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2020/09/22

ヒメジョオンの花を舐めるヨコジマオオハリバエ



2020年7月中旬・午後16:25頃・晴れ

川沿いの堤防に咲いたヒメジョオンの群落でヨコジマオオハリバエTachina jakovlevi)が訪花していました。
伸ばした口吻をヒメジョオンの筒状花に押し付けて花粉や花蜜を摂取していました。
この組み合わせは初見です。




2020/09/16

キクイモモドキの花蜜を吸うハラアカヤドリハキリバチ



2020年7月中旬・午後14:45頃・くもり

民家の花壇に咲いたキクイモモドキの群落で労働寄生蜂のハラアカヤドリハキリバチ(旧名ハラアカハキリバチヤドリ)Euaspis basalis)が訪花していました。
この組み合わせは初見ですし、今年になってハラアカヤドリハキリバチを見かけるのも初めてでした。
赤と黒のツートンカラーが鮮やかで結構好きな蜂です。

この日の撮影は風揺れに悩まされました。
私を警戒して飛び去ったと思いきや、私がじっとしていると、すぐにまた戻って来てくれて吸蜜を再開。

本種の性別の見分け方を知りたいと長年思っているですが、『日本産ハナバチ図鑑』を参照しても分かりません。
どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただけると助かります。
普通のハキリバチ科の蜂ならスコパの有無で簡単に見分けられるのですが、労働寄生種のハラアカヤドリハキリバチは♀でもスコパが無いのです。




2020/08/31

アヤメを訪花するキマダラハナバチの一種【名前を教えて】



2020年6月上旬・正午頃・晴れ

農村部の道端で電柱の根元に植栽されたアヤメ※の小群落で派手な彩色の蜂が訪花していました。
吸蜜に来たはずですが、しがみついた花弁から滑落してしまい、そのまま飛び去りました。
一瞬の出会いを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
アヤメの花が招かれざる客(送粉者以外の虫)を寄せ付けないためにスリップしやすい仕掛けを花弁に備えているとしたら面白いのですが、そのような話は私の記憶にありません。

労働寄生するキマダラハナバチの仲間ですが、採集しないと私には種類を同定できません。
顔の正面をじっくり見せてくれず、性別も不明です。
もし映像から蜂の種名を見分けられる達人がいらっしゃいましたら、ぜひご教示願います。

※ 場所は畑の端ですけど、湿地帯ではなく乾いているので、カキツバタは除外できます。
余談ですが、アヤメの葉裏にミノムシ(ミノガ科の幼虫)の蓑がぶら下がっていました。






2020/08/25

靴を舐めるヨコジマオオハリバエ【ミネラル摂取】



2020年6月上旬・午後14:20頃・晴れ

里山の峠で私が木陰の路肩に座り込んで遅い昼食を摂っていると、ヨコジマオオハリバエTachina jakovlevi)が飛来しました。
右足のスニーカーのインサイド部分を歩き回り、口吻を伸ばして防水性の合成繊維を頻りに舐めています。
カメラのレンズをそっと近づけて接写しても、ハエは逃げませんでした。
これまで本種の訪花吸蜜シーンしか見たことがなく、ヒトの汗も好きとは知りませんでした。


▼関連記事(1、2年前の撮影)
オトコエシを訪花するヨコジマオオハリバエの羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】
キヅタの花を舐めて飛び去るヨコジマオオハリバエ【ハイスピード動画】
ミゾソバの花蜜を吸うヨコジマオオハリバエ

今回、靴を舐めたのはミネラル摂取と思われますが、ヒトの汗が好きなら靴よりもすぐ横の靴下や私の素足を舐めに来ないのは不思議です。
靴下を洗った洗剤や体を洗ったボディソープに防虫成分(忌避物質の香料?)が含まれているのでしょうか?
実はこの靴は新調したばかりのスニーカーでした。

朝露で濡れてもいませんし、履き古した靴のように私の汗がたっぷり染み込んでいるとは思えません。
この靴は防水加工されているとの謳い文句なので、そのコーティング成分をハエが気に入った可能性もありそうです。
それとも、道中で靴に付着した砂埃に塩分などが含まれていたのかな?


