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2018/11/15

チゴハヤブサ親鳥に餌乞い♪し、ヤンマを給餌してもらう幼鳥(野鳥)



2018年8月中旬


▼前回の記事
チゴハヤブサ幼鳥にヤンマを給餌する親鳥(野鳥)

チゴハヤブサFalco subbuteo)の止まり木に更に少し近づいたのですが、相変わらず逆光で後ろ姿です。

飛んで来る親鳥の姿を見つけた3羽の幼鳥が嬉しそうに餌乞いを始めました。
近づいた甲斐あって、キーキーキー♪という幼鳥の甲高い鳴き声が聞こえるようになりました。
ヒノキ横枝の止まり木で幼鳥が方向転換してくれたおかげで、赤褐色の脛毛をかろうじて確認できました。
これでようやくチゴハヤブサと判明したのです。

飛来した親鳥が止まり木の下段に着陸すると、その右で待っていた幼鳥aが慌てて駆け寄り、巣外給餌を受けました。(@0:16)
私がこれまで観察してきた他の種類の幼鳥とは異なり、幼鳥が餌乞いする際に両翼を持ち上げる仕草をしないのが興味深く思いました。
シルエットから獲物は今回も大きなトンボで、おそらくヤンマの一種でしょう。
幼鳥aは足で獲物を押さえつけ、早速食べ始めました。
トンボの透明な翅を毟り取って捨て、肉を食べています。
さっきから幼鳥aばかりが続けざまに給餌を受けているのは親鳥の依怙贔屓にように思えますけど、兄弟の中で一番空腹な個体なのでしょう。
止まり木の上段に居る2羽の幼鳥b,cは、下段で給餌を受ける兄弟の幼鳥aをキーキー♪鳴きながら見下ろしているだけで、獲物を奪い取りには行きませんでした。

そこへ別個体が左から鳴きながら飛来しました。(@0:49)
ヒノキの梢をかすめるように高速で飛びましたが、止まり木のチゴハヤブサ家族群4羽に威嚇され、そのまま逃げたようです。
もう1羽の親鳥が家族の様子を見に来たのでしょうか?

幼鳥aはヤンマの胴体を美味そうに飲み込み、翅は下に捨てました。
食後も満足せず、左隣りで待っている親鳥に対してすぐに鳴いて♪おかわりを催促しています。
幼鳥aは餌乞いの合間に足元の枝で嘴を拭いました。

再び別個体が高速で飛来しました。(@2:03)
枯枝の上段と下段の間を猛スピードで通過しました。
親鳥かと思ったのですが、これは縄張り争いのような、威嚇の誇示行動なのでしょうか?
止まり木の家族群4羽は一瞬だけ警戒して迎撃態勢になりました。
このときに発したキーキーキー♪という警戒声は幼鳥の甘えるような餌乞いよりもテンポが早くて切迫しています。

やがて、止まり木の上段から一羽が急に左へ飛び去りました(@2:38)。
餌乞いしていたのでてっきり幼鳥だと思っていたのに、これで分からなくなりました。
(飛び去る様子をスロー再生しても、素人目には成鳥には見えません。)
巣立ち雛(幼鳥)の中でも発育の度合いに個体差があるのでしょう。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→止まり木の周囲で飛行訓練を繰り返すチゴハヤブサ幼鳥の群れ(野鳥)

【追記】
チゴハヤブサはこの辺りに多いドバトを襲って捕食するのではないかと予想したのですが、私が観察した捕食シーンや幼鳥への給餌メニューはいつも昆虫、特にトンボでした。
平凡社『日本動物大百科3鳥類I』でチゴハヤブサの習性を調べると、

食物としてはトンボやセミなどの飛翔性昆虫からスズメ、メジロ、ツバメなどの小鳥類、ヒヨドリやイカルなどの中型の鳥まで、すぐれた飛翔力をいかして空中で捕食する。 (p172より引用)




2018/11/11

チゴハヤブサ幼鳥にヤンマを給餌する親鳥(野鳥)



2018年8月中旬


▼前回の記事
親鳥に巣外給餌してもらい食後に脱糞するチゴハヤブサ幼鳥(野鳥)

チゴハヤブサFalco subbuteo)の止まり木に少し近づいてから撮影を再開。
相変わらず逆光のアングルでシルエットしか写っていませんが、幼鳥への巣外給餌を再び観察することができました。

ヒノキ横枝の下段に居る幼鳥aの右に再び親鳥が飛来し、狩ってきた獲物を幼鳥に与えました。(撮り損ね)
獲物はどうやらオニヤンマやギンヤンマなど大型のトンボのようです。
翅をむしったり肉をついばんだりする幼鳥の横(右)で親鳥が見守っています。
獲物を平らげた育ち盛りの幼鳥aが食べ残しを下に落とし、物足りないようで隣の親鳥におかわりを求めました。
餌乞いの鳴き声は周囲の喧騒で聞き取れませんでした。
催促された親鳥は、すぐにまた採餌に出かけました。(@0:55)

その間に新しい個体が飛来し、横枝の上段に居る幼鳥bのすぐ左に並んで止まりました。(@0:20)
幼鳥bに巣外給餌しなかったので、これは親鳥ではなく幼鳥cなのかもしれません。
逆光で羽根の色が全く分からないので、成鳥か幼鳥か見分けられないのです。
これで計4羽の家族群となりました。
親鳥の♀♂つがいは体の大きさで性別が見分けられるらしいのですが(♀>♂)、観察を始めたばかりで慣れていない私には未だよく分かりません。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→チゴハヤブサ親鳥に餌乞い♪し、ヤンマを給餌してもらう幼鳥(野鳥)



