2016/06/25

花に来たウスバアゲハを捕食するガザミグモ(蜘蛛)



2016年5月中旬

里山に咲いたウワミズザクラの花で、とあるウスバアゲハ(=ウスバシロチョウ;Parnassius citrinarius)が不自然な体勢になっていると思いよく見ると、獲物を待ち伏せしていたガザミグモPistius undulatus)に捕食されていました。
木陰から撮ろうとすると逆光になる上に、風で枝が絶え間なく揺れるので、マクロレンズで接写する気になれませんでした。
揺れる枝を左手で押さえながら撮り始めたものの、すぐに他の訪花昆虫に気を取られてしまいました。
やがてクモは食べ滓の獲物をいつの間にか捨てていました。
枝上のガザミグモは長い第1、2歩脚を揃えて左右に大きく広げてカメラに対して威嚇しています。


▼関連記事:9年前の飼育記録
蛾を捕食するガザミグモ♀


農地で採食するカワラバトの群れ(野鳥)



2014年4月中旬

カワラバト(=ドバト;Columba livia)の群れが農村部の畑に降りて採食していました。
雪が溶けたばかりなので未だ何も植えられていませんが、山と積み上げられたイネの籾殻を啄んでいるのかもしれません。
撮影する私の存在を嫌ってか、群れはさり気なく移動して隠れてしまいました。



キングサリの花で採餌するクロマルハナバチ♀



2016年5月中旬

民家の庭木として植えられたキングサリ(別名キバナフジ)でクロマルハナバチ♀が訪花していました。
時期的に未だワーカー♀ではなく創設女王かもしれません。
後脚の花粉籠は空荷で、花粉団子を付けていませんでした。




2016/06/24

ハルザキヤマガラシの花蜜を吸うベニシジミ



2016年5月中旬

堤防の遊歩道の脇に咲いた菜の花でベニシジミLycaena phlaeas daimio)が訪花していました。
翅を半開きにして花蜜を吸っています。
途中からもう一頭が飛来したのは、もしかすると誤認求愛なのかな?(私にはベニシジミの性別を見分けられません。)
花から押し出されるように追い出された個体は隣の花へ移動しました。




【追記】
この菜の花は、帰化植物のハルザキヤマガラシでしょう。


夜の小川沿いを逃げるハクビシン【暗視映像】



2016年5月中旬・午後19:04

山裾の用水路沿いで日没後に疲れて座り込んでいたら、私の背後から疎水のフェンスに沿ってハクビシンPaguma larvata)がコンクリート岸壁を歩いて来ました。
私が慌てて赤外線の暗視ビデオカメラを構えたら、カチッというスイッチ音に驚き、対岸のハクビシンは慌てて走って引き返しました。
赤外線LEDに切り替わる前に眩しい白色LEDが点灯する仕様になっているのも仇となりました。
カチッカチッとスイッチを2回押さないと暗視モードにならないのです。
辛うじて撮れたのは、逃げる後ろ姿だけでした。
もしビデオカメラを前もって起動していれば、プレレコーディング機能で遭遇シーンをしっかり撮れたはずです。
痛恨のミス…。

撮影時刻は午後19:04。
ちなみに、日の入り時刻は18:41。
現場は山麓なので、それよりもだいぶ早く太陽は山の陰に沈みます。

実はこの近くで昨年の夏2015年8月上旬の晩に暗闇を歩いていたら、謎の動物とニアミスしました。
出会い頭に驚いた小動物がギャー!とかグヮー!とかいう凄まじい絶叫を発して逃げて行き、私も肝を冷やしました。
その正体は、タヌキではなくハクビシンだったのかもしれません。
この辺りでよく見かける謎の獣糞の主もこれで分かりました。


予算があれば、獣道に無人のカメラトラップを仕掛けてみるのもきっと楽しそうです。(やりたいことが多過ぎて手が回りません。)