ちなみに、エゾハルゼミ♂(Terpnosia nigricosta)が周囲の雑木林で鳴いてますね♪




2020/04/19

野菊の花を舐める黒いハエ(Phasia japanensis♀?)



2019年10月上旬・午後14:45頃

山間部の道端に咲いた野菊(種名不詳)の群落で見慣れない真っ黒なハエが訪花していました。



全身黒光りしていて複眼は赤く、平均棍を覆う鱗弁(?)は白っぽいです。
透明な翅の根元付近は褐色を帯びていました。
左右の複眼は僅かに離れていて接していないので♀かな?

飛び立つ瞬間を狙ってハイスピード動画に切り替えようとしたら逃げられてしまいました。
しっかり同定してもらうには高画質の写真を撮るか、または採集を決行すべきだった…と後から思うのですが、動画での行動記録をどこまで引っ張れるかいつも迷います。(動画屋にとって永遠の悩み)

いつもお世話になっている「みんなで作る双翅目図鑑 画像一括閲覧ページ」サイトを眺めてみると、ヤドリバエ科ヒラタヤドリバエ亜科に属するPhasia japanensis(和名なし)と素人目には似ている気がしました。
私が気になって撮るハエはどうも寄生ハエが多いようです。
もし間違っていたらご指摘願います。



2020/04/16

セイタカアワダチソウの花蜜を吸うセスジハリバエ



2019年10月下旬・午後12:30頃・晴れ

川の堤防沿いに咲いたセイタカアワダチソウの群落でセスジハリバエTachina nupta)が何匹も訪花していました。
この組み合わせは初見です。

口吻を伸縮して花粉と花蜜を舐めています。
吸蜜後に近くの花穂に移動する際は、飛ぶだけでなく歩いて移動することもありました。

訪花中に後脚で腹背を掻いて身繕いする個体もいました。


セスジハリバエ:背面@セイタカアワダチソウ訪花吸蜜
セスジハリバエ:側面@セイタカアワダチソウ訪花吸蜜

2020/04/14

体内寄生が疑われるトビイロスズメ(蛾)幼虫の症状



トビイロスズメ(蛾)幼虫の飼育記録#7



▼前回の記事
動かなくなったトビイロスズメ(蛾)幼虫の生存確認【100倍速映像】

2019年10月上旬

まずは20倍速の早回し映像をご覧下さい。
ニセアカシア小枝の下側にしがみついたままひたすら静止していたトビイロスズメClanis bilineata tsingtauica)の幼虫が、朝日を浴びてしばらくすると3日ぶりに突然活動を再開しました。(@0:30)

小枝上で何度か方向転換しかけたものの、なぜか諦めて小枝の末端に向かって前進を始めました。
ニセアカシアの枯れた小葉が腹端の左側面(カメラからは裏側)になぜか付着したまま動き回っています。
違和感を感じた幼虫がやがて枯葉を振り落としました。
ついでにようやく枝上で向きを変えることに成功しました。

それまでは死角で見えなかったのですが、体の左側面をこちらに向けるようになると、腹端の一部が黒褐色に変色していることに初めて気づきました。
脱糞の際に糞切りが悪くて自分の体を汚してしまったのでしょうか?(そんなシーンは見た記憶がありません。)
左右非対称なので、何かの病変かもしれません。

やがて腹端から茶色がかった半透明の液体が滴り始めました。(等倍速映像@1:49〜)
蛹化に備えた下痢便にしては何かが変です。
異状に慌てながらもよく見ると、どうやら腹端左側面にある謎の黒い傷口から体液が滲出しているようです。

先ほどの枯れ葉は傷口にへばりついていたのでしょう。

まさかニセアカシアの枝の棘が体に突き刺さってしまい傷口が化膿したのでしょうか? 

