2021/02/13

スズキフタモンハナアブ♀の身繕い

 

2020年10月中旬・午後15:00頃・晴れ
▼前回の記事 
マリーゴールドの花を舐めるスズキフタモンハナアブ♀
山麓の花壇でスズキフタモンハナアブ♀(Ferdinandea cuprea)が食事の合間にマリーゴールドの花弁に止まり、身繕いしていました。 
前脚を擦り合わせながら口吻で舐めています。 
体に付着した花粉を払い落としているのでしょう。

カラムシの葉を巻いた巣内にアカタテハの蛹を見つけた!

 

アカタテハの飼育記録#1


2020年10月中旬・午後15:55頃・晴れ 

刈田の農道沿いに自生するカラムシの群落で葉がイモムシに食い荒らされてほとんど丸坊主になっていました。 
私のフィールドで同じイラクサ科のアカソはよく見かけるものの、カラムシは珍しいので、じっくり群落を調べてみました。 

 食べかけの葉を緩く巻いて作った巣(隠れ家)の中にアカタテハVanessa indica)の垂蛹が隠れていました。 
カラムシの葉を軽く丸めただけの蛹室で、横の穴から覗くと中の蛹が丸見えでした。 
私が巣を持って向きを変えたり開いたりしても中の垂蛹は暴れませんでした。 
絹糸で綴られた葉巻をそっと開けてみると、アカタテハ垂蛹の腹端がカラムシ葉裏の主脈に白い絹糸で厳重に固定してありました。 
食べかけの葉で巣を作ったとは限らず、巣が完成してから別個体のイモムシが半分食べてしまった可能性も考えられますね。

新開孝『虫のしわざ観察ガイド—野山で見つかる食痕・産卵痕・巣』によると、
カラムシの葉の裏側は白い。その裏側を表にして縦に折り、袋状になったものがよく見つかる。これはアカタテハの幼虫の巣で、折り畳まれた葉をそっと開くと、中に幼虫が潜んでいる。(p26より引用)
蛹室も幼虫の巣と同じ構造だと写真付きで書かれています。
しかし今回私が見つけた蛹室は、カラムシの葉の白っぽい裏面を表側にしていませんでした。 
むしろその方が天敵に対して巣が目立たないので良さそうです。 
たまたまの個体差なのか、地域によって造巣習性が違うのか、一例だけでは分かりません。 
これからも注意してアカタテハの巣を探していこうと思います。 

アカタテハは成虫で越冬するので、秋のうちに羽化するはずです。 
巣ごと蛹を持ち帰り、飼育することにしました。 
成虫の羽化が楽しみです。 

2021/02/12

軒下に巣材を運ぶスズメ親鳥と隣接トウモロコシ畑の防鳥グッズ(野鳥)

 

2020年8月上旬・午後12:35頃・晴れ 

郊外で平屋建ての木造民家の軒下にスズメPasser montanus)が営巣しているようです。 
親鳥が細い枯草を嘴に咥えたまま、入巣を躊躇っているのは私の視線を警戒しているのでしょう。 
私の目を盗むようにこっそりと軒下の隙間に潜り込みました。 

その一方、営巣地のすぐ横の家庭菜園でトウモロコシを栽培していました。 
せっかく育ったトウモロコシの実が野鳥に食害されないように、黒いビニール袋や防鳥テープ(赤銀)が多数吊りくくりつけられていました。 
しかし、こうした鳥よけグッズはスズメの営巣に影響を与えるほど忌避効果が強くないことが分かりました。

マリーゴールドの花蜜を吸うオオタバコガ♀(蛾)

 

 2020年10月中旬・午前11:30頃・晴れ
▼前回の記事 
ナスの葉に産卵するオオタバコガ♀(蛾)
農村部のナス畑で産卵していたオオタバコガ♀(Helicoverpa armigera armigera)が飛んで移動し、隣に咲いたマリーゴールドに訪花しました。 
冒頭の飛翔シーンはほんの一瞬なので、1/5倍速のスローモーションでご覧ください。
翅を広げたまま八重咲きのマリーゴールドの花で吸蜜を開始。 

