2023/01/21

アカタテハの蛹化【10倍速映像】

 

アカタテハの飼育記録:2022年#9

前回の記事:▶ アカタテハ前蛹の蠕動【100倍速映像】蛹化前の眠状態


2022年8月下旬・午前7:10頃・室温25℃ 

アカタテハVanessa indica)が前蛹になってから約12時間後、ようやく脱皮が始まりました。 
偶然かもしれませんが、部屋のカーテンを開けて朝日が射したことが蛹化の引き金になったのかな? 
撮影用のUSBリングライトを夜通しで前蛹に煌々と照らしていたので、光量の変化はあまり関係ない気がします。 

前蛹の蠕動運動が激しくなると、胸背が割れて抜け殻が腹端の方に送られていきます。 
蛹化殻を振り落とすために激しく暴れました。 
落ちた抜け殻はすぐ下のクサコアカソの茎に引っかかりました。 

これでアカタテハは垂蛹となりました。
しばらくは自発的に蠕動し、次第に変色します。

つづく→#10:? 
これ以降は以前に撮影済みなので、観察がおざなりになってしまいました。 



2022年9月上旬 
蛹化してからわずか7日目にアカタテハ成虫が室内で無事に羽化しました。 
過去の経験から、てっきり10日かかると思い込んでいたので、油断していました。 
残暑で室温も高く、完全変態に必要な積算温度が早く達成できたのでしょう。 
垂蛹の色の変化で羽化の前兆(翅の色が透けて見えるようになる)に気づかなかったのは不覚です。

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