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2019/04/23

ニホンアマガエルはニホンミツバチ♀を狩るか?



2018年10月中旬

農道沿いに咲いたセイタカアワダチソウの群落でニホンミツバチApis cerana japonica)のワーカー♀が訪花していました。
後脚の花粉籠はほぼ空荷なので、花粉よりも花蜜が目当てなのでしょう。

ミツバチが吸蜜しているセイタカアワダチソウの花穂のすぐ隣にススキが生えていて、その茎にニホンアマガエルHyla japonica)が掴まってじっとしていました。
セイタカアワダチソウの花を訪れる昆虫を虎視眈々と待ち伏せているのでしょう。
白い喉をヒクヒクと動かしているアマガエルの体色は通常通りの緑色ですが、ススキの葉の色に紛れているつもりなのかもしれません。

アマガエルが舌を素早く伸ばしてミツバチを狩る瞬間が見れるのではないかと期待して動画を撮り始めました。
しかし結局、ニホンミツバチ♀は無事に採餌を済ませると、別な株の花穂へ飛び去ってしまいました。
このアマガエルは空腹ではなかったのでしょうか?
縞模様の蜂を襲うと毒針で刺されることを学習済みなのかな?
もし相手がハナアブやハエなら果たして捕食していただろうか?
ミツバチ♀も実はアマガエルの存在に気づいていて、舌が届く射程圏内の花にはあえて近寄らないようにしているようにも見えました。(私の勝手な想像かも)


飼育下で本腰を入れて狙わないと、アマガエルの捕食の瞬間を撮影するのは無理なのかな?


ニホンミツバチ♀@セイタカアワダチソウ訪花採餌vsニホンアマガエル@待ち伏せ

ニホンアマガエル:顔@ススキ茎
ニホンアマガエル:側面@ススキ茎
ニホンアマガエル@ススキ茎・全景

2019/04/21

センニチコウを訪花するイカリモンガ(蛾)の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】



2018年10月下旬

林縁の花壇に咲いたセンニチコウ(千日紅)の群落でイカリモンガPterodecta felderi)が訪花していました。
いつものように翅をしっかり閉じて吸蜜しています。
センニチコウの花壇には薄いピンク色の花とマジェンタ(赤紫色)の品種が咲き乱れています。
イカリモンガが花から花へ飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@3:41〜)
翅表の紋様を見るには飛翔シーンをスローモーションで撮るしかありません。

この花壇は通りかかる度にチェックしているのですけど、この日はイカリモンガの他に目ぼしい訪花昆虫は見当たりませんでした。
(小型のアブが一匹だけ)


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


イカリモンガ(蛾)@センニチコウ訪花吸蜜
イカリモンガ(蛾)@センニチコウ訪花吸蜜

2019/04/20

ブロッコリーの花でモンシロチョウ♀が交尾拒否



2018年10月中旬

ブロッコリー畑で育ち過ぎた(とうが立った)株に菜の花のような黄色い花が咲いています。
アブラナ科を食草とするモンシロチョウPieris rapae)が忙しなく飛び回っていました。
まずは1/5倍速のスローモーションでご覧下さい。(その後で通常速度の映像が流れます)
紫外線カメラを使わない限り、飛んでいるモンシロチョウの性別は見分けられないので、行動から推測するしかありません。
交尾相手を求める♂の探雌飛翔なのでしょう。
あるいは♀が産卵する場所を物色しながら飛んでいるのかもしれません。
3、4頭が乱舞に参加したものの、交尾には至らずすぐに解散してしまいました。

後半は、ブロッコリーに訪花する個体を撮っていたら、♀の交尾拒否行動も偶然記録されていました。
同じ株の花に複数の個体が相次いで飛来します。
吸蜜中に別個体の接近を感じる度に、閉じていた翅を広げ腹端を高々と持ち上げました。
これはモンシロチョウで有名な♀の交尾拒否行動です。
おそらくこの個体は既に交尾済みの♀で、♂に追い回されたり求愛されるのは煩わしいだけなのでしょう。
飛来した個体も♀にしつこくつきまとったりせずに自分も近くで吸蜜を始めたので、こちらも♀なのかもしれません。(私には外見で性別を見分けられません)
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2019/04/15

