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2019/08/06

羽化したマメドクガ♂(蛾)



マメドクガの飼育記録#19

▼前回の記事
繭を紡ぐマメドクガ(蛾)終齢幼虫♂【100倍速映像】

2019年5月下旬・午後19:00頃

繭棚で繭を紡いでから13日後。
飼育容器内で繭棚に立て掛けておいた割り箸に掴まっているマメドクガCifuna locuples confusa)の成虫に気づきました。
触角が羽毛状の♂でした。
毛深い前脚を前に揃えて止まっています。
羽化する前兆が分からず、繭からの脱出および翅伸展の過程を見逃してしまい残念無念…。

空繭の開口部の写真を撮ること。(掲載予定)


シリーズ完。


マメドクガ♂b(蛾)@割箸+羽化後
マメドクガ♂b(蛾)裏面@割箸+羽化後・全景
マメドクガ♂b(蛾)@割箸+羽化後macro
マメドクガ♂b(蛾)@割箸+羽化後macro
マメドクガ♂b(蛾)@割箸+羽化後macro
マメドクガ♂b(蛾)触角@割箸+羽化後macro

2019/07/29

繭を紡ぐマメドクガ(蛾)終齢幼虫♂【100倍速映像】

マメドクガの飼育記録#18



▼前回の記事
ケヤキの若葉を食べ脱糞するマメドクガ(蛾)終齢幼虫♂【30倍速映像】

2019年5月中旬

マメドクガCifuna locuples confusa)の終齢幼虫♂bは、ケヤキの枝で葉裏に静止し、周囲の葉数枚を糸で綴り引き寄せ始めました。
いよいよ繭を作りそうです。
これは、みんに入る前の隠れ家です。

三田村敏正『繭ハンドブック』によれば、マメドクガの繭は

長さ約3.0cm、直径1.4〜2.0cm。
体毛を混ぜ込んだ褐色で、薄い。繭の中の蛹が見える。餌植物の葉を綴って作られる。
繭は初夏〜秋にかけて、餌植物で見られる。
とのことです。(p42より引用)


生き物を飼育するときは、なるべく自然の状況を再現するのが理想です。
私の目的は行動を動画で記録することなので、葉で綴った隠れ家の中で営繭されると過程が見えずに困ります。
このままでは営繭行動を撮影しにくいので、幼虫を繭棚に引越しさせることにしました。
養蚕で使うカイコの繭棚を我流で真似したものです。

中が格子状に仕切られたプラスチック容器を用意します。(100円ショップで購入した小物入れ)
1部屋の大きさは、4×4×3.5cm。
プラスチックの部屋の内面に紙を貼り、幼虫の絹糸が付着しやすくしておきます。
過去に別種のイモムシによる繭作りを観察したときの反省から、壁紙を黒くすることにしました。
背景が白いと、幼虫が吐く白い絹糸が見えにくいからです。
わざわざ黒い紙を文具店で買ってくる時間がなかったので、油性ペンで紙を真っ黒に塗り潰しました。
その黒紙を両面テープで容器内面に貼りました。
この繭棚にマメドクガ終齢幼虫を閉じ込めました。
観察しやすいよう上面は透明プラスチックの天井のままにしてあります。
繭棚の天井が明るいと、幽閉された幼虫は必死で脱出しようとするので、しばらく遮光しておきます。

2日後、みんから醒めた終齢幼虫が遂に繭棚で繭を紡ぎ始めました。
撮影のために繭棚のプラスチック蓋を開けておいたら、夜の間に幼虫は勝手に隣の繭棚に移動して、そこで改めて繭を作ろうとしていました。
もしかすると、壁紙を黒く塗った油性ペンの揮発性インクの匂いを幼虫が嫌ったのかもしれません。(次回は黒色の折紙などを使いましょう)
引越し先は過去にオビガ幼虫が繭を作った繭棚で、背景が茶封筒の紙です。(画面の左下隅にはオビガの古い空繭が残されたままです。)

古い壁紙が剥がれかけていてお見苦しいです。
せっかく今回は背景を黒くしようと企んだのに、準備が台無しになってしまいました…。

仕方がないので、このまま撮影に入ります。

繭を作り始める前に終齢幼虫は下痢便を排泄するのが普通です。
しかし、この個体では結局見ていません。
与えた食草(食樹)の含有水分が少なかったのかな?




