2012年5月下旬
水辺の草むらで葉裏に止まっていたシリアゲムシの仲間。
プライアシリアゲ♂(Panorpa pryeri)のようです。
足先を擦り合わせていました。
♀にプロポーズするため(婚姻贈呈)の獲物や唾液分泌物を持っているかと期待したものの、手ぶらの♂でした。
図鑑『札幌の昆虫』p179によると、
本種の♂は口から分泌した液で玉を作って♀に渡し、♀がこれを食べ始めると交尾する習性がある。
そんな奇妙奇天烈な配偶行動をいつか観察してみたいものです。
関連記事→「ヤミイロカニグモ幼体:菜の花畑でつかまえて」、「幼虫を咥えつつ威嚇するヤミイロカニグモ♀」
採集後、第一脚を振り上げた威嚇(万歳)姿勢 |
体長~7.5mm。どうしてもCO2麻酔下では歩脚が縮こまってしまう。 |
複雑な触肢の形状 |
シジュウカラと同じような場所に、同じような巣を作ります。コケの量がヤマガラの方が多いようです。産座の直径はシジュウカラもヤマガラも6cmぐらいです。巣箱をよく利用する。
ヤマガラの性別は見分けられない? |
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最後のパートだけ時間軸の縮尺が違います。 |
危険を感じると上を見上げて頸部を伸ばし、静止したり左右に揺れる。これにより下面の斑紋がヨシの草と見分けづらくなり、擬態すると考えられている。(wikipediaより)
ササゴイでいいと思います。
動画見せていただきました。
まず、ササゴイが電線に止まるのは滅多にないような気がします。
どっちも飛び去らないことから、もしかするとササゴイの巣が近くにあり、カラスの巣立ちヒナが近くにいる、それでどっちも引けないのかな?
以上、単なる推測でした。