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2018/08/14

池から岩に上陸して日光浴するミシシッピアカミミガメ♂



2018年6月中旬・午後

池の岩場で甲羅干しをしているミシシッピアカミミガメTrachemys scripta elegans)を撮っていたら、新たに大型の別個体が泳いでやって来ました。
左の岩に長い爪を掛けて登りかけたものの、先客が居るせいか諦めました。
再び泳いで右の岩に回り込むと、よっこらせと上陸しました。
水で濡れた甲羅を日光浴で乾かします。

この岩場に集まるミシシッピアカミミガメは体格がまちまちなのに、陣取り合戦のような争いにはならなかった点が興味深く思いました。
後から来た大型の個体は小型の個体を押しのけて実力行使で岩場の陣地を横取りするのかと半ば期待したのに、拍子抜けしました。
もっと混み合ってくると、そのような闘争が起こるのかな?
それとも大人しく順番待ちしたり他所へ回ったりするのでしょうか?

映像に登場する亀は全て、前脚の爪が長かったり甲羅の後端にV字型の切れ込みが入っていたことから♂だと思います。(覚えたての知識)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



つづく→日光浴中、互いに手足を振るミシシッピアカミミガメの謎(求愛行動?)

ミシシッピアカミミガメ@蓮池:遊泳+岩上陸+日光浴
ミシシッピアカミミガメ@蓮池:遊泳+岩上陸+日光浴
ミシシッピアカミミガメ@蓮池:遊泳+岩上陸+日光浴
ミシシッピアカミミガメ@蓮池:遊泳+岩上陸+日光浴

2018/08/12

池で水浴びするカルガモの群れ(野鳥)



2017年10月下旬・午後14:29

平地の溜池に4羽のカルガモAnas zonorhyncha)が群れていました。
水面を泳ぎ回りながら水浴びを始めました。
激しく羽ばたき、頭をザブンと水中に漬け、身震いして水を切ります。
その後は念入りに羽繕いします。

カルガモによる池での水浴シーンは初見です。

▼関連記事(6年前に山中の池で撮影)
カルガモ群れの水浴と羽繕い【野鳥】


※ 動画編集時に自動色調補正。

ハイスピード動画でも撮りたかったのですが、撮影モードを切り替えたときにはもうカルガモの水浴は終わっていました。
ちなみに、このとき近くからカワセミらしき鳴き声が聞こえたのですけど、姿は見つけられませんでした。


カルガモ(野鳥)群れ@溜池+水浴

2018/08/07

「カラスの行水」は短くない: 川で水浴びするハシボソガラスの群れ【HD動画&ハイスピード動画:野鳥】



2018年6月下旬・17:08〜17:45・気温25℃(@17:06)


▼関連記事
「カラスの行水」は短くない: 川で水浴びするハシブトガラスの群れ#1【HD動画&ハイスピード動画:野鳥】

暑かった午後の河原も気温が少し下がり、過ごしやすくなりました。
ハシブトガラスと入れ替わるようにハシボソガラスCorvus corone)の群れが続々と集まり、川で水浴していました。
「カラスの行水」と言えば、短い水浴(入浴)を表す有名な慣用句です。
しかし、実際の水浴行動は決して短時間ではなくて、何度も念入りに行うことが分かりました。


水浴シーンを240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@4:11〜)

今回観察したハシボソガラスの行水の作法は次の通りで、ハシブトガラスとの違いは特に見出せませんでした。
川岸近くの浅い所に歩いて入ると、水面に嘴を差し込んで首を左右に激しく回し、顔を濡らします。
次は、それと同時に翼を水面に強く叩きつけるようになり、バシャバシャと水を跳ね上げて体を濡らします。
全身を濡らしたいのならもっと川の深い所に入って行ってザブンと水に潜れば手っ取り早いと思うのですが、カワガラスのように泳いだり(潜水)はしませんでした。
水浴が一段落するとピョンと跳んで近くの岩に上がり、大きく身震いして羽から水を切り、濡れた羽根を嘴で手入れします。
(飲水→)水浴→身震い、水切り→羽繕いと順番にやる行動が1セットらしく、このルーチンを何度も繰り返していました。
せっかく羽繕いまでしたのに、どうして再び水浴するのか、ちょっと不思議です。

スーパースローの最後に登場する個体は、水浴後に水切りしただけで羽繕いをせずに飛び去りました。

余談ですが、

濡烏(ぬれがらす・濡れ烏)とは、女性の髪の色彩を形容する言葉。また、その髪のもつ黒の色名。
日本人女性の理想美であり、もっと一般的には烏羽色、濡れ羽色、烏の濡れ羽色とも言う。青みを帯びた黒を指す。(wikipediaより引用)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