マリーゴールドは土壌で作物の根に悪さをする線虫を殺すコンパニオンプランツとしてナス畑の横に植えられています。
しかし、ナスの害虫であるオオタバコガ成虫にとってマリーゴールドの花は蜜源となってしまっています。 
だからといってマリーゴールドの有用性を否定したい訳ではありませんが、自然界の営みは一人勝ちを許さない(万能な必勝法が無い)という生態学の真髄と農業の難しさをつくづく実感しました。 
非の打ち所が無い完璧な防除法なんてありませんから、どこかで折り合いを付けるしかありません。 
仮にマリーゴールドの花を除去しても、オオタバコガ♀はきっとナスの花で吸蜜するでしょう。

2021/02/11

カワミドリの花畑で獲物を探し飛び回るキイロスズメバチ♀

 

2020年10月中旬・午後12:45頃・晴れ 

里山の峠道に沿って咲いたカワミドリの群落でキイロスズメバチVespa simillima xanthoptera)のワーカー♀が飛び回っていました。 
花に止まって吸蜜しないので、獲物を探しているようです。 
探餌飛翔があまりにも忙しないので、まずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。 
直後に等倍速でリプレイ。 
訪花していた白黒縞模様のハエ?/アブ?と空中でニアミスしたものの、狩りは失敗に終わりました。 
カワミドリの花に一瞬だけ着陸するも、すぐに飛び立ちました。 
カワミドリの葉が紅葉していて(草紅葉)、紫色の花と相まって秋らしい風景です。

コウリンタンポポに訪花吸蜜するベニシジミ春型【HD動画&ハイスピード動画】

 

2020年10月中旬・午後14:30頃・くもり 

堤防路の道端に咲いたコウリンタンポポの群落で春型のベニシジミLycaena phlaeas daimio)が訪花していました。 
翅を半開きにした状態で、コウリンタンポポの花上で自ら方向転換しながら熱心に吸蜜しています。 
この組み合わせは初見です。 

花も蝶も鮮やかなオレンジの同色系で、なかなか絵になります。 
しばらくすると小さなハナアブ(種名不詳)が飛来して、隣の花で吸蜜を始めました。 (@3:20)
ところがベニシジミは吸蜜に夢中で無反応。 

飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@6:00〜) 
自発的に飛び立つまで動画を撮り続けようとしたのですが、この花はよほど蜜量が多いのか、ベニシジミはなかなか飛び立ってくれません。 
私が痺れを切らして帽子を投げつけても逃げませんでした。 

先に飛び立ったのはアブの方でした。 
その瞬間、隣のベニシジミも開いていた翅を反射的にピクッと閉じて警戒したものの、逃げませんでした。 
何かに警戒して急に翅を閉じましたが、しばらくするとゆっくり翅を半開きに戻しました。
私が花に近づいてもベニシジミは逃げません。(映像なし) 
終いにはハイスピード動画を撮りながら右手人差し指で軽く翅に触れても逃げませんでした。 
驚くほど図太い(鈍感な)個体です。 
飛ぶのがよほど億劫なのでしょう。
ベニシジミの背後から隣の花を軽く揺らすと、嫌々ながら(?)ようやく飛んでくれました。
飛翔能力に問題はありませんでした。

吸蜜シーンをもっと短くコンパクトに編集しようか迷ったのですが、あまりにも長々と同じ花に居座るのが珍しく思い、長尺のままお届けします。
三脚を使わず手持ちカメラで長撮りするのは大変でした。

2021/02/10

イチジクの実を守る鳥よけ棒(螺旋オブジェ)や防鳥テープに効果はあるか?

