ラベル 訪花 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 訪花 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025/04/02

花が咲いたボケの灌木で営巣適地を探して飛ぶフタモンアシナガバチ創設女王

 

2024年4月中旬・午後14:20頃・晴れ 

山麓の道端に咲いたボケ(木瓜)の赤い花にフタモンアシナガバチ♀(Polistes chinensis antennalis)が訪花していました。 
この時期はワーカー♀ではなく、越冬明けの創設女王です。 
ミツバチと一緒に吸蜜していたようなので慌ててカメラを向けたら、警戒して逃げられてしまいました。 


花から飛び立った後も、フタモンアシナガバチの創設女王はボケの枝の茂みを丹念に調べるようにゆっくり飛び回っています。 
飛翔シーンを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:11〜) 
アシナガバチの獲物となるイモムシ類はまだボケの木に居ないはずなので、探餌飛翔というよりも、営巣に適した場所を探索しているのでしょう。 
実は別種のアシナガバチの創設女王も、ボケの枝に巣を作り始めようかと物色しているところでした。(映像公開予定)

2025/04/01

フッキソウの花蜜を吸うビロウドツリアブ♀【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2024年4月中旬・午前11:45頃・くもり 

里山の急峻な山道を登っていると、白い可憐な花が咲いている大群落がありました。 
ヒトリシズカの花も点在していたのですが、それとは別種です。 
写真に撮って画像検索(Googleレンズ)してみると、フッキソウと判明。 







これがヒトリシズカの花。



フッキソウの大群落でビロウドツリアブ♀(=ビロードツリアブ;Bombylius major)が訪花していました。 
フッキソウ穂状花序の細長い花筒の入口に口吻の先端がなかなか差し込めずに、何度もやり直しています。 

ビロウドツリアブ♀は吸蜜中も高速で羽ばたき続けていますが、花に足を掛けているので、ホバリング(停空飛翔)とは言えません。 
素人目にはエネルギー効率が悪過ぎる気がするのですけど、捕食者に襲われたときにいつでも飛び立てるように、常にアイドリングしているのでしょう。 
240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:14〜) 




ところで、冒頭で鳴いてる(さえずり? )鳥の種類は何だろう?


【アフィリエイト】 

2025/03/30

春にセイヨウタンポポの花蜜を吸う越冬明けのクジャクチョウ

 

2024年4月中旬・午後15:20頃・くもり後晴れ 

刈田の農道に咲いたセイヨウタンポポの群落でクジャクチョウInachis io geisha)が訪花していました。 
翅を全開にして吸蜜しています。 
本種は成虫で越冬しますから、春まで無事に生き残った個体は翅がぼろぼろに破損しています。 

後半に日が射すと、暑くなったクジャクチョウはすぐに翅をしっかり閉じました。 
おかげで、地味な翅裏も見せてくれました。 
最後にようやく飛び去るまで見届けました。 
この農道にはなぜか在来種のエゾタンポポの花が多く咲いていたのですが、クジャクチョウが訪花していたのは外来種のセイヨウタンポポでした。 

北方系の蝶であるクジャクチョウとの再会はかなり久しぶりで、とても嬉しかったです。 
温暖化が進行した影響で、もう平地では見れないかと思っていたので、感激しました。 

関連記事(12年前の撮影)▶ クジャクチョウがセイヨウタンポポに訪花吸蜜
日本では滋賀県以北に分布し、北方系の種類として位置づけられる。本州中部では標高の高い山地でしか見られないが、東北地方や北海道では平地でも見られる。(中略) 幼虫はクワ科のホップ、カラハナソウ、イラクサ科のホソバイラクサ[1]、エゾイラクサ、ニレ科のハルニレなどを食草とする。 (wikipedia:クジャクチョウより引用)

2025/03/29

オオヤマザクラの花で採餌するクマバチ♀【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2024年4月中旬・午後15:30頃・晴れおよび午前10:35頃・くもり 

