2024年7月下旬
シーン0:7/22・午後13:53・晴れ(@0:00〜)
明るい昼間にたまたま撮れた現場の状況です。
ニホンアナグマ(Meles anakuma)の営巣地(セット)がある平地の二次林を自動撮影カメラで見張っています。
風で揺れる木漏れ日がきれいですね。
シーン1:7/22・午後23:18・気温24℃(@0:03〜)
晩遅くにアナグマ♂が単独でやって来ました。
右(奥?)から来て、巣口Rの匂いを嗅いでから手前へ立ち去りました。
股間の外性器(睾丸や陰茎)は見えませんでしたが、筋肉隆々の体型で顔が寸詰まりなので、♂成獣だと思います。
母親♀と違って、目(赤外線を反射するタペータム)の大きさが左右均等です。
シーン2:7/29・午後21:54・雨天・気温25℃(@0:27〜)
1週間後の雨夜に、アナグマ♂が再び現れました。
左から来て巣口Rの匂いを軽く嗅ぐと、地面(アクセストレンチの落枝)に尻を擦り付けて、縄張り宣言の匂い付けをしました(スクワットマーキング)。
右下手前に立ち去りました。
【考察】
今回登場したニホンアナグマ♂は、前年に産まれた(当歳仔)ヘルパー♂が成獣になったのか、それともまた別個体の♂なのか、個体識別ができていません。
最近、ヘルパー♂が母子家族と営巣地で合流したのですが、その後は常に母子と行動を共にしている訳ではないようです。
雨の日にスクワットマーキングで匂い付けしても、匂いがすぐに雨で洗い流されてしまうのではないか? と素人は思ってしまいます。
しかし、雨が降ってもアナグマは気にしないで縄張り宣言しています。
つづく→
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