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2026/08/29

春の林内で雪解け水が貯まった排水溝の横で羽繕いするホオジロ?【野鳥:トレイルカメラ】

 

2025年4月下旬・午後12:05頃・くもり 

春の林内で雪解け水が貯まった排水溝を自動撮影カメラで見張っています。 

ある日の昼過ぎにホオジロEmberiza cioide)らしき小鳥が倒木のある岸辺に来ていました。 
スズメかと思ったのですが、拡大してみると、どうやらホオジロのようです。 

念入りに羽繕いしているということは、直前まで水路で水浴していたのかもしれません。 
最後は、左へ低空で飛び去りました。 


つづく→

セイヨウタンポポの花蜜を吸い飛び回るフタモンアシナガバチ創設女王【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2025年4月下旬・午後15:05頃・晴れ 

道端に咲いたセイヨウタンポポの群落でフタモンアシナガバチPolistes chinensis antennalis)の創設女王♀が訪花していました。 
この時期に見られる個体は、ワーカー♀ではなくて、越冬明けの創設女王です。 
共にありふれた普通種ですけど、意外にもこの組み合わせは初見でした。 
頭花の総苞片が反り返っていることから、外来種(帰化植物)のセイヨウタンポポとわかります。 
これまで撮っていたのはエゾタンポポだけでした。 

関連記事(2年前の撮影)▶  


顔を深く突っ込んで吸蜜しても、体は花粉で汚れていません。 
筒状花の雄しべの葯にはもう花粉が枯渇しているようです。 
それでもフタモンアシナガバチ♀は、前脚で左右の触角を拭ってから、羽ばたいて飛び立ちました。 

フタモンアシナガバチ創設女王がセイヨウタンポポの花から飛び立つ瞬間を狙って、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:39〜)

2026/08/25

春にホンドタヌキの家族群を威嚇するように巣穴の真上を飛んで近くの樹上に止まるカラス【野鳥:トレイルカメラ】

 



2025年4月下旬・午前6:35頃・晴れ・気温9℃ 

春の落葉二次林でホンドタヌキNyctereutes viverrinus)の家族が暮らす巣穴を自動センサーカメラで見張っています。 
ここは以前、ニホンアナグマの営巣地(セット)でした。

早朝に3頭のタヌキが家族水入らずで巣口Rに集まってのんびり毛繕いしていると、カラスが飛来してタヌキ家族の真上を飛び越え、近くの樹上に留まりました。 
タヌキは反射的に身を伏せながらこわごわと見上げています。 
カラスの鳴き交わす声も聞こえます。 
残念ながら、microSDカードの記録容量を使い切ってしまい、監視カメラの録画が打ち切られてしまいました。

動画の冒頭から画面右上で樹上の折れた枝が不自然にぶらぶら揺れていることから、別個体のカラスがタヌキの巣穴を見下ろす樹上に来ていた可能性もありそうです。

もしかしてカラスがタヌキの家族を縄張りから追い出そうとモビング(擬攻撃)しに集まってきているのかもしれない、と想像したものの、この後の顛末は不明です。 
カラスがタヌキに対して敵対的かどうかは分かりませんが、少なくとも今回はやや挑発的な行動(威嚇飛翔?)だったと思います。

カラスが飛来したシーンを1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:13〜) 
カラスの種類を動画では見分けられませんでしたが、おそらく平原性のハシボソガラスではなくて森林性のハシブトガラスCorvus macrorhynchos)だろうと思います。 
この時期、この地点に設置したトレイルカメラに日中最も頻繁に写ったのはハシブトガラスでした。(映像公開予定) 


2026/08/22

モリアオガエル繁殖池の岸辺で餌を探し歩くホンドタヌキ(左耳変形)

 

2026年6月下旬・午後13:05頃・晴れ 

山林にあるモリアオガエルの繁殖池で私が静かにトレイルカメラの保守作業をしていると、少し遠くからジャブジャブと水音が聞こえました。 
クマだったらやばい!と焦りつつも、音のする方をそっと覗いて見ると、その正体はホンドタヌキNyctereutes viverrinus)でした。 
東西に細長い池の東から浅い岸辺を単独でゆっくり歩いて来ます。 

タヌキは水際に堆積したスギの濡れ落ち葉の匂いを嗅いでから、首筋を擦りつけて匂い付けしました。(@0:08〜) 

どんどん近づいてきたタヌキは立ち止まると、私が先程立ってトレイルカメラの保守作業をしたスギの根元の匂いを嗅ぎ回っています。 
私のゴム長靴の残り香がするのでしょう。 
池畔の土手に静かに座っている私の1.5m直下を通り過ぎたのに、タヌキは私にまったく気づきませんでした。 
カメラをズームイン、ズームアウトしても、タヌキは無反応でした。 
てっきり、ニアミスしたタヌキが私に気づいた途端に慌てて逃げ出すかと予想したのですが、今回はタヌキの鈍臭さを実感しました(視力も嗅覚、聴覚も鈍い?)。 