営繭の一部始終を微速度撮影で記録しました。(午前7:02〜14:34)
撮影開始時の室温は21.5℃、湿度33℃。
終了時の室温は26.8℃、湿度29%でした。
100倍速の早回し映像をご覧下さい。
微速度撮影に特有の画面のチラつきを抑えるため、動画編集時にdeflickerフィルターを掛けました。
初めにマメドクガ幼虫は、自分の体の周囲に足場糸を張り巡らせただけの、ごく粗い繭を作ります。
やはり背景が茶色では、白い絹糸がよく見えません。
繭棚の天井は何も無くて露出した状態なので、幼虫はまずその天井に絹糸を張り巡らせてシートの様なもので覆い始めました。
繭が密になれば、蓋を開けておいても繭棚から脱走する心配はもうありません。

途中で終齢幼虫の動きを等倍速の動画撮影に切り替えて記録しました(@2:17-3:12)。
マメドクガ幼虫は下半身を繭内に固定し、反らせた上半身で8の字を描くように動かしながら口から絹糸を吐いていきます。
繭内で何度も方向転換し、万遍なく絹糸を追加していきます。

次第に薄っすらと黒い繭が作られていきますが、絹糸が黒い訳ではありません。
毛虫が繭内で激しく動き回ったり方向転換したりする際に抜け落ちる黒い毛が繭に少しずつ織り込まれていくのです。
幼虫の頭部の横から伸びる一対の長い毛束も営繭の後半にはどんどん抜け落ちてしまいました。
結果論ですけど、マメドクガの繭は最終的に黒くなるので、繭棚の壁紙を黒くしないで良かったことになります。
こういう細かな撮影ノウハウは、自分なりに飼育して試行錯誤してみないと分からないものです。

完成した繭内で幼虫がなぜか激しくのたうち回っています。(蛹化の蠕動運動ではない)
やがて終齢幼虫が動かなくなりました。
黒っぽい繭の長軸が繭棚の壁に対して水平に吊り下げられていました。(一方、過去にオビガ幼虫は繭棚の隅で斜めに繭を作りました)

マメドクガ幼虫に面白がって桜(ソメイヨシノ)の未熟な果実ばかりを食べさせた時期があったので、青酸中毒で弱ったり異常行動を始めたりするのではないかと心配でした。

無事に繭が完成したので一安心。

繭が完成した後で動かなくなった終齢幼虫は前蛹と呼ばれる状態になります。
繭が黒っぽい焦げ茶色なので中の様子がよく見えず、前蛹が脱皮して蛹になる様子(蛹化)は観察できませんでした。

9日後、成虫の羽化に備えて繭室から繭および蛹を取り出しました。
その写真はこちら。


マメドクガ(蛾)繭+蛹♂b@繭棚
マメドクガ(蛾)繭+蛹♂b@方眼紙
マメドクガ(蛾)繭+蛹♂b@方眼紙




↑【おまけの動画】
早回し速度を落とした10倍速映像をブログ限定で公開しておきます。



つづく→#19:羽化したマメドクガ♂(蛾)


マメドクガ(蛾)終齢幼虫♂b@繭棚+営繭
マメドクガ(蛾)終齢幼虫♂b@繭棚+営繭
マメドクガ(蛾)終齢幼虫♂b@繭棚+営繭

2019/07/23

キアゲハ成虫♂aの羽化【10倍速映像】




キアゲハの飼育記録(2018年)#11



▼前回の記事
キアゲハ帯蛹a:羽化の前兆【40倍速映像】

2018年7月中旬

キアゲハPapilio machaon hippocrates)が羽化する一部始終を10倍速の早回し映像でご覧ください。
帯蛹の蠕動が激しくなり、いよいよ成虫の羽化が始まりました。
開始時刻は午後14:16でした。
このときの室温は31.9℃、湿度50%。

帯蛹aの胸背が割れて新成虫が抜け出そうとするものの、周囲のプラスチック壁面がツルツル滑って上に登れません。
疲れて小休止した後にようやく腹部が蛹から抜け出ました。
微速度撮影した動画には、カメラの仕様で音声が録音されていませんが、抜け殻上で新成虫が身動きする度にカサカサ♪と音がしました。
抜け殻は帯糸および尾端で容器に固定されているだけなので、グラグラ揺れてやや不安定です。
新成虫は抜け殻の横になんとかしがみついた状態で静止。
このとき滑落すると翅に奇形が残りそうで、心配しました。
(もし滑落したら足場として割り箸を差し出してやるつもりで、念の為に用意しておきました。)
よく見ると、羽化殻に掴まっているのではなくプラスチックの壁面に足の爪を掛けています。
蛹化する前に予め終齢幼虫が足場糸を容器壁面に面状に張り巡らせておいたおかげで、新成虫の脚の爪先が引っかかって掴まれるようになっています。
姿勢が安定すると、しわくちゃの翅に体液を送り込んで伸ばし始めました。
それと同時にゼンマイ状の口吻をくるくると伸縮させています。
羽化直後は左右2本に別れていた口吻がジッパーを閉じるように1本の管になります。
(カメラが1台しかなくて、口吻にズームインできませんでした。)
前翅が先に伸び切りました。
半開きの翅をときどき軽く開閉して乾かしています。
後翅も伸び切ると、翅を閉じてしまいました。
閉じた翅を小刻みに震わせています。
飼育容器の隅で羽化したので、大きな翅が少し窮屈そうです。

