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2026/06/27

クリの幹の根元に集まり餌を探すエナガの群れ♪【冬の野鳥:FHD動画&ハイスピード動画】

 

2026年1月上旬・午後13:15頃・晴れ 

山麓の農村部でクリ(栗)園の横を通りかかったら、エナガAegithalos caudatus)の群れが賑やかに鳴き交わしながら採食していました。 
落葉したクリの木の下で、雪が溶けて露出した落ち葉を調べたり、根元付近の樹皮をあちこちつついたりして、隠れて越冬している虫を探しています。 

エナガの忙しない採食行動をじっくり観察するために、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:54〜) 
短い距離を飛んで移動する羽ばたきが、見応えのあるスーパースローで見れるようになりました。 
エナガは垂直な幹をピョンピョンとよじ登り、あちこちの樹皮をつついています。 


【考察】 
エナガが嘴でつついて捕食していた獲物の候補として、クリオオアブラムシLachnus tropicalis)の越冬卵が考えられます。
クリ林(果樹園)に発生する害虫を冬に食べてくれるエナガは益鳥になります。
現場検証で獲物の正体を突き止めたくても、クリ園の敷地に勝手に入る訳にはいかないので、今のところ推測に過ぎません。 

参考ブログ:冬越しブラック団 by 湘南むし日記


他の鳥が林床でよくやる「落ち葉めくり行動」をエナガはなぜやらないのか、不思議でした。
嘴の短いエナガは、落ち葉をうまく摘んだり払い除けたりできないのかもしれません。 


今回の採食行動について、Perplexity AIに質問してみました。

Q: エナガはクリの幹の下部(根元付近)に執着し、そこの樹皮を重点的につついていました。
獲物となる越冬卵や越冬昆虫の分布が樹冠部ではなく根元付近に偏っている理由は何だろう? 
雪面に近いほうが乾燥から免れるのか? 大雪が積もれば雪の下に埋もれたり潰されてしまう可能性もあります。 

A: 越冬する卵や虫が根元付近に偏って分布する理由は、いくつかの重要な環境要因が関係しています。

根元付近を選ばれる主な理由

要因理由・効果
温度変化の少なさ根元は地表に近いため、温度変化が最も少なく安定している [city.kurayoshi.lg]。樹幹上部は風や日射で温度変動が大きい
湿度の保たれやすさ根元の樹皮の隙間は外部から隠れ、湿度も保たれる [biome.co]。乾燥は越冬卵の細胞内水環境を変化させ致命的
風・雨の避けやすさ根元は風雨の当たらない場所 [hayakawa-kitasho.ed]。風で寒くならないため
外敵からの隠れやすさ根元の樹皮の間や落ち葉の下は、地表を歩き回って獲物を探す鳥類などの天敵に見つかりにくい [biome.co]
0℃付近の安定環境落ち葉の間に潜ったり隙間に入ったりと、0℃あたりの温度と湿り気をくれる環境 [city.kurayoshi.lg]

雪面のメリットとデメリットについて

メリット(乾燥回避)

  • 雪の下は断熱効果があり、温度が急激に下がらない

  • 雪は湿度を保つため、乾燥を防ぐ[city.kurayoshi.lg]

デメリット(大雪のリスク)

  • 大雪が積もれば雪の下に埋もれてしまう可能性

  • しかし、昆虫は自分の致死温度以上で安定した場所を選んで越冬するため、雪の厚さや温度を考慮して場所を選んでいる[detail.chiebukuro.yahoo.co]

クリオオアブラムシの具体的な産卵場所

クリオオアブラムシは幹の株元近くに複数の雌成虫が集まって卵をまとめて産みます 。これは「日当たりがよい南側の雨がかかりにくい枝の下面」に多いという情報 と矛盾せず、株元付近の樹幹下部の南側を選ぶ傾向があると考えられます。[hro.or]

結論

エナガが根元付近を重点的につついていた理由

  1. 越冬卵が根元付近に集中して産みつけられている[hro.or]

  2. 根元は温度・湿度が安定し、乾燥から免れやすい[biome.co]

  3. 風雨・外敵からの保護が得られる[hayakawa-kitasho.ed]

  4. 雪面近くでも、岩根や樹皮の隙間に潜ることで過度の低温や雪の重圧を回避している[detail.chiebukuro.yahoo.co]

大雪が積もる場合でも、昆虫は致死温度以上の安定場所を選ぶため、根元の樹皮隙間や落ち葉下などの微環境を利用しています。





【アフィリエイト】 

2026/06/24

池で単独打水産卵するシオカラトンボ♀を待ち伏せしていたトノサマガエルが捕食する決定的瞬間!【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2026年6月上旬・午後12:45頃・晴れ 

山麓の小さな池で、白っぽい体色のトンボ♀が岸辺に沿って忙しなくあちこちに打水産卵していました。 
単独打水産卵を、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:23〜1:46) 
岸辺の水面に腹端を繰り返し打ち付けて、浅い水中に卵を産み落としているのです。 

おそらくシオカラトンボ♀(Orthetrum albistylum speciosum)だと思うのですが、 シオカラトンボ♀なら、複眼が緑色で、翅端に小さな褐色紋が縁紋とは別にあるはずです。(性的二型) 
しかし羽ばたきが早いせいか、スーパースローでも見えませんでした。 
他の候補として、シオヤトンボ♀(Orthetrum japonicum)と迷いました。 
しかし全身に白い粉を吹いていることから、シオカラトンボの成熟♀だろうと判断しました。 


その一方で、この池の岸辺には複数個体のトノサマガエルPelophylax nigromaculatus)が並んでいて、獲物を待ち伏せしていました。 
スーパースローの冒頭でも、画面の左下で水に浸っているトノサマガエルの姿が写っていました。(赤丸@0:23) 
このカエル個体は、飛来したシオカラトンボ♀とは逆を向いていたので、獲物に定位しませんでした。 
カエルが獲物に向き直った途端に、トンボは警戒して逃げてしまうでしょう。

同一個体のシオカラトンボ♀が別の地点に移動して、打水産卵を再開しました。 
このとき別個体のトノサマガエルが水際の陸地で待ち伏せしていて、しかも初めから獲物に定位していました。 
岸辺で静止しているトノサマガエルは見事な保護色で周囲に紛れ、撮影している私も存在にまったく気づきませんでした。 
つまり水辺のトノサマガエルの体色は、攻撃的擬態(ペッカム型擬態) の典型例です。
それと同時に、鳥などの捕食者に対して見つからないようにする身を隠す防御的保護色(隠蔽敵擬態)でもあります。

獲物が射程距離に入ると、トノサマガエルは一気に大跳躍して襲いかかりました。 
残念ながら後ろ姿のため、ジャンプしたカエルが舌を伸ばしていたかどうか見えませんでした。 

トノサマガエルが池の水面に落ちたときには、獲物を口に咥えていました。 
せっかく捕獲した獲物が逃げたり暴れないように、噛み付いたまま水中に沈めて溺れさせ、反撃を封じます。 
なぜか一旦、池の中央部に向きを変えたのですが、しばらくすると再び岸の方へ向き直りました。 

高画質のFHD動画に切り替えます。(@1:47〜) 
トノサマガエルは獲物を丸ごと口内に収めたまま、喉をヒクヒク膨らませ、鼻腔をスピスピ開閉して呼吸しています。 
カエルの口には歯がないので、獲物の翅をむしり取るなどの器用な食前処理ができません。 
ようやく獲物を丸呑みしました(@3:36〜) 
嚥下の瞬間に眼球を引っ込めるのが、カエルの特徴です。 
鳥とは異なり、カエルは消化の悪いペリットを後で口から吐き出すこともありません。 


食後のトノサマガエルは、しばらくすると池から出て元の岸に戻ったのですが、上陸の様子を撮り損ねてしまいました。 
ところで、今回のトノサマガエル個体の性別は♀ですかね? 


