2026/05/28

ニホンザルの若い白変種?

 

2024年9月中旬・午前11:15頃・晴れ 

山麓の用水路沿いで遭遇した野生ニホンザルMacaca fuscata fuscata)の群れの中に、若い白猿が含まれていました。 
この個体はアルビノではなく白変種だと思うのですが、どうでしょう? 
毛皮は白っぽいのですが、ほんのり薄汚れたような色でした。 
顔色は薄いピンクで、あまり血色が良くありません。 
瞳の色素が薄い黒でした。
(「いや、赤い目をしているからアルビノだ!」と言われたら、そんな気もしてきます…。)
一応メラニン色素はある、というのが私の判断ですけど、いまいち自信がありません。
日光の当たり方が逆光気味で、いまいち分かりにくいのです。
後ろ姿の股間を見ると、おそらく若い♀のようです。

私の気のせい(観察者バイアス)かもしれませんが、この白猿は視線が定まらないというか斜視が少し入っているように思います。
だとすれば、視交叉が乱れたアルビノかもしれません。
アルビノ遺伝子の特定の遺伝子型を持つシャム猫では神経線維の並びが乱れることでより多くの交叉が見られ、網膜線維の約95%が交叉することが報告されている[20]。シャム猫ではホワイトタイガー[注釈 2]と同様に斜視になりやすく、これは異常な量の交叉を補償するための行動であると考えられている[21][22]。 (wikipediaより引用)

同じ日に、この後すぐ出会ったアルビノとは顔つきも違いますし、別個体だと思います。 関連記事(同所同日の撮影)▶  


同じ群れの中に若い白猿(アルビノと白変種)が少なくとも2頭以上いることになります。
白猿同士で一緒に遊ぶ様子は観察できていません。

ホウセンカ種子の爆発的自動散布【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2024年10月中旬・午後12:05頃・晴れ 

道端の花壇でホウセンカの花が咲いていました。 
ホウセンカと言えば、果実(蒴果)が熟すと破裂して種子をばらまくことで有名です。 
そのような種子散布の形式を自動散布とか機械散布と呼びます。 
蒴果が大きく膨らんでいたので、実演してみました。 

持参したピンセットで蒴果を摘んだら、パチンと弾けて褐色(焦げ茶色)の種子が飛び散りました。 
裂けた果皮がピンセットの先にクルクルと巻き付きます。 
240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:13〜)

ホウセンカはツリフネソウ科です。 
個人的には園芸植物のホウセンカよりも野草のツリフネソウやキツリフネの方に馴染みがあるのですが、そう言われてみれば確かに似ていると納得しました。 


関連記事(同年秋の撮影)▶  


うまく破裂して種子が飛び散ると爽快ですが、残念ながらこの日はまだホウセンカの蒴果が充分に熟していなかったようです。 
指やピンセットで強く押し潰す必要がありましたし、きれいに弾けないことが多かったです。 
黄緑色から茶色くなった蒴果が熟しているのかと思って選んでも、なかなか弾けませんでした。 
未熟な種子は薄い茶色でした。 
日を改めて実験をやり直すつもりが、忙しくなってやれませんでした。 
ホウセンカの蒴果を採集して、フライパンで乾煎りするとか強制乾燥させれば、ポップコーンのように豪快に弾けるのかどうか、試すのも面白そうです。 

なんとか蒴果が裂けたものの弾け飛ばなかった種子をビニール袋に採取して持ち帰り、写真に撮るつもりだったのに、忘れてそのうち紛失してしまいました。 


【考察】 
Perplexity AIに相談してみました。 

Q1: ホウセンカは蒴果が破裂して種子を自動散布することで有名です。その様子を実験したいのだが、今にも破裂しそうな熟した蒴果を見分けるには?  弾ける前に蒴果の成熟度を見分けたいのであって、ごく軽い触刺激で弾けてしまった後では実験になりません。


A1: ホウセンカの蒴果は「色・硬さ・張り具合」で、破裂直前かどうかをかなり判別できます。

破裂直前の蒴果の見た目

  • 色:未熟なうちは濃い緑色だが、熟すとやや淡い緑〜黄緑、さらに黄味がかってくるものが多い。

  • 表面:ふっくらと膨らみ、ラグビーボール状で縦の筋がはっきりする(心皮の境界)。

  • 触感:軽く指でつまんだり押しただけで「パチン」と弾けるものが熟果で、つまんでもただ潰れるだけなら未熟。

 「弾ける直前」ではなく、その一歩手前で止めたいのであれば、色・大きさ・質感を組み合わせた“非破壊指標”を決めておくと扱いやすいです。

触らずに見分ける指標の例

  • 蒴果の色

    • 未熟:濃い緑色で細め。

    • 完熟・爆発直前:全体が明らかに黄〜黄緑に変わる段階(多くの園芸情報が「サヤが黄色く熟した頃」と表現)。
      → 実験用には「まだ全体が黄変しきっていないが、濃緑よりはやや明度が上がった中間段階(緑寄りの黄緑)」を優先的に採る。

