2026/09/26

林縁で日光浴するクロアゲハ♀の飛び立ち【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2025年5月下旬・午後15:25頃・晴れ 

平地の林内で下草にクロアゲハ♀(Papilio protenor)が留まっていました。 
私が近づいたら飛び立ち、日の当たる林縁へ向かいました。
(動画はここから。) 

クロアゲハ♀に追いつくと、翅を全開にしてヤマグワの葉に留まり、日光浴していました。 
翅表にビロード状の性標がないので、♀と見分けられます。  

次は少し飛んで、シダ(種名不詳)の葉に留まり直しました。 
今度は全開にした翅の裏面が見えるようになりました。 


クロアゲハ♀がヤマグワの葉から飛び立つ瞬間を狙って、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:33〜) 
翅を全開にした状態から、力強く羽ばたいて飛び去る様子を、横から撮りました。 


【考察】 
そもそもクロアゲハ♀がなぜこの林内にいたのか、気になります。 
林内に蜜源植物は咲いておらず、産卵行動もしていませんでした。 
幼虫の食樹植物はサンショウやキハダなどミカン科植物らしいのですが、サンショウの灌木をこの林内で見かけたことがありません。 
この林内にキハダの木が自生していると最近知ったので、クロアゲハ♀もキハダに産卵しに来たのかもしれません。


【追記】
YouTubeの動画に、阿多儀允さんから次のコメントを頂きました。
黒条がはっきりしているのでクロアゲハに見えますね
確かにご指摘の通りなので、カラスアゲハ♀から訂正します。


スギ防風林にあるタヌキ溜め糞場をニホンアナグマが素通り:5月中旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2025年5月中旬 

シーン0:5/9・午後13:13・晴れ(@0:00〜) 
スギ防風林でホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)が足繁く排泄に通う溜め糞場WBCをトレイルカメラで見張っています。 

拾ってきたハシボソガラスの雛の死骸を針金で落葉灌木から吊り下げてスカベンジャーに給餌してみました。 
関連記事(同所同時期の撮影)▶ カラス雛の死骸をホンドタヌキの溜め糞場に給餌してみると…【トレイルカメラ:暗視映像】 

ニホンアナグマ♀♂(Meles anakuma)の登場シーンをまとめました。 


シーン1:5/12・午後19:16・気温13℃(@0:03〜) 
アナグマ♀が左から右へノソノソ歩いて横切りました。 
手前の灌木からぶら下げられたカラス雛の死骸に全く気づいていない様子です。 
タヌキの糞便臭でマスクされて、鳥の死臭に気づかなかったのでしょうか? 
明るい昼間だったら、視覚で死骸を見つけていたはずです。 
それとも、アナグマは死骸に匂いで気づいていたけど、タヌキのトイレにある餌なんかには全く食欲がそそられなかっただけかもしれません。

実はこの3分後に、隣接する落葉二次林にあるセット(営巣地)に同一個体と思われるアナグマが来ていました。 (巣穴Rを素通り。)
トレイルカメラの記録で点と点がつながると、面白くなってきます。 


シーン2:5/20・午後21:16・気温16℃(@0:12〜) 
8日後の晩にアナグマが久々に来ていました。 
性別は♂っぽく見えたのですが、自信がありません。 

このときにはもう、給餌したカラス雛の死骸はとっくに無くなっていました。 
溜め糞場WBCを通り過ぎかけたのにアナグマは立ち止まって振り返り、匂いを嗅ぎました。 


シーン3:5/21・午後11:24・晴れ・気温30℃(@0:29〜) 
翌日の明るい日中にたまたま撮れた現場の様子です。 
タヌキ溜め糞WBCの量の変化に注目すると面白いです。 


つづく→

2026/09/25

初夏の夜に山中の水溜りで行水するフクロウとその上を飛び回るコウモリ【野鳥:トレイルカメラ:暗視映像】

 


2025年5月中旬〜下旬

シーン0:5/14・午前11:09・晴れ・気温29℃(@0:00〜) 
里山の中腹にある湧水湿地で、水溜りに来る野生動物を自動センサーカメラで見張っています。 

シーン1:5/15・午後21:21・気温17℃(@0:03〜) 
夜行性のフクロウ(Strix uralensis)が晩に水溜りに降り立っていました。 
周囲をキョロキョロと警戒してから右に少し歩き、顔を水面に浸しながら左右に振りました。 
たぶん洗顔だと思うのですけど、オタマジャクシ(カエルの幼生)を捕食しようとしているのかな? 
しばらくすると、フクロウは翼を広げたまま水溜りに身を沈め、本格的に水浴しました。 

