2025/12/03

里山の廃道でニアミスしたニホンカモシカが鼻息を荒らげて逃走

 

2024年9月上旬・午後13:50頃・晴れ 

里山で廃道状態の細い山道を私が静かに下っていると、前方でニホンカモシカCapricornis crispus)がガバッと立ち上がりました。 
おそらくカモシカは直前まで座り込んで休んでいた(反芻?)のでしょう。 
(映像はここから。)
藪の影に隠れて私の様子を伺っています。 
私以外の登山者が誰も通らなくなった山道には左右から灌木の枝が伸びてきて、ほとんど獣道の状態です。 

私がその場にゆっくりしゃがんで姿勢を低くしたら、カモシカは警戒を解いて近づいてくれるかと期待したのですが、今回その作戦は上手く行きませんでした。 



カモシカの姿を見失ってしまったので、動画を撮りながら静かに追いかけてみました。 
廃道をゆっくり進むと、カモシカが鼻息を荒らげて威嚇する音が聞こえます。 
私からどんどん逃げているようで、次第に鼻息が遠ざかりました。 

途中で廃道から右折し、獣道を通ってカモシカの溜め糞場sr2へ向かいます。 
その分岐点に以前あったアナグマ・タヌキの溜め糞はもう残っていませんでした。 



カモシカの溜め糞場sr2を見張るトレイルカメラを固定したアカマツの下まで辿り着きました。 
ミズナラの幹に設置した岩塩プレートも見えます。
(映像はここまで。) 


※ カモシカの鼻息威嚇が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


早速トレイルカメラをチェックして、撮れた動画を見直しました。
しかし残念ながら、直前に逃げて来たカモシカの姿は写っていませんでした。 
カモシカ溜め糞場sr2の付近で藪が激しく揺れて、カモシカの鼻息威嚇♪が録音されていただけです。 
そもそも最近、カモシカは溜め糞場sr2に来ていないようでした。 
私がカモシカのトイレに取り付けた岩塩プレートという異物を嫌がって、近づかなくなったのでしょうか。



0 件のコメント:

コメントを投稿

ランダムに記事を読む