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2020/08/26

川の水を飲み行水するスズメとカワラヒワ(野鳥)【HD動画&ハイスピード動画】



2020年6月上旬・午前10:50頃・晴れ

田園地帯を流れる小川(用水路)の岸で1羽のスズメPasser montanus)成鳥が水際から川の水を2、3口飲みました。
河原はカンカン照りの日向で、スズメは川岸を歩いている間も嘴を半開きにして暑そうです。
少し上流の川岸に飛んで移動すると、川の中に入り浅いところで水浴を開始。
嘴を水面に付けた瞬間に顔を左右に激しく振り、水飛沫を跳ね飛ばしています。
胸の羽毛も濡らしています。
次に翼も使って本格的に水浴するようになりました。
スズメの行水を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:08〜6:46)
スズメの水浴シーンを観察するのはこれで二回目です。

▼関連記事(1月前の撮影)
川で水浴しハクセキレイ♂を擬攻撃するスズメ(野鳥)

しばらくすると、もう1羽のスズメbが飛来して隣に着地すると(@5:20)、同様に水浴をはじめました。

更に1羽のカワラヒワ♂(Carduelis sinica)も飛来し(@6:36)、川岸に着陸すると、スズメと並んで川に入りました。
カワラヒワもスズメと一緒に行水するかと期待したのですが、私に対する警戒心が強くてすぐに飛び去ってしまいました。
カワラヒワの水浴シーンを見れず残念でした。


▼関連記事(7年前の撮影)
水溜まりで行水、飲水するヒガラとカワラヒワの混群(野鳥)

スズメの方がカワラヒワよりも「人馴れ」しているのか大胆で、川に居残って水浴を続けました。
最後はスズメbも川から飛び去りました。


スズメは雪浴びもするらしい。




2020/08/16

川で水浴びするハクセキレイ若鳥♂(野鳥)



2020年5月下旬・午後13:20頃

街中を流れる川の浅瀬でハクセキレイ♂(Motacilla alba lugens)が水浴びを始めました。
成鳥♂ならば背中も黒くなるはずなので、この個体は若鳥♂と思われます。

軽くホバリングしたり歩いたりして位置を変え、浅瀬のあちこちで行水を繰り返しています。
頭を水に漬けながら左右に振り、翼を小刻みに羽ばたかせて水飛沫を全身に跳ね上げます。
水浴の作法は、カラスの行水と似ていました。
望遠レンズを装着してハイスピード動画に撮りたかったのですが、私がもたついている間に逃げられそうなので、今回は最後まで撮り切ることに専念しました。


▼関連記事(1〜2年前の撮影)
夕暮れの川瀬で虫を捕り水浴するハクセキレイ♀(野鳥)
川岸で水浴びするヒヨドリとハクセキレイ♂(野鳥)


ハクセキレイ若鳥♂は水浴後に少し飛んで石だらけの中洲に移動すると、身震いして羽根の水気を切りました。
嘴を足元の小石に何度も擦りつけているのは、何の意味があるのか分かりません。(真空行動、転移行動?)

さっぱりしたハクセキレイ♂は中洲から飛び上がると、コンクリート護岸の中段へ移動しました。
羽根の水気を切りながら石垣の苔に頭を擦り付けています。
羽繕いをして濡れた羽根を整えると、コンクリート護岸に沿って歩きながら餌を探し始めました。




2020/07/28

池で水浴びするハシブトガラス(野鳥)



2020年5月上旬・午後12:30頃

池の岸辺の浅いところでハシブトガラスCorvus macrorhynchos)が水浴びしていました。
カラスの行水を川ではなく池でやるのを見たのは今回が初めてです。
気温を測り忘れました。

岸から池に張り出した手前の小枝が目障り(カラスにピントを合わせにくい)ですけど、カラスからは私が見えないので安心しているのでしょう。
水浴でさっぱりしたハシブトガラスは池から岸に飛び上がると、石垣の護岸をピョンピョン駆け上がりました。
茂みの陰で激しく身震いして濡れた羽根の水気を切ってから、近くの枯木の枝に飛び上がりました。

止まり木で羽繕いすると、飛び去りました。
撮影アングルを求めて私が横に少しずれただけでハシブトガラスはすぐに気づき、警戒して飛び去ってしまいました。
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。




2020/07/26

川で水浴しハクセキレイ♂を擬攻撃するスズメ(野鳥)



2020年5月中旬・午後14:25頃・晴れ

街中を流れる川の中洲の横でスズメPasser montanus)成鳥とハクセキレイ♂(Motacilla alba lugens)が1羽ずつ居ました。
スズメが浅瀬で水浴びを始めました。
私はスズメの砂浴びは何度か観察していますが、水浴びは嬉しい初見です。
気温を測り忘れたのが心残りです。
その間、ハクセキレイ♂はスズメには構わず、鳴いたり餌を探しながら下流の方へ(スズメから離れて)歩いて行きます。

行水を終えたスズメが下流へ飛び去るついでに、意外な行動に出ました。
ハクセキレイ♂を追いかけてモビング(擬攻撃)を仕掛けたのです。
まずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。
その後に等倍速でリプレイ。
スズメはハクセキレイ♂の頭上でホバリングし、なんと足で蹴るフリをしました。
背後から奇襲されたハクセキレイ♂は咄嗟に身を屈めてスズメの攻撃をかわし、軽く飛び上がってスズメを威嚇しました。
スズメはそのまま飛び去りました。
その場に残ったハクセキレイ♂は、唖然として辺りを見回しています。
スズメのモビング行動を初めて観察できて興奮しました。
しかも今回は自分よりも大きな相手に対して敢然と擬攻撃しています。
私には理由が全く分かりません。
嫌がらせをするほどの恨みがそれまでに何かあったのでしょうか?

