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2019/10/11

河川敷でコメツキムシなどの虫を捕り幼鳥に給餌するハクセキレイ♂(野鳥)



2019年6月下旬

河川敷の芝生に大量の昆虫が発生し、育雛期の野鳥にとって絶好の餌場・狩場になっています。
ハクセキレイMotacilla alba lugens)の親鳥♂が芝生の上で獲物を探し歩き、地面をつついて次々と捕虫します。
嘴に咥えていた獲物(おそらくコメツキムシ成虫)が暴れたので、一旦離して地面に置いた瞬間に高く跳ねて逃げました。
ハクセキレイ♂はすぐにおいかけて再び捕らえました。
このシーンは結構興味深いので、1/5倍速のスローモーションでご覧下さい。


▼関連記事(7年前に220fpsで撮影)
オオシモフリコメツキの跳ね起き運動【ハイスピード動画】

次々に虫を捕らえるハクセキレイ♂は嘴に獲物を数匹貯め込んでいます。
巣立ったばかりの幼鳥が覚束ない足取りで親鳥♂の後をついて歩きます。
幼鳥は嘴が黄色っぽく、羽の色が♀っぽい灰色でした。
幼鳥が駆け寄って餌乞いすると、親鳥♂は口移しで巣外給餌してやります。
幼鳥が餌乞いする際は翼を軽く震わせるのですが、鳴き声は聞き取れませんでした。
近くを流れる川の音や他の野鳥の鳴き声でかき消されてしまいます。

口移し中に幼鳥がポロポロと獲物を落としてしまっても親鳥♂は甲斐甲斐しく給餌し直します。
幼鳥がすぐには食べ切れないほどの量の虫です。
待っている幼鳥の元へ親鳥の方から近寄って巣外給餌することもありました。

幼鳥に生き餌の殺し方(暴れる虫の処理方)を学んでもらうために、親鳥はあえてとどめを刺さず半殺し状態で給餌しているようです。
幼鳥が暴れるコメツキムシを地面に叩きつけて殺そうとした際に、嘴に咥えられた状態から跳ねて逃げのびました。
幼鳥はコメツキムシを相手にするのは初めてなのか、獲物を見失って呆然としています。
経験豊富な親鳥に対しては通用しませんでしたが、コメツキムシが跳ねる逃避戦略も意味があることが分かりました。

餌が豊富で幼鳥も満ち足りてきたようなので、後半は親鳥♂も捕らえた虫を自分で食べることが多くなりました。

私が少し近付こうとしたら警戒した幼鳥は、河川敷の芝生から川に近いコンクリート護岸の方へ少し飛んで移動しました。
芝生で虫を捕らえてきた親鳥♂が護岸沿いの縁石に止まり、幼鳥を探しています。
コンクリート護岸の斜面で待っていた幼鳥に巣外給餌してやります。
給餌後の親鳥は草などで嘴を拭いました。
親鳥の帰りを待つ間に幼鳥が辺りを探検し始め、川沿いの草むらに消えました。

河川敷の芝生に戻ったハクセキレイ♂はスズメ成鳥と一緒に採食しています。
採餌に忙しい親鳥は互いに無関心でした。
この二種の歩行法は対照的で、ハクセキレイはトコトコ歩き、スズメはピョンピョン跳んで歩きます(ホッピング)。
他にはムクドリの群れも河川敷の芝生で採餌していました。(映像なし)

親鳥♂が自分のために捕食した獲物はなんとなくセマダラコガネAnomala orientalis)ですかね?

コンクリート護岸の斜面を徘徊する幼鳥は上空を親鳥が飛ぶと反応して餌乞い♪を始めます。
親鳥♂が餌を運んで飛来し、草むらの陰で幼鳥に巣外給餌。
親鳥はすぐに狩場の芝生に戻ります。

ハクセキレイの親子が死角に隠れようとするので、私が少し無理して追いかけたり縁石に乗って背伸びしたら、飛んで対岸に逃げてしまいました。
幼鳥はもう普通に飛べることが分かりました。



さて、芝生で跳ねていた虫は本当にコメツキムシでしょうか?
ヨコバイなどの可能性も考えられます。
「芝生 コメツキムシ」でネット検索しても、信憑性の低い記事しかヒットしません。
私もハクセキレイ♂の真似して芝生で探し、獲物の正体をしっかり突き止めるべきでした。