やがてタヌキは池に入水して、浅い岸辺をジャブジャブ歩いて遠ざかります。 
今回のタヌキは、池で水を飲んだり浴びたりしませんでした。

此岸から池の水面に張り出したマユミハルニレ灌木の枝先には、梅雨時になるとモリアオガエルRhacophorus arboreus)の白い泡巣が産み付けられています。 
この泡巣を野生動物が食べに来るか?(食卵するか?)という点に私は興味があって、トレイルカメラで池畔を見張っていたのです。 
しかし、泡巣の真下を通り過ぎてもタヌキは気づかなかったのか、興味を示しませんでした。 
周囲でモリアオガエル (またはシュレーゲルアオガエル?)の鳴く声♪が聞こえます。 

動画を撮り続けながら私はゆっくり立ち上がって、歩き去るタヌキの後ろ姿を見送ります。 
湿地にヨシが生えたエリア(池の西端)まで来ると、タヌキは立ち止まって眩しそうに目を細めながら、風の匂いを頻りに嗅ぐようになりました。 
ようやく私の体臭を嗅ぎ取ったのかもしれません。 
それでも警戒したり逃げ出したりすることはありませんでした。

タヌキは奥(池の西端)の湿地に放置されている太いスギ倒木に乗ると、その上を右往左往して餌を探しています。 
タヌキも湿地をそのまま歩いて1歩ずつ足が泥濘にもぐるよりも、歩きやすい木道や丸木橋を好んで選ぶようです。 
途中で立ち止まって、再び風の匂いを嗅いでいます。 

このとき初めて気づいたのですが、このホンドタヌキ個体は左右の耳の形が非対称でした。 
左耳だけいつも寝かせているというか、軟骨が潰れています。 
出血こそしていませんが、喧嘩相手に噛まれた過去があるのでしょう。

対岸に上陸すると、タヌキはケナシヤブデマリ灌木の茂みの下に潜り込みました。 
そこから池に張り出した横枝の先にもモリアオガエルの泡巣が産み付けられているのですが、やはりタヌキは興味がないようで、素通りしました。 

対岸でタヌキはスギ植林地の獣道をうろついて、下草の匂いを嗅ぎ回っています。 
吸血性の虫に食われたのか、体をひねって右脇腹を甘噛みしました(毛繕い?)。 
太い木の根元で腰を屈めて排尿マーキングしたような気がするのですが、定かではありません。 
(現場検証しても、そこに溜め糞場はありませんでした。) 
最後は雑草が繁茂する左奥の林道へと向かい、姿を消しました。 


※ タヌキが渡渉する水音が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


【考察】
野生のホンドタヌキによる水辺の探餌行動をこれほど長々と直接観察できたのは初めてで、感激しました。

対岸のスギ幹に設置してあるトレイルカメラを動画の最後に写しました。 
監視カメラの画角をタヌキが横切ったはずなのに、チェックしてみると残念ながら何も写っていませんでした。 
カメラのセンサーが反応しなかったということは、脚が水で濡れるのも厭わずにジャブジャブと池を渡渉していたタヌキの体温が低かったのかもしれません。 

雨季に複数個体のタヌキがこの池の岸辺を頻繁に往来して餌を探し歩いていることが、トレイルカメラで後に判明します。(映像公開予定) 
せっかく個体識別できる特徴的なタヌキと間近に出会えたので、巣穴や溜め糞場の位置を突き止めたいものです。 


池畔の灌木に産み付けられたモリアオガエルの泡巣のすぐ横を通ったチャンスが少なくとも2回あったのに、タヌキは泡巣を食べる(食卵)どころか、興味を示しませんでした。

2026/08/20

電柱の天辺にある巣でハシボソガラスの雛が羽繕いし、親鳥が近くで見守り周囲を警戒

 

2026年5月上旬・午後14:00〜14:30頃・くもり 

交通量の多い街なかでハシボソガラスCorvus corone)が電柱に営巣していました。 
上から2段目の水平な腕金に多数の小枝を密に組み上げた巣が架けられています。 
街中なのに、巣材に針金ハンガーなどの人工物は含まれていませんでした。 
カラスの巣が電線そのものには触れていないので、漏電事故の心配はなさそうです。 

巣内には3羽の雛が留守番していました。 
採餌に出かけた親鳥を待っている間、雛鳥たちはのんびり羽繕いしたり、昼寝したりしています。 
もう既に黒い羽根が生え揃っていますが、巣内で羽ばたきの練習をしていないので、まだ巣立ちそうな成長段階ではありません。 
巣の上には強い日差しや雨を遮る屋根がなく、晴れた日は暑くなりそうです。 

