2026/10/23

営巣地にヒトが近づくと巣穴に入って隠れるニホンアナグマ

 

前回の記事:▶ 初夏の営巣地で毛繕いしたり林床の餌を探し回ったりするニホンアナグマ♂【トレイルカメラ】 


2025年5月下旬・午後12:35頃・晴れ 

設置したトレイルカメラの保守作業をするために、二次林にあるニホンアナグマ(Meles anakuma)の営巣地(セット)に久しぶりにやって来ました。 
セットにそっと近づいたら、1頭のアナグマが巣口R付近をうろついていました。 
侵入者の私に気づいたようで、警戒したアナグマはすぐ巣穴Rに潜り込んで隠れました。 
残念ながら手前の茂みが邪魔で、しっかり撮れませんでした。 
短時間の遭遇でも、自分の目で実際に野生動物を観察できる喜びは格別です。

巣穴を見張る2台の監視カメラを直後に確認しても、ニアミスからの入巣Rシーンがなぜか録画されていませんでした。 
どうしても撮り漏らしがあることが、これで分かります。 
ニアミスの約1時間15分前には若い♂が活動していたのですが、同一個体なのかな?
(その後はタヌキがセットに来ていました。)

初夏の二次林は林冠に若葉が茂り、昼間でも林内がだいぶ暗くなりました。 
それに伴って落葉樹林内に風があまり入らなくなったようで、風揺れによるトレイルカメラの誤作動が激減したのは助かります。 
つまり、防風林としての役割もあることが分かります。 


つづく→

2026/10/22

フクロウのフィールドサイン?(野鳥)糞と綿羽

 

2025年5月下旬・午前15:15頃・くもり 

平地のスギ防風林で下草(種名不詳)に鳥の白い糞がべっとり付着していました。 
そこから何気なく杉の木を見上げると、枯れた細い横枝になぜかフワフワの綿羽が付着していて、風になびいていました。 
おそらくフクロウ(Strix uralensis)のお気に入りの止まり木で、そこで羽繕いしたり脱糞したりしたのではないかと想像しました。 
もちろん私の勝手な願望ですから、別種の鳥かもしれません。
糞や羽毛を採取してDNAを調べれば、本当にフクロウかどうか突き止められそうです。 
一時期その止まり木をトレイルカメラで監視したこともあったのですが、空振りでした。

夜な夜な林床をうろちょろしている野ネズミをスギ樹上で待ち伏せしているのかもしれません。 
鳥を狩ってその羽根を毟ったのなら、大量の羽根が林床に散乱しているはずですが、今回は見つかりませんでした。 


この辺りでフクロウの鳴き声を聞いたり、痕跡(フィールドサイン)が次々に見つかるものの、肝心の巣がどうしても見つかりません。 



ツキノワグマの糞を食べるオオセンチコガネ

 

2025年6月上旬・午後13:25頃・晴れ 

里山の中腹をトラバースする山道の真ん中に大きくて新鮮な獣糞が残されていました。 
タヌキの溜め糞とかではなくて、おそらくツキノワグマ(Ursus thibetanus)の糞だと思います。 
熊よけのスプレー缶(長さ20cm)を糞塊の横に置いて、採寸代わりにしました。 

赤紫色の金属光沢(構造色)に輝くオオセンチコガネ(Phelotrupes (Chromogeotrupes) auratus auratus) が1匹、糞塊に来ていました。 
口元がかすかに動いているので、食糞しているようです。 

関連記事(1年前の撮影)▶ ツキノワグマの糞塊内に潜むセンチコガネ 


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