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2019/10/07

川で水浴後に倒木に上がり羽根を乾かすカワウ(野鳥)



2019年6月下旬・午後16:30

川の倒木に1羽のカワウPhalacrocorax carbo hanedae)αが川下を向いて止まり、翼を大きく広げて濡れた羽根を乾かしていました。
動きがないので私がカメラをズームアウトしかけたら、左から別個体βが川面を渡ってきました。
潜水漁を終えたついでだと思うのですが、川面を遊泳しながら水浴しました。
カワウの水浴びを観察したのは初めてで、嬉しい収穫でした。

βは川上から倒木に近づき、そのまま跳び乗りました(上陸)。
先客のαと同じく川下(下流)を向いて倒木に止まりました。
左のαはβのために横に少し移動し場所を開け、川上(上流)に向き直りました。
もしかするとα<βという力関係があるのかもしれません。
♀♂のつがいなのかな?

αは倒木上で羽繕いしながら白い液状便を排泄しました。(@0:45)
そのまま糞は下流に流れていきます。(水洗トイレ)
右のβは羽繕いしたり、勢い良く羽ばたいて水気を切ったりしています。


カワウαβ(野鳥)@川:倒木+羽根乾燥

2019/08/31

水田で行水するハシボソガラス(野鳥)



2019年6月中旬・午後16:15頃

田植えが済んだ後の水田の片隅でハシボソガラスCorvus corone)がバシャバシャと水浴びをしていました。
背後に黒いビニールシートが置いてある(捨てられている?)ために、保護色になってよく見えないのが残念です。
ヒトに見つからないよう意図してここで水浴してるのだとしたら、賢いカラスですね。
畦道に登ると、身震いして濡れた羽根の水気を切りました。
畦道をしばらく歩いてから、ようやく立ち止まって羽繕い。
水浴した直後に羽繕いをしなかったのは、私にじっと見られていて気まずかったのかな?

同じ田んぼの少し離れた場所で、もう1羽のハシボソガラスも行水していました。
水田で水浴したカラスが外の畦に出てきて身震いしました。
畦道をピョンピョンと小走りで助走をつけると飛び立ちました。
低空で水田を横切り、右旋回して民家の陰に消えました。

梅雨の晴れ間で暑い日でした。
黒い羽毛に身を包んだカラスもよほど暑かったのでしょう。
気温を測るべきでしたね。
水田での「カラスの行水」は初めて見ました。

中村眞樹子『なんでそうなの 札幌のカラス』によると、

水浴びの目的は、もちろん体を清潔に保つことですが、夏には体を冷やす目的もあります。カラスは水鳥と違って泳げないので、お腹が水につくくらいの水位が限界で、一気に飛び込むこともしません。



ハシボソガラスa(野鳥)@水田+水浴
ハシボソガラスb(野鳥)@水田+水浴後

2019/08/09

早朝の水田で水浴びするカルガモの群れ(野鳥)



2019年5月下旬・午前5:30頃(ちなみに日の出時刻は午前4:20)

早朝の水田で3羽のカルガモAnas zonorhyncha)がジャブジャブと水浴していました。
行水が済んだ2羽は横の畦道に歩いて登ると、軽く羽ばたいて羽根の水気を切り、羽繕いを始めました。
それと入れ替わるように左の個体が畦道から田んぼに入水し、嘴で水をすくって飲み、採食を始めました。


カルガモ2(野鳥)群れ@水田畦道+羽繕い

2019/08/04

川岸で水浴するセグロセキレイ♂(野鳥)



2019年5月下旬・午前6:44

川の中州の水際でセグロセキレイ♂(Motacilla grandis)が朝から水浴びしていました。
浅瀬に浸かったまま勢いよく羽ばたくと盛大に水飛沫が上がります。
ハイスピード動画に切り替える余裕がありませんでした。
私はセキレイ類の水浴シーンを今まで見たことがなかったので、ようやく観察できてかなり嬉しかったです。(早起きは三文の得!)

