2023年4月下旬・午後13:50頃・晴れ
ハシブトガラス(Corvus macrorhynchos)の♀♂番 が営巣地の送電塔#KN7から横に伸びる高圧線に仲良く並んで止まっていました。
よく晴れて気温も高いので、♀が抱雛を中断して巣を留守にしても大丈夫なのでしょう。
巣からちょっと離れ、私を警戒するついでに、カップル水入らずで過ごしています。
ハシブトガラスはハシボソガラスと違ってカーカー♪と澄んだ声で鳴くとされているのに、ガラガラの嗄れ声で鳴き交わしています。
仲睦まじく嘴同士で触れ合ったり、顔の辺りを優しく相互羽繕いしたりしています。
はしゃいだように高圧線上で互いにひょいと飛び越えて、位置を頻繁に変えました。
高圧線に止まり直すと、互いに歩み寄って再びキスを交わします。
やがて、1羽が嗄れ声で鳴きながら白い液状便をダラっと排泄しました。(@0:19〜)
脱糞の瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
真下に居るパパラッチ(私)に対して嫌がらせとして糞爆弾を投下したのかもしれませんが、幸い命中しませんでした。
散々いちゃついた後に一方が身を屈めたのは、♀が♂に交尾を催促しているのでしょうか?
足場が不安定な高圧線上で交尾するのは、さすがに無理な気がします。
結局は交尾することなく、1羽が高圧線から飛び降りてしまいました。
せっかくカップルの絆を深める微笑ましい行動を見たのに、マウントしない限りカラスの性別を見分けられないのが残念です。
最後にカメラを左にパンして、営巣地の鉄塔#KN7との位置関係を示します。
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