やがてハクセキレイ♂も下流へ飛び立ちました。
流し撮りでその姿を追うと、少し下流の別な中州でハクセキレイ♂はスズメと再会していました。
(もしかするとスズメは別個体かもしれません。)
スズメは中州の横の浅瀬で何度も行水を繰り返しました。
ハクセキレイ♂も真似して行水するかと期待したのですが、私を警戒したのか、結局ハクセキレイ♂は中洲から飛び去ってしまいました。
水浴を済ませてさっぱりしたスズメは川から飛び上がると横のコンクリート護岸の上縁に止まりました。
羽根を震わせて水気を切ると、スズメは川から離れ住宅地の方へ飛び去りました。






2020/06/23

オナガガモ♂の同性愛?(冬の野鳥)



2020年1月上旬・午後15:10・くもり

川の水面で群れから離れた2羽のオナガガモAnas acuta)が暴れていました。
♀♂が交尾中なのかと思いきや、♂2羽の喧嘩でした。
疑似交尾のように背後からのしかかるようにマウントして嘴で相手をつつくと、やられた個体がたまらず飛び去りました。

その場に残った勝者♂は尾羽根を左右に振りながら頭部を繰り返し、水面下に漬けて儀式化された水浴をしました。
続けてその場で羽ばたきながら伸び上がり、羽根の水気を切りました。
これは転位行動だと思われます。
川面を遊泳し、群れに合流しました。
戻った先に複数♂による♀の囲い込み(求愛行動)はありませんでした。

1/5倍速のスローモーションでもう一度ご覧ください。
近くに♀が居なかったので、喧嘩の原因は不明です。
群れ内で♂の順位を決める争いがあるのでしょうか?
♀を巡る争いや交尾前ガードではないすれば、同性愛の行動という可能性があります。
そもそも私はオナガガモ♀♂による異性愛の交尾行動を未だ観察できていないのですけど、カルガモ♀♂の交尾行動と似ていました。

▼関連記事(1ヶ月前の撮影)
カルガモ♀♂の求愛・交尾行動(冬の野鳥)

参考:「動物の同性愛」@wikipedia

マガモなど野生のカモ類には同性愛カップルが多いという話を聞いたことがあります。
しかし、同性愛が報告された鳥類の種名リストにオナガガモは含まれていませんでした。

そもそも私はオナガガモ♀♂による異性愛の交尾行動を未だ観察できていないので、これ以上は何とも言えません。
逃げた♂が嫌がっているとしたら強姦になりますし、受け入れて♀の役割を果たしているようにも見えます。
同性愛行動と証明するには、個体識別したり♂の射精を確認したりしないといけないのですかね?
アマチュアは観察事例を地道に積み重ねるしかありません。
♂同士の同性愛だとしたら、求愛行動を始めるところから観察してみたいものです。
同じ相手とつがい形成して同性愛的な交尾を繰り返すのでしょうか。


2020/06/19

川面でオナガガモ♀を囲い込んで求愛する♂の群れ(冬の野鳥)その1:♂同士の喧嘩



2020年1月上旬・午後14:55頃・くもり

冬の川に集結したオナガガモ♀♂(Anas acuta)はあまりにも大群なので、求愛行動を観察したくても、どの個体に注目すべきか目移りしてしまいます。
しばらく眺めていると、複数の♂に囲まれて追い回されている地味な♀に注目すれば良いことが分かりました。

この動画では、川面を遊泳する1羽の♀に計8羽の♂が取り囲みながら並走し、求愛誇示を繰り返してしています。
この状態を「囲い込み」と呼ぶそうです。

『動物たちの気になる行動〈2〉恋愛・コミュニケーション篇 』という本(ポピュラー・サイエンス・シリーズ)に収められた、福田道雄『人前で求愛ディスプレイをするオナガガモ』がとても参考になりました。


囲い込み行動はオナガガモだけにみられるもので、他種のカモ類は行いません。オナガガモが多数飛来した水辺で、1〜2月ごろに注意深く観察していると、数羽以上の♂が一羽の♀を囲むようにして、追いかけながら泳いでいく光景がよくみられます。(中略)「囲い込み」が始まると、集まったメンバーはほとんど入れ替わることなく続けられます。その周囲に浮かんでいるカモたちは、この集団にほとんど関心を示さず、この一団だけがまとまって群れの中を移動して行くので、よく目立ちます。そしてこの集団の♂たちが、♀に対して求愛のディスプレイを繰り返し行います。(p22より引用)

囲い込む♂同士で頻繁に牽制しあい、嘴でつついて激しく攻撃しています。
まずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。
その後に等倍速でリプレイ。