ニセアカシア樹上で暮らす幼虫がそんなヘマをするとは思えません。
おそらく、体内寄生していたヤドリバエの幼虫が寄主の体を食い破って脱出した跡ではないかと私は推測します。
腹端左側のクチクラ直下に気泡があり、それが幼虫の徘徊移動とともに動いています。
(映像はここまで。)

もしトビイロスズメ幼虫を容器に閉じ込めて飼っていれば、寄主から脱出したヤドリバエの幼虫(ウジ虫)または囲蛹を容器内に確認できたはずです。
しかし私は動画撮影(微速度撮影)を優先するためにほぼ開放状態で幼虫を飼育していたので、脱出した寄生者は行方不明です。

手負いのトビイロスズメ幼虫は相変わらず食欲が無いままで、食草のニセアカシア枝から自発的に落下してしまいます。
最後の力を振り絞って蛹化するでしょうか?
鉢植えの土の上に置いてやり、地中に潜って蛹化するのを観察してみましょう。
ところが、何が気に入らないのか植木鉢から脱出しようと暴れるばかりです。
運動機能は鈍いものの、特に歩行異常などはなさそうです。
仕方がないので、ちぎった新聞紙を敷いた容器に閉じ込めてみました。
結局、この個体は蛹にはなれずにそのままミイラのように縮み干からびて死んでしまいました。(蛹化異常)
残念ながら私が野外で採集した時点で既に体内寄生されていたのでしょう。


シリーズ完。


トビイロスズメ(蛾)幼虫@体液滲出
トビイロスズメ(蛾)幼虫+傷口:寄生バエ幼虫脱出跡?

2020/04/11

動かなくなったトビイロスズメ(蛾)幼虫の生存確認【100倍速映像】



トビイロスズメ(蛾)幼虫の飼育記録#6



▼前回の記事
トビイロスズメ(蛾)の幼虫を手に乗せてみる

2019年10月上旬

トビイロスズメClanis bilineata tsingtauica)の幼虫が食欲を全く失い、ニセアカシアの小枝の下側にしがみついたまま動かなくなりました。
脱皮前のみん状態なのでしょうか?
微速度撮影で3日間も監視してみました。
食べ残したニセアカシア小葉の陰に隠れるように静止していたのですが、枯れた小葉が撮影の邪魔になるので切除しました。
最終日の様子を100倍速の早回し映像をご覧ください。

ときたま微かに蠕動するので、死んではいないようです。
しかし、どうも脱皮する気配がありません。
こんな巨大なイモムシを飼うのは初めてで、勝手が分かりません。
巨体が脱皮する前には準備に長い時間を要するのですかね?
それとも、この個体は病気に罹ってしまったのか、体内寄生されているのでしょうか?

余談ですが、室内に迷い込んだ1匹の蚊が途中で登場します。(@1:05)
トビイロスズメスズメ幼虫を吸血したり体液を吸汁しに来たのだとしたら非常に面白いのですが、幼虫の体表には留まらず飛び去りました。


つづく→#7:体内寄生が疑われるトビイロスズメ(蛾)幼虫の症状


トビイロスズメ(蛾)幼虫@ニセアカシア小枝+静止

【おまけの映像】



↑前日(1日前)の100倍速映像。



↑2日前の50倍速映像。

退屈な映像なので需要があるとは思えませんが、せっかく3日間も長撮りしたのでブログ限定で公開しておきます。
てっきり脱皮前のみんだろうと思い込んだ私は、突発的な蠕動運動の間隔が短くなるのを執念深く待っていたのです。


2020/04/05

メハジキの花蜜を吸うヤマトツヤハナバチ♀とヤノトガリハナバチ♀



2019年10月上旬・午後13:55・晴れ

つづら折れになった峠道の横に咲いたメハジキの群落で、ヤマトツヤハナバチ♀(Ceratina japonica)と思われる小型のハナバチが訪花していました。(少なくとも2匹登場)
頭楯の斑紋から♀と分かります。

そこへヤノトガリハナバチ♀(Coelioxys yanonis)と思われる別のハナバチも1匹飛来し、近くで訪花していました。
腹端が尖っているので♀です。
労働寄生種なので♀も花粉を集めません。
メハジキに正当訪花を繰り返し吸蜜しています。

2種類のハナバチ♀は互いに無関心で、各自が吸蜜を続けています。

メハジキの花には千客万来でした。
実はハキリバチの仲間(種名不詳)も飛来し、ヤマトツヤハナバチ♀と一瞬ニアミスしています。(@0:06)
ここで訪花昆虫をじっくり撮影しても面白そうだったのですが、別の用事があった私は先を急ぎます。