水浴びを済ませたセグロセキレイ♂は、少し飛んで中州の石の上に移動しました。
身震いして羽根の水気を切ると、目の前にいた虫をいきなり捕食しました。
水浴後に羽繕いをするのは、カラスの行水と同じですね。



つづく→セグロセキレイ♂が中州で虫をフライングキャッチ【HD動画&ハイスピード動画】(野鳥)

セグロセキレイ♂(野鳥)@川岸:中州+水浴
セグロセキレイ♂(野鳥)@川岸:中州+水浴
セグロセキレイ♂(野鳥)@川岸:中州+水浴

2019/08/03

公園の砂場で砂浴びするスズメ(野鳥)



2019年5月下旬・午前10:18

ひと気のない公園の砂場にスズメPasser montanus)が2羽飛来して、砂浴びを始めました。
初めは見ている私を警戒して砂場の縁の死角でこっそり砂浴びを始めたのですが、次第に大胆になり砂場の中央で砂浴びを披露してくれました。

砂場には小さなクレーターのような窪地が幾つもあり、その一つにスズメは身を沈めます。
翼を激しく羽ばたかせて乾いた砂を体にかけると、砂埃が舞います。
2羽共に頬斑が黒い成鳥でした。


▼関連記事(6年前に畑で撮影)
スズメ(野鳥)の砂浴び

スズメ(野鳥)@公園:砂場+砂浴び
スズメ(野鳥)@公園:砂場+砂浴び
スズメ2(野鳥)@公園:砂場+砂浴び

2019/07/20

冬の川で水浴するハシボソガラス(冬の野鳥)



2018年12月上旬・午後15:03

街中を流れる川の橋の下をハシボソガラスCorvus corone)が歩いていました。
コンクリートブロックを並べた川岸から歩いて入水し、水浴びを始めました。
水深の浅い所で頭を水に漬け翼を激しく羽ばたかせて体に水を掛けます。
川から岸に一度上がっても、再び水浴をやり直します。
最後は川岸にピョンと戻ってから飛び立ち、深いコンクリート護岸の川の外へ飛び去りました。

寒い冬の行水シーンは初めて見ました。
水はかなり冷たいはずですけど、この川は水辺まで勝手に降りられないので水温を測れませんでした。
(橋の上から長い紐につないだ温度計を垂らして測るか、川の水を汲んで測るしかなさそうです。レーザーを使った非接触式の温度計で川の水温を測れるのかな?)
カラスは雪が積もった厳冬期でも川で水浴するのか、それとも雪浴びで代用するのか、自分の目で確かめたいのですが、なかなかチャンスが巡って来ません。


ハシボソガラス(野鳥)@川+水浴
ハシボソガラス(野鳥)@川+水浴

2019/06/25

川で水浴するコガモ♂(野鳥)



2019年4月下旬・午後18:24

川の中洲に近い浅瀬でコガモ♂(Anas crecca)が水浴びしていました。
頭を水中に何度も突っ込んで水を浴びてから翼を力強く羽ばたき、尾羽を左右に振り振りしています。
さっぱりした♂は、羽繕いを開始。

一方、後半に左から登場した地味な♀は、中州の浅瀬で採食してから川面を遊泳し、♂とすれ違いました。


2019/06/09

カワウが川で潜水漁をしてから倒木に跳び乗り羽繕い(野鳥)



2019年4月中旬・午後15:18〜15:27

川を跨ぐように岸から倒れていたニセアカシアの倒木が、冬を越してもそのまま残っていたのは意外でした。
この倒木はカワウなどの水鳥が止まり木としてよく使っているので、通りかかる度にチェックしています。(定点観察)
春になった川岸では、柳がようやく芽吹いていました。

