2022年10月下旬・午後23:07・気温7℃
冒頭のシーンは明るい日中に撮った現場の様子です。
泥汚れの付いたカラマツ大木の根元にオニグルミの堅果を山盛りに給餌しました。
クルミの実も夜行性の野ネズミがせっせと持ち去って貯食します。(動画公開予定)
給餌した当日の深夜に待望のニホンイノシシ♀(Sus scrofa leucomystax)が登場しました。
野ネズミが餌場のクルミをほとんど運び去り、少し休んでいる間に、左の獣道からやって来たようです。
給餌場の手前で地面の匂いを嗅ぐと、イノシシの鼻息で落ち葉が動きました。
牙が小さいので♀ですかね? (間違っていたらご指摘願います。)
隻眼ではなく健常個体でした。
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低い位置に設置したトレイルカメラに気づいて警戒したのでしょう。
カラマツの幹に体や牙を擦り付けるマーキング行動もやりませんでした。
イノシシがクルミの堅果を強靭な歯で噛み砕いて食べるかと期待したのですが、怪しい罠だと思ったのか逃げてしまいました。
イノシシをメインの被写体として狙うのであれば、トレイルカメラをもっと離れた場所や高い位置に設置して給餌場を見下ろすように監視すべきです。
しかしイノシシの生息密度が低い当地では滅多に登場しませんし、ほとんど野ネズミしか通って来ない現状では、なるべく餌場に近づけてカメラを設置したいのです。
ドングリを給餌している期間にイノシシが来てくれなかったのが残念です。
クルミよりもドングリの方が食べてくれそうな気がします。
イノシシが増えている地域では農作物への食害が深刻となり、害獣駆除の対象となっています。
そんな地域でイノシシに餌付けするのは問題視されるはずですから、ご注意下さい。
※ 動画編集時に自動色調補正を施し、音声も正規化して音量を強制的に上げています。
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