2025年4月上旬〜中旬
シーン0:4/7・午後13:37・くもり・気温15℃(@0:00〜)
左側にあるスギ林の水はけを良くするために掘られたと思われる排水溝に雪解け水がたっぷり貯まりました。(幅は約2m)
この一時的な止水に来る野生動物を見張るために、自動撮影カメラを設置してみました。
ニホンアナグマ(Meles anakuma)の登場シーンを以下にまとめました。
シーン1:4/9・午前2:23・気温5℃(@0:03〜)
深夜にアナグマが左岸を手前に向かってノソノソ歩いて来ました。
シーン2:4/11・午後20:26・気温11℃(@0:12〜)
2日後の晩にもアナグマが登場。
右から左へ水路を跳んで渡河した直後なのかな?
そのまま左へ向かい、スギの根元の匂いを嗅いでから、地面に尻を擦りつけてスクワットマーキングしています。
アナグマが奥へ向かった先(スギの木の左下)には、ホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)の通う溜め糞場WBCがあります。
シーン3:4/12・午後20:11・気温10℃(@0:53〜)
翌日の晩には、アナグマがスギ林内を歩き去る後ろ姿が写っていました。
今回もスギの根元の匂いを嗅いでから、タヌキの溜め糞場wbcに向かったようです。
シーン4:4/17・午後12:42・晴れ・気温23℃(@1:04〜)
明るい昼間に見ると、林床の残雪は完全に溶けていました。
それでも排水溝に雪解け水が貯まったままです。
いずれ水が干上がってただの溝になり、野生動物が行き交う獣道となります。
シーン5:4/20・午前0:18・気温12℃(@1:11〜)
深夜にスギ林内の獣道を通って左から来たアナグマ♂がスギの手前で立ち止まり、排水溝の手前で佇んでいました。
なぜか身を翻すと、左下へ足早に立ち去りました。
迂回して倒木の丸木橋を渡るのかな?
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
【考察】
林内を夜にうろつくニホンアナグマが水路を跳び越えて渡るシーンは一度も写っていませんでした。
もしかして、アナグマは水が苦手なのでしょうか?
だとすると、このようなちょっとした水路や小川があるだけでアナグマの生息域が分断されることになります(移動阻害の要因)。
他の地点の水場でも、アナグマが水を飲んだり水浴びするシーンを私はこれまで一度も撮れたことがありません。
穴掘りで体毛が土で真っ黒に汚れても、しばらくするときれいに戻っているので、どこかで水浴していると思うのですけど…。
(まさか毛皮の手入れは毛繕いだけなのかな?)
つづく→