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2018/12/15

芝生で蛾の蛹を捕食する若いハクセキレイ(野鳥)



2018年9月中旬・午前8:16

公園内の東屋あずまや周辺の地面をハクセキレイMotacilla alba lugens)の若鳥が歩き回りながら採食していました。
顔に黄色味があるので若鳥ですね。

尾羽を上下に動かしながら、雨上がりの濡れた石畳を歩き回っています。(実際はコンクリートのプレートを並べたもの)
急に駆け寄ると、石畳の表面から白っぽい種子?を拾い食いしました(@0:34)。
次は芝生に移動すると、茶色い蛾の蛹を啄みました(@0:40)。
何度か地面に落としてから美味そうに丸呑みしました。
ハクセキレイの餌食になった蛹の正体は分かりませんが、芝生を食害する蛾の幼虫は多くの種類が知られています。
例えばスジキリヨトウ幼虫が蛹になったものかもしれません。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ハクセキレイ若鳥(野鳥)@?(蛾)蛹捕食
ハクセキレイ若鳥(野鳥)@石畳

2018/12/03

樹洞に帰巣するニホンミツバチ♀を空中で待ち伏せるキイロスズメバチ♀【HD動画&ハイスピード動画】



2018年9月上旬
▼前回の記事
ニホンミツバチの巣がある樹洞を深夜に観察【暗視映像】

クリの樹洞に営巣したニホンミツバチApis cerana japonica)のコロニーを3週間ぶりに定点観察。
すると、2匹のキイロスズメバチVespa simillima xanthoptera)がニホンミツバチを襲撃しているところでした。
巣口がある樹洞の手前で外を向いてホバリング(停空飛翔)し、帰巣するミツバチのワーカー♀を狩ろうと待ち構えています。
天敵のスズメバチに襲撃を受けたニホンミツバチ側は、門衛がクリの幹で振身威嚇しているはずです。
しかし、巣がある樹洞は手前の藪で覆われていて、振身威嚇の様子が見えませんでした。

ホバリング中のキイロスズメバチ♀が獲物と誤認したのか仲間に襲いかかり、空中で同士討ちになりました。
1/5倍速のスローモーションでリプレイ(@0:45〜0:52)。
2匹共にもんどりうって墜落したものの、すぐ間違いに気づいて待ち伏せホバリング(戦闘空域)に復帰しました。
もしかするとキイロスズメバチ同士で狩場における縄張り争いがあるのでしょうか?
同じコロニー出身ではない可能性も考えられます。

240-fpsのハイスピード動画に切り替えて撮ってみました。(@1:23〜)
木陰は昼間も薄暗く、画質が粗いです。
鬼のいぬ間にミツバチの外役ワーカー♀が次々に飛び交っています。
命がけで帰巣するニホンミツバチ♀が栗の木を覆う草の葉に衝突すると、葉が揺れました。
ようやくキイロスズメバチ♀が茂みの陰から現れ、待ち伏せホバリングを始めました。
しかし今回の観察で、狩りの成功シーンは見れませんでした。


ニホンミツバチの対スズメバチ防衛法として、蜂球による蒸し焼き作戦が有名です。
あれはオオスズメバチの斥候をミツバチの巣内に誘き寄せてから一斉に覆い被さり胸部飛翔筋による発熱で高温に弱いオオスズメバチを殺して退治するのです。
しかしキイロスズメバチはその手には乗らず、ニホンミツバチの巣内には入りません。
いつもミツバチの巣の近くの空中でホバリングしながら一匹ずつミツバチを狩るので、ミツバチ側の損害もあまり大したことないのかもしれません。(全滅はしない?)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


キイロスズメバチ♀@ホバリング+待ち伏せ@ニホンミツバチ巣:クリ樹洞前
キイロスズメバチ♀2@ホバリング+待ち伏せ@ニホンミツバチ巣:クリ樹洞前



2018/11/28

不規則網にかかったコガタスズメバチの創設女王を捕食するオオヒメグモ♀(蜘蛛)



コガタスズメバチ初期巣の定点観察2018年#3

▼前回の記事
コガタスズメバチの巣の下に不規則網を張るオオヒメグモ♂(蜘蛛)

2018年7月上旬

コガタスズメバチVespa analis insularis)の初期巣に特有の細長いトンネル状の巣口は、ワーカーが羽化するとすぐに取り壊されます。
この取り壊しの様子を見届けたくて、軒下の初期巣を毎日のようにチェックしていました。

前回の定点観察から6日後。
私の嫌な予感が的中しました。
恐れていた通り、初期巣の直下に張り巡らされたオオヒメグモParasteatoda tepidariorum)の不規則網に1匹のコガタスズメバチ♀が捕らえられていました。
既にスズメバチは毒液を注入されて死んでおり、オオヒメグモ♀が糸で軽くラッピングしていました。
オオヒメグモ♀は獲物に噛み付いて体外消化を始めます。

死んだコガタスズメバチ創設女王の腹端に水滴のような物が見えます。
これは毒針から放出した毒液かな?と想像したものの、毒針は伸びていませんでした。
(水滴ではなくて、半透明な翅の先端部かも?)