【追記】
平凡社『日本動物大百科3鳥類I』でチゴハヤブサの習性を調べると、
巣立ちして間もないヒナは親の姿を見つけると「キーキー」と鋭い声でくりかえし鳴いては食物を催促する。その後、1ヶ月から1ヶ月半ぐらい親鳥から給餌を受け、10月ごろ独り立ちする。 (p172より引用)



2018/11/10

親鳥に巣外給餌してもらい食後に脱糞するチゴハヤブサ幼鳥(野鳥)



2018年8月中旬
▼前回の記事
獲物を捕食するチゴハヤブサ(野鳥)

前回初めて見つけてから12日後、ようやくチゴハヤブサFalco subbuteo)と再会できました。
今回は逆光のアングルになってしまいましたが、家族群の行動を観察することができました。
お気に入りの止まり木となっているヒノキの大木の枯れた梢をチェックすると、幼鳥(巣立ち雛)と思われる2羽が止まっていました。
ヒノキのてっぺんが枯れて風化しており、なかなかフォトジェニックで味わい深い止まり木です。

羽ばたきと滑翔を繰り返しながら辺りを飛び回っていた親鳥が、ようやく止まり木に戻ってきました。
狩りに成功したようです。
空腹で待っていた幼鳥a(巣立ち雛)が餌をねだり、親鳥から給餌してもらいました。
遠くて餌乞いの鳴き声は聞き取れず、獲物の正体も不明です。
細長い小枝のように見えたので、もしかするとナナフシまたはヤンマの仲間かな?
一段上の横枝に止まっているもう一羽の幼鳥bは、その間もおとなしく待っていました。

給餌を済ませた親鳥はすぐに左へ飛び去ると、近くの針葉樹の梢に止まっていた野鳥に高速でアタックしました。
獲物とみなして襲いかかったのか、縄張りから追い出す威嚇の攻撃なのでしょう。
襲われた鳥(カラス?)は慌てて逃げ出しました。

止まり木で留守番している2羽の幼鳥にレンズを向け直すと、幼鳥a(下の枝の個体)がポトリと食後の脱糞をしました(@0:49)。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→チゴハヤブサ幼鳥にヤンマを給餌する親鳥(野鳥)


2018/10/20

川岸で幼鳥2羽にアメンボなどの虫を給餌するハクセキレイ親鳥♂(野鳥)



2018年7月下旬・午後12:02〜12:06

コンクリートで護岸された泥だらけの川岸でハクセキレイMotacilla alba lugens)の親鳥♂と2羽の幼鳥が一緒に居ました。
巣立ったばかりの幼鳥を連れて歩き、せっせと巣外給餌しているようです。

2羽の幼鳥(巣立ち雛)は川岸で離れ離れにならないように常に近くに居るようです。
親鳥♂が近くに来ると幼鳥は黄色い嘴を開けて給餌をねだります。
餌乞いの鳴き声は、川の流れる音にかき消されてあまりよく聞き取れず残念でした。
カラスの幼鳥とは異なり、餌乞いの際に翼を閉じたままで小刻みに震わせています。 

親鳥♂が幼鳥Lの目の前の泥に居た虫を喋んで口移しに与えました。(@1:08)
幼鳥は自力では未だ採餌(探餌)出来ないことが分かります。

そこへ急にカワラヒワCarduelis sinica)が飛来し、ハクセキレイ家族群の横に着地しました。(@1:14)
カワラヒワは種子食性ですから、ハクセキレイを襲ったり追い払ったりする意図は無いようです。
川岸に居るハクセキレイは保護色になっていて、カワラヒワは着陸寸前まで存在に気づかなかったのでしょうか。

また、川の中央から岸の方に低空飛行でやってきたハグロトンボCalopteryx atrata)が空中でターンして引き換えしました。(@1:25)
果たして親鳥♂はハグロトンボを捕食するでしょうか?

親鳥♂が急に飛び立つと、川岸に近い目の前の水面で虫を素早く捕らえました。(@1:34)
獲物はアメンボかな?
そのまま急旋回して岸に戻った親鳥♂に幼鳥Lが駆け寄ると、口移しで給餌しました。
見事な空中捕食シーンを1/5倍速のスローモーションでご覧下さい。

親鳥♂は休む間もなく川岸を下流へ歩いて移動し、次の餌を探します。
草むらで虫を素早く捕食した親鳥♂が幼鳥Lの待つ場所へ駆け戻り、給餌しました。

次に親鳥♂は川岸を上流へ歩きながら獲物を探します。
川岸の岩場から飛び立つと川面での捕食に挑みます。
一度失敗したものの、二度目は見事に水面の虫を嘴で捕らえました。
スローモーションで見直すと、ホバリング(停空飛翔)して狙いを定めると、水面を逃げるアメンボを追いかけ嘴で仕留めています。(@2:55)
岸に戻ると大き目の獲物を咥え直し、駆け寄ってきた幼鳥Lに給餌。(@3:27)
幼鳥LはRよりも飢えているのか、4回連続で給餌してもらっています。(貪欲で図々しい性格は兄弟間の競争において得でしょう。)

岩場で大人しく待っている幼鳥Rの横を通り過ぎる親鳥に対して、待ちくたびれた幼鳥Rが餌乞いしたら、ようやく餌を口移ししてくれました。
ただし、これは給餌の振りをしただけかもしれません。
明らかに餌が足りないらしく、幼鳥Rは不満そうに親鳥をちょっと追いすがりました。
未だ食べ足りない育ち盛りの幼鳥2羽が岩場で親鳥の近くに集まり、賑やかに餌乞い♪しています。
最後、ハクセキレイの親鳥♂は飛び立つと対岸のガードレールに止まり、川岸には幼鳥だけが取り残されました。