ハクビシンを撮れたのは2回目です。

▼関連記事
ハクビシンの早朝散歩


【追記】
古谷益朗『なぜハクビシン・アライグマは急にふえたの? (シリーズ鳥獣害を考える)』という本を読んだら、なぜこの場所でこの時間帯に出会えたのか謎が解けました。
 ハクビシンはねぐらやエサ場をゆききするとき、池や川、用水路、側溝(下水などを流すみぞ)などの水ぎわを好んで利用します。そして、移動中にふんをしたときは、水の中にかくすのです。 (p10より引用)
ハクビシンやアライグマは、移動には用水路や側溝、川などをつかいます。市街地では、おもに側溝が利用されています。ところが、農村では、田や畑に水をひくために用水路が網の目のように整備されています。このよく整備された水路網をつたって、ハクビシンやアライグマは自由自在に移動できるのです。 (p24より引用)  

2016/06/23

タニウツギの花で盗蜜するクマバチ♂



2016年5月中旬

未だ満開ではないのですが、ようやく里山に咲き始めたタニウツギの灌木でキムネクマバチ♂(Xylocopa appendiculata circumvolans)がせっせと訪花していました。
一瞬見えた顔が白く複眼が大きく発達していることから、雄蜂ですね。
採餌行動をよく見ると、体が大きいため狭い花筒の中に潜り込んで正当訪花するのではなく、花筒の根元を外から噛んで穿孔盗蜜しています。
植物の立場からしてみると、盗蜜する蜂は受粉を助けてくれないので花蜜を盗まれ損です。
クマバチ♀の盗蜜は珍しくありませんが、雄蜂と見分けた上で盗蜜を撮影できたのは初めてです♪



▼関連記事
クマバチ♀の盗蜜行動@タニウツギ

タニウツギの萎れた花で穿孔盗蜜するクマバチ♂ 



イワガラミの葉を食すヒダリマキマイマイ【10倍速映像】



2016年5月中旬

飼育下でヒダリマキマイマイEuhadra quaesita)がイワガラミの葉をもりもり食べる様子を微速度撮影してみました。
10倍速の早回し映像をご覧ください。
満腹したのか、それとも撮影用の照明を嫌ったのか、食べ終えたヒダリマキマイマイは移動開始。
Uターンして戻って来ると、飼育容器の壁面を登り始めました。
最後は自ら頭部を殻の中に引っ込めて、閉じ篭もりました。

飼育を続けて気づいたのですが、イワガラミの大きく育った葉は食べないようです。
固くなったり苦味成分などが強くなるのかもしれません。


ヒダリマキマイマイの空き殻を拾う

2016年5月中旬


里山でヒダリマキマイマイEuhadra quaesita)の空き殻を見つけました。
山腹の細い山道に泥だらけで落ちていました。
中身が空っぽなので、天敵の餌食になったのでしょうか?
(もちろん、寿命や病気で死んだ可能性もあります。)
血沸き肉踊る名著『右利きのヘビ仮説―追うヘビ、逃げるカタツムリの右と左の共進化 (フィールドの生物学)』を読んでその面白さに感動したのですが、ここは雪国なのでイワサキセダカヘビ(右巻きのカタツムリを食べるために左より右側の歯の数が多く進化した、右利きの蛇)は残念ながら生息していません。


当地でカタツムリの捕食者として、マイマイカブリが考えられます。
左巻きのマイナーな巻き貝が相手でもマイマイカブリは捕食できるのか?と疑問に思い、調べてみると「マイマイカブリの幼虫 vs ヒダリマキマイマイ」と題した記事がネット検索でヒットしました。

