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2020/07/24

冬の池を泳ぐ黒い鯉(コイ)



2020年1月上旬・午後15:05頃

真冬の蓮池はハスが枯れて寒々しい光景です。
水面の一部には薄氷が張るほど寒いのに、池の中を覗くと数匹の黒いコイ(鯉;Cyprinus carpio)が、石垣の岸壁付近をゆったりと泳ぎ回っていました。
池の岸には薄っすらと残雪が見えます。

鯉が寒い冬にも元気に活動するとは意外でしたが、考えてみれば当たり前ですね。
私は釣りをやらないので魚の習性を全く知りません。
なんとなく冬眠のように水底でじっとしているのかと思いこんでいました。
今年は暖冬で積雪も少なかったのですが、もし例年並みの寒さで池が完全に結氷したら鯉はどうするのでしょう?


2020/07/04

池の岸から小魚を捕食するダイサギ(冬の野鳥)



2020年2月中旬・午後16:18〜16:28

日本庭園で池の岸で白鷺が佇んだり、ゆっくりと歩き回ったりしていました。
ダイサギArdea alba)です。
飾り羽が美しいですね。
少量の残雪が積もった岸から何度も長い嘴を水中に素早く突っ込んで獲物の捕食を試みています。
何度か失敗したり獲物に逃げられたりしたものの、私が見ている間に少なくとも二度は小魚の捕食に成功しました。

池の水面には、細かく溶けた氷(雪かも?)が浮いています。
ダイサギは岸の水際に忍び寄り、鋭い眼光で水中を見つめています。
日本庭園の庭木は冬の間、雪囲いされています。

水中に獲物を見つけると、ダイサギは頭を低く下げた姿勢で忍び寄ります。
狙いを定め、池の水際の岸に嘴を電光石火の早業で突き刺しました。
見事に咥えた長い嘴の先には小魚(種名不詳)がピチピチと暴れていました。
獲物を丸呑みすると、首を左右に振って嘴から水を振り落としました。

川で魚を捕食するダイサギは今まで何度も観察してきましたが、池での漁は初見です。
川での漁と異なる点として、食後に嘴を水でゆすぐ行動をしませんでした。
今回、食後のダイサギは首を左右に振って嘴の水気を切っただけで、すぐに次の獲物を探しに歩き出しました。
おそらく、池の静水で嘴をゆすいだりすると魚に警戒され逃げられてしまうからでしょう。

もう一つ大きな疑問として、川では「足踏み追い出し漁」がダイサギの得意技なのに、池では水中に入って歩き回らないのは何故でしょうか?
単なる個体差なのかな?
釣りをやらない私は想像するしかないのですが、池と川では効率的な漁のやり方が異なるのかもしれません。(池の魚の方が警戒心が強い?)

止水の池で足踏みすると水底から舞い上がった泥で濁ってしまい、肝心の獲物が見えなくなりそうです。
一方、川で足踏み追い出し漁をやる場合は、川底から舞い上がった泥は川の水ですぐに川下へ流されますから、ダイサギの視界は良好に保たれるはずです。

飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
実はこの飛翔シーンは一番最初に撮りました。
この記事は捕食行動が主題なので、ストーリーの演出上、編集で後回しにしました。
私が対岸からカメラを構えたら警戒し、少し飛んで死角に逃げてしまいました。
木の橋を飛び越えて逃げる際にアオサギのように鳴いて騒いだり脱糞したりしないのが、優雅な白鷺らしいと思いました。(たまたまかも?)
それでも私は辛抱強くダイサギを追いかけて粘り、なんとか捕食シーンを撮ることができました。


2020/06/03

小川を泳ぐ小魚の群れ



2019年9月中旬・午前11:10頃・晴れ

川の本流が中州によって大小2つに別れ、浅い小川になった方(副流路:主要な流れの他に、細い流れがもう1本分岐している)に小魚が群れていました。
私は釣りをしないので、魚類についてはさっぱりです。
これは稚魚なのかな?

網(タモ網)ですくって採集しないと魚の種類を同定するのは無理なのでしょう。
ペットボトル工作で簡単な罠を仕掛けてみても面白そうです。

実はこの辺りでカワセミをたまに見かけるので、もし小魚を捕食するシーンを観察できたら、本腰を入れて魚の名前を調べる気になるかもしれません。
(逆に、捕食シーンがなかなか見れないということは、浅い川で暮らす魚の方がカワセミに捕食されにくかったりするのかな?)
カワウも少し下流の方でこうした小魚を捕食しているのでしょう。



【追記】
松原始『鳥類学者の目のツケドコロ』を読むと、私の疑問に答えてくれていました。
河川の改修によって直線化された浅い河道は、カワセミの「水中に飛び込む」という採餌方法にまったく適していません。飛び込むためには水面の上に止まり木が張り出しているほうがいいし、飛び込む先にはある程度の推進が欲しいのです。カワセミは体が小さいので、水深30センチ程度の浅い水中にでも飛び込むことができますし、ときにはもっと浅い水にも斜め方向に飛び込んで採餌することがありますが、ある程度の深さがないと、やりにくいのはたしかでしょう。 (電子書籍版より引用)