辺りを探しても母鳥♀の姿はありませんでした。
巣立った幼鳥を2群に分けて親鳥♀♂が別々に面倒を見ているのでしょうか。
育雛の初期には沢山の虫を嘴に貯めてから帰巣するハクセキレイの姿を見かけました。

▼関連記事(5月の撮影)
雛のために橋で虫を捕食するハクセキレイ♀(野鳥)
田んぼの水面で芋虫を捕食して巣に運ぶハクセキレイ♂(野鳥)
一方、今回観察した巣外給餌では、虫を一匹捕らえる度に幼鳥へ給餌していました。
雛が巣立つと親鳥について歩くようになります。
親鳥が捕らえ集めた獲物をいちいち巣に運ばなくて済むので、この時期の給餌は楽なのかもしれません。

確実に幼鳥と分かるハクセキレイを今回初めて撮ることができました♪
営巣地が近くにあったのかな?
大きな護岸ブロック(テトラポット? 正式名不詳)の下の穴が怪しいと思うのですが、どうでしょう?
身近にいるハクセキレイの断片的な観察を積み重ねてきて暮らしぶり(生態)が大体分かってきたものの、どうしても未だ巣を見つけることが出来ていません。

つづく→川岸で親鳥を待つハクセキレイの幼鳥2羽(野鳥)


ハクセキレイ(野鳥)親鳥♂@川岸+巣外給餌→幼鳥
ハクセキレイ(野鳥)親鳥♂@川岸+巣外給餌→幼鳥
ハクセキレイ(野鳥)親鳥♂@川岸+巣外給餌→幼鳥
ハクセキレイ(野鳥)親鳥♂+幼鳥2@川岸

2018/09/28

キアゲハにスポーツドリンクを与えてみる



2018年7月中旬・室温31.4℃、湿度53%
▼前回の記事
羽化終了後に蛹便を排泄するキアゲハc


キアゲハの飼育記録(2018年)#8


羽化終了後のキアゲハPapilio machaon hippocrates)成虫cにスポーツドリンクを給餌してみました。
アクエリアス(AQUARIUS)の粉末を水で溶かすと、レモン汁のような薄黄色の液体になります。
マルチビタミン配合と謳われている商品で、私が味見すると甘味よりも酸味がかなり強いです。
ペットボトルの蓋に少量注いでから脱脂綿に吸わせました。

アクエリアスはほぼ無臭なので、少し手助けしてあげないとキアゲハは気づいてくれません。
捕獲したキアゲハcの足先を濡れた脱脂綿に付けてやっても自発的に口吻を伸ばすことはありませんでした。
爪楊枝でゼンマイ状の口吻を伸ばしてやり、脱脂綿の表面に触れさせてやるとようやく自分で吸水を始めました。
かなり酸味の強いドリンクなので蝶は気に入らないのではないかと心配しましたが、水で薄めなくても喜んで飲んでくれました。
ただの砂糖水を与えるよりもミネラル成分も効果的に補給できます。
満ち足りるとキアゲハcは口吻をクルクルと縮めました。
よほど気に入ってくれたようで、その後も脱脂綿から飛び立とうとしません。
AQUARIUSのCMに使ってくれないかな?



※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→#9:羽化したキアゲハの初飛翔【HD動画&ハイスピード動画】


キアゲハc:背面@スポーツドリンク吸水
キアゲハc:側面@スポーツドリンク吸水
キアゲハc:顔@スポーツドリンク吸水
キアゲハc:側面@スポーツドリンク吸水後
アクエリアス粉末(マルチビタミン)成分表

2018/09/23

雛に給餌し糞を巣の外へ捨てに行くハシボソガラスの親鳥(野鳥)



2018年5月中旬
▼前回の記事
高圧線鉄塔の巣で羽繕い、羽ばたき練習するハシボソガラスの雛鳥(野鳥)

ハシボソガラスCorvus corone)の親鳥が帰巣すると、賑やかに餌乞いする雛鳥に口移しで給餌しました。
在巣の雛は少なくとも3羽は居そうです。
出巣の直前に
食後に一羽の雛が排泄した糞を親鳥が咥えてから巣を離れました。
ゼリー状の粘膜に包まれた雛の糞を(飲み込んで喉袋に入れた?)巣の外へ捨てに行ったのです。(排糞行動)

私が鉄塔から少し離れると、再び給餌シーンが撮れました。
慌ただしく給餌を済ませると、共働きの親鳥♀♂が相次いで出巣しました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ハシボソガラス親鳥(野鳥)@帰巣:高圧線鉄塔#19+雛給餌

2018/09/04

雛に虫や木の実を給餌し糞を巣外に捨てるコムクドリ♀(野鳥)



2018年6月中旬・午後16:24〜16:35


▼前回の記事
カエデ樹洞の巣に通って雛に給餌するコムクドリ♂(野鳥)

採餌から帰ってきたコムクドリSturnus philippensis)の親鳥♀が営巣木の近くの電線に止まりました。
コムクドリの成鳥は頬の色の有無で性別が見分けられるので、観察しやすくて助かります。
嘴に咥えていた獲物はカメムシでした。
臭気を発して身を守るカメムシの作戦はコムクドリ♀に対して効き目がなかったようです。