帰巣した親鳥が雛に給餌する合間に、巣の横にループ状に突き出した黒いケーブルによく留まっていました。 
お気に入りの止まり場から周囲を油断なく見張っています。 
親鳥が巣の方に向き直ると、巣内の雛は餌乞いを始めました。 
やがて親鳥は、次の採餌へと出かけました。 

コンクリート製の電柱の下部には、黄色く目立つテープが巻かれていました。 
テープには「カラスの巣監視中」と黒字で書かれていて、注意喚起しています。 
巣の真下を往来する歩行者や自転車に対して、ハシボソガラスの親鳥が攻撃することは幸いありませんでした。 
駆除業者がカラスの巣を強引に撤去しようとしなければ、親鳥も意外に寛容になってヒトと共存できるようです。 

糞害が心配かもしれませんが、カラスの巣の下の路上には雛の糞はまったく落ちていませんでした。 
(電柱の側面に鳥の白い糞が少し垂れているだけです。)
育雛中の親鳥は、給餌の直後に必ず雛が排泄した糞を咥えて持ち去り、遠くに捨てに行くからです。(映像公開予定) 
巣の真下を糞で汚すと、ネコやヘビなどの捕食者を誘引してしまうので、親鳥は細心の注意を払って排糞しているのです。 
路面が鳥の糞でひどく汚れている地点をあちこちで見かけると思いますが、真上にある電線が鳥のねぐらになっている場合であって、カラスの巣の有無とは独立の事象です。 
ただし、カラスの親鳥が巣から持ち去った雛の糞を毎回同じ場所で捨てていれば、その下の路上が鳥の糞で汚れてしまいます。

後日、この巣からハシボソガラスの雛鳥が無事に巣立っていました。
今回、繁殖中のカラスの巣を安易に撤去しないで静観した関係各位(行政および東北電力)の対応を私は高く評価します。 
以前はカラスの巣を見つけ次第片っ端から撤去していたのに、最近になって対応の方針が変わったのでしょうか?
近隣住人の愛鳥意識が高いのかな?
もちろん、親鳥が通行人に対して攻撃的になっている場合や、漏電のリスクが高い位置にカラスが巣作りした場合は、ケースバイケースで巣を撤去しているはずです。 


つづく→ 


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2026/08/14

二次林内の営巣地を日夜1〜3頭で訪れるホンドタヌキ:3月下旬〜4月中旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2025年3月下旬〜4月上旬〜中旬 

雪国の落葉二次林にあるホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)の営巣地を2台の自動センサーカメラで見張っています。 
ここは以前、ニホンアナグマの営巣地(セット)でした。 
特筆すべき面白そうな行動は個別の記事にしたので、残り物の動画をまとめて、ブログ限定で公開しておきます。 

冬に記録的な大雪が積もったので、春になっても林床の残雪が溶け去るのが遅れました。 
♀♂ペアの両親と、両目の輝板(タペータム)を失明したヘルパー個体♀h(娘)の3頭からなる家族群が巣穴Rに出入りしています。 
明るい昼間には、♀hを見分けることができません。 
巣口を点検したり、毛繕いしたりしています。 
ときどきクゥーン♪と甲高い鳴き声を発していました。 
冬季には雪の下に埋もれていて使わなかった巣穴Lも、雪解けで入口が再び現れました。 


シーン0:3/31(@0:00〜) 

シーン1:4/1(@1:10〜) 

シーン2:4/4(@1:46〜) 

シーン3:4/5(@2:47〜) 

シーン4:4/6(@4:28〜) 

シーン5:4/7(@5:23〜) 

シーン6:4/8(@6:12〜) 

シーン7:4/10(@6:16〜) 

シーン8:4/11(@8:47〜) 

シーン9:4/12(@11:04〜) 

シーン10:4/14(@11:54〜) 

シーン11:4/17(@12:32〜) 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 
※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


春の林内で排水溝に貯まった雪解け水で水浴するハシブトガラス【野鳥:トレイルカメラ】

 

2025年4月中旬・午後12:30頃・気温24℃ 

残雪が完全に消えた後も、林内に掘られた排水溝に雪解け水が満々と貯まっています。 
自動撮影カメラで見張っていると、昼下がりに1羽のハシブトガラスCorvus macrorhynchos)が登場しました。 
水際に来ていたカラスがそのまま入水し、浅瀬で水浴を始めました。 
水飛沫をはね上げて何度も行水しています。 

再び岸に上陸すると、身震いして濡れた羽根の水気を切り、奥に向かって飛び去りました。 
水面の反射を見ると、ハシブトガラスは近くの落葉灌木の横枝に止まったことが分かります。 (赤丸に注目)
その止まり木で念入りに羽繕いをしています。 


※ 水浴中の水音が聞き取れるように、動画の一部は編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


2026/08/13

ホンドタヌキ1〜3頭が林内の営巣地をうろつき、巣口で互いに毛繕いしながら♀の発情チェック:4月中旬【トレイルカメラ】

 