撮影終了時の室温は32.1℃、湿度47%。

その後しばらくすると、余分な体液を蛹便(羽化液)として腹端から勢いよく排泄しました。(映像公開予定?)
翅が完全に固まってから明るい窓に向かって(走光性)初飛行すると、レースカーテンに止まり直しました。

キアゲハ成虫の性別判定法を私はこれまで知らなかったのですが、フィールドガイド『日本のチョウ』を紐解いてみると、

キアゲハ:夏型♀では、表裏とも黄色部が♂に比べて淡い色となり、後翅表の前縁基部付近に暗色部が広がる。(p63より引用)


したがって今回羽化した個体aは♂のようです。
また、キアゲハ♂の腹端には交尾器が目立つらしいのですが、♀の腹端との形態的な違いを文章で記述してくれないと、1×1cmのサムネイル画像のような小さな比較写真だけでは私のような素人には見分けられません。

この点は改善を求めます。


つづく→#12:キアゲハ♂aにアクエリアスを飲ませてみる


キアゲハ♂a@羽化直後:翅伸展終了
キアゲハ♂a@羽化直後:翅伸展終了
キアゲハ♂a蛹便@容器底隅(落ちていた幼虫時代の糞が羽化液に溶けて緑色に)
キアゲハ♂a@レースカーテン
キアゲハ♂a@レースカーテン
キアゲハ羽化殻(抜け殻)♂a
キアゲハ羽化殻(抜け殻)♂a

2019/07/21

キアゲハ帯蛹a:羽化の前兆【40倍速映像】



キアゲハの飼育記録(2018年)#10


2018年7月中旬・室温30〜32℃

7月上旬に飼育容器内の隅で蛹化してから8日目。
キアゲハPapilio machaon hippocrates)の帯蛹cの色が変わり、成虫の翅の色が透けて見えるようになりました。
翅芽の黄色や赤の模様が透けて見えます。
これは羽化の前兆です。
予想より早かったのですが、連日の猛暑で完全変態の進行が早まったようです。
撮影のためにプラスチック容器の蓋を開放したので、蛹にとっては暑さが篭もらなくなったはずです。
それまではほぼ密閉状態だったので、中は温室のように暑かったかもしれません。

羽化に備えて、微速度撮影で監視することにしました。
40倍速の早回し映像をご覧下さい。

帯蛹はときどき蠕動しています。
蛹のクチクラの直下に少しずつ白い泡のように空気が入って新成虫の体との間に隙間が出来つつある様子が分かります。
胸背の突起にも空気が入り、白っぽくなりました。

つづく→#11:キアゲハ成虫♂aの羽化【10倍速映像】


キアゲハ帯蛹a:背面
キアゲハ帯蛹a:側面
キアゲハ帯蛹a:腹面(容器越し)

2019/07/04

マメドクガ(蛾)幼虫は毛束を失っても脱皮で再生する



マメドクガの飼育記録#11


2019年4月下旬〜5月上旬

マメドクガCifuna locuples confusa)の幼虫bを野外で採集してきたときから一部の毛束に欠損がありました。
頭楯の左右両側から前方に真っ直ぐ生えているはずの長くて黒い毛束が、どういう訳か右側だけ根本から無いのです。
原因は不明ですが、前回の脱皮の際に抜け殻から毛束を引き抜くのに失敗して千切れてしまった可能性もありそうです。
終齢幼虫に脱皮した後、下に落ちていた仮面のような頭楯の抜け殻を見ると、亜終齢では毛束が左右非対称であったことが明らかです。
しかし脱皮した終齢幼虫では、毛束が左右対称に回復していました。
再生した右の毛束は、左の毛束と比べても長さに遜色はありません。
右の毛束の先端がやや折れ曲がっているのは、脱皮直後で毛が未だしっかり伸びていないからでしょう。

事故(怪我)や発生の異常(奇形)などで脚や触角など体の一部が失われても、脱皮の際に再生するのは節足動物でよく見られる現象です。
マメドクガ幼虫にとってこの毛束は、アンテナ(触角)代わりに重要な働きをしているのかもしれませんね。
しかし右側の毛束が無くても、徘徊、食餌などの行動にあまり支障は無さそうでした。
もし両方の毛束を切り落としてしまったら、幼虫の探索行動に異常を来すのでしょうか?
天敵のヤドリバエや寄生蜂が産卵を試みても着陸しにくいように、毛虫は体の周囲にバリアのように長い毛を生やしているのかもしれません。
オサムシなどの捕食者に食べられないための防御になっているという説もあります。

ちなみに、脱皮直後にノギスで採寸した幼虫の体長は18mmで、脱皮前からほとんど成長していませんでした。
逆に2mmほど縮んでいました。
しかし食事を再開すると、どんどん成長します。