【考察】 
フィールドで捕食者のカエルが獲物に素早く跳びついて狩る決定的瞬間を観察できたのはこれが初めてで、とても興奮しました。 
しかもたまたまスーパースローで撮っていたので、見ごたえのある動画になりました。 
フライングゲット! 

♀が打水産卵するタイプのトンボは、水辺で待ち伏せするカエルなどに捕食されるリスクがあることを、フィールドで実感できました。 
捕食者に狙われにくい高さを飛びながら安全に産卵できるように、打空産卵が進化してきたのかもしれません。 


シオカラトンボの♀は、♂と尾繋がりの連結産卵ではなく、単独で飛びながら打水産卵します。 
♀の近くで警護しているはずのシオカラトンボ♂の姿を、不思議なことに今回は見ていません。 
この日は池の周囲を飛び回るトンボの数がいつもより少なかったです。 
近くにライバル♂が居なければ、浮気される心配がないので、シオカラトンボ♂は交尾後の産卵警護を手抜きするようになるのかもしれません。
つまり、♂は次の交尾相手を探し求めて、広範囲でパトロール飛翔していたのでしょう。 
♀よりも先にシオカラトンボ♂も既にカエルに狩られてしまった可能性もあります。 



硬くて頑丈な外骨格(クチクラ)で守られた甲虫の中には、カエルに捕食されても消化されても排泄されてもしぶとく生き残る者が居ることが、最近の研究で明らかになりました。
しかしトンボ♀がカエルに丸のみで捕食された場合、トンボの受精卵は無防備なので、カエルの消化管を通過する間にすべて消化されてしまうはずです。

産卵中にカエルに捕食されてしまったシオカラトンボ♀を可哀想に思う人も多いでしょう。
しかし、死ぬ直前に産み付けた卵から1週間後に孵化してくるシオカラトンボのヤゴは、水中のオタマジャクシ(カエルの幼生)も獲物として次々に捕食して育つはずです。
つまり、この池では、食うか食われるかの生存競争が静かに繰り広げられているのです。


今回の件で思いついた素朴な疑問をいくつか、Perplexity AIに質問してみました。

Q1: トノサマガエルが池でトンボを捕食する様子を観察した。獲物を口の中に入れてから嚥下するまでしばらく時間がかかったのはなぜか? カエルの口には歯が生えていないので、咀嚼は不要のはずです。唾液をたくさん分泌して飲み込みやすくしていた?

A1: 主な理由は、「飲み込み」そのものが単純ではないからです。カエルは歯で咀嚼しない代わりに、獲物を口腔内で位置調整し、眼球や舌骨まわりの動き、顎と喉の協調で少しずつ食道へ送ります 。[toho-u.ac]

口の中で起きていること

カエルは獲物を丸呑みしますが、実際には獲物を口の奥にしっかり収めてから、舌や顎、頭部の動きで嚥下を進めます 。そのため、口に入ってからすぐに飲み込めないことがあります。[sciencemuseum]
特にトンボのように脚や翅が引っかかりやすい獲物は、向きが悪いと喉へ送りにくく、いったん口内で保持する時間が長くなりえます。

唾液の役割

唾液を「たくさん出して溶かす」というより、滑りをよくして通しやすくする補助と考えるのが自然です。カエルの嚥下では、粘液状の分泌物が獲物表面や口腔内をぬらし、摩擦を下げるのに役立つと考えられますが、鳥のような“飲み込み前の処理”が主役ではありません 。[sciencemuseum]
したがって、観察された「しばらく時間がかかる」は、唾液を大量に分泌していたというより、獲物の位置決めと嚥下動作の調整に時間がかかった可能性が高いです。

トンボで起こりやすいこと

トンボは翅が大きく、脚や腹部も硬く、しかも暴れると口内でずれやすいので、カエルは飲み込みを複数回に分けたように見えることがあります。獲物が生きて動いている間は、口の中で保持してから、頭を使った押し込みや顎の再配置が必要になります。
また、獲物が大きめだったり、乾いていたり、口の中で姿勢が悪かったりすると、嚥下に数秒からそれ以上かかることがあります。




Q2: カエルが昆虫を丸呑みで捕食した後、糞には未消化の虫の断片が含まれているか? 糞内容物を調べれば、どんな虫を狩ったか推定できるか? 特にトノサマガエルについて知りたい。

A2: はい。糞には未消化の虫の断片が含まれることが多く、そこから「何を食べたか」をある程度推定できます。ただし、トノサマガエルでは食後すぐの糞よりも、通常は食後24時間以降に未消化物が排出されるため、消化が進むと同定可能な断片は減ります 。[kaken.nii.ac]

トノサマガエルの糞内容物

トノサマガエルの糞や胃内容物の調査では、甲虫類、ハサミムシ類、双翅類幼虫、ヤマタニシなどが確認されています 。また別の調査では、カエル類の糞から昆虫類を含む未消化物が広く見つかり、特にアリ類やゴミムシ類なども含まれていました 。つまり、糞内容物の観察は、少なくとも「どの目・科の餌を食べたか」の手がかりになります 。[esj.ne]

どこまで推定できるか

糞からは、硬い外骨格をもつ虫ほど推定しやすいです。甲虫類は消化されにくく、翅、上翅、脚、頭部、顎などの断片が残りやすいので、比較的よく同定できます 。一方で、軟らかい幼虫や小型昆虫は形が崩れやすく、目レベル以上に絞れないことも多いです 。[nature.museum.city.fukui.fukui]

実務上の見方

糞内容物で狩った虫を推定するなら、次の順が現実的です。

  • まず、硬い断片の有無を見る。

  • 次に、翅脈、脚の棘、上翅の彫刻、口器などを手がかりに分類する。

  • 最後に、その地域でカエルが利用しやすい餌生物群と照合する。

この方法なら、「甲虫を多く食べた」「ハサミムシを食べた」「双翅類幼虫を食べた」といった推定はかなり有効です 。ただし、丸呑み後に消化が進むため、種までの特定は難しく、胃内容物の方が糞より情報量は多いです 。[kaken.nii.ac]

トノサマガエルでの注意点

トノサマガエルは摂食後、未消化物の排出までに時間がかかるため、糞は「かなり前の食事」を反映している可能性があります 。また、マメガムシのように消化管を通過して生きて出る例もあり、糞からは“食べられた証拠”は得られても、必ずしも“完全に消化された証拠”にはなりません 。したがって、糞分析は食性の大づかみには向きますが、捕食直後の厳密な獲物特定には限界があります 。[hitohaku]

必要なら次に、トノサマガエルの糞から虫の目・科を推定するための形質チェック表を作れます。



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2026/06/12

早春の池で煮干しをかじるトビケラの幼虫を一時捕獲(エグリトビケラ科?)