ヤマトツヤハナバチ♀@メハジキ訪花吸蜜
ヤマトツヤハナバチ♀+ヤノトガリハナバチ♀@メハジキ訪花吸蜜
ヤノトガリハナバチ♀@メハジキ訪花吸蜜

2020/03/16

キヅタの花を舐めて飛び去るヨコジマオオハリバエ【ハイスピード動画】



2019年10月上旬

駐車場の隅のブロック塀を覆うように繁茂するキヅタ(別名フユヅタ)ヨコジマオオハリバエTachina jakovlevi)と思しき寄生バエが訪花していました。
花蜜や花粉を舐めています。

240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
高画質のHD動画でも撮りたかったのですが、逃げられてしまいました。



▼関連記事
オトコエシを訪花するヨコジマオオハリバエの羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】
ミゾソバの花蜜を吸うヨコジマオオハリバエ



2020/03/11

リンネセイボウ♀の寄主探索行動【HD動画&ハイスピード動画】



2019年9月下旬・午後13:25頃・晴れ

川沿いのコンクリート護岸を繰り返し探索飛翔している微小な蜂がいました。
セイボウ科という寄生バチの美麗種で、頭部および胸部は金属光沢の青色、腹部全体がメタリックな赤色に輝いていました。
セイボウの仲間について疎いのですが、リンネセイボウ♀(Chrysis ignita)ですかね?
生物分類学の父リンネが学名をつけた由緒正しい蜂です。
コンクリート表面の小孔を念入りに探索している様子です。
行動から、寄主の巣を探索中の♀だと思います。(まさか♂の探雌行動ではないですよね?)
リンネセイボウの寄主はオオフタオビドロバチ♀♂(Anterhynchium flavomarginatum)などのドロバチ類なのだそうです。

私が見張っていたツルガハキリバチ?の巣穴を見つけて巣口に着陸。
借坑性のドロバチ類が営巣していても不思議ではない穴なのに、リンネセイボウ♀はなぜか穴の中には侵入せずに飛び去りました。
既に侵入・物色済みなのか、それとも寄主の泥巣の有無は匂いを嗅いだだけで分かるのでしょうか?
(実はこの穴の奥にはトックリバチの泥巣らしい構造物もありました。)
日本産セイボウ類の中でハキリバチ類に寄生した記録が報告されているのは、今のところオオセイボウだけなのだそうです。

【参考文献】寺山守, 須田博久, and 田埜正. "日本のセイボウ--飛ぶ宝石." 月刊むし 472 (2010): 2-15. (インターネット上でPDFファイルを無料ダウンロード可)
ちなみに、日本のセイボウ類には分類学的な問題が未だ残っているらしい。

リンネセイボウはユーラシア大陸に広く分布する種であるが、数多くの亜種が記載されており、研究者によってはそれらのいくつかを独立種とみなすといったように、種の認定の難しさを示している。日本でも、ここでは1種としておいたが、実体として複数の同胞種から構成されている可能性もある。(同文献p15より引用)

その後はようやく立ち止まり、しばらく身繕いをしました。(@5:18 〜 5:24)

とにかく被写体が微小で忙しなく飛び回るため、蜂に振り回され、動画撮影は至難の業です。
むきになっても超絶級の難易度でした。
まずは1/5倍速のスローモーションでご覧下さい。
後半は等倍速でリプレイ。(@4:08〜)
リアルタイムの動画を見ても目が回りそうで、何のことやらさっぱり分からないでしょう。
それでもガッカリして動画ファイルを捨てたりしてはいけません。
せっかく撮った素材をスローモーション加工すると結構見応えのある映像になるので、オススメです。
私の経験では、4K動画など無闇に高画質で撮るよりも、フレームレートを60fps(またはそれ以上)のFHD動画で撮影するのが、生き物の素早い行動を記録する上でポイントだと思います。

