2026/07/21

春の雪山で雪解け水を飲みホオノキの幹にマーキングするニホンカモシカ【トレイルカメラ】

 



2025年4月上旬〜中旬

シーン0:3/27・午後13:04・晴れ・気温26℃(@0:00〜) 
里山の湧水湿地を自動撮影カメラで再び監視することにしました。 
この冬は記録な大雪が降ったので、まだ積雪量は多いです。
早春になると雪解け水が沢からどんどん流れ込んでくるので、一部露出した地面は水溜りが溢れて水浸しになっています。 
画面の上から下に向かって山の斜面が下がっている地形で、この水場付近だけが局所的に平坦になっています。 

ニホンカモシカCapricornis crispus)の登場シーンをまとめました。 


シーン1:4/5・午後13:24・晴れ・気温7℃(@0:03〜) 
左からカモシカが水溜りの岸に来ていました。 
ユキツバキ群落の常緑の葉の匂いを嗅いだだけで、採食しませんでした。 
角がまだ細いので、若い個体のようです。 
カモシカは頭を下げて水溜りの雪解け水を少し飲んだようですが、手前に自生するユキツバキの茂みが邪魔で、肝心の口元がよく見えませんでした。 
立ち去る前に、落葉したホオノキ大木の幹の匂いを嗅いでから、角と眼下腺を擦りつけてマーキングしました。 

奥にある林道に向かって残雪の斜面を直登する途中で、1分間の録画が終わりました。 


シーン2:4/11・午前11:24・くもり・気温8℃(@1:07〜) 
6日後にカモシカが再び現れました。 
奥の林道から降りてきたと思われるカモシカが、ユキツバキ群落の横で立ち止まり、細い灌木の枝先を少し食べました。 
ただし、ユキツバキの葉は食べなかったようです。 
左下手前へ立ち去りました。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。


【考察】
ニホンカモシカがユキツバキの葉を食べるかどうか、Perplexity AIに問い合わせてみました。

ニホンカモシカ(Capricornis crispus)は、主に落葉広葉樹の葉や広葉草本を好んで食べる草食性動物です45。具体的には、消化しやすく栄養価の高い植物を選り好む傾向があり、冬季にはシダ類も採食します5。また、地域や季節によって常緑針葉樹やササ類なども食べることがあります4

ユキツバキ(Camellia rusticana)の葉については、直接的な記録は見当たりませんが、ニホンカモシカはその生息環境内で利用可能な植物を幅広く採食するため、ユキツバキの葉も食べる可能性があります。ただし、具体的な研究や観察データが必要です。




つづく→

早春の雪原でタヌキの営巣地が気になるカラスたち:3月下旬〜4月上旬【冬の野鳥:トレイルカメラ】

 



2025年3月下旬〜4月上旬


雪国の休耕地でホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)の家族が暮らす営巣地を自動センサーカメラで見張っています。 
カラスの登場シーンをまとめました。 
主にハシブトガラスCorvus macrorhynchos)だと思うのですが、ハシボソガラスCorvus corone)っぽい個体も登場して、映像から種類を見分けるのが難しいです。


シーン1:3/29・午前10:26・くもり・気温6℃(@0:00〜) 
右手前に立っているオニグルミの落葉灌木に大雪が積もり、その重みで途中から折れてしまいました。
その枝に2羽のハシブトガラスが止まり、タヌキの巣口を見下ろしています。 
おそらく♀♂つがいなのでしょう。 
足元の枝に嘴をしきりに擦りつけています。 
やがて1羽は手前に飛び去りましたが、もう1羽は止まり木でピョンピョン跳んで右へ移動しただけです。 


シーン2:3/30・午後12:32・晴れ・気温10℃(@0:45〜) 
雪解けして枯野の地面が露出した巣口にカラスが来ていました。 (ハシブトガラスなのかどうか、あまり自信がありません。ハシボソガラスかも?) 
タヌキの家族は留守なのでしょう。 
カラスはトコトコ歩いて巣口に近づき、暗い内部をしげしげと覗き込んでいますが、中に入る勇気はさすがにないようです。 

巣口の左横で残雪を嘴の先端で引っ掻いただけで、雪を食べませんでした。 
雪壁を登ってから再び手前の地面にピョンと飛び降りました。 


シーン3:4/4・午前11:59・気温12℃(@1:38〜) 
小雪がちらつく正午に、監視カメラが起動。 
右手前の林縁に自生するオニグルミの横枝にカラスが止まって、タヌキの巣穴を覗き込んでいました。 
尾羽を扇状に素早く開閉しているのは、どんな感情表現なのでしょうか。 
やがて右下手前に飛び降りました。 
ハシボソガラスCorvus corone)ですかね? 


つづく→

2026/07/20

雪解けが進む春の休耕地の巣穴横で日光浴をして過ごすホンドタヌキの家族群【5倍速映像】

 


2025年4月上旬・午前7:25〜午後13:10頃・晴れ 

雪国の休耕地でホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)の家族が暮らす巣穴を自動センサーカメラで見張っています。 
健常な両親♀♂ペアと、ヘルパーの両目失明♀h個体から成る3頭の家族群です。 

ある晴れた日(4/8)の約6時間弱の様子を5倍速の早送り映像でご覧下さい。 
手前の林縁から巣穴にかけての雪解けが早く、枯れ草に覆われた地面が露出しています。 
その地面が乾くと、タヌキが座ったり寝そべったりして休む時間が長くなりました。
晴れた日中にはほぼ巣口の横で日光浴をして過ごしています。 
ときどき毛繕いしたり、巣穴に出入りしたりもしています。 
周囲を常に見張っていて、何か侵入者の姿を認めると、警戒して巣内に避難しました。 

その前の早春の時期がタヌキにとっては一番居心地が悪そうでした。 
溶けかけてビシャビシャになった残雪の上で休むと毛皮が濡れたり冷たくなったりして嫌なのでしょう。 
巣外で長時間突っ立ったまま暇そうに過ごしていたのです。 



↑【おまけの動画】
早回し加工していない映像素材をブログ限定で公開しておきます。


つづく→

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