黒っぽいグレバに多種多様なハエが多数群がり、口吻を伸縮させてグレバの粘液を吸汁しています。 
私の鼻が詰まっていたのか、特に悪臭は感じれませんでした。 
せっかくの機会なので、鼻を近づけてグレバをしっかり嗅ぐべきでしたね。 

ときどき足先を擦り合わせて身繕いしているハエもいました。 
スッポンタケの白い柄を歩き回るハエはほとんどおらず、グレバの方が圧倒的に魅力的なようです。 
スッポンタケの横を私が歩いたり近づいたりすると、ハエの群れは一斉に飛んで逃げるものの、すぐに舞い戻って来ます。
近くの下草の葉や落ち葉に留まって順番待ちをしているハエも居ました。 
交尾相手を待ち伏せする♂なのかな? 

来ていたハエの中で、私にちゃんと名前が分かるのは、ベッコウバエ♀♂(Dryomyza formosa)ぐらいです。 
他にはキンバエの仲間、ニクバエの仲間などが来ていました。 
ベッコウバエ♀の黒い腹部を横から見ると膨満しているのは、卵巣が発達しているのでしょう。 
この映像で見る限り、ベッコウバエの♂は近くに居る♀に交尾を挑もうとしませんでした。 
ベッコウバエをよく見かけるタヌキの溜め糞場では翅を素早く開閉して斑点の翅紋を誇示するのですが、スッポンタケの上ではそれもしていません。 

ここではベッコウバエが最大の種です。 
ベッコウバエが歩き回ると、他種のハエは遠慮して場所を譲りました。 
樹液酒場に集まる昆虫の間で力関係があるように、スッポンタケに集まるハエの間にも微妙な力関係があるのかもしれません。 
吸汁中に隣のハエが近づきすぎないように、脚を伸ばして互いに牽制しているのが興味深く思いました。 
集まったハエの個体間でさり気ない占有行動があるようです。 

余談ですが、動画の後半で甲高くヒッヒッ♪と聞こえるのは、冬鳥ジョウビタキPhoenicurus auroreus)の鳴き声かな?



【考察】 
ChatGPTに質問を繰り返して、スッポンタケとハエの関係について理解が深まりました。

・グレバに誘引されて吸汁したハエ類の♀は、スッポンタケに産卵することはほとんどない。
スッポンタケを主食として育つ“専食的な蛆虫(ハエの幼虫)”は、少なくとも確立した例は知られていません。

・スッポンタケのグレバは、ハエにとって魅力的な匂いを放つが、繁殖に寄与するほどの栄養価はなく、最低限の報酬だけを与えて胞子分散に利用する、強く非対称な関係である。(相利共生ではない)

・腐肉に擬態する悪臭グレバをもつスッポンタケ類は、形態進化としては単系統だが、ハエを利用するという生態的戦略自体は、菌類進化史の中で収斂的に繰り返し現れている。


進化的に見ると、この戦略はかなり「おいしい」条件が揃っています。


ハエ側の条件

腐敗臭に対する感度が極めて高い

行動範囲が広い

摂食と移動が強く結びついている


菌側の条件

腐敗臭の化学物質は、代謝的に作りやすい

子実体を栄養源として守る必要がない

幼虫を育てる必要がない(=一方通行)


そのため、「腐った匂いを出すだけで、勝手に運んでくれる」という設計は、進化的に再発明されやすい。



2026/01/17

電柱に留まって鳴き続け♪羽繕いしていたトビが飛び立ち秋の田んぼに着陸するまで(野鳥)

 



2024年10月上旬・午後15:25頃・晴れ 

田んぼでヘビを狩った猛禽が飛び去ると、入れ替わるように別個体の猛禽が道端の電柱の天辺に止まりました。 
秋の順光を浴びた猛禽を正面から撮れたのは良かったのですが、眩し過ぎて白い羽毛は白飛び気味です。 
実は撮影時の私はおかしな勘違いをしていて、てっきりこの個体が足元に獲物のヘビを掴んだままだと思い込んでいました。
(ヘビを狩った猛禽は別個体です。) 