山から流れてくる雪解け水でやや増水した川で、1羽のカワウPhalacrocorax carbo hanedae)が潜水漁を繰り返していました。
場所は倒木のすぐ下流側です。
息継ぎのために浮かび上がると嘴を軽く開閉しているので、どうやら川魚を捕食できたようです。
4回目の潜水では倒木の下をくぐって上流側に出て来ました。
川面に浮かびながら軽く翼を動かして軽く水浴びしました。
水面ギリギリの倒木に上流側から近づき、ひょいと跳び乗りました。(@0:53)
倒木への上陸シーンを見れたのは初めてです。

すぐに濡れた羽根の手入れを始めました。
身震いで水を切り、羽繕いを開始。
尾羽根を左右に振り振りしています。
翼を大きく広げ、その場で羽ばたいて水切りします。
倒木上で方向転換して南(上流側)を向きました。
翼を大きく広げたままにして、濡れた羽根に風を通し、日光で乾かします。

手前の川面をカルガモが遊泳しています。

川岸の灌木に若葉が茂る前の春は見通しが良く、これまでで最も倒木に近づいてカワウを撮ることが出来ました。
カワウの首元の羽毛がやや白髪混じりになっています。
胸元の羽毛が美しい濡れ羽色に輝いていました(構造色)。
選挙カーの騒音が耳障りなので、映像の後半では音を消しました。

倒木の一部分がカワウの白い糞で汚れています。
止まり木と水かきの構造


カワウ(野鳥)@川面+潜水漁
カワウ(野鳥)@川:倒木+羽繕い
カワウ(野鳥)@川:倒木+羽繕い
カワウ(野鳥)@川:倒木+羽繕い・全景

2019/05/28

ハシブトガラスが秋の河原で水浴して飛び去るまで(野鳥)【HD動画&ハイスピード動画】



2018年10月下旬・午後16:00頃(日の入り時刻は午後16:53)

夕方の河原でハシブトガラスCorvus macrorhynchos)の群れが集まり、水浴びをしていました。

岸辺近くの浅い所で行水している個体に注目しました。
カラスの羽は単純な黒い色素ではなく構造色で、西日を浴びると角度によってはメタリックな紫色に輝いてなかなか美しく見えます(濡れ羽色)。
次にハシブトガラスは横の石にピョンと飛び乗ると、身震いして水気を切り、羽繕いを始めました。
ここまでが1セットで、同じルーチンを何度か繰り返します。

再び入水して水浴をやり直します。
2回目の水浴行動を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:55〜)
スローモーションにすると、豪快に飛び散る水飛沫が映えます。
嘴を水中に突っ込んで顔を左右に振っています。
同時に左右の翼を水面に叩きつけるようにして背中に水を掛けています。
行水が済むと、横の石にピョンと飛び乗り、身震い、羽繕いをします。
その場で白い液状の糞を排泄しました(@2:49)。
自分が水浴する川の水を糞で汚しているのは、なんだか残念です。
水洗トイレのつもりなのでしょうか。
別個体のハシブトガラスが左に着陸するのと入れ替わるように、力強く羽ばたいて飛び立ちました。
そのまま流し撮りすると、対岸へ飛び去り河畔林の(オニグルミ?)樹冠の枝に止まるまで見届けました。
これから就塒前集合が始まります。

実は「河原で水浴するハシブトガラス」という題材は、同じ河原で夏にも撮影しています。
秋になっても夏と同じく、夕方に塒入りする前に河原に集まって水浴していた、という記録です。
(水浴のやり方は、夏も秋も同じでした。)
私が本当に撮影したいテーマは、雪国のカラスは寒くなっても冷たい川で水浴するのか?という問題です。
カラス関連の本を読むと、冬は水浴のついでに雪浴びをするらしく、想像するだけで魅力的なテーマです。
(例:中村眞樹子『なんでそうなの 札幌のカラス』)



