2024年7月中旬・午後12:00頃・くもり
里山の林道脇に立つスギ(杉)の木にフジ(藤、別名:ノダフジ)の蔓が巻き付いて育っていました。
ノダフジの奇数羽状複葉が風で揺れています。
すべての葉が一斉に揺れるのではなく、一部の葉だけが長時間、自励振動していました。
葉柄に弾性があるために、力が加わると振動するのですが、ある角度で一定の微風を与えると振動が減衰しなくなります。
デルタクローラーは、雪上や砂地、農地などの不整地を走行できる脱着式クローラーユニットです。
【特徴】
・普通車両と変わらない運転操作で走行できる
・フルクローラー車よりも低価格
・普通自動車免許でも運転可能
・雪上、砂地、農地、傾斜地などの不整地で活躍
🦅 ノスリが上昇気流を察知する方法
ノスリなどの猛禽は、いくつかの方法を組み合わせて上昇気流の有無や強さを探っていると考えられています。
1️⃣ 周囲の視覚的な手がかり
他の鳥(特にカラスや他の猛禽、ハト、トビなど)が帆翔している場所を観察。
→ 他の鳥の動きで「そこに上昇気流がある」と推定。雲(積雲など)の形成や動き、地表の熱せられ方(日当たりの良い斜面・裸地・道路・畑など)を視覚的に確認。
2️⃣ 地表の風や微気流の感覚
止まり木や電柱の上で、体や羽毛、顔の感覚で微細な空気の流れを感じ取る。
上昇気流の発生地では、地表で風の変化や温かな上昇気を感じることがある。
3️⃣ 試しに飛んで体感する
あなたの推測の通り、これは非常に重要です。
実際、猛禽は「まず飛び立って風の状態を体感し、条件が良ければソアリングに移行する」という行動を取ります。
上昇気流が弱ければ、しばらく羽ばたきで高度を稼いだり、あきらめて戻ることもあります。
💡 つまり…
➡ ノスリは目に見えない上昇気流を、
・視覚的な環境情報
・羽毛や皮膚感覚による微風感知
・そして「試し飛び」での体感
を組み合わせて判断しています。
雪解けした畑では土壌が水浸しになってミミズが溺れそうになり、地上に避難してきたところを捕食者に狙われるのでしょう。
クロツグミは雛にミミズを運んで来ることが多い。それも、太い数匹をくちばしの両側に垂れ下げて巣に飛来する。なかにはまだニョロ、ニョロと動いているものさえある。雛はそれをおいしそうに呑みこむ。(中略)暗い林の中で、カサカサ落ち葉をかき分けてミミズ掘りをしているクロツグミを、昔はよく見かけたものだった。ツグミの仲間にはミミズの好きなものが多い。(p120より引用)
**1. 伝承における関連性:*** 古くから、塵旋風(つむじ風)は「かまいたち」の原因であると考えられてきました。特に雪国地方では、旋風そのものを「かまいたち」と呼ぶ地域もあります。* 伝承では、かまいたちは旋風に乗って現れ、鎌のような爪で人を切りつけるとされています。**2. 現象の関連性:*** かまいたちの正体については諸説ありますが、その一つに「旋風による真空説」があります。これは、旋風の中心に生じた真空が皮膚を切り裂くという説です。(しぐま註:ただし、科学的な意味で本当に真空が発生するわけではありません。)* 塵旋風は小規模な旋風であり、局所的に強い風や気圧の変化を引き起こすことがあります。そのため、塵旋風が原因でかまいたちが起こる可能性も考えられます。**3. 現代の考え方:*** 現代では、かまいたちの原因は、寒冷時の乾燥した空気や、旋風による微細な物体が皮膚を傷つけることなど、科学的に説明できる現象であると考えられています。* しかし、伝承と現象の関連性から、塵旋風がかまいたちの一因となる可能性は否定できません。つまり、塵旋風とかまいたちは、伝承と現象の両面で関連性があると言えます。
かまいたち現象が雪国に多いという点については、Perplexity AIに解説してもらいました。
「かまいたち」の伝承が雪国に多い理由には、以下のような説明が考えられます:## 気候条件との関連性1. 寒冷な環境: 雪国の寒冷な気候が「かまいたち」現象の発生に適していると考えられています[1][3]。2. 乾燥した空気: 雪国の冬季は空気が乾燥しており、これが皮膚の状態に影響を与える可能性があります。## 生理学的説明皮膚表面が気化熱によって急激に冷やされることで、組織が変性して裂けるという生理学的現象(あかぎれ)として説明されています[1][3]。この現象は、寒冷で乾燥した環境下でより起こりやすいと考えられます。## 文化的要因1. 伝承の蓄積: 雪国では、寒冷な気候条件下で不可解な皮膚の裂傷が発生しやすく、これが長年にわたって伝承として蓄積されてきた可能性があります。2. 地域的な信仰: 信越地方では、「かまいたち」は悪神の仕業であるという俗信があり、地域の文化や信仰と結びついています[5]。## 環境要因1. 強風と旋風: 雪国では、寒風や旋風が発生しやすい環境があり、これらが「かまいたち」現象と関連付けられています[6]。2. 小石や木の葉: 風が巻き上げた鋭利な小石や木の葉が皮膚を傷つける可能性も指摘されています[1][3]。これらの要因が複合的に作用し、「かまいたち」の伝承が雪国に多く見られる結果となっていると考えられます。寒冷な気候、乾燥した空気、強風などの環境条件が、この現象の発生や伝承の形成に大きく寄与していると言えるでしょう。
落雷による林冠ギャップ |
中折れしたスギ落雷木 |
真下に散乱する中折れの破片 |
(ムラサキトビケラは)幼虫期を流水中で過ごすため、近くに流れのない場所では樹液で見られる可能性は低い。(森上信夫『樹液に集まる昆虫ハンドブック』p70より引用)