2羽が仲良く並んで行水しているシーン(@3:43〜4:10)は、もしかするとハシブトの幼鳥だったりしますかね?
普通種なのにカラスの近縁二種を見分けるのがときどき自信がなくなるのが困りものです。


ハシボソガラス(野鳥)@川+水浴
ハシボソガラス(野鳥)@川+水浴

2018/07/30

水浴する川に脱糞するハシブトガラス(野鳥)



2018年6月下旬

川原で水浴びをしていたハシブトガラスCorvus macrorhynchos)が近くの岩に跳び乗ると、糞を排泄しました。(@0:08)
カラスは賢いはずなのに、自分が沐浴したり飲んだりする水を糞で汚しても気にしないのか!と衛生概念の欠如に驚きました。
カラスが水浴の合間に川で脱糞する行動は、同じ日に他の個体でも何度か観察しました。(映像公開予定)

最後は飛び立つと橋の下をくぐって下流へ飛び去りました。
飛び立つ前に川を水洗トイレとして使った訳で、「立つ鳥跡を濁さず」と昔から言われている諺・慣用句は正しくないことになります。
(実際は「飛ぶ鳥跡を濁す」。)


たつとりあとをにごさず【立つ鳥跡を濁さず】
《慣用句・ことわざなど》飛び去る水鳥が水面をよごさないように、人がある所を離れるとき、そのあとを見苦しくないようにして行くこと。何事も後始末をきれいにすべきであるというたとえ。「飛ぶ鳥跡を濁さず」とも。(学研『Super日本語大辞典』より引用)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ハシブトガラス(野鳥)@川岸+水浴

2018/07/28

「カラスの行水」は短くない: 川で水浴びするハシブトガラスの群れ#1【HD動画&ハイスピード動画:野鳥】



2018年6月下旬・午後16:01〜16:21・くもり・気温30℃→29℃

暑中見舞い申し上げます。
酷暑が続くので、予定を変更してカラスの納涼動画を紹介します。

夕方の川でハシブトガラスCorvus macrorhynchos)の群れが集まり、水浴していました。
普段私のフィールドでは北方系のハシボソガラスが優占種なので、これほど多数のハシブトガラスを見たのは、これが初めてかもしれません。
この映像にはハシボソガラスも少し登場しますが、ハシブトガラスが近くに居る間は少し遠慮しているような印象を受けました。
河原に散開した群れのどの個体を撮るべきか、目移りしてしまいました。

「カラスの行水」と言えば、短い水浴(入浴)を表す有名な慣用句です。

○烏の行水ぎようずい
入浴をあわててすますこと、また、入浴時間の短いことのたとえ。(『広辞苑・第5版』より引用)
烏の行水ギヨウズイ〔=カラスの水浴びのように、入ったかと思うとすぐ出る入浴の仕方〕 (『新明解国語辞典・第5版』より引用)
からすのぎょうずい【烏の行水】
《慣用句・ことわざなど》〔からすが水浴びをするときのようすから〕入浴している時間が短いことのたとえ。 (『Super日本語大辞典』より引用)

しかし、実際の水浴行動は決して短時間ではなくて、何度も念入りに行うことが分かりました。
この日は暑かったせいでしょうか?(撮影時の気温は、30℃→29℃)



今回観察したハシブトガラスの行水の作法は次の通りです。
川岸近くの浅い所に歩いて入ると、水面に嘴を差し込んで首を左右に激しく回し、顔を濡らします。
次は、それと同時に翼を水面に強く叩きつけるようになり、バシャバシャと水を跳ね上げて体を濡らします。
見ているだけで気持ちよさそうです。
全身を濡らしたいのならもっと川の深い所に入って行ってザブンと水に潜れば手っ取り早いと思うのですが、泳ぐことはありませんでした。
水浴が一段落するとピョンと跳んで近くの岩に上がり、大きく身震いして羽の水を切り、濡れた羽根を嘴で手入れします。
(飲水→)水浴→身震い、水切り→羽繕いと順番にやる行動が1セットらしく、このルーチンを何度も繰り返していました。
せっかく羽繕いまでしたのに、どうして再び水浴するのか、ちょっと不思議です。
ちなみに、「〔水にぬれたからすの羽のように〕黒くてつやつやした色」のことを「濡れ羽色」(ぬればいろ)と言います。

