ヒラタグモ幼体(蜘蛛)はプラスチック容器を登れない
2014年4月上旬・室温19℃
夕方に室内で徘徊する全く見慣れないクモを捕獲しました。
体長は5mm。
図鑑で調べてみると、ヒラタグモ(Uroctea compactilis)の幼体のようです。
とりあえずプラスチック容器(苺のパック容器)に入れてみると、容器の隅で壁面をよじ登ろうとするも、つるつる滑って全く登れません。
これは3爪類(造網性クモ)の特徴です。
容器内で仰向けに転ぶと自力では起き上がれません。
やがて疲れたのかクモは動かなくなりました(休息)。
ヒラタグモと言えば特徴的な形状(「壁銭」)の住居網に潜んで獲物を待ち伏せしている※印象ですが、網から離れて徘徊しているのを初めて見ました。
どこか室内で越冬していたのでしょうか。
※ かなり昔に室内で撮ったヒラタグモ幼体の網の写真を貼っておきます。
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