カタツムリの捕食者として、陸生ホタルの幼虫の可能性もありますね。


丁度今ヒダリマキマイマイを3匹飼育していることもあり、空き殻にも興味を持ち、採集して持ち帰りました。
標本にするため、水から茹でてクリーニングします。
汚れや臭みを取り除くため、食器用洗剤を加えました。
殻の奥に残ったタンパク質を酵素で溶かしたいのですけど、脊椎動物の骨格標本作りのときのように入れ歯洗浄剤を使うと殻が漂白されそうなので止めました。
鍋の中で殻の中の空気が抜けたら殻は水に沈みました。
比重が1以上あることになります。
熱湯から出して冷水で急激に冷やすと殻が割れそうなので、ゆっくり冷まし自然乾燥しました。
(自己流の適当なやり方なので、参考にならないかもしれません。)



【追記】
殻の色が濃くて山地で採集したので、この個体はもしかすると亜種のチャイロヒダリマキマイマイEuhadra quaesita montium)かもしれません。
東北地方にも分布しているのかどうか、専門家の意見を伺いたいものです。


2016/06/22

ウワミズザクラの花で食事するクロハナムグリ



2016年5月中旬

里山で満開に咲いたウワミズザクラクロハナムグリGlycyphana fulvistemma)も訪花していました。
花に潜り込んで花蜜や花粉を黙々と食べています。

コアオハナムグリも多数来ていたのですが、この場所での撮影に飽きてしまい、また来年撮ることにします。
(この映像にもコアオハナムグリがちらっと写っています。)

余談ですが、クロハナムグリが食事している同じ花穂で吸蜜していたウスバアゲハ(=ウスバシロチョウ)にもう一頭が飛来して交尾を試みるも失敗し、諦めてすぐに飛び去りました。
性別は分からず仕舞いです。

この映像にはマドガという小蛾も登場しています。



オニグルミの樹上で鳴きながら♪脱糞するホオジロ♂(野鳥)



2016年5月中旬

里山で草地の道を歩いていたら、近くから鋭い警戒声がします。
立ち止まって見回しても声の主は見つかりません。
堪りかねたように、草むらからホオジロ♂(Emberiza cioides ciopsis)が飛び立ってオニグルミの横枝に止まりました。(映像はここから)
オニグルミの雄花序が枝から垂れ下がっています。

ホオジロ♂は神経質に尾羽根を振りながらチチッ、チチッ♪と鳴き続けています。
他種の鳥も辺りで賑やかに囀っているのですが、映像で嘴の動きと鳴き声が一致している(リップシンクロ)ので、ホオジロの鳴き声として大丈夫。
後ろ姿で脱糞しました。(@0:09)
枝から枝へ軽く飛んで移動しています。
途中で、鳴きながら頭を足で掻きました。
最後は草地へ飛んで行き、他の鳥と縄張り争いになりました。



2016/06/21

ハルジオンの花で採餌するヤマトツヤハナバチ♀



2016年5月中旬

山に近い農村部の道端に咲いたハルジオンの群落で見慣れない小型のハナバチが何匹も訪花していました。
後脚の 花粉籠 スコパ(花粉採集毛)に黄色い花粉団子を付けています。
吸蜜の合間に身繕いしました。
風で花が揺れるため、じっくり顔を接写できません。
忙しなく採餌すると花からすぐに飛び立ってしまいます。
マイマイガLymantria dispar japonica)の若齢幼虫も花に登ってきましたが、蜂とニアミスしても互いに没交渉でした。

複数個体を撮影後に、ありあわせのビニール袋で蜂を1匹だけ採集しました。
帰ってから『日本産ハナバチ図鑑』で調べてみると、素人目にはp350のヤマトツヤハナバチ♀(Ceratina japonica)のようです。

海浜や河原などの開けた場所ではキオビツヤハナバチが、山沿いや山間部などの山地帯では本種が優占している。

営巣期や巣の造り方は近縁種のキオビツヤハナバチとほぼ同じらしく、

アジサイやヤマブキなどの枯れ茎に穴を開けて巣を作る。巣の完成後もそこにとどまり、羽化後もしばらく世話をする(亜社会性)。(『ハチハンドブック』p95より)

ヤマトツヤハナバチの生活史をまとめた見事な生態動画をNHKが公開していました。(必見です)