ブロッコリーを訪花するモンシロチョウの羽ばたき【ハイスピード動画】



2018年10月中旬

山麓の農村部に広がるブロッコリー畑でモンシロチョウPieris rapae)が訪花していました。
翅を半開きにして花蜜を吸っています。
吸蜜後に花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。
優雅に羽ばたくと次の花へ止まります。
初めは花穂の裏側に隠れていたモンシロチョウが後半はようやくこちら側に来てくれました。


▼関連記事(4年前の撮影)
ブロッコリーに産卵するモンシロチョウ♀

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ブロッコリー花
ブロッコリー蕾+葉@畑

モンシロチョウ?幼虫@ブロッコリー蕾



2019/04/14

セイタカアワダチソウの花蜜を吸うオオウラギンスジヒョウモン♀



2018年10月中旬

溜池近くの農道脇に咲いたセイタカアワダチソウの群落の群落でオオウラギンスジヒョウモン♀(Argyronome ruslana)が訪花していました。
この組み合わせは初見になります。

秋の日差しを浴びて、ほぼ全開の翅を開閉しながら吸蜜しています。
オオハナアブやニクバエ?なども訪花しています。
飛来した虻とニアミスしそうになると、オオウラギンスジヒョウモンは翅をパッと素早く閉じて威嚇しました。

翅の縁がだいぶ擦れて破損した個体です。
同定するためには翅裏の模様を見分ける必要があるのですけど、なかなか裏面を見せてくれません。
日差しが強いと裏面から見ても翅表の斑紋が透けてしまうのです。
粘って撮り続けると、ようやく翅裏をしっかり見せてくれました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


オオウラギンスジヒョウモン♀@セイタカアワダチソウ訪花吸蜜
オオウラギンスジヒョウモン♀翅裏@セイタカアワダチソウ訪花吸蜜

2019/04/12

ニラの花蜜を吸うベニシジミ春型



2018年10月中旬

農村部の道端に咲いたニラの群落で春型のベニシジミLycaena phlaeas daimio)が訪花していました。
意外にもこの組み合わせは初見です。

秋の日差しを浴びて翅を半開きに広げ、その場でクルクルと回りながら吸蜜しています。
蜜源(ニラの小群落)のすぐ横には、幼虫の食草となるギシギシ?(スイバ?)が生えていました。

翅表に鮮やかな紅色の部分が多いのは春型です。

暑い夏が終わり秋になると、翅表が黒っぽい夏型の個体は見られなくなります。
秋に見かけても秋型とは呼ばないらしい。
キタテハには秋型があるのに不思議です。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ベニシジミ春型@ニラ訪花吸蜜
ベニシジミ春型@ニラ訪花吸蜜

2019/04/06

セイタカアワダチソウを訪花するツマグロヒョウモン♂の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】



2018年10月中旬

湿地帯の近くに咲いたセイタカアワダチソウの群落で1頭のツマグロヒョウモン♂(Argyreus hyperbius)が訪花していました。
同一個体がほぼ同じ場所でずっと吸蜜しています。
翅を開閉しながら口吻を伸ばして花蜜を吸っています。
花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:57〜)
力強い羽ばたきですね。
数回羽ばたくとフワリと滑空します。

今季は明らかにツマグロヒョウモンの発生量(目撃数)が多い年でした(個人的に過去最高)。
猛暑の影響で北進が捗ったのかな?