親鳥♀がジーッ♪と繰り返し鳴き続けているのは、私に対する警戒声なのでしょう。
巣で待つ雛に「ただいま、今帰るよ」と帰巣を知らせているのかな?
獲物を咥えながらでも鳴けるようです。(もしかして、鳴いているのは近くで見張る別個体の親鳥♂?)
電線からカエデ(イロハモミジ?)老木の枝を伝い下りて樹洞に近づくと、巣内から餌乞いする雛の騒々しい鳴き声が聞こえてきます。
給餌を済ませた親鳥♀は出巣すると再びすぐ横の電線に止まりました
ジーッ♪と警戒声を発した後、ジジジ♪と鳴きながら白っぽい糞のカプセルを口から吐き出しました。(@0:58)
豆のように見えたのですが、これはおそらく雛鳥が排泄した糞を捨てたのでしょう。(排糞行動)※ペリットを吐き出した可能性は?
コムクドリ♀はすぐに次の採餌へ飛んで行きました。

次に帰巣したとき、親鳥♀は何か虫を運んできたようです。
親鳥♀がカエデの横枝を伝って樹洞に飛び込む決定的瞬間が横から撮れて、ようやく巣の位置が判明しました。
巣内で雛の餌乞い♪が賑やかに聞こえてきます。
巣がある樹洞を正面から狙って撮りたくても、親鳥の警戒心が強くて下手に近づけない上に、カエデの木が生えている私有地に勝手に入る訳にはいきません。
少し離れた公道から撮るとなると、どうしてもアングルは限定されてしまいます。

その次に帰巣した親鳥♀は、嘴に何か赤くて丸い木の実を咥えてきました。
コムクドリはソメイヨシノなど桜の赤い果実を好んで雛に与えることが知られているので(‡追記参照)、おそらくそれでしょう。
電線から電線へ飛び移り、辺りの様子を見ながら少しずつ巣に接近します。
帰巣のタイミングを伺いながら、親鳥♀は脱糞しました(@2:13)。

給餌に通う親鳥の性別によって動画やブログ記事を分けましたが、実際には交互に巣へ通って(♂→♀→♂→♀→♀)給餌していました。
巣に出入りする前後にジュー、ジュー♪と警戒声を発し続けているのは、しつこく撮影する私に対してだけでなく、近所をうろついている飼い猫も警戒しているようです。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
コムクドリ営巣地のプライバシー保護のため周囲に一部モザイクをかけました。

つづく→



‡【追記】
山本明『コムクドリの子育てとサクラの実』によると、

・木の幹や枝にある穴を「うろ」といいます。コムクドリは、木のうろに巣をつくる鳥です
・ヒナが巣立った後の巣箱の中には、サクラの種子がたくさん残されていました。コムクドリはヒナも親もサクラのような実を食べると、外側の柔らかい部分(果肉)だけを消化して、内側の堅い部分(種子=たね)は30分以内に吐き出します。
・コムクドリは虫などもよく食べますが、雑食性の鳥であることが確認されました。
(上越鳥の会『雪国上越の鳥を見つめて』p21-24より引用)



【追記2】
藤岡正博、中村和雄『鳥害の防ぎ方』によると、毒のある果実の一例としてソメイヨシノ(バラ科)が挙げられていて驚きました。
実は6月頃に熟すが、青酸配糖体(アミグダリン)を含む。完熟すると毒が消えるのか、ムクドリなどには相当食べられている。(中略)ソメイヨシノの果実を食べて死ぬムクドリ(ほとんどが、その年生まれの若鳥)もよくあります。 (p164より引用)


コムクドリ♀(野鳥)@電線+餌運搬(カメムシ)
コムクドリ♀(野鳥)@カエデ樹上+餌運搬(桜の果実?)
コムクドリ♀(野鳥)@電線+出巣排糞後
近くをうろつくイエネコ

2018/09/02

カエデ樹洞の巣に通って雛に給餌するコムクドリ♂(野鳥)



2018年6月中旬・午後16:22〜16:29

街中の庭木として植栽されたカエデ(イロハモミジ?)老木のてっぺんでコムクドリ♂(Sturnus philippensis)がジーッ♪と繰り返し鳴き続けていました。
嘴に何か獲物を咥えながらて警戒声を発しているので、近くに巣があるのだろうと予想しました。
カエデ老木の幹にはツタが絡みついていて、青葉が生い茂った枝には既に赤い翼果も実っていました。
通りに面した側とは逆に樹洞があり、どうやらコムクドリはその中で営巣しているようです。

周囲の安全を確認してから少しずつ枝を下りて帰巣します。
親鳥♂が巣に近づくと樹洞の中から雛鳥が餌乞い♪する鳴き声が賑やかに聞こえてきます。
給餌後も親鳥♂がしばらく営巣木に留まって警戒声を発していました。
私に対してだけでなく、近所をうろついている飼い猫を警戒しているようです。
巣を離れた親鳥♂は近くの電線に一旦止まって一休みしてから、採餌場へと飛び去りました。

コムクドリの繁殖習性について復習すると、

主に樹洞やキツツキ類の古巣に営巣するが、人家の屋根の隙間、石垣等に営巣したり、巣箱を利用したりもする。巣の中には枯葉や落ち葉を敷く。産卵期は5-7月で、卵数は4-6個、抱卵日数は8-11日、約14日で巣立ちを迎える。(wikipediaより引用)

5年前に一度だけコムクドリの給餌シーンを観察したことがあります。

▼関連記事(撮影:2013年6月下旬@民家の軒下の壁に開いた穴で営巣)
虫を雛に給餌する♪コムクドリ♀(野鳥)

つづく→雛に虫や木の実を給餌し糞を巣外に捨てるコムクドリ♀(野鳥)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