動物の水浴び行動と言えば、ハイスピード動画が活躍する絶好の題材です。
240-fpsのハイスピード動画に切り替えて撮ってみました。(@2:39〜)
躍動するカラスと水飛沫をスーパースローで堪能して下さい。
水浴の他にも華麗な跳躍や飛び立つ瞬間がハイスピード動画で撮れており、なかなか見応えがあります。(自画自賛♪)
水浴びする前に、先ず川の水を飲む個体もいました。(@5:30)
さっぱりしたカラスは川から飛び去りました。
羽根が水を含んで重くなったはずですが、普通に飛び立てるようです。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
ハイスピード動画のスローモーションでは、ただでさえ長くなるので、羽繕いシーンを編集でカットしました。

この日は一脚が大活躍しました。
重い望遠レンズを装着し最大ズームでハイスピード動画を撮っても手ブレがかなり抑えられ、長時間の撮影でも疲れにくいです。
(ハイスピード動画撮影時は、カメラ内蔵の手ブレ補正機能がオフになってしまいます。)
三脚よりも一脚の方が、被写体の急な動きにも対応しやすいです。


ハシブトガラス(野鳥)@川+水浴
ハシブトガラス2(野鳥)@川+水浴

2018/07/04

川岸で水浴びするヒヨドリとハクセキレイ♂(野鳥)



2018年4月下旬・午後16:11〜16:14

川の水際でヒヨドリHypsipetes amaurotis)が水浴びをしていました。
軽く行水しただけで岸に生えた柳の灌木へ素早く逃げ込んでしまいます。
しばらくするとまたヒヨドリが水浴をそそくさと済ませてすぐに柳の灌木へ逃げ込む、という行動を繰り返しています。
ヒヨドリの群れが居るのか、それとも同一個体が水浴行動を繰り返しているのか、よく分かりませんでした。
少なくとも2羽のヒヨドリが居ることは間違いなく、つがいなのかもしれません。
水浴後のヒヨドリは柳の灌木で羽繕いしています。
ヒヨドリの騒々しい鳴き声♪が聞こえてきます。

画面の奥でハクセキレイ♂(Motacilla alba lugens)が水浴していたら、ヒヨドリが追い払いに来ました。
水浴場にも縄張りがあるのですかね?
ハクセキレイ♂は川岸で身震いし羽の水気を切ると、飛び去りました。

ハクセキレイと比べると水浴中のヒヨドリは警戒心が異常に強い印象を受けました。

このとき私は離れた橋の上から望遠レンズで撮影しています。
川のどこにヒヨドリが飛び込んで水浴するのか予想できず、ズームインした時にはもう川から居なくなっています。
水浴中にトビなどの猛禽類に襲われたことがあるのかな?
ヒヨドリのつがいが近くの柳の灌木で営巣しているのか?と想像したものの、定かではありません。
親鳥が何度も川で羽毛を濡らして帰巣し、喉が渇いた雛に水を飲ませているとしたら興味深いのですが、私の妄想に過ぎません。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

4年前に同じ川で撮影したときも、ヒヨドリは忙しなく川に飛び込んで短い行水をしていました。

▼関連記事
川で水浴びするヒヨドリの群れ(野鳥)
もしかするとヒヨドリは水浴の作法が他の種類の鳥とは異なるのかもしれません。
短い時間で入浴や水浴びを済ませることを「カラスの行水」と言いますが、カラスの方がヒヨドリよりも時間をかけてじっくり水浴します。


ヒヨドリ(野鳥)@川岸+水浴

2018/01/15

水溜りから跳んで逃げるトノサマガエル



2017年8月下旬

雨上がりの農道を歩くと、前方でカエルがピョンピョン逃げて行きます。
わだちの水溜りにトノサマガエルPelophylax nigromaculatus)が浸かっていました。
目視ではかなり小型の個体だと思ったのですけど、映像では比較対照がないので大きさが伝わりませんね。
幼体なのかな?

私がそっと近づくと、トノサマガエルはピョンと跳んで道端の草むらに隠れました。
保護色のおかげで見失ってしまいました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2017/11/25

ミシシッピアカミミガメの甲羅干しと潜水



2017年8月上旬・午後16:16

蓮池で大きなハス(蓮)の葉にミシシッピアカミミガメTrachemys scripta elegans)が乗って休んでいました。
甲羅の上半分と頭部は水面から上に出ていて、甲羅干し(日光浴)しているようです。
同時に、葉の中央部に溜まった水で半身浴しています。
水から上がってハスの葉に乗ったときに、亀の体重で少し(程よく)沈んだのでしょう。

初めは後ろ姿しか見えませんでしたが、私が少しずつ近づきながら撮り続けると、カメは横目でこちらを見ています。
私が更に近づくと、首を動かしてこちらをキッと見据えてからゆっくりと首を元に戻しました。
遂に、カメの顔を正面から狙えるアングルまで回り込みました。
しつこいパパラッチに辟易したようで、カメは急に左に向きを変えると、ハスの葉から下りて泳ぎ始めました。
泳ぐときは頭部が水面から上に出ていて、鼻呼吸も目視も可能です。
最後は潜水すると、濁った水で姿が見えなくなりました。
蓮池の水面に波紋だけが残りました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