2025年4月中旬・午前5:15頃〜14:20頃・くもり 

まだ残雪がある落葉二次林でホンドタヌキNyctereutes viverrinus)の営巣地を自動撮影カメラで見張っています。 
ここは以前、ニホンアナグマの掘った営巣地(セット)でした。 
ある日の曇った昼間に出没したタヌキ1〜3頭の動向をまとめました。 

雨上がりの早朝に単独で来たタヌキが、営巣地を横切りました。 
1時間半後には、3頭の家族群がやって来ました。 
巣口Lの匂いを嗅ぎながら通り過ぎました。 

45分後には、再びセットに3頭のタヌキ一家が戻ってきていました。 
1頭はすぐに立ち去ったものの、残る2頭が巣口Rに並んで立っています。 
互いに逆を向いており、相互毛繕いというよりも、どうやらパートナーの尻の匂いを嗅いでいるようです。 
交尾期はもう終わったと思っていたのですが、まだ♂が♀の尻の匂いを嗅いで発情状態をチェックしています。
別アングルの監視カメラで撮れていないのが残念です。 

その後、♀はさっさと右へ立ち去り、♂はその場に座り込んで♀を見送ると、自分で毛繕いしました。 

約1分後に、1頭のタヌキが戻ってきて、巣口Rで合流しました。 
仲間と毛繕いを始めました。 

残りの1頭(♂)が外出から戻ってきて、巣口Rの2頭(♀母娘)と合流しました。 
左の個体♂が右隣の♀個体の尻の匂いを嗅ぎながら舐めました。 
発情期の♂に見られる、発情チェック行動です。(@2:10〜) 
その刺激に反応して♀は尻尾を少しずつ段階的に持ち上げたことから、♀も性的に興奮しているようです。 
前戯かと思いきや、その後に交尾を始めることはありませんでした。 


いつの間にか、セットには1頭しか残っていませんでした。 
巣口Rに座って毛繕いしています。 

しばらくすると、3頭の家族群が勢揃いしました。 
巣口Rで相互毛繕いを開始。 
遅れて来た3頭目の個体は巣口Rの少し奥の広場に座り込むと、独りで毛繕いしています。 

8時すぎにはセットに2頭しか残っていませんでした。 
なぜか右を凝視警戒しています。 
1頭が右へ足早に立ち去り、1頭が巣口Rで留守番しています。 

2時間40分後の昼前には、2頭が巣口Rで合流すると、巣穴Rに同時に慌てて潜り込みました。 
おそらく林内を侵入者が近づいてきたので、警戒・避難したようです。 

午後にはセットで2頭が座り込んで、のんびり毛繕いしていました。


2026/08/09

曇りの夕方に休耕地の巣外で寝ていたホンドタヌキ3頭の家族が外出するまで:4月上旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2025年4月上旬

雪解けが進む休耕地でホンドタヌキNyctereutes viverrinus)家族の営巣地を自動撮影カメラで見張っています。 

シーン1:4/9・午前11:40・くもり・気温13℃(@0:00〜) 
巣穴から出てきた1頭のタヌキaが巣口で背中を伸ばすストレッチ運動をしてから、体をねじって毛繕いしたり、痒い体を掻いたりしています。
最後は巣穴の中に戻りました。 
別個体のタヌキbが別の巣口から顔を出して身震いしました。 
タヌキbは、家族aが入ったばかりの隣の巣穴へ駆け込みました。 

別の巣穴を使っているシーンが撮れたのは珍しいです。 
2つの巣穴が内部で繋がっているかどうか、知りたいところです。 


シーン2:4/9・午後18:00・くもり・気温10℃(@0:53〜) 
昼間は巣内で寝ていたようで、タヌキの活動がまったく録画されていませんでした。 

夕方になると、親子水入らずで3頭が雪のない巣口に身を寄せ合って座っていました。 
正式な日没時刻はまだですが、裏山の陰にもう日が沈んだ後なので、日光浴ではありません。 
体を寄せ合って暖を取りながら、昼寝(仮眠)しているようです。 


シーン3:4/9・午後18:09・くもり・気温10℃(@1:11〜) 
依然として巣口で身を寄せ合うように丸くなって、うたた寝しています。 


シーン4:4/9・午後18:20・くもり・気温9℃(@1:23〜)日の入り時刻は午後18:12 
日没後で、辺りがだいぶ薄暗くなってきました。 
(春になって残雪が消えると、雪上がりがなくなります。)

3頭のタヌキ家族は巣口で身を寄せ合って丸まり、鼻面を毛皮の下に挿し込んで寝ています。 
どうして巣内で寝ないのでしょうか? 
気温から判断して、巣内が暑過ぎたり寒過ぎたりしているはずはありません。 
春は巣穴の中に雪解け水が浸水して、居住環境が悪化するのではないかと想像しています。 
ドロドロにならなくても、少なくともジメジメと湿度が高いのかもしれません。 
ダニなどの寄生虫が巣内で越冬後に活動を再開した可能性も考えましたが、それならタヌキが体掻きや毛繕いを頻繁にやるはずです。 