巣がある樹洞を狙って撮りたくても、親鳥の警戒心が強くて下手に近づけない上にカエデの木が生えている私有地に勝手に入る訳にはいきません。
少し離れた公道から撮れるアングルは限定されてしまいます。
コムクドリ営巣地のプライバシー保護のために一部モザイクをかけました。


コムクドリ(野鳥)営巣木:カエデ樹洞・全景
コムクドリ(野鳥)営巣木:イロハモミジ
コムクドリ♂(野鳥)@電線:雛給餌後

2018/08/26

ケヤキ樹上の巣で雛に給餌するハシボソガラス(野鳥)



2018年5月下旬
▼前回の記事
ケヤキ樹上の巣で親鳥を待つハシボソガラスの雛(野鳥)

街中の公園にそびえ立つケヤキ高木に作られたハシボソガラスCorvus corone)の巣には少なくとも2羽の雛が育っていました。
巣の周囲の枝にはケヤキの葉が青々と茂っています。

やがて在巣の雛が羽ばたいて餌乞いを始めました。
鳴かずに黙って餌乞いしたのが珍しいと思いました。
雛の翼の下面が未だ羽根が生え揃っていなくて、白い羽軸が見えます。
そこへ1羽の親鳥が帰巣し、餌乞いしていた1羽の雛に口移しで給餌しました。

巣の真下から見上げている私の存在に親鳥が気づいたのでしょうか。
急にガー!と大声で鳴きました。
カラスの親鳥は食餌後の雛が巣内で排泄した糞を外へ捨てに行く習性(排糞行動)があるのですが、今回は雛の脱糞を待たずに巣を離れました。

巣がある公園の向かいには某大型店のビルが建っています。
外壁の鉄骨に親鳥が止まり、左右の翼を同時に持ち上げながら私を睨みつけ、ガーガー♪鳴いて威嚇してきます。
凄い剣幕で鳴き騒ぐ口の中が黒いのは成鳥(親鳥)の証です。(カラスの幼鳥だと赤い)

鉄骨から威嚇♪した親鳥は、給餌→出巣した個体とは限りません。
もう一羽の親鳥が近くで雛を見守っていたのかもしれません。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


シリーズ完。
この営巣地での定点観察記録はこれで終わります。
隣接するビルの上層階からハシボソガラスの巣を観察できる場所があれば良かったのですけど、残念ながら公園に面した壁に窓はありませんでした。

逆に言うと、ヒトに上から覗かれる心配が無いからこそ、親鳥はここに営巣したのでしょう。

ハシボソガラス(野鳥)雛@巣:ケヤキ樹上+餌乞い
ハシボソガラス(野鳥)@鉄骨+威嚇♪

2018/08/23

幼鳥にオオキンケイギクの実を巣外給餌するカワラヒワ親鳥♂(野鳥)



2018年7月上旬
▼前回の記事
カワラヒワの幼鳥を伴った親鳥♂がオオキンケイギクの実を採食し脱糞(野鳥)

私が横に少し動いただけで、カワラヒワCarduelis sinica)の親子は警戒し、少し飛んで逃げてしまいました。

幸い、家庭菜園に設置されたコンポスト容器の横に着地し、巣外給餌を始めてくれました。
これでようやくカワラヒワの親子と判明しました。
腹を空かせた地味な幼鳥(巣立ち雛)が鳴きながら羽ばたいて餌乞い♪すると、親鳥♂が食べたばかりのオオキンケイギクの種子を吐き戻し、口移しで与えています。
最後は2羽とも飛んで逃げました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

幼鳥が餌乞いする鳴き声を声紋解析してみたかったのですが、近くでスズメも鳴いていますし工事の騒音もうるさくて、使い物になりませんでした。




【追記】
日本野鳥の会『みる野鳥記3:カワラヒワのなかまたち』という本を紐解くと、詳しい解説が書いてありました。
巣から出たとはいえ、ヒナはまだ遠くまで飛んでいくことはありません。飛ぶ力も弱いのでしょう。それに、食物のとり方も知りません。ヒナはそろって、だいたい同じ場所にいて、親が食物を運んできてくれるのを待っています。 食物を運んできた親鳥の声を聞くと、ヒナは「チュンチュンチュン」と大きな声で鳴き、つばさをふるわせて、親から食物をもらいます。親はヒナに食物をあたえると、またすぐに飛んでいってしまいます。(中略)巣立ってまもなくのカワラヒワのヒナは、全体に褐色で、つばさはちゃんと黄色い帯が見えます。親とちがうのは、おなかの部分にたての黒いはん点があること。このはん点に気がつけば、ヒナが飛び回っているんだということがわかります。(中略)巣立ってから1週間から10日――。
 食物をもらっていたころの「チュンチュンチュン」というヒナ独特の声は、もうほとんど聞かれません。食物をねだるように、つばさをふるわせるすがたも見られなくなります。
(p46-47より引用)
これを読むと、確かに今回私が観察した幼鳥の腹には黒い縦の斑点がありました。
映像で聞こえていた「チュンチュンチュン♪」という鳴き声はてっきりスズメかと思ったのですが、カワラヒワの幼鳥が発していた餌乞いの鳴き声だったようです。
また、一緒に巣立った他の幼鳥も近くに居たはずなのに、私は気づきませんでした。


カワラヒワなど植物を食物にする鳥は、「そのう」(素嚢:しぐま註)という器官を持ち、ここにとった食物をたくわえる。(中略)だ液で食物をやわらかくする働きもあるようです。 ですから、カワラヒワのなかまたちは、そのうに食物をたくわえて、まとめて運んでくることができます。(中略) また、ヒナもそのうを持っていますので、親からもらった食物を、自分のそのうに一度たくわえて、少しずつ消化していきます。 ですから、カワラヒワやそのなかまたちは昆虫をヒナにあたえる鳥にくらべ、食物を運ぶ回数が少なくてすむのです。 (同書p43より引用)