民家の裏庭に植栽された桜の老木で濃いピンクの花が満開に咲いていました。 
見慣れたソメイヨシノとは明らかに異なる品種で、花と同時に若葉も開いています。 
サクラハンドブック』で調べてみると、どうやらオオヤマザクラのようです。(p12-13) 

桜の木の下に立つと、蜂の羽音がブンブン♪聞こえます。 
羽音の主を探すと、キムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)が忙しなく訪花していました。 
吸蜜するクマバチ♀の後脚を見ると、花粉籠はまだ空荷でした。 

オオヤマザクラの花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:49〜) 
クマバチの羽ばたきで桜の花弁があおられていますが、映像ではストロボ効果で羽ばたきが止まって見えます。 

花から飛び立ったクマバチ♀は、次の花を見定めるように手前でホバリング(停空飛翔)しながら、左右の脚を擦り合わせています。 
体に付着した花粉をまとめて、後脚の花粉籠に移しているのです。

ミツバチ♀の群れも一緒に採餌していたのですが、あまりにも動きが忙しなくて動画にうまく撮れませんでした。 

3日後にも定点観察すると、風が吹く度に花弁がどんどん散って葉桜になりました。 


【アフィリエイト】 

2025/03/26

鳥媒花のボケで採餌するセイヨウミツバチ♀【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2024年4月中旬・午後14:20頃・晴れ 

山麓の農村部で道端に植栽されたボケ(木瓜)の赤い花にセイヨウミツバチApis mellifera)のワーカー♀が何匹も集まって訪花していました。 
早春に咲くボケは典型的な鳥媒花のはずなのに、昆虫の送粉者が訪花していたことに驚愕し、とても興奮しました。 
関連記事(4、5年前の撮影)▶  

後脚の花粉籠が空荷の個体もいれば、黄色い花粉団子を付けて運んでいる個体もいます。 
のどかな農村部は静かなので、耳を澄ますと蜂が飛び回る羽音がかすかに聞こえます。 
キジ♂がケンケーン♪と母衣打ちする鳴き声もかすかに聞こえました。 

ときどき2匹のミツバチが同じボケの花でニアミスすることがありました。 
どうやら同じコロニーから来た仲間のようで、1/5倍速のスローモーションでリプレイしても小競り合いや占有行動は見られませんでした。 

ボケの花から飛び立つ瞬間を狙って、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@2:22〜) 
訪花の合間に空中でホバリングしながら左右の脚を擦り合わせています。 
体毛に付着した花粉を身繕いでまとめて、後脚の花粉籠に移すのです。 


【考察】
この時期の虫撮り動画で一番興奮した大事件です。
図鑑や送粉生態学の教科書に書かれている「ボケは典型的な鳥媒花である」という定説に対する反例が撮れました。 
ミツバチの視覚に赤色はあまり見えていないはずなので、花弁が赤い品種のボケに訪花しているのは、とても意外です。 
撮影後にボケの花を直接嗅いでみて、芳香がないことを確認しました。 
セイヨウミツバチが新たな蜜源植物を学習によって開拓しつつあるのでしょうか? 
それともボケが鳥だけでなく昆虫も誘引するように進化しつつあるのでしょうか? 
急速に進行する温暖化の影響でフェノロジー(花暦・生物季節学)が撹乱され植物と送粉者の結びつきが失われると、両者にとって死活問題です。
何かしら進化・適応しない種は、滅亡するしかありません。 
特定の種類の送粉者に依存してしまっている植物は、リスクヘッジする(送粉者の多様性を高める)方向に進化しないと、絶滅のリスクが高いでしょう。
生物の進化スピードでは対応できないほど、人類によってもたらされた地球温暖化のスピードが急激過ぎる点が大問題なのです。