▼関連記事(1年前の撮影)
川岸で幼鳥2羽にアメンボなどの虫を給餌するハクセキレイ親鳥♂(野鳥)

ハクセキレイの雛が巣立つと親鳥♀♂は面倒を見る幼鳥をどのように振り分けるのでしょう?
私は未だ親鳥♀が巣外給餌する様子を見かけたことがないのですけど、これはたまたまなのかな?
もしかして♀は次の抱卵しているのか?と想像したりします。



※ 以下の写真は必ずしも撮影順に並べたものではありません。


ハクセキレイ♂(野鳥)@河川敷:芝生+捕虫
ハクセキレイ♂(野鳥)@河川敷+巣外給餌→幼鳥
ハクセキレイ♂(野鳥)@河川敷+巣外給餌→幼鳥
ハクセキレイ♂(野鳥)@河川敷+巣外給餌→幼鳥
ハクセキレイ♂(野鳥)@河原護岸+巣外給餌→幼鳥

2019/10/10

マメガキに訪花する獲物を狩り肉団子を作るコガタスズメバチ♀



2019年6月下旬

▼前回の記事
マメガキの花で探餌飛翔するコガタスズメバチ♀を追い払うクマバチ♀

民家の庭木として植栽されたマメガキの雄株の周囲をコガタスズメバチVespa analis insularis)のワーカー♀が獲物を探し求め飛び回っています。
まずは1/5倍速のスローモーションでご覧下さい。

突然マメガキの枝葉に飛び込み、獲物を捕らえたようです。
その場ですぐに獲物を大顎で噛み砕いて殺し、肉団子を作り始めました。
獲物の脚?の破片がポロポロ落ちています。
狩りも肉団子作りも背面からではよく見えないのが残念です。
私も撮りながらゆっくりしゃがんで、なんとか撮影アングルを確保しました。
餌食となったのは、マメガキの雄花で採餌していた小型のハナバチ類でしょう。(ミツバチ♀?)

肉団子が完成すると、コガタスズメバチ♀は身繕い。
脚を滑らせた瞬間に黒っぽい肉団子が口元に見えたものの、もはや獲物は同定できなくなっていました。
完成した肉団子を抱えて巣に飛び去りました。


コガタスズメバチ♀@マメガキ葉裏+肉団子作り
コガタスズメバチ♀@マメガキ葉裏+肉団子作り



2019/09/30

川の中州でミミズを捕食するハクセキレイ♂(野鳥)



2019年6月下旬

街なかを流れる川でハクセキレイ♂(Motacilla alba lugens)が浅瀬を歩き回って餌を探していました。

上流に少し飛んで中州へ移動すると、水際の泥からミミズを見つけて捕食しました。
暴れるミミズをその場で飲み込むと、地面の枯れ草の茎で嘴を拭いました。

川から飛び出すと、コンクリート護岸の途中に一旦着陸。
壁面を徘徊していた黒い虫(クモ?)を見つけると、背伸びをしながら素早く捕食しました。
すぐにまた飛び上がって護岸を越え、対岸の路上に姿を消しました。
2回目の獲物はその場で飲み込まずに嘴で咥えたまま運んだようにも見えました。(自信なし)
だとすると、雛に給餌するための餌取りに切り替えたことになります。


ハクセキレイ♂(野鳥)@川+探餌

2019/09/29

キオビツチバチ♂を襲うナミツチスガリの謎



2019年6月下旬

道端の草むらでキオビツチバチ♂(Scolia oculata)がススキの葉に乗って化粧していました。
そこへナミツチスガリ♀(Cerceris hortivaga)が飛来すると、背後から突然襲いかかりました。
キオビツチバチ♂の胸背に飛びついた勢いで、2匹とも葉から転がり落ちました。
まずは1/5倍速のスローモーションでご覧下さい。

不意をつかれたキオビツチバチ♀は無事で、すぐ下のススキの葉で身繕いを続けていました。
もんどり打って転げ落ちる際に、背中にしがみついたツチスガリ♀を振り落としたようです。
獲物を誤認したことに気付いたナミツチスガリ♀は既に飛び去っていました。

キオビツチバチ♂は左右の後脚で腹部側面を頻りに擦っています。
もしかして、ツチスガリ♀に一瞬で毒針を刺されたのでしょうか?
しかし結局キオビツチバチ♂は何事もなかったかのように飛び去ったので、毒液で麻酔されてはいないようです。
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