シーン5:4/9・午後18:33・気温7℃(@1:35〜) 
辺りがすっかり暗くなり、赤外線の暗視モードで監視カメラが起動しました。 
両目を失明した左の個体が欠伸をして毛繕いを始めました。 
立ち上がったところで1分間の録画終了。 


シーン6:4/9・午後18:37(@2:19〜) 
いつのまにか巣口にいるのは、輝板(タペータム)の反射が正常な親タヌキの♀♂ペアだけになっていました。 
両目失明の個体♀hは独りで採食(または近所の溜め糞場wbc)に出かけたのか、それともいつの間にか入巣したのかもしれません。 

♀♂ペアは、立ち上がると背中を弓なりに伸ばすストレッチ運動をしてから、順に左へ立ち去りました。 
いつもは両目失明個体が殿しんがりを務めるので、今回もし単独先行したとすれば珍しいです。 


シーン7:4/9・午後18:45・気温9℃(@2:58〜) 
両目失明個体♀hが独りで営巣地をうろつき、巣口の匂いを順に嗅いでいます。 
採食中に両親からはぐれてしまったのでしょうか? 
あるいは、巣内で居眠りしている間に両親が外出してしまったのかもしれません。 


シーン8:4/9・午後18:46(@3:49〜) 
突然、両目失明個体♀hが全力疾走で左に向かいました。 
夜目が効かなくても、聴覚と嗅覚は正常なようで、営巣地を大胆に走り回ることもあるようです。

※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


つづく→

2026/08/07

朝霧が立ち込める二次林内の営巣地で相互毛繕いするホンドタヌキ3頭の家族群:4月上旬【トレイルカメラ】

 



2025年4月上旬・午前5:07〜5:46・気温0℃・日の出時刻は午前5:11

雪国の落葉二次林でホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)が利用している巣穴Rを自動撮影カメラで見張っています。 

朝霧が立ち込める早朝に、3頭の家族群が別々にやって来ました。 
いつものように、2つの巣口R、Lの匂いを順に嗅いで点検しています。 
冬の間は雪の下に埋もれていた巣穴Lが、春の雪解けで開口したのです。 

残雪が溶けた巣口Rで合流したタヌキ3頭の家族群が身を寄せ合って互いに毛繕いをし始めました。 
朝霧が少しずつ晴れてきました。 
ときどき営巣地をうろついたり、巣口Lを点検したりしています。

午前5:48には誰も居なくなっていました。(映像は割愛)


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 
ここは以前、ニホンアナグマの営巣地(セット)でした。 


2026/08/03

林内の巣口に早朝から集まり相互毛繕いするホンドタヌキの家族群:4月上旬【トレイルカメラ】

 


2025年4月上旬・午前5:47〜6:11・くもり・気温0℃ 

まだ残雪に覆われた落葉二次林でホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)の家族が越冬した巣穴Rを自動センサーカメラで見張っています。 
ここは以前、ニホンアナグマが掘った営巣地(セット)でした。 

早朝から3頭の家族群が林床の残雪を歩いて1頭ずつバラバラにやって来ました。 
大雪が積もった冬の間は埋もれていたもう一つの巣口Lがようやく残雪の下から現れました。 
通りすがりに巣口Lの匂いを嗅ぐ個体も居ましたが、中には入りませんでした。 

雪が溶けて地面が露出している巣口Rで合流すると、3頭のタヌキ家族は団子のように身を寄せ合って、互いに毛繕いを始めました。 

毛繕いを切り上げてどこかに出かけるのも、1頭ずつでした。 
雪面は凍っているはずですが、タヌキが残雪を歩くともう足がズボズボと潜っています。 
これまでの行動パターンの通りなら、行軍の殿しんがりを務めるのは両目を失明した娘のヘルパー個体♀hのはずですが、明るい昼間は輝板(タペータム)の反射が見えないので、ホンドタヌキ家族の個体識別ができません。 


つづく→

2026/08/01

休耕地の巣穴に1〜2頭で出入りするホンドタヌキの家族群:4月上旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 


2025年4月上旬 

シーン1:4/7(@0:00〜) 
雪解けが進む休耕地でホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)家族が暮らす営巣地を自動撮影カメラで見張っています。 
この時期に1〜2頭で出没するタヌキの動向をまとめました。 

夜に両目失明個体♀hが単独で来て、巣口で毛繕いしました。 


シーン2:4/8(@1:03〜) 
夜霧が立ち込める未明に2頭が相次いで巣穴から外出しました。 


シーン3:4/9(@1:11〜) 
未明に2頭のタヌキが巣口で出会ったようですが、夜霧でよく見えません。 
同じ日の晩には、巣口の匂いを嗅いでから走り去りました。 