240-fpsのハイスピード動画でも飛び立つ瞬間をなんとか撮れました。(@3:59〜4:07)
ピントが合う前に素早く飛び去ってしまい、失敗続きでした。

撮影後にビニール袋を使って採集を試みたのですが、失敗して逃げられました。
捕虫網が無いと無理ですね。


リンネセイボウ♀@コンクリート護岸
リンネセイボウ♀@コンクリート護岸+飛翔

2020/03/02

ベニバナボロギクを訪花するヤドリバエ(Pentatomophaga latifascia)



2019年9月下旬・午前11:16

平地で広い田畑を横切る農道沿いに咲いたベニバナボロギクの群落で見慣れないハエが訪花していました。
黒い翅を広げて花に静止していますが、背側からしか撮れず口吻の状態が見えませんでした。
口吻を伸ばしても蜜腺に届かない気がします。
花粉を舐めていたのか、あるいは単に休んでいただけかもしれません。

そっと回り込んで側面から撮るべきか、それともハイスピード動画に切り替えるべきか…と私がもたついていたら、飛び立つ瞬間を撮り損ねてしまいました。
未採集、未採寸。
ハエ類に疎い私には所属する科も分からないので、どなたかこの格好良いハエ(アブ?)の名前をご存知でしたら教えてください。

黒い体に黄色い縞模様があり、狩蜂にベーツ擬態しているようです。
現場ではなんとなくカノコガAmata fortunei)という蛾を連想したのですが、落ち着いて写真を比較するとむしろスカシバ(蛾)の方が似てますね。



【追記】
いつもお世話になっている「みんなで作る双翅目図鑑」サイトの「画像一括閲覧ページ」を眺めていたら、とてもよく似た写真を見つけました。
Tachinidaeヤドリバエ科 Phasiinae ヒラタヤドリバエ亜科のPentatomophaga latifascia(和名なし)のようです。

茨城@市毛さんから以下のコメントを頂きました。
本種などが含まれるPhashinaeヒラタヤドリバエ亜科は,主にカメムシに寄生します.Shima(2006)のヤドリバエの寄主目録には,クサギカメムシチャバネアオカメムシが記録されています.なお,備考に本種は寄主の腹部に卵を粘着させると書かれています.

確かにこの辺りでクサギカメムシは幾らでも見かける普通種です。

【参考ブログ】田中川の生き物調査隊:ヤドリバエの一種



ハエsp@ベニバナボロギク訪花吸蜜?

2020/01/30

ミゾソバの花蜜を吸うオオコンボウヤセバチ♀【ハイスピード動画】



2019年9月中旬・午前10:50頃

川沿いに咲いたミゾソバの群落でオオコンボウヤセバチ♀(Gasteruption japonicum)が忙しなく訪花していました。
小さな花に正当訪花で吸蜜しています。

細長い産卵管が特徴的です。
その先端が白くて、飛翔中も目立っていました。

240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。
高画質のHD動画に切り替えようとしたら、残念ながら逃げられてしまいました。


▼関連記事
イタドリの花蜜を吸うオオコンボウヤセバチ♀
竹筒トラップを窺うヒメコンボウヤセバチ♀


2020/01/11

ミゾソバの花に止まって身繕いするハラアカヤドリハキリバチ



2019年8月下旬・午後14:25頃・天気雨


▼前回の記事
ミゾソバの花蜜を吸うハラアカヤドリハキリバチ【HD動画&ハイスピード動画】

道端に咲いたミゾソバに訪花を繰り返していたハラアカヤドリハキリバチ(旧名ハラアカハキリバチヤドリ)Euaspis basalis)が、吸蜜を止めて身繕いを始めました。
なぜか左前翅だけ広げ、左後脚で左脇腹を掻いたり、左右の後脚同士を擦り合わせたりしています。
小雨がパラパラと降り始めた(天気雨)せいなのか、飛び立つ気配がありません。

化粧が済んで休んでいる間も、左前翅を戻さないのが気になります。
左前翅の根元が脱臼していてうまく閉じられないのかな?
それまで普通に飛び回っていたので、活動への支障は特に無いようです。