【追記2】
佐藤信治『庭にきた鳥:いのちのドラマを家族でみる』によると、
(カワラヒワの)♀の求愛ポーズの際や幼鳥が餌をねだるときはチュンチュンと続けて鳴く。(中略)ほかの鳥と異なり、羽根の中ほどの黄色の形や濃淡と顔の造作に差異があるので、個体識別がしやすい。♀にくらべて♂は目と嘴の間が青黒い。 (p58-59より引用)


カワラヒワ(野鳥)親鳥+幼鳥@巣外給餌♪:オオキンケイギク実

2018/08/13

ニセアカシア樹上のハシボソガラス幼鳥に巣外給餌しに通う親鳥(野鳥)



2018年5月下旬・午後17:33〜17:50
▼前回の記事
観察者を警戒したハシボソガラス親鳥から巣外給餌のお預けを食う巣立ち雛(野鳥)


ハシボソガラスCorvus corone)の巣立ち雛が隠れているニセアカシア(別名ハリエンジュ)の木から充分に離れ、河川敷に三脚を立て望遠レンズで狙うことにしました。
ここは20日前にもカラスの巣を狙って撮影した同じ場所です。
河畔林のニセアカシアの花が満開に咲き誇り枝に葉が茂ったことで、樹上にあったハシボソガラスの巣が隠されて、どこにあったのか位置がすっかり分からなくなってしまいました。
前回に撮った写真と見比べても、ニセアカシアの枝先が葉や花の重みでしなっていて、営巣地の周りの河畔林の風景が変わってしまっています。
背後に見える山の残雪もほぼ消えました。

しつこく観察を続ける私の姿は親鳥から見えているはずですが、かなり遠く離れたことで安心したようです。

巣立ち雛への巣外給餌をようやく再開してくれました。
親鳥はもう巣に帰らなくなったので、全ての雛鳥が無事に巣立った後なのでしょう。
巣の近くのニセアカシアの枝に一羽だけ残っているこの幼鳥は、おそらく最後の巣立ち雛だと思われます。

映像の冒頭で音声(鳥の鳴き声)が間延びして聞こえるのは、スローモーションに加工したからです。
撮影中は巣の位置が分からず闇雲にカメラを振り回したので、巣が写っている一瞬をスローモーションにしました。
それから私の一瞬の隙をついて、巣立ち雛が隠れている枝に親鳥がこっそり(素早く)飛び込んだ瞬間もスローモーションにしました。
親鳥の行動は明らかに、巣外給餌を私に見つからないよう意識している印象を受けました。
やがて慣れてくると親鳥も堂々と巣外給餌に行き来してくれるようになりました。

花や葉の茂ったニセアカシアの枝に隠れて親鳥が来てくれるまでじっと待っている巣立ち雛の姿が、この撮影アングルでは残念ながらほとんど見えなくなってしまいました。
巣外給餌の直前に幼鳥が親鳥に向かって餌乞いするシーンも撮れません。
しかし、私が近くに居ると親鳥が警戒して巣外給餌に来なくなってしまうので、仕方がありません。
親鳥の行動から幼鳥が巣外給餌を繰り返し受けていることが想像できます。

巣外給餌を済ませた親鳥は近くの電線に止まり直すと嘴を足元の電線に擦り付けています。
巣立ち雛に対して親鳥はもうしもの世話(排糞行動)をしなくなると予想されますが、この点をしっかり観察で確かめられていません。

先に巣立った他の幼鳥(3羽)も縄張り内のどこかに居て親鳥から同様に巣外給餌を受けているはずですが、居場所を見つけられませんでした。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→電柱で空中戦を繰り広げるハシボソガラス(野鳥)


ハシボソガラス親鳥(野鳥)@電線+空巣@ニセアカシア樹上・全景
ハシボソガラス(野鳥)巣立ち雛@ニセアカシア樹上・全景(動画とは別アングルで撮影)
ハシボソガラス(野鳥)巣立ち雛@ニセアカシア樹上

2018/08/11

観察者を警戒したハシボソガラス親鳥から巣外給餌のお預けを食う巣立ち雛(野鳥)



2018年5月下旬
▼前回の記事
ハシボソガラスの巣立ち雛(幼鳥)がニセアカシアの枝で羽繕い、羽ばたき練習、脱糞(野鳥)

満開の花が咲いたニセアカシアの枝に止まってのんびりしていたハシボソガラスCorvus corone)の巣立ち雛が急に川の方を向いて餌乞い行動を始めました。
肩をすくめるように左右の翼を同時に持ち上げ、甘えるようにガーガー♪鳴いたので、餌乞いと分かります。
親鳥が近くに来ているはずだと思った私は、動画を撮りながら横に歩いて探しました。
左にパンすると案の定、河畔林のすぐ横を走る電線に一羽の親鳥が来ていました。
親鳥は幼鳥の横に行って巣外給餌したいはずなのに、私を警戒しているようで近づきません。
空腹で待っている幼鳥は、欲求不満で足元の枝を嘴で啄んだり足で体を掻いたりしています。
巣外給餌に来た親鳥を迎えに行くために幼鳥が飛ぶことはありませんでした。(未だ上手く飛べない?)