♀の前に居た1羽の♂aが横のライバル♂bを急に嘴でつついて攻撃し、追い払いました。(@0:11)
やられた方も珍しく反撃し、大喧嘩になりました。
ライバル♂bが堪らず逃げ、♀から少し離れました。
喧嘩直後の♂2羽はともに尾羽根を左右に振りました。
続けて勝者♂aが川面で水浴びを始めました。(儀式的水浴びに続けて転移性羽ばたき)

その隙をついて別の♂cが♀に向き直ると接近し、首を伸ばして求愛しました。(漁夫の利?@1:03)
怒った♂aはライバル♂cの右脇腹を嘴で激しくつつき、そのまま相手を嘴でグーッと押し続けました。(@1:13)
どうやら今のところ♂aが最も喧嘩に強く、♀の一番近くの位置を死守しているようです。
ところが、せっかく♂aの優位性が決まりかけたのに、急に群れが一斉に飛び立ちました。
1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみると、初めに♀が飛び立ち、♂も慌てて後を追って飛び去ったことが分かりました。
撮影に集中していた私は、群れがどうして急に飛び立ったのか理由が分かりませんでした。
川岸の通行人に警戒したのかと思ったのですが、その後も囲み込み求愛からの飛翔という行動を川のあちこちで何度も観察したので、どうやら♀が自発的に飛び去ったのだろうと分かりました。
本にもそのように書いてありました。(下線を引いたのは私しぐま)


 オナガガモの代表的なディスプレイには、つぎのものがあります。ただし多くの場合、一つのディスプレイは単独で行われることはなく、組み合わせられたり、一連の行動として行われます。
a あご上げ ― 攻撃と逃避の入り交じった気分を示すもので、♂・♀共に幼鳥時から行われる、生活するうえでの基本的なディスプレイです。
b げっぷ ― ♀にマウントしようとする意図が込められていて、♀の後方に近づいた♂がよく行います。嘴を引き、上げた頭を下げるときに「ピュー」という笛声を出します。
c 水はね鳴き ― 「げっぷ」のときよりも、♀から離れた位置で行われ、しかも、♀に対してどの方向からも行われます。前方に伸ばした嘴を引き寄せるときに嘴の先で水をはね上げ、頸(くび)が突き上げられたときに笛声を出します。
d そり縮み ― 「水はね鳴き」の後に続いて行われる、セットになったディスプレイです。オナガガモやコガモでは、引き上げられた尾の側面にある、下尾筒(かびとう)のクリーム色の羽部分が視覚的に強調されます。このディスプレイの後、目当ての♀のほうに嘴を向けます。
また、このようなディスプレイがみられる水辺では、「囲い込み」の一団が、♀を追って飛び立ち、飛行する光景もみられます。よく観察すると、♂たちは飛びながら、頸(くび)を動かしたり、胸をそらしていて、飛行時用に変形した前記の求愛ディスプレイをしていることがわかります。 (同書p27〜29より引用)

飛翔シーンのスローモーションを見直しても、♂が♀に求愛ディスプレイし続けていたかどうかまでは分かりませんでした。
飛び去る群れをしっかり流し撮りする必要がありそうです。
ビデオカメラも発達していない時代にここまで詳細に一連の求愛行動を記録した専門家(研究者)の観察眼に感服します。
大群の喧騒のせいで、求愛時の鳴き声(笛声)を聞き取ることはできませんでした。
オナガガモ観察歴の浅い私には、本に書いてあるほど細かい求愛行動はとても未だ見分けられません。
それでも野外でオナガガモの求愛行動が少しずつ分かってくると面白くなってきました。

♂にしつこくつきまとわれている♀が嫌がって(?)飛んで逃げても、♂は即座に飛び立ち一斉に追尾します。
どうしても擬人化したりヒトの心情を勝手に投影したりしがちですが、♀が本当に♂の求愛(セクハラ?)を嫌がっているかどうかは分かりません。
♀は交尾相手を決めるために何度も飛んで逃げて、付いて来れない♂を篩いふるい落としているのかもしれません。(♀による♂の品定め)

つづく→川面でオナガガモ♀を囲い込んで求愛する♂の群れ(冬の野鳥)その2:喧嘩に負けた♂が♀に八つ当たり




2020/05/21

川で水浴し水を飲むマガモ♂(冬の野鳥)



2019年12月下旬・午後15:50頃・くもり

夕方の川に行くと、マガモ♀♂(Anas platyrhynchos)の群れが対岸の近くで浮いていました。
冬鳥のマガモは性的二型で、♀♂を見分けるのが簡単です。

頭部が鮮やかな緑色(メタリックグリーン)の♂が川面で水浴するシーンを初めて観察できたので、映像をまとめてみました。
尾羽を左右に振りながら頭を勢いよく水中に何度も浸し、全身に川の水をかぶっています。
さっぱりすると上に伸び上がりながら羽ばたき、水気を切りました。
次に尾羽を左右に振りながら頭を水面まで下げると、嘴で水をすくって飲みました。
喉を潤したマガモ♂は羽繕いを始めました。
続いて隣の♂個体も水浴びを開始。
後半は単独♂の行水シーンです。
この個体は水浴後の羽繕いをしませんでした。