つづく→#12:桜の花後の子房を食べるマメドクガ(蛾)終齢幼虫


マメドクガ(蛾)終齢幼虫♂b:毛束再生@容器壁面+脱皮直後
マメドクガ(蛾)亜終齢♂b:頭楯の脱皮殻

2019/07/01

マメドクガ(蛾)終齢幼虫♂への脱皮【10倍速映像】



マメドクガの飼育記録#10


2019年5月上旬

▼前回の記事
脱皮前の眠で微動するマメドクガ(蛾)亜終齢幼虫♂【100倍速映像】

マメドクガCifuna locuples confusa)の亜終齢幼虫bの脱皮がようやく始まりました。
10倍速の早回し映像をご覧下さい。
脱皮開始時刻は、午前9:23でした。
プラスチック製の飼育容器の壁面に予め体を絹糸で固定し、斜め下に前進しながら脱皮しました。
後方に抜け殻(脱皮殻)が残されています。
体が千切れたように一瞬見えて、焦りました。

まず、胸部のクチクラが割れて新しい上半身が下に現れました。
頭部から前に伸びる左右1対の毛束がピョンと伸びました。
幼虫が前に抜け出る場所にも予め吐糸で足場を張り巡らせてあり、その用意周到さに感心します。


昨年の飼育個体aで脱皮を観察したときには、私の不注意で脱皮中に落下してしまいました。
今回は無事に脱皮の一部始終を動画に記録できて満足です。

脱皮殻から完全に抜け出ると終齢幼虫bはすぐに、体を海老反りにしてくねらせ、背側に生え揃った毛でブラッシングするように起毛運動を行いました。
これは昨年の飼育個体aでも観察された行動です。

▼関連記事
脱皮直後のマメドクガ(蛾)幼虫による海老反り起毛体操

このとき黒い頭楯の抜け殻がポトリと下に落ちました。
新しい頭楯の色は白っぽい褐色で、これから次第に黒化します。

休憩を挟みながら起毛運動を繰り返します。
腹背中央で縦に2つ並んだ茶色の小さな毛束も、よく見るとピコピコと動いていて、可愛いらしいです。
背脈管(昆虫の心臓)の拍動に伴う動きなのでしょう。

やがて終齢幼虫♂bは方向転換すると、壁面で上向きになりました。
幼虫の中には脱皮殻を食べてしまう種類もいますが、この個体は抜け殻に口は付けず、そのまま休止しました。
午前11:25に測った室温は23.6℃、湿度33%。

※ 微速度撮影に特有の画面のチラつきを抑えるために、動画編集時にdeflickerフィルターをかけました。

採集時に見つけた前回の脱皮殻の写真も比較のために掲載予定。

つづく→#11:マメドクガ(蛾)幼虫は毛束を失っても脱皮で再生する

マメドクガ(蛾)幼虫b@容器壁面+脱皮直後・全景

マメドクガ(蛾)幼虫b@容器壁面+脱皮直後
マメドクガ(蛾)幼虫b@容器壁面+脱皮直後macro

2019/06/29

脱皮前の眠で微動するマメドクガ(蛾)亜終齢幼虫♂【100倍速映像】



マメドクガの飼育記録#9


2019年5月上旬

▼前回の記事
マメドクガ(蛾)幼虫はイネ科の草も食べる

食欲を失ったマメドクガCifuna locuples confusa幼虫bは、食草として与えたイネ科植物を離れ、飼育容器のプラスチック壁面に斜め下向きで静止したままになりました。
照明の当てる角度を工夫して透明な容器をじっくり見ると、幼虫がいつの間にか自身の周囲に大量の絹糸を口から吐いて体軸方向に対して直角に張り巡らしていました。
市販されているこの飼育容器の形状は独特で、一方の側面は平面で、反対側の面は外側にやや湾曲しています。
マメドクガ幼虫は、脱皮のために平面の壁面を選択しました。
これから脱皮する前に、滑りやすいプラスチック壁面でずり落ちないように吐糸で足場を用意しておくのでしょう。
初めはプラスチックに擦り傷、引っかき傷(擦過傷)を付けたのかと早とちりしました。

ノギスで採寸すると、幼虫の体長は約20mmでした。
このとき亜終齢だったことが、後に判明します。
ちなみに『イモムシハンドブック1』p85によれば、マメドクガ終齢幼虫の体長は、35〜40mmとのこと。

脱皮するまで、微速度撮影で愚直に監視します。
100倍速の早回し映像をご覧下さい。
脱皮前のみん状態の幼虫は「微動だにしない」ように見えても、実際にはときどき蠕動していることが分かります。