映像を見直すと、コガタスズメバチ初期巣の巣口の直下に実はもう一匹、別のクモが居ました。
ピントが合わず、よく分かりませんが、これはオオヒメグモ♂かな?

オオヒメグモの不規則網にはガガンボの死骸も食べ残されていました。

真下から見上げるアングルで撮ると遠近感が分かりにくいので、斜め横から写真を撮り直してみました。
するとコガタスズメバチ女王の死骸は巣口のかなり下に吊り下げられていることが分かります。

前日は異状なかったので、この1日の間に巣に出入りしようとした女王蜂が油断してクモの罠にかかったのでしょう。
オオヒメグモはさすが全世界で繁栄しているクモだけあって、その不規則網は地味ながら恐るべき捕獲性能を誇ります。
コガタスズメバチ♀が必死に羽ばたいても不規則網の糸の末端部にある強力な粘着球から逃れられなかったようです。
スズメバチは毒針で反撃しようとしたはずですが、糸で絡め取られて万事休すだったのでしょう。
私がもう少し早く気づいていれば、対決の様子を観察できたのに、残念です。
コガタスズメバチの巣を定点観察するためには軒下から天敵であるクモの網を払っておくべきでしたが、とても手が届かない高所だったのです。


▼関連記事(10年前の撮影)
キアシナガバチ創設女王がオオヒメグモ(蜘蛛)に捕まる

コガタスズメバチの初期巣に特有の徳利型の細長い入り口はそのままなので、ワーカー♀が羽化する前に女王蜂が非業の死を遂げたことになります。
もし巣内で既に幼虫の何匹かが蛹になっていれば、ワーカー♀が羽化してくるかもしれません。
しかし羽化する度に下で待ち構えているオオヒメグモの餌食になりそうです。
そんな期待をしながら定点観察をしばらく続けていたのですが、初期巣の形状は全く変化せず、コガタスズメバチ♀が新たにオオヒメグモの不規則網にかかることもありませんでした。

したがって、育房内に未だ蛹は育っておらず、卵や幼虫は女王蜂の死後、全て餓死したと考えられます。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



9日後、オオヒメグモの不規則網に卵嚢が2個吊り下げられているのを見つけました。
まさに弱肉強食の世界で輪廻転生を目の当たりにしました。



シリーズ完。


2018/11/27

止まり木で獲物を食べ飛び去るチゴハヤブサ幼鳥(野鳥)



2018年8月中旬


▼前回の記事
チゴハヤブサ同士の空中戦と止まり木を巡る争い(野鳥)

お気に入りのヒノキ樹冠の枯れた横枝に止まったチゴハヤブサFalco subbuteo)が何か獲物を食べています。
残念ながら逆光で獲物の正体が良く分かりません。
鋭い鉤爪で獲物を押さえつけ、嘴で毟っています。

食べ終わると甲高い声でキーキーキー♪と鳴いて餌乞いを始めたので、どうやらこの個体は幼鳥のようです。
(逆光のせいで、下腹部の色で成鳥か幼鳥か見分けられないのです。)
この獲物は幼鳥が自力で狩ったのか、それとも親鳥が給餌してくれたのか、見逃してしまいました。

チゴハヤブサは止まり木で身震いしました。
足で頭を掻こうとしてうっかりバランスを崩したものの、羽ばたいて立て直しました。
最後は止まり木を蹴って飛び立ち、すぐに滑翔、旋回に移りました。


日光自然博物館『ハヤブサ日記』によると、

ハヤブサの羽ばたきは、他の猛禽類(イヌワシ、オオタカなど)よりもはるかに高速で、じーっと見ていると目が回りそうなほどです。ヒナのうちからものすごいスピードで羽ばたけるのですから、大人のハヤブサの飛ぶスピードが速いのも納得です。(p55より引用)
ハヤブサは人気があり本や写真集が何冊も出版されているのに、不思議とチゴハヤブサを扱った本は未だ無いようです。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→


2018/11/08

獲物を捕食するチゴハヤブサ(野鳥)



2018年8月上旬

カラスが鳴き騒いでいると思ったら、水辺の森に小型の猛禽類が飛び込んで、すぐにまた飛び立ちました。
咄嗟に流し撮りした映像を、まずは1/5倍速のスローモーションでご覧下さい。
チゴハヤブサFalco subbuteo)の成鳥でした。
下腹と脛毛が赤褐色なのが成鳥の特徴らしいです。
てっきりカラスに虐められて(モビング)逃げてきたのかと現場では思いました。
しかしチゴハヤブサの食性を図鑑などで調べると、おそらく樹上で昆虫(または小鳥)の狩りに成功したのでしょう。

