2018年7月上旬
川沿いの農道に咲いたシロツメクサの群落でベニシジミ(Lycaena phlaeas daimio)が訪花していました。
翅をしっかり閉じ、花の上で向きを変えながら吸蜜しています。
吸蜜の途中で翅が半開きになり、未だ春型の個体と判明しました。
夏型は未だ羽化していないのかな?
飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。(@〜)
ベニシジミ春型@シロツメクサ訪花吸蜜 |
ベニシジミ春型@シロツメクサ訪花吸蜜 |
・ハバチの仲間は、みんな、土中(落葉層)で、幼虫態で、越冬する。(中略)これは、蛾類の越冬の仕方と、おおいに異なる。
・ハバチでは、21種のうち、土中幼虫越冬が18種、樹上幼虫越冬が2種、樹上卵越冬が1種で、土中幼虫越冬が圧倒的(86%)に多かった。 (@p206より引用)
ニホンカブラハバチ@葉上 |
▼前回の記事
前年と同じ高圧線鉄塔の巣で抱卵を始めたハシボソガラス(野鳥)
ハシボソガラス雛(野鳥)@巣:高圧線鉄塔#19+羽繕い |
ハシボソガラス親鳥+雛(野鳥)@巣:高圧線鉄塔#19 |
▼関連記事
ワラジムシを捕食するエビチャコモリグモ♀
▼関連記事しかし、今回ハクセキレイの姿はなぜかほとんど見かけませんでした。
・イチョウ並木に塒入りするハクセキレイの群れ(野鳥)
・イチョウの街路樹を塒とするハクセキレイ♀♂の群れ(野鳥)
カワラヒワ2(野鳥)@電線/イチョウ樹冠 |
▼前回の記事
キアゲハの蛹化【10倍速映像】
キアゲハ前蛹b:水平@蛹化前日 |
キアゲハ帯蛹b:水平@蛹化直後 |
羽化前日の帯蛹b:側面@水平 |
羽化前日の帯蛹b:腹面@水平 |
キアゲハ帯蛹b:水平(側面)@羽化直前 |
クロマルハナバチ♀@モナルダ訪花吸蜜 |
蝶の交尾は草上、草間ときに樹上などで行なわれ、一般にこのときは活動しない。しかし刺激が加わったり、驚いたりすると交尾したまま飛び立つことがある。このときすぐ飛ぶのをやめてしまうが、交尾したまま飛翔する場合は、♂、♀のどちらか一方が飛び、他方はぶら下がっている。♂も♀も翅を使って同時に飛ぶことはない。
このように交尾しながら飛ぶときに♂が飛ぶか、♀が飛ぶかは種によって一定していて、属や科についても通則がある。(中略)ここで←♀+♂の記号は、♀が飛翔し、♂は交尾したまま♀に連行され飛翔しないことを示す。 (p88より引用)
モンキチョウ♀♂@クズ葉+交尾 |
モンシロチョウ@ムラサキツメクサ訪花吸蜜 |