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2018/12/10

「カラスの行水」は短くない: 川で水浴びするハシブトガラスの群れ#2【HD動画&ハイスピード動画:野鳥】



2018年6月下旬


▼前回の記事
「カラスの行水」は短くない: 川で水浴びするハシブトガラスの群れ#1【HD動画&ハイスピード動画:野鳥】

夕方の河原でハシブトガラスCorvus macrorhynchos)の群れが水浴していました。
実際はハシボソガラスも少し居る混群なのですが、この記事ではハシブトガラスの行動に注目します。

一連の水浴行動を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:30〜)
浅い岸辺で翼を川面に激しく叩きつけながら水飛沫を豪快に跳ね上げ、体を濡らします。
同時に嘴を水中で左右に激しく振っています。
水浴の直後は岩の上に飛び乗ると身震いして羽の水気を切り、羽繕いします。
(長くなるので羽繕い行動は編集でカットしました。)
再び川に入って水浴を何度も繰り返します。
行水の合間に岸で白い糞を排泄する個体もいました(@11:38)。
最後は川から飛び立ちました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


2018/12/09

池の水をゴクゴク飲むドバトの群れ(野鳥)



2018年8月中旬

カワラバト(=ドバト;Columba livia)の群れが数羽ずつ連れ立って池の畔に飛来すると、石垣で護岸された急斜面を危なっかしい足取りで下りて来ます。
岸辺の水面に嘴を浸すとゴクゴクと飲み始めました。
対岸で撮影している私を警戒しているのか、飲まずに飛び去る個体もいました。

ちなみに、ハトの水浴シーンを私は未だ見たことがありません。
どうして夏の暑い日にも行水しないのだろう? 
時間帯の問題なのか、水飲み場とは別の浅い水浴場でやるのかな?
(この池は岸でも水深がいきなり深いのです。)

ドバトが水を飲み終わると慌ただしく飛び去るのは、ときどき上空を飛んでいるチゴハヤブサに襲われるのを警戒しているのかな?と想像しました。
逆に、チゴハヤブサの家族群がこの辺りを縄張りとしている(営巣?)のは、獲物となるドバトがヒトの給餌をあてにして多数集まって来るからでしょう。(食物連鎖)
チゴハヤブサが高速の急降下でドバトに襲いかかる狩りの瞬間をいつか観察してみたいものです。
しかしチゴハヤブサが実際に捕食する獲物は今までトンボなど昆虫しか見たことがありません。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2018/11/16

川の水を飲んでから屋上に塒入りするハシブトガラス(野鳥)



2018年6月下旬・午後17:58

夕方にカラスの群れが河原に集まって行水していました。
川岸で水を飲んでいる一羽のハシブトガラスCorvus macrorhynchos)に注目しました。
水を飲み終えると飛び立ち、川沿いにある鉄筋コンクリート建ての某施設の屋上に止まりました。
そこには既に多数のカラス(ハシブトガラスとハシボソガラスの混群)が集結していました。
日没には未だ早いのですけど、おそらくここで夜を過ごす集団塒になっているようです。
ちなみに、この日の日の入り時刻は午後19:06。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ハシブトガラス(野鳥)@川岸+飲水:就塒直前

2018/11/02

朝露を舐めるコムラサキ♂



2018年8月中旬・午前7:06

川沿いの堤防に繁茂するクズの群落でコムラサキ♂(Apatura metis substituta)が葉に止まっていました。
よく見ると黄色い口吻を伸ばして、クズの葉の表面に付いた朝露の雫を盛んに舐めています。

後半は腕を高く上げてバリアングル液晶モニタを見ながら撮影したら辛うじて翅表が見え、紫色の光沢があることから♂と判明しました。
その美しい翅を全開にして朝日を浴びながら吸水しています。
水を飲み終えると口吻をクルクルとゼンマイのように丸めました。
すぐには飛び立たず、しばらく日光浴を続けます。
(クズの葉から飛び去る瞬間は撮り損ねてしまいました。)




コムラサキ♂@クズ葉上+朝露舐め
コムラサキ♂@クズ葉上+日光浴

2018/10/27

池でゴイサギの幼鳥をからかう錦鯉(野鳥)



2018年8月上旬


▼前回の記事
池の枯木から飛んで逃げるゴイサギ幼鳥の群れ(野鳥)

