2021/02/07

ナスの葉に産卵するオオタバコガ♀(蛾)

 

2020年10月中旬・午前11:25頃・晴れ 

郊外農村部のナス(茄子)畑でオオタバコガ♀(Helicoverpa armigera armigera)という地味な蛾が飛び回っていました。 
あちこちのナスの葉に止まって怪しい挙動です。 
かなり粘って追い回し、産卵の決定的瞬間をようやく動画で記録することが出来ました。 
他所の畑には勝手に入り込めませんから、公道の境界ギリギリから撮影。

1/5倍速のスローモーションでリプレイすると、ナスの若葉の表側に止まり、腹端を擦り付けて卵を産み付け、飛び去りました。 

インターネットで検索すると、オオタバコガの幼虫は広食性で、悪名高い農業害虫なのだそうです。
「高知農業ネット」サイトに掲載された情報を引用すると、
 (オオタバコガの)寄主範囲は広く、なすの他、トマト、ピーマン、オクラ、えんどう、ばら、キャベツ、レタス、きく、スイートコーン、カーネーション、宿根かすみそう、トルコギキョウなど多くの作物を加害する。
 卵は新鞘先端部などに1卵ずつ産みつけられ、塊で産みつけられることはない。1雌当たりの平均産卵数は400~700個である。
葉に限らず茎に食い入ったり果実を食い荒らしたりする農業害虫らしい。

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