つづく→#10:終齢幼虫への脱皮


マメドクガ(蛾)亜終齢幼虫b@飼育容器壁面+足場糸+脱皮前眠・全景
マメドクガ(蛾)亜終齢幼虫b@飼育容器壁面+足場糸+脱皮前眠
マメドクガ(蛾)亜終齢幼虫b@飼育容器壁面+足場糸+脱皮前眠
マメドクガ(蛾)亜終齢幼虫b:腹面@飼育容器壁面+足場糸+脱皮前眠

2019/04/13

脱皮直後のマメドクガ(蛾)幼虫による海老反り起毛体操



マメドクガの飼育記録#5



▼前回の記事
マメドクガ(蛾)幼虫の脱皮【10倍速映像】


2018年10月中旬

脱皮を済ませたばかりのマメドクガCifuna locuples confusa)の幼虫が謎の運動を繰り返しています。
その場で海老反りになり、左右にのたうち回るのです。
この動きで新しい毛束が立ってきました。(起毛運動と勝手に命名)

こんな奇妙な動きをこれまで見たことがなかった私は、もしかすると脱皮に失敗して歩行異常を来したのか?と少し心配になりました。
脱皮中の脆弱・無防備な幼虫を私の不注意で床に落としてしまったという罪悪感がありました。

その衝撃の後遺症でしょうか?
しかし、しばらくすると徘徊を始めたので、一安心。

ピンセットでそっと摘んでクズの葉に戻してやりました。

葉裏に隠れて落ち着いたと思いきや、その場でのたうち回る運動を再開しました。
頭部の毛束を自分の背中に擦り付けています。
脱皮直後は白かった頭楯の黒化が進み、もう真っ黒になっていました。


私は毛虫の飼育経験があまり無いのですけど、以前観察したオビガ幼虫は脱皮直後にこのような起毛運動はやりませんでした。
▼関連記事 
オビガ(蛾)終齢幼虫への脱皮

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→#6:マメドクガ(蛾)幼虫の徘徊運動


マメドクガ(蛾)幼虫@クズ葉裏:脱皮後

2019/04/02

マメドクガ(蛾)幼虫の脱皮【10倍速映像】



マメドクガの飼育記録#4


▼前回の記事
脱皮直前に眠から醒めて右往左往するマメドクガ(蛾)幼虫【100倍速映像】

2018年10月中旬・室温20.7℃、湿度57%

なかなか脱皮してくれなかったマメドクガCifuna locuples confusa)の幼虫ですが、朝8時に様子を見ると、クズ葉裏の縁に腹脚だけでしがみつき上半身を下に反らしていました。
今にも脱皮しそうなので慌てて微速度撮影の準備を始めます。
10倍速の早回し映像をご覧下さい。
冒頭シーンから頭楯の抜け殻が外れかけた状態で、毛先に辛うじて付着しています。
その下には新しい白い頭楯が見えています。
食草を活けたペットボトルを少し移動させた拍子にトンと軽く衝撃を与えてしまいました。(痛恨のミス)
そのわずかな震動でマメドクガの幼虫が落下してしまいました。
卓上に置いていた図鑑の表紙に落ちた幼虫が起き上がった際に、古い頭楯が外れました。
下半身の抜け殻を背負いながらゆっくりと前進します。

新しい頭楯は未だ白く、頭部で1対の黒い毛束が前方に伸びています。
背面の毛束は未だ寝た状態でした。
体の側面から横向きに生えた毛は既に伸びていました。
幼虫は頭部を左右に振って行き先を探索しながらゆっくり進みます。

やがて抜け殻が腹端から自然に外れ、フワフワと床に落ちました。
脱皮が完了した幼虫は、その場で奇妙な動きを繰り返しています。(起毛運動と勝手に命名)
海老反りになった姿勢で左右にのたうち回るので、歩行異常を来したのかと少し心配になりました。

クチクラが固まる前の一番脆弱(無防備)な状態で落ちて体を激しく打ちつけたせいでしょうか?
しかしこの運動で、新しい毛束が立ってきました。

これまで色々な芋虫・毛虫を飼育してきましたが、どうも脱皮シーンの動画撮影が苦手です。
脱皮の前兆が分からないときは愚直に長撮りを繰り返して監視するしかないのですが、今回も根気があと少しだけ足りませんでした。
幼虫は予め足場にしっかりしがみついておかないと正常に脱皮できないのかと思いきや、途中で足場から落ちてしまってもなんとか脱皮してくれてホッとしました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

