2024年8月下旬・午後12:00頃・晴れ
里山(低山)の林道で、車の轍 に挟まれた中央草帯に白い小さな花が咲いていて、パッチ状の小群落が形成されていました。
そこにスジグロシロチョウ(Pieris melete)の夏型♂が訪花していました。
いつものように翅をしっかり閉じたまま、小さな唇形花に口吻を差し込んで吸蜜しています。
少し飛んで別な株の花序に移動しました。
やがて満ち足りた蝶は、近くのチヂミザサの葉に留まりました。
翅を閉じ、ゼンマイ状に丸めた口吻をかすかに伸縮させています。
小休止の後、スジグロシロチョウ♂はどこかに飛び去りました。
さて、この地味な花の植物は何と言う名前なのでしょうか?
細い茎に指先で触れると断面が四角形で、おそらくシソ科だろうと予想がつきます。
葉をちぎっても、ミントの匂いはしませんでした。
写真に撮ってGoogleレンズで画像認識してもらうと、イヌトウバナと判明しました。
近縁種のヤマトウバナは分布が本州中部以西とのことで、除外できます。
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