『日本の両生類・爬虫類』p70によると、

(ミシシッピアカミミガメの)目の後方の赤い模様は幼体・成体ともに変わりない。


重い亀が居なくなった後のハスの葉は、ロータス効果(撥水性)を発揮して、ほとんど濡れていません。
▼関連記事
水を弾き泥汚れも付かないハスの葉の秘密:ロータス効果の実演




【追記】
『カメのすべて(カラー図鑑シリーズ)』によれば、
アカミミガメも、クサガメやイシガメと同じように甲羅干しが大好きです。昼間、温かくなってくると流木の上で一日中じっとしているのです。豊かな太陽光線は皮膚に付いたヒルなどの寄生虫を落としてくれたり、甲羅に生えてくる苔を防いでくれるのです。また日光は、骨の形成に欠かせないビタミンDを補ってくれます。ビタミンDが不足すると、堅いはずの甲羅が歪んでしまったり脆くなってしまうのです。だから、甲羅干しはカメにとって欠かせない日課となっています。体の大きいアカミミガメは、いつもクサガメやイシガメを押し退けて、甲羅干しに一番良い場所を取ってしまうのです。 
 また、変温動物であるカメにとって、体温の調節はとても大事です。体温が低くなると食べたものをうまく消化できなくなってしまうのです。一方、体温が上がり過ぎると日射病になってしまうこともあります。アカミミガメは、泳ぎも上手なカメなのです。(p23より引用)

亀が日光浴(甲羅干し)する目的として、ビタミンDを体内で合成するためとは知りませんでした。



2017/10/28

冬の川で水浴するオナガガモ♂【HD動画&ハイスピード動画】冬の野鳥



2016年12月中旬・午後15:22〜15:30

川面に浮かんでいるオナガガモ♀♂(Anas acuta)の群れを見ていると、頭から勢い良く水中に潜ったり水面を翼で叩いたりして水浴びする個体がときどきいます。
水浴の後は伸び上がりながら羽ばたき、身震いして水を切ると、羽繕いをします。

後半は水浴行動を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:26〜)
派手に水飛沫を上げる水浴シーンは、スーパースローで見るのに絶好のテーマです。
水浴を始める前兆が全く分からないので、適当に長撮りを繰り返した映像から水浴シーンを抜き出してまとめました。
岸辺に近いところで水浴することが多く、なかなか全身を見せてくれないのが残念でした。

まとめた映像を見直すと、水浴してる個体はなぜか全て♂でした。
これはただの偶然なのか、それとも何か理由があるのでしょうか?
たとえば♀に魅せつけるアピールまたは♂同士の誇示行動(ディスプレー)という一面もあったりするかもしれません。
♀よりも♂の方がきれい好きなのかな?

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2017/07/16

川で水浴びするコムクドリの♀♂つがい(野鳥)



2017年5月上旬

街中を流れる川の岸辺でコムクドリ♂(Sturnus philippensis)の♂♀番(つがい)を見つけました。
採食していたのかもしれませんが、撮り始めたら警戒心が強いです。
やがて♀が川で繰り返し水浴を始めました。
♂の方が警戒心が強く、先に逃げてしまいました。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
いつも必ずやる手ぶれ補正処理を今回はしていません。
川面のゆらぎのせいで、あまりにも不自然な映像になってしまうからです(副作用が酷い)。


コムクドリ♂
コムクドリ♀

2017/07/02

朝焼けの川とコハクチョウの群れ(冬の野鳥)



2016年11月上旬・午前6:03~6:12(日の出時刻は午前6:11)
▼前回の記事
夜明け前の川で目覚めるコハクチョウとサギ類の混群(冬の野鳥)

東の空に太陽が昇り始めると茜色の朝焼けが川面に反射して、息を呑むほど荘厳な光景になりました。
コハクチョウCygnus columbianus)の群れは川面を移動しながら羽繕いしたり水中に長い首を突っ込んで採食したりしています。
水浴する個体もいます。
コハクチョウが川に散開すると、どの個体に注目すべきか目移りしてしまいます。
ときどき鳴き交わすコハクチョウの鳴き声が朝の川に響き渡ります。
手前の岸に近寄ってくる個体は誰かヒトからの給餌を期待しているのかな?と思ったのですが、鳥インフルエンザの流行を恐れて今季はここで白鳥に給餌をしていないのだそうです。

