2026/01/24
ヒマワリ種子を入れた給餌箱に警戒して迂回するニホンカモシカ【トレイルカメラ】
タイアザミ(トネアザミ)の花で採餌するトラマルハナバチ♀
2026/01/23
秋の営巣地に相次いで訪れスクワットマーキングする2頭のニホンアナグマ【トレイルカメラ:暗視映像】
クリの樹上で枝を折り堅果を食べていたツキノワグマが慌てて逃げるまで
クリ(Castanea crenata、日本グリ)の実も年によって多少の豊凶変動はありますが、ドングリやブナの実(堅果)に比べると、隔年結果(かくねんけっか)などを含めても豊凶の変動幅は小さく、比較的安定して毎年収穫が期待できます。[pref.fukushima.lg]
クリの豊凶年変動
クリは、コナラやミズナラなど一部のドングリに比べて、年による不作・豊作の幅が小さく、毎年安定して実がなりやすい性質があります。[pref.gunma]
豊凶調査結果によると、調査木に占める「ほぼ安定して結実する」区分1の比率が、クリでは85%と非常に高いです。これは並作や安定した実りが続く傾向を示します。[pref.gunma]
隔年結果・例外的現象
一方で、クリにも「隔年結果」と呼ばれる現象があり、特に豊作だった翌年は結実が減る傾向も見られます。[farm-navi]
これは果樹全般にみられる生理的現象ですが、クリの場合極端な不作年はまれで、適度な管理(剪定や間引き)で安定した収穫が得られるとされています。[shop.takii.co]
比較:ブナ・ドングリとの違い
ブナの場合、5~8年に一度の「成り年(マスティング:masting)」で大豊作年が広域的に訪れ、その間は凶作が続く大きな年変動があります。[enyatotto]
ミズナラやコナラなどのドングリも同様に数年置きに豊作と不作の差が大きく、一部では同調的な周期的現象がみられます。[pref.fukushima.lg]
クリやコナラは、こうした大きな周期変動よりも安定して実がなる傾向が強いと評価されています。[pref.fukushima.lg]
クリの実に豊凶変動が少ないのは、必ずしも長年の品種改良だけによるものではなく、野生のクリでも比較的年ごとの実りの変動が小さい傾向があります。実際、野生クリの実は小さく、栽培種とは異なるものの、野生のクリでも豊凶変動はあまり大きくないとされていますクリは、ドングリなどに比べ年次変動が少ないという報告があります。[pref.fukushima.lg]
一方で、栽培クリは江戸時代以降の品種改良や選抜によって実の大きさや収量が向上しています。縄文時代からクリの栽培が行われていた痕跡もあり、遺跡からは野生より大粒の実が出土する例もあり、これが栽培や保護の歴史を示します。現代のクリ品種は、自生する野生クリから選抜されたものや中国産との交雑種が含まれており、クリタマバチという害虫被害を受けて品種更新も進んでいます。[jstage.jst.go]
したがって、豊凶変動の小ささに関しては、野生状態でも比較的安定した結実傾向があり、品種改良は実の大きさや品質向上のために大きく寄与していますが、豊凶変動そのものの安定化とは区別して考えるべきです。[m-sugi]
ツキノワグマは秋に主にブナやミズナラなどのドングリ類の堅果を食べますが、それらが不作の年にはクリの実を好んで食べることが知られています。クリはデンプン質が多く消化されやすいため、ツキノワグマにとって重要な冬眠前のエネルギー源の一つとなっていますクリは秋の主要な餌資源の一つとして、ドングリやブナが不作の年の代替食として機能しているのです。[islandbearproject]
そのため、山にクリの木を多く植樹することは、ドングリやブナが不作の年でもツキノワグマの食料資源を補完し、人里への出没リスクを減らす潜在的な効果が期待できます。ただし、クリの実の収量や豊凶も年によって多少変動するため、単一樹種だけでは安定供給が難しいことや、クリの木による生態系全体への影響も考慮が必要です。[eco-museum]
さらに、ツキノワグマは雑食性であり、季節ごとに様々な植物や昆虫、時には死肉を食べるため、多様な食物資源がある環境の方が人里への接近も減る可能性が高いです。クリの植樹はあくまで総合的なエサ資源対策の一つとして有効と考えられますが、単独での解決策とは言い切れません。[tsukuba-sci]
まとめると、クリの植樹はツキノワグマの秋の食料基盤を強化し、人里への出没減少に寄与する可能性があるが、他の樹種との組み合わせや生態系全体のバランスも考慮しつつ、総合的に対応することが望ましいです.[pref.fukushima.lg]
2026/01/22
トチノキの種子を入れた餌箱を警戒して近寄らないニホンリス【トレイルカメラ】
ハナトラノオの花で吸蜜ホバリングするヒメクロホウジャク(蛾)
2026/01/21
雨夜に湿地を横切りトレイルカメラに興味を示すニホンカモシカの幼獣【暗視映像】
カモシカの溜め糞場でスギの樹皮をつついて虫を探すトラツグミ【野鳥:トレイルカメラ】
A: トラツグミはヒマワリなどの種子給餌にはほとんど反応しないと予想され、来ても種子そのものを積極的には食べない可能性が高い。[][]
トラツグミの採食スタイル
トラツグミは落ち葉の積もった林床でミミズ・昆虫を探す「地上採食型」で、地中・落ち葉内の動物質が主なターゲット。[]
給餌台に来るツグミ類でも、ヒマワリの種より地面に落ちた餌や虫をついばむ様子が報告されており、台上の種子を器用に割って食べるタイプとは行動が異なる。[]
ヒマワリ種子との相性
ヒマワリの種は、一般にヤマガラ・シジュウカラ・カケスなど「穀粒・堅い種子を嘴で割るのが得意な種」がよく利用し、いわゆるソフトビル(soft bill:柔らかい餌主体)の鳥は利用しにくい餌とされる。[][]
トラツグミは動物質・果実主体の雑食で、ヒマワリ種子を好む種として挙げられることはなく、ヒマワリ中心の給餌場を設置しても、カラ類やカケス・リスなどが主役になり、トラツグミが種子を割って食べる場面は期待しにくい。[][]
森でトラツグミを引き寄せるなら
トラツグミを「給餌」で狙うなら、種子よりもリンゴなどの果実片やミミズ・昆虫類に近い高タンパク餌(ミールワーム等)を地面に直接置く方が行動特性には合致すると考えられる。[][]
とはいえ、トラツグミは人為的な給餌よりも自然な林床環境に依存する傾向が強いため、観察目的なら落ち葉層や湿った場所を保全しつつ、周辺に一般的なバードフィーダーを併設して「他種の動きにつられて姿を見せる」程度を期待するのが現実的と思われる。[][]
2026/01/20
ホンドタヌキがアナグマの巣穴を覗き込んだ直後に中から続々と脱出するカマドウマ幼虫の群れ【トレイルカメラ:暗視映像】
メハジキの花で吸蜜するキタキチョウ
2026/01/19
ニホンイノシシ4頭の群れが夜の水場を迂回し三脚にぶつかる【トレイルカメラ:暗視映像】
山中にこだまする猿害対策の空砲
2026/01/18
倒木の先端に眼下腺でマーキングするニホンカモシカ【トレイルカメラ:暗視映像】
ニホンアナグマの巣穴に潜むカマドウマの群れを直接撮影してみる【暗視映像】
カマドウマの脚には鋭いトゲ(棘)がたくさん生えており、特に後脚の脛節(細長い部分)に集中していて、これで跳躍したり、捕食時に獲物を捕らえたり、外敵から身を守ったりするのに役立っています