仲間から離れた一羽のゴイサギNycticorax nycticorax)の幼鳥が石垣をゆっくり降りて池の水際へ移動しました。
頭を下げ、魚を獲る漁の姿勢になりました。
興味津々で水面を見つめるゴイサギ幼鳥の虹彩はオレンジ色でした。
目の前の水中をオレンジ色のニシキゴイ(錦鯉:Cyprinus carpio)が行き交います。
池の錦鯉に給餌する人が時々いるので、岸に立っているとコイ(鯉:Cyprinus carpio)が人懐こく近寄って来て口をパクパク開けて餌乞いします。
ゴイサギ幼鳥に対しても命知らずの鯉が餌乞い(度胸試し?)しているのでしょうか?

何度も岸辺近くを泳ぎ射程距離のはずなのに、ゴイサギ幼鳥は錦鯉を嘴でつついて仕留めようとしないのは意外でした。
魚捕りを未だ会得していないのか、獲物として大き過ぎて怖気づいたのかな?
その後、水中に嘴を軽く突っ込んで池の水を飲んだようです。(@1:39、1:52)

背後の岩にハグロトンボ♀(Calopteryx atrata)が止まり、黒い翅を開閉して誇示行動に余念がありません。

突然、ゴイサギ幼鳥が左へ飛び立つと、少し飛んで岸から大きく張り出した木の枝に止まり直しました。
岸のハグロトンボも驚いて飛び去りました。
ゴイサギ幼鳥は枝葉の茂みに隠れて姿が見えなくなりました。
対岸からしつこく撮影している私を警戒したようです。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2018/10/17

川に降りて水を飲み、水飛沫を浴びて涼む夏のドバト(野鳥)



2018年7月下旬・午後12:20〜12:30

よく晴れた暑い夏の昼下がり。
川沿いの堤防に居た1羽のカワラバト(=ドバト;Columba livia)が眼下の川を見つめ、いかにも水際に降りそうな素振りをしています。
これから水浴または飲水するのではないかと予想し、動画撮影開始。
案の定、ドバトはコンクリートブロックで覆われた護岸の急斜面を苦労して下り始めました。
バランスを崩しそうになると羽ばたいて少し飛び、ようやく水際まで辿り着きました。

小さな滝のように水飛沫を上げている堰の近くに設置されたコンクリート塊の凹みに水が溜まっています。
鳩はそこで嘴を浸すと流れる川の水をゴクゴク飲み始めました。
一般に鳥類は一口ごとに首を上げて水を喉に流し込まないといけませんが、ハト類だけは頭を下げたまま水を飲み込めるのです。
(この特技を可能とする比較解剖学的なメカニズムは既に調べられているのですかね?)

喉の乾きを癒やしたドバトは、水浴びはせずに、コンクリート塊を一段登ってじっとしています。
堰の水飛沫を浴びて涼しそうです。
辺りをキョロキョロ見回しているので、私の存在を警戒しているのかもしれません。
私が見てるから水浴してくれないのかな?
試しに私が少しずつ離れても鳩は長時間じっと佇んでいるだけでした。
行水しなくてもミスト・シャワーを浴びているだけで充分気持ち良いのでしょう。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ドバト(野鳥)@川+飲水
ドバト(野鳥)@川:水際+納涼

2018/09/28

キアゲハにスポーツドリンクを与えてみる



2018年7月中旬・室温31.4℃、湿度53%
▼前回の記事
羽化終了後に蛹便を排泄するキアゲハc


キアゲハの飼育記録(2018年)#8


羽化終了後のキアゲハPapilio machaon hippocrates)成虫cにスポーツドリンクを給餌してみました。
アクエリアス(AQUARIUS)の粉末を水で溶かすと、レモン汁のような薄黄色の液体になります。
マルチビタミン配合と謳われている商品で、私が味見すると甘味よりも酸味がかなり強いです。
ペットボトルの蓋に少量注いでから脱脂綿に吸わせました。

アクエリアスはほぼ無臭なので、少し手助けしてあげないとキアゲハは気づいてくれません。
捕獲したキアゲハcの足先を濡れた脱脂綿に付けてやっても自発的に口吻を伸ばすことはありませんでした。
爪楊枝でゼンマイ状の口吻を伸ばしてやり、脱脂綿の表面に触れさせてやるとようやく自分で吸水を始めました。
かなり酸味の強いドリンクなので蝶は気に入らないのではないかと心配しましたが、水で薄めなくても喜んで飲んでくれました。
ただの砂糖水を与えるよりもミネラル成分も効果的に補給できます。
満ち足りるとキアゲハcは口吻をクルクルと縮めました。
よほど気に入ってくれたようで、その後も脱脂綿から飛び立とうとしません。
AQUARIUSのCMに使ってくれないかな?