川の西岸から観察している私は逆光をもろに浴び、眩しくてたまりませんでした。
防寒対策として耳が隠れるニット帽を被っていたものの、この局面ではつば付きのキャップが欲しくなりました。

※ 朝靄に包まれていた上にレンズが結露してぼやけた映像になったので、動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→早朝に集団塒の川から飛び立つコハクチョウの群れ:ハイライト映像(冬の野鳥)


2017/07/01

夜明け前の川で目覚めるコハクチョウとサギ類の混群(冬の野鳥)



2016年11月上旬・午前5:39~6:03(日の出時刻は午前6:11)

コハクチョウCygnus columbianus)の集団塒がある川に徹夜で向かい、現場に着いたのは午前5:05。
真っ暗な川から野鳥の鳴き声が聞こえました。
川に降りる土手の草むらに霜が降りていました。
カモの群れが夜空を飛んでいたものの、暗過ぎて動画には撮れませんでした。

夜が白々と明け始めると、ようやく集団塒の様子が見えてきました。
川に朝霧が立ち込めています。
暗いうちはズームしてもAFの効きが悪いのです。
暗い川の中央部で白鳥が群れで寝ており、群れの辺縁には白鷺(おそらく冬鳥のダイサギ、コサギもいる?)も数羽居ました。
また、途中でアオサギが左(下流)から飛来し、集団塒の右端に着陸、合流しました。
コハクチョウとサギ類が混群の集団塒で夜を過ごしたことが分かりました。
手前の川岸近くにはカモ類が漂う別の集団塒がありました。

映像からコハクチョウを数えると、成鳥が20羽、幼鳥が4羽でした。
眠りから目覚めた個体からコハクチョウは朝の羽繕いを始めました。
体を上下に揺すって冷たい川の水を背中に何度もかけて水浴びしています。
やがてコハクチョウが小声で鳴き交わしながら川面を移動し始めました。

一方、白鷺は目覚めると塒には長居せずに、川から次々と飛び立ち上流に消えました。
もしかするとコハクチョウよりも警戒心が強く、対岸から撮影する私の存在を嫌ったのかもしれません。

朝日が昇り気温が上がると、カメラのレンズが急に結露して困りました。
レンズフードを装着しなかったのは失敗です。
次からはレンズヒーターなどの結露対策をしっかり考えないといけません。
不織布でレンズを拭いたら復活。

※ 映像の途中から(@1:49~)編集時に自動色調補正を施しています。
(実際はもっと暗く、朝靄に包まれてぼんやりしていました)

つづく→朝焼けの川とコハクチョウの群れ(冬の野鳥)


2017/06/30

塒の川から第二陣のコハクチョウが飛び立つまで(冬の野鳥)



2016年11月上旬午前7:14~7:23(日の出時刻は午前6:11)
▼前回の記事
コハクチョウ第一陣が塒の川から飛び立つまで(冬の野鳥)

集団塒の川からコハクチョウCygnus columbianus)の第二陣が飛び立つまでの一部始終をノーカットでお届けします。
もしかすると、この小群は昼間も川に居残りヒトからの給餌に依存して暮らすのかと思いきや、結局は少し遅れて離塒しました。

後で聞くと、鳥インフルエンザの流行を恐れて今季はここで白鳥に給餌をしていないのだそうです。
第二陣の内訳は、黒っぽい幼鳥が2羽、成鳥が3羽の計5羽。
もし血縁関係にある家族群だとしたら、つがい(番)以外の成鳥一羽は前の年に生まれたヘルパーなのかな?

♂1♀2の小ハーレムである可能性もありそうです。
それとも昼間に行動をともにする群れの構成員は日替わりで変わるのでしょうか?
足環調査でしっかり個体識別しないと分かりませんね。

ときどき鳴き交わしながら川面を優雅に移動しています。
各々が朝の身支度(水浴と羽繕い)に余念がありません。
水浴シーンでは、体を上下に揺すって冷たい川の水を背中に繰り返しかけています。(@1:10)
川の水を嘴ですくって飲む個体もいます。(@2:15)

最後は川の中央部で全員が横一列に並んで同じ方向(上流)を向いています。
首を上下して鳴き交わす頻度が次第に上がってきました。
助走開始のきっかけは、陣形の中央に居た1羽の成鳥が先陣を切りました。(@7:00)
幼鳥は陣形の右翼を占めていました。
全速力で走りながら初めは水面を翼で激しく叩きますが、徐々に高度を上げていきます。
今回も上流へ向かって(風上へ?)離陸しました。
川の上空で右に旋回して河畔林に一度隠れてから、下流のどこか採餌場へ飛び去りました。
白鳥の行き先をいつか突き止めたいものです。
そして塒の川に白鳥は1羽も居なくなりました。
夕方になれば再び群れで戻って来るでしょう。