これがもしハシブトガラスなら、親鳥は怒り狂って巣立ち雛に近づく通行人や撮影者を追い払おうと襲い掛かってくるはずです。
それに対してハシボソガラスは気性がだいぶ穏健なようで(ヒトを恐れている?)、今回の親鳥の抗議行動も横目で私の方を見ながら電線からガーガー♪鳴くだけでした。(警戒声?)
私は「すまん、すまん」と親鳥に謝り、営巣地と巣立ち雛から距離を取ることにしました。
立ち去る途中で振り返ると、電線で待機している親鳥は喉袋が膨らんでおり、巣立ち雛に与える餌を運んでいるようです。
苛立たしそうに「早く出ていけ! 出てけ!」と鳴いています。
喉袋に餌を入れていても、鳴くのに支障がないことが分かりました。

しばらくすると、もう一羽の親鳥がどこからともなく飛来し、川の上を横断する電線に止まりました。
先程の親鳥も同じケーブルで互いに離れて止まっています。
配偶者を呼び寄せる鳴き声だったのかな?
私が巣立ち雛から更に離れたら、親鳥はもう鳴かなくなりました。
親鳥♀♂つがいの背後は、ニセアカシアの河畔林が白い花を満開に咲かせています。

離れると巣立ち雛が隠れている枝をちょっと見失ってしまいました。(映像の最後にはちらっと写っています)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→ニセアカシア樹上のハシボソガラス幼鳥に巣外給餌しに通う親鳥(野鳥)


ハシボソガラス(野鳥)巣立ち雛@ニセアカシア樹上
ハシボソガラス(野鳥)親鳥@電線♪+警戒:巣外給餌断念
ハシボソガラス(野鳥)親鳥@電線♪+警戒:巣外給餌断念

2018/07/27

田んぼの水面で芋虫を捕食して巣に運ぶハクセキレイ♂(野鳥)



2018年5月中旬

水入れしたばかりの田んぼでハクセキレイ♂(Motacilla alba lugens)が虫を捕食していました。
その場で食べずに嘴に細長い獲物を何匹も咥えていることから、巣で待つ雛鳥のためにせっせと餌を集めているのだと分かりました。
水面に浮いた藁や塵芥の島に身軽なハクセキレイ♂が乗り、溺れた虫(イモムシや土壌生物)が水面に浮いてきたのを捕らえているようです。
最後は住宅地の方へ飛び去りましたが見失い、営巣地は不明です。


ハクセキレイ♂(野鳥)@水田水面+虫捕食運搬

2018/07/24

給餌後に雛の糞をニセアカシア樹上の巣から外に捨てに行くハシボソガラス(野鳥)



2018年5月上旬


▼前回の記事
ハシボソガラス親鳥♀♂が雛に給餌しに通うニセアカシア樹上の巣【10倍速映像】(野鳥)

ニセアカシア樹上に作られた同じ巣に対して同じ日に撮影地点を色々と変えながら給餌シーンなどを動画で記録しました。
ハシボソガラスCorvus coroneつがいの親鳥♀♂2羽が同時に帰巣し、続けざまに雛鳥へ給餌するシーンが撮れました。
親鳥に餌をねだって雛鳥が背伸びする映像を見る限り、巣内で育つ雛はおそらく計4羽だと思います。

出巣間際に親鳥が何かを喉袋に入れました。
食餌をした直後の雛がお尻を向けて排泄し、ゼラチン質で包まれたカプセル状の糞を親鳥が拾い上げたようです(@0:54)。
喉袋を膨らませた親鳥が巣を離れて左へ滑空し、対岸の河畔林の樹上に止まり直しました。
直後に喉袋から雛の白い糞を吐き出し(排糞行動)、嘴を足元の枝で拭いました。(@1:20)
親鳥が止まって木の枝には蔓植物の藤の花が咲いています。
雛への給餌と排糞はほぼワンセットです。
雛の糞を毎回巣の外へわざわざ捨てに行くのは、巣内を糞で汚さないように衛生的に保つためと、雛を襲う天敵に糞で巣の位置を悟られないようにするためだと思われます。

川を横切る電線に親鳥♀♂が互いに離れて止まり、採餌の合間に辺りを見張っていることがありました。

動画には撮れていませんが、夕方になるとねぐらを目指してカラスの群れが鳴きながら川の上流へ飛んで行きました。
このとき営巣地の縄張りを領空侵犯されたのに、親鳥は迎撃しませんでした。
その代わり帰巣して雛に付き添って守りました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→ハシボソガラスの巣立ち雛(幼鳥)がニセアカシアの枝で羽繕い、脱糞(野鳥)


ハシボソガラス親鳥♀♂(野鳥)@帰巣:ニセアカシア樹上+雛給餌
ハシボソガラス親鳥(野鳥)@帰巣:ニセアカシア樹上+雛給餌
ハシボソガラス親鳥(野鳥)@電線
ハシボソガラス親鳥(野鳥)@電線

2018/07/22

ハシボソガラス親鳥♀♂が雛に給餌しに通うニセアカシア樹上の巣【10倍速映像】(野鳥)



2018年5月上旬・午後16:47〜18:10 (日の入り時刻は午後18:34)
▼前回の記事
ハシボソガラスの育雛放棄?(野鳥)【10倍速映像】

4日ぶりの定点観察。
前回の反省を踏まえて、営巣地からかなり離れた地点に三脚を立ててハシボソガラスCorvus corone)の巣を望遠レンズで狙うことにしました。
これなら親鳥も安心して巣に出入りして雛にせっせと給餌してくれます。

下手に隠れるよりも私の姿が親鳥から丸見えの方がむしろ安心してくれるような印象を受けました。
それでも初めは私の近くまで親鳥が偵察に来ました。
隣の縄張りからも別のカラスが様子を見に来ました。(繁殖しない若鳥かも?)