圧倒的な体格差があるのに飛びついて狩りを試みるとは、ナミツチスガリ♀はなんと無謀なファイターでしょう。
しかも、本来ならばナミツチスガリ♀は小型のハナバチ類を狩るはずです。
ツチスガリが獲物を狩る様子は未見ですけど、こんな感じなのかな?
私にはツチスガリの性別を外見で見分けられないのですが、交尾相手と誤認した雄蜂♂である可能性もありそうです。
どちらにしても、そそっかしい狩蜂ですね。

本気で狩る気はなくて、ふざけて(茶目っ気を出して)後ろからワッ!と脅かしただけだとしたら面白いですね。
(さすがに昆虫でそれは無いでしょう。)



【おまけの動画】
インドの国立公園で撮影された、ナマケグマの背後から忍び寄って脅かす若いトラ。
狩りの練習?

不意をつかれた熊の慌てっぷりが見ものです。

キオビツチバチ♂@ススキ葉vsナミツチスガリ♀狩り未遂
キオビツチバチ♂@ススキ葉+身繕い

2019/09/20

不規則網にかかったオカダンゴムシ♀を捕食するオオヒメグモ♀(蜘蛛)



2019年6月中旬

道端に積み上げられた巨大な庭石の間に張られた不規則網でオオヒメグモ♀(Parasteatoda tepidariorum)がオカダンゴムシ♀(Armadillidium vulgare)を捕食していました。

獲物は糸でラッピングされ不規則網の中央に吊り下げられています。
黄色い斑点があるので、♀のオカダンゴムシと分かります。
ダンゴムシは体を固く丸めて防御姿勢になっていますが、隙間をクモに咬まれて毒液・消化液を注入されてしまうと万事休すです。
既にダンゴムシは全く動かなくなっていました。


庭石を歩いてきたダンゴムシがオオヒメグモの張った粘着糸に触れてから不規則網に吊るされるまでの一部始終を見てみたかったです。

オオヒメグモ♀(蜘蛛)@不規則網+オカダンゴムシ♀捕食macro
オオヒメグモ♀(蜘蛛)@不規則網+オカダンゴムシ♀捕食macro
オオヒメグモ♀(蜘蛛)@不規則網+オカダンゴムシ♀捕食
オオヒメグモ♀(蜘蛛)@不規則網+オカダンゴムシ♀捕食
オオヒメグモ♀(蜘蛛)不規則網@庭石・全景
オオヒメグモ♀(蜘蛛)不規則網@庭石・全景

9日後に現場を再訪すると、オオヒメグモ♀の姿は見当たらなかったものの、不規則網に食べ残しのダンゴムシ死骸が残されていました。



オカダンゴムシ♀死骸@オオヒメグモ♀(蜘蛛)不規則網:食べ残し
オカダンゴムシ♀死骸@オオヒメグモ♀(蜘蛛)不規則網:食べ残し・全景

2019/09/16

ショウジョウバエを捕らえて巣に運ぶヨツボシオオアリ♀



2019年6月中旬

生ゴミを自然発酵させて堆肥にするコンポスト容器に集まったショウジョウバエの一種を捕らえたヨツボシオオアリCamponotus quadrinotatus)の小型ワーカー♀が巣に運ぼうとしています。
首元を咬まれながらも獲物は未だ生きていて、必死で逃れようと羽ばたいて暴れています。
マクロレンズを装着して接写しようか私が迷っているうちに、ヨツボシオオアリ♀は獲物もろともプラスチックの壁面から滑落してしまいました。


ショウジョウバエのような素早い虫をどうやって捕らえたのか、狩りの瞬間を見たかったです。

ヨツボシオオアリ♀@ショウジョウバエ捕食+運搬

2019/09/15

スズメがソメイヨシノの樹上で食餌(野鳥)



2019年6月中旬

実が熟し始めたソメイヨシノの木にスズメPasser montanus)が食餌に来ていました。
虫を捕食したのか、それともソメイヨシノの黒い熟果を啄んで食べたのか、不明です。

野鳥が桜の熟果を食べるシーンを撮りたいのですが、なかなか難しいです。


スズメ(野鳥)@桜:ソメイヨシノ樹上+果実採食?