自動色調補正後。レンズに偏光フィルターを掛けると見え方がどう変わるのか試してみたいと思いつつ、早何年…

2020/05/15

川に潜って獲物を捕食するキンクロハジロ♀♂(冬の野鳥)



2019年12月中旬・午前11:10・晴れ

川面を1組のキンクロハジロ♀♂(Aythya fuligula)が遊泳して来ました。
冬鳥のキンクロハジロが渡来したのでしょう。
今季初見です。

♂が先行し、♀が後を付いてきます。
真横から見ると目は黄色でした。
♂の後頭部に冠毛があります。

対岸の倒木の下に来たら次々と潜水しました。
水中で小魚などの獲物を捕食しているのでしょう。
川の水が濁っているため、次にどこから浮上するのか分からず見失ってしまいました。

※ ブラインドから隠し撮り。
他種の水鳥よりも私のブラインドを警戒しているのか、キンクロハジロはなかなか近づいてくれませんでした。
本流に用水路が流れ込む辺りが好きなようです。


▼関連記事(3、4年前に撮影)
川面を移動するキンクロハジロ♂♀(野鳥)
溜池の水面を移動するキンクロハジロ(野鳥)♀♂


キンクロハジロ(左♂、右♀)


2019/10/22

池に張り出した枝先で魚を待ち伏せするササゴイ(野鳥)



2019年7月中旬・午前5:15頃(日の出時刻は午前4:29)

岸から池に張り出した桜(ソメイヨシノ)の枝先に早朝からササゴイButorides striatus amurensis)が止まっていました。
池の水面をじっと見つめています。

ササゴイと言えば、疑似餌などの道具を使って漁をすることで有名です。
国松俊英、坂梨輝男『わたしのノンフィクション:魚釣りの名人ササゴイ』という本によると、

 ササゴイは、池につきだした木の枝にとまり、下を見おろしています。水面から1.5メートルくらいの高さです。そこで、水中の魚のようすをうかがっていました。魚の群れが近づいてくると、ササゴイは木の葉を一枚くわえました。そしてねらいをつけると、木の葉を水面に落としたのです。その瞬間、ササゴイは木からジャンプし、みごとに魚をとらえました。(p42より引用)



(ササゴイによる)ルアーフィッシングの方法には、大きく分けて三つのやり方があることがわかりました。
(1)池の岩や、岸の岩から首をいっぱいにのばし、水面にそっと餌(疑似餌)をおく。ゆっくりと水の流れにのってただよう餌を見ながら待っている。魚が餌に近づくと、矢のようにくちばしをつきだすか、または水中にとびこみ、魚をつかまえる。
(2)おなじような岩から魚の動きをうかがって、餌を飛ばす。飛ばす距離は1メートルくらい。落ちた餌にあつまった魚を、すばやくとらえる。
(3)岸や小島から池にはりだした木の枝にとまり、水中の魚の動きを見る。魚が近づくと、餌を水面に落とし、とびついた魚をダイビングしてつかまえる。 (p43より引用)

本に書いてあったのとまさに同じ状況で水中の魚を真剣に狙っているので、対岸から長撮りしてみました。
しかし、飛び込み漁の瞬間は見れませんでした。
どうやら当地の個体群は残念ながら疑似餌漁を編み出していないようで、愚直に魚を狙っているだけです。
ササゴイが止まった桜の枝には葉が付いていないため、魚をおびき寄せる疑似餌の材料がササゴイの近くにありません。

ときどき小魚やコイ(鯉;Cyprinus carpio)が池の水面で跳ねています。
その水音に反応して、ササゴイが枝上で向きを変えました。

ササゴイは何度か水面に首を素早く伸ばしたものの、結局ためらって池に飛び込みませんでした。
もっと水面近くの枝先に移動した方が良さげですけど、おそらく細い枝先では体重を支え切れなくなるのでしょう。

ササゴイを嘲笑うかのように、嘴が届かない射程外の水面で小魚が何度も跳ねました。
2匹の鯉が池の中を悠然と泳ぎ、ササゴイの背後を通過しました。
ひょっとすると、水中の魚には天敵ササゴイの姿が見えていて、回避行動したのかな?


私は撮影を諦めてしまいましたが、忍耐強くササゴイにつきあったら漁の成功を見れたでしょうか?