微速度撮影で親鳥の給餌活動を長時間監視してみました。
10倍速の早回し映像をご覧下さい。
親鳥が留守中も腹を空かせた雛がときどき巣内で首を長く伸ばし餌乞いしていました。
1時間23分間の撮影で親鳥の給餌行動が計11回録画されていました。
平均すると7.5分に1回、給餌していました。

親鳥の性別判定や個体識別ができないのですが、ときどき2羽の親鳥が相次いで帰巣、給餌していたので、共働きしていることが分かりました。
給餌の合間に親鳥は、営巣地の手前を横切る電線や近くに立つ別のニセアカシアの樹上に止まったりして、ときどき休む(辺りを見張る)姿も捉えられていました。
親鳥♀♂のどちらがサボり気味なのか、育雛(給餌)の貢献度合いをきちんと調べるには、親鳥に足環を付けて個体標識して性別を見分ける必要があります。

遠くの山には未だ残雪が見えます。
ニセアカシアの枝には急速に葉が茂りつつあります。



巣に目一杯ズームインするよりも、やや引きの絵で撮った方が、親鳥がどのように(どこを経由して)入巣したか分かりやすく面白い映像になりますね。

夕方で薄暗くなると、引きの絵の方が少しでも明るく撮れるという利点もあります。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→給餌後に雛の糞をニセアカシア樹上の巣から外に捨てに行くハシボソガラス(野鳥)


ハシボソガラス(野鳥)@巣:ニセアカシア樹上・遠景
ハシボソガラス親鳥(野鳥)@帰巣:ニセアカシア樹上+雛給餌

2018/07/21

雛のためにイモムシを捕まえるハクセキレイ♀(野鳥)



2018年5月中旬

耕した畑の畝でハクセキレイ♀(Motacilla alba lugens)が大量のイモムシ(幼虫)を嘴に咥えていました。
雛鳥たちに給餌するために帰巣したのでしょう。
畑からすぐに飛び去り見失ってしまい、営巣地は不明です。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ハクセキレイ♀(野鳥)@畑

2018/07/16

孵化した雛に給餌するためニセアカシア樹上の巣に通うハシボソガラス(野鳥)



2018年4月下旬・午後16:33〜17:50
▼前回の記事
ニセアカシア樹上の巣で抱卵するハシボソガラス(野鳥)

7日ぶりの定点観察。
ニセアカシア(別名ハリエンジュ)の枝に葉は未だほとんど芽吹いていません。
ハシボソガラスCorvus corone)の巣内では既に雛鳥が孵っており、親鳥がせっせと給餌しに通っていました。

親鳥が帰巣すると、ニセアカシアの枝に着陸した振動に反応して雛鳥が一斉に伸び上がり、嘴を大きく開けて餌乞いします。
カラスの雛や幼鳥は嘴の中が赤いのが特徴です。(成鳥になると黒くなる)
少なくとも4羽の雛が見えます。
未だ羽毛が生え揃っていない裸の雛たちに親鳥は少量ずつ餌を口移しで与えています。
親鳥を個体識別できないので、♀♂つがいが交互に給餌に来ていることを確かめられませんでした。
食事を済ませると雛は巣にうずくまって休んでいるらしく、外からは全く見えません。
春風が吹くとニセアカシアの高木がゆっくり左右に揺れます。

給餌を済ませた親鳥は巣を離れると旋回、滑空して河畔林の枝に止まりました。
足元の枝に嘴を擦り付けています。
出巣した親鳥が近くの電線に止まって休むこともありました。
雛鳥に給餌した後に親鳥が雛の排泄した糞を巣の外へ捨てに行く排糞行動が、この日は私が見ている間は一度も見られませんでした。
孵化したばかりの幼い雛鳥は食後すぐには排便しないのかもしれません。
幼い雛は巣内に糞を垂れ流すのかもしれません。

親鳥は主に対岸の河川敷(荒れ放題の草地)で採食しているようです。(映像公開予定)
採食を済ませてもすぐには帰巣せず、近くの電線や木の枝などに一旦止まって辺りを警戒し、安全を確認してから雛鳥の待つ巣へ戻っていました。

この河畔林にはハシボソガラスとハシブトガラスが両種とも生息・営巣しています。
2種の縄張りや棲み分けはどうなっているのか興味深い問題です。

撮影アングルを変えながら同じ巣を観察しています。
対岸にこっそり渡ってから巣を狙ってみたり、撮影アングルを試行錯誤してみました。
巣に近づいても見上げるアングルになると、巣内にいる雛の姿がほとんど見えなくなってしまいます。
親鳥が私に対して露骨に警戒するようになり、私の頭上を偵察飛行に来たりしました。
その後、親鳥は巣に近寄らなくなってしまいました。
ちなみに、この日の日の入り時刻は午後18:26。
午後18:40まで粘って対岸から監視したものの、親鳥は巣に戻って来ません。
おそらく怪しい私の存在がばれてしまい、警戒して帰巣したくないのでしょう。
もう夜も気温が高いので抱雛する必要がないのかな?
だとすれば親鳥は夜どこに塒入りしているのか、気になります。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→川沿いの荒れ地で雛の餌を探すハシボソガラスの親鳥(野鳥)


ハシボソガラス(野鳥)@帰巣:ニセアカシア樹上+雛給餌
ハシボソガラス(野鳥)@帰巣:ニセアカシア樹上+雛給餌
ハシボソガラス(野鳥)巣@ニセアカシア樹上
ハシボソガラス(野鳥)巣@ニセアカシア樹上
ハシボソガラス(野鳥)巣@ニセアカシア樹上

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