2026/04/08

庭木のヤエウツギに樹霜

2025年1月中旬・午前11:25頃・くもり 

民家の庭で生垣のように植栽された落葉性灌木サラサウツギ(=ヤエウツギ)(八重咲き)の枝先に、白い針状の霧氷(樹霜)がびっしり形成されていました。 
この日は、明け方の最低気温がよほど下がったのでしょう。 
日が高く昇ると、美しくも儚い樹氷は、みるみる溶けてしまいます。

ホバリングしてキツリフネの花蜜を吸うヒメクロホウジャク(蛾)

 

2024年10月上旬・午後13:05頃・くもり 

山麓の道端の草むらに咲いたキツリフネの大群落でヒメクロホウジャクMacroglossum bombylans)が訪花していました。 
花から花へと忙しなく飛び回り、ホバリング(停空飛翔)しながらきょの奥にある蜜腺まで口吻を差し込んで吸蜜しています。 
猛烈な羽ばたきを、まずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。
その後に等倍速でリプレイ。 
カメラのオートフォーカスがなかなか間に合いません。
今回もハイスピード動画モードに切り換える前に逃げられてしまいました。 



2026/04/07

厳冬期の雪国でカキノキ巨木に通って来る、首輪を装着したニホンザル母子【トレイルカメラ】

 



2025年1月中旬〜下旬 

シーン0:1/3・午後14:23・くもり(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたま撮れた現場の状況です。 
郊外でスギの防風林に囲まれた畑の端に聳え立つカキノキの巨大な古木を自動センサーカメラで見張っています。 
落葉した枝には年が明けても、まだ熟果がたわわに実っています。 

とあるニホンザルMacaca fuscata fuscata)母子の登場シーンを以下にまとめました。 
この成獣♀には黒い首輪(おそらくGPS付き)が装着してあるので、群れで遊動していても個体識別が可能です。 


シーン1:1/7・午後12:33・晴れ(@0:03〜) 

シーン2:1/11・午前8:43・くもり(@0:06〜) 
夜に降った雪が止んでいました。 
雪面に野生動物の足跡はありません。 


シーン3:1/12・午後14:20・晴れ(@0:10〜) 
カキノキの手前の雪原に、黒い首輪を装着した成獣♀と子猿が来ていました。 
抱えている子猿がキキキッ♪と鳴きながら、なぜか激しく暴れています。 
ぐずる子猿を腹にしがみつかせてから、右へ立ち去りました。 


シーン4:1/22・午後12:01・くもり(@0:23〜) 
10日後の昼下がり。 
奥の雪原を左から右へ子猿をおんぶしたまま遊動するニホンザル♀がいますが、今回注目すべき主役(♀首輪)は画面右上のカキノキ樹上に腰掛けていました。 
子猿も母親♀の右隣りに隠れて居ました。 

♀首輪が先導してカキノキの枝先から降り始めました。 
枝先にぶら下がって雪面に飛び降りるつもりのようですが、着地まで見届ける前に録画が打ち切られてしまいました。 
子猿も母親♀首輪の後からついて来ています。(自力で木下り) 


シーン3:1/23・午後15:17・くもり(@0:47〜) 
翌日の午後。 
首輪なしの母親♀が、子猿をおんぶしたまま(腰に乗せた状態)、カキノキ大木の幹の股の部分までよじ登っていました。 
そこまで来ると、子猿が母親♀の背中から幹に飛び降りました。 
太い幹だと子猿は自力で雪面からよじ登るのが難しいので、母親♀に連れてきてもらう必要があるのです。 
(太い幹を攻略する裏技があるのですが、それについては後述。) 

♀首輪がカキノキの横枝に座ると、その胸に子猿がしがみつきました。 
母子が珍しくカメラに向かって座ってくれました。 
母から子への対他毛繕いはしませんでした。 

その間に、雪原を奥から手前に向かって別の母子が遊動してきます。 
後から来た母親♀が黒い首輪を装着していました。 
我先に走って来た子猿が、柿の木の幹に立て掛けてあった竹竿を使って、カキノキによじ登りました。 
後からついてきた♀首輪も、竹竿を経由してカキノキに登ると、横枝に腰掛けて痒い体を掻きました。 
右の枝先まで行っていた子猿が左に走って戻ると、♀首輪の背中を踏み台にしてから別の幹を登りました。 
♀首輪もその後を追ってカキノキ樹冠部に姿を消しました。 

先に樹上に来ていた母子は、首輪母子に遠慮したのか?上の枝にさっさと移動していました。 
樹上に残った熟柿を採食しているのでしょう。 
子猿同士は遊び仲間なのかもしれません。

これが、1/23最後の記録になりました。 
ニホンザルの群れの一部がカキノキの樹上に残ってそのまま塒入りしたのではないかと想像しています。 
日の入り時刻は午後16:55。 
監視カメラの画角が狭いので、塒入りの証拠映像を撮るのが難しいのです。 


シーン4:1/24・午前7:50(@2:02〜) 
翌日の朝、首輪装着♀が、監視カメラを向いてカキノキの太い横枝に座っていました。 
頬袋に詰め込んだ餌(おそらく熟した柿の実)をもぐもぐと咀嚼しています。 

さらに上の幹へ身軽によじ登り、姿が見えなくなりました。 


シーン5:1/24・午前8:56(@2:18〜) 
約1時間後。 いつの間にか首輪の母子はカキノキから地上(雪原)に降りていたようです。 
(下りるシーンを撮り損ねました。) 

先行する子猿が既にカキノキの横枝までさっさと登っていて、更に右の細い枝先へと移動しました。 
母親の♀首輪が右手前から雪原を歩いて来ると、幹に立て掛けてある竹竿を使って柿の木に登りました。 

♀首輪が上の横枝に座ると、子猿も近寄ってきて横に並んで座りました。 
しかし、遊びたい盛りの子猿は落ち着かず、母親♀の肩を乗り越えて横枝を右往左往しています。 
最後は母子共に樹冠部の死角に姿を消しました。 


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。 


【考察】 
首輪という分かりやすい特徴をもとに、個体識別したニホンザル♀とその子猿の行動をまとめることができました。 

1月も後半になるとカキノキ樹上に餌となる果実はもう残っていないのかもしれませんが、それでもニホンザルたちが頻繁にやって来て樹上に登ります。 
夜のねぐらとして、そして朝の日光浴に適した場所でもあるようです。 


つづく→

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