 



2026年4月上旬・午後12:15頃・晴れ 

山麓にあるヤマアカガエルRana ornativentris)の繁殖池を毎年早春に定点観察しています。 
この日は卵塊から孵化した幼生(オタマジャクシ)の群れが岸辺付近の浅い水中に蠢いていました。 
その様子を動画に撮り始めたら、後に登場するトビケラ幼虫が一緒にちらっと写っていました。(冒頭の赤丸○) 
しかしカモフラージュの効果抜群の蓑を身にまとっているため、このときの私はまだ気づいていません。 
オタマジャクシが動き回るので、水底のゴミが揺れているだけのように見えます。 

試しに餌として、煮干し(無塩タイプ)をヤマアカガエル幼生の群れの近くに投入してみました。(@0:36〜) 
水中に煮干しの匂い物質(ダシ)が拡散するまで、しばらく時間がかかります。 
予め煮干しの頭部を取り除き、背骨に沿って半分に裂いておくと(2枚おろしの状態)、煮干しの匂いが早く水中に拡散することが後に分かりました。
やがて、オタマジャクシが煮干しに群がり、ちびちびと食べ始めました。 
このとき煮干しの端に1匹のトビケラ幼虫が食いついていることに、動画を見て初めて気づきました。(赤い矢印⇩@1:09〜) 





しばらく経つと、蓑をかぶった(筒巣を背負った)トビケラの幼虫が新たにもう1匹合流し、同じ煮干しの別の部位を食べています。(赤い矢印⇦@1:46〜) 

三脚を使って動画を長撮りしていると、煮干しがオタマジャクシの集団につつかれて水中で移動してしまったので、私が煮干しを鉛筆でつついて画角の中央に戻してやりました。 
煮干しを動かしても、謎の異物はしっかり付着して離れません。 
ただの水底のゴミではあり得ません。 
現場の私もこれでようやくトビケラの幼虫だと確信できました。 
筒巣に入って身を守りつつ、その端の開口部から顔だけ外に出して、煮干しを食べているようです。 

1匹の筒巣の腹端に白っぽい粘液のような物質が付着していたのは、トビケラ幼虫が排泄した糞なのでしょうか?(右の個体@2:02〜)
巣材を筒巣に固定するために分泌した接着剤なのかと初め勘違いしたのですが、そのための絹糸は腹端ではなく口から吐くとPerplexity AIに教えてもらいました。
周囲のオタマジャクシは煮干しに夢中で、トビケラ幼虫の糞?を食べることはありませんでした。
謎の白い水溶性分泌物をちゃんと分析した訳ではないので、ヤマアカガエル卵塊のゼラチン質が分解された断片がたまたまトビケラ幼虫の筒巣に付着していただけかもしれません。

謎のトビケラ幼虫2匹をじっくり観察するために、煮干しと一緒に手掴みで池の外へ取り出してみました。(@3:40〜) 
今回は餌を池に投入しただけですが(給餌実験)、釣り糸を付ければ、煮干しでトビケラ幼虫が釣れることになります。
巣筒は円筒状で、採寸してみると長さは約25mmでした。 
トビケラ幼虫が持ち運んでいる筒巣は、水中の落ち葉や枯れた茎など植物質の欠片を丹念に寄せ集めて作られていました。 
枯草の細長い茎や落枝を巣材として使う際には、長さを切り揃えた上で、幼虫の体軸に対して直角の向きに並べてあります。 








1匹のトビケラ幼虫は採集時に煮干しを放してしまいましたが、近くに置いてあります。 
すると筒巣の端から上半身を乗り出して、煮干しを目指して這い始めました。 
おかげで、水中では見えなかったトビケラ幼虫の頭部や胸部(地味な焦茶色)、脚(薄い茶色)などを観察することが出来ました。 
もう片方のトビケラ幼虫は、煮干しにしっかり食いついたままです。 

蓑の巣材が濡れている限り、陸上でもトビケラ幼虫はエラ呼吸が可能です。 
一方、変態前のヤマアカガエル幼生は陸上で肺呼吸できないので、ピチピチと暴れています。 

トビケラ幼虫が2匹とも煮干しに食いついたので、小魚(カタクチイワシ?)の死骸を口器で齧る様子をじっくり接写することができました。 
途中で左の個体が筒巣ごとゴロンと転がり、2匹のトビケラ幼虫が横に並んでくれました。 
おそらく同種のトビケラだと思いますが、巣筒の長さはほぼ同じでした。 
少し体格差があるのは、栄養状態(それまでの摂食量)の違いでしょう。 

持ち帰って家の水槽で飼育し成虫が羽化すれば、私にもトビケラの種類が同定できるかもしれません。 
しかし、持ち帰る容器を何も持ってきませんでしたし、水槽の水温を低く保ち流水にするなどの飼育ノウハウが難しそうなので、水生生物に疎い私は諦めてしまいました。 
元の池に戻してやり、微速度撮影を続けました。 




【考察】 
私が煮干しを給餌する前に、自然状態のトビケラ幼虫は池の底で何を食べていたのでしょうか?

筒巣に入ったままの状態のトビケラ幼虫を同定できるでしょうか?
筒巣の形や巣材、生息環境などで種類をある程度まで絞り込めるのだそうです。
幼虫を蓑から取り出して裸にした状態で実体顕微鏡で精査すれば、検索表も用意されていました。

【ネット検索で見つけた参考文献】
・河川生物の絵解き検索@環境省2017年(PDF資料)
・京都府の水生昆虫(トビケラ)PDF資料

環境省の検索表2017を参照すると、エグリトビケラ科(Limnephilidae)が素人目には似ています。
大顎には明瞭な歯がある。
筒巣の材料や形は様々、中〜大型種が多い。
後胸の中央前方のキチン板は常にある。
などと記載されていました。

30年前の古い資料ですが、谷幸三『水生昆虫の観察: 安全できれいな水をめざして 』(1995年)という本にはトビケラ目の科の幼虫の検索表が細密画と共に載っていました。
素人には使いこなせない検索表は飛ばして、代表種が作る筒巣の細密画だけを眺めると、確かにエグリトビケラ科エグリトビケラNemotaulius admorsus)幼虫の筒巣が一番似ているものの、微妙に違います。

一方、ChatGPTに写真鑑定してもらうと(途中経過は割愛)、おそらくエグリトビケラ科(Lepidostomatidae)であり、候補としてエグリトビケラ属(Lepidostoma)の一種ではないかとの見解でした。
改めてエグリトビケラ科をネット検索すると、「An Artless Riverside ​川虫館」というサイトに幼虫と筒巣の見事な標本写真が掲載されていました。
エグリトビケラ科 Limnephilidaeキリバネトビケラ属Limnephilusの一種(トウヨウウスバキトビケラまたはその近縁種)の筒巣や生息環境などがそっくりでした。

来季はぜひトビケラ幼虫を採集して、飼育に挑戦してみたいものです。
私は「延長された表現型」として、虫の巣が大好物です。

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ピンセットで蓑を脱がして裸の幼虫をじっくり観察してから、筒巣を作り直す過程を飼育下で微速度撮影してみたら、面白そうです。

関連記事(20年前の撮影)▶ 色紙の上で動き回る蓑虫

2026/06/05

雪が降る夜に早春の池でヤマアカガエルを狩って持ち去るフクロウ【冬の野鳥:トレイルカメラ:暗視映像】

 

2026年3月上旬 

シーン0:3/2・午後16:45・くもり(@0:00〜) 
毎年早春にヤマアカガエルRana ornativentris)が産卵する山麓の繁殖池に自動撮影カメラを設置してみました。 
この池は完全な止水ではなく、里山から沢の水が一年中流れ込んでいて、反対側からチョロチョロと流れ出てます。 
厳冬期には池の水面も深い雪に覆われていたのですが、早春になると水面が現れ、周囲の残雪もだいぶ溶けました。 

