2026/08/10

春山の雪解け水で溢れた水溜りで水を飲むフクロウ【野鳥:トレイルカメラ:暗視映像】

 



2025年4月中旬・午前0:10頃・気温6℃ 

里山の湧水湿地にある水溜りを自動センサーカメラで再び見張り始めました。 
春になって雪解けが進むと、辺り一面が水浸しになりました。 
画面の手前から奥に向かって山の斜面を見上げるアングルなのですが、山腹でこの区画だけが平坦になっているのです。 

深夜にフクロウStrix uralensis)が登場しました。 
フクロウは留鳥ですけど、今季初見になります。 
記録的な大雪が降った冬を無事に越してくれて一安心。 

水溜りの右端に降り立っていたフクロウが辺りをキョロキョロ見回すと、大きな目の輝板(タペータム)が赤外線を反射して白く光って見えます。 
やがて警戒を解くと、羽ばたきながら少し歩いて後ろ向きになり、水面に嘴を浸して雪解け水を飲んだようです。 

春の水場に集まるカエル(ヒキガエル?)を捕食しに来た可能性もありますかね? 



※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 
フクロウまでやや遠くて、監視カメラの照射する赤外線が届かず、かなり暗い映像です。 
前半では自動色調補正し、後半ではオリジナルの動画でリプレイ。 


つづく→

2026/08/09

曇りの夕方に休耕地の巣外で寝ていたホンドタヌキ3頭の家族が外出するまで:4月上旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2025年4月上旬

雪解けが進む休耕地でホンドタヌキNyctereutes viverrinus)家族の営巣地を自動撮影カメラで見張っています。 

シーン1:4/9・午前11:40・くもり・気温13℃(@0:00〜) 
巣穴から出てきた1頭のタヌキaが巣口で背中を伸ばすストレッチ運動をしてから、体をねじって毛繕いしたり、痒い体を掻いたりしています。
最後は巣穴の中に戻りました。 
別個体のタヌキbが別の巣口から顔を出して身震いしました。 
タヌキbは、家族aが入ったばかりの隣の巣穴へ駆け込みました。 

別の巣穴を使っているシーンが撮れたのは珍しいです。 
2つの巣穴が内部で繋がっているかどうか、知りたいところです。 


シーン2:4/9・午後18:00・くもり・気温10℃(@0:53〜) 
昼間は巣内で寝ていたようで、タヌキの活動がまったく録画されていませんでした。 

夕方になると、親子水入らずで3頭が雪のない巣口に身を寄せ合って座っていました。 
正式な日没時刻はまだですが、裏山の陰にもう日が沈んだ後なので、日光浴ではありません。 
体を寄せ合って暖を取りながら、昼寝(仮眠)しているようです。 


シーン3:4/9・午後18:09・くもり・気温10℃(@1:11〜) 
依然として巣口で身を寄せ合うように丸くなって、うたた寝しています。 


シーン4:4/9・午後18:20・くもり・気温9℃(@1:23〜)日の入り時刻は午後18:12 
日没後で、辺りがだいぶ薄暗くなってきました。 
(春になって残雪が消えると、雪上がりがなくなります。)

3頭のタヌキ家族は巣口で身を寄せ合って丸まり、鼻面を毛皮の下に挿し込んで寝ています。 
どうして巣内で寝ないのでしょうか? 
気温から判断して、巣内が暑過ぎたり寒過ぎたりしているはずはありません。 
春は巣穴の中に雪解け水が浸水して、居住環境が悪化するのではないかと想像しています。 
ドロドロにならなくても、少なくともジメジメと湿度が高いのかもしれません。 
ダニなどの寄生虫が巣内で越冬後に活動を再開した可能性も考えましたが、それならタヌキが体掻きや毛繕いを頻繁にやるはずです。 


シーン5:4/9・午後18:33・気温7℃(@1:35〜) 
辺りがすっかり暗くなり、赤外線の暗視モードで監視カメラが起動しました。 
両目を失明した左の個体が欠伸をして毛繕いを始めました。 
立ち上がったところで1分間の録画終了。 


シーン6:4/9・午後18:37(@2:19〜) 
いつのまにか巣口にいるのは、輝板(タペータム)の反射が正常な親タヌキの♀♂ペアだけになっていました。 
両目失明の個体♀hは独りで採食(または近所の溜め糞場wbc)に出かけたのか、それともいつの間にか入巣したのかもしれません。 

♀♂ペアは、立ち上がると背中を弓なりに伸ばすストレッチ運動をしてから、順に左へ立ち去りました。 
いつもは両目失明個体が殿しんがりを務めるので、今回もし単独先行したとすれば珍しいです。 


シーン7:4/9・午後18:45・気温9℃(@2:58〜) 
両目失明個体♀hが独りで営巣地をうろつき、巣口の匂いを順に嗅いでいます。 
採食中に両親からはぐれてしまったのでしょうか? 
あるいは、巣内で居眠りしている間に両親が外出してしまったのかもしれません。 


シーン8:4/9・午後18:46(@3:49〜) 
突然、両目失明個体♀hが全力疾走で左に向かいました。 
夜目が効かなくても、聴覚と嗅覚は正常なようで、営巣地を大胆に走り回ることもあるようです。

※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


つづく→

飛べ!ギンボシリンガ【蛾:FHD動画&ハイスピード動画】

 

2025年6月上旬・午後13:50頃・くもり 

里山の山道の横で見慣れない蛾を見つけました。 
タニウツギっぽい幼木(樹種不明)の葉表に乗ってじっとしています。 
保護色どころか、かなり目立っています。 
白地に描かれたオレンジ色の模様が、黒で縁取られています。 
なかなかセンスの良いデザインですね。 

電子版の図鑑『くらべてわかる蛾 1704種』を眺めると、絵合わせでかんたんに名前が判明しました。 
コブガ科のギンボシリンガAriolica argentea)です。 

本種のホスト(食樹植物)はミツバツツジとのことで、タニウツギは無関係でした。 
そもそもミツバツツジは東日本に自生していませんから、おそらく当地ではツツジ科の別の植物を食べて育つのでしょう。 

飛び立つ瞬間を狙って、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:08〜) 
私が長靴を履いた右足で軽く蹴って下生えを揺らすと、ギンボシリンガは準備運動なしで慌てて飛び去りました。 

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