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蛹化前に蠕動するキアゲハ前蛹【10倍速映像】
キアゲハの飼育記録(2018年)#4
2018年7月上旬・午後12:45〜13:02・室温30.7℃、湿度52%蠕動していたキアゲハ(Papilio machaon hippocrates)前蛹の胸背が割れ、いよいよ脱皮が始まりました。
10倍速の早回し映像をご覧下さい。
蛹の後部に送った脱皮殻を落とすために、腹端が一瞬だけ壁面から外れました!
すぐに腹端で足場糸を探り当て、プラスチック容器の壁面に固定し直すのが興味深く思いました。
この芸当は全ての昆虫ができるとは限りません。
例えば、最近飼育したナミテントウでは帯糸を使わず腹端だけで固定しているために、前蛹の抜け殻が蛹の腹端にいつまでも(成虫が羽化した後も)残ったままになっていました。
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その後で抜け殻を振り落としました。
薄黄緑色の帯蛹はしばらく伸縮動を続けています。
改めて記事を書くつもりですが、今回キアゲハ幼虫を3頭飼育して、蛹の色が三者三様になりました。
この個体cの蛹化を撮影する前に、背景をすっきりさせるために黒い布を置きました。
蛹の色の変異を考える際に、これがポイントになります。
つづく→#5:羽化直前のキアゲハ帯蛹b【40倍速映像】
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