変温動物のカエルがいくら池に集まって活発に産卵行動しても、トレイルカメラのセンサーは反応しません。 
しかし、ヤマアカガエルの成体を狩ったり卵塊を食べに来る捕食者が撮れるのではないかと期待したのです。 
水場として水浴したり水を飲んだりする野生動物の姿が写るだけでも嬉しいです。 

驚いたことに、フクロウStrix uralensis)が夜な夜な現れてヤマアカガエルを狩っていました。 
フクロウが来るとはまったく予想していなかったので、感激しました。 


シーン1:3/3・午後23:17・降雪(@0:03〜) 
雪が降りしきる夜更けに1羽のフクロウが池に来ていました! 
いかにも雪国のフクロウらしい、絵になる映像です。 
フクロウが佇んでいるのは、細長い池の水が右から左に流出する地点で、そこには毎年ヤマアカガエルの巨大な卵塊が産み付けられています。 

フクロウは足元の水面(ヤマアカガエルの卵塊?)を見つめています。 
やがて、右足で何かを掬って食べました。 
食卵したのでしょうか? 
休眠越冬中の水生昆虫(ヤゴやゲンゴロウなど)を捕食した可能性も考えましたが、獲物はそれより大きそうです。 

フクロウが池から飛び立つ前に、1分間の録画時間が終わってしまいました。 


シーン2:3/3・午後23:34・降雪(@1:05〜) 
16分後、フクロウは同じ池の少し奥の岸辺に移動していました。 
両足を池の浅水部に浸しています。 
顔を水面に何度か浸けて左右に素早く振っていますが、夏によく見た洗顔行動とは少し違うようです。 

右足で何か獲物を掴み、羽ばたきながら奥の雪原に上陸しました。 
嘴で大きな餌物を咥えると、少し飛んで更に奥の雪原に移動しました。 
今回も飛び去る前に録画終了。 


シーン3:3/4・午後19:19・雨天(@2:06〜) 
翌日も小雨がぱらつく晩にフクロウが登場しました。 
池の流出部に佇み、大きな目で周囲をキョロキョロ見回して、獲物を探しています。 
夜行性のフクロウは眼球のタペータム(輝板)が発達していて、赤外線をよく反射します。 
カメラも凝視しましたが、トレイルカメラの1対の赤外線LEDが発光しても、あまり気にしていない(見えていない?)ようです。 


シーン4:3/4・午後19:27・みぞれ(@3:07〜)
7分後、雨からみぞれに変わっていました。 
フクロウが狩りをする瞬間を撮り損ねてしまいました。 
池から岸辺に上陸して、嘴で何か獲物(ヤマアカガエル成体?)を啄んでいます。 

フクロウが池から飛び去る様子が初めて撮れていました。 
獲物を咥えると、羽音も立てずに奥へ飛び去りました。 
どこか安全な止まり木に移動して、落ち着いて獲物を解体・捕食したいのか、あるいは巣で待つ♀に給餌するのかもしれません。 
(フクロウの性別を私は見分けられません。) 


シーン5:3/4・午後20:43・みぞれ(@3:51〜) 
1時間15分後、またフクロウが池に来ていました。 
池の流出部に後ろ姿で佇んでいます。 
狩りの直後らしく、何か獲物を捕食しています。 


シーン6:3/4・午後20:45・みぞれ(@4:50〜) 
50秒後、フクロウはいつの間にか少し奥の雪原に(飛んで)移動していました。 
何か獲物を啄んでいます。 
奥の暗闇へ飛び去りました。 

編集でカットしたのですが、しばらくするとカメラの近くに飛来した鳥の羽音が聞こえました。 
池の近くの止まり木にフクロウが飛来して、怪しい監視カメラを偵察に来たのかもしれません。 


シーン7:3/5・午後19:51(@5:23〜) 
翌日は晴れて静かな晩にフクロウが登場。 
対岸の雪面に降り立って、眼光鋭く池の水面を凝視しています。 
獲物のカエルを探してるのでしょう。(待ち伏せ漁) 


シーン8:3/6・午前11:02・晴れ(@6:23〜) 
明るい昼間にたたま撮れた現場の様子です。 
雪解けが進んでいます。 


※ 水音が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


【考察】 
変温動物のヤマアカガエルが雪国でもまだ気温が低い早春に産卵するように進化した理由の一つは、天敵が少ない時期だからと言われています。 
しかし完璧な生存戦略は存在せず、その裏をかく捕食者が必ず出てきます。 
留鳥で夜行性のフクロウが、ヤマアカガエルの繁殖池に夜な夜な通って、産卵行動に集まるヤマアカガエルを狩っていました。 
この池でフクロウは洗顔や水浴、飲水を一度もしませんでした。 
つまり、獲物を狩る目的で通っていたことになります。 

旧機種のトレイルカメラには気温のデータが動画に残らないのが残念です。 
実はあまり期待していなくて、駄目元で旧機種のトレイルカメラを設置したら、大当たりでした。 
この後は、新機種のトレイルカメラに交換して高画質でフクロウの動画を撮ろうとしたのですが、色々と技術的なトラブルがあったりして、上手くいきませんでした。 
そうこうしているうちに、ヤマアカガエルの繁殖期が終わってしまい、フクロウも来なくなりました。 

同じ池でもヤマアカガエルの産卵地点は複数あるのですが、その全てを複数台のトレイルカメラで監視するのは大変です。
やや遠くから繁殖池全体を監視するようにトレイルカメラを設置し直したら、失敗したのです。

2026/05/30

春に畑を耕すトラクターの周囲で掘り出された虫を捕食するハシボソガラスとハクセキレイ(野鳥)オートライシズム

 

2026年4月中旬・午後15:15頃・くもり 

雪国にも春が訪れ、畑の土をトラクターが耕していました。 
トラクターの後部に取り付けられた回転刃で畑の表土を掘り起こした上で、フカフカの土壌をきれいに均しています。 

♀♂つがいと思われる2羽のハシボソガラスCorvus corone)がトラクターの近くに集まり、地中から掘り出されたミミズなどの土壌生物を次々に捕食していました。 
カラスは、トラクターの動きや騒音をあまり恐れていません。 
手前の農道を軽トラが走っても、ハシボソガラスは逃げませんでした。 
おそらくこの辺りを縄張りとするカラスの♀♂ペアは、農家の老夫婦やトラクターに馴れているのでしょう。 

このように、他の生物の行動を利用して採食する行動をオートライシズムと言います。 
動画をよく見ると、畑の奥にハクセキレイMotacilla alba lugens)も来ていましたが(@1:30〜)、ハシボソガラスに比べてトラクターをまだ怖がっているようです。 

田畑で見られる鳥のオートライシズムを撮影したくて、毎年注目しているのですが、ようやく明確な事例を観察することが出来ました。 
鳥類生態学(バードウォッチング)の本や写真集などに載っているオートライシズム行動がなぜか当地ではほとんど見られなくて、その理由が分からず首をひねっていました。 
爆音機や防鳥グッズなどを駆使して、作物を食害する鳥を追い払っているため、当地の鳥は農民を恐れて近づかないのでしょうか? 
(銃やカスミ網で鳥を駆除していた時代の名残り?) 
それとも、強力な農薬(殺虫剤)を毎年使っているために田畑の土壌生物が激減しているのでしょうか? 
今回の撮影成功で、後者が理由だと私は確信しました。 
(もちろん実証するには、農家の協力を得て土壌生物の数や種類をしっかり調べる必要があります。) 
農薬の使用を最小限に控えた有機農法が行われている農地では、今でも鳥と農耕機械の密接な関係が残っているのでしょう。 
逆に、農作業中に鳥のオートライシズムが見られる田畑は土壌が肥えている(土壌生物の多様性が高い)という間接的な指標になるかもしれません。 