水浴後に水を飲んだのは、初めに登場した1羽目の個体だけでした。

マガモ♂は夕方が水浴びタイムなのかな?
しかし一方で、地味な羽色の♀は水浴しませんでした。




2020/05/18

カルガモ♀♂の求愛・交尾行動(冬の野鳥)



2019年12月中旬・午前11:32・晴れ

川面に並んで浮かぶ2羽のカルガモAnas zonorhyncha)が求愛行動(お見合い)を始めました。
互いに見つめ合いながら交互に頭を上下に動かしています。
このヘッドトッシングと呼ばれる求愛の際に嘴を一瞬水面に付けるので、次に首を伸ばすと嘴から水が滴り落ちました。
左の個体が♂、右の個体が♀でした。
♀のお辞儀の動きが小さくなり、頭を水面に下げました。
その背後から♂がのしかかり(マウント)♀の首筋を軽く咥えて体を保定すると、交尾に成功しました。
短い交尾を終えると、♂は頭を低くした姿勢で川面を泳ぎ去り、♀から素早く離れました。(儀式化された求愛行動のレパートリーの一つで、nod-swimmingと呼ぶそうです。)
その場に残った♀は、全身を水中に漬けて水浴を繰り返します。
次に伸び上がって羽ばたき、濡らした嘴で羽毛を整えました。(羽繕い)

※ 動画編集時いつものように手ブレ補正は施しませんでした。(副作用が酷いため)
カルガモの求愛・交尾の一部始終をしっかり観察できたので満足です。
一年越しの宿題が解決しました。

▼関連記事(1年前の撮影)
池の水面で求愛・交尾するカルガモ♀♂【冬の野鳥】

八木力『冬鳥の行動記:Ethology of Wild Ducks』という本で読んだことのある、カモ類の交尾行動と同じでした。

 交尾には♀との合意が必要なので、♂が♀に近づきながら頭部を上下させるヘッドトッシングを行なって交尾を促し、これに♀が同調して頭部を上下させれば同意の合図。
♀は交尾受け入れの姿勢をとります。♂は♀の後頭部をくわえてマウンティング。
交尾終了後、♀は必ず(儀式的水浴びと)転移性羽ばたきを行ない、♂はまれに行なうことがあります。 (p58より引用)


カルガモ♀♂(野鳥)@川面+交尾

2020/05/12

止まり木の空席を巡りカワウ同士で小競り合い(冬の野鳥)



2019年12月中旬・晴れ


▼前回の記事
朝、川岸の倒木に一番乗りしたカワウが羽繕い(冬の野鳥)

カワウPhalacrocorax carbo hanedae)の群れが日中の止まり木として陣取るお気に入りの倒木が混み合ってきました。
空席を巡ってカワウが互いに小競り合いする映像をまとめてみました。

川で潜水漁や水浴を済ませた個体は、川の流れに乗って倒木の横を通り過ぎたり再び引き返して来たりします。
どうやら倒木の上陸地点を見定めているようです。
やがて倒木の空席を目掛けて川面からヒョイと飛び乗ると、先客と鳴き交わして挨拶しました。
カワウの鳴き声はお世辞にも美声とは言えませんが、太古の恐竜はきっとこんな鳴き声だったろうと想像します。
対岸にブラインドを張って隠し撮りしたおかげで、カワウが小声で鳴く声もよく聞こえ、迫力満点です。

カワウは水掻きのついた足で不器用ながらも多少は木登りが可能です。
斜めに倒れた木を少し登って互いに間隔を開けます。(ソーシャル・ディスタンス!)
濡れた羽根の水気を切るために倒木上で激しく羽ばたいたり、翼を大きく広げて日光浴したりしても、隣の個体にぶつからない間隔になっています。

やがて倒木が混んでくると、列に割り込もうとする新入りに対して先客が鳴いて威嚇・抗議したり嘴で牽制して追い払ったりすることがありました。
カワウの群れ内に力関係(つつきの順位制)があるのかどうか、個体識別して調べてみたいものです。
私が終日眺めていた限りでは、強い個体が止まり木でベストな場所を占めるというよりも、単純に早い者勝ちのような気がします。
軽い小競り合い(威嚇・牽制)になっても本気の喧嘩にはなりませんでした。
倒木に一旦飛び乗ってしまえば、隣の先客が鳴いて抗議(?)しても平然としています。
敵対的な場所取り争いではなく、顔馴染み同士がただ挨拶しているだけかもしれません。

個体によって倒木への上陸に得手不得手があるのが面白く思いました。
下手糞な個体は川面で倒木に近づき過ぎてしまい、逆に上陸が困難になっていました。
もたもたしていると倒木上の先客から威嚇され、倒木の下を何度もくぐり川面を右往左往することになります。
上陸上手な個体は、必ず上流から川の流れに乗って倒木へ近づくと川面から倒木上の空席へスムーズに飛び乗ります。
一番上手かった個体は、倒木からかなり離れた上流地点の川面から斜め前方に勢いよく飛び上がり、倒木の最高点に一発で着地しました。
おそらく経験豊富な成鳥なのでしょう。
あまりにも見事なので、1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