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ツマグロヒョウモン♂@セイタカアワダチソウ訪花吸蜜
ツマグロヒョウモン♂:翅裏@セイタカアワダチソウ訪花吸蜜
ツマグロヒョウモン♂@セイタカアワダチソウ訪花吸蜜
ツマグロヒョウモン♂@セイタカアワダチソウ訪花吸蜜

2019/03/25

アキノノゲシを訪花するキタキチョウの羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】



2018年10月中旬

田園地帯の農道沿いに咲いたアキノノゲシの群落でキタキチョウEurema mandarina)が訪花していました。
この組み合わせは初見です。
吸蜜中は翅をしっかり閉じています。
地面に倒伏した花もしっかり見つけて吸蜜しています。
ちなみに耳障りな騒音は、背後の田んぼで最後の稲刈りをしているコンバインの音です。

キタキチョウがアキノノゲシの花から飛び立つ瞬間を狙って、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@2:26〜)
本種は訪花中に翅を閉じているため、翅表の黒紋は飛んでいるときにしか見ることができません。
スローモーションの映像をよく見ると、翅を打ち下ろす度に腹部が上に持ち上がっています。(作用反作用?)


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


キタキチョウ@アキノノゲシ訪花吸蜜
キタキチョウ@アキノノゲシ訪花吸蜜

2019/03/09

セイタカアワダチソウを訪花するシロスジベッコウハナアブ♀の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】



2018年10月上旬

湿地帯の近くに咲いたセイタカアワダチソウの群落でシロスジベッコウハナアブ♀(Volucella pellucens tabanoides)が訪花していました。
花序を歩き回りながら口吻を伸ばして花粉や花蜜を頻りに舐めています。
隣の株に移動した際にようやく背側がしっかり撮れて、複眼の形状(発達具合)から♀と判明しました。

同様に訪花していたセイヨウミツバチ♀とニアミスしても、互いに無関心でした。

シロスジベッコウハナアブ♀が花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:34〜)
更に1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
花から慌てて飛び立ったのは、このときキイロスズメバチ♀が飛来した(写っていない)ので捕食されないように逃げたのかもしれません。(たまたまかな?)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



▼関連記事
シロスジベッコウハナアブ♀のセイタカアワダチソウ訪花と飛び立ち【ハイスピード動画&HD動画】
同じテーマで6年前にも古いカメラで撮っているのですが、当時のハイスピード動画は220fpsでさすがに古さを感じるので、240fpsの動画に差し替えます。


シロスジベッコウハナアブ♀@セイタカアワダチソウ訪花吸蜜

2019/01/18

キクイモモドキの花蜜を吸うベニシジミ夏型



2018年10月上旬

河川敷に咲いたキクイモモドキの群落で夏型のベニシジミLycaena phlaeas daimio)が訪花していました。
翅の縁の破損が激しい個体でした。
黒っぽい翅を半開きにしたまま、花の上でゆっくりと向きを変えながら吸蜜しています。

ハナアブの一種が飛来して同じ花に着陸しそうになると、ベニシジミは翅を軽く素早く開閉して追い払いました。
撃退シーンを1/10倍速のスローモーションでご覧下さい。

最後にようやく飛び立ったものの、再び同じ花に舞い戻って来ます。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ベニシジミ夏型@キクイモモドキ訪花吸蜜
ベニシジミ夏型@キクイモモドキ訪花吸蜜

2019/01/12

ヨトウガ(蛾)の幼虫がシュウカイドウの蕾を食害



ヨトウガ(蛾)幼虫の飼育記録#3



▼前回の記事
シュウカイドウの蕾を食べるヨトウガ(蛾)の幼虫【30倍速映像】

2018年9月下旬

ヨトウガMamestra brassicae)の幼虫(俗名ヨトウムシ:夜盗虫)シュウカイドウの蕾を食べる様子を接写してみました。



※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→#4:スイゼンジナの葉を食べるヨトウガ(蛾)の幼虫


ヨトウガ(蛾)幼虫@シュウカイドウ蕾食害

2019/01/11

オトコエシを訪花するスズキハラボソツリアブの羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】



2018年9月下旬


山間部の峠道沿いの斜面に咲いたオトコエシの群落でスズキハラボソツリアブSystropus suzukii)が訪花していました。
ホバリング(停空飛翔)でゆっくり飛び回り、花に着陸すると羽ばたきを止めて吸蜜します。

240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:58〜)
飛行中も長い後脚をだらんと伸ばしたままなのは不思議です。

♂だけが長い後脚を持つのなら♀による性選択(性淘汰)が働いて進化したのだろうと推定されますが、♀も同様に後脚が長いのです。
いかにも空気抵抗が大きくて飛びにくそうです。

飛ぶのが遅いと鳥などの天敵に捕食されるリスクが高いと思うのですけど、毒針を持つアシナガバチにベーツ擬態して飛び方も真似しているのでしょうか?