近くに聳え立つヒノキの高木の最上部が枯れていて、チゴハヤブサはその横枝に止まりました。
ここがお気に入りの止まり木なのだと、後々分かってきます。
何か小さな獲物(昆虫?)の翅を毟って食べ始めました。
残念ながら望遠レンズを装着するのが間に合わず、獲物の正体は不明です。

しばらくするとチゴハヤブサは止まり木を離れ、辺りを高速で飛び回り始めました。
羽ばたきと滑翔を繰り返しています。
鳴き声は聞き取れませんでした。

チゴハヤブサを撮れたのはもちろん初めてで、とても興奮しました。
実は数年前から見慣れない謎の小型猛禽類が飛ぶのを極稀に目撃していて、気になっていたのです。
ついに手がかりを掴みました。(ブレイクスルー)
近くで営巣しているのでしょうか?

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


つづく→親鳥に巣外給餌してもらい食後に脱糞するチゴハヤブサ幼鳥(野鳥)


2018/10/20

川岸で幼鳥2羽にアメンボなどの虫を給餌するハクセキレイ親鳥♂(野鳥)



2018年7月下旬・午後12:02〜12:06

コンクリートで護岸された泥だらけの川岸でハクセキレイMotacilla alba lugens)の親鳥♂と2羽の幼鳥が一緒に居ました。
巣立ったばかりの幼鳥を連れて歩き、せっせと巣外給餌しているようです。

2羽の幼鳥(巣立ち雛)は川岸で離れ離れにならないように常に近くに居るようです。
親鳥♂が近くに来ると幼鳥は黄色い嘴を開けて給餌をねだります。
餌乞いの鳴き声は、川の流れる音にかき消されてあまりよく聞き取れず残念でした。
カラスの幼鳥とは異なり、餌乞いの際に翼を閉じたままで小刻みに震わせています。 

親鳥♂が幼鳥Lの目の前の泥に居た虫を喋んで口移しに与えました。(@1:08)
幼鳥は自力では未だ採餌(探餌)出来ないことが分かります。

そこへ急にカワラヒワCarduelis sinica)が飛来し、ハクセキレイ家族群の横に着地しました。(@1:14)
カワラヒワは種子食性ですから、ハクセキレイを襲ったり追い払ったりする意図は無いようです。
川岸に居るハクセキレイは保護色になっていて、カワラヒワは着陸寸前まで存在に気づかなかったのでしょうか。

また、川の中央から岸の方に低空飛行でやってきたハグロトンボCalopteryx atrata)が空中でターンして引き換えしました。(@1:25)
果たして親鳥♂はハグロトンボを捕食するでしょうか?

親鳥♂が急に飛び立つと、川岸に近い目の前の水面で虫を素早く捕らえました。(@1:34)
獲物はアメンボかな?
そのまま急旋回して岸に戻った親鳥♂に幼鳥Lが駆け寄ると、口移しで給餌しました。
見事な空中捕食シーンを1/5倍速のスローモーションでご覧下さい。

親鳥♂は休む間もなく川岸を下流へ歩いて移動し、次の餌を探します。
草むらで虫を素早く捕食した親鳥♂が幼鳥Lの待つ場所へ駆け戻り、給餌しました。

次に親鳥♂は川岸を上流へ歩きながら獲物を探します。
川岸の岩場から飛び立つと川面での捕食に挑みます。
一度失敗したものの、二度目は見事に水面の虫を嘴で捕らえました。
スローモーションで見直すと、ホバリング(停空飛翔)して狙いを定めると、水面を逃げるアメンボを追いかけ嘴で仕留めています。(@2:55)
岸に戻ると大き目の獲物を咥え直し、駆け寄ってきた幼鳥Lに給餌。(@3:27)
幼鳥LはRよりも飢えているのか、4回連続で給餌してもらっています。(貪欲で図々しい性格は兄弟間の競争において得でしょう。)

岩場で大人しく待っている幼鳥Rの横を通り過ぎる親鳥に対して、待ちくたびれた幼鳥Rが餌乞いしたら、ようやく餌を口移ししてくれました。
ただし、これは給餌の振りをしただけかもしれません。
明らかに餌が足りないらしく、幼鳥Rは不満そうに親鳥をちょっと追いすがりました。
未だ食べ足りない育ち盛りの幼鳥2羽が岩場で親鳥の近くに集まり、賑やかに餌乞い♪しています。
最後、ハクセキレイの親鳥♂は飛び立つと対岸のガードレールに止まり、川岸には幼鳥だけが取り残されました。

辺りを探しても母鳥♀の姿はありませんでした。
巣立った幼鳥を2群に分けて親鳥♀♂が別々に面倒を見ているのでしょうか。
育雛の初期には沢山の虫を嘴に貯めてから帰巣するハクセキレイの姿を見かけました。