実際に雪が積もった厳冬期にこの河原へときどき通ってみると、残念ながら当地のカラスは夕方の河原に全く集まらなくなりました。
集団塒の場所を変えたのかもしれません。

ハシブトガラスやハシボソガラスは留鳥とされていますけど、群れの大半が暖かい地方へ移住して冬越しするのではないか?と私は推測しています。
いつ頃からカラスが河原に来なくなるのか?という点は、定点観察の間隔がかなり飛び飛びに開いてしまったので、突き止められませんでした。


ハシブトガラス+ハシボソガラス(野鳥)混群@河原+水浴

2018/12/10

「カラスの行水」は短くない: 川で水浴びするハシブトガラスの群れ#2【HD動画&ハイスピード動画:野鳥】



2018年6月下旬


▼前回の記事
「カラスの行水」は短くない: 川で水浴びするハシブトガラスの群れ#1【HD動画&ハイスピード動画:野鳥】

夕方の河原でハシブトガラスCorvus macrorhynchos)の群れが水浴していました。
実際はハシボソガラスも少し居る混群なのですが、この記事ではハシブトガラスの行動に注目します。

一連の水浴行動を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:30〜)
浅い岸辺で翼を川面に激しく叩きつけながら水飛沫を豪快に跳ね上げ、体を濡らします。
同時に嘴を水中で左右に激しく振っています。
水浴の直後は岩の上に飛び乗ると身震いして羽の水気を切り、羽繕いします。
(長くなるので羽繕い行動は編集でカットしました。)
再び川に入って水浴を何度も繰り返します。
行水の合間に岸で白い糞を排泄する個体もいました(@11:38)。
最後は川から飛び立ちました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


2018/08/14

池から岩に上陸して日光浴するミシシッピアカミミガメ♂



2018年6月中旬・午後

池の岩場で甲羅干しをしているミシシッピアカミミガメTrachemys scripta elegans)を撮っていたら、新たに大型の別個体が泳いでやって来ました。
左の岩に長い爪を掛けて登りかけたものの、先客が居るせいか諦めました。
再び泳いで右の岩に回り込むと、よっこらせと上陸しました。
水で濡れた甲羅を日光浴で乾かします。

この岩場に集まるミシシッピアカミミガメは体格がまちまちなのに、陣取り合戦のような争いにはならなかった点が興味深く思いました。
後から来た大型の個体は小型の個体を押しのけて実力行使で岩場の陣地を横取りするのかと半ば期待したのに、拍子抜けしました。
もっと混み合ってくると、そのような闘争が起こるのかな?
それとも大人しく順番待ちしたり他所へ回ったりするのでしょうか?

映像に登場する亀は全て、前脚の爪が長かったり甲羅の後端にV字型の切れ込みが入っていたことから♂だと思います。(覚えたての知識)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



つづく→日光浴中、互いに手足を振るミシシッピアカミミガメの謎(求愛行動?)

ミシシッピアカミミガメ@蓮池:遊泳+岩上陸+日光浴
ミシシッピアカミミガメ@蓮池:遊泳+岩上陸+日光浴
ミシシッピアカミミガメ@蓮池:遊泳+岩上陸+日光浴
ミシシッピアカミミガメ@蓮池:遊泳+岩上陸+日光浴

2018/08/12

池で水浴びするカルガモの群れ(野鳥)



2017年10月下旬・午後14:29

平地の溜池に4羽のカルガモAnas zonorhyncha)が群れていました。
水面を泳ぎ回りながら水浴びを始めました。
激しく羽ばたき、頭をザブンと水中に漬け、身震いして水を切ります。
その後は念入りに羽繕いします。

カルガモによる池での水浴シーンは初見です。

▼関連記事(6年前に山中の池で撮影)
カルガモ群れの水浴と羽繕い【野鳥】


※ 動画編集時に自動色調補正。

ハイスピード動画でも撮りたかったのですが、撮影モードを切り替えたときにはもうカルガモの水浴は終わっていました。
ちなみに、このとき近くからカワセミらしき鳴き声が聞こえたのですけど、姿は見つけられませんでした。