午前7:20に測定した気温は1.4℃、湿度82%。
今思うと、川の水温も測るべきでしたね。
風向きが逆の日は助走の向きも今回とは逆になることも確認したいです。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


【追記】
嶋田哲郎『ハクチョウ 水べに生きる』によると、

ハクチョウはいっせいに移動することはありません。日の出から10時くらいまでに、家族ごとや仲間どうしで田んぼへ飛んでいきます。コオーコオーと仲間どうしでよびかけあいながらの移動です。 (p12-13より引用)


2017/06/29

コハクチョウ第一陣が塒の川から飛び立つまで(冬の野鳥)



2016年11月上旬・ 午前6:54~7:05(日の出時刻は午前6:11)
▼前回の記事
早朝に集団塒の川から飛び立つコハクチョウの群れ:ハイライト映像(冬の野鳥)


集団塒の川からコハクチョウCygnus columbianus)の第一陣が飛び立つまでの一部始終をノーカットでお届けします。
朝焼けで赤く染まった川面に霧が流れています。
第一陣の内訳は黒っぽい幼鳥が3羽、成鳥が18羽の計21羽。


初めは上流(画面右)を向いて川の中央に並び、長い首を上下しながら互いに鳴き交わしています。
手前の岸辺には5羽の小群(これが第二陣になる)が居残って、カモ類と一緒にのんびり羽繕いしたりしています。
やがて群れは下流へ(画面左)向かって川面を移動し始めました。
朝の身支度(水浴と羽繕い)をする個体もときどきいます。
途中で画面を横切り単独で飛び去った白い鳥は(@5:27)、同じ川を塒としていた白鷺(おそらく冬鳥のダイサギ)です。

ようやくコハクチョウの群れが離陸のための助走のスタートラインに付いたようです。(@7:35)
このとき、隣り合う成鳥2羽が噛み付き合う小競り合いが勃発しました。(@8:15)
スタート位置や陣形を決めるポールポジションの位置取り争いがあるのでしょうか?

群れ全体で鳴き声が一層高まりました。(@9:15)
遂に中央の成鳥一羽が背伸びをして大きく羽ばたき、助走を開始。(@9:25)
連鎖反応のように群れが鳴きながら直線の川で助走を始めます。
走りながら初めは水面を翼でバシバシ叩きますが、徐々に高度を上げ上流へ向かって飛んで行きました。
おそらく風上に向かって飛び立ったはずですが、撮影に夢中の私はそこまで気が回らず、風向きを確認していません。
離陸した群れは右へ旋回し、下流へ飛び去りました。
昼間の採餌場がどこにあるのか、いつか突き止めたいものです。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→第二陣の離塒


2016/11/24

水路を泳いで渡るヤマカガシ



2016年8月上旬・午後15:56

川の堤防を散歩中に水辺に降りようと護岸を下っていたら、階段に潜んでいた(日光浴?)ヤマカガシRhabdophis tigrinus)が警戒してシュルシュルと蛇行して逃げ出しました。
慌ててカメラを構え動画を撮りながら更に近づくと、蛇は水面を泳いで渡り、対岸の茂みに姿を消しました。
念願だったヘビの水泳(渡河)シーンを撮れて大満足!
ヒトの水遊び用に作られた支流で、幅2〜3mの水路でした。






2016/10/09

トビ(野鳥)の蟻浴?



2016年7月中旬・午後14:55〜14:56

山麓の農道でトビMilvus migrans)がとても奇妙な行動をしていました。
トビを地上で見るのも初めてなのに、路上で翼を大きく広げて身を屈めているのです。
暑さのあまり水溜りで水浴びしているのかな?と初めは思いました。
それとも、どこか怪我しているのでしょうか?※
炎天下で陽炎が立ち昇り、本物の水たまりなのか遠くからでは見分け難いです。
農道が波打つように湾曲している窪地にトビはうずくまっているのですけど、私が少し近づいてみると水はありませんでした。

強烈な直射日光を受けたアスファルトはとても熱いはずなのに、トビは翼を広げたまま農道に身を伏せています。
その姿勢でキョロキョロ辺りを見回し警戒しています。
もしかすると蟻浴ではないかと思いつきました。
蟻の蟻酸を浴びて羽毛に潜む寄生虫を駆除しているのかもしれません。
しかし遠過ぎて、実際にトビの体にアリが集っているかどうか見えません。