▼関連記事(5月の撮影)
雛のために橋で虫を捕食するハクセキレイ♀(野鳥)
田んぼの水面で芋虫を捕食して巣に運ぶハクセキレイ♂(野鳥)
一方、今回観察した巣外給餌では、虫を一匹捕らえる度に幼鳥へ給餌していました。
雛が巣立つと親鳥について歩くようになります。
親鳥が捕らえ集めた獲物をいちいち巣に運ばなくて済むので、この時期の給餌は楽なのかもしれません。

確実に幼鳥と分かるハクセキレイを今回初めて撮ることができました♪
営巣地が近くにあったのかな?
大きな護岸ブロック(テトラポット? 正式名不詳)の下の穴が怪しいと思うのですが、どうでしょう?
身近にいるハクセキレイの断片的な観察を積み重ねてきて暮らしぶり(生態)が大体分かってきたものの、どうしても未だ巣を見つけることが出来ていません。

つづく→川岸で親鳥を待つハクセキレイの幼鳥2羽(野鳥)


ハクセキレイ(野鳥)親鳥♂@川岸+巣外給餌→幼鳥
ハクセキレイ(野鳥)親鳥♂@川岸+巣外給餌→幼鳥
ハクセキレイ(野鳥)親鳥♂@川岸+巣外給餌→幼鳥
ハクセキレイ(野鳥)親鳥♂+幼鳥2@川岸

2018/10/05

肉団子を作るセグロアシナガバチ♀?



2018年7月中旬

湿地帯に生えた柳(樹種不明)の灌木の虫食い(食痕)だらけの葉で、おそらくセグロアシナガバチPolistes jokahamae)と思われるアシナガバチのワーカー♀を発見。
葉に付着したアブラムシの甘露を舐めているのかと思いきや、肉団子を丸めていました。
柳の葉を食い荒らした何かの幼虫を狩った直後なのでしょう。
アシナガバチは身繕いをしてから肉団子を抱えて巣へ飛び去ってしまいました。

きっちり背側から撮りたくて私が回り込もうとしたのに、間に合いませんでした。
識別点の前伸腹節が見れていないので、よく似たキアシナガバチPolistes rothneyi)の可能性も否定できません。
腹部側面の斑紋が、なんとなくセグロアシナガバチっぽい気がしています。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


セグロアシナガバチ♀?@ヤナギ葉+肉団子作り

2018/10/01

棚網に給餌したセマダラコガネを襲うクサグモ(蜘蛛)



2018年7月上旬

▼前回の記事
クサグモ(蜘蛛)の棚網から脱出するセマダラコガネ黒色型

タケニグサの群落にクサグモAgelena silvatica)が作った棚網にしつこく給餌実験を繰り返します。
2匹目の生き餌として、通常型のセマダラコガネa(Anomala orientalis)を投入しました。


セマダラコガネa@イタドリ

すると今度はクサグモがすぐに反応して住居から駆け寄りました。
このとき獲物に噛み付いて毒液を注入したかどうか、よく見えませんでした。
襲われたセマダラコガネは後脚を高々と持ち上げた万歳姿勢で威嚇・防御します。
クサグモは糸で獲物をラッピングせずに、獲物を軽く咥え住居に持ち帰り始めました。
慌てているのか、途中で2回も獲物を棚網に落とし、拾い直しました。

やがてセマダラコガネは棚網で仰向けにひっくり返り、脚をピクピク動かしています。
断末魔の獲物をクサグモはじっと見ているだけで、毒が回るのを待っているようです。
ようやくセマダラコガネは動かなくなりました。

ところが、雨の水滴があちこちに付着した棚網に獲物を残したまま、なぜかクサグモは一旦住居に戻りました。
食べ残しの方が気になるのかな?
管状住居内で方向転換すると、再び棚網に出てきて、セマダラコガネを住居へ搬入します。
ようやく落ち着いて捕食が始まります。
獲物を噛んで時間をかけながら体外消化するのです。


シリーズ完。


クサグモ(蜘蛛)@棚網+セマダラコガネ給餌実験:bite
クサグモ(蜘蛛)@棚網+セマダラコガネ給餌実験:bite
クサグモ(蜘蛛)@棚網:住居網+セマダラコガネ捕食

2018/09/20

棚網に給餌したワラジムシを嫌うクサグモ(蜘蛛)



2018年7月上旬

農道と用水路の間に生えたタケニグサの群落でおそらくクサグモAgelena silvatica)と思われるクモの棚網を見つけました。
棚網の地上からの高さは約85cm。
クモを採集していないので、性別やステージ(幼体か成体か)については真面目に検討していません。

近くの杉の幹で見つけたワラジムシPorcellio scaber)をクサグモの棚網に給餌してみました。
雨の水滴が付いた棚網に生き餌を乗せると、管状住居からクサグモが素早く飛び出して捕獲しました。
このとき獲物に噛み付いたかどうかは不明ですが、糸でラッピングはしませんでした。
ところがこのクサグモは獲物を持ち帰らずすぐに住居へ戻ってしまいました。
ワラジムシを恐れているのか、それとも満腹なのかな?