 

2020年10月中旬・夕方・くもり 

民家の庭に植栽されたイチジク(無花果)の木で果実が一部熟し始めました。 
その庭木に施された防鳥グッズが目を引きました。 

あちこちの枝に結び付けられた銀テープ(防鳥テープ)が風になびいています。 
テープの両面が赤銀など2色になっているタイプの方が風が吹いたときにキラキラ点滅するのに、一色の銀テープの方が安上がりなのですかね? 
防鳥効果を比較してみたら面白そうです。 

更に、「鳥よけ棒」と呼ばれる螺旋状の青いプラスチックのオブジェも枝に数本吊り下げられていました。 
しかし鳥よけ棒の1本は固定法が悪くて、風が吹いてもクルクル回りません。
これではおまじない程度しか防鳥効果は期待できないでしょう。
 
▼関連記事(3ヶ月前の撮影) 
アケビの蔓棚を守る鳥よけ棒(螺旋オブジェ)防鳥グッズ
現場で目視した限りでは、イチジク熟果への食害は見当たりませんでした。 (時期が未だ少し早いのでしょう。) 
私の個人的な見解ですが、イチジクの食害を野鳥のせいにするのは濡れ衣ではないかと疑っています。 
ヒヨドリやムクドリ、カラスなどの鳥がイチジクの熟果を採食する犯行現場をひと目見たくてあちこちのイチジクの木をパトロールしているのですけど、未だ一度も観察したことがありません。 
少なくとも私のフィールドでは、イチジクの熟した果実を盗み食いする一番の犯人はスズメバチ類です。
▼関連記事(同時期に別の場所で撮影) 
イチジクの熟した果実を食べるキイロスズメバチ♀とショウジョウバエ
つまり、せっかく苦労して鳥よけグッズをイチジクの木に取り付けても、スズメバチには全く効果が無いはずなので、被害は無くならないと予想されます。 
イチジクの実を食害する犯人を突き止めるために、無人カメラを設置して終日監視したら面白そうです。(対策の前に敵を知ることが第一です。)
イチジク栽培の未経験者が僭越ながらも対案を言わせてもらうと、私なら果実を1個ずつ袋掛けするか、木全体をネットで覆うか、完熟する前に果実を収穫してしまって室内で追熟させるという対策を試すと思います。
定点観察に通うには遠い場所だったので、防鳥グッズに効果があったかどうか確かめられませんでした。 

『鳥害の防ぎ方』という専門書で果樹に対する鳥害対策の章を読み返しても、鳥が加害する落葉果樹のリストにイチジクが含まれているだけで(p195)、具体的な事例や詳細は何も書かれていませんでした。 
イチジクに関しては特に対策を研究したり調べたりしていないのでしょう。 
そもそも大規模なイチジク農園を日本でやっている所が少ないのかもしれません。

【追記】
↓おまけの映像「ヒヨドリ🕊イチジク全部食べてしもーた😭」(撮影:unicorn momo'sさん)
ヒヨドリはイチジク果実が未熟な状態でも食べ尽くしてしまうとなると、対策するのは大変そうです。
ヒヨドリの他にはメジロもイチジクの実を食べに来ていたそうです。



【追記2】
小宮輝之(監修)『鳥の食べもの&とり方・食べ方図鑑 おもしろふしぎ鳥類学の世界』によると、「イチジクは鳥たちも大好きな果物」とのことで、メジロによる食害シーンの写真が掲載されていました。
栽培された果実がカラス類、ムクドリ、ヒヨドリ、オナガ、メジロに食べられ、鳥害といわれることも。 (p138より引用)

崖に産卵するミドリヒョウモン♀暗色型

 