私のうろ覚えの知識では、鳥が蟻浴をやるにしても、蟻の巣や蟻塚でやるものだと思い込んでいました。
たまたまアリの行列が農道を横断していたのかもしれません。(未確認)
この日は非常に暑くて私も熱射病寸前でバテていました。
そのためトビが居た現場まで歩いて行くのも億劫で、確かめに行っていません(修行が足りません)。

【参考ブログ:カラスの蟻浴について】
カラスの面白行動」:四季折々心の赴くままに・・・(野鳥)


※ この後、正常に飛べたので、怪我は無さそうです。
つづく→農道から飛び立つトビ(野鳥)




【追記】
小松貴『虫のすみか―生きざまは巣にあらわれる (BERET SCIENCE)』p79によると、
鳥のなかには、わざとアリ塚の上に降り立って暴れ、アリの蟻酸攻撃を受けることにより、羽についた寄生虫を退治する「アリ浴び」の習性をもつものがいます。海外ではよく知られていますが、日本で観察するのは容易ではありません。人間も戦時中、服を洗えず、ノミやシラミがわいたときには、服をアリ塚に突っ込んで消毒していたようです。



【追記2】
宮崎学『野生動物の首をしめるゴミ (かわりゆく環境 日本生き物レポート)』を読んでいたら、羽毛を虫干しするヤマゲラ幼鳥の写真が目に留まりました。
アリの助けを借りなくてもダニ退治ができるのだとしたら、私が観察したトビの行動もこれかもしれません。
1羽のヤマゲラが、公演の遊歩道で居眠りをしていた。目をとじて、口をあけて、なんだかだらしないしぐさだ。翼は半開きにして、羽毛は逆立てている。 
 みていると、ときどき体の向きを変えたりしながら、およそ5分間にわたって直射日光を浴びてまどろんでいた。 
 どうしたのだろう? 体が弱っているのだろうか、とも思ったが、実はヤマゲラのこの行動は、自分の体の「虫干し」をしているところだった。 
 野鳥は自分の体にダニなどがつくと、いい天気のもとで日光浴をする。 (中略)羽ダニという虫の存在に鳥も気づいているから、天気のいい日にこのような行動をとり、体から追い出しているのである。 
 舗装道路が暖まっているときのほうが、虫干し効果があるらしい。 
 道路上の放射熱と直射日光の上下から体を暖めて、ダニを追い出すという作戦なのだ。 
 だから、羽毛も逆立てて、暖かい熱が全身に行きとどくようにして、ダニにいやがらせをしているのだ。  (p66-67より引用)



トビが居た地点を望遠レンズで撮っただけでお茶を濁しました。
アリが居るのか?(現場まで見に行くべきでしたね)

2016/09/30

サシバ♂(野鳥)の水難事故



2016年7月上旬

山麓を流れる深い用水路になぜか落ちて困っているサシバ♂(Butastur indicus)を夕方に見つけました。
羽毛が水をたっぷり吸って重くなり、自力では飛び立てなくなったようです。
濡れた羽毛を乾かすための止まり木もありません。
水量が少なく水深が浅いので、溺死する心配はありません。
しかし、このまま脱出できなければ飢えるだけですし、夏でも低体温症で死ぬかもしれません。
コンクリート三面張りの深い用水路(高さ170cm、幅〜250cm)が「死のトラップ」と化しました。

私が初めに近づいた時だけ怖がってバサバサと少し暴れたものの(映像なし)、その後は観念したのか、ずっとおとなしくしていました。
未だヒトを恐れない幼鳥・若鳥なのかな?
いつから水路に落ちたのか不明ですが、疲労困憊しているのかもしれません。

一体どうしてこんなことになったのか、不思議でなりません。

  • 巣立ちの初飛行に失敗し、水路に墜落した?
  • 他の鳥(カラスや猛禽類)との争いに負けて水路に落ちた?
  • 水路内で魚やカエルを捕獲していた?
  • 暑いから自発的に水浴していた? (気温を測り忘れた。)

まず背後から撮ると、広げた翼と尾羽が水没しています。
胸や頭も濡れていました。

水も滴るいい男。
不安そうにキョロキョロして、私の様子を伺っています。
生きた猛禽類をこれほど間近で見るのは初めてです。
顔のクローズアップすると、鋭い眼光が印象的。
鈎状に曲がった嘴は黄色で、先端だけ黒色でした。
虹彩は黄色で、ときどき瞬きする瞬膜は白っぽい。

次にゆっくりと正面に回り込んでも、サシバはパニックにならず静かにしていました。
サシバは足に魚やカエルなどの獲物を掴んでいませんでした。
足が折れている様子はなく、安心しました。