※ プライバシー保護のため、トラクターを運転する農夫の顔に動画編集でモザイク処理を施しました。 
元々の映像素材をYouTubeにアップロードした上で、自動処理でモザイクをかけてもらおうとしたら、ヒトの顔が認識されなかったので、仕方なく自分でちまちまとやりました。


【アフィリエイト】

2026/05/05

林内の深雪に埋もれた巣口で野ネズミを狩ろうと突進するホンドタヌキ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2025年2月中旬・午後23:00頃・気温-1℃ 

大雪が積もり、ホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が越冬する落葉二次林内の巣穴Rがすっかり埋もれてしまったようです。 
ここは以前、ニホンアナグマの営巣地(セット)でした。 

晩遅くに右から単独で来たタヌキが、巣口Rの雪面に突然飛びかかりました。 
おそらく、雪の下に野ネズミ(ノネズミ)が動く気配を感じて、狩ろうとしたのでしょう。 
キツネやテンの狩りのように、前脚を揃えて飛びつきました。 

関連記事(2ヶ月、1年前の撮影)▶  


1.5倍に拡大した上で、1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:18〜) 
モナカ状に表面だけ硬く凍った雪面で後足が踏ん張れず、踏み抜いてしまってバランスを崩し、狩りは失敗に終わりました。 

その後、タヌキはすごすごと右に立ち去りました。 

在巣のタヌキ個体を脅かして立ち退かせ、巣穴を乗っ取ろうとしている?という可能性も思いつきましたが、穿ち過ぎの解釈でしょう。 


2026/04/11

イエネコに狙われながらも道端でせっせと巣材を集めて帰巣するドバト(野鳥)

 

2019年4月下旬・午後17:00頃・くもり 

街なかの道端でカワラバト(=ドバト;Columba livia)がうろつきながら、歩道をあちこちつついていました。 
てっきり道端に生えた雑草(の種子?)を採食しているのかと思いきや、じっくり観察すると、餌でもない細い小枝を拾い集めています。 
しかも小枝をかなり選り好みしていて、嘴で咥え上げては捨てる行動を何度か繰り返しています。 
どうやら巣材に適した小枝を吟味している様子です。 
すぐ横の車道をバスなど大型車両が轟音を立てて通っても、ドバトは全く気にしないで巣材集めを続けています。 
ようやく気に入った小枝を嘴に咥えたまま、飛び去りました。 

そのままドバトを流し撮りすると、約55m離れたビルの1階にある路面店の軒先に並べて設置された看板の上に鳩が留まりました。 
どうやら、この看板の背後の空間でドバトが巣作りを始めたようです。 

ドバトは道端の同じ地点に戻ると、巣材集め(小枝拾い)を繰り返し、再び巣に持ち帰りました。 
巣材を運んでいるドバト個体の性別を見分けられないのが残念です。 

こんな賑やかで交通量の多い道のすぐ横で営巣するとは、よほど人馴れしたドバトなのでしょう(シナントロープの好例)。 
この建物は鉄筋コンクリートで、田舎町にしては高層ビルです。 
カワラバトは本来、断崖に営巣するらしいので、コンクリートの高層ビルを崖に見立てて営巣するのは納得です。 
それにしても、こんな低い場所に巣作りするとは意外でした。 
辺りを忙しく行き交う人々は、ドバトに無関心でした。 


道端のほぼ同じ地点からドバトが次の小枝を咥えて飛び去った直後に、白黒模様のイエネコFelis silvestris catus)が歩道を駆け寄って来ました。 
近所で飼われてる猫でしょう。 
耳をピンと立て、下げた尻尾の先を上にカールしたまま左右にくねらせ、辺りをキョロキョロ見回していました。 
獲物を狩る気満々で、逃げたドバトの行方を探しているようです。 
(YouTube動画はここまで。) 

真上の電線に留まっていたハシボソガラスが、鳩と猫の様子を見下ろしていました。 
頭部の羽毛を逆立て、嘴を足元の電線に擦りつけて拭ったので、ネコの出現に警戒しているようです。(映像は編集でカット) 


※ 動画の前半が無音なのは、屋内から窓ガラス越しに撮ったからです。 
後半はカメラを持って急いで外に出て、直接ドバトを撮りました。 


この猫が乱入しなければ、鳩は巣材集めをもっと繰り返していたはずです。 
巣材集め中にネコに襲われそうになったドバトは無事に逃げましたが、巣材が豊富に落ちている道端にその後は寄り付かなくなってしまいました。 
天敵のネコを避けて巣材を集める場所を変えれば済む話なのですけど、私が営巣地を見張っていても、そのドバトは全く帰巣しなくなりました。 
私やイエネコにこっそり見られていることに気づき、帰巣の瞬間を見られたくない(巣の位置を知られたくない)のかもしれません。 

 私が粘って張り込みを続けると、おそらく同一個体の鳩が20分後に戻ってきました。 
お気に入りの巣材集め地点の真上に張られてある電線に止まりました。 
しかし私が望遠レンズを不用意に向けただけで気付かれてしまい、警戒したドバトは飛んで逃げました。 


【後日談】 
結局その後、このドバトは営巣を断念したようです。 
猫が路上から自動販売機をよじ登って、看板裏にあるドバトの巣を襲ったのでしょうか? 
近くで別のビルの解体工事が行われているので、その凄まじい騒音や振動を嫌って営巣放棄したのかもしれません。 

翌年に現場を通りかかると、ドバトが営巣していた看板の手前には網(金属の粗いメッシュ)が設置されて、鳩が出入りできないようになっていました。 
おそらく、ビルの路面店に出入りする客から鳩による糞害などの苦情が出て対策したのでしょう。 
鳥害対策として営巣地の看板に金網を被せた代償で、広告効果は台無しです。 


日本野鳥の会『みる野鳥記7:キジバトのなかまたち』という本によると、
ドバトが巣をつくるのは、工場など大きな建物の屋根の下や、高速道路の下、または大きな橋の梁の下などです。 ・巣は、外側の直径が25〜35cm、厚さが7cmほどのお皿形です。巣の材料は、かれ枝やかれ葉ですが、都会では針金やビニールのひもがまじっていたり、動物園でつくった巣には馬の毛が入っていたりと、身近なものをどんどん使っています。 
・巣作りは♂と♀の分業ですが、ドバトの場合、巣材を運ぶのは♀、そして運ばれてきた材料でせっせと巣をつくるのは♂という例が、観察中40%もありました。分業はするけれど、特に♂、♀の役割は決まっていないのかもしれません。 (p42〜43より引用)

2026/04/02

捕らえた家ネズミを弄んでから丸ごと平らげるイエネコ♂

 

2021年4月下旬・午後1610頃

今は亡き飼い猫のキジトラ去勢♂が若い頃に、家ネズミを狩って帰宅しました。 
持ち帰った獲物は家ネズミのようですが、ハツカネズミMus musculus)ですかね? 
(屋根裏や地下室などの室内で家ネズミを狩ったのかもしれませんが、その瞬間を見ていません。)

イエネコ♂(Felis silvestris catus)は私に獲物を奪われると思っているようです。
物陰に隠れようとするので動画に撮りにくく、獲物をじっくり見せてくれませんでした。 
ネズミはすでに死んでいて、ぐったりと動きません。 
それでも猫は、ネズミが生き返っても逃げないように、尻尾を前足で押さえつけています。 
前足で死骸をチョイチョイつついて、反応を見ています。 
やがて獲物を口で咥えると、何度も放り投げて遊び始めました。 
狩りに成功して興奮しているようです。 