昼間この倒木に並んで休む最大7羽のカワウは血縁関係のある家族群なのかな?
群れには成鳥と若鳥が居ます。
個体識別して長期観察してみたいものです。

カワウとカルガモが倒木の周囲で行水するシーンも撮れていたので、2種の水浴法の違いを見比べてください。
カワウが止まり木で脱糞するシーンもありました。


※ ブラインド使用で隠し撮り。
動画編集時に音量を強制的に上げています。(音声の正規化)

つづく→川岸の止まり木でカワウに遠慮するカルガモ(冬の野鳥)


カワウ5(野鳥)@倒木+羽繕い+羽根乾燥
カワウ5(野鳥)@倒木
カワウ4(野鳥)@倒木+羽繕い

2020/05/08

水浴直後に川から飛び立つカワウ(冬の野鳥)



2019年12月中旬・午後12:45

1羽のカワウPhalacrocorax carbo hanedae)が川でバシャバシャと行水しています。
水浴後にカワウが羽ばたきながら川面を助走してから下流へ飛び立ちました。
飛び去ったカワウは低空で少し羽ばたいただけで滑空し、着水しました。
右岸に集まっている仲間の群れ(コロニー?)に合流したようですが、手前に生い茂った落葉灌木林の死角に隠れてしまいました。
わざわざ飛んで行かなくても川の流れに乗って下流へ遊泳してコロニーに向かう方が楽だと思うのですが、体力的に元気いっぱいなのでしょう。(あるいは横の堤防を誰かが通りかかってカワウが警戒したのかもしれません。)

続けて1/5倍速のスローモーションでリプレイをご覧下さい。
背後から撮っても、両足跳びで助走していることがよく分かります。
完全に離陸するまで、力強く羽ばたく左の翼の先端で水面を打っていました。
離陸直後に低空飛行しながら尾羽を左右に激しく振ったのに(水切り?)、飛行の方向や安定性に影響しないのが不思議でした。

カワウは羽根の水気を切らなくても水面から直接飛び立てることが分かりました。
羽繕いを普段から欠かさなければ、羽根が濡れても油分が水を弾いてさほど重くならないのでしょう。


カワウ(野鳥)@川面+助走+飛翔

2020/05/03

川で水浴びするカワウ(冬の野鳥)【HD動画&ハイスピード動画】



2019年12月中旬・午後12:22〜13:40・晴れ

川に集まって1日を過ごすカワウPhalacrocorax carbo hanedae)の群れが暖かい昼過ぎになると、それぞれ水浴を始めました。
カワウは潜水漁が得意な水鳥なのに、それとは別に行水を欠かさないのは不思議です。

川面でバシャバシャと派手に水飛沫を上げる様子を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみると圧巻です。(@2:11〜)
この日はよく晴れて光量も充分だったので、ハイスピード動画の撮影日和でした。

翼を大きく広げて水面に何度も力強く打ちつけ、激しく水飛沫を跳ね上げます。
体に水をかけると、次は頭をザブンと水に漬けました。
そこそこ深い川のはずなのに、頭を水面下に入れた際も尾羽は水の上に残したまま広げていました。
つまり魚捕りの潜水行動とは明らかに異なります。

水浴の合間に首を左右に振って身震いし、水気を切ります。
川面で少し羽繕いするときもありますが、本格的な羽繕いは川岸の止まり木に上陸してから行います。
少し休むと再び水浴びを繰り返します。
此岸に近づいてくれた時は、水中で動く足の水掻きも見えました。

晴れていても冬の川の水温は冷たそうです。
何度くらいですかね?(温度計を持ってくるのを忘れました。)


※ ブラインド内から複数個体を隠し撮り。
カワウの水浴シーンをこれほど間近から撮れたのはブラインド作戦のおかげです。
カルガモの水浴行動より水音が激しいため、ブラインド内で音だけ聞いていても体の大きなカワウの水浴と分かります。
三脚を使ったので動画編集時の手ブレ補正は無し。




2020/04/30

河原で水浴びするハシブトガラス(野鳥)



2019年11月上旬・午後15:15・晴れ

河原でハシブトガラスCorvus macrorhynchos)が単独で行水していました。
中州の横の岩に乗って、濡れた羽を羽繕いしています。
晩秋の日差しに輝く「烏の濡れ羽色」は、いつ見てもきれいですね。
岩からピョンと入水して浅瀬で水浴を再開。
翼でバシャバシャと水を跳ね上げて全身を濡らします。
今度は大きな岩に飛び乗ると、身震いして水気を切り、また羽繕いします。
すっきりしたハシブトガラスは岩から飛び立ち、岸に向かって行きました。

カメラのバッテリーが切れてしまいましたが、なんとかギリギリ最後まで撮り切ることができました。

柴田佳秀『うち、カラスいるんだけど来る? カラスの生態完全読本』という本を読んでいたら、「行水時間には個体差がある(p101より)」と知って意外でした。
追試したくても、カラスに足環を付けて個体識別しないことには難しそうです。






2020/03/23

川の水を飲み行水する2羽のハシボソガラス(野鳥)