シーン4:4/10(@2:04〜) 
夜霧が立ち込める未明に未明に、1対の光る目が動いています。 
明け方にようやくうっすらと視界が晴れました。 
2頭のタヌキが巣穴から出て右へ向かいました。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 
※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


前年と違って2025年の春は、雪が溶けてもタヌキの営巣地にキツネが来ていません。 


2026/07/30

落葉二次林で日没後に外出の準備をするホンドタヌキ3頭の家族群:4月上旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2025年4月上旬・午後18:30頃・気温7℃・日の入り時刻は午後18:08

残雪が溶けかけた落葉二次林内の営巣地でホンドタヌキNyctereutes viverrinus)3頭の家族群が日没後も依然として巣口で一緒に寄り添って寝そべっています。 
暗くなって赤外線の暗視映像に切り替わると、輝板(タペータム)の反射の有無で一部の個体を見分けられるようになります。 
両親は健常個体で、ヘルパーらしき娘♀hだけが両目失明しています。 

家族全員が完全に覚醒しており、お互いの毛繕いに余念がありません。 
相手の毛皮を舐めるだけでなく、甘噛みもしています。 
ときどき、小声で鳴く声がかすかに聞こえました♪ 

やがて立ち上がると、欠伸をしたり、背中を弓なりに伸ばすストレッチ運動をしたりしています。 

やがて1頭ずつ営巣地を離れ、残雪の林内を歩いて、採餌に出かけて行きます。 
いつものように、健常個体の両親♀♂が先行し、両目失明の個体♀hが殿しんがりを務めます。 


【考察】
昼間に巣穴の入口で日光浴したタヌキの家族が日没後にやる外出前の準備行動は、どの営巣地(休耕地および二次林内)であっても、ほぼ共通している(定形行動、ルーティン)ことが分かりました。 


2026/07/28

巣口で日光浴中のホンドタヌキ家族が残雪に覆われた林内を歩き回るキジバト?を目ざとく発見【野鳥:トレイルカメラ】

 



2025年4月上旬・午後15:00頃・晴れ 

ホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)3頭の家族が巣口Rで春の日差しを浴びながらのんびり対他毛繕いしていると、右の個体が上半身を起こして警戒しました。 
耳をそばだてながら、画面の奥を凝視しています。 
まだ残雪に覆われた落葉二次林をこちらに向かって歩いて来る2羽の鳥を見つけたのです。 
動画では遠くて鳥の種類をしっかり見分けられませんが、キジバト♀♂(Streptopelia orientalis)ですかね? 

タヌキの視力が意外に良いことを示す映像が撮れた…とは言い切れません。 
必ずしも視覚でキジバトに気づいたとは限らないからです。 
聴覚や嗅覚で獲物の接近を察知したのかもしれません。 

この後、狩猟本能に駆られたタヌキがキジバトに向かって走り出すことはありませんでした。 
どうせ鳥は飛んで逃げてしまうことを学習済みなのでしょう。 
タヌキの幼獣だったら、地上の鳥を面白半分に追いかけたかもしれません。 
そもそもタヌキはイヌ科であってもハンター型の捕食者ではありません。 


ここは以前、ニホンアナグマの営巣地(セット)でした。 


つづく→

2026/07/26

二次林内の巣口で晴れた午後にのんびり日光浴・毛繕い・昼寝するホンドタヌキの家族群:4月上旬【トレイルカメラ】

 



2025年4月上旬・午後12:55頃〜午後17:40・晴れ

雪国の落葉二次林でホンドタヌキNyctereutes viverrinus)3頭の家族群が使っている巣穴Rを自動撮影カメラで見張っています。 
ここは以前、ニホンアナグマの営巣地(セット)でした。 

この日も昼過ぎに家族が連れ立ってやって来ました。 
1頭が巣穴Rの内部を調べたものの、内部環境が気に入らなかったようで(雪解け水が浸水?)、その後は日没までひたすら巣外で過ごしました。 
林床は依然として残雪で覆われていますが、巣口周辺だけは雪解けが早く、地面が露出しています。 
タヌキはその乾いた地面に集まって日光浴しながら毛繕いをしたり、うたた寝したりしています。 

両親♀♂とその娘(両目の輝板を失明したヘルパー♀h)が家族水入らずで春の晴れた日の午後を穏やかに過ごしています。 
発情期にはギクシャクしていた親子関係も、元に戻ったようです。 


2026/07/24

日が暮れても雨が降っても枯野の巣外で寝ていたホンドタヌキ3頭の家族が外出するまで【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2025年4月上旬・午後18:26〜18:46・雨天・気温8℃・日の入り時刻は午後18:11 