  • 形とサイズ

    • 成熟に伴い長さ・太さとも増し、ラグビーボール状にふっくら膨らむ。

    • 同一株内で「最も太く、長さも最大クラスだが、色はまだ完全な黄色ではない」ものは、種子はほぼ充実していても、弾性破裂はまだやや起こりにくい段階である可能性が高い。

  • 表面の質感・光沢

    • 若い実:表面がややマットで、張りはあるが「皮が厚そう」に見える。

    • 完熟直前:皮が薄く、光沢が増し、縦筋(心皮の境界線)がくっきり浮き出る。
      → 光沢と縦筋の明瞭さをスコア化しておき、「最大級に光沢が出る直前」で採集する、といった運用ができます。

微小な非接触テストのアイデア

  • 風揺れ・茎揺らしのみで評価

    • 指で直接蒴果に触れず、花茎や株元を軽く揺らす。

    • この段階で飛ぶものは「実験用には遅すぎ」と見なし、揺らしても飛ばないが、上記の色・形の条件を満たす個体を本試験に回す。

  • 光学的な段階区分

    • 研究的にやるなら、同じ株の蒴果を色チャートや写真撮影で段階分けし、「段階3(淡緑)で採集」「段階4(黄緑〜黄)で自然破裂観察」とあらかじめ決めておくと、破裂前サンプリングと破裂挙動観察を分けやすくなります。

実験デザイン上の割り切り

  • 「確実に弾けないが種子は成熟している群」と「弾けるがまだ全部は飛び切らない群」を分けて扱うとよいです。

    • 前者は解剖・組織・含水率や機械特性測定用(色中間・最大サイズだが黄変しきっていないもの)。

    • 後者は散布挙動観察用(明瞭な黄変・高光沢で、茎揺らし程度でも一部が弾け始めるもの)。

まとめると、「全体が黄変する一歩手前で最大サイズかつ光沢が出始めた淡緑〜黄緑色の蒴果」を視覚的に選び、直接触れずに茎揺らしなどでスクリーニングするのが、非破裂状態での成熟蒴果を確保しやすい条件になります。


Q2: 充分に熟したホウセンカの種子は何色か?

A2: 充分に熟したホウセンカの種子は、黒色~黒褐色です。botanica-media+2

Q3: ホウセンカの花色は様々な品種が開発されている。どの花色の品種でも、今にも弾けそうな蒴果の色は同じか? 


A3: 現在知られている範囲では、ホウセンカの花色が違っても、蒴果の成熟過程で見られる色調変化のパターン(濃い緑 → やや淡い緑〜黄緑 → 黄〜黄褐色寄り)は基本的に同じと考えられます。hanasaku-gift+2

理由の整理

  • ホウセンカの花色のバリエーション(赤・ピンク・白・紫・複色など)は、花弁の色素やその発現に関わる遺伝子の違いによるもので、果皮や種皮の色とは独立して変化するのが普通です。horti+1

  • 園芸的な解説や教材では、品種を問わず「緑の実がだんだん熟し、黄〜黄褐色寄りになり、軽い刺激で弾ける」と説明されており、花色ごとに蒴果の色が全く異なるといった記述は見当たりません。japic+1

  • 種子も、一般に黒〜黒褐色であるとされており、花色に応じて白種子や極端に異なる色が出るという報告は通常の園芸品種では知られていません。tohokuseed+1

実務的な結論

  • 少なくとも通常流通するホウセンカ園芸品種の範囲では、「今にも弾けそうな蒴果の色」は花色によらずほぼ同様の範囲(淡い緑から黄〜黄緑、最終的には黄〜黄褐色寄り)とみなして扱って差し支えないと思われます。horti+1

  • 厳密に確認するには、複数花色品種を同条件で栽培し、果皮色の推移を定量的に記録する必要がありますが、そのような「花色別に蒴果色が系統的に違う」というデータや記述は一般向け文献では見つかっていません。hanasaku-gift+1

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