2026/04/21

雪国のスギ林床で採食するシジュウカラのペア【冬の野鳥:トレイルカメラ】

 

2025年1月下旬 

シーン0:1/20・午後12:17・晴れ・気温9℃(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたま撮れた現場の様子です。 
狩られた鳥の羽根が毟り取られスギ防風林の雪面に散乱していた地点を自動撮影カメラで見張っています。 


シーン1:1/20・午前8:58・晴れ・気温2℃(@0:03〜) 
画面左にある藪の近くの林床で2羽の小鳥が採食していました。 
どうやらシジュウカラ♀♂(Parus minor minor)のようです。 
細い灌木や落枝の上に留まり、小さな種子?を足で押さえつけながら嘴で叩き割っています。 
食べ終えると林床での餌探しに戻ります。 
スギの球果から雪面にこぼれ落ちた種子を丹念に拾って食べているのでしょうか。 
2羽が鳴き交わす声は聞き取れませんでした。

猛禽?に狩られて羽根を毟られた獲物は、シジュウカラよりも大きな鳥でした。
主に灰色の羽根(一部は茶色の縁取りあり)だったので、ヒヨドリではないかと想像しています。

2026/04/20

タヌキが越冬する林内の巣穴に立ち寄る雪国のホンドギツネ:1月下旬〜2月中旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 




2025年1月下旬〜2月上旬〜中旬

シーン0:1/20・午後13:38・晴れ・気温21℃(@0:00〜) 
シーン0:1/20・午後14:21・晴れ・気温20℃(@0:03〜) 
明るい日中にたまたま撮れた現場の状況です。 
根雪が積もった平地の落葉二次林で、ホンドタヌキが越冬する営巣地を自動センサーカメラで見張っています。 
ここは以前、ニホンアナグマの営巣地(セット)でした。 

冬毛のホンドギツネVulpes vulpes japonica)が登場するシーンをまとめました。 


シーン1:1/28・午前11:29・くもり・気温12℃(@0:07〜) 
昼前に、林床の凍った雪面を歩いて左奥に立ち去るキツネの後ろ姿が写っていました。 
硬く凍結した雪面を歩いても、キツネの足跡が残りません。 
途中で立ち止まって振り返ってくれました。 
尻尾の毛並みが悪くて、抜け毛のある疥癬個体でした。 



シーン2:2/3・午後13:23・くもり・気温7℃(@0:49〜) 
3日後の昼過ぎに、左からキツネが登場。 
この個体は冬毛の尻尾がふさふさしています。 
雪面はいわゆる腐れ雪(溶けかけたシャーベット状)で、キツネは足がズボズボ潜って歩きにくそうです。 
開口しているタヌキの巣口Rを跨いでから匂いを嗅ぐと、手前へ立ち去りました。 


シーン3:2/3・午後22:11・降雪・気温-1℃(@1:23〜) 
約9時間後の湿った雪(みぞれ?)が降る晩に、キツネがまた現れました。 
腐れ雪を踏みしめ左から来ると、巣口Rに立ち寄り匂いを嗅いでから手前へ向かいます。 
ホンドギツネは、前脚の前面に黒い毛による縦すじがよく目立ちます。 
監視カメラの存在に気づいていないのか、真下を通ってもカメラに目もくれません。 


シーン4:2/14・午前7:32・気温-1℃(@1:40〜) 
11日後の朝、冬毛のホンドギツネが久しぶりにやって来ました。 
雪原に付けられた獣道を辿って左から来たフサ尾のキツネが、タヌキの巣口Rに顔を突っ込んで匂いを嗅いでいます。 
巣内のタヌキが毎回追い払っているのかどうか不明ですけど、キツネは巣穴の中には侵入しませんでした。 
巣口Rから外に出て身震いすると、新雪をラッセルしながら手前に向かってまっすぐ歩いてきました。 
キツネは一度もカメラ目線をくれたことがありません。 


シーン5:2/14・午前9:25・気温2℃(@2:21〜) 
約2時間後に同一個体と思われるキツネが右から戻って来ました。 
タヌキの巣口Rを調べているときは、尻尾を高々と上げています。 
身震いしてから左へ立ち去りました。 
雪国のキツネは、林内の深雪ラッセルを苦にしていません。 


【考察】 
尻尾の特徴を頼りにした個体識別しかできていませんが、少なくとも2頭のホンドギツネがタヌキの越冬地に通って来ていることになります。 
春の繁殖期に備えて、タヌキが越冬する巣穴を乗っ取ろうとする意図は、今のところ感じられません。 
縄張りを巡回するルートの途中で立ち寄っているだけなのでしょう。 
むしろ、獲物となる野ネズミやノウサギを探し歩いているはずです。 


つづく→

ミゾソバの花で吸蜜、日光浴するウラナミシジミ♂

 

2025年10月上旬・午前11:45頃・晴れ 

道端に咲いたミゾソバの群落でウラナミシジミ♂(Lampides boeticus)が訪花していました。 
翅をしっかり閉じて花に留まっているウラナミシジミ♂の口吻は縮めたままでした。 
警戒しているのでしょうか。 
しばらくすると、目が覚めたように動き始めました。 
後翅を互いに擦り合わせ、尾状突起を触角のように見せています。 
天敵の捕食者に弱点(急所)の頭部を狙われる確率を半減するための自己擬態です。 

ゼンマイ状の口吻をクルクルと伸縮させ、隣の花に歩いて移動すると、吸蜜しました。 
正面を向いたときにようやく翅を半開きにしてくれて、翅表の黒い縁が狭いことから♂と判明しました。 
口吻を縮めて、翅を半開きのまま、しばらく日光浴しています。 
最後は手前に飛んでくれました。 


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