そもそも鳥媒花と虫媒花は排他的な関係ではないのかもしれません。
教科書では分かりやすく伝えるために「ボケは鳥媒花」と言い切っていただけで、実際は鳥が訪花することも虫が訪花することもあるのでしょう(確率が高いか低いかの問題)。


【アフィリエイト】 

2025/03/23

トリアシショウマの花で吸蜜する夏型のサカハチチョウ

 

2023年7月中旬・午後12:10頃・くもり 

昼下がりでも薄暗い鬱蒼とした山林を抜ける山道に沿っトリアシショウマの群落があり、夏型のサカハチチョウAraschnia burejana)が訪花していました。 
私が近づいたら警戒して逃げたのですが、ほとぼりが冷めるとトリアシショウマの群落に舞い戻ってくれました。 
半開きの翅をゆるやかに開閉しながら吸蜜しています。 

花穂から飛び立つ瞬間をハイスピード動画に撮りたくて、しつこく長撮りしてみたのですけど、なかなか飛んでれず諦めました。 




2025/03/18

ミチタネツケバナの花蜜を吸うビロウドツリアブ♀

 

2024年4月上旬・午後13:00頃・晴れ

休耕地に接する林縁でビロウドツリアブ♀(=ビロードツリアブ;Bombylius major)が白い小さな花に訪れていました。 
訪花中も高速で羽ばたきを続けていますが、花に脚を掛けているので、ホバリング(停空飛翔)ではありません。 
細長い口吻を小さな花の蜜腺まで差し込むのに苦労しています。 
ハイスピード動画に切り替えようか迷っている間に逃げられてしまいました。 
他にはエンゴサクやヒメオドリコソウ、カキドオシの花が近くに咲いていたのですけど、ビロウドツリアブ♀はそこでは吸蜜しませんでした。 

さて、この地味な植物の名前は何でしょう? 
てっきり早春に花が咲くスプリング・エフェメラルの一種なのかと私は思ったのですが、Googleレンズで調べてみると、帰化植物(アブラナ科)のミチタネツケバナだろうと分かりました。 
帰化&外来植物 見分け方マニュアル950種』という図鑑で確認しました。p422-424 

つづく→ 


【アフィリエイト】 

2025/03/12

ムシトリナデシコの花壇で虫撮り:キタテハ♀夏型【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2023年6月中旬・午後13:45頃・晴れ 

堤防路の花壇に咲いたムシトリナデシコの群落で夏型のキタテハ♀(Polygonia c-aureum)が訪花していました。 
翅をしっかり閉じたまま口吻を伸ばして吸蜜しています。 
やがて半開きで翅を開閉するようになりました。 
翅表の地色が薄いので♀と判明。 
集散花序の上では、わざわざ飛ばずに歩いて次の花へ移動します。 (省エネ時短)

キタテハがムシトリナデシコの花から飛び立つ瞬間を狙って、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:55〜) 
訪花中にキタテハが中脚で顔を拭い、付着した花粉を落としました。
(ちなみに、タテハチョウ科の前脚は退化しています。) 
私が痺れを切らして物を投げつけたら、ようやく飛んでくれました。 



2025/03/08

黄色い菊花の花蜜を吸うキタキチョウ

 

2023年11月中旬・午後13:50頃・晴れ 

民家の庭の花壇に咲いた黄色の菊(園芸品種)にキタキチョウ♀♂(Eurema mandarina)が訪花していました。 
いつものように、翅をしっかり閉じたまま、口吻を伸ばして吸蜜しています。 
最後にようやくキタキチョウが少し飛んで、隣の花に移動しました。 

他にはオオハナアブ♀♂(Phytomia zonata)、ナミハナアブ♀♂(Eristalis tenax)、ツマグロキンバエStomorhina obsoleta)、シマハナアブ♀♂(Eristalis cerealis)なども多数、訪花していました。 


2025/03/04

秋にセイヨウタンポポの花蜜を吸う秋型のキタテハ

 