私の背後で別個体の猛禽類がヒーヤ、ヒーヤ♪と甲高く繰り返し鳴いています。
振り返りたい衝動を抑えつつ、水路内のサシバを撮り続けます。
鳴き声の強さが一定なので、飛びながらではなく近くの樹上で鳴いているようです。
近くでサシバの親鳥またはつがいのパートナーが頻りに呼びかけているのでしょうか?
私に対する警戒声なのかな?
水路内の個体が仲間の鳴き声に呼応するかと思いきや、黙っています。

つづく→サシバ♂(野鳥)救出大作戦

時間の順序を逆にして救出劇の動画を先に公開した(倒叙法)のは、「長々と撮ってないで(傍観してないで)早く助けろ」という視聴者からの批判が予想されるからです。
実は、サシバがすぐに水路から自力で飛び立つだろうと初めは楽観的に予想していました。
その決定的瞬間を記録するために動画で長撮りしていたのです。
いつまで経っても飛び立つ気配がないので、事態の深刻さに気づきました。
後半は救助すべきか否か葛藤し、救助法を思案しながら撮り続けました。
結果論になりますが、私が危害を加えないということをサシバに分かってもらい信頼を得るには時間が必要でした。
拙速で助けようとしても、サシバが怖がって暴れたり失敗したりする可能性が高いでしょう。



【追記】
平凡社『日本動物大百科3:鳥類I』p157でサシバの生活史を調べると、

  • ほかのサシバやカラスなどがなわばりに侵入してくると激しく追い払う。
  • 7月上旬から中旬にかけて巣立ったヒナたちは、その後1〜2週間は親鳥から餌をもらうが、徐々に自分でも餌を捕まえるようになる。


瞬膜が閉じた瞬間

2015/08/04

樹上で雨宿りするスズメ(野鳥)



2015年6月下旬・夕方

梅雨らしく激しい土砂降りの雨です。
メタセコイアの樹上で数羽のスズメPasser montanus)が雨宿りしていました。
ときどき身震いして羽根の水を切ります。
ヒヨドリの鳴き声の方が喧しいですけど、スズメも群れの仲間と鳴き交わしてるようです。

カメラを警戒しているのか、ずぶ濡れのスズメがホッピングで枝を上へ上へ登って行きます。
樹冠の方が枝葉が茂って雨があまり当たらないのかな?
それとも、このままここを夜のねぐらとするのでしょうか?

後半に登場する個体は(@0:47〜)、嘴の根本が黄色いので幼鳥のようです。
『カラー自然シリーズ26:スズメ』によると、

巣立ち雛は、だんだん体が締まってきて、しゃんとした若鳥になります。頬や喉のあたりのうす墨色も、しだいに黒くなって、親鳥の色に近くなってきます。しかし、嘴の黄色い部分は、後まで残ります。


※ かなり暗い映像だったので、動画編集時に自動色調補正で明るくしてあります。



2015/07/28

雨で濡れた羽根を水切りするスズメの群れ(野鳥)



2015年6月下旬

午後から雷が鳴り出して、激しい土砂降りになりました。
激しい風雨の中スズメPasser montanus)の群れが水浴の代わりに豪雨の中を飛び回っています。
民家の塀に止まると身震いして濡れた羽根を水切りしています。

撮り始めた頃には雨が止みかけてしまいました。
いかにも梅雨時らしい光景でした。



2015/06/23

水溜りで水浴するムクドリ(野鳥)の群れ♪【HD動画&ハイスピード動画】



2015年6月上旬

前日の雨で遊歩道にできた水溜りでムクドリSturnus cineraceus)の群れが騒がしく鳴きながら水浴びしていました。
浅い水溜りに身を屈めると、激しく羽ばたいて体に水を跳ね散らしています。
水浴というよりも泥浴びと呼ぶべきかもしれません。
水を飲んでいる個体もいます。
後半は(@1:19〜)240fpsのハイスピード動画に切り替えて、水浴の激しい動きを撮ってみました。
行水した後は激しく身震いして濡らした羽毛を水切りします。

群れが飛び去った直後に現場検証してみると、浅い水溜りでややドブ臭く、決してきれいな水質とは言えませんでした。
前日の雨とは打って変わり、この日は晴天で暑かったです。
少し前に現場の近くで測った気温は30℃でした。(アシナガバチが木陰の巣を冷やす扇風行動するほどの暑さ)



【追記】
宮崎学『水場 (森の写真動物記 2)』p8によると、
野鳥たちにとって水場は、水を飲むだけの場所ではありません。「水浴」といって、水たまりを風呂のようにもつかいます。(中略) そのためには、水たまりはふかくないほうがよく、小鳥の足の長さが3cmほどですから、水深は1~2cmくらいがちょうどよいのです。





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