脱皮殻(抜け殻)の写真を後で貼る予定です。

つづく→#5:脱皮直後のマメドクガ(蛾)幼虫による海老反り起毛体操


マメドクガ(蛾)幼虫@脱皮直後

2019/03/30

脱皮直前に眠から醒めて右往左往するマメドクガ(蛾)幼虫【100倍速映像】



マメドクガの飼育記録#3



▼前回の記事
脱皮前の眠で微動するマメドクガ(蛾)の幼虫【100倍速映像】


2018年10月中旬

マメドクガCifuna locuples confusa)の幼虫が脱皮前の眠状態に入ったと思い、夜間も微速度撮影で愚直に監視し続けているのですが、なかなか脱皮してくれません。
やがて覚醒した幼虫がその場で後退、方向転換するとクズの葉裏に移動してしまいました。
私がしつこく撮影アングルを調整し直しても、葉縁に沿って隣のクズ葉に移動すると葉縁に跨るようにしがみついて静止しました。
摂食中によく見かける姿勢ですけど、葉に口を付けていません。
一体何がしたいのか、幼虫の意図が読めません…。

幼虫の体長は約18mmとなぜか少し縮んだようです。
体内寄生されている個体なのか?と不安になってきました。
脱皮するには足元のグリップをしっかり固める必要があるのでしょうか。
幼虫が乗っていたクズの葉が(おそらく照明のせいで)刻々と傾いてしまったので、体勢を立て直す必要があるのかもしれません。
撮影用の眩しい照明を嫌った幼虫が隠れようと右往左往しているような印象も受けました。
かと言っても微速度撮影中は照明を切る訳にいかないので、私も困ってしまいます。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→#4:マメドクガ(蛾)幼虫の脱皮【10倍速映像】


2019/03/27

脱皮前の眠で微動するマメドクガ(蛾)の幼虫【100倍速映像】



マメドクガの飼育記録#2

▼前回の記事 
クズの葉裏にマメドクガ(蛾)の幼虫を見つけた!

2018年10月中旬

マメドクガCifuna locuples confusa)の幼虫が食欲を失い、クズの葉表に長時間静止しています。
脱皮前の眠状態であることが後に判明します。
微速度撮影して100倍速の早回し映像を見てみると、毛虫が時々ピクピクと蠕動を繰り返していました。


余談ですが、幼虫が止まっているクズの葉が時間経過と共に刻々と傾いていることも動画に記録されていました。
そのために、微速度撮影中にときどきカメラのピントを幼虫に合わせ直したり画角を調整しないといけなくて面倒でした。(葉が動かないようにクリップで固定する技を後に身につけました。)
クズはネムノキと同じマメ科ですから、これは「クズの葉の就眠運動」なのかもしれません。
クズの蔓を花瓶に活けた状態でも葉柄の部分(葉枕)で葉の傾きをゆっくりと制御しているのでしょう。
ちなみに、今回の撮影時刻は夜です。
照明を点けっ放しでも就眠運動が見られるのは、(私のような素人には)ちょっと不思議な気もします。(ただ萎れているだけかも?)
野外のクズは、日差しの強い夏の昼間には向かい合わせの小葉が閉じてしまう性質があるらしいので、今回の現象も撮影用の照明がクズにとっては強過ぎたのかもしれません。
いずれにせよ現時点の私は植物生理学について勉強不足です。

いつか改めてこのテーマ(クズの葉の運動)について動画に撮り直し、探求してみるつもりです。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→#3:脱皮直前に眠から醒めて右往左往するマメドクガ(蛾)幼虫【100倍速映像】


2019/03/21

繭を紡ぐイラガ(蛾)終齢幼虫【100倍速映像】



イラガ(蛾)の飼育記録2018年:#4


▼前回の記事
イラガ(蛾)終齢幼虫が小枝の樹皮を剥いで営繭準備【100倍速映像】


2018年10月上旬・午前8:30〜午後15:30

飼っていたイラガMonema flavescens)終齢幼虫がカキノキの斜めに伸びた小枝の下面に遂に繭を紡ぎ始めました。
微速度撮影で記録したので、100倍速の早回し映像をご覧下さい。
イラガの繭の表面の模様は個性豊かで、そのパターン形成は見ていて飽きません。
このテーマが大好き過ぎるあまり、実はこれが3回目の微速度撮影です。

▼関連記事(2年前の撮影)
イラガ(蛾)終齢幼虫の繭作り【100倍速映像】
小枝に繭を作り直したイラガ(蛾)終齢幼虫b【100倍速映像】

三度目の正直でもなかなか思い通りの映像が撮れず、奥が深いです。
完成した繭でカメラのレンズに向いていた面は白い縦縞模様の発達が悪く途中で途切れており、なぜか逆面の方が縞模様がきれいに形成されるのです。(縞模様の非対称性)