休耕地でホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)家族の暮らす営巣地を自動センサーカメラで見張っています。 
巣穴の奥はまだ残雪で覆われています。 
晴れた昼間には家族水入らずでひたすら日光浴していたのですが、日没後に暗くなっても3頭のタヌキは巣外に留まったままでした。 
雨が降り出して毛皮が濡れても巣穴に入りたがらないということは、雪解け水が巣内にしみ出して居住環境がよほど劣悪なのだろうと想像しています。 

暗視動画で見ると、1頭の個体だけ両目のタペータム(輝板)がカメラの赤外線を反射していないことがよく分かります。 
両目失明した娘♀hが健常両親♀♂のヘルパーを務めていると考えています。 
両目失明の娘♀hが立ち上がって両親の間に割り込み、身を寄せ合って寝ています。 
発情期は両親が神経質になっていて、ヘルパー個体♀hは常に少し怯えている(気を使っている)印象でしたが、交尾が無事に終わるとまた家族で仲良く暮らせるようになったようです。

やがて寝ていたタヌキは立ち上がりました。
身震いしたり、背中を弓なりに伸ばすストレッチ運動をしたりしています。 
隣の個体と相互毛繕いしています。 

ついにタヌキの家族は1頭ずつ営巣地を離れて、夜の採餌に出かけました。
両親♀♂が先行し、両目失明の個体♀hがいつものように殿しんがりを務めます。 
夜目が効かなくても、鋭い嗅覚と聴覚でなんとか補えるようです。

※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


2026/07/20

雪解けが進む春の休耕地の巣穴横で日光浴をして過ごすホンドタヌキの家族群【5倍速映像】

 


2025年4月上旬・午前7:25〜午後13:10頃・晴れ 

雪国の休耕地でホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)の家族が暮らす巣穴を自動センサーカメラで見張っています。 
健常な両親♀♂ペアと、ヘルパーの両目失明♀h個体から成る3頭の家族群です。 

ある晴れた日(4/8)の約6時間弱の様子を5倍速の早送り映像でご覧下さい。 
手前の林縁から巣穴にかけての雪解けが早く、枯れ草に覆われた地面が露出しています。 
その地面が乾くと、タヌキが座ったり寝そべったりして休む時間が長くなりました。
晴れた日中にはほぼ巣口の横で日光浴をして過ごしています。 
ときどき毛繕いしたり、巣穴に出入りしたりもしています。 
周囲を常に見張っていて、何か侵入者の姿を認めると、警戒して巣内に避難しました。 

その前の早春の時期がタヌキにとっては一番居心地が悪そうでした。 
溶けかけてビシャビシャになった残雪の上で休むと毛皮が濡れたり冷たくなったりして嫌なのでしょう。 
巣外で長時間突っ立ったまま暇そうに過ごしていたのです。 



↑【おまけの動画】
早回し加工していない映像素材をブログ限定で公開しておきます。


2026/07/16

ようやく雪が溶けた巣口で日光浴・毛繕いするホンドタヌキ3頭の家族【トレイルカメラ】

 



2025年4月上旬

シーン0:3/21・午後14:39・くもり・気温25℃(@0:00〜) 
雪国の休耕地でホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)の家族が越冬している巣穴を自動センサーカメラで見張っています。 


シーン1:4/4・午前10:10・晴れ・気温11℃(@0:03〜) 
4月になってもタヌキの巣口周辺および手前の林縁の雪が溶けただけで、奥には残雪が広がっています。 

巣口に2頭のタヌキが出てきて身震いし、日光浴しています。 


シーン2:4/4・午前10:11・晴れ(@1:03〜) 
巣口の地面に2頭が座ったり伏せたりして、日向ぼっこしています。 
 途中から3頭目の個体が巣穴から外に出てきて身震いしました。 
鼻面を突き合わせて家族と挨拶しています。 

3頭のうちの1頭は両目を失明した♀h個体と思われますが、明るい昼間はタペータム(輝板)の反射で見分けることができません。 


シーン3:4/4・午前10:17・晴れ・気温12℃(@2:03〜) 
巣口の手前に3頭のタヌキ家族が身を寄せ合うように並んでいました。 
自分で毛繕いしたり、対他毛繕いしたりしています。 
左の個体がのんびり欠伸をしました。 


シーン4:4/4・午前11:07・晴れ・気温12℃(@3:03〜) 
巣内からタヌキがゆっくり外に顔を出しました。 


シーン5:4/5・午前10:51・晴れ・気温16℃(@3:17〜) 
翌日も朝遅くにタヌキが巣口から外に顔を出して、周囲を警戒しています。 
身震いしてから手前に向かってゆっくり歩き出しました。 


シーン6:4/6・午後12:44・くもり・気温15℃(@4:03〜) 
雪解けが進み、奥の雪原もあちこちで地面が露出するようになりました。 


つづく→

2026/07/15

二次林内の巣穴に出入りする雪国のホンドタヌキ:3月下旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2025年3月下旬 