2019/09/14

雛のために河川敷で幼虫を捕るハクセキレイ♂(野鳥)



2019年6月中旬

河川敷の草地でハクセキレイ♂(Motacilla alba lugens)が小走りで餌を探し回っています。
嘴には幼虫(イモムシ)を何匹も咥えているので、巣で待つ雛鳥に給餌するために採餌しているのでしょう。
芝生の根際などで次々と捕虫しています。

実は、すぐ横ではオオジシバリの実を食べ歩くカワラヒワ♂が居ました。
この2種は食性のニッチが全く違う(種子食と肉食)ので、出会っても喧嘩になりません。


ハクセキレイ♂(野鳥)@河川敷+捕虫運搬

2019/09/11

ケバエを捕食するアリグモ♀(蜘蛛)



2019年6月中旬

生ゴミを自然発酵させて堆肥にするコンポスト容器の蓋で捕食中のアリグモ♀(Myrmarachne japonica)を発見。
生ゴミに集まるハエ類を待ち伏せして狩る捕食戦略なのでしょう。

獲物は黒い微小な昆虫で触角が短く、おそらくケバエ科の一種だと思います。
アリグモ♀は獲物を噛み締めて吸汁しながら歩き回ります。

アリグモがアリにそっくりなのは、油断させておいてアリを狩るための攻撃的擬態ではないかと考えられていた時代もあったそうです。
しかし現在は否定されていて、むしろ捕食者対策のベーツ型擬態と考えられています。
実際に今回の観察でも、徘徊中のアリ(種名不詳)のワーカー♀が近寄ってくると、アリグモ♀は慌てて向きを変えて逃げ回っています。
第1歩脚を振り上げアリの触角のように動かしているのは、威嚇のつもりなのでしょうか。
しかし視力の弱いアリに対しては、ほとんど効果がありません。
アリグモ♀は右往左往して、終いにはコンポスト容器の蓋の取っ手の陰に逃げ込みました。
物陰に隠れたアリグモ♀が表に出て来るように指を使って追いやってから、撮影を続けます。
あちこち逃げ惑っても、アリグモ♀はしっかり噛み付いた獲物を手放しません。
肉団子のように丸めながら吸汁しています。(体外消化)

(映像に登場するアリの種類を見分けられる方がいらっしゃいましたら、是非教えて下さい。)


アリグモ♀(蜘蛛)顔@コンポスト容器+ケバエsp捕食
アリグモ♀(蜘蛛)@コンポスト容器+ケバエsp捕食
アリグモ♀(蜘蛛)@コンポスト容器+ケバエsp捕食

川で潜水漁の後に上流へ飛び去るカワウ(野鳥)



2019年6月中旬

川面を横切るように遊泳してきたカワウPhalacrocorax carbo hanedae)が流れの中央部で潜水しました。
次に川面のどこから浮上するか予測できないので、見失ってしまいました。

倒木には1羽のアオサギArdea cinerea jouyi)が止まっていて、葉陰(日陰)に隠れるように佇んでいます。

しばらくすると、おそらく同一個体と思われるカワウが川の下流から飛び立ちました。

さっきは不漁だったのか、漁場を変えるのでしょう。
倒木を飛び越え、高度を上げながらこちらに向かってまっしぐらに飛んで来ます。
カワウは川に架かる橋を飛び越え、そのまま上流へ飛び去りました。
少しずつ高度を下げていますが、河畔林の陰に入ってしまい、着水シーンまで見届けられませんでした。

80分後に撮ったラストシーンは別個体かもしれません。
川の上空を下流に向かって飛んで来たカワウが橋を越えたところで急降下し、おそらく川面に着水しました。


カワウ(野鳥)@飛翔

2019/09/04

軒下のオニグモ(蜘蛛)を狩るヒヨドリ(野鳥)



2019年6月中旬・くもり

街なかを流れる川沿いに建つコーポ2階の外廊下で奇妙なホバリングを繰り返すヒヨドリHypsipetes amaurotis)が気になりました。
私が急いでカメラを向けると、ヒヨドリは外廊下の手摺に止まって周囲の様子を伺っています。
その場で黒い糞をドロリと排泄し、手摺に付着しました。(@0:04)
普段は白い鳥の糞が黒いのは珍しく思いました。