アングルを変更して住居内のクサグモの顔を正面から狙うと、恐ろしげな牙が動いていました。
歩脚の先(跗節)を甘噛みしているので、一種の身繕いなのでしょう。
住居の背後で、さきほど給餌したワラジムシが逃げようと棚網を横断しています。
棚網の振動を感知したクサグモが反応し、獲物に向き直ると再び獲物に駆け寄りました。
獲物を噛んだかどうか、今回もよく見えません。(触肢の先で触れただけ?)
またもや獲物をすぐに手放してしまい、その場に残したままクサグモは住居に帰ってしまいました。
難を逃れたワラジムシは棚網を逃げ始めたので、どうやら体を麻痺させる毒液を注入されていないようです。
必死で逃げるワラジムシが棚網の端のタケニグサの葉に到達し、一息つきました。
虎口を逃れたワラジムシはその後、網から地面に落ちて逃げて行きました。(無事に生還!)

一方、トンネル状の住居に戻ったクサグモは何か食べ残しを食べ始めました。
体外消化された獲物は黒い物体と化していて、同定不能です。

今回どうしてクサグモはワラジムシを捕食しなかったのか、とても気になります。
幾つか思いついた仮説を検討してみます。

(1)棚網の振動で反射的に反応したものの、たまたまこのときは満腹状態だったのでしょうか?
隠れ家に戻って食餌を再開しましたし、後で別の獲物(昆虫)を棚網に給餌したら捕食しました。(映像公開予定)
したがって、この可能性は否定できます。

(2)天敵(捕食者)に襲われたワラジムシは何か忌避物質を出すのでしょうか? 
そんな話は聞いたことがありませんが、もし本当なら面白いですね。
親戚のダンゴムシをもしクサグモに給餌したらどうなるでしょうか?

ダンゴムシのように体を丸めて自衛できないワラジムシが長い進化を経て生き残ってこれたのは、何か秘密があるはずです。

(3)ワラジムシはクモ毒に対して免疫があるのでしょうか?

以前、飼育下で別種の徘徊性クモにワラジムシを給餌したら問題なく捕食したので、仮説(2)(3)の可能性も低いと思います。

▼関連記事
ワラジムシを捕食するエビチャコモリグモ♀



※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


このクサグモは食欲が無いのかどうか、別の獲物を与えてみましょう。


つづく→クサグモ(蜘蛛)の棚網から脱出するセマダラコガネ黒色型


2018/08/31

ソヨゴの雄花で吸蜜するオオフタオビドロバチにキイロスズメバチ♀が奇襲



2018年6月中旬

街路樹として植栽されたソヨゴの雄株でオオフタオビドロバチAnterhynchium flavomarginatum)が訪花していました。
忙しなく飛び回り、雄花から吸蜜しています。
日陰の逆光で蜂が見えにくかったり、周囲に吹き荒れるビル風でソヨゴの枝が常に揺れていたりと、撮影にはかなりの悪条件でした。

そこへ探餌飛翔していたキイロスズメバチVespa simillima xanthoptera)のワーカー♀が急に襲いかかり、驚いたオオフタオビドロバチはソヨゴの雄花から転げ落ちるように飛び去りました。
1/5倍速のスローモーションでリプレイすると、キイロスズメバチ♀に飛びつかれた瞬間にオオフタオビドロバチは腹端を曲げて毒針で反撃する姿勢になっていました。
毒針の有無までは映像で確認できませんでした。
ということは、♀なのかな?(オオフタオビドロバチの性別の見分け方を知らないのです。)
雄蜂♂が自衛のために、毒針を持っていないのに持っているふりをして♀みたく刺す真似をした可能性も考えられます。(行動擬態)

▼関連記事 
オオフタオビドロバチ♂尾端に生えた謎の刺状突起
キイロスズメバチも手強い相手だと一瞬で察したようで、深追いせずに飛び去りました。

▼関連記事
ソヨゴの雄花に集まるミツバチ?を狩るキイロスズメバチ♀



オオフタオビドロバチ@ソヨゴ雄株+訪花吸蜜
オオフタオビドロバチ@ソヨゴ雄株+訪花吸蜜

柵から飛び上がって空中で虫を捕食しようとするヒヨドリ(野鳥)



2018年7月上旬

川沿いの道端に設置されたフェンスのてっぺんにヒヨドリHypsipetes amaurotis)が止まっていました。
急に飛び上がってはすぐに元の柵に着地、という行動を二度繰り返しました。
どうやら飛んでいる昆虫を空中で捕らえようとしているようです。
残念ながら映像ではフライキャッチの成否はいまいち不明です。
(獲物をすぐに食べてしまった可能性もありそうです)