繭の形成過程を真横からではなく少し斜め上から撮ったのも実は狙いがありました。
繭を地球儀に例えて説明すると、北極点から経線のような縞模様が放射状に描かれる様子を記録したかったのです。
しかし残念ながら今回の繭は北極点の付近(北半球の片面)が茶色に塗り潰されて縞模様になりませんでした。
2年前は偶然による失敗作なのかと思ったのですが、今回も同じ結果なので
(縞模様の非対称性)、ひょっとすると再現性があるかもしれません。
背景を黒布で覆って暗くしている上に、長時間の撮影中に白色LEDのリングライトで幼虫を一方向から(カメラ側から)ずっと照らし続けているので、その悪影響なのでしょうか?
もし幼虫が周囲の環境に対して繭を保護色にしたいのであれば、明るい光が当たる面を白っぽく、日陰の面を黒っぽくするはずです。
ところが実際の繭は全く逆(日向の面が黒っぽく、日陰の面が白っぽい)なので不思議です。
眩しい照明の光を嫌った幼虫が、遮光のために焦げ茶色の硬化剤(タンパク質)で繭の内部を片面だけ念入りに塗り潰したのでしょうか?
そもそも繭を内側から見たときに白い部分と茶色の部分で遮光性に差があるのかどうか、羽化後の空繭で調べる必要がありますね。(私は差が無いと予想)
照明を嫌ったイラガ幼虫が繭の中で動き回る動きが微妙に不均一になり、結果として縞模様が非対称になったのかもしれません。

次回に再挑戦する際の撮影アイデアをいくつか考えました。
  • 背景の黒布を白布に変えてみるだけでも(レフ板のようになって)結果が変わるかも? ただし幼虫が吐く白い絹糸やシュウ酸カルシウムの白濁液が見え難くなりそうです。
  • (鏡を使うなどして)照明を繭の四方から当ててみる?
  • カメラを2台使って繭の逆面からも同時に微速度撮影するべきかも。
  • 動画による微速度撮影ではなくて、写真のインターバル撮影でストロボを焚いたらどんな結果になるのかな?
  • もちろん一番良いのは、野外の自然光下でイラガの営繭を微速度撮影することですね。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。




↑【おまけの動画】
100倍速では早過ぎて営繭行動の詳細がよく分からないとのご指摘を頂いたので、元々の素材である10倍速映像(42分間)も公開します。
長編の動画は視聴者から敬遠されてしまいがちなので、どう編集するのかいつも悩ましいところです。


イラガ(蛾)終齢幼虫@営繭
完成したイラガ繭(表面)
完成したイラガ繭(裏面)

2019/03/18

イラガ(蛾)終齢幼虫が小枝の樹皮を剥いで営繭準備【100倍速映像】



イラガ(蛾)の飼育記録2018年:#3



▼前回の記事
営繭前のイラガ(蛾)終齢幼虫の眠:寝相の10倍速映像

2018年10月上旬

朝からカキノキの小枝に静止していたイラガMonema flavescens)の終齢幼虫の腹面が橙色に変わっていました。
今までの飼育経験から、これは営繭の前兆であることが分かっています。
小枝の登り降りを繰り返していた幼虫が遂に営繭場所を決めたようです。
今回の個体は、あまりワンダリングせずにあっさり営繭場所を決めてくれました。
小枝が三叉になった部分に繭を作るだろうという私の予想はまたもや外れました。
斜めに伸びた小枝の下側表面を口で念入りに齧り始めました。
これから吐く絹糸が接着しやすいように基質表面を整えているのでしょう。
この段階でイラガ幼虫の食欲は無くなっているはずですが、削った木屑を食べているのかどうか、しっかり観察できていません。


名著『わたしの研究:イラガのマユのなぞ』によると、

 糸をはくまえに、はしの表面をかじることがありますが、かじることは、マユをつくるために、どうしてもひつような動作ではありません。シャーレや試験管はガラスですから、これをかじることはできませんが、マユはつくれます。 (p62より引用)
(筆者の石井象二郎氏は飼育下でイラガ幼虫に箸を与えてマユを作らせています。) 


2年前に飼育した際も同様の行動を観察したのですが、このときはせっかく樹皮を剥いだ場所になぜか繭を作りませんでした。
▼関連記事小枝をかじり脱糞するイラガ(蛾)幼虫

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

遂に繭を本格的に紡ぎ始めました。
つづく→#4:繭を紡ぐイラガ(蛾)終齢幼虫【100倍速映像】


イラガ(蛾)終齢幼虫@カキノキ小枝+営繭準備
イラガ(蛾)終齢幼虫@カキノキ小枝+営繭準備

2019/03/15

営繭前のイラガ(蛾)終齢幼虫の眠:寝相の10倍速映像




イラガ(蛾)の飼育記録2018年:#2



▼前回の記事
イラガ(蛾)終齢幼虫が営繭前にオシッコ噴射

2018年10月上旬

食欲を失ったイラガMonema flavescens)の終齢幼虫がカキノキの葉表で長時間静止したままで居ます。
営繭や蛹化に備えて体内の生理状態が整うのを待っているのでしょう。
10倍速の早回し映像をご覧下さい。
肉眼ではじっとしているように見えても、ときどき蠕動運動していることが分かります。
背脈管(昆虫の心臓)が盛んに拍動しています。
液状便を2回に分けて噴射しました。