カルガモ(野鳥)群れ@溜池+水浴

2018/08/07

「カラスの行水」は短くない: 川で水浴びするハシボソガラスの群れ【HD動画&ハイスピード動画:野鳥】



2018年6月下旬・17:08〜17:45・気温25℃(@17:06)


▼関連記事
「カラスの行水」は短くない: 川で水浴びするハシブトガラスの群れ#1【HD動画&ハイスピード動画:野鳥】

暑かった午後の河原も気温が少し下がり、過ごしやすくなりました。
ハシブトガラスと入れ替わるようにハシボソガラスCorvus corone)の群れが続々と集まり、川で水浴していました。
「カラスの行水」と言えば、短い水浴(入浴)を表す有名な慣用句です。
しかし、実際の水浴行動は決して短時間ではなくて、何度も念入りに行うことが分かりました。


水浴シーンを240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@4:11〜)

今回観察したハシボソガラスの行水の作法は次の通りで、ハシブトガラスとの違いは特に見出せませんでした。
川岸近くの浅い所に歩いて入ると、水面に嘴を差し込んで首を左右に激しく回し、顔を濡らします。
次は、それと同時に翼を水面に強く叩きつけるようになり、バシャバシャと水を跳ね上げて体を濡らします。
全身を濡らしたいのならもっと川の深い所に入って行ってザブンと水に潜れば手っ取り早いと思うのですが、カワガラスのように泳いだり(潜水)はしませんでした。


カラスは水鳥ではないので、お腹が水に浸る程度の水深までしか入りません。 (中村眞樹子『なんでそうなの 札幌のカラス』p16より引用)


水浴が一段落するとピョンと跳んで近くの岩に上がり、大きく身震いして羽から水を切り、濡れた羽根を嘴で手入れします。
(飲水→)水浴→身震い、水切り→羽繕いと順番にやる行動が1セットらしく、このルーチンを何度も繰り返していました。
せっかく羽繕いまでしたのに、どうして再び水浴するのか、ちょっと不思議です。

スーパースローの最後に登場する個体は、水浴後に水切りしただけで羽繕いをせずに飛び去りました。

余談ですが、

濡烏(ぬれがらす・濡れ烏)とは、女性の髪の色彩を形容する言葉。また、その髪のもつ黒の色名。
日本人女性の理想美であり、もっと一般的には烏羽色、濡れ羽色、烏の濡れ羽色とも言う。青みを帯びた黒を指す。(wikipediaより引用)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

2羽が仲良く並んで行水しているシーン(@3:43〜4:10)は、もしかするとハシブトの幼鳥だったりしますかね?
普通種なのにカラスの近縁二種を見分けるのがときどき自信がなくなるのが困りものです。


ハシボソガラス(野鳥)@川+水浴
ハシボソガラス(野鳥)@川+水浴

2018/07/30

水浴する川に脱糞するハシブトガラス(野鳥)



2018年6月下旬

川原で水浴びをしていたハシブトガラスCorvus macrorhynchos)が近くの岩に跳び乗ると、糞を排泄しました。(@0:08)
カラスは賢いはずなのに、自分が沐浴したり飲んだりする水を糞で汚しても気にしないのか!と衛生概念の欠如に驚きました。
カラスが水浴の合間に川で脱糞する行動は、同じ日に他の個体でも何度か観察しました。(映像公開予定)

最後は飛び立つと橋の下をくぐって下流へ飛び去りました。
飛び立つ前に川を水洗トイレとして使った訳で、「立つ鳥跡を濁さず」と昔から言われている諺・慣用句は正しくないことになります。
(実際は「飛ぶ鳥跡を濁す」。)


