2012年8月下旬
リョウブに訪花していたヒョウモンチョウの仲間です。
ウラギンヒョウモン♂かギンボシヒョウモンと迷ったのですが、いつもお世話になっている虫我像掲示板にて質問してところ一寸野虫さんよりご教示頂きました。
北上著しいツマグロヒョウモン♂ですね。こんな雪国で南方種のツマグロヒョウモン(Argyreus hyperbius)を撮ったのはこれが初めてでした。
温暖化の影響でしょうか。
北上著しいツマグロヒョウモン♂ですね。こんな雪国で南方種のツマグロヒョウモン(Argyreus hyperbius)を撮ったのはこれが初めてでした。
スミスハキリバチです。各腹背節後縁に無点刻(光沢)な部分があるのが特徴です。こちらのブログによれば、腹部の各節の中ほどの横筋がハッキリして肩板(翅のつけねのおおい)が赤褐色。顔の毛が黒で腹部上面の白い毛の帯があるのがスミスハキリバチ(Megachile humilis)の特徴らしい。
翅の先端に黒斑があるように見えますので、ヒメハラナガツチバチ(Campsomeriella annulata annulata)のメスではないかと思います。
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よく観察してみると、ときに糸を引かないこともあるので、その意味はまだよく分かっていない。(p86より引用)
(アナバチ型ハチ類に)麻酔された餌は全身運動はできないが、触角、脚、口器などを部分的に動かすことができ、呼吸や排泄も行うことができる。
左下と上に2匹の寄生ハエ |
寄生ハエ |
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獲物を抱えて逃げるジガバチを寄生ハエがぴったり追跡 |