2024年6月上旬・午後23:45頃
山林で見つけた浅い泥水溜りを自動センサーカメラで見張ることに決めたのは、イノシシの泥浴びを撮影するのが一番の目的です。
現場の泥濘に野生動物が歩いた蹄の跡がくっきりと残っていて(イノシシとは限らず、カモシカの足跡かも?)、しかも近くに自生するユキツバキ群落の葉には大量の泥が付着して白く乾いていました。(映像公開予定)
きっと野生のイノシシが泥浴び(ヌタ打ち)に通ってくるヌタ場だろうと予想したのです。
山形県の当地ではイノシシの生息密度がまだ低く、私が山中にトレイルカメラを設置してもイノシシは滅多に写りません。
イノシシの泥浴び行動を撮影するのが長年の悲願となり、私はヌタ場を探し求めて悪戦苦闘しています。
ある日の深夜に、ようやくニホンイノシシ(Sus scrofa leucomystax)が単独で現れました。
監視カメラの起動が遅れ、泥水溜りの対岸を右へ立ち去るところでした。
画面の奥にもう一つ別な(少し小さい)泥水溜りがあるのですが、そこでもイノシシは泥浴びをしてくれませんでした。
イノシシは泥浴びが大好きなはずなのに、監視カメラの存在に気づいて警戒しているのでしょうか?
目的のイノシシがなかなか写らなくても、フクロウやクロツグミなど予想外の収穫が色々と多くて面白い水場であることが判明しました。
このまま気長にトレイルカメラによる監視を続けることにします。
つづく→
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