同一個体を撮り続けていたら、訪花中に小型の別個体(♂?)が体当りしてきました。(@3:28)
求愛交尾には至らず、2匹は飛び去りました。

近縁種のニトベハラボソツリアブといつも迷うのですが、今回は自力でなんとか同定できました。
触角全体が黒く、後脚の第1跗節の全体が黄色である点がスズキハラボソツリアブの特徴です。
(跗節の脛節に繋がっている方から順に、第1跗節、第2跗節、…と呼びます。)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


スズキハラボソツリアブ@オトコエシ訪花吸蜜
スズキハラボソツリアブ@オトコエシ訪花吸蜜
スズキハラボソツリアブ@オトコエシ訪花吸蜜
スズキハラボソツリアブ@オトコエシ訪花吸蜜
スズキハラボソツリアブ@オトコエシ訪花吸蜜

2019/01/08

シュウカイドウの蕾を食べるヨトウガ(蛾)の幼虫【30倍速映像】




ヨトウガ(蛾)幼虫の飼育記録#2


▼前回の記事
ヨトウガ(蛾)幼虫の徘徊・探索

2018年9月下旬

飼育を始めたヨトウガMamestra brassicae)の幼虫(俗名ヨトウムシ:夜盗虫)シュウカイドウを庭から採ってきて与えてみました。
目に付いた花を適当に与えただけで、深い理由はありません。
夜になると蕾を食べ始めました。
30倍速の早回し映像をご覧下さい。
ピンク色の萼を食い破ると中にある黄色い雄しべや雌しべも食害しています。
夜行性なのに、撮影のために照明の光を当てても気にしないようです。
負の走光性よりも食欲が勝るのかな?

食餌中にときどき頭部を蕾の縁などに擦り付ける謎の動きをしているのが気になります。
シュウカイドウに含まれる食害防御物質(毒)が効いているのでしょうか?

北海道立衛生研究所がホームページで公開している情報によると、

シュウカイドウ(ベゴニア、シュウカイドウ科)は
全草にシュウ酸、サポニンなどを含むため、誤食すると胃や腸の粘膜がただれ、下痢、痙攣、虚脱などを起こします。

少し嫌がる素振りを見せながらも、シュウカイドウの蕾を休み休み食べ続けるヨトウガ幼虫もさすが広食性の害虫です。
後半は食餌を止め、辺りをウロウロと徘徊運動しています。

翌朝シュウカイドウの株を調べると、食痕は蕾に残されているだけで、葉を食べた形跡はありませんでした。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→#3:ヨトウガ(蛾)の幼虫がシュウカイドウの蕾を食害



ヨトウガ(蛾)幼虫@シュウカイドウ蕾+食害
ヨトウガ(蛾)幼虫@シュウカイドウ蕾+食害
ヨトウガ(蛾)幼虫@シュウカイドウ蕾+食害・全景

2019/01/06

オトコエシの花とトゲカメムシ



2018年9月下旬

峠道沿いに咲いたオトコエシの群落でトゲカメムシCarbula humerigera)が訪花していました。
カメムシも吸蜜するのでしょうか?

残念ながら、撮り始めたらすぐにカメラのバッテリーが切れてしまいました。


トゲカメムシ@オトコエシ訪花吸蜜

2019/01/05

ヨトウガ(蛾)幼虫の徘徊・探索

ヨトウガ(蛾)幼虫の飼育記録#1


2018年9月下旬

川沿いの堤防のガードレールにアサガオの蔓が巻き付いて育ち、花盛りです。
赤紫色に咲いた花の一つに見慣れないイモムシが潜り込んでいました。

「頭隠して尻隠さず」の状態で正当訪花していますが、まさかイモムシが吸蜜しているのでしょうか?!
幼虫が排泄した糞が下の花弁に一粒残されています。
現場で一応、動画を撮ってみたのですが、幼虫は摂食している動きもなく、じっとしているだけでした。
単に隠れ家で昼寝しているだけかもしれません。
ヨトウムシ(夜盗虫)はその名の通り、夜行性と言われています。
動きの無い動画は面白くないので、写真を掲載するだけにします。