2023年10月下旬・午前10:40頃・晴れ 

稲刈りの済んだ刈田の農道にまばらに咲いたセイヨウタンポポで秋型のキタテハPolygonia c-aureum)が訪花していました。 
普通種同士のありふれた組み合わせですが、秋に撮ったのは初めてです。 



半開きの翅を忙しなく開閉しながら、口吻を伸ばして吸蜜しています。 
真上から背側を見下ろす撮影アングルのために翅裏が見えず、性別を見分けられませでした。 

この頭花は花蜜の量がよほど多いようで、なかなか次の花に飛び立ってくれません。 
急ぐ用事のあった私が痺れを切らして近づくと、ようやくキタテハは飛んで逃げました。 

キタテハが吸蜜していたタンポポの頭花をめくって萼の総苞片が反り返っていることを確認し、帰化植物のセイヨウタンポポと判明。

2025/02/28

ムシトリナデシコの花から花へ飛び回り吸蜜するウラギンヒョウモン♂【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2023年6月中旬・午後12:05頃・晴れ 

田畑の農道沿いに咲いたムシトリナデシコの群落でウラギンヒョウモン♂(Fabriciana adippe)が訪花していました。 
基本的に翅をしっかり閉じて吸蜜します。 
翅表に♂の性標(性斑)を確認できました。 




ムシトリナデシコの花から飛び立つ瞬間を狙って、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:50〜) 
快晴で日差しが強く、ハイスピード動画撮影日和でした。 
隣で訪花していたモンシロチョウが背後から飛来すると、ウラギンヒョウモン♂は慌てて飛び立ったものの、少し飛んだだけで手前の花に停まり直しました。 
2種間で蜜源植物をめぐる占有行動や縄張り行動は見られませんでした。 



【アフィリエイト】 

2025/02/22

エゾタンポポに訪花して吸蜜するフタモンアシナガバチ創設女王

 

2023年4月下旬・午前10:45・晴れ 

早春の田んぼの農道に咲いたエゾタンポポの群落でフタモンアシナガバチPolistes chinensis antennalis)の創設女王が訪花していました。 
筒状花に頭を突っ込んで吸蜜する蜂の胸部や脚、頭部はべっとりと黄色い花粉にまみれていました。 
アシナガバチがもし次もタンポポに訪花すれば、雌しべと雄しべに触れてタンポポの授粉を助けていることになります。 
しかし、蜂がどこに飛び去ったのか、見失ってしまいました。 


フタモンアシナガバチが飛び去った直後に、タンポポの頭花をめくって裏側の総苞片を調べ、普通種のセイヨウタンポポではなくエゾタンポポであることを確認しました。 
嬉しいことに、この区画はなぜか外来種セイヨウタンポポではなく在来種ばかりです。 



実は11日前にもまったく同じ場所で撮影していました。 
まさか同一個体の女王蜂がお気に入りの蜜源群落に通っているのだとしたら面白いのですが、それを調べるには個体識別のマーキング(標識)をする必要があります。

2025/02/16

イモカタバミの花蜜を吸うモンシロチョウ夏型♂

 

2023年10月中旬・午後15:15頃・晴れ 

街なかで民家の花壇に咲いたイモカタバミの群落で夏型のモンシロチョウ♂(Pieris rapae)が訪花していました。 
翅を半開きのまま吸蜜しています。 
すぐに飛び去ってしまったので、1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

関連記事(10年前の撮影)▶ イモカタバミに訪花吸蜜するモンシロチョウ 


2025/02/12

菊花に群がるキタテハ秋型が吸蜜しながら液状便を排泄

 

2023年11月中旬・午後13:55頃・晴れ 

民家の庭の花壇に咲いた黄色と白色の菊(園芸品種)にキタテハPolygonia c-aureum)秋型が訪花していました。 
多数のキタテハが菊花に群がって、壮観です。 
秋の日差しを浴びて半開きの翅を緩やかに開閉しながら口吻を伸ばして吸蜜しています。 
翅を広げるのは、隣で吸蜜するハナアブ類に対する牽制(占有行動)の意味もありそうです。 