2020年10月中旬・午後12:55頃・晴れ
▼前回の記事 
カワミドリで訪花吸蜜するミドリヒョウモン♀暗色型【HD動画&ハイスピード動画】
さっきまで花蜜を摂取していたミドリヒョウモン♀(Argynnis paphia)が峠道横の斜面に移動し、産卵を始めました。 
半開きの翅を開閉しながら、落ち葉で覆われた崖のあちこちに腹端を擦り付けています。 
少し飛んだり歩いたりしてあちこちに移動しながら、卵を1粒ずつ産み付けるようです。 
産卵基質にこだわりは無いようで、枯れた茎や小枝、小石、枯葉などの表面に産卵しています。 
一度だけ生きた植物に産卵しました。 
草本植物(種名不詳)の芽生えの細い茎に白い卵を1個産み付ける様子がはっきりと捉えられていました。(@0:35) 
ミドリヒョウモン幼虫の食草であるスミレの芽生え(双葉)かもしれませんが、私には見分けられません。
 
▼関連記事 
スギの樹皮に産卵するミドリヒョウモン♀
崖を横に少し歩いて移動し、陽だまりで日光浴しながら小休止。 
すぐにまた腹端を前屈して産卵を再開しました。

2021/02/09

路肩で日光浴するセスジハリバエ

 

2020年10月中旬・午前10:40頃・晴れ

農道脇を流れる用水路の更に少し奥でセスジハリバエTachina nupta)が歩き回っていました。 
日当たりの良いコンクリート上に出てくるとしばらく立ち止まって日光浴していました。 
性別不明ですが、♀だとすると寄主探索のため草むらに潜り込んでいたのでしょうか? 
あるいは羽化直後の個体かな?と勝手に想像したのですが、定かではありません。 
訪花するシーンはよく見かけるのですが、地面で活動するセスジハリバエを見たのは初めてかもしれません。

このような何をしているのかよく分からない(思わせぶりなのに何とも表現のしようのない)地味な行動は観察記録になかなか残らないのが普通です。 
後世になって古い観察記録に意味や価値が見出されたりすることも(稀に)ありますから、貧乏性の私はなるべく何でも記録するようにしています。

八重咲きのマリーゴールドに訪花吸蜜するモンキチョウ♂【HD動画&ハイスピード動画】

 

2020年10月中旬・午前11:20頃・晴れ 

コンパニオンプランツとして畑の端の畝に植えられたマリーゴールドの群落でモンキチョウ♂(Colias erate poliographus)が訪花していました。 
花弁がオレンジ色で八重咲きの品種(ボナンザ・オレンジ)です。 
モンキチョウ♂はいつものように翅をしっかり閉じたまま吸蜜しています。 
飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:54〜)
▼関連記事(6年前の撮影:赤い花弁の別品種) 
マリーゴールドの花蜜を吸うモンキチョウ♂

2021/02/08

落ちていた羽毛を繰り返し拾って遊ぶカワセミ♂(野鳥)

 

2020年10月中旬・午後16:50頃・くもり
▼前回の記事 
コンクリート護岸から池に飛び込み魚を捕るカワセミ♂(野鳥)
小魚を食べ終えたカワセミ♂(Alcedo atthis bengalensis)が奇妙な行動を始めました。 
急に振り返ると、コンクリート護岸に落ちていた白い羽毛を嘴で咥えました。 
カモ類やサギ類など別種の水鳥が池畔で羽繕いした際に羽毛が抜け落ちたのでしょう。 
階段上には落ちた羽毛がいくつも散乱しています。 
カワセミ♂は拾った羽毛の根元を咥え直すのに苦労しています。 
嘴から落としてしまった羽毛を繰り返し拾い上げました。 
下の段に羽毛を落としてしまったときは、素早くフライングキャッチし、元居た階段にすぐ舞い戻りました。 
再び羽毛を落とした後は、見失ったのか興味を失ったのか分かりませんが、今度は羽毛を咥えて来ませんでした。 
階段で再び脱糞し、直後にどこかへ飛び去りました。 

カワセミ♂がこんな行動をしたのは初めて見ました。 
1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみましょう。 
繁殖期(造巣期)に行う巣材集めの名残なのでしょうか? 
しかし本で調べてみると、カワセミの巣穴は崖に水平坑を掘るだけで、産座にも羽毛などの巣材を使わないそうです。(参考:大阪市立自然史博物館叢書『日本鳥の巣図鑑』p129)