ヨトウガ(蛾)幼虫@アサガオ訪花吸蜜/睡眠
ヨトウガ(蛾)幼虫@アサガオ訪花吸蜜/睡眠
ヨトウガ(蛾)幼虫@アサガオ訪花吸蜜/睡眠
ヨトウガ(蛾)幼虫@アサガオ訪花吸蜜/睡眠・全景

幼虫を採集して持ち帰り、飼育してみることにしました。
尾角が無いのでスズメガ科ではなさそうです。
帰ってから調べてみると、どうやら広食性の害虫として悪名高いヨトウガMamestra brassicae)の幼虫(俗名ヨトウムシ:夜盗虫)のようです。
調べ物でいつもお世話になっている「みんなで作る日本産蛾類図鑑」サイトでヨトウガを参照すると、幼虫食餌植物のリストに「ヒルガオ科:サツマイモ、アサガオ」という記述も含まれていました。






2018年9月下旬・室温23.1℃

採集してきた翌日、ビニール袋から取り出した幼虫の動きを動画で記録します。
割り箸を差し出すと登ってきました。
背中には申し訳程度に剛毛が生えているものの、毛虫と呼べるほど密生してません。
徘徊運動中の幼虫を側面から接写すると、胸脚は3対、腹脚は5対(尾脚も含む)あることが分かります。
ヤガ科幼虫の特徴で腹脚が多いので(退化していない)、歩行はいわゆる「尺取り虫」の運動ではありません。
割箸の縁を登り切り、天辺に達すると上半身を反らし次の足場を探索しています。
行き場所が無いと分かると、割箸を下に引き返します。

体をU字形に曲げて頭部をコードに擦り付ける奇妙な動きをしました。
口から絹糸を吐いて体を固定しているのかと初めは思ったのですが、頭部の剛毛に付着したゴミを取り除こうとしているのでしょう。(身繕い行動)
頭楯は褐色でした。
胸脚と腹脚は薄い褐色(薄い黄土色)。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

餌の好き嫌いがほとんど無い(植物はほとんど何でも食べる)らしいので、飼育するのは楽そうです。

つづく→#2:シュウカイドウの蕾を食べるヨトウガ(蛾)の幼虫【30倍速映像】


ヨトウガ(蛾)幼虫:側面@コード/方眼紙
ヨトウガ(蛾)幼虫:背面@コード/方眼紙
ヨトウガ(蛾)幼虫:顔@コード/方眼紙

2019/01/03

シャグマユリの花から離着陸を繰り返して縄張り占有するアキアカネ成熟♂【HD動画&ハイスピード動画】



2018年9月下旬

農村部の物置小屋の前に咲いたトリトマ(別名シャグマユリ)の花穂の天辺にアキアカネSympetrum frequens)成熟♂が止まっていました。
腹部が赤く色づいて「赤とんぼ」になっているのは性的に成熟した証です。
花穂からときどき飛び立っても、またすぐに舞い戻って来ます。
見晴らしの良いここを縄張りの拠点として、交尾相手の♀や獲物が飛来するのを待ち構えているようです。


(アキアカネの)成熟♂は朝方に草地や樹上で探雌飛翔するほか、日中は水辺の植物や地面に止まって縄張り占有し、♀を見つけると捕えて交尾する。(『日本のトンボ』p389より引用)

止まったまま時間が経っても、翅を深く下げた休息姿勢になりません。
翅を水平よりやや持ち上げた姿勢のままで、いつでも飛び立てる臨戦状態を保っています。
大きな複眼のある頭部がときどきグリグリと動き、辺りを油断なく見張っています。