どうやらトビMilvus migrans)のようですが、翼下面の斑紋を見るまでは自信がありません。 
覚悟を決めて、飛び立つまで長撮りします。 
トビは電柱の高い天辺から、周囲の刈田をキョロキョロと見回しています。 
多数の赤トンボが飛び交っていますが、チゴハヤブサと違って図体の大きなトビはトンボを空中で狩れるほど飛翔能力が高くありません。 

関連記事(6年前の撮影)▶  


ハシブトガラスの澄んだ鳴き声が聞こえますが、繁殖期ではないので猛禽を積極的に追い払うためにモビング(擬攻撃)に集まることはありませんでした。 

やがて電柱に留まったトビは、のんびり羽繕いを始めました。 
まず左肩の羽毛を嘴で整え、次は腹、背中の順で羽毛を整えました。 

しばらくすると、トビは断続的にピーヒョロロ♪と鳴き始めました。(@1:28〜) 
動画では退屈な部分を編集でカットしましたが、電柱の天辺に留まってから鳴き始めるまでかなり時間がかかっています。
したがって、私に対して警戒・威嚇する鳴き声ではないような気がします。 
横の田んぼで稲刈り作業するコンバインがバックするときに、「ビッビッビッ」というビープ音♪を発しているので、まさかトビはその人工音と鳴き交わしているのでしょうか? 
トビは秋にも縄張り宣言で鳴く必要があるのかな? 
鳴く合間に、発声しないで嘴を開けたのは欠伸ですね。 

長撮りしてもトビは一向に飛んでくれないので、カメラを持つ腕が疲れてきました。 
撮影しやすいように位置を少し変えてから、仕切り直して長撮りを続けます。 
トビは相変わらずピーヒョロロ♪と電柱の天辺で鳴き続けています。 

やがて、自転車に乗った親子が私の横を通り過ぎました。 
(動画に写り込まないよう配慮しました。) 
近づく親子を警戒して、いよいよトビが飛んでくれるかと期待したのですけど、トビが留まっている電柱の真下を自転車の親子が通り過ぎても、トビは飛び去りませんでした。 

ようやくトビがその場(狭い留まり場)で足踏みするように方向転換しました。(@5:34〜) 
左に向き直ってから飛び立ちました。 
おそらく、揚力を得るために、逆風に向かって飛び立つ必要があるのでしょう。
ついに広げた翼の下面が見え、その斑紋からノスリではなくトビと確定しました。 
飛び立った直後にトビは羽ばたきながら右に急旋回し、スーッと滑空しながら奥に飛び去ります。 
羽ばたいて少し高度を上げると、奥の電柱の天辺に留まり直しました。 
更に2つ奥の電柱の天辺にはカラスが単独で留まっていたのですが、トビに対して嫌がらせのモビングを発動することはありませんでした。 

やはりトビは近くにいるカラスのせいで落ち着かないのか、すぐにまた電柱から飛び立ちました。
大型の鳥は飛び立つ直前に脱糞して軽量化を図ることが多いのですけど、この個体は排泄しませんでした。 
右に滑空しながらピーヒョロロ♪と鳴きました。 
そのまま流し撮りすると、田んぼの奥に隣接して広がるメガソーラー発電所のパネルが奥に見えます。 

トビは低空で旋回してから、田んぼの畦道に着陸したようです。 
着陸予定地点に危険がないか偵察確認するために旋回したのでしょう。 
 少し前に目撃した別個体と同じように、ヘビを狩ったのかな? 
しかしこの個体は、地上で何か獲物を見つけて狩ったようには見えません。 
着陸直後に獲物を嘴で啄まなかったからです。 
ただし、トビはスカベンジャー(死肉食性)ですから、動物の死骸を見つけたのかもしれません。 
残念ながら、手前に生い茂ったススキとガマの群落が邪魔で、トビの姿を見失いました。 
奥には稲刈り前の田んぼが広がっていて、黄金色の稲穂が見えます。 