急に飛び上がったヒヨドリが外廊下の天井付近で偵察のためにホバリング(停空飛翔)しました。
再び手摺から飛び上がり、今度は廊下の天井から何か黒い獲物を嘴で器用に捕食しました。
1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみると、獲物は天井板の目地に潜んでいた黒くて大きなクモでした。
おそらくオニグモAraneus ventricosus)でしょう。
手摺に舞い戻ったヒヨドリは、暴れるオニグモを手摺に軽く叩きつけて殺しました。
このときクモの歩脚が数本落ちました。
ヒヨドリは動かなくなったクモを咥え直し、鳴きながら意気揚々と飛び去りました。
丸々と太ったオニグモをその場で食べずに持ち去ったので、巣で腹を空かせて待っている雛に給餌するのでしょう。
近くの住宅地に巣があるようです。
私は未だヒヨドリの巣を見つけたことがありません。
ヒヨドリがオニグモの天敵になるとは予想外でした。
野鳥がクモを狩る決定的瞬間の証拠映像が撮れたのは、かなり嬉しかったです。

オニグモは夜行性で、昼間は網をたたんで物陰に隠れているのですが、隠れ方が甘かった個体は捕食者によって自然淘汰されてしまうのでしょう。

実は、ヒヨドリが採食時に停飛(ホバリング)するのはお手の物です。

▼関連記事(6年前の撮影)
干し柿を盗み食いするヒヨドリ【冬の野鳥:HD動画&ハイスピード動画】

ヒヨドリ(野鳥)@コーポ2F外廊下+停飛
ヒヨドリ(野鳥)@オニグモ(蜘蛛)捕食
ヒヨドリ(野鳥)@オニグモ(蜘蛛)捕食



2019/09/01

池で獲った魚を木に叩きつけてしめるカワセミ♂(野鳥)



2019年6月中旬・午後17:50

夕方の池に飛び込んで素早く魚を獲ったカワセミ♂(Alcedo atthis bengalensis)がすぐ岸に戻り、桜の横枝に止まりました。
(映像はここから。)
薄暗いので画質が粗く、カメラのAFも効きにくいです。

この個体は下嘴が赤くないので、♂ですね。
暴れる小魚を足元の横枝に何度も叩きつけて殺しています。
周囲の桜の葉に白い鳥の糞が大量に付着しているので、カワセミお気に入りの止まり木なのかな?
(あるいは野鳥のねぐらになっているのかもしれません。)

締めた魚をカワセミ♂が自分で飲み込んだように撮影中は見えたのですが、映像をじっくり見直すとどうやら小魚を食べずに咥えたまま飛び立っているようです。
蒼い稲妻のように飛び去るカワセミ♂を流し撮りしたものの、見失ってしまいました。
巣で待つ雛に給餌するために魚を獲ったのでしょう。
飛び去る瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

この池でカワセミを見れたのは2回目です。
近くにカワセミの巣があるのなら嬉しいニュースです。


カワセミ♂(野鳥)@池畔:桜樹上+魚捕食



2019/08/29

道端の側溝内で虫を捕るスズメ(野鳥)



2019年6月中旬・午後18:07

ここ雪国では道端の水路は冬になると除雪した雪を捨てる融雪溝として使われます。
流れる水深が浅くても歩行者や自転車がうっかり落ちると危ないので、普段は鉄格子で蓋をしています。

夕方に1羽のスズメPasser montanus)成鳥が側溝の鉄格子に止まっていました。
側溝内に何度も飛び降り、すぐに出て来ます。
夕方になると水路の周りを蚊柱のように盛んに飛び回るようになる微小なユスリカなどを捕食しに来たのでしょう。
初めスズメは嘴に何も咥えていなかったのに、側溝に出入りした後は小さな虫を咥えています。
街なかの害虫駆除にスズメは一役買っているのです。
最後はこちらに向かって飛んで来て、住宅地に姿を消しました。
スズメが飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
捕らえた虫をその場では食べず、嘴に貯め込んでいたので、巣で待つ雛に給餌するための採餌活動であることが分かりました。

スズメが出入りしていた水路の中を覗いて見ると、浅いものの結構速い流れでした。
スズメは水面に触れないようホバリングしながら虫をフライングキャッチしているのですかね?