雪国の落葉二次林で越冬中のホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)が通ってくる巣穴Rを2台の自動撮影カメラで見張っています。 
興味深い行動を個別の記事にした後の残り物になります。 
せっかく動画を編集したので、ブログ限定で公開します。(手抜き) 

家族群と思われるタヌキが1〜3頭で昼も夜も代わる代わる来ていました。 
同時に登場するのが1〜3頭という意味であって、個体識別をきちんとすれば、のべ頭数はもっと多いのかもしれません。 
ここはメインの巣穴ではなく、たまに使う別宅のようです。 
巣口Rを覗き込んで匂いを嗅いだだけで立ち去ることが多いです。 
早春で雪解けが進むと、巣内が水浸しになって居住環境が劣悪になるのではないかと想像しています。 
単独で来ていても、ときどきクゥーン♪と甲高く小声で鳴いています。 
たまに巣口Rの横の落葉灌木に小便をかけてマーキング(匂い付け)。 
この時期でもときどき雪が降っています。 

シーン1:3/21(@0:00〜) 

シーン2:3/22(@0:19〜) 

シーン3:3/23(@2:02〜) 

シーン4:3/24(@3:39〜) 

シーン5:3/25(@4:52〜) 

シーン6:3/26(@5:03〜) 

シーン7:3/27(@5:13〜) 

シーン8:3/29(@6:46〜) 

シーン9:3/30(@7:05〜) 

シーン10:3/31(@9:41〜) 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 
※ 鳴き声が聞き取れるように、動画の一部は編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 

ここは以前、ニホンアナグマの営巣地(セット)でした。

2026/07/12

交尾期の日中に林内の巣内で休むホンドタヌキの両親♀♂と巣外で単独行動する娘【トレイルカメラ】

 


2025年3月下旬・午前8:55頃〜午後17:05頃・晴れ 

ある1日(3/23)の明るい日中の記録です。 
ホンドタヌキNyctereutes viverrinus)の3頭からなる家族群が落葉二次林にある巣穴にやって来ました。 
ちょうど交尾期(発情期)の真只中で、一夫一妻の両親♀♂と両目の輝板(タペータム)を失明した娘♀h(ヘルパー)の家族です。 
明るい昼間には、輝板の反射による個体識別ができません。 
以下のもっともらしい解釈は、私の想像に過ぎません。

やがて両親♀♂が相次いで巣内に入り、娘♀hだけが巣外に取り残されました。 
もしかすると、この巣穴は狭くて、3頭のタヌキが同時に入ることは無理なのかもしれません。 
娘♀hは独りで二次林内をうろつき始めました。 
夜行性に必要な輝板が両目とも失明しているため、暗い夜にはあまり餌を摂ることができず、空腹なのかもしれません。 
つまり、夜目の効かない娘♀hは必要に迫られて昼行性になり、健常な両親(主に夜行性)とは生活リズムが違うのかもしれません。

しばらくして戻ってきた娘♀hが巣口Rでクゥーン♪と何度も鳴いて呼びかけても、両親は出てきません。 

15分以上も経ってから、ようやく両親が巣穴Rの外に出てきていました。 
しかし娘♀hは、すれ違いで外出していました。 
娘♀hの帰りを待っているのか、巣口Rでのんびり佇んだり、雪を食べたり、毛繕いしたりしています。 

9:30頃、両親は急に何者かの接近に怯えて巣内Rに慌てて逃げ込みました。(緊急避難) 
謎の侵入者の正体は不明です。 
そのまま巣内で眠ってしまったようです。 
いくら発情期の盛りでも、狭い巣内で交尾することはないはずです。 

何度か娘♀hが巣口Rまで戻って来たものの、ラブラブの両親♀♂に遠慮してか(狭くて入れないのか?)中に入ることはありませんでした。 
暇つぶしで周囲の落枝を甘噛みすることもありました。
諦めて再び独りでぶらぶらと立ち去ります。 
他の兄弟姉妹は両親の縄張りを離れて独立してしまったので、遊び相手がいないのです。 

ようやく家族全員(3頭)が合流できたのは、夕方の17:00過ぎでした。 
巣内で5.5時間も昼寝した両親♀♂は、巣口Rで欠伸をしたり、背中を弓なりに伸ばすストレッチ運動をしたり、身震いして土の汚れを振り落としたりしています。 
家族水入らずで対他毛繕いを始めました。 
立場の弱い娘♀hが発情期の両親♀♂から完全に疎外されている訳でもなさそうで、ほっとしました。 

その後にタヌキ一家がこの営巣地を立ち去るシーンがなぜか写っていませんでした。 


※ 鳴き声が聞き取れるように、動画の一部は編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 
ここは以前、ニホンアナグマが掘った営巣地(セット)でした。 


つづく→

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