カラスの鳴き声♪がするので見上げると、頭上のサクラの横枝でハシボソガラスがガーガー♪鳴いています。
3度目に飛び立ったヒヨドリも上の木の枝に身を隠してしまいました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
夕方でやや薄暗い上に、望遠レンズで遠くのフェンスに対して正面ではなく斜めから撮っているために、カメラのAFピント合わせが間に合いませんでした。
もう少し引きの絵で撮ればよかったですね。


ヒヨドリ(野鳥)@柵

2018/08/24

ソヨゴの雄花に集まるミツバチ?を狩るキイロスズメバチ♀



2018年6月中旬

街路樹として植栽されたソヨゴの雄株でキイロスズメバチVespa simillima xanthoptera)のワーカー♀が訪花していました。
白くて小さな雄花の手前を素早く飛び回るばかりで、一向に落ち着いて吸蜜しようとしません。
(確実に吸蜜シーンだと言える映像は結局、撮れませんでした。)
おそらくミツバチなど他の訪花昆虫を狩ろうとして探餌飛行しているのでしょう。

▼関連記事
ソヨゴの雄花で吸蜜するニホンミツバチ♀
ソヨゴの雄花で吸蜜するコマルハナバチ雄蜂♂

2匹のキイロスズメバチ♀が出会い頭に軽い小競り合いになり、空中戦となることもありました。(@0:24)
その直後に、近くを飛来したニホンミツバチ♀?をキイロスズメバチ♀が空中で捕らえようとして失敗していました(@0:27)。
(狙われた獲物の方が空中で敏捷に回避。)

ようやく狩りに成功したらしく、獲物をその場で噛んで殺し、肉団子に加工しました。
残念ながらカメラのピントが合う前にキイロスズメバチ♀は巣へ飛び去ってしまいました。
なんとなく、獲物はニホンミツバチ♀のような気がしますが、ピンぼけなので定かではありません。
肉団子を巣に持ち帰る前後を1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみます。

▼関連記事
ソヨゴの雄花で吸蜜するオオフタオビドロバチにキイロスズメバチ♀が奇襲
周囲のビル風が絶え間なく吹いて枝が揺れ続け、虫撮りには悪条件でした。

ソヨゴの語源は風にそよいで葉が特徴的な音を立てる様が由来らしいので、その様子もお楽しみ下さい。


2018/08/18

細い枝先からイラガ(蛾)繭を剥がして持ち去るアカゲラ♂(冬の野鳥)



2018年2月上旬・午後12:15

小雪がちらつく正午過ぎ、平地の庭でアカゲラ♂(Dendrocopos major)がケヤキの樹上に居ました。
小枝の先に作られたイラガMonema flavescens)の硬い繭を嘴で熱心に突いています。
アカゲラ♂は逆さまにぶら下がる体勢になり、鳴かずに黙って破壊工作に従事しています。
よく見ると繭の本体に直接穿孔するのではなく、小枝との接着面を集中的につついていることが分かります。
(細い枝先にぶら下がる姿勢では力が入らず、イラガの硬い繭が割れないので、中身を捕食するには工夫が必要になるのです。)
剥がした繭を咥えて飛び降りました。
右隣に立つメタセコイア(=アケボノスギ)の幹に移り、幹を登り始めました。
落ち着いて繭を割る場所を探しているようですが、幹の陰に隠れ見失ってしまいました。


▼関連記事
イラガ(蛾)の繭を割る名手アカゲラ♂(冬の野鳥)♪

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


アカゲラ♂(冬の野鳥)@ケヤキ枝先+イラガ(蛾)繭剥がし

2018/08/03

竹藪で虫を捕食するハシブトガラス(野鳥)



2018年6月下旬

郊外の交差点近くにある竹藪にハシブトガラスCorvus macrorhynchos)がバサバサと飛び込んで何か大型の獲物を捕らえ、すかさず歩道の手摺に止まり直しました。
狩りの決定的瞬間を撮り損ねたのが悔やまれます。
(映像はここから)
獲物の正体は不明ですが昆虫のようで、ハシブトガラスはまず翅を毟って捨てています。
緑色の細長い獲物はキリギリス類のように見えたのですが、定かではありません。
旨そうに平らげたハシブトガラスは、足元の手摺の鉄パイプに太い嘴を擦り付け、後ろ向きになり休息。
背後の竹藪にもう2羽のカラスが止まっています。

電柱(信号機のボックス)の陰に隠れてしまったので、私が横に少し動いてから撮影再開。
食休み中のハシブトガラスの半開きにした口の中が黒いので、成鳥と判明しました。
瞬きする度に目を白黒させているのは、瞬膜が白いからです。
最後は近くの河原の方へ飛び去りました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ハシブトガラス(野鳥)@竹藪→歩道手摺+昆虫捕食
嘴の中が黒いのは成鳥の特徴

2018/07/29

耕運機を利用して虫を捕食するムクドリの群れ:オートライシズム(野鳥)