※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→#9:羽化したキアゲハの初飛翔【HD動画&ハイスピード動画】


キアゲハc:背面@スポーツドリンク吸水
キアゲハc:側面@スポーツドリンク吸水
キアゲハc:顔@スポーツドリンク吸水
キアゲハc:側面@スポーツドリンク吸水後
アクエリアス粉末(マルチビタミン)成分表

2018/09/17

水を飲み毛繕いする猫



2018年6月中旬

民家の玄関先でイエネコFelis silvestris catus)が水の入ったボウルをピチャピチャ舐めてを飲んでいました。
軽くカールした尻尾の先を水を飲みながら左右に振っています。
首輪は付けていませんが、ここで飼われている猫なのでしょう。(野良猫に給餌しているのかな?)

時々こちらを振り返り、舌舐めずりしてから飲水を再開。
身震いすると、段差を降りて座り込みました。
揃えた前足を舐め、毛繕いを始めました。
こちらを見据えたままで、尻尾をくねらせています。

撮っている私の背後にクーラーの室外機があるためファンの騒音がうるさいのですが、コムクドリSturnus philippensis)の親鳥が警戒声♪をずっと発しています。
実は、近くにコムクドリの営巣木があるのです。
猫が雛鳥を襲って捕食するのではないかと私も心配です。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2018/09/15

川の水で喉を潤すハシボソガラス【HD動画&ハイスピード動画】(野鳥)



2018年6月下旬

河原の岸でハシボソガラスCorvus corone)が何度も水を飲んでいました。
なんとなくこの個体は水浴したいのにカメラを警戒して川岸をウロウロしているような印象を受けました。

別個体のハシボソガラスが同様に川の水を飲む様子を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@2:10〜)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ハシボソガラス(野鳥)@川岸+飲水

2018/09/08

ハシブトガラスの河原での活動あれこれ【ハイスピード動画:野鳥】



2018年6月下旬

河原に居たハシブトガラスCorvus macrorhynchos)を240-fpsのハイスピード動画で撮ってみたら、色々な行動が記録できました。

シーン1:

岸辺で川の水を飲んでいました。
一口ずつ水を嘴ですくい上げて、喉に流し込みます。

シーン2:

飲水後に岩の上に白い糞をポトリと排泄しました(@0:28)。
鳥類の糞の場合、白いのは実際には尿なのだそうです。
水を飲んだり水浴したりする川を排泄物で汚しても平気なのは、賢いカラスにしては衛生観念が無いですね。
他の個体もやっていました。

シーン3:

岩から岩へ連続で跳躍(@0:34)。
ピョンピョン跳んで、近くで採食していたハシボソガラスCorvus corone)に近づくと、争奪戦にはならずハシボソガラスは慌てて逃げて行きました。

以前は逆にハシボソがハシブトの餌を横取りしていたので、餌場における二種の力関係はどちらが強いのか、よく分からなくなりました。

▼関連記事
河原で採食していたハシブトガラスの餌を横取りするハシボソガラス(野鳥)


シーン4:

川の中の岩に乗って足元に嘴を差し込み、何か白い物を食べています。
気になるメニューは不明です。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


2018/08/28

ハシボソガラスが川岸で脱糞、採食、飲水(野鳥)



2018年6月下旬

河原でハシボソガラスCorvus corone)が水際の岩の上で白っぽい軟便を排泄しました。
そのまま川岸を下流の方へ歩き、何か餌をついばみました。
最後は川の水を飲んでいます。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


2018/08/02

池で水を飲むスズメ幼鳥(野鳥)