眠から覚めると、イラガ幼虫は移動を始めました。
これから繭を作る場所を探しに向かいます。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→#3:イラガ(蛾)終齢幼虫が小枝の樹皮を剥いで営繭準備【100倍速映像】




2018/12/21

オビガ♀e(蛾)の羽化【60倍速映像】



2018年9月下旬・室温22.5℃→22.0℃

オビガ(蛾)の飼育記録2018年#10



▼前回の記事
オビガ(蛾)終齢幼虫♀eの繭作り【100倍速映像】

容器内の繭棚に作らせたオビガApha aequalis)の繭の傍に割箸を何本も立てかけておき、成虫が羽脱したらいつでも登って翅を伸ばせるように準備しておきました。
8月上旬に繭を紡いでから57日後(約2ヶ月後)。
ふと虫の知らせで飼育容器の方へ振り返って見ると、繭から出てきたばかりの新成虫♀eが割箸に掴まっていました。
繭から脱出する瞬間をまたもや撮り損ねてしまったのがちょっと悔しいです。
初めのうちは監視カメラで繭を愚直に録画し続けていたのですけど、いつまで経っても羽化してくれないので、最近は監視カメラを止めていました。
撮影用のLED照明で繭を日夜照らし続けていたせいで、もしかすると蛹が長日条件と勘違いして休眠(夏眠)してしまったのだろうか?と気を揉んだりしました。
変態に失敗して蛹が死んでしまったのか、体内寄生されていたのかと心配していたのですが、ようやく羽化してくれました。
オビガ成虫の出現期は6月および8〜9月とされているので、9月中に羽化がギリギリ間に合ったことになります。
今季はオビガの幼虫5匹を同時に飼育して、成虫♂が先に羽化しました。
雄性先熟なのは昆虫ではよくあることですけど、いくら何でも♀の羽化が遅れ過ぎでしょう。

翅の伸展を微速度撮影で記録するために、慌てて準備します。
100円ショップで買ってきた油粘土に割箸を斜めにそっと挿して固定しました。
こういうときに粘土を土台にすると、角度を自由自在に調節できるので、とても便利です。
背景に黒い布を張りました。
60倍速の早回し映像をご覧下さい。
(アングルや背景が未だ整っていない初めの3秒間だけ10倍速です。)
アングル調節、照明の準備など私がバタバタしている間にも翅がみるみる伸びていきます。

前回も♂aの翅伸展を背面から撮ったので、今回は慌てずに側面から狙うべきでした。)

なぜか左の翅の方が早く伸び切りました。
羽化不全(奇形)か?と心配になりましたが、少し遅れて右側の翅も無事に伸びました。
翅を閉じたままときどき軽く羽ばたき、乾かしています。
ここで止まり木の向きをそっと90°回し、側面から撮るようにしました。
オビガの翅裏を見れるのは珍しく、チャンスはこのときだけなのです。
口吻は退化しています。
やがて閉じていた翅を全開にしました。
このオビガ独特の姿勢のまま動かなくなりました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→#11:羽化後に蛹便を排泄するオビガ♀e【蛾:HD動画&ハイスピード動画】


オビガ♀e(蛾):@羽脱直後:割箸
オビガ♀e(蛾):背面@羽化後:割箸
オビガ♀e(蛾):腹面@羽化後:割箸
オビガ♀e(蛾):側面@羽化後:割箸

2018/12/18

オビガ(蛾)終齢幼虫♀eの繭作り【100倍速映像】



2018年8月上旬・午前1:14〜午後13:10・室温31.0〜33.4℃

オビガ(蛾)の飼育記録2018年#9


最後に脱皮してから8日目。
オビガApha aequalis)の終齢幼虫eが食欲を失い、営繭前のワンダリング(徘徊行動)を始めました。
そこで、プラスチック容器を仕切った4×4×3.5cmの繭棚に幼虫eを閉じ込めました。
絹糸が付着しやすいように、滑り止めとして内側に紙片を貼っておきました。
幼虫が吐く白い絹糸が見易いように黒い紙を背景にすべきでしたが、有り合わせの茶封筒の紙で済ませました。

やがて繭棚内で薄っすらと繭を紡ぎ始めたので、微速度撮影で記録します。
100倍速の早回し映像をご覧下さい。
この個体もなぜか、繭棚内で水平ではなく斜めに繭を紡ぎました。
狭い繭の中で方向転換したり動き回ると、幼虫の長い毛が次第に抜けていきます。
大量の抜け毛も自然に編み込まれ、繭が完成します。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。




↑【おまけの動画】
早回し速度を少し落とした60倍速映像をブログ限定で公開します。

つづく→#10:オビガ♀e(蛾)の羽化【60倍速映像】


オビガ(蛾)終齢幼虫♀e@繭棚+営繭
オビガ(蛾)繭♀e
オビガ(蛾)繭♀e


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