2026/02/25

初冬のホンドタヌキ営巣地が気になり、地面を転げ回って匂い付けするホンドギツネ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年12月上旬〜中旬

シーン0:12/5・午後12:36・晴れ・気温23℃(@0:00〜) 
明るい日中にたまたま撮れた現場の様子です。 
休耕地にあるホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)の営巣地を自動センサーカメラで最近また監視し始めました。 
夏に繁茂したクズなどの雑草がすっかり枯れています。 
少なくとも3つの巣穴(左から順にL、M、R)が掘られています。 

ホンドギツネVulpes vulpes japonica)の登場シーンをまとめました。 


シーン1:12/10・午前1:25・気温1℃(@0:03〜) 
小雨がぱらつく深夜に、左から来たキツネが巣口Lの匂いを嗅いでいました。 
手前に回り込んでから、巣口Lに頭を突っ込みました。 
次は巣口Mを点検しています。 


シーン2:12/10・午前1:27(@1:03〜)
キツネは次に巣口Rの匂いも嗅いでいます。 
しかし、巣穴の中へ強引に侵入することはありませんでした。 
奥の農道の方へ走り去りましたが、遠くまでは監視カメラの赤外線が届きません。 


シーン3:12/11・午後18:58・気温-1℃(@1:37〜)日の入り時刻は午後16:23。 
翌日の晩に奥(あるいは左?)から来たキツネが、巣口Lの匂いを念入りに嗅いでいました。 
獲物となる野ネズミを探しているのかな? 
巣口Mの横を素通りし、巣口Rの匂いも調べています。 


シーン4:12/11・午後19:08・気温0℃(@2:37〜) 
左下手前から登場したキツネが右に横切りかけたものの、立ち止まって向きを変え、タヌキの営巣地へ向かいました。 
巣口Lの匂いを嗅いでいます。 


シーン5:12/11・午後19:11(@3:15〜) 
枯野を右下手前へ立ち去りかけたキツネが途中で立ち止まって身震いしました。 
一旦右へ立ち去ったキツネが戻って来ると、枯野の地面に寝そべって転がり、匂い付けをしました。 
もしかすると、そこはタヌキがよく排尿マーキングする地点なのかもしれません。 
立ち上がると身震いして、体に付いた土を払い落とします。 
慎重に巣穴に忍び寄ったところで、録画が打ち切られてしまいました。 
ここからが面白いはずなのに、尻切れトンボで残念無念。 
タヌキの巣穴に侵入し乗っ取るための化学擬態なのかな? 



つづく→


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ホバリングしながらフレンチ・マリーゴールドの花蜜を吸うヒメクロホウジャク【蛾:FHD動画&ハイスピード動画】

 

2024年10月中旬・午後14:25頃・晴れ 

道端の花壇に咲いたフレンチ・マリーゴールドの群落でヒメクロホウジャクMacroglossum bombylans)が訪花していました。 
猛烈な勢いで羽ばたいて空中の一点に留まる停空飛翔(ホバリング)をしながら、ゼンマイ状の長い口吻を伸ばして吸蜜しています。 
口吻の先が橙色なのは、花粉が付着しているのでしょうか。 
だとすれば、送粉者の役割を果たしていることになります。 

ホウジャクの仲間は、訪花中も決して花弁に着陸しません。 
燃費の悪い生き方だと思うのですが、カロリー収支をきっちり計算してみると意外にそうでもないのかもしれません。 

ヒメクロホウジャクの吸蜜停飛を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:14〜) 
陽射しが強くて絶好の虫撮り日和で、なかなか見応えのあるスーパースローが撮れました。 

最近よくヒメクロホウジャクを見かけるのですが、幼虫の食草の一つであるヘクソカズラが確かにあちこちで自生しています。




2026/02/24

初雪の降った初冬の晩に銀杏の給餌箱から逃げ出すニホンイノシシ♀【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2024年12月上旬

シーン1:12/3・午前8:41・晴れ(@0:00〜) 
明るい日中にたまたま撮れた現場の状況です。 
里山のスギ林縁に朽ち果てた倒木があり、その端に設置した給餌箱に銀杏(イチョウの種子)を一杯に入れてみました。 
採取した落果の果肉をしっかり洗い落として乾燥させたのですけど、独特の臭気が残っています。 
銀杏を食べに来る野生動物や野鳥はいるでしょうか?
本来は、イチョウの木の下にトレイルカメラを設置して落果を監視すべきなのですが、街なかのイチョウ並木(街路樹)ではヒトの往来があるので色々と問題になりそうです。
そこで次善の策として、銀杏を拾い集めてひと気のない山中で給餌実験することにしたのです。 


シーン2:12/3・午後18:28(@0:03〜)日の入り時刻は午後16:23。 
山中にも初雪?が少し積もりました。
真っ暗な晩に、倒木の背後を右から左へ黒っぽい獣が横切りました。 
ニホンイノシシ♀(Sus scrofa leucomystax)です。 
餌箱に入れた銀杏の臭いに気づいたようで、立ち止まりました。 
牙が小さいので、♀のようです。 
慌てて身を翻すと、右奥へ逃走。 
起動したトレイルカメラの存在に気づいて警戒したのでしょうか?
餌箱の銀杏は雪で埋もれていますが、怪しい餌箱や銀杏の匂いを嫌ったのかな? 
山中にイチョウの木は自生していないので、山で暮らす野生のイノシシにとって初めて嗅ぐ異臭だったかもしれません。 

銀杏の匂いに対するカモシカの反応はイノシシとは違っていて、なかなか興味深いです。(映像公開予定) 

※ イノシシの鼻息や走る物音が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


つづく→

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