以下は標本写真。



鶏卵の殻をガリガリかじるヒダリマキマイマイ



2016年5月上旬〜中旬

飼育中のヒダリマキマイマイEuhadra quaesita)にカルシウム補給のため鶏卵の殻を与えました。
すると早速、自発的に潜り込みました。(冒頭部は10倍速映像)

夜になると、歯軋りのような音が聞こえてきます。
夜行性のヒダリマキマイマイが、卵殻を内側から歯舌でガリガリ齧っているのです。(ヘッドフォン推奨)


▼関連記事:イワガラミの生葉を摂食する音
ヒダリマキマイマイの咀嚼音♪を声紋解析してみる

カタツムリは光を嫌うのではないかと予想し、初めは暗視カメラで撮影してみました。
眩しい照明を点灯すると、歯舌の咀嚼音は止んでしまいました。
翌日に卵殻の内側を調べると、食痕が残っていました。

卵殻内の食痕

そのまま飼い続けると、日中に隠れるシェルターとしても鶏卵殻を利用するようになりました。
カタツムリの糞は摂取した食物の色素をそのまま反映しているのですが、鶏卵殻に残された糞は白っぽかったです。
殻の内側に薄皮のように残っているタンパク質成分も食べたのかもしれません。

鶏卵の殻を外側から齧るのは未だ見たことがありません。

卵殻内に白い糞@6月中旬
殻内の食痕はストロボで白飛びしてしまった。

試しにアサリの貝殻を与えてみたこともあるのですが、硬過ぎたのか、アサリを齧る様子は観察できませんでした。


2016/06/20

早朝ハクセキレイ♂(野鳥)の群れが集団塒の電柱から飛び立つまで



2016年5月上旬・午前4:01〜4:33
▼前回の記事
サブの集団塒Nに飛び込むハクセキレイの羽ばたき【ハイスピード動画】


ハクセキレイ♂(野鳥)集団塒の電柱:定点観察#6


ハクセキレイMotacilla alba lugens)の群れが夜を過ごしたねぐらから出て行く様子(離塒)を観察するために、夜明け前から出かけました。
現場に到着した午前3:47の気温は9.1℃、湿度58%。
車道を照らす外灯があるおかげで、辺りは夜も真っ暗闇ではありません。
外灯の中で塒から一番近いナトリウムランプ(オレンジ色の照明)の直下で測定した照度は48ルクスでした。

赤外線の暗視カメラではなく通常のカメラによる動画撮影なので、初めは未だかなり暗く、電柱のシルエットが辛うじて見えるぐらいで鳥の姿は全く見えませんでした。
それでも暗闇でハクセキレイの鳴き声は聞こえました。

夜空が白々と明けていくと、塒で目覚めた個体が鳴き交わし始めます。
撮影地点の傍を側溝が流れているため、常に水音が録音されてしまいました。
ハクセキレイの鳴き声(モーニングコール)を録音したいのに、この水音が邪魔になります。

やがてハクセキレイの活動性が高まり、塒内で短く飛び回ったりピョンピョン跳んで移動する個体が居ます。
横の電線に移動した個体も居ます。

東の空の美しい朝焼けもときどき録画するようにしました。

ハクセキレイは朝日を浴びつつ嘴で自分の羽根を念入りに羽繕いして、朝の身だしなみを整えています。
フワフワの羽毛を膨らませ、最低気温の早朝でも暖かそうです。
朝一で脱糞する瞬間が撮れました。(@17:16)

日の出時刻が近づくと、塒から次々と飛び立ちます。
離塒の際はチチッ♪と鳴きながら飛び立つようです。(飛び立ちで鳴くのは昼間のハクセキレイでも同じです。)
日の出前から塒を飛び立ち、各々が採餌地へと分散して行きます。
離塒の方角は個体によってまちまちでした。
ハクセキレイが群れで過ごすのは夜だけです。
昼間は大きな群れで採餌することはありません。