▼関連記事
道端の側溝内で虫を捕るハクセキレイ♂(野鳥)



スズメ(野鳥)@側溝内外+捕虫
側溝・全景
側溝・全景

2019/08/27

ウスバキトンボ♂を捕食し円網を取り壊すアカオニグモ亜成体♀(蜘蛛)



2016年9月中旬・午後17:01〜17:22・曇りのち小雨

湿地帯の近くの道端にアカオニグモ♀b(Araneus pinguis)の垂直円網を見つけました。
セイタカアワダチソウの先端に近い葉を糸で綴った隠れ家に腹部の黄色い亜成体♀bが潜んでいます。
そのセイタカアワダチソウおよび隣に生えたアメリカセンダングサの茎を外枠の支柱として、直径約20cmの小ぶりな垂直円網がきれいに張られていました。
地上から網のこしきまでの高さは約120cm。
交接の機会を待つアカオニグモ♂の姿は近くに見当たりませんでした。
網の左下が一部破損しているので、この日は既に何か獲物がかかった後のようです。
別個体♀aが張った網のすぐ近くですが、2匹が張った円網の向きは異なっていました。

近くで捕獲したウスバキトンボ♂(Pantala flavescens)を円網の右下部分に給餌してやると、暴れるトンボの振動に反応して隠れ家からアカオニグモ♀がすぐに出て来ました。
駆け付けたクモは暴れるウスバキトンボの胸背に噛みついて毒液を注入します。
噛まれたトンボはすぐにおとなしくなった…と思いきや、再び激しく暴れました。
捕帯の糸を大量に使って強引にラッピングを始めました。
トンボの周囲の糸を切りながら、自分がトンボの周りを回って捕帯を掛けています。
(もっと成長したクモなら、歩脚で獲物をクルクルと回しながらその場で捕帯を掛けるはずです。)

獲物を網に残したまま、隠れ家に一旦戻りました。
このときラッピングした獲物から糸を引いて行き、引き糸の端を隠れ家の付近に固定したようです。
隠れ家でアカオニグモ♀は身繕いして、しばし休憩。
毒液がトンボの体内に回るのを待っているのでしょう。
再び隠れ家から出て、網に残したラッピング済の獲物を取りに戻りました。
この頃から小雨が降り始め、円網に水滴が付くようになりました。
私は小さなビニール袋をカメラの上に広げて、濡れないようにガードしました。

ようやく網からトンボの包みを切り外すと、吊り下げた状態で捕帯でしっかりラッピングします。
トンボの翅や長い腹部も丸め込まれて全体がコンパクトになり、小型のアカオニグモ♀は歩脚で獲物をくるくる回しながらその場でラッピングできるようになりました。
(風が吹いて回っただけ?)

ラッピングが完成すると、右の第4脚の先に獲物をぶら下げて、ようやく隠れ家に持ち帰りました。
このラッピング作業により、円網のこしきも含めてほぼ全体が壊れてしまいました。
隠れ家に落ち着いたアカオニグモ♀は身繕いしてから獲物を引き上げ、捕食開始。

撮影機材や荷物が雨に濡れないように私が慌てて撤収していたら、アカオニグモ亜成体♀bが食事を中断して隠れ家から出て来ました。
獲物は隠れ家に吊るしたまま、円網を自分で取り壊し始めました。
網が雨で濡れてしまうと横糸の粘着力も落ちるので、獲物を捕らえる罠として使い物にならなくなります。
もう十分な獲物が獲れたので、店仕舞いするのでしょう。
円網を張ったままにしておくと、夕立や嵐などの悪天候で枠糸なども破損してしまう恐れがあるのでしょう。
クモは賢いですね。
破網しながら白っぽい液状便を2滴、排泄したようですが、残念ながらピンぼけです。
しまいかけたカメラを慌てて取り出して動画で記録したものの、薄暗くなってきたのでカメラのAFが合焦しにくく、撮影に苦労しました。
破網後はセイタカアワダチソウとアメリカセンダングサの支柱を水平に結ぶ太い枠糸だけが残されていました。
アカオニグモ亜成体♀は隠れ家に戻って食事を再開しました。


アカオニグモ亜成体♀b(蜘蛛)@隠れ家:セイタカアワダチソウ葉裏
アカオニグモ亜成体♀b(蜘蛛)@隠れ家:セイタカアワダチソウ葉裏・全景
アカオニグモ亜成体♀b(蜘蛛)@隠れ家:セイタカアワダチソウ葉裏+ウスバキトンボ♂捕食
アカオニグモ亜成体♀b(蜘蛛)@隠れ家:セイタカアワダチソウ葉裏+ウスバキトンボ♂捕食・全景

