2024年9月中旬・午前11:20頃・晴れ
山麓を流れる用水路に沿って若いニホンザル(Macaca fuscata fuscata)が左に歩いて行きます。
水路内に出入りするための赤い梯子がコンクリートの岸壁に設置されています。
梯子のたもとで幼い子猿と遭遇すると、年の差があるのに相撲のような小競り合いをして遊び始めました。
2頭の子猿は赤い梯子を登り降りして、アスレチック施設のように遊んでいます。
しばらくすると、年長の子猿がコンクリート板の橋に座って、何か丸くて白っぽい餌を食べていました。
どうやら、クリ(栗)の堅果を拾い食いしたようです。
その間に、幼い子猿が赤い梯子の段にぶら下がったりして独りで遊んでいます。
餌を完食した年長の子猿が梯子の最上段に座ると、股間に小さな陰茎が見えたので、♂と判明。
幼い子猿が梯子をよじ登って来ると、最上段に居た兄(姉)がモグモグと餌を咀嚼しながら、弟(妹)の頭髪を右手で乱暴に鷲掴みにしました。
群れ内の順位をわきまえさせるために(親しき仲にも礼儀あり)、手加減しつつも優位行動(制裁、牽制)をしたのでしょうか。
下の子は短い頭髪を引っ張られても別に痛くないのか、抵抗も抗議もしませんでした。 (悲鳴も上げず)
2頭は仲良く遊びながら梯子を下り、涸れた水路の底を探索に向かいました。
私としては早く水路内を覗き込んで続きを撮りたいのですが、猿たちを怖がらせないように、焦らずゆっくりゆっくり近づくのが観察のコツです。
ようやく水路内で遊ぶ2頭の子猿を発見。
秋の用水路内には水が流れていないものの、わずかに残った水溜りでニホンザルの毛皮が濡れています。
子猿たちが相次いで梯子の下段に跳びつき、よじ登り始めました。
幼い子猿は梯子を登り切ると、コンクリート板の橋まで移動し、プルプルと身震いし、濡れた毛皮の水気を切りました。
コンクリート板の橋の上に散乱している食べ残しを、幼い子猿が拾い食いしました。
私に気づくと怖がって山側へ走って逃げました。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
