2026/11/06

山中の水溜りでトウホクサンショウウオの幼生と卵塊を見つけた

 

2025年5月下旬・午前10:40頃・くもり 

里山にある湧水湿地で、春から初夏にかけて水溜りに黒いオタマジャクシの群れが泳いでいます。 
アズマヒキガエル(Bufo japonicus formosus)の幼生だと思うのですが、どうでしょうか。 
この時期は密集した群れを作らず、水中でばらばらに活動していました。 
ときどき水面まで浮上して息継ぎしています。 
水溜りの底で腐りかけたホオノキの落ち葉を食べている個体もいました。(分解者) 

トウホクサンショウウオ(Hynobius lichenatus)の幼生も少数見つけました。 
鰓があり、オタマジャクシよりもほっそりした体型です。 
幼生が孵化した後のサンショウウオの卵塊に数匹のオタマジャクシが群がっているのは、ゼラチン質を食べているのかもしれません。 
等脚類のミズムシも映像にちらっと写っていました。 

後半は、別の水溜りで見つけたトウホクサンショウウオの卵塊です。 
小枝を使って2個の卵嚢を次々にすくい上げて見せました。 
卵塊の表面に皺があるのがトウホクサンショウウオの特徴です。 (ピントが合わずに苦労しました。)
卵内で発生中の胚に動きはありませんでした。 
元の水溜りにそっと戻してやりました。


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2026/11/05

二次林内の営巣地で灌木の根元に尿でマーキングするホンドタヌキ♂:5月下旬【トレイルカメラ】

 



2025年5月下旬 

二次林にあるホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)の巣穴を2台の自動センサーカメラで見張っています。 
ここは以前、ニホンアナグマが掘った営巣地(セット)でした。 


シーン1:5/30・午前7:24・晴れ・気温15℃(@0:00〜) 
朝にタヌキが単独で営巣地から獣道を通って右へ立ち去る途中、通りすがりに右後足を上げて灌木の根元に尿をかけてマーキングしました。 

シーン2:5/30・午前7:24・晴れ・気温15℃(@0:08〜) 
別アングルの監視カメラでも撮れていました。 

シーン3:5/30・午前8:16・晴れ・気温15℃(@0:16〜) 
約50分後に来たタヌキ♂も、同じ地点で灌木の匂いを嗅いでから根元に小便をかけました。 

シーン4:5/30・午後13:24・晴れ・気温16℃(@0:39〜) 
約5時間後の昼過ぎにも単独タヌキが登場。 
手前から来て巣口Lを乗り越え、灌木の根本にマーキングしたようです。 
獣道の分岐点でも排尿マーキングしたかもしれません。 
右上奥の林内に姿を消しました。 
このシーンだけ、マーキングした地点がそれまでと違います。 

シーン5:5/31・午後13:32・晴れ・気温14℃(@0:59〜) 
8分後、営巣地を通り過ぎたタヌキが獣道を右へ向かいます。 
獣道の横に生えた例の灌木で立ち止まったものの、今回はマーキングせずに素通りしました。 


【考察】 
登場したタヌキの個体識別ができれば、話の面白さがまるで違ってくるのですが、どうも私は自信がありません。 
同一個体が林内を何度も巡回して同一地点に排尿マーキングを強化しているのか、それとも別個体が代わる代わる登場して尿によるマーキング合戦を繰り広げているのか、知りたいところです。 


つづく→

走って逃げたキジ♂の羽繕い、採食(野鳥)

 

2025年4月中旬・午前9:50頃・くもり 

私を警戒し、慌てて走り去るキジ♂(Phasianus versicolor)を動画に撮りました。 
土手を降りて、用水路をピョンと左に飛び越えると、対岸の土手を走って登りました。 
砂利の敷かれた農道を横切ると、ようやく足取りが落ち着きました。 
雪解け水が流れる小川に向かって土手を降りて行くかと思いきや、農道に引き返しました。 
立ち止まって羽繕いをしてから身震い。 
農道の轍(わだち)の間に生えた草をたまに啄んでいます。 
小川と農道の間の土手をなぜか右往左往しています。 

縄張り宣言の母衣(ほろ)打ちをするかと期待したのに、最後までしてくれませんでした。 
私に見られているのを意識して、警戒してるのかもしれません。

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