2018年5月中旬

田起こしをしている大型トラクター(耕運機)の周りにムクドリSturnus cineraceus)が群がっていました。
トラクターの騒音などを恐れるはずなのに続々と集まってくるのは、耕された土に交じって露出したミミズやケラなどの土壌生物をいち早く捕食するためです。
片利共生の一種で、オートライシズムと呼ばれる行動です。

畑を耕している耕運機の後をムクドリ・ハクセキレイなどがついて歩き、掘り起こされた土の中にいる虫を探していることがあります。 鳥が自分の生活のために、他の動物や人の活動を積極的に利用することを「オートライシズム」と呼んでいます。 (平塚市博物館サイトの解説より引用)
以前の撮影ではムクドリの群れがほとんど逃げてしまい、満足のいく動画になりませんでした。
▼関連記事(3年前の撮影)
ムクドリ(野鳥)のオートライシズム
3年ぶりに、ようやく念願のチャンスが再び巡ってきました。
映像を見るとムクドリに交じってハシボソガラスも来ていたようですが、撮影中は気づきませんでした。

働いているトラクターの運転手の顔が写ってしまうと失礼になりますし、プライバシー保護に気を使います。
モザイク処理するのが面倒で、細切れの映像になりました。


ムクドリ(野鳥)群れ@採食:耕運機オートライシズム

2018/07/27

田んぼの水面で芋虫を捕食して巣に運ぶハクセキレイ♂(野鳥)



2018年5月中旬

水入れしたばかりの田んぼでハクセキレイ♂(Motacilla alba lugens)が虫を捕食していました。
その場で食べずに嘴に細長い獲物を何匹も咥えていることから、巣で待つ雛鳥のためにせっせと餌を集めているのだと分かりました。
水面に浮いた藁や塵芥の島に身軽なハクセキレイ♂が乗り、溺れた虫(イモムシや土壌生物)が水面に浮いてきたのを捕らえているようです。
最後は住宅地の方へ飛び去りましたが見失い、営巣地は不明です。


ハクセキレイ♂(野鳥)@水田水面+虫捕食運搬

2018/07/23

アブラムシを捕食中のナミテントウ幼虫を襲うアリ



ナミテントウの飼育記録#5


2018年5月中旬

▼前回の記事
ヨモギヒゲナガアブラムシを捕食するナミテントウ若齢幼虫

道端からヨモギを採集してくる際に、一緒についてくるアリを完全に取り除いておく必要があります。
アブラムシが分泌する甘露を報酬として、アリはアブラムに随伴し、その天敵から守るボディーガードとして働きます。

ヨモギヒゲナガアブラムシ(Macrosiphoniella yomogicola)を捕食中のナミテントウHarmonia axyridis)若齢幼虫に対してボディーガード役のクロアリ(種名不詳)のワーカー♀が激しく噛み付いたり腹端から蟻酸を吹きかけたりしていました。
ところがナミテントウ幼虫はアリから攻撃を受けても平然と捕食を続け、逃げたりしませんでした。
テントウムシの幼虫は体表のトゲトゲで自衛しているようです。
逆になぜかアリの方がどこかへ行ってしまいました。
アリを同定する前に素早く逃げられてしまったのが残念です。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→#6:脱皮中のナミテントウ若齢幼虫【10倍速映像】


2018/07/21

ヨモギヒメヒゲナガアブラムシを捕食するナミテントウ若齢幼虫



ナミテントウの飼育記録#4


2018年5月中旬


▼前回の記事
ヨモギの葉を徘徊するナミテントウ若齢幼虫


背中の赤紋が点のような一対のみあるのは、ナミテントウHarmonia axyridis)の若齢幼虫の特徴です。
ヨモギの若葉に群がって吸汁していたヨモギヒメヒゲナガアブラムシMacrosiphoniella yomogicola)と思われる集団を見つけると、大型の個体(成虫?)にいきなりガブリと噛み付いて捕食開始。
餌食になったアブラムシは全く抵抗しません。
周りに居る小型のアブラムシも慌てて逃げたりしないので、利他性を発揮して警報フェロモンなどは分泌していないようです。



佐藤信治『テントウムシ観察記 (写真絵本 ぼくの庭にきた虫たち)』によると、

・アリマキを食べるナミテントウ
幼虫はエサを口で直接捕えて食べているのを、成虫はエサを前足で持って食べるのをよく見かけた。 (p9より引用)
・(ナミテントウ)孵化2日後には、1回目の脱皮がみられ、体長は3匹が3.5mm、2匹が3mm、黒地に赤い点が2つ見える。その翌日、早くも2回目の脱皮で、体長5mmになり、赤い点は線に変わった。 (p18より引用)


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→#5:アブラムシを捕食中のナミテントウ幼虫を襲うアリ





【追記】
アブラムシの名前について。
ナミテントウ幼虫の生き餌として、ヨモギをホストとする緑色のアブラムシのコロニーを与えました。
手元の図鑑『校庭のクモ・ダニ・アブラムシ』を参考にしてヨモギヒゲナガアブラムシ(Macrosiphoniella yomogicola)だろうと判断しました。


