2025年5月下旬
初夏の休耕地でホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)の親子3頭が暮らしている営巣地を自動撮影カメラで監視中です。
両親♀♂のペアと、両目の輝板を失明したヘルパー♀から成る家族群です。
母親♀が今季の幼獣を出産したかどうか、まだ不明です。
シーン1:5/23・午後12:33・晴れ・気温30℃(@0:00〜)
左から帰巣したタヌキが口に何か細長い獲物を咥えていました。
生きたヘビを狩ってきたのか、あるいはロードキルなどの死骸を拾ってきたようです。
関連記事(3週間前の撮影)▶ ジムグリの死骸をホンドタヌキの溜め糞場に給餌してみると…【トレイルカメラ:暗視映像】
巣口で寝そべって日光浴していた2頭が起き上がって出迎えました。
獲物(ヘビ)の激しい争奪戦にはならず、2頭のタヌキが獲物をシェアして食べているようです。
手前で生い茂る雑草が邪魔で、食事シーンがよく見えません。
シーン2:5/23・午後12:35・晴れ・気温30℃(@1:05〜)
最後まで獲物を食べている個体は、おそらく母親♀ではないかと推測しています。
食べてない2頭もリラックスした状態で体を掻いたり、巣口付近をうろついたりしています。
シーン2:5/23・午後12:36・晴れ・気温29℃(@2:05〜)
右の巣口M付近で対面した2頭が口移しで獲物をシェアしました。
ヘルパーもようやく分け前をもらったのかな?(個体識別できてない)
その後は3頭が巣口Mに集まって対他毛繕いしています。
シーン3:5/23・午後12:38・晴れ・気温30℃(@3:05〜)
2頭のタヌキがまだ獲物の残り物を食べているようです。
1頭が身震いしてから入巣Mしかけたところで、録画終了。
シーン4:5/23・午後12:38・晴れ・気温30℃(@4:05〜)
最後まで巣外に残っていた個体が、左の巣穴Lに潜り込みました。
【考察】
ホンドタヌキの父親♂またはヘルパー♀が繁殖期の母親♀に給餌するかどうか、一番の注目ポイントなのですけど、残念ながら明るい昼間は個体識別できていません。
タペータムの反射の有無でヘルパー♀を見分けられる夜に同様の給餌シーンが写ることを期待して、待つしかありません。
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休耕地の雑草が草丈高く繁茂すると、タヌキの姿が隠れて見えなくなってしまうので、観察できる期間は限られています。
つづく→