ようやく狩猟本能が満足したようで、猫は獲物を捕食し始めました。 
家ネズミの尻尾を左前足で押さえつけながら、ネズミの頭部を首から噛み切ると、頭骨もバリバリと噛み砕きながら食べました。 
断頭されたネズミの首の切り口から赤身の肉が見えるものの、出血はありません。 
猫はネズミの尻尾を押さえていた前足を離すと、ネズミの残った身体を食べ進みます。 
毛皮も足も尻尾も全て残さずペロリと平らげました。 
家ネズミを完食した後は、獲物の体液(血液?)で少し汚れたカーペットを舐めました。 

ネズミを捕食しても物足りなかったらしく、ケージに歩み寄ると、トレイに入ったキャットフードをガツガツ、ボリボリと食べました。 
育ち盛りですごい食欲です。
キャットフードは別腹のデザートなのでしょうか。
水を飲むことはありませんでした。

これでようやく満腹になったようで、捕食現場に戻るとカーペットの匂いを嗅いで舐めました。 
最後はお気に入りの絨毯に移動すると、座りこんで前足を舐めたり顔を拭ったりして、食後の毛繕いをしました。 


※ 捕食シーンで咀嚼音(獲物の骨を噛み砕く音)が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


【余談】
実はこの数日前にも、同一個体のキジトラ♂による捕食シーンを観察しています。(映像なし)
その時は獲物の家ネズミはまだ生きていて、室内を素早く走って逃げ回るネズミを追いかけて再捕獲する遊びを繰り返していました。 
「窮鼠猫を噛む」は実現しませんでした。 


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2026/03/09

雪の積もった落葉樹林で獲物の野ネズミを狩ろうと奮闘する初冬のホンドテン【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年12月中旬 

シーン0:12/5・午後13:27・くもり・気温17℃(@0:00〜) 
平地の二次林にあるニホンアナグマMeles anakuma)の空き巣を自動撮影カメラで見張っています。 
ホンドテンMartes melampus melampus)の登場シーンをまとめました。 


シーン1:12/15・午前3:55・気温-4℃(@0:05〜) 
アナグマの営巣地(セット)に大雪が積もりました。 
雪が降りしきる深夜未明に、アナグマの巣穴Rに潜り込もうとしているテンの尻尾の先が写っていました。 
雪面の足跡が読み取れず、どこから来たのか不明です。 
巣穴Rの中をちょっと調べたテンは、頭から外に出てくると、奥の林縁へ向かいました。 

冬毛のホンドテンは、倒木の横の雪面に顔を突っ込んで、獲物を探しています。 
その場で向きを変えると、興奮したように前足で雪を掘り始めました。 
ついに獲物の野ネズミ(ノネズミ)を嗅ぎ当てたようです。
野ネズミが雪の下を慌てて逃走したようです。 
テンも走って追いかけたものの、見失ったのか、すぐに立ち止まりました。 
朽木倒木が雪に埋もれた辺りに戻ると、軽く跳び上がり、前脚を揃えて狙った雪面を襲いました。 

しかし、テンの狩りは失敗したようです。 
口惜しそうに雪で埋もれた朽木倒木を念入りに調べているということは、野ネズミの巣穴があるのでしょう。 


シーン2:12/15・午前3:57(@1:06〜) 
テンは林縁の株立ちミズキの根本に来ていました。 
セットに戻ると、2つの巣穴L、Rの中間地点で雪面に顔を突っ込んで野ネズミの匂いを嗅いでいます。 
ここでも軽くジャンプすると、キツネの狩りのように前脚を揃えて狙った雪面を襲撃しました。 
雪の下をチョロチョロ走って逃げる野ネズミの姿は見えませんが、テンは鋭い聴覚を頼りに追いかけ、雪原を素早く右往左往しています。 
再び軽く飛び上がり、前脚を揃えて雪面に着地します。 
同じ場所で何度も繰り返しています。 
雪面に強い衝撃・振動を与えて野ネズミを脅かし、巣外に逃げ出したところを狩る作戦なのでしょう。 
テンが雪面にダイブした勢い余って、雪面ででんぐり返しすることもありました。 
一方、野ネズミはその手には乗らず、雪の巣外には決して出て来ません。 
意外にも持久戦になってきました。 


シーン3:12/15・午前3:58(@2:06〜) 
テンは同じLR中間地点で何度も狩りを試みていますが、空振り続きです。 
今度は巣口Rの横の雪面にもダイブしました。 
右へ左へ全力疾走していますが、野ネズミの姿は写っていません。 
野ネズミは、雪の下に張り巡らされたトンネルを逃げているようです。 

その後もテンが、同じLR中間地点で何度狩りを試みても、失敗続きです。 
最後にようやく諦めて、左へ立ち去りました。 

厳冬期に大雪が降りしきる深夜に、獲物と捕食者が命をかけて繰り広げた真剣勝負は、野ネズミに軍配が上がりました。 
この間、鳴き声はまったく聞き取れませんでした。 
それほど魅力的な狩場なら、テンがこの巣穴LRに住み着くつもりはないのかな? 


シーン4:12/17・午前4:40・みぞれ・気温0℃(@3:07〜) 
2日後もテンが未明に現れました。 
みぞれが降っていて、うっすらと夜霧が発生しているようです。 
いつものように、細い朽木倒木が雪に埋まった辺りを探索しています。 
野ネズミの巣穴を調べてから、左へ立ち去りました。 


シーン5:12/18・午後22:06・気温-5℃(@3:26〜)
翌日は晩遅くにテンが登場。 
雪に埋もれた倒木(の下にあると思われる野ネズミの巣穴)を調べているテンの後ろ姿が写っていました。
落葉した林内を右へ左へ走り回っています。
獲物の野ネズミを探索しているのでしょう。
最後は右に走り去りました。


シーン6:12/18・午後22:32・気温-2℃(@4:08〜)
約25分後にテンが再登場。 
アナグマの巣口Lに顔を突っ込んでから、雪で埋もれた倒木に沿って奥の林内へ入り、歩いて右へ向かいました。 


シーン7:12/18・午後23:18・気温-4℃(@4:34〜)
奥に見える落葉灌木(樹種不明)に登っていたホンドテンが雪面に降りると、奥へ走り去りました。 
左奥の暗闇で、赤外線を反射する白い眼(タペータム)が光っています。 
しばらくすると、奥の林内から冬毛のテンがセットに駆け込んで来ました! 
セットに立ち止まると、左右の前脚を高く振り上げて同時に雪面へ叩きつけました。 
雪の下を逃げ回る野ネズミを狩ろうと試みているのでしょう。 

その後テンは、雪で埋もれた倒木の横でうずくまったのですけど、後ろ姿のため、狩りの成否は不明です。 

テンの木登りシーンが撮れなかったのは残念です。 
獲物の小動物がテンに追われて樹上に逃げたということは、少なくともそのときの野ネズミの正体は、アカネズミではなくヒメネズミApodemus argenteus)と推理できます。 

※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 
もう1台の監視カメラでもホンドテンの狩りが撮れていたはずなのに、そっちの動画ファイルは残念ながら回収できませんでした。 
残念無念。 


【考察】
一見すると可愛いテンが雪国の森ではしゃぎ回っている(遊んでいる)だけのようにも見えますが、いたって真剣です。
ホンドテンの狩りが成功する瞬間を私はまだ一度も見たことがありません。
厳しい自然界では、狩りの成功率が低いことを伺わせます。