2019年10月上旬・午後14:25頃

川の浅くなった淀みでハシボソガラスCorvus corone)が行水していました。
中州に上陸し身震いすると、羽繕いもせずに飛び立ちました。
流し撮りすると、川を渡って車道沿いの電線に止まりました。
落ち着いた場所で念入りに羽繕いを始めます。

そのわずか7秒後、別個体のハシボソガラスが同じ水浴場にやって来ました。
ところが対岸から望遠レンズで撮っている私を警戒したのか、行水せずに岩だらけの中州をぐるっとひと回り。
本当は水浴したいのに警戒して様子を窺っているのが見え見えです。
中州から支流の浅瀬に入り、嘴を川に浸して水を飲みました。
偵察でようやく安全を確かめるとさっきと同じ水浴場に戻り、派手に水飛沫を上げて水浴を開始。
中州に上陸し、少し羽繕いしてから再び川に入水・水浴する、というルーチンを何度も繰り返します。
さっぱりしたカラスが飛び立ったので行方を追うと、数分前の個体と同じ飛行ルートで川を飛び越えて交差点の大きな標識看板裏の水平な支柱に止まり、羽繕い。

同じ場所で相次いで水浴したこの2羽は、おそらくこの辺りを縄張りとするつがいなのでしょう。
気温、水温を測るべきでした。


ハシボソガラスa(野鳥)@川+水浴
ハシボソガラスa(野鳥)@川+水浴

2019/12/17

夏の川で頭突きの喧嘩をするカルガモ(野鳥)



2019年8月中旬・午後15:12

橋の欄干から私が下の川を覗き込むと、川面に居たカルガモAnas zonorhyncha)の小群(計3羽)が警戒して下流へ逃げて行きました。
(映像はここから)

2羽のカルガモが浅い川で水浴びしています。
その2羽が急に川面で正面衝突し、頭突きで押し合いを始めました。
初めは右の個体が優勢に押していたのに、それを左の個体が上手くいなして右の個体の背後に回り込み、交尾のようにマウンティングしました。
2羽はすぐに別れ、各々が水浴して身を清めています。
その後は下流に向かって川面を泳ぎ去りました。
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

カルガモのこんな行動を見るのは初めてで、この夏のバードウォッチングで最も興味深い一件でした。
外見でカルガモの性別を見分けられないのが残念です。
カルガモの繁殖期は確か冬なので、真夏に交尾するはずはありません。
群れ内の上下関係を決める優劣行動(喧嘩・闘争)なのでしょうか?
猛暑で苛ついていただけかもしれません。

ネットで検索してみると、鳥に疑似交尾という行動があると知りました。

参考サイト:(いずれも冬の観察記録)
擬似交尾をするカルガモ
カルガモの擬似交尾

今回の2羽は求愛行動(ヘッドトッシング)を全くせずに、いきなり頭突きからのマウンティングをしたので、おそらく疑似交尾ではなくて喧嘩だろうと考えています。

▼関連記事(前年の12月に撮影)
池の水面で求愛・交尾するカルガモ♀♂【冬の野鳥】


【参考】:
八木力『冬鳥の行動記 Ethology of Wild Ducks』
闘争@p50-53、求愛行動@p54-57、交尾@p58-59



▼関連記事(同年の秋に撮影)
池で頭突きの喧嘩をするカルガモ(野鳥)

カルガモ2(野鳥)@川面+頭突き押し合い
カルガモ2(野鳥)@川面+頭突き押し合い
カルガモ2(野鳥)@川面+疑似交尾?

2019/12/13

池の岸で羽繕いするカワウと水浴・羽繕いするカルガモ(冬の野鳥)



2018年12月下旬


▼前回の記事
池の岸で羽繕いと脱糞するカワウ(冬の野鳥)

石垣で護岸された池の岸で1羽のカワウPhalacrocorax carbo hanedae)が念入りに羽繕いしていました。
曇っているせいか、この個体は羽繕いをするだけで、翼を広げて羽根を乾かす行動はやりませんでした。

数日前に降った雪が残る岸には数羽のカルガモAnas zonorhyncha)が上陸して寝ていました。
カワウの背後の水面では、また別な数羽のカルガモが泳ぎ回ったり羽繕いしたりしています。
バシャバシャと水飛沫を跳ね上げながらカルガモが水浴を始めました。



カワウ(野鳥)@池岸:石垣角+羽繕い
カワウ(野鳥)@池岸:石垣角+欠伸

2019/12/07

夕暮れの川瀬で虫を捕り水浴するハクセキレイ♀(野鳥)



2019年8月上旬・午後18:38(日の入り時刻は午後18:48)

夕方の河川敷でハクセキレイ♀(Motacilla alba lugens)が人工池の畔に飛来しました。
いかにもこれから入水して水浴したそうな予感がしたのですが、背後で見ている私に警戒して躊躇しているようです。
少し飛んで川の瀬に並ぶ岩の一つに乗りました。
やがて浅瀬を歩き回りながら岩に付いた川虫を捕食しています。
次に浅瀬で身を屈めると水浴びを始めました(@1:01)。
最後は下流に少し飛んで川岸の岩場に移動しました。
この間、ハクセキレイ♀は鳴いていたかもしれませんが、川瀬の水音がザーザー、ゴーゴーとうるさくて、鳴き声は聞き取れませんでした。


▼関連記事
川岸で水浴するセグロセキレイ♂(野鳥)
川岸で水浴びするヒヨドリとハクセキレイ♂(野鳥)

ハクセキレイ♀(野鳥)@川:瀬

2019/12/06

用水路内に降りて水を飲み苔を採食するニホンザルの群れ



2019年7月下旬・午前7:33〜8:15


▼前回の記事
野生ニホンザルが深い水路内に落ちて出れなくなった?