ウスバキトンボ♂:胸部側面@捕獲
ウスバキトンボ♂:翅の縁紋@捕獲
ウスバキトンボ♂:顔@捕獲
ウスバキトンボ♂:腹端@捕獲

2019/08/26

草刈り中の土手に来たハクセキレイ♀の謎(野鳥)



2019年6月上旬

川沿いの土手で数人の作業員が草刈り機を使った除草作業をしていました。
そのうるさいエンジン音をものともせず、川岸に居たハクセキレイ♀(Motacilla alba lugens)が草刈り直後の土手に向かって小走りで移動しました。
草刈りでバッタなどの虫が次々に飛び出してくるのを期待して捕食に来たのだとしたら、一種のオートライシズムと言えるでしょう。


▼関連記事
耕運機を利用して虫を捕食するムクドリの群れ:オートライシズム(野鳥)

しかし残念ながら捕食シーンは撮れませんでした。
もう一つ別な解釈は、土手の草むらに巣があったのに草刈りされてしまって呆然としている親鳥♀かもしれません。
私はハクセキレイの巣を未だ見つけたことはありませんが、こういう場所には営巣しない気がします。


ハクセキレイ♀(野鳥)@探餌徘徊:土手(草刈り直後)

2019/08/24

巣内で獲物を捕食後に抱卵するノスリ♀(野鳥)




ノスリ(野鳥)営巣地での観察記録#5



▼前回の記事
柳樹上の巣で抱卵するノスリ♀(野鳥)

2019年5月上旬

9日ぶりの定点観察。
現場についてとりあえず手持ちカメラで対岸の巣を覗くと、ノスリButeo japonicus)親鳥(おそらく♀)が珍しく巣内で立ち上がっていました。
何をしているのかいまいちよく見えないのですが、どうやら♂が運んできた獲物を♀が食事中だったようです。
(撮影中は、素人目には転卵しているのかと思いました。)
私がもう少し早く来ていれば、獲物の搬入シーンが見れたかもしれません。

急いでカメラを三脚に据え付けたものの、この日は晴天でも風が強くてカメラが振動してしまいます。
もっと三脚に投資して本格的で(プロ仕様の)剛健な物を買い揃えないといけませんね。
お金が無い者は無いなりに色々と工夫するしかありません。
まず、動画編集時に手ブレ補正すると、風による振動もかなり改善されました。
後日の撮影では、水入りのペットボトルを三脚に吊るして重しにして、振動を抑えるようにしました。

巣内の親鳥♀は、こちらを向いてキョロキョロ見回しています。
巣の縁にずっと立っていた親鳥♀がその場で足踏みを始め、つづけて座り込みました。(@3:45〜)
抱卵を再開したようです。
対岸から見ている私の目を避けるように、巣内で姿勢を低くしています。

30分ほど現場を離れてからこっそり再訪しても、巣内のノスリ♀は抱卵を続けていました。
営巣木の柳や河畔林のニセアカシア高木が強風で大きく揺れています。
周囲からホオジロ♂の囀り♪が聞こえます。

ノスリの営巣地に隣接する河畔林が一部伐採されていることに気づきました。
伐採作業のせいで親鳥が巣を放棄するのではないかと心配です。
なんとかこのストレスを乗り越えてくれれば、やがて伐採跡に草地が広がって野ネズミが増え、ノスリは巣の近くで獲物が増えて嬉しいかもしれません。

つづく→#6:ノスリの雛が孵化した!(野鳥)


ノスリ♀(野鳥)@巣:柳樹上+獲物捕食?
ノスリ♀(野鳥)@巣:柳樹上+抱卵

2019/08/22

ユリノキで雨宿りしながら虫を捕食するスズメ(野鳥)



2019年6月上旬

大木に育ったユリノキで黄色い花が満開に咲いていました。
あいにくの雨模様で訪花昆虫の活動は見れません。
その代わりに、1羽のスズメPasser montanus)が樹上で雨宿りしていました。
枝から枝へ飛び回り、葉裏に付いた虫(アブラムシ?)を次々に喋んでいます。

スズメが雨宿りしていると思ったのは私の勘違い(先入観)で、このぐらいの雨なら平気なスズメがユリノキの葉裏で雨宿りしている虫を捕食しに来たのかもしれません。


ユリノキ花
ユリノキ花
ユリノキ蕾+花
ユリノキ幹

スズメ(野鳥)@ユリノキ樹上+雨宿り
スズメ(野鳥)@ユリノキ葉裏+虫捕食

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