花壇の下で砂利の表面を舐めているキタテハ個体も居ました。 
おそらく♂が、性成熟に必要なミネラル成分を摂取しているのでしょう。 

カメラをゆっくり横にパンしながらキタテハの群れを次々に撮影していると、2頭のキタテハが吸蜜しながら腹端から濁った液体の滴をポトリと排泄しました。 
キタテハ秋型の脱糞シーンを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@2:18〜) 
初めの個体は、黄土色の液体を1滴、腹端から排出しました。 
翅に破損がなくきれいな個体だったので、羽化直後の羽化液(蛹便)が体内に残っていた可能性があります。 

キタテハの蛹便の色は、一般的にオレンジ色、赤褐色、茶褐色のように表現されることが多いです。  もう少し具体的に言うと、赤みがかったオレンジ色や、濃いオレンジ色、赤茶色といった色合いで、個体差や蛹の状態によって多少色の濃淡に変化が見られることもあります。 (Gemini 2.0 AIより)

次の個体は、花蜜を吸いながら腹端を少し持ち上げ、白っぽい液体を2滴続けて排泄しました。 
直後に次の花へ飛んだので、飛び立つ前に軽量化したのかもしれません。 

関連記事(4、7年前の撮影)▶  


チョウ類では他に、ヤマトシジミ♀(Zizeeria maha)、ベニシジミLycaena phlaeas daimio)、キタキチョウEurema mandarina)が1頭ずつ訪花していました。 
(キタキチョウについては、映像公開予定) 

この菊の花壇で主な送粉者はハナアブ類です。 
オオハナアブ♀♂(Phytomia zonata)が最も多く、他にはナミハナアブ♀♂(Eristalis tenax)、シマハナアブ♀♂(Eristalis cerealis)、ツマグロキンバエStomorhina obsoleta)などが訪花していました。 

晩秋だから仕方がないのかもしれませんが、ミツバチなどのハナバチ類が全く来てないのが心配です。(生物多様性の低下、送粉者の深刻な減少)

 

2025/02/08

カタバミの花蜜を吸うヤマトシジミ♀

 

2023年10月中旬・午後12:35頃・晴れ 

住宅地の道端に咲いたカタバミの群落でヤマトシジミ♀(Zizeeria maha)が訪花していました。 
翅を半開きにしたまま、口吻を伸ばして吸蜜しています。 
秋風が強く吹いてカタバミの花が揺れると、ヤマトシジミ♀は翅を閉じます。 

ルリシジミ♂(Celastrina argiolus)と迷ったのですが、ヤマトシジミ♀で大丈夫でしょう。 
翅表の斑紋からヤマトシジミの♀と判明。 
実は私にとって、ヤマトシジミはちょっと珍しい(馴染みの薄い)蝶なのです。 
この2種類の見分け方をPerplexity AIに質問したところ、私の知らなかった(手持ちの図鑑に載ってなかった)見分け方も教えてくれました。
3. 目の色(複眼): - ヤマトシジミ:グレーまたは褐色です[1][4]。 - ルリシジミ:黒色です[1][4]。 
8. 触角:ルリシジミは触角の先が黄色です[1]。