シーン1:(@0:00〜)

山麓を流れる用水路内で別個体のニホンザルMacaca fuscata fuscata)がコンクリート壁面下部に生えた緑色の苔(地衣類?)を採食していました。
手で苔や泥を引っ掻いて少しずつ崩し、何か小さいものを指で摘み上げては口に運んでいます。
苔(地衣類?)そのものではなく、中に潜んでいる虫を捕食しているのかもしれません。
採食時の利き手は不明です。(左手→右手と両方使用)


ニホンザル@水路内岸壁+コケ?採食

私が見ていることに気づくと警戒したものの、この個体はパニックには陥りませんでした。
水路の壁面に設置された梯子を身軽に登って水路から脱出しました。
この用水路は深いので、水量が多い時にヒト(特に幼児、児童)が誤って落ちると溺死する悲劇が起きてしまいます。
そのような水難事故を防ぐために、水路に落ちて流されたヒトが自力で脱出できるように梯子や浮きのついた鎖が水路に沿って何箇所も(等間隔で?)設置されています。
野生ニホンザルは誰に教わった訳でもないのに、この梯子を自在に使いこなして水路内に出入りしていました。
水路の両側には落下防止のため(ヒト用に)高いフェンスが設置されているのですが、身軽で身体能力の高いニホンザルにとってはこんなフェンスを乗り越えるのは朝飯前です。

先程、水路内に閉じ込められてパニックになっているように見えた個体も、落ち着きを取り戻せば自力で脱出できるはず(助けは無用)と分かり、安心しました。

誤って水路内に落ちたのではなく、自ら梯子を使って水路の底へ降りて行ったのでしょう。



シーン2:(@0:51〜)

コンクリート岸壁の上端に腰掛けて居た個体が下向きで(頭から先に)梯子を降りて、逆立ちするように水路の底に着きました。
この時期、水路を流れる水量は少なく水深は浅いです。
この個体はまず水面に口を付けて水を飲みました。
続いて水路の底を手で引っ掻いて食べ物を探しているようです。
やがて採食を止めて梯子に戻ると一気に上まで登り、更にフェンスもよじ登ると手摺に並んで座る仲間に合流しました。
躍動する体の毛皮から水飛沫が飛び散っています。
そのまま水路横の木の枝に飛び移ってブランコ遊びを始めました。


シーン3:(@2:25〜)

水路内で計3頭のニホンザルがバラバラで採食?水遊び?していました。
非常用梯子の真下に居た個体が水面に口を付けて水を飲みました。
両手で川底を繰り返し引っ掻いているような仕草は、小さな水棲動物(カニや水生昆虫、小魚、オタマジャクシなど)を捕食しようとしているのでしょうか?
それともヌルヌルした水苔の感触を楽しんでいるのかな?

そこへ別個体が真っ逆さまに梯子を伝って水路内に降りて来ました。
この猿もまずは水面に口を付けて喉の乾きを癒やしました。
しばらく水底を両手でさらって何かを採食すると、仲間同士でふざけ始めました。(水飛沫を跳ね上げながら追いかけっこ)


シーン4:(@3:48〜)

用水路沿いの手摺を歩いてきた個体がフェンスを伝って水路内に降りて行きました。







絶え間ない蝉しぐれに混じって、水路の両側の山林に散開したニホンザルたちが鳴き交わす声もときどき聞こえてきます。
野生ニホンザルが非常用ハシゴを使って水路内に自由に出入りできることを示す決定的な証拠映像が撮れたのは収穫です。
猿は水を全く恐れていませんでした。
ニホンザルの群れが居なくなってから巻き尺で測ると、水路の幅は2.5m、コンクリート岸壁の高さは1.6mでした。

※ 撮影順ではなく、ストーリーを考えて映像素材の時系列を入れ替えています。



2019/12/05

野生ニホンザルが深い水路内に落ちて出れなくなった?



2019年7月下旬・午前7:50

山麓を遊動する野生ニホンザルMacaca fuscata fuscata)の群れに私がついて歩くと、水路の中からバシャバシャ、ジャブジャブと水音が聞こえました。
てっきり猿が朝から水浴しているのかと初めは思いました。

▼関連記事(5年前の記事)
湖で泳ぐ野生ニホンザルの群れ

実はこの日に出会った群れの中に体毛がぐっしょり濡れた個体が混じっていて、気になっていました。
山林の朝露で濡れたにしては濡れ過ぎだったのです。

そっと近づいてフェンス越しに覗いてみると、水路内に1頭のニホンザルが閉じ込められていました。
水路沿いを遊動しているうちに誤って水路に落ちてしまったのでしょうか?(水難事故)
私に気づくと警戒してパニックになり、水路から脱出しようと慌ててジャンプを繰り返しています。
しかし、水路の垂直なコンクリート壁は高くて、身体能力の高いニホンザルでもとてもよじ登れません。