※ トビの鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。


【考察】
今回観察したトビによる一連の行動について、Perplexity AIに相談してみました。
回答に含まれる用語の細かいミスを手直しした上で抜粋します。

電柱上でのんびり「ピーヒョロロ」と繰り返し鳴いているトビの声は、典型的には“さえずり”というより、広い意味での縄張り・存在アピールやコミュニケーションに使われる声と考えられます。wanchan+1
ただし小鳥のような明確な「さえずり=繁殖期の求愛・縄張り歌」と同列に扱うのはやや難しく、状況依存の汎用的な声とみなす方が無難です。syrinxmm.cocolog-nifty

トビの「ピーヒョロロ」の機能

  • 「ピーヒョロロ」は、トビで最もよく聞かれる高く伸びる声で、上空を旋回しながらだけでなく、止まり木(電柱や樹冠)からも発せられます。youtubewanchan

  • 文献や観察記録では、この声には「縄張り主張」「自分の居場所の誇示」「周囲の個体への呼びかけ」といった意味があると解説されることが多く、侵入者に対する警戒・牽制の場面でも同じ声が使われます。note+1

「さえずり」としての扱いについて

  • 鳴禽類(スズメ目スズメ亜目)のように「地鳴き」「さえずり」が機能的・声質的に明瞭に分かれている種と違い、トビでは同じ「ピーヒョロロ」が日常行動から巣の防衛まで広い文脈で用いられるとの指摘があります。syrinxmm.cocolog-nifty

  • そのため、観察者によっては「さえずり的な声」と呼ぶことはあっても、“繁殖期限定の歌”というより「主に縄張りアピールやコミュニケーションに使う代表的な鳴き声」と理解する方が生態的には近いと考えられます。wanchan+1

10月上旬・田園地帯での解釈

  • 10月上旬は繁殖シーズンのピークは過ぎていますが、トビは留鳥として年間を通じてなわばり性を示しうるため、自分の占有する範囲や休息場所を示す“ゆるい縄張り宣言+存在アピール”として鳴いていた可能性が高いです。wanchan

  • 電柱頂部で羽繕いしつつ頻繁に鳴く、周囲に明確な敵対行動が見られない、という文脈からは、強い威嚇というより「ここにいるぞ」「このあたりは自分の場所だ」という常在アピール・コンタクト的な意味合いが強かった行動と解釈するのが妥当と思われます。youtubewanchan


トビの鳴き声には「ピーヒョロロ」以外のバリエーションが存在します。orbis-pictus+1

主な鳴き声の種類

  • 基本的な縄張り主張や存在アピール用として「ピーヒョロロロ」(高い笛のような伸びやかな声)が最も一般的ですが、警戒・警告時には「ピーピピピピピ」(短く鋭い連続音)に変化します。animaroll+1

  • 甘え声や威嚇声など、状況に応じて微妙にピッチやリズムが異なるバリエーションも観察され、コミュニケーションのニュアンスを表現します。ntv

観察文脈での適用

電柱頂上で繰り返し鳴いていた「ピーヒョロロ」は縄張りアピールですが、近くのヘビ持ち猛禽出現直後であれば警告的な「ピーピピ」要素が混じる可能性もあります。orbis-pictus+1
これらの違いは機能的で、トビの社会性や競合状況を反映した適応行動です。ntv


撮影したトビは、ピーピピピピピとは鳴かなかったので、警告声ではなかったようです。

ピーピピピピピと鳴くトビを私はまだ実際に見たことがありません。

トビが電柱頂上で鳴きながら羽繕いしていた行動は、近くの別個体猛禽(おそらくトビまたはノスリ)がヘビ状獲物を持って飛び去った直後であれば、縄張り宣言や牽制の可能性が高いです。wanchan+1