雪の下に隠れている獲物の気配を感じたテンが高く跳び上がってから前足を揃えて一気に襲いかかる行動は、キツネの狩りにそっくりです。 

もっと積雪量が多いと、テンは深雪の中に完全に潜って獲物を探すのですが、今回は見られませんでした。



2026/03/07

巣を冷やす扇風行動が下火になった9月のモンスズメバチ 【FHD動画&ハイスピード動画】獲物搬入・空中衝突

 



2024年9月中旬・午後15:00頃・くもり・気温27℃ 

モンスズメバチVespa crabro flavofasciata)の二次巣(引っ越し巣)を定点観察しています。 
山麓にある木造建築の年季が入った破風板に複数の穴が開いていて、その裏側の屋根裏に営巣しているのです。 
ただし、ワーカー♀が出入りしている巣口は一つだけです。 

巣口にしがみついたまま全力で羽ばたいて、巣を冷やすための扇風行動をしているワーカー♀個体が居ます。 
扇風役が1匹だけということは、この日はあまり暑くないのでしょう。 
気温を測ると27℃で、確かに30℃を下回っていました。 
他の種類のスズメバチと比べて、モンスズメバチは暑がりな印象があります。
多少涼しくても扇風行動をしているのを見かけます。

関連記事(10年前の撮影)▶ 

巣口で外向きに円陣を組むようにたむろしている他の個体は、扇風をサボっているというか、門衛を努めているだけなのでしょう。 
その間に、他のワーカー♀は次々に飛び立って外役に出かけたり、帰巣したりしています。 
しばらくすると、巣口の扇風役は2匹に増えていました。(@1:01〜) 


240-fpsのハイスピード動画に切り替えて撮影してみました。(@1:38〜) 
曇天で光量不足のため、やや不鮮明な映像です。 
これ以降は巣口で扇風行動しなくなってしまいました。 
日が陰るともう暑くなくなり、扇風冷却が不要になるのでしょう。 
私が観察したときは、ちょうど扇風するかしないかの境目の気温だったようです。

外役から帰巣した蜂に対して巣口から迎撃に飛び立ち、空中で頭同士が衝突することがありました。(@1:59〜) 
門衛が巣に近づく怪しい仮想敵を迎え撃ったようにも見えますが、単に飛び立ちが下手糞な個体というだけかもしれません。 
相手に触角で触れてみて同じコロニー出身の味方だと分かると、激しい喧嘩にはなりません。 

巣口で羽ばたき始めた個体も、扇風を再開する訳ではなくて、すぐに飛び立ってしまいます。 
獲物を狩った後に白っぽい肉団子を運んできたワーカー♀が帰巣しました。(@3:31〜) 
これが果たしてセミを解体した肉片なのかどうか、突き止めたいのですが、帰巣した蜂を片っ端から捕獲して肉団子を取り上げ、DNA検査するしかなさそうです。 
(モンスズメバチはセミを狩るのが得意だと言われていますが、狩りの様子を私は見たことがありません。) 

もう少しズームインしてからハイスピード動画に撮っても、巣口に陣取る門衛は扇風行動していませんでした。(@4:01〜) 
帰巣した個体が飛来したときだけ門衛が軽く羽ばたいているのは、警戒や威嚇牽制のようで、すぐに羽ばたきを止めてしまいます。 
巣口の下の外皮ポケットにもワーカー♀(門衛?)が潜り込んでいて、下界を見下ろしています。 

白っぽい肉片を大顎に咥えて巣に持ち帰ったワーカー♀個体がいます。(@4:41〜) 
巣材パルプの色は焦げ茶色なので、明らかに違います。 
巣口で出迎えた(誰何した)門衛は、すぐに横にどいて入巣を認めました。 
巣内で育つ幼虫に給餌するために狩ってきた新鮮な肉団子の分け前を門番が要求することはありませんでした。 
スズメバチは成虫になると固形物を食べることができず、肉団子を噛みほぐしながら肉汁を吸ったり、スズメバチ幼虫が吐き戻す液体を吸ったり(栄養交換)するだけです。 
あとは外役の際に樹液や花蜜を舐める程度です。 

外役ワーカー♀が続々と帰巣しますが、巣口が混雑していると、一旦飛び去ってからアプローチをやり直します。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


2026/03/02

外で狩ってきたスズメの幼鳥を披露するイエネコ♂

 

2022年8月下旬・午後14:30頃 

今は亡き飼い猫のキジトラ去勢♂が、獲物を口に咥えて帰宅しました。 
獲物はスズメPasser montanus)の幼鳥でした。 
初めスズメはまだ生きていて、必死に羽ばたいて暴れていました。 
嘴の根元が未だ黄色いことから、巣立ったばかりの幼鳥と分かります。 
私がカメラを取りに行っている間に、猫が獲物にとどめを刺したシーンを撮り損ねてしまったようです。 
(映像はここから。) 

せっかく狩ってきた獲物をイエネコ♂(Felis silvestris catus)はなかなか食べようとしません。 
ニャーン♪と得意気に鳴いて戦果を報告したのに、叱られて意気消沈したのかもしれません。 
絨毯の上に置いたスズメの死骸を前足で転がし、もて遊んでいます。 
獲物に私が近づいて写真や動画を撮っても、キジトラ♂は慌てて取り返そうとはしませんでした。 
ニャーニャー♪と繰り返し鳴いているのは、(初めて成功した?)狩りの直後でかなり興奮しているのでしょうか。
本能の赴くままに外でスズメを狩ってきたは良いものの、どうしたら良いのか自分でも分からないのかな? 

テーブルの足に首筋を擦り付けてマーキング(匂い付け)しました。 
私の足元にまとわりついてくるので、背中を撫でてやりました。 
私の手の匂いを嗅がせて安心させてから、背中や頭、腰などを掻いて褒めてやりました。 
お返しにキジトラ♂は尻尾を高々と上げて、私の足に体を擦り付けようとしてきます。(私の体に匂い付け) 

ところが、ネコの興奮がなぜか更に高まり、シャーッ♪と威嚇の唸り声をあげたり、私の裸足に猫パンチを繰り出して引っ掻いたり、噛み付く素振りをするようになりました。 
こんな攻撃的な行動は初めてです。 
獲物を見せびらかしたものの、私に給餌したいのか、それとも奪われたくないのか、どっちつかずの(アンビバレントな)行動でした。 
家の外ではミンミンゼミ♂(Hyalessa maculaticollis)が暑苦しく鳴き続けています。 


ネコとの暮らしを楽しむ会『ネコの気持ちがおもしろいほどわかる本』によると、
どうして捕まえた獲物を、わざわざ飼い主のもとへ持ってくるの? (中略) じつはこれ、ネコが同居人である飼い主を自分が養っている気分になっているのだといいます。そこで、獲物を持ち帰って食べさせてあげよう(!)としているのです。(p41〜42より引用)



ネコ・かわいい殺し屋―生態系への影響を科学する』 によれば、

(イギリスでの調査で)イエスズメの年間の死亡に占めるネコの捕食割合は、最低でも30%、最大では50%にもなると推定された。これらの数字は、ネコがイエスズメ個体群に重大な捕食圧を与えており、本来の死亡レベルに捕食が「付加的」な意味を持つことを示した。(p92より引用)


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2026/02/24

捕食者に狩られた鳥の羽毛が毟り取られてスギ林に散乱【野鳥のフィールドサイン】

 

2024年10月下旬・午後・晴れ 

スギ防風林の林床に鳥の羽根が大量に散乱していました。 
鳥の死骸そのものや血痕などは、見つかりませんでした。 
捕食者が獲物を狩った後に、羽根を毟って持ち去ったようです。 
少し離れた2箇所に羽根が散乱していたのは、2回に分けて別の獲物を同じ場所で処理したのか、それとも同一個体の獲物が暴れて移動した結果なのかな? 

