2013年2月下旬
ニホンザル(Macaca fuscata)の母子がおんぶして雪原を遊動して来ました。
この子猿は珍しく母猿の腰ではなく肩にしがみ付いた姿勢で運ばれています。
ヒトのおんぶと似ていますね。
これは子猿または母猿の癖(個体差?)なのか、子猿の年齢によるものなのでしょうか?
母猿が立ち止まって腰を下ろしかけると、子猿が背中から下りてどこかへ駆けて行きました。
微笑ましいヒッチハイクですね。
子猿が母猿の腰に乗ってしがみ付くのが普通のスタイルです。(別個体) |
(群れについて歩きながら目移りしつつ他の猿も撮影していたので、全編通して本当に同一個体のアルビノかどうか確証はありません。)食欲旺盛で、貪るように採食に耽っています。
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通常個体と比べ瞳の色の違いに注目 |
アカンボウやコドモが、尾を斜め上方に上げたり、ぴんと垂直に立てたり、背中につくほどに反り返すことがある。たいては、母親や、他のオトナのサルに怒られたときだ。上げ方は、そのサルが受けた恐怖感の強さに左右されているように見てとれる。 恐怖感がそれほどでもないと、水平方向を軸に、尾をぴくぴくせわしげに上げ下げする。恐怖感が強いとぴんと立てる。
ニホンザル群れのラッセル跡@河畔林の林床 |