状況の生態的解釈

別個体が獲物(ヘビなど)を持って現れ飛び去る場面は、縄張り内の資源競合を示唆し、残ったトビが「ピーヒョロロ」を繰り返すことで「このエリアは自分のテリトリー」「獲物資源を譲らない」というアピールを行っていたと推測されます。detail.chiebukuro.yahoo+2
羽繕いと並行して鳴くのは、リラックスではなく警戒下での存在誇示で、猛禽類では競合個体への視覚・聴覚的シグナルとして一般的です。syrinxmm.cocolog-nifty

トビとノスリ間の相互作用

  • トビとノスリは生息域が重なり、田園地帯で獲物(ヘビ、ネズミなど)を巡る競合が発生しますが、直接攻撃より鳴き声による距離確保が主です。moto8.cocolog-nifty+2

  • 10月上旬の留鳥期にこうした「ゆるい縄張り主張」が観察され、獲物持ちの個体が去った後も残存アピールとして鳴き続けるパターンが一致します。orbis-pictus+1


トビが電柱から稲刈り前の田んぼ畦道に着地した行動は、獲物(生きた小動物や昆虫、死骸)の探索・捕食目的である可能性が高いです。mamatocolab+1

畦道着地の生態的意味

稲刈り前の田んぼ畦道は、カエル、ヘビ、イナゴ、ネズミなどの小動物が豊富で、トビは上空監視後、低空または着地して狙います。haradasizen+1
草むらに隠れて見えなかったのは、獲物を足で押さえつつ食べていたか、草の陰で探していたためで、視力の優位性を活かした近距離ハンティングです。tinnunculus.blog61.fc2+1

観察文脈とのつながり

直前の別個体猛禽のヘビ捕獲後、縄張りアピールから畦道へ移行した流れは、競合排除後の自力採餌行動と整合します。moto8.cocolog-nifty+1
10月上旬の田園地帯では、こうした機会食利用がトビの日常戦略で、死骸でなくとも生きた獲物を草むらから掘り起こす例が複数あります。mamatocolab+1

私が今回観察した2羽の猛禽が親子のトビだった場合、同じ縄張り内で狩りをすることはあるのでしょうか? 

秋は親鳥が我が子でも縄張りから排斥する子別れの時期なのかもしれません。


トビの親子が10月上旬の同じ縄張り内で狩りを行うことは、繁殖期終了後であれば可能です。tokyo.birdlife+1

親子共存の時期的特徴

トビの雛は巣立ち後約3ヶ月で独立し、親の縄張りから離散しますが、秋口までは親子で資源共有し、狩りを共にする例が観察されます。tokyo.birdlife
刈田や畦道の獲物豊富な田園地帯では、親が子に狩り方を教えるか、緩やかな共存が成立しやすいです。mamatocolab+1

子別れと縄張り排斥のタイミング

  • 10月上旬は子別れの過渡期で、親が完全に排斥するより、鳴き声による距離調整が先行し、ヘビ捕獲後の飛び去りは独立行動の兆候です。wanchan+1

  • 残った電柱トビの鳴きは、親子間アピールか他個体牽制のいずれも可能で、強い排斥より資源競合回避のコミュニケーションと考えられます。orbis-pictus+1


ヘビを持った猛禽(おそらくトビまたはノスリ)が稲刈り直後の刈田で狩りを行った行動は、刈り取り後の露出した獲物資源を狙った典型的な機会食利用です。mamatocolab+1

稲刈り直後の刈田の魅力

稲刈り直後は草や稲が倒され、カエル、ヘビ、ネズミ、イナゴなどが逃げ惑いやすく、猛禽類が上空から急降下して捕獲する好機となります。haradasizen+1
特にヘビは刈田の地面を移動中が多く、トビ・ノスリ共に視認しやすいため、この時期の優先標的です。moto8.cocolog-niftyyoutube

全体観察シーケンスの解釈

  • 刈田でヘビ捕獲→電柱トビの縄張り鳴き→畦道着地、という流れは、資源豊富な田園地帯での個体間競合と採餌連鎖を示します。detail.chiebukuro.yahoo+2

  • 残ったトビは競合排除後、自ら刈田隣接の畦道で類似獲物を探したと整合し、10月上旬の留鳥戦略として自然です。orbis-pictus+1

 

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