2026/02/23

越冬用の営巣地を初冬の晩にうろつくホンドタヌキ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年12月上旬

シーン1:12/5・午後12:36・晴れ・気温23℃(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたまフルカラーで撮れた現場の様子です。 
休耕地にあるホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)の営巣地を自動撮影カメラで7ヶ月ぶりに監視を再開しました。 
初冬になり、休耕地に繁茂していた雑草がすっかり枯れて見通しが良くなったからです。 
3つの巣穴が開いているのですが、分かりにくいかもしれません。
(矢印で巣穴の位置を示すべきでしたね。)


シーン2:12/7・午後21:52・気温-1℃(@0:03〜) 
実はこの日の朝、平地では初雪が少しだけ積もっていたのですが、晩に監視カメラが起動したときにはもう地表の雪は溶けていました。 

晩にタヌキが単独で右へ歩いて行きます。 
巣穴Lから外に出てきた直後なのか、あるいは左から枯野を横断して来たのか、不明です。 

営巣地の右端で立ち止まり、枯れ草の匂いを嗅いでいます。 
巣口Rに戻る途中で立ち止まり、ブルブルッと身震いしました。 
巣口Rの匂いを嗅いでから左へ少し歩き、また立ち止まって身震いしました。 
次は巣口Mを点検し、枯野に佇んで左を凝視しています。 


シーン3:12/12・午後22:33・気温2℃(@1:03〜) 
3日後の晩に監視カメラが誤作動すると、一面の銀世界になっていました。
タヌキが越冬する営巣地は新雪ですっかり埋もれています。 
ホンドタヌキは冬眠しません。 


つづく→

イソギクの花蜜を吸うウラナミシジミ♀

 

2024年11月上旬・午後15:10頃・晴れ 

道端の花壇に咲いたイソギクの群落でウラナミシジミ♀(Lampides boeticus)が訪花していました。 
この組み合わせも初見です。 

いつものように翅を閉じてイソギクの筒状花に口吻を差し込み、花蜜を吸っています。 
方向転換したり歩き回りながら吸蜜を続けます。 

尾状突起が秋風になびいています。 
ウラナミシジミの尾状突起は己の触角を模した自己擬態になっているらしく、鳥など捕食者の注意を急所(弱点)の頭部から逸らすのだそうです。 

しばらくすると、ウラナミシジミは翅を半開きにして日光浴し始めました。 
ようやく翅表が見えて、斑紋から♀と判明。 

風で揺れるイソギクの花から花へ飛んで移動します。 
横の車道を車が走ると、ウラナミシジミ♀は驚いて飛び去りました。

2026/02/22

シラカシの堅果が気に入らなくてもときどき給餌場に通ってくる野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年11月下旬〜12月上旬

シーン0:11/21・午後12:02・晴れ(@0:00〜) 
明るい日中にたまたま撮れた現場の状況です。 
里山の林縁で朽ち果てた倒木の端に給餌箱を設置して、シラカシの堅果(ドングリ)を満杯に入れ、自動撮影カメラで見張っています。 
野ネズミ(ノネズミ)の登場シーンをまとめました。 


シーン1:11/25・午後19:10(@0:03〜) 
晩に野ネズミが餌箱の中に入ってドングリを物色していました。 
匂いを嗅ぎ回った挙句に、餌箱から空荷で出て来ると、倒木を右に走って下りました。 頬袋にドングリを含んでいる可能性もありますが、それなら繰り返し餌箱に通ってくるはずです。 

シーン2:11/26・午後22:49・雨天(@0:27〜) 
翌日の晩は雨が降っていました。 
野ネズミは倒木の右下から林床に移動して、草むらを右往左往しています。 
どういう訳か、ときどきピョンと跳ねています。 

シーン3:11/27・午前0:58・雨天(@0:59〜) 
日付が変わった深夜も雨が降り続いています。 
監視カメラの起動が遅れ、野ネズミは倒木の右端を駆け抜けるところでした。 

シーン4:11/28・午前1:22(@1:05〜) 
翌日も深夜未明に野ネズミが登場。 
倒木の右端で動きを止めています。 
しばらくして警戒を解くと、右に立ち去りました。 


シーン5:12/1・午前0:48(@1:15〜) 
餌箱の中に野ネズミが入って、シラカシの堅果を物色していました。 
残念ながらトレイルカメラの電池が消耗していて、わずか4秒間しか撮れていませんでした。 


※ 雨音が聞き取れるように、動画の一部は編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 



【考察】
どうやらシラカシの堅果は野ネズミが貯食する餌としてあまり気に入らないのようです。
私としては動物の面白い行動が撮れれば良いので定量的なデータをしっかり取っていませんが、他の種類の堅果や種子を給餌したときよりも、野ネズミの訪問頻度が低いことは確実です。 
おそらくシラカシの堅果は渋いタンニンの含有量が多くて忌避されるのでしょう。

私が給餌箱の中身をときどき変えるので、野ネズミもたまにチェックしに通ってくるのでしょう。

色んな種類のドングリを同時に給餌して、野ネズミがどれを選ぶか選好実験するのも面白そうです。 


つづく→

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