餌食となった鳥は、基本的に黒っぽい地味な色の羽根に覆われていたようです。 
しかし、綿羽などは白いので、カラスではなさそうです。 
素人考えでは、クロツグミTurdus cardis)やムクドリSturnus cineraceus)、ヒヨドリHypsipetes amaurotis)などが候補として挙げられそうです。 
落ちていた全ての羽根を拾い集めても、私には獲物の正体を突き止められる気がしなくて、諦めてしまいました。 
もし羽根の主を見分けられる達人がいらっしゃいましたら、ご教示いただけると助かります。 
生き物のDNA鑑定をアマチュアでも気軽に安く依頼できるようになって欲しいものです。 

獲物を狩ったのは、肉食性の鳥類(猛禽)なのか、哺乳類なのか、どちらでしょう? 
なんとなく、フクロウStrix uralensis)が一番怪しいのではないかと疑っています。 
現場は、タヌキなどが往来する獣道の横です。 
肉食獣の仕業だとすれば、ホンドテンMartes melampus melampus)やニホンイタチMustela itatsi)などが容疑者として考えられます。 

猛禽類が獲物を捕獲した後、むしった羽根が散乱したような場所が見つかることもあります。(中略)哺乳類による捕食跡もよく似ているので、どちらか判断に困ることもありますが、そんなときは羽根の根元、羽軸の基部が残っているかどうか、ビークマーク(クチバシによる捕食跡)と呼ばれる跡がないか、骨まで残っていればかみ砕かれていないかなどに注意して見てみましょう。
(大型の猛禽類は)羽軸を折ってむしり取るような羽根の抜き方はしません。


小宮輝之(監修)『鳥の落としもの&足あと図鑑』によると、
(肉食性の:しぐま註)ほ乳類のむしった羽軸はかみちぎられるため短く、猛きん類はくちばしで引き抜いてむしるため、根元まで残っているのです。(p126より引用)

映像を見直すと、毟り取られた羽根の羽軸に損傷がなかったので、哺乳類の肉食獣ではなく猛禽の仕業だろうと分かりました。

そもそも、狩りがいつ行われたのか、分かりません。 
最近の狩りだと思うのですが、どうでしょうか。 
落ちている鳥の羽根を食べて分解する昆虫もいるらしいのですが、私には見つけられませんでした。 
実は、犯行現場の近くに白いキノコが群生していたのですけど、それについてはまた別の記事にします。 



※ せっかちな私の悪い癖で、カメラを忙しなく振り回すように撮影してしまい、見ると酔いそうな動画になってしまいました。 
現場の状況を映像で記録するときは、意識して相当ゆっくりカメラを動かさないといけません。 
苦肉の策として、1/2倍速のスローモーションに加工してお届けします。 

18日後の昼間に現場のスギ防風林を通りかかると、スギの横枝に留まっていたフクロウが飛び去る姿を目撃しました。
真下の林床には鳥の糞が落ちていました。(フクロウが吐き出したペリットは見つからず。)
もしやその横枝が狩りの待ち伏せに使うお気に入りの止まり木または昼間に寝る塒(ねぐら)なのかと思って、トレイルカメラでしばらく狙ってみたのですが、空振りに終わりました。


【考察】 
もし猛禽がいつも同じ場所で獲物を処理して羽根を毟るのであれば、現場にトレイルカメラを設置して監視したいところです。 
たとえ猛禽が来なくても、他の野鳥が落ちている羽根を拾い集めて、越冬用の巣材(断熱材)とするかもしれません。 
この点についてAIに相談すると、否定的な見解だったので、現場にトレイルカメラを設置しませんでした。 



Gemini AIに質問してみました。 
Q1: フクロウなどの猛禽が獲物の鳥を狩った直後に羽根をむしる場所はいつも大体決まっているのか? 

A1: 結論から言うと、必ずしもいつも決まった場所というわけではありません。 猛禽類が獲物を処理する場所は、様々な要因によって変化します。 羽根をむしる場所が固定されない理由 獲物の大きさや種類: 獲物の大きさや種類によって、処理に適した場所が異なります。例えば、大きな獲物を処理する場合は、開けた場所を選ぶかもしれません。 周囲の環境: 隠れやすい場所、安全な場所、食べやすい場所など、その時の状況によって最適な場所が異なります。 天候: 雨や風などの天候によっても、処理する場所が変わる可能性があります。 天敵の存在: 天敵から身を守るために、隠れることができる場所を選ぶこともあります。 個体差: 同じ種類の猛禽でも、個体によって好みの場所や狩猟方法が異なる場合があります。 一般的な傾向 とはいえ、猛禽類にはある程度の傾向が見られます。 隠れやすい場所: 木の上、茂みの中、岩陰など、他の動物に見つかりにくい場所を選ぶことが多いです。 食べやすい場所: 食べやすいように、平らな場所や、獲物を固定しやすい場所を選ぶことがあります。 同じ場所を繰り返し利用: 同じ場所で何度も狩りをする場合、同じような場所で獲物を処理する傾向があります。 まとめ 猛禽類が獲物を処理する場所は、一概に決まっているわけではなく、様々な要因によって変化します。しかし、隠れやすい場所や食べやすい場所など、ある程度の傾向は存在します。


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2026/02/20

晩秋の二次林で落ち葉をめくって餌を探し歩くキジバトの小群【野鳥:トレイルカメラ】

 



2024年11月中旬・午後13:15頃・晴れ・気温12℃ 

昼下がりにキジバトStreptopelia orientalis)3羽の群れがニホンアナグマの営巣地(セット)のある二次林に登場し、歩き回って餌を探しています。 
3羽のうちの2羽は♀♂つがいのようで、仲良く一緒に採食しています。 

落ち葉めくり行動も少しだけ披露してくれました。 
キジバトで見たのは初めてかもしれません。 
嘴で落ち葉を素早くめくったり掻き分けたりして、隠れている虫や種子を食べているのでしょう。 


つづく→ 


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2026/02/12

晩秋の落葉二次林で夜明け前に餌を探し始めたトラツグミ【野鳥:トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年11月下旬・午前6:15頃・気温1℃・日の出時刻は午前6:27 

まだ暗い夜明け直前に、落葉した二次林にあるニホンアナグマMeles anakuma)の営巣地(セット)にトラツグミZoothera aurea)が現れました。
トラツグミは留鳥なのに、 この地点で監視カメラに写ったのは1年ぶりです。
二次林の葉が生い茂る夏には現れず、晩秋に落葉しないとやって来ないようです。
羽根の地味なカモフラージュ模様が見事で、林床で静止すると周囲の落ち葉に紛れてしまいます。(保護色、隠蔽擬態) 

ホッピングではなくウォーキングで断続的に林床を歩き回り、餌を探しています。 
今回は落ち葉めくりや足踏み追い出しによる採食行動(虫の捕食)は見られませんでした。 
すっかり寒くなったので、もう虫は安全な場所に隠れて休眠越冬しているのでしょう。 

何かに警戒したのか、トラツグミは急に方向転換してから、羽ばたきながら慌てて手前へ逃げ出しました。 

※ 最後だけ羽音が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


つづく→

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