ハラアカヤドリハキリバチ@ミゾソバ訪花+休息
ハラアカヤドリハキリバチ@ミゾソバ訪花+休息

2019/12/28

ミゾソバの花蜜を吸うハラアカヤドリハキリバチ【HD動画&ハイスピード動画】



2019年8月下旬・午後14:20頃・くもり

道端に咲いたミゾソバの群落でハラアカヤドリハキリバチ(旧名ハラアカハキリバチヤドリ)Euaspis basalis)が忙しなく訪花していました。
口吻を差し込んで吸蜜していました。
この組み合わせは初見です。

本種の性別の見分け方を私は知りません。
オオハキリバチの巣に寄生する労働寄生種なので♀も腹部下面のスコパが退化しており、スコパの有無で性別判定できないのです。

同一個体をひたすら追いかけて撮影していると、ちょっと面白い事件がありました。
ミゾソバの群落に混じって生えていたツユクサの蕾に一度だけ止まり吸蜜を試みました。(@1:29)
しかしツユクサには蜜腺がありませんし、労働寄生種のハラアカヤドリハキリバチは♀も花粉を集めませんから、ツユクサの花(および蕾)に用はありません。
その後はちゃんと学習して、ミゾソバでの吸蜜に専念しています。

忙しない訪花シーンを240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@2:18〜)
スローモーションで見ると、風揺れや手ブレも気にならなくなります。
すぐ隣の花に移動するときは、わざわざ飛ばずに省エネのために渡り歩くようです。
最後のシーンで、飛来したハナバチと正面からニアミスし、ハナバチは逃げるように慌てて飛び去りました。
寄主のオオハキリバチではないものの、スコパが一瞬見えた気がしたのでハキリバチの一種♀だと思います。



つづく→ハラアカヤドリハキリバチがミゾソバの花で身繕い

ハラアカヤドリハキリバチ@ミゾソバ訪花吸蜜
ハラアカヤドリハキリバチ@ミゾソバ訪花吸蜜
ハラアカヤドリハキリバチ@ミゾソバ訪花吸蜜

寄生植物アメリカネナシカズラの花蜜を吸うヒメアカタテハ



2019年8月下旬・午前10:48

川沿いの堤防でイタドリに寄生しながら蔓延るアメリカネナシカズラの群落でヒメアカタテハVanessa cardui)が訪花していました。
翅を開閉しながら吸蜜しています。
翅の縁がかなり破損した個体でした。

残念ながら、カメラのピントが合った途端に飛び去ってしまいました。
飛び立つ様子を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
少し飛ぶと奥に生えたヨモギの葉に止まったので、もしかすると♀が食草に産卵したのかもしれません。

寄生植物ネナシカズラを訪花する蝶は初見だったので、ちょっと興奮しました。

▼関連記事(2年前の撮影)
寄生植物アメリカネナシカズラの花蜜を吸うセイヨウミツバチ♀
寄生植物アメリカネナシカズラの花蜜を吸うフタモンアシナガバチ♀


アメリカネナシカズラ花(寄主イタドリ)

2019/12/22

ミゾソバの花蜜を吸うヨコジマオオハリバエ



2019年8月下旬・午前11:05頃

道端に咲いたミゾソバヨコジマオオハリバエTachina jakovlevi)が訪花していました。
口吻を伸ばして花蜜と花粉を舐めています。
食事の合間に手足を擦り合わせて身繕い。



▼関連記事(1年前の撮影)
オトコエシを訪花するヨコジマオオハリバエの羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】


ヨコジマオオハリバエ@ミゾソバ訪花吸蜜
ヨコジマオオハリバエ@ミゾソバ訪花吸蜜

2019/11/09

訪花中のオオハキリバチ♂に産卵するヤドリバエ♀の早業



2019年7月下旬・午後17:34

夕方、イタドリの花にオオハキリバチ♂(Megachile sculpturalis)が訪れ吸蜜していました。
ここまでは数日前と同じです。


▼関連記事
イタドリの花蜜を吸うオオハキリバチ♂ @同じ場所で撮影

そこへ飛来したハエが通り過ぎかけたものの、引き返すと狙いを定めてオオハキリバチ♂に素早くぶつかって離れました。
まるで当て逃げのようです。
オオハキリバチ♂は驚いて花から滑落しました。
すぐに立ち直ったようで、イタドリ群落の左下隅の隙間の奥に飛び去るオオハキリバチ♂の姿が映っています。