カタバミはヤマトシジミ幼虫の食草なのですが、この成虫♀は花から花へ飛び回るだけで、産卵行動を始めてくれませんでした。 

後半は、訪花中に半開きの翅を互いに擦り合わせるように動かしました。(@1:30〜) 
シジミチョウ科で後翅に尾状突起がある種は、それを動かして自分の触角だと天敵(捕食者)に誤認させる自己擬態をします。 
ヤマトシジミの翅には尾状突起も眼状紋もありませんが、自己擬態行動の前適応段階にあるのではないか?と私は推測しています。 
逆に、ヤマトシジミでは尾状突起と眼状紋が退化した可能性も考えられます。 
それとも、後翅を擦り合わせる行動は、シジミチョウ科で何度も独立に進化したのでしょうか? 
後翅を擦り合わせる動きを司る運動神経回路のエボデボ(進化発生生物学)を研究するのが王道ですけど、いかにも大変そうです。 
日本産シジミチョウ科79種の分子系統樹が調べられていれば、とりあえず私の仮説が検証できそうです。 
この疑問を長年抱いていたので、PerplexityやGeminiのAIに相談してみました。 
残念ながら、今のところ網羅的な分子系統樹は描かれていないようです。 
現状では、ムラサキシジミ属の一部、シルビアシジミ属、フジミドリシジミ属などで部分的な分子系統樹が調べられているだけなのだそうです。 

ヤマトシジミ♀が花から飛び立つ瞬間を狙ってハイスピード動画に切り替えたら、途端に飛んでくれなくなりました。 
最後は物を投げつけて無理やり飛び立たせたのですけど、撮影に失敗しました。(映像なし) 


余談ですが、カタバミについて最近ちょっと面白い研究結果が報告されました。 
 関連ニュース記事()▶  

今回私が観察したカタバミは郊外の住宅地の道端にあった群落ですけど、葉は青々としており(緑色)、赤くはありませんでした。 
つまり、当地は幸い自然度が比較的高く保たれヒートアイランドがまだ進行していないことが分かります。    


【アフィリエイト】 

2025/01/15

クロホウジャク2頭がホトトギスの花序で競い合うように停飛吸蜜【蛾:ハイスピード動画】

 




2023年11月上旬・午後15:35頃・晴れ 

堤防路の花壇に咲いたホトトギスの群落でクロホウジャクMacroglossum saga)の吸蜜ホバリングを240-fpsのハイスピード動画で撮影していると、2頭が同じ花序でニアミスしました。 
お互いの激しい羽ばたきによる乱気流に巻き込まれないかと心配しましたが、全く平気で、競い合うように別の花で吸蜜していました。 

この花壇では多数のホトトギスの花が咲き乱れているためか、蜜源植物を巡る縄張り争いや占有行動は見られませんでした。 
ニアミスしても求愛・交尾行動を始めなかったということは、この2頭は同性なのでしょうか。
(私は外見でクロホウジャクの性別を見分けられません)

一方が先に飛び去ると、残った個体もすかさず反転して離れて行きました。 
衝突回避行動が実に見事です。
同様のニアミス・シーンがもう一度撮れていました。 

ホトトギスの蜜腺は、花の根元に小さく膨らんだきょの内部にあるのですが、クロホウジャクは停飛して羽ばたきながら細長い口吻を花筒の奥にある距の中に上手く差し込めずに苦労するときがあります。
見ている方も感情移入して苛々してしまいます。 

1頭になってからも吸蜜ホバリング行動を撮り続けると、伸ばした口吻を引き抜く際に透明な蜜の滴が口吻の途中に付着していました。(@1:35〜) 
口吻の先端ではなく途中に滴が付いていた理由が説明できず、ちょっと不思議です。 
花蜜ではなく、水滴が付着しただけかもしれません。 
その滴はすぐに振り落としたようです。

ハイスピード動画で何でもとりあえず撮ってみると、予期せぬシーンがたまたま撮れていることがあり、それが楽しみになります。 


2025/01/11

ヒャクニチソウの花蜜を吸いながら排尿するオオタバコガ【蛾:FHD動画&ハイスピード動画】

 



2023年10月中旬・午後15:30・晴れ 

ヒャクニチソウ(百日草)の色とりどりの品種が咲き乱れる花壇に私が戻ってくると、オオタバコガHelicoverpa armigera armigera)がまた訪花していました。 
本種は訪花中も翅を小刻みに震わせ続けて飛び立つための準備運動(アイドリング)をしています。 
その翅をよく見ると、この個体は右の翅頂が欠けていて、30分前に観察したオオタバコガ♀とは別個体であることが分かりました。 