もしかすると、この桜の木はササゴイのねぐらで、夜明けとともに下の枝に降りてきただけかもしれません。


ササゴイb(野鳥)@池畔:桜枝先+魚待ち伏せ
ササゴイb(野鳥)@池畔:桜枝先+魚待ち伏せ

2019/09/01

池で獲った魚を木に叩きつけてしめるカワセミ♂(野鳥)



2019年6月中旬・午後17:50

夕方の池に飛び込んで素早く魚を獲ったカワセミ♂(Alcedo atthis bengalensis)がすぐ岸に戻り、桜の横枝に止まりました。
(映像はここから。)
薄暗いので画質が粗く、カメラのAFも効きにくいです。

この個体は下嘴が赤くないので、♂ですね。
暴れる小魚を足元の横枝に何度も叩きつけて殺しています。
周囲の桜の葉に白い鳥の糞が大量に付着しているので、カワセミお気に入りの止まり木なのかな?
(あるいは野鳥のねぐらになっているのかもしれません。)

締めた魚をカワセミ♂が自分で飲み込んだように撮影中は見えたのですが、映像をじっくり見直すとどうやら小魚を食べずに咥えたまま飛び立っているようです。
蒼い稲妻のように飛び去るカワセミ♂を流し撮りしたものの、見失ってしまいました。
巣で待つ雛に給餌するために魚を獲ったのでしょう。
飛び去る瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

この池でカワセミを見れたのは2回目です。
近くにカワセミの巣があるのなら嬉しいニュースです。


カワセミ♂(野鳥)@池畔:桜樹上+魚捕食



2019/06/15

池の小魚を捕食するササゴイ(野鳥)



2019年4月下旬


▼前回の記事
池の止まり木から一斉に飛んで逃げるゴイサギ幼鳥とササゴイ成鳥(野鳥)

長い動画なので、本編の前にハイライトのシーンを1/5倍速のスローモーションでお見せします。

池の畔に来たササゴイButorides striatus amurensis)は水中に魚影を認めたようで、ゆっくり忍び足で石垣を下りて水際まで来ました。
岸辺に置かれた大きな岩に乗って水面を見つめ、獲物を待ち伏せしています。

やがて嘴を素早く一閃し、水中の獲物を捕らえました。(@2:15)
獲物は小魚というよりも水生昆虫のような気もしますが、遠くてよく見えません。

しばらくすると、漁場を変えました。
水際の石垣をへつり、少し移動します。
そして再び嘴を水中に突っ込み、小魚を見事に捕食しました。(@3:39)
黒っぽい小魚が嘴に挟まれてピチピチと暴れています。
ササゴイはそのまま獲物を丸呑みしました。

その後は池の背後の崖を登り始めました。
どこに行くのかと思いきや、灌木を回り込んで少し離れた石垣から再び水際に下りました。
漁場を変えて改めて次の魚を狙います。

目の前の水面から鯉が浮かび上がっても、ササゴイは無反応でした。(@)
辛抱強く待ち伏せした後で、頭から勢い良く池の中に突っ込んで小魚を見事に捕食しました。(@6:55)
銀色に光る小魚が嘴に挟まれて暴れています。
すぐに獲物を飲み込みました。
カワセミのように、暴れる魚を食べる前に叩きつけて殺したりしませんでした。
急に胸部と冠羽を同時に膨らませたのは、どんな意味があるのでしょう。(@7:14)
最後は引きの絵にすると、満開に咲いた桜の花が池の水面に映っていて、のどかな春の美しい風景が拡がっています。

ササゴイの漁を初めて観察しました。
3回とも食後に嘴を水でゆすがない点が興味深く(アオサギやダイサギとの違いで珍しく)思いました。
ササゴイと言えば、熊本県水前寺成趣園周辺の個体群が、水面に生き餌の虫や疑似餌の物体(木の枝や木の実など)を落として、近づいてきた魚を捕食することが知られています。
この有名な「道具を使った狩り※」を是非とも自分の目で観察してみたいのですが、今回の個体は単純な漁しかやりませんでした。

当地のササゴイ個体群には高度な漁の仕方は伝来していないようです。
経験豊富なごく一部の成鳥しかマスターしていないのかもしれません。
(※ ヒト以外の動物では知能の高いチンパンジーやカラスぐらいしか報告されていません。)


明るい日向で見ると、ササゴイ成鳥の虹彩はオレンジ色でした。
後頭部の長い冠羽はしっかり生えています。
wikipediaによるとササゴイは
「繁殖期には眼先が青くなり、後肢の色彩が赤みを帯びる」らしいので、この成鳥は未だ繁殖期に入ってはいない(性成熟していない)ことが分かります。


つづく→池の畔から飛び去るササゴイ成鳥(野鳥)


ササゴイ(野鳥)@池畔+魚捕食
ササゴイ(野鳥)@池畔+魚捕食
ササゴイ(野鳥)@池畔+魚捕食
ササゴイ(野鳥)@池畔+魚捕食
ササゴイ(野鳥)@池畔+魚捕食

2018/12/23

雨上がりに池の落枝で佇むゴイサギ幼鳥と成鳥(野鳥)



2018年9月中旬・午前7:33〜7:40

雨