2018年6月中旬

住宅地から飛んできたスズメPasser montanus)が池を飛び越えて対岸に渡りました。
岸に育った木の太い枝が折れて池に突き刺さった落枝に止まると、スズメは水面まで下りて池の水を繰り返し飲みました。
頬の黒班が薄いので幼鳥ですね。

水を飲み終えると落枝をピョンピョンと登り、濡れた嘴を足元の枝で拭いました。
最後は枝葉の茂みの陰から飛び去ったようです。
手前に見えていた木の葉は、岸から伸びていた別の木(桜?)の枝です。

水を飲むスズメは珍しく、撮れて嬉しかったのですがやや遠く、望遠レンズを装着していなかったことを後悔しました。


スズメ幼鳥(野鳥)@池:落枝+飲水

2018/07/28

「カラスの行水」は短くない: 川で水浴びするハシブトガラスの群れ#1【HD動画&ハイスピード動画:野鳥】



2018年6月下旬・午後16:01〜16:21・くもり・気温30℃→29℃

暑中見舞い申し上げます。
酷暑が続くので、予定を変更してカラスの納涼動画を紹介します。

夕方の川でハシブトガラスCorvus macrorhynchos)の群れが集まり、水浴していました。
普段私のフィールドでは北方系のハシボソガラスが優占種なので、これほど多数のハシブトガラスを見たのは、これが初めてかもしれません。
この映像にはハシボソガラスも少し登場しますが、ハシブトガラスが近くに居る間は少し遠慮しているような印象を受けました。
河原に散開した群れのどの個体を撮るべきか、目移りしてしまいました。

「カラスの行水」と言えば、短い水浴(入浴)を表す有名な慣用句です。

○烏の行水ぎようずい
入浴をあわててすますこと、また、入浴時間の短いことのたとえ。(『広辞苑・第5版』より引用)
烏の行水ギヨウズイ〔=カラスの水浴びのように、入ったかと思うとすぐ出る入浴の仕方〕 (『新明解国語辞典・第5版』より引用)
からすのぎょうずい【烏の行水】
《慣用句・ことわざなど》〔からすが水浴びをするときのようすから〕入浴している時間が短いことのたとえ。 (『Super日本語大辞典』より引用)

しかし、実際の水浴行動は決して短時間ではなくて、何度も念入りに行うことが分かりました。
この日は暑かったせいでしょうか?(撮影時の気温は、30℃→29℃)



今回観察したハシブトガラスの行水の作法は次の通りです。
川岸近くの浅い所に歩いて入ると、水面に嘴を差し込んで首を左右に激しく回し、顔を濡らします。
次は、それと同時に翼を水面に強く叩きつけるようになり、バシャバシャと水を跳ね上げて体を濡らします。
見ているだけで気持ちよさそうです。
全身を濡らしたいのならもっと川の深い所に入って行ってザブンと水に潜れば手っ取り早いと思うのですが、泳ぐことはありませんでした。
水浴が一段落するとピョンと跳んで近くの岩に上がり、大きく身震いして羽の水を切り、濡れた羽根を嘴で手入れします。
(飲水→)水浴→身震い、水切り→羽繕いと順番にやる行動が1セットらしく、このルーチンを何度も繰り返していました。
せっかく羽繕いまでしたのに、どうして再び水浴するのか、ちょっと不思議です。
ちなみに、「〔水にぬれたからすの羽のように〕黒くてつやつやした色」のことを「濡れ羽色」(ぬればいろ)と言います。

動物の水浴び行動と言えば、ハイスピード動画が活躍する絶好の題材です。
240-fpsのハイスピード動画に切り替えて撮ってみました。(@2:39〜)
躍動するカラスと水飛沫をスーパースローで堪能して下さい。
水浴の他にも華麗な跳躍や飛び立つ瞬間がハイスピード動画で撮れており、なかなか見応えがあります。(自画自賛♪)
水浴びする前に、先ず川の水を飲む個体もいました。(@5:30)
さっぱりしたカラスは川から飛び去りました。
羽根が水を含んで重くなったはずですが、普通に飛び立てるようです。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
ハイスピード動画のスローモーションでは、ただでさえ長くなるので、羽繕いシーンを編集でカットしました。