そこへ1匹のコウモリが水溜りの上空を低く飛来し、旋回して飛び去りました。(@1:59〜) 


シーン2:5/21・午前0:46・気温15℃(@2:03〜) 
6日後の深夜、水場に単独で飛来したコウモリが画面を2回横切りました。 
素早く羽ばたいて飛び回るコウモリを低いフレームレート(25fps)のトレイルカメラで録画すると、スロー再生しても、まるでスカイフィッシュのようにしか見えません。 


シーン3:5/24・午前10:25・くもり・気温13℃(@2:13〜) 
3日後の明るい日中にたまたま撮れた現場の状況です。 
湿地帯の中に、一年中、水溜りができています。 


つづく→ 

【考察】
気になる疑問をPerplexity AIに訪ねてみました。

Q1:フクロウが夜の池で水を飲んだり水浴に来る。そのついでに池のオタマジャクシやサンショウウオの幼生を捕食することはあるだろうか? 

A1:フクロウは夜間に池で水を飲んだり水浴びをすることが知られていますが、その際にオタマジャクシやサンショウウオの幼生を捕食するかどうかについては、明確な記録や報告は見当たりませんでした。 フクロウは主に小型哺乳類(ネズミなど)、小鳥、昆虫などを狩る肉食性の鳥です。池で水を飲んだり水浴びをする行動は観察されていますが、水生生物、特にオタマジャクシやサンショウウオの幼生を積極的に捕食対象とするという情報は、飼育下・野生下ともに確認されていません。 ただし、フクロウは機会的捕食者でもあるため、もし池の縁で動きが鈍いオタマジャクシやサンショウウオ幼生が容易に捕らえられる状況であれば、偶発的に捕食する可能性は理論上否定できません(一般知識)。しかし、これがフクロウの一般的な食性や行動パターンであるとは言えません。 まとめると、フクロウが夜の池で水を飲んだり水浴びをすることはよくある行動ですが、そのついでにオタマジャクシやサンショウウオの幼生を捕食することは、極めて稀か、ほとんどないと考えられます。 

Q2:両生類の中には体表から毒を分泌すると聞いた。その種類のオタマジャクシが多数育っている池では、他の野生動物や野鳥は毒水を忌避するようになるだろうか? つまり、水場として水を飲んだり行水に来る行動が減るだろうか? 

A2:現時点で、「毒を分泌する両生類のオタマジャクシが多数いる池の水」が、他の野生動物や野鳥にとって「毒水」となり、飲水や水浴びを忌避するという科学的な記録や報告は見当たりませんでした。 
根拠と考察: アズマヒキガエルなど一部のカエル類のオタマジャクシは体表から毒(主にブフォトキシンなど)を分泌し、捕食者に対する防御機能を持ちます。 実際にアズマヒキガエルのオタマジャクシを食べた他の両生類(エゾアカガエルやエゾサンショウウオ幼生)が中毒死する例は実験的に確認されていますが、これは「直接摂食した場合」です。 オタマジャクシが分泌する毒が池の水全体を有害なレベルにまで拡散し、哺乳類や鳥類が水を飲む・水浴びすることを忌避するほどの「毒水」になるかどうかは、科学的な検証例がありません。 ヒキガエル類の毒は水に溶けにくい成分が多く、オタマジャクシの密度が極端に高い場合でも、水全体が有毒化する可能性は低いと考えられています(一般知識)。 実際、野外の池や水田にはヒキガエルのオタマジャクシが多数発生することがありますが、哺乳類や鳥類が水場として利用しなくなるという生態学的報告は確認されていません。 

まとめ:  毒を分泌する両生類のオタマジャクシが多数いる池でも、他の野生動物や野鳥が水を飲んだり水浴びを忌避するという科学的根拠や報告は現状ありません。 ただし、オタマジャクシ自体やその死骸を直接食べた場合には、捕食者が中毒死するリスクがあることは実験的に示されています。

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