吸蜜後にクルクルと丸めて縮めた口吻が、オレンジ色の花粉にまみれていました。 
次の花に移動する前に身繕いして、顔や触角に付いた花粉を落としています。 
舌状花の花弁が散った後の筒状花でもオオタバコガは貪欲に吸蜜していました。 

オオタバコガが訪花中に240-fpsのハイスピード動画に切り替えたら(@1:14〜)、面白いシーンがたまたま撮れていました。 
吸蜜しながら腹端から透明な液体を1滴排泄したのです。(@1:25〜) 
本種の排尿シーン(おしっこ)は初見です。 
花蜜を大量に吸い、余分な水分を排泄して飛ぶために体重を軽量化したのでしょう。

 

2025/01/05

ブラックベリーの花で採餌するツヤハナバチの一種♀

 

2023年6月上旬・午前10:50頃・晴れ 

民家の裏庭に咲いたブラックベリー(=セイヨウヤブイチゴ)の生け垣で微小なハナバチが忙しなく訪花していました。 
ヤマトツヤハナバチ♀(Ceratina japonica)などの仲間ではないかと思うのですが、どうでしょうか。 
後脚の花粉籠に黄色い花粉団子を付けて持ち運んでいることから、♀と分かります。 
1.5倍に拡大した上で1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 

この後、私は他の訪花昆虫に目移りしてしまい、ツヤハナバチ♀をじっくり撮影できませんでした。 


【アフィリエイト】 

2025/01/03

ママコナの花で吸蜜中のミドリヒョウモン♀を追い払うアリ【ハイスピード動画】

 



2023年8月下旬・午前11:05頃・晴れ 

低山の尾根道に咲いたママコナの群落でミドリヒョウモン♀(Argynnis paphia)の吸蜜シーンを240-fpsのハイスピード動画で撮ってみたら、ちょっと面白い事件が起きていました。 
近づいてきたクロアリ(種名不詳)のワーカー♀がミドリヒョウモン♀の足(右中脚跗節)に噛み付いて、ママコナの花から追い払ったのです。
蜜源植物を防衛する占有行動でしょうか。
アリに足先を噛まれたミドリヒョウモン♀は、驚いて飛び去りました。

2024/12/29

アップルミントに訪花するシロオビノメイガ(蛾)

 

2023年9月上旬・午後14:55頃・くもり 

堤防路に咲いたマルバハッカ(別名アップルミント)の群落でシロオビノメイガSpoladea recurvalis)が訪花していました。 
触角を小刻みに動かしながら吸蜜しているようですが、後ろ姿で肝心の口吻が見えません。 
アップルミントの白い花穂に対して下向きに止まっているため、翅の面にしっかり正対して撮れないのも、もどかしいです。 
後半に自ら方向転換してくれたのですが、そのときには口吻を伸ばしてはいませんでした。 

その後、私が近くの茂みをうっかり足で揺らしてしまったせいで、警戒心が強いシロオビノメイガは、花や葉の陰に隠れてしまいました。 

この組み合わせで、吸蜜シーンのもっと良い映像が撮れたら、差し替えます。

ランダムに記事を読む

  • ヤツデの雌花に集まるハナアブ、クロバエ、カメムシの仲間22/06/2018 - 0 Comments
  • オニグモ♀の散歩、略して鬼散歩。28/10/2015 - 0 Comments
  • ネコ?の白骨死体02/03/2012 - 0 Comments
  • 路上の苔を舐めるメスグロヒョウモン♂19/12/2020 - 0 Comments
  • 外出前に巣口を念入りに隠蔽するホンドタヌキ♀♂【トレイルカメラ:暗視映像】03/03/2025 - 0 Comments