この日は一脚が大活躍しました。
重い望遠レンズを装着し最大ズームでハイスピード動画を撮っても手ブレがかなり抑えられ、長時間の撮影でも疲れにくいです。
(ハイスピード動画撮影時は、カメラ内蔵の手ブレ補正機能がオフになってしまいます。)
三脚よりも一脚の方が、被写体の急な動きにも対応しやすいです。



つづく→#2

ハシブトガラス(野鳥)@川+水浴
ハシブトガラス2(野鳥)@川+水浴

2018/07/02

砂地で吸水するキアゲハ♂



2018年5月上旬

前日の雨が上がり、晴れました。
道端でキアゲハ♂(Papilio machaon hippocrates)が落ち着きなく低空で飛び回っていました。
やがてガードレールのすぐ脇に砂で盛土をした路肩に降り立ちました。
やや風がやや強いのですが、キアゲハ♂は翅を開いたまま口吻を伸ばすと、前日の雨で湿った砂から吸水し始めました。
ついでにミネラルを摂取しているのでしょう。
もしかすると吸水しながら余分な水分を排尿していたかもしれません。
しかし今回は腹端を見せてくれなかったので、オシッコしている証拠映像が撮れませんでした。
すぐ横の車道をひっきりなしに車が通ってもキアゲハは気にせず、あちこち場所を微妙に変えながら夢中になって吸水していました。

この空き地は、町工場が最近取り壊されて更地になったのです。


キアゲハ♂@砂地+吸水
キアゲハ♂@砂地+吸水

2018/06/14

屋根に積もった雪を食べるハシボソガラス(冬の野鳥)



2018年1月中旬・午後16:00頃

川沿いの民家の屋根に登る梯子から水平に伸びた鉄骨に2羽のハシボソガラスCorvus corone)が止まっていました。
互いに至近距離で向き合ってお辞儀をしながら大声で鳴き交わしました。
繁殖期が始まるのは未だ早いと思うのですが、つがいのお見合い行動なのかな?
(求愛の一種?)
周囲に対する縄張り宣言なのかもしれません。

挨拶が済むと足元の鉄骨で嘴を拭い、相次いで屋根の方へ別々に歩き出しました。
一羽が屋根に残った雪で嘴を拭い、ザラメ雪を少し食べました。

▼関連記事
屋根の雪を食べるハシボソガラス【冬の野鳥】
雪を食べるハシボソガラス【冬の野鳥】

傾斜のついた屋根を登り反対側へ歩いて行ってしまうと、死角で見えなくなります。
(雪国の屋根は、積もった雪がなるべく自然に落ちるように急傾斜になっていることが多いのです。)
もう一羽は梯子の近くに居残り。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2018/06/05

大雪の日に川の水を飲み岸で休むカワガラス(冬の野鳥)



2018年1月中旬

街中を流れる川で中洲に居た一羽のカワガラスCinclus pallasii)が飛んで下流へ逃げ、コンクリート護岸の雪が積もった部分に着陸しました。
カメラを向けると急に雪が激しく降り始めましたが、カワガラスと我慢比べするように長撮りしました。

足元の雪を1回啄んだのは、雪を食べたのかな?(@0:33)
やがて、雪が積もった部分から水際にピョンと跳び降りて川の水を飲みました。(@0:38)
もしかすると水浴びかもしれませんが、激しく雪が降っているためによく見えません。
▼関連記事
川岸で雪を食べるカワガラス(冬の野鳥)

雪の積もったお立ち台に戻ると、川面を見つめてじっとしています。
黒っぽい色の護岸を背景に小さなカワガラスが静止していると、優れた保護色で全く居場所が分からなくなります。

撮影中はカワガラスがときどき激しく身震い(シバリング?)しているように見えたものの、定かではありません。
鳥は恒温動物なので、厳冬期でも飛び立つ前に体温を上げる準備運動は不要のはずです。
動画を手ブレ補正すると、休息中のカワガラスは身震いしていませんでした。
大雪の中でそう見えたのは、私の目の錯覚だったのでしょう。

最後は突然、下流へ低空で飛び去りました。
後から追いかけるようにカルガモ?が飛んで行きます。



※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

ビニール傘やカメラのレインカバーも持参していなかった私は、長撮りしている間もカメラが濡れるので気が気ではありませんでした。
帰宅後に、大量の乾燥剤(シリカゲル)でカメラを脱水乾燥しました。



