2026/10/20

シュレーゲルアオガエルの卵塊を見つけた!#1:山中にある池の岸辺の草むら

 

2026年5月中旬・午後13:25頃・晴れ 

里山の中腹に湧き水が溜まった小さな池EMがあります。 
水中に緑の藻が繁茂して濁り、水質が良さそうとは言えません。 
この池には岸辺に灌木がまったく生えていないので、モリアオガエルは産卵できなさそうです。 
池畔のシダ植物の葉裏に産卵するかと期待したのですが、後日に定点観察してもモリアオガエルの卵塊は産み付けられていませんでした。 

岸辺の草の根元にシュレーゲルアオガエル(Zhangixalus schlegelii)が産み付けたと思しき卵塊を発見しました。 
受精卵を保護する白い泡巣の塊が、水際に生えたシダの若葉が張り付いています。 
右手で卵塊に触れてみると、柔らかくて弾力性がありました。 
産み付けられたばかりのようで、泡巣の表面はカサカサに乾いてはいません。 
表面がペタペタと少し粘り気があったものの、手が汚れるほどではありませんでした。 
卵塊はグレープフルーツぐらいの大きさで、直径6〜8cmぐらいありそうです。 
中に含まれる卵そのものは全く見えませんでした。

シュレーゲルアオガエルは基本的に♀♂1ペアが水辺の地中に巣穴を掘り、その中で産卵するのだそうです。 
私が見つけた卵塊は、巣穴の中ではなくて池の岸(水辺)の草むらに産み付けられていました。 
つまり、その♀♂ペアは巣穴を掘らずに(省略して)産卵したと思われます。 
実際に産卵行動を観察するのが次の課題ですが、モリアオガエルよりも難しそうです。

池の水面には白い泡巣の断片がいくつも浮いていました。 
それを水面下で食べている水生生物はいませんでした。 
これは産卵後のシュレーゲルアオガエル♀♂ペアが別れるときに卵塊の本体から泡状粘液の一部が分離したのでしょう。 
岸辺に産み付けられた卵塊から幼生(オタマジャクシ)が孵化したときも、似たような状況になりそうですけど、私が見つけた卵塊は産卵直後と思われます。 


つづく→?

初夏の営巣地で毛繕いしたり林床の餌を探し回ったりするニホンアナグマ♂【トレイルカメラ】

 



2025年5月下旬・午前11:20頃・晴れ・気温28℃ 

初夏の二次林でニホンアナグマ(Meles anakuma)の営巣地(セット)を2台の自動撮影カメラで見張っています。 
一時期はホンドタヌキが巣穴を乗っ取って越冬していたのですが、最近はアナグマが戻ってきそうな動きをしています。(巣穴を奪還?) 

晴れた日の昼前に、アナグマが独り巣口Rで仰向けに寝そべって毛繕いしていました。 
1.5倍に拡大してみると、素人目には股間に陰茎が見えました。 
体型や顔つきは♀なのに、腹面に乳首はありません。 
若い♂なのかもしれません。 


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2つの巣口L、Rの中間地点に移動して寝そべり、のんびりと毛繕いしたり痒い体を掻いたりしています。 
 林床の匂いを嗅ぎながら巣口Rから少し左に移動して再び寝転ぶと、また体をボリボリ掻いています。 
起き上がると、地面の落ち葉を鼻面で少し掘り、嗅ぎ回ったり前足で少し掻いたりして、獲物となる虫を探しています。 


つづく→

2026/10/19

山中の泉で水を飲んだり浴びたりするイカルの小群【野鳥:トレイルカメラ】

 

2026年6月下旬〜7月上旬 

里山で湧き水が溜まった泉を自動撮影カメラで見張っていると、イカル(Eophona personata)が現れました。 
ここは沢の源流になっています。 
1〜2羽のイカルが通って浅い泉で水を飲んだり、行水したりしています。 


シーン1:6/25(@0:00〜) 
水を飲み、水浴して行きました。 

シーン2:6/28(@1:17〜) 
水を飲んだだけで飛び去りました。 

シーン3:6/30(@1:29〜) 
2羽が一緒に来たのはこの日だけ。 
水を飲んだだけで帰りました。 
水浴したなら水面に波紋が広がったはずです。 

シーン4:7/5(@2:07〜) 
飲水のみ。 

シーン5:7/7(@2:37〜) 
雨が降ったのか、朝はレンズが曇っていましたが、やがて乾きました。 
イカルが日中に4回も通って飲水のみ。 


※ レンズが曇った日の映像は、編集時に自動色調補正を施しています。 
※ イカルの羽音や行水の水飛沫が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


【考察】 
この水場でイカルは初見です。 
そもそもトレイルカメラでイカルを撮れたのが初めてでした。 
私はイカルをあまり見たことがないのでGemini AIに訊くと、
山形県などの東北地方では、夏に繁殖のために渡ってくる夏鳥としての傾向が強いほか、秋冬には平野部で群れが見られることもあります。
この辺りで営巣している(縄張りを張っている)♀♂ペアが繰り返し水場に来ているのか、それとももっと多数の個体が入れ代わり立ち代わり来ているのか、イカルの個体識別ができていません。

つづく→?

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