私はアブラムシ専門の図鑑や資料を持っていなくて、上記の古い図鑑(2001)しか持っていないのです。ところが、この和名でインターネット検索してもヒットするのは「ヨモギ”ヒメ”ヒゲナガアブラムシ」ばかりで、しかも学名は同じ(Macrosiphoniella yomogicola)でした。
一体これはどういうことなのか分からず、頭が混乱します。
最近になって和名が改名され、ヒメが付いたということなのですかね?
虫の和名でヒメが付くのは、あくまでもスタンダードな種類「(ナミ)○○○」と比べた上で、小型の種類「ヒメ○○○」がいる、というイメージです。
したがって、アブラムシで「ヒメ無し」が消えて「ヒメ有り」だけが残ったのは、事情がわからない素人からすると、ちょっと変な感じです。

九州大学昆虫学教室のデータベース「日本産昆虫学名和名辞書」を検索すると「Macrosiphoniella yomogicola ヨモギヒゲナガアブラムシ」が登録されているので、図鑑『校庭の〜アブラムシ』の単純な誤植ではないと思います。
一方、「ヨモギヒメヒゲナガアブラムシ」という和名はデータベースに登録されていませんでした。

疑問に思った私は、いつもお世話になっている虫Navi掲示板で問い合わせてみました。
するとtsukiさんから以下の回答を頂きました。
私は主に「アブラムシ入門図鑑」を参考にしていますがそれによると、ヨモギヒメヒゲナガアブラムシMacrosiphoniella yomogicolaとなっています。
ただ、近縁種にアオヒメヒゲナガアブラムシ(Macrosiphoniella yomogifoliae)がいて、「日本原色アブラムシ図鑑」ではこの種の別名がヨモギヒメヒゲナガアブラムシで、ヨモギヒゲナガアブラムシがMacrosiphoniella yomogicolaとなっています。

「アブラムシ入門図鑑」の誤りであれば正誤表にも載ると思うのですが、正誤表にもなく、「日本原色アブラムシ図鑑」が非常に古い図鑑なので「アブラムシ入門図鑑」に従っています。専門家ではないのでこれ以上のことは判断いたしかねますのでご了承ください。


経緯がややこしいのですが、やはり「ヒメ無し」の和名は古くて廃れたみたいです。
という訳で、この記事でも「ヨモギヒメヒゲナガアブラムシ(Macrosiphoniella yomogicola)」と改めておきます。
九大の「日本産昆虫学名和名辞書」データベースも情報が少し古いことが他の例でも分かっているので、何事も鵜呑みにせずアンテナを広く張って総合的に判断するしかありません。

ナミテントウ若齢幼虫@ヨモギ葉+ヨモギヒゲナガアブラムシ捕食
ナミテントウ若齢幼虫@ヨモギ葉+ヨモギヒゲナガアブラムシ捕食

ナミテントウ若齢幼虫@ヨモギ葉+ヨモギヒゲナガアブラムシ捕食 

雛のためにイモムシを捕まえるハクセキレイ♀(野鳥)



2018年5月中旬

耕した畑の畝でハクセキレイ♀(Motacilla alba lugens)が大量のイモムシ(幼虫)を嘴に咥えていました。
雛鳥たちに給餌するために帰巣したのでしょう。
畑からすぐに飛び去り見失ってしまい、営巣地は不明です。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ハクセキレイ♀(野鳥)@畑

2018/07/12

雪解けした畑でミミズを捕食するハシボソガラス(野鳥)



2018年3月下旬

雪国の根雪が溶け始めた広い農地(畑)でハシボソガラスCorvus corone)が地面をほじくって何かオレンジ色の実を美味そうに食べています。
冬の間に深い雪で押しつぶされていた植物(作物?)だと思うのですが、採食メニューは不明です。
カラスの上嘴に茶色の食べ残しが付着しています。


やがて、雪解け水で水浸しの農地を畝から畝へと歩いて渡り始めました。
遠くの地面で動いているミミズを目敏く見つけたようで、一目散に歩み寄ると長大なミミズを捕食しました。
のたうち回る獲物を足の爪で押さえつけながら嘴で引き千切り飲み込みます。
食後は水たまりで嘴をかるくゆすぎました。

画面の奥でもう一羽のハシボソガラスが餌を探し歩いています。
この2羽はつがいなのでしょう。
初めのカラスが少し歩くと二匹目のドジョウならぬ、2匹目のミミズを捕食しました。(@1:00)
カラスはミミズが好物なのかもしれません。

▼関連記事
路肩でミミズ?の死骸を食べるハシボソガラス(野鳥)
川でミミズ?を捕食するハシボソガラス(野鳥)

雪解けした畑では土壌が水浸しになってミミズが溺れそうになり、地上に避難してきたところを捕食者に狙われるのでしょう。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


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