2018/05/30

川の水を飲み羽繕いするコハクチョウのペア(冬の野鳥)



2016年11月上旬・午後15:39〜16:09(日の入り時刻は16:35)

川面に浮かぶ2羽のコハクチョウCygnus columbianus bewickii)を撮影。
塒入りが始まる時間には未だ早いようで、川にはこの2羽しかいませんでした。
元々は岸辺に近い浅瀬に居たのですが、私が撮り始めると警戒して川の中央部に移動しました。
長い首を曲げて丹念に羽繕いしています。

岩波科学ライブラリー:藤田祐樹『ハトはなぜ首を振って歩くのか』によれば、

鳥の世界では(中略)首の骨の数が種によって異なっている。12個~13個が一般的だが、ハクチョウでは23個もある。これだけ首が多いと、首をかなり自由自在に動かすことができる。
 鳥たちの首がどれほどよく動くのかは、羽づくろいの様子を見ればわかる。彼らは、首をぐいっと曲げて、くちばしを尾の付け根にある皮脂腺までもっていき、そこから分泌される油をくちばしにつけ、さらに体中の羽毛にぬりつつ羽根の乱れを整える。首が長くて本当によく動くから、尾の付け根にもくちばしがとどくし、全身の羽毛を整えることができるのだ。 (p54-55より引用)


この2羽はつがいなのか、付かず離れず川面を移動しています。
互いの行動をすぐに真似するのは番が親愛の情を示しているのか、微笑ましく思いました。
西日を浴びた白鳥の姿は美しく、なかなか絵になりますね(フォトジェニック)。
カルガモの群れがコハクチョウの近くに来て水浴を始めても、互いに無関心でした。

日陰の岸辺近くに来ると、コハクチョウは川の水を飲み始めました。(@3:50〜)
嘴で川の水を救うと頭を挙げて喉に水を流し込んでいます。
それまでにも嘴を水面に浸すことはありましたが、水を飲んではいませんでした。
体を掻いた時に黒い足が見えました。

※ 日陰のシーンのみ自動色調補正を施しています。(@3.51-5.29, 7.12-8.56)



2018/05/29

真冬の川に潜って小魚を捕食するカワガラス(冬の野鳥)



2018年1月上旬

▼前回の記事
潜水漁で川虫を捕食するカワガラス(冬の野鳥)

街中を流れる川の、雪が積もった中洲を拠点にカワガラスCinclus pallasii)が潜水漁を続けています。

今度は水中で細長いミミズのような獲物(小魚?)を捕らえ、川岸の岩に持ち帰りました。
かなりの大物です!
ピチピチと暴れる獲物を岩に繰り返し叩きつけて殺します。
おそらくミミズではなくて、小さな川魚のようです。
この作業中に勢い余って獲物を何度も落としてしまうのですが、獲物はもう動かなく(逃げなく)なりました。
しめた獲物をようやく丸飲みにしました。
食後は川岸から川の水を飲み何度も嘴をゆすぎます。
すぐにまた入水し、潜水漁を再開。

厳冬期に冷たい雪解け水が流れる川で潜水漁を続けるカワガラスは、どんな優れたウェットスーツ(ドライスーツ)を着ているのでしょう?
水を弾き断熱性に優れたダウン(羽毛)の素材に秘密があるはずです。


※ いつものように動画編集時に手ブレ補正処理を施したら、川の流れが絶えず写り込んでいるために、副作用で却っておかしな映像(グニャグニャして、ちょっと気持ち悪い映像)になってしまうのです。
せめて一脚を持ち歩くべきですね。

ここまでが同じ日に同一個体のカワガラスを連続観察した記録です。
望遠レンズを付けた重いカメラを手で持ち、かなり粘って動画を長撮りしたら、腕や肩の筋肉が限界を迎えました。



2018/05/23

川岸で雪を食べ続けるカワガラス(冬の野鳥)



2018年1月上旬

街中を流れる川でカラスのように真っ黒なのに、カラスよりも小さな野鳥を見つけました。
カワガラスCinclus pallasii)です!
雪の積もった川岸で休んでいます。
小さくても真っ黒な鳥は純白の雪面を背景にするとかなり目立ちます。