私には捕食の練習や遊びの一種に見えました。 
薄暗い夕暮れなので池の岸に落ちていた白い羽毛を一瞬小魚に見間違えたのかもしれません。 
仮にそうだとしても、一回拾ってみれば餌ではないとすぐに悟り、捨てて興味を失うはずです。 
にもかかわらず、繰り返し落としたり拾ったりする様は私には遊びとしか思えません。 
それなりの知能と生活の余裕が無ければ「遊び」は生まれないので、カワセミが遊ぶとは意外でした。 

別の可能性として、拾った羽毛を疑似餌(ルアー)として使おうとしているのかもしれません。 
池の水面に羽毛や木の葉などを浮かべて集まってきた小魚を捕食する「道具使用」行動が一部地域のササゴイButorides striatus amurensis)では知られています。 
もし拾った羽毛で遊んでいたカワセミが偶然池に羽毛を落としてしまい、獲物となる魚が集まってくることを学習すれば、味をしめて繰り返しやるようになるかもしれません。
カワセミが疑似餌漁をやる証拠映像が撮れたら面白いスクープになるでしょう。

野菊で訪花吸蜜するコミスジ【HD動画&ハイスピード動画】

 

2020年10月中旬・午前11:10頃・晴れ 

農村部の道端に咲いた野菊の群落でコミスジNeptis sappho)が訪花していました。 
秋晴れの中、全開の翅を軽く開閉しながら吸蜜しています。 
左の前翅が大きく破損していますが、左右非対称なので、鳥に襲われたビークマークではなさそうです。 
野菊の種類はおそらくノコンギクではないかと思うのですが、真面目に検討していません…。 

コミスジが野菊の花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@2:25〜) 

撮影中は気づかなかったのですが、近くの別の葉にクサキリ?が乗っていますね。(@2:32) 
コミスジとは互いに無関心でした。

2021/02/07

ヤクシソウの花で採餌するニホンミツバチ♀

 

2020年10月中旬・午後15:15頃・晴れ 

山際の道端に咲いたヤクシソウの群落でニホンミツバチApis cerana japonica)の外役ワーカー♀が訪花していました。 
吸蜜する蜂の後脚を見ると、花粉籠は空荷でした。 
この組み合わせは初見ですが、すぐに逃げられてしまいました。
▼関連記事(7年前の撮影) 
ヤクシソウを訪花するセイヨウミツバチ♀

ナスの葉に産卵するオオタバコガ♀(蛾)

 

2020年10月中旬・午前11:25頃・晴れ 

郊外農村部のナス(茄子)畑でオオタバコガ♀(Helicoverpa armigera armigera)という地味な蛾が飛び回っていました。 
あちこちのナスの葉に止まって怪しい挙動です。 
かなり粘って追い回し、産卵の決定的瞬間をようやく動画で記録することが出来ました。 
他所の畑には勝手に入り込めませんから、公道の境界ギリギリから撮影。

1/5倍速のスローモーションでリプレイすると、ナスの若葉の表側に止まり、腹端を擦り付けて卵を産み付け、飛び去りました。 

インターネットで検索すると、オオタバコガの幼虫は広食性で、悪名高い農業害虫なのだそうです。
「高知農業ネット」サイトに掲載された情報を引用すると、
 (オオタバコガの)寄主範囲は広く、なすの他、トマト、ピーマン、オクラ、えんどう、ばら、キャベツ、レタス、きく、スイートコーン、カーネーション、宿根かすみそう、トルコギキョウなど多くの作物を加害する。
 卵は新鞘先端部などに1卵ずつ産みつけられ、塊で産みつけられることはない。1雌当たりの平均産卵数は400~700個である。
葉に限らず茎に食い入ったり果実を食い荒らしたりする農業害虫らしい。





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