2023年8月上旬
シーン1:8/4・午後14:00頃・晴れ(@0:00〜)
ニホンアナグマ(Meles anakuma)の家族が転出した後も旧営巣地(セット)の監視を続けています。
明るい日中にたまたま撮れた現場の様子です。
古いトレイルカメラの変な癖で、これ以降はなぜかフルカラーで録画してくれなくなります。
シーン2:8/10・午後16:00頃・晴れ(@0:03〜)
平地の二次林でミズキの根元近くの横枝(太い蔓?)に止まった猛禽の後ろ姿が写っていました。(赤丸に注目)
せっかく貴重な映像が撮れたのに、フルカラーで録画できなかったのが残念です。
止まり木でキョロキョロと周囲を見渡しています。
林内で猛禽がこんな低い位置に止まっているということは、カラスの群れにモビング(擬攻撃)されて追われ、逃げてきた猛禽が身を潜めている(隠れている)のではないか?と推測しました。
枝葉が生い茂るミズキの木の下に隠れれば、上空から姿が見えないはずです。
実は9日前にも、ほぼ同じ止まり木に謎の猛禽が居ました。
関連記事(同所で同時期の撮影)▶ 林床のヘビに対してモビングするシジュウカラなど小鳥の群れ【野鳥:トレイルカメラ】
同一種(同一個体?)の猛禽がお気に入りの止まり木で獲物を待ち伏せしているのですかね?
まさか旧営巣地にときどき戻ってくるアナグマの幼獣を狙っていたりして…?
アナグマの巣穴付近の林床で夜な夜な活動していた野ネズミが最近になってトレイルカメラにあまり写らなくなったのは、猛禽(夜行性のフクロウも含む)に狩られて激減したからかもしれない、と私は考えています。
さて、今回登場した猛禽の正体は何でしょう?
尾羽に白黒の横縞模様があり、後頭部が白いです。
残念ながら、カメラに正面を向いてくれませんでした。
また、止まり木から羽ばたいて飛び去るシーンが撮れてないのも残念です。
オオタカ? ハイタカ?
クマタカにしては冠羽がありませんが、冠羽を寝かせているだけかもしれません。
そもそもクマタカがこんな平地に居るとは思えません。
ちなみに、隣接する農地(田畑)ではノスリ(Buteo japonicus)の姿をよく見かけます。
しかしノスリの後ろ姿とは明らかに違います。
映像から謎の猛禽の正体を見分けられる達人がいらっしゃいましたら、ぜひ教えて下さい。
※ 動画の前半部は編集時に自動色調補正を施しています。
後半のピンクがかったリプレイ映像は(@1:06〜)、自動色調補正を施す前の素材で1.5倍に拡大したものです。
こっちの方がむしろ猛禽の特徴を掴みやすいかもしれません。
明るい昼間に動画を撮ると、このようにピンクのフィルターが勝手にかかってしまいます。
酷いときにはピンク色が点滅して見苦しいので、私はいつも自動色調補正でモノクロに加工しています。
次にトレイルカメラが起動した時には(約6分後)、猛禽の姿はありませんでした。
飛び去った直後かもしれませんが、止まり木の横枝(太い蔓?)は揺れていませんでした。
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