カワガラスは川の流れを見つめながら、ときどき尾羽を上下に動かしていました。
辺りをキョロキョロ見回しているのは、岸から撮影している私を警戒しているのかな?
しばらくすると、周囲の雪を何度も食べ始めました。
喉が渇いているのなら、すぐ目の前を流れている川の水を飲めば良いのに、わざわざ体温が下がる雪を食べる行為は理解に苦しみます。
ヒトの場合、雪山登山で雪を食べるのは基本的にご法度です。
夏でもシャーベットを食べ続けると頭が痛くなるでしょう。(アイスクリーム頭痛


やがてカワガラスは意を決したように、川に飛び込みました!(@0:49)
水温は雪解け水で身を切るように冷たいはずなのに、カワガラスはへっちゃらです。

少し上流にある川中の岩に移動しました。
岩が露出した部分に止まると、先程の雪上よりも保護色になっていて目立ちません。
ときどき目を白黒させているのは、瞬きしたときのまぶた(瞬膜?)が白く見えているのでしょう。
ここでも岩に積もった雪を繰り返し食べました。

なぜ川の流水を飲まずに雪を食べるのでしょう?
かなり大量に雪を食べ続けているので、体温が下がったりお腹を下したりしないのか、心配になります。
カワガラスは繁殖期以外は常に単独行動するらしいです。
水面まで頭を下げると天敵への警戒が疎かになり、雪を食べる方が目線を高く保てるのかな?
(それなら陸上では喉の乾きを我慢して、水中に潜って獲物を探しているついでに水を飲めば良い気がします。)
露出した岩の上から枯草を摘み上げたので巣材集めかと思いきや、すぐに捨てました。
素人なりに勝手な想像を逞しくすると、このカワガラスは早く川に入って採食活動したいのに私が見ている前ではやりたくないのかもしれません。
「邪魔なニンゲンは早くあっち行けよ!」というフラストレーションを紛らわそうとする転移行動や真空行動が「雪食べ行動」になったりして…?

§§ 後日、川の水を飲むカワガラスを観察しました。

※ 望遠レンズを装着したカメラを手持ちで撮影した映像そのままです。
いつもなら動画編集時に必ず手ブレ補正処理をするのですが、今回は絶えず川の流れが写り込んでいるために、副作用で却っておかしな映像になってしまうのです。

せめて一脚を持参すれば良かったですね。


カワガラスと言えば昔、山地の渓流で夏季に一瞬見かけただけで、私にとってはずっと幻の水鳥でした。
こんな街中の中流域で観察できるとは、とても意外でした。
この冬で一番の収穫です♪

餌不足になる厳冬期は中流域まで下って来るのか?と思いながら観察していました。
帰ってからwikipediaでカワガラスの情報を参照すると、確かに

冬期(積雪期)には下流側に生息場所を移動することもある。
とのことで、納得しました。


つづく→潜水漁で川虫を捕食するカワガラス(冬の野鳥)


カワガラス(冬の野鳥)@川岸:雪
カワガラス(冬の野鳥)@川岸:雪
カワガラス(冬の野鳥)@川中岩:雪

2018/05/20

雪道でわだちに溜まった水を飲み脱糞するハシボソガラス(冬の野鳥)



2018年1月上旬

真冬にハシボソガラスCorvus corone)が水深は浅いものの冷たい川の中に入って食物を探し歩いていました。
飛び上がると雪に覆われた堤防に着地。
体重が軽いカラスは、足が沈まずに雪面を歩けます。

雪道の轍にできた水溜りまで歩いて来ると、嘴を漬けて雪解け水を二口飲みました。(@0:36〜0:50)
喉を潤すと少し歩き、嘴を雪で拭います。
さっきまで居た川で新鮮な流水を飲まずにわざわざ水溜りの泥水を飲んだのは、我々ヒトの衛生感覚からすると理解に苦しみます。

雪道を歩いて横断し、立ち止まると脚をやや屈みながらポトッと排便しました。(@1:02)
珍しく黒っぽい糞でした。
直後に飛び立つと、近くの電線に止まり直しました。
(脱糞の際に脚をやや屈んだのは、飛び立つ動作のついでだったようです)

▼関連記事 (雪国のカラスの冬季の飲水行動)
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ハシボソガラス(野鳥)@雪道:轍+飲水

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