ちなみに、ときどきバーン!と聞こえるのは、銃声ではなく近くの田んぼに設置されたスズメ追いの爆裂音です。

▼関連記事
収穫前の田んぼからスズメ(野鳥)を追い払う爆音機♪
この爆裂音が鳴ってもアキアカネ♂は驚いて逃げたりしませんでした。
もうすっかり慣れてしまって気にならないのか、それともトンボは聴覚があまり発達していないのでしょうか。

アキアカネ♂の離着陸や飛翔シーンを240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:11〜)
離陸シーンでは、前方に飛び出すだけでなく、いきなり急上昇することも斜め後方に飛び上がることもありました。
縄張りを軽く一回りした後、シャグマユリの花穂に近づいてホバリング(停空飛翔)しながら畳んでいた脚を広げて着陸します。
花穂に止まる向きが決まっているせいか、着陸時はいつも同じ方向からアプローチしています。
戻ってきたアキアカネ♂をよく見ても、獲物は何も捕らえていません。

渡辺守『トンボの生態学』によると、

ノシメトンボの採餌飛翔の経路は、静止場所の上空を通過しようとする小昆虫に向かってほぼ一直線に飛翔し、捕獲成功の有無にかかわらず空中で反転し、もとの静止場所に戻ってくるという8の字型である。(p48より引用)

今回のアキアカネ♂の行動も採餌飛翔(捕獲失敗)の繰り返しなのかもしれませんが、もう少し引きの絵で撮らないと飛翔経路が8の字型になっているかどうか分かりませんね。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

余談ですが、この園芸植物の「トリトマ」という呼称は旧属名から来ているらしいので、そのうち使われなくなりそうです。
現在の分類体系ではユリ科Tritoma属ではなくツルボラン科Kniphofia属とのこと。


アキアカネ成熟♂@シャグマユリ花序天辺+縄張り占有
アキアカネ成熟♂@シャグマユリ花序天辺+縄張り占有
アキアカネ成熟♂@シャグマユリ花序天辺+縄張り占有

2019/01/02

セイヨウタンポポの花蜜を吸うイチモンジセセリ



2018年9月下旬

川原の堤防に咲いたセイヨウタンポポの群落でイチモンジセセリParnara guttata)が訪花していました。
普通種同士ですが、意外にもこの組み合わせは初見でした。

翅がかなり擦れた個体です。
その翅を半開きにして吸蜜しています。
ようやく翅を閉じてくれたときに、翅裏の紋様が一直線に並んでいるのを確認できました。
閉じた翅を小刻みに震わせているのは、いつでも飛び立てるように準備運動しているのでしょう。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2018/12/26

アレチウリの花蜜を吸うイチモンジセセリ



2018年9月下旬

川の堤防に繁茂した蔓植物アレチウリの群落でイチモンジセセリParnara guttata)が訪花していました。
そそくさと吸蜜するとすぐに飛び去ってしまいました。
飛び立ちを1/10倍速のスローモーションでリプレイするとようやく翅裏の斑紋が確認できてイチモンジセセリと分かりました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


イチモンジセセリ@アレチウリ訪花吸蜜

2018/12/25

サラシナショウマの花で摂食するコアオハナムグリ赤銅型



2018年9月下旬

山間部の峠道の横に咲いたサラシナショウマの白い花穂に赤銅型のコアオハナムグリGametis jucunda)が訪花していました。
花穂を歩き回り、中に潜り込むように頭を突っ込んで(ハナムグリ=花潜り)、花蜜や花粉を食べています。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


コアオハナムグリ赤銅型@サラシナショウマ訪花摂食

2018/12/23

オトコエシを訪花するヨコジマオオハリバエの羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】



2018年9月下旬

山間部の峠道の脇に咲いたオトコエシの群落でヨコジマオオハリバエTachina jakovlevi)が訪花していました。
左右の複眼が離れているので♀ですかね?(…とは限らない?)
口吻を伸ばして花蜜や花粉を舐めています。

花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:48〜)
更に1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ヨコジマオオハリバエ@オトコエシ訪花吸蜜
ヨコジマオオハリバエ@オトコエシ訪花吸蜜

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