2022年6月中旬・午後15:55頃・晴れ
平地の舗装された農道に細いミミズのロードキル死骸が転がっていて、屍肉を好むスカベンジャーたちが群がっていました。
周囲の環境(農道の左右)は、雑木の防風林と広い畑が広がっています。
林縁または畑から這い出したミミズが通りかかった車に路上で轢かれたのでしょう。
先ずはストロボ写真で記録してから動画に切り替えたら、ミミズの屍肉を齧っていたオオヒラタシデムシ(Necrophila japonica)が慌てて逃げ始めました。
濡れた舗装路で立ち止まると、大顎を開閉したり、前脚を舐めて身繕いしたりしました。
マイマイガ♀♂(Lymantria dispar japonica)の幼虫が脱皮した頭楯の抜け殻が路上に転がっていたものの、通りかかったオオヒラタシデムシは全く興味を示しませんでした。(@0:03〜)
キンバエの体格が大小まちまちなのは個体差や性差なのか、それとも複数種が混じっているのかな?
初めは何の死骸かよく分からず、拾った小枝でハエを追い払い、尺取り虫にしては長過ぎる?と思いつつひっくり返したりしてみました。
驚いたことに、オオヒラタシデムシと違ってハエは図太く、私が死骸を撹乱してもあまり逃げませんでした。
実はすぐ近くにミミズの死骸がもう1匹あり、同様にキンバエが群がっていました。(写真を撮り忘れ)
急いでいた私は、ミミズの死骸にシデムシが戻ってくるまで待てませんでした。
関連記事(1年後の撮影)▶ ミミズの死骸に群がるキンバエ
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