実は4年前の夏に、この水路内で得体のしれない動物(哺乳類)の腐乱死体(溺死体?)を見つけたことを思い出し、心配になりました。
死骸は原形を留めないほど腐乱していて、何の野生動物か結局分からず仕舞いでした。
(骨格標本を得るために水路の底に降りて拾いに行く根性も当時の私にはありませんでした。)


ニホンザル?腐乱死体(溺死体?)@水路内

3年前には水路に落ちたサシバという猛禽類を無事に救出しています。

▼関連記事
サシバ♂(野鳥)救出大作戦

水路に落ちて暴れるニホンザルを今度はどうやって救出しようか…と思案したものの、困りました。
幸い水路を流れる水量は少なく水深は浅いので、猿がすぐに溺れる心配はありません。
周囲では他のニホンザルも鳴き騒いでいます。
どうやらこのドジな個体は未だ経験が浅い(若い?)のでしょう。
落ち着いて対処すれば水路から脱出できるのに、私が来たせいでパニックになってしまったようです。


つづく→梯子を降りて用水路内の水を飲み苔を採食するニホンザルの群れ


2019/11/12

池の岩場に集まるカルガモの親子と亀(野鳥)



2019年7月中旬



▼前回の記事
ミシシッピアカミミガメとクサガメの甲羅干しと入水

約15分後に戻ってみると、カルガモAnas zonorhyncha)の家族群が岩場を取り囲むように集まり、賑やかになっていました。
どの個体に注目して動画に撮るべきか目移りしてしまいます。
親鳥1羽(おそらく母親♀?)が岩に乗り、羽繕いしたり頭を足で掻いたりしています。
その間にわんぱく盛りの幼鳥たち(計4羽の巣立ち雛)は元気に蓮池を遊泳し、自分で採食しています。
水浴びしようとする幼鳥を、黒い大きなコイ(鯉;Cyprinus carpio)が水中で邪魔をしています。


池の水面を泳ぎ回っている幼鳥が、大きな蓮の葉に乗ろうとすると、体重を支え切れず水没しそうになります。
水面に浮いている蓮の葉には乗れないことをカルガモ幼鳥は身を持って体験・学習しているのでしょう。

水かきの付いた足で岩場に上陸しようと奮闘している幼鳥もいます。
ツルツル滑る狭い岩の上でバランスを取るのに苦労した挙句、池に戻ってしまいました。
もう一度挑戦して危なっかしい足取りでなんとか岩に乗れました。
身震いして水気を切り、親鳥の真似をして羽繕いを始めます。

子ガモが可愛らしいので、岩場の横の岸には私も含め多くの観客が集まってきます。
このカルガモ家族はやけに人馴れしていて全く逃げません。
もしかすると池の鯉やカルガモにときどき給餌するヒトがいて、餌付けされているのかもしれません。
カルガモの幼鳥は巣立った後もしばらくは飛べないので、ネコやカラス、猛禽類などの天敵に襲われる危険があります。
なるべくヒトの近くに居れば安全だ(守ってもらえる)という計算がカルガモ親鳥にはありそうです。

一方、15分前に池の中に逃げ込んだクサガメMauremys reevesii)はいつの間にか岩場に戻っていて、ミシシッピアカミミガメTrachemys scripta elegans)と並んで甲羅干しを再開していました。

池の岩場でカルガモと2種類の亀は互いに寛容でした。
お気に入りの岩場を独り占めしたり相手を追い払ったりするような占有行動は全く見られませんでした。

もしも岩場が更に混雑したら喧嘩になるでしょうか?

カルガモ幼鳥2(野鳥)+コイ(鯉)@池:岩場
カルガモ幼鳥(野鳥)@蓮池:岩場
カルガモ幼鳥(野鳥)@蓮池+遊泳
ミシシッピアカミミガメ(手前)+クサガメ(奥)@池:岩場+甲羅干し

2019/10/07

川で水浴後に倒木に上がり羽根を乾かすカワウ(野鳥)



2019年6月下旬・午後16:30

川の倒木に1羽のカワウPhalacrocorax carbo hanedae)αが川下を向いて止まり、翼を大きく広げて濡れた羽根を乾かしていました。
動きがないので私がカメラをズームアウトしかけたら、左から別個体βが川面を渡ってきました。
潜水漁を終えたついでだと思うのですが、川面を遊泳しながら水浴しました。
カワウの水浴びを観察したのは初めてで、嬉しい収穫でした。

βは川上から倒木に近づき、そのまま跳び乗りました(上陸)。
先客のαと同じく川下(下流)を向いて倒木に止まりました。
左のαはβのために横に少し移動し場所を開け、川上(上流)に向き直りました。
もしかするとα<βという力関係があるのかもしれません。
♀♂のつがいなのかな?

αは倒木上で羽繕いしながら白い液状便を排泄しました。(@0:45)
そのまま糞は下流に流れていきます。(水洗トイレ)
右のβは羽繕いしたり、勢い良く羽ばたいて水気を切ったりしています。


カワウαβ(野鳥)@川:倒木+羽根乾燥

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