電線に止まった個体が朝日に黒い背を向けているのは、日光浴で体を温めているのでしょう。
最後の個体が離塒する瞬間も撮れました。

午前4:35(日の出時刻の1分前)にはメインの集団塒(電柱S)からハクセキレイ全個体が居なくなりました。
少数の個体が利用したサブの集団塒(電柱N)からは、それよりも早く居なくなりました。

この近辺ではハクセキレイが優占種ですが、セグロセキレイも少数ながら生息しています。
セグロセキレイの群れにハクセキレイが数十羽交じった混合塒の存在が埼玉県東松山市にて報告されています(『ネオン街に眠る鳥たち:夜鳥生態学入門』p169より)。


私が見ている集団塒(電柱S、N)にセグロセキレイは混じっていないと思うのですが、塒の下から腹面を見上げるアングルでは近縁2種を見分けたりハクセキレイの性別を見分けるのは難しいです。
セグロセキレイの塒はどこにあるのか、突き止めたいものです。

ハクセキレイが集団塒から離れる一部始終を初めて観察出来ましたが、塒の真下で不審者が見張っていることによる観察者効果の影響も少しはあるかもしれません。(寝起きドッキリに気づくと、警戒していつもより早く塒を離れた個体もいる?)

ハクセキレイの群れが毎晩過ごす塒S直下の路上が大量の鳥の糞で汚れていました。
塒の規模がこれ以上大きくなると、糞害で問題が生じるかもしれません。

以下は基礎的な測定データ。
4:09には気温6.6℃、湿度64%。
4:10には照度0 lux。
4:14には3 lux。
4:19には5.5℃、67%、14 lux。
4:29には5.2℃、69%、96 lux。
4:33には5.1℃、70%、166 lux。
ちなみに、この日の日の出時刻は午前4:36。
月齢は28.7でほぼ新月でした。



つづく→#7:電柱からケヤキ樹冠に集団塒を変えたハクセキレイ♂♀(野鳥)


写真は全てメインの集団塒:電柱S
鳥の糞で汚れた集団塒S直下の路上

ニワトコの葉をもこもこ移動するヒトリガ(蛾)幼虫



2016年5月中旬

里山の小径の横に生えたニワトコの幼木でおそらくヒトリガArctia caja phaeosoma)の幼虫と思われる毛虫(通称クマケムシ)を見つけました。

ヒトリガ幼虫の食草リストにニワトコ(スイカズラ科)が含まれているのですが、食痕は見当たりませんでした。
葉を食害せずにウロウロと徘徊するするだけです。
頭部は光沢のある黒褐色。



2016/06/19

ミズキの花で食事をするコアオハナムグリ



2016年5月中旬

沢筋に生えたミズキの高木でコアオハナムグリGametis jucunda)が訪花していました。
花に潜り込んで花粉や花蜜を食べています。
花上でかなり活発に歩き回り、飛び立って隣の集合花へ移動します。

ノーマルの緑色タイプ以外に赤銅色タイプの個体も居ました。(映像公開予定



カワラバト(野鳥)のアルビノ・モザイク個体?



2015年6月上旬

民家の駐車場となった砂利混じりの原っぱで妙なドバト(=カワラバト;Columba livia)を見つけました。
どんどん歩き去りながら採食しています・。
羽根が白っぽい斑模様で目が赤っぽいということはアルビノ白変種モザイク個体なのかもしれません。


▼関連記事
ドバト(野鳥)の白変種


ウワミズザクラの花蜜を吸う交尾嚢付きのウスバアゲハ♀



2016年5月中旬

山腹の山道沿いに咲いたウワミズザクラの花でウスバアゲハ(=ウスバシロチョウ;Parnassius citrinarius)が吸蜜していました。
腹端の下部に交尾嚢が付いていたことから、既交尾♀と分かりました。

すぐに逃げられたので追加の映像を撮るまでもう少し粘りたかったのですが、満開のウワミズザクラは千客万来で、何を撮ろうか目移りしてしまいました。



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