この一瞬で一体何があったのでしょうか?
思わせぶりなハエの行動を1/10倍速のスローモーションでリプレイしてみましょう。

ハイスピード動画ではないので、カクカクとコマ落ちするのは仕方がありません。
素人目にはなんとなくニクバエ科の一種のようです。
ハエが蜜源植物の群落でライバルを追い払う(占有行動)とは考えにくいでしょう。
吸蜜したいのなら、わざわざ争わなくても辺りには他の花がいくらでも咲いているからです。
それともハエ♂が同種の♀と見間違えて蜂に飛びついたのかな?(誤認求愛)
もしヤドリバエ科(寄生バエ)の一種の♀だとすると、すれ違いざまに驚異的な早業で寄主の体表に産卵したのかもしれません。


▼関連記事
イタドリハムシに寄生産卵するヤドリバエ @10年前の撮影

オオハキリバチの営巣地で寄生者を観察したことが過去に2例ありますけど、巣ではなく成虫の体に直接産卵するハエ(捕食寄生)がいるとは初耳です。

▼関連記事
オオハキリバチvs天敵ツリアブ @捕食寄生:9年前の撮影
オオハキリバチの巣に侵入を試みるハラアカヤドリハキリバチ♀:前編 @労働寄生:7年前の撮影
野外で飛び回っているオオハキリバチを片端から捕獲して体表にヤドリバエの卵が産み付けられているかどうか調べ、被寄生個体を飼育してハエが羽化するまで待てば突き止められそうです。(言うは易し)



2019/09/25

イタドリの花を舐めるヤドリバエ科Calozenillia tamara



2019年6月下旬

平地の川沿いの原っぱに咲いたイタドリの群落で見慣れないハエが訪花していました。
透明な翅は根元だけ黒くなっています。
腹部は黒、胸部は灰色(?)で剛毛が生えています。

口吻を伸縮させて花蜜および花粉を舐めていました。
少し飛んで隣の株の花穂に移動すると、吸蜜を続けます。
私が撮影を止めて採集しようと殺気を出したら、飛んで逃げてしまいました。

なかなか格好良いハエで気に入りました。
いつもお世話になっている掲示板「一寸のハエにも五分の大和魂・改」で問い合わせたところ、ヤドリバエ科で未だ和名の無いCalozenillia tamaraの可能性が高い、と茨城@市毛さんからご教示いただきました。
寄主は未知のようです。

「吾輩はCalozenillia tamaraである。和名はまだ無い。」


ヤドリバエ科Calozenillia tamara@イタドリ訪花吸蜜
ヤドリバエ科Calozenillia tamara@イタドリ訪花吸蜜

2019/08/30

キリンソウの花蜜を舐めるセスジナガハリバエ



2019年6月中旬

川沿いの民家の花壇に咲いたキリンソウの群落で見慣れない金色のハエが訪花していました。
腹背に走る黒い縦縞が目立ちます。
外見を蜂に似せたベーツ型擬態なのかな?(少なくとも私は一瞬、騙されました。)

花から花へ歩き回りながらかなり長時間、吸蜜していました。
花粉も一緒に舐めているのかもしれません。
ときどき飛び立つと、隣の群落へ移動して吸蜜を続けます。
横向きになると、口吻を伸縮する動きがよく分かります。
川沿いということもあって風が強く、最後は突風に吹き飛ばされるように飛んで居なくなりました。

撮影後に採集するつもりだったのに残念でした。
気を取り直してインターネットで調べてみると、ヤドリバエ科のセスジナガハリバエDexia flavipes)と判明しました。
甲虫のコフキコガネ属の幼虫に寄生して育つのだそうです。

ニクバエの一種およびクロヤマアリのワーカー♀もキリンソウに訪花していました。
黒いニクバエの一種は両脚を擦り合わせて身繕いしていましたが、蟻が近寄ったら素早く避けました。


セスジナガハリバエ:背面@キリンソウ訪花吸蜜
セスジナガハリバエ:背面@キリンソウ訪花吸蜜
セスジナガハリバエ:側面@キリンソウ訪花吸蜜

キリンソウ花・全景


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