2011年8月下旬
峠道の歩道で瀕死の
【追記・訂正】
改めて見直すとこれはヒメジャノメではなくてコジャノメ(Mycalesis francisca perdiccas)ですかね?
念のため撮影後に蟻を採集してみました。
素人目には普通種のクロヤマアリ(Formica japonica)のワーカー♀だと思うのですがどうでしょう。
花の正面に垂れ下がった花被は、訪花昆虫が花にもぐりこむ際の足がかりになる。(Newton special issue『植物の世界 第3号 ナチュラルヒストリーへの招待』p30 「ツリフネソウの生活史」より)
ツリフネソウの花の蜜は、奥のクルリと丸まった所にあります。おしべとめしべは、上の方に付いていて、蜂の背中に付くようになっています。
関連記事はこちら→「オオハキリバチの造巣1」オオハキリバチの主な花資源植物としてクズ(葛)が知られており、これから花粉と花蜜を集めて花粉団子を作り、その表面に産卵するそうです。
≪参考≫ 『ハチとアリの自然史:本能の進化学』 第4章「オオハキリバチとその労働寄生蜂の生活」 p71より
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尾端に見える突起は交尾器なのでしょうか? 上向きに生えた刺が気になります。 |