たつとりあとをにごさず【立つ鳥跡を濁さず】
《慣用句・ことわざなど》飛び去る水鳥が水面をよごさないように、人がある所を離れるとき、そのあとを見苦しくないようにして行くこと。何事も後始末をきれいにすべきであるというたとえ。「飛ぶ鳥跡を濁さず」とも。(学研『Super日本語大辞典』より引用)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ハシブトガラス(野鳥)@川岸+水浴

2018/07/28

「カラスの行水」は短くない: 川で水浴びするハシブトガラスの群れ#1【HD動画&ハイスピード動画:野鳥】



2018年6月下旬・午後16:01〜16:21・くもり・気温30℃→29℃

暑中見舞い申し上げます。
酷暑が続くので、予定を変更してカラスの納涼動画を紹介します。

夕方の川でハシブトガラスCorvus macrorhynchos)の群れが集まり、水浴していました。
普段私のフィールドでは北方系のハシボソガラスが優占種なので、これほど多数のハシブトガラスを見たのは、これが初めてかもしれません。
この映像にはハシボソガラスも少し登場しますが、ハシブトガラスが近くに居る間は少し遠慮しているような印象を受けました。
河原に散開した群れのどの個体を撮るべきか、目移りしてしまいました。

「カラスの行水」と言えば、短い水浴(入浴)を表す有名な慣用句です。

○烏の行水ぎようずい
入浴をあわててすますこと、また、入浴時間の短いことのたとえ。(『広辞苑・第5版』より引用)
烏の行水ギヨウズイ〔=カラスの水浴びのように、入ったかと思うとすぐ出る入浴の仕方〕 (『新明解国語辞典・第5版』より引用)
からすのぎょうずい【烏の行水】
《慣用句・ことわざなど》〔からすが水浴びをするときのようすから〕入浴している時間が短いことのたとえ。 (『Super日本語大辞典』より引用)

しかし、実際の水浴行動は決して短時間ではなくて、何度も念入りに行うことが分かりました。
この日は暑かったせいでしょうか?(撮影時の気温は、30℃→29℃)



今回観察したハシブトガラスの行水の作法は次の通りです。
川岸近くの浅い所に歩いて入ると、水面に嘴を差し込んで首を左右に激しく回し、顔を濡らします。
次は、それと同時に翼を水面に強く叩きつけるようになり、バシャバシャと水を跳ね上げて体を濡らします。
見ているだけで気持ちよさそうです。
全身を濡らしたいのならもっと川の深い所に入って行ってザブンと水に潜れば手っ取り早いと思うのですが、泳ぐことはありませんでした。
水浴が一段落するとピョンと跳んで近くの岩に上がり、大きく身震いして羽の水を切り、濡れた羽根を嘴で手入れします。
(飲水→)水浴→身震い、水切り→羽繕いと順番にやる行動が1セットらしく、このルーチンを何度も繰り返していました。
せっかく羽繕いまでしたのに、どうして再び水浴するのか、ちょっと不思議です。
ちなみに、「〔水にぬれたからすの羽のように〕黒くてつやつやした色」のことを「濡れ羽色」(ぬればいろ)と言います。

動物の水浴び行動と言えば、ハイスピード動画が活躍する絶好の題材です。
240-fpsのハイスピード動画に切り替えて撮ってみました。(@2:39〜)
躍動するカラスと水飛沫をスーパースローで堪能して下さい。
水浴の他にも華麗な跳躍や飛び立つ瞬間がハイスピード動画で撮れており、なかなか見応えがあります。(自画自賛♪)
水浴びする前に、先ず川の水を飲む個体もいました。(@5:30)
さっぱりしたカラスは川から飛び去りました。
羽根が水を含んで重くなったはずですが、普通に飛び立てるようです。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
ハイスピード動画のスローモーションでは、ただでさえ長くなるので、羽繕いシーンを編集でカットしました。

この日は一脚が大活躍しました。
重い望遠レンズを装着し最大ズームでハイスピード動画を撮っても手ブレがかなり抑えられ、長時間の撮影でも疲れにくいです。
(ハイスピード動画撮影時は、カメラ内蔵の手ブレ補正機能がオフになってしまいます。)
三脚よりも一脚の方が、被写体の急な動きにも対応しやすいです。



つづく→#2

ハシブトガラス(野鳥)@川+水浴
ハシブトガラス2(野鳥)@川+水浴

2018/07/04

川岸で水浴びするヒヨドリとハクセキレイ♂(野鳥)



2018年4月下旬・午後16:11〜16:14

川の水際でヒヨドリHypsipetes amaurotis)が水浴びをしていました。
軽く行水しただけで岸に生えた柳の灌木へ素早く逃げ込んでしまいます。
しばらくするとまたヒヨドリが水浴をそそくさと済ませてすぐに柳の灌木へ逃げ込む、という行動を繰り返しています。
ヒヨドリの群れが居るのか、それとも同一個体が水浴行動を繰り返しているのか、よく分かりませんでした。
少なくとも2羽のヒヨドリが居ることは間違いなく、つがいなのかもしれません。
水浴後のヒヨドリは柳の灌木で羽繕いしています。
ヒヨドリの騒々しい鳴き声♪が聞こえてきます。

画面の奥でハクセキレイ♂(Motacilla alba lugens)が水浴していたら、ヒヨドリが追い払いに来ました。
水浴場にも縄張りがあるのですかね?
ハクセキレイ♂は川岸で身震いし羽の水気を切ると、飛び去りました。

ハクセキレイと比べると水浴中のヒヨドリは警戒心が異常に強い印象を受けました。

このとき私は離れた橋の上から望遠レンズで撮影しています。
川のどこにヒヨドリが飛び込んで水浴するのか予想できず、ズームインした時にはもう川から居なくなっています。
水浴中にトビなどの猛禽類に襲われたことがあるのかな?
ヒヨドリのつがいが近くの柳の灌木で営巣しているのか?と想像したものの、定かではありません。
親鳥が何度も川で羽毛を濡らして帰巣し、喉が渇いた雛に水を飲ませているとしたら興味深いのですが、私の妄想に過ぎません。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

4年前に同じ川で撮影したときも、ヒヨドリは忙しなく川に飛び込んで短い行水をしていました。

▼関連記事
川で水浴びするヒヨドリの群れ(野鳥)
もしかするとヒヨドリは水浴の作法が他の種類の鳥とは異なるのかもしれません。
短い時間で入浴や水浴びを済ませることを「カラスの行水」と言いますが、カラスの方がヒヨドリよりも時間をかけてじっくり水浴します。


ヒヨドリ(野鳥)@川岸+水浴

2018/01/15

水溜りから跳んで逃げるトノサマガエル



2017年8月下旬

雨上がりの農道を歩くと、前方でカエルがピョンピョン逃げて行きます。
わだちの水溜りにトノサマガエルPelophylax nigromaculatus)が浸かっていました。
目視ではかなり小型の個体だと思ったのですけど、映像では比較対照がないので大きさが伝わりませんね。
幼体なのかな?

私がそっと近づくと、トノサマガエルはピョンと跳んで道端の草むらに隠れました。
保護色のおかげで見失ってしまいました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2017/11/25

ミシシッピアカミミガメの甲羅干しと潜水



2017年8月上旬・午後16:16

蓮池で大きなハス(蓮)の葉にミシシッピアカミミガメTrachemys scripta elegans)が乗って休んでいました。
甲羅の上半分と頭部は水面から上に出ていて、甲羅干し(日光浴)しているようです。
同時に、葉の中央部に溜まった水で半身浴しています。
水から上がってハスの葉に乗ったときに、亀の体重で少し(程よく)沈んだのでしょう。

初めは後ろ姿しか見えませんでしたが、私が少しずつ近づきながら撮り続けると、カメは横目でこちらを見ています。
私が更に近づくと、首を動かしてこちらをキッと見据えてからゆっくりと首を元に戻しました。
遂に、カメの顔を正面から狙えるアングルまで回り込みました。
しつこいパパラッチに辟易したようで、カメは急に左に向きを変えると、ハスの葉から下りて泳ぎ始めました。
泳ぐときは頭部が水面から上に出ていて、鼻呼吸も目視も可能です。
最後は潜水すると、濁った水で姿が見えなくなりました。
蓮池の水面に波紋だけが残りました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。




『日本の両生類・爬虫類』p70によると、

(ミシシッピアカミミガメの)目の後方の赤い模様は幼体・成体ともに変わりない。


重い亀が居なくなった後のハスの葉は、ロータス効果(撥水性)を発揮して、ほとんど濡れていません。
▼関連記事
水を弾き泥汚れも付かないハスの葉の秘密:ロータス効果の実演




【追記】
『カメのすべて(カラー図鑑シリーズ)』によれば、
アカミミガメも、クサガメやイシガメと同じように甲羅干しが大好きです。昼間、温かくなってくると流木の上で一日中じっとしているのです。豊かな太陽光線は皮膚に付いたヒルなどの寄生虫を落としてくれたり、甲羅に生えてくる苔を防いでくれるのです。また日光は、骨の形成に欠かせないビタミンDを補ってくれます。ビタミンDが不足すると、堅いはずの甲羅が歪んでしまったり脆くなってしまうのです。だから、甲羅干しはカメにとって欠かせない日課となっています。体の大きいアカミミガメは、いつもクサガメやイシガメを押し退けて、甲羅干しに一番良い場所を取ってしまうのです。 
 また、変温動物であるカメにとって、体温の調節はとても大事です。体温が低くなると食べたものをうまく消化できなくなってしまうのです。一方、体温が上がり過ぎると日射病になってしまうこともあります。アカミミガメは、泳ぎも上手なカメなのです。(p23より引用)

亀が日光浴(甲羅干し)する目的として、ビタミンDを体内で合成するためとは知りませんでした。



2017/10/28

冬の川で水浴するオナガガモ♂【HD動画&ハイスピード動画】冬の野鳥



2016年12月中旬・午後15:22〜15:30

川面に浮かんでいるオナガガモ♀♂(Anas acuta)の群れを見ていると、頭から勢い良く水中に潜ったり水面を翼で叩いたりして水浴びする個体がときどきいます。
水浴の後は伸び上がりながら羽ばたき、身震いして水を切ると、羽繕いをします。

後半は水浴行動を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:26〜)
派手に水飛沫を上げる水浴シーンは、スーパースローで見るのに絶好のテーマです。
水浴を始める前兆が全く分からないので、適当に長撮りを繰り返した映像から水浴シーンを抜き出してまとめました。
岸辺に近いところで水浴することが多く、なかなか全身を見せてくれないのが残念でした。

まとめた映像を見直すと、水浴してる個体はなぜか全て♂でした。
これはただの偶然なのか、それとも何か理由があるのでしょうか?
たとえば♀に魅せつけるアピールまたは♂同士の誇示行動(ディスプレー)という一面もあったりするかもしれません。
♀よりも♂の方がきれい好きなのかな?

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2017/07/16

川で水浴びするコムクドリの♀♂つがい(野鳥)



2017年5月上旬

街中を流れる川の岸辺でコムクドリ♂(Sturnus philippensis)の♂♀番(つがい)を見つけました。
採食していたのかもしれませんが、撮り始めたら警戒心が強いです。
やがて♀が川で繰り返し水浴を始めました。
♂の方が警戒心が強く、先に逃げてしまいました。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
いつも必ずやる手ぶれ補正処理を今回はしていません。
川面のゆらぎのせいで、あまりにも不自然な映像になってしまうからです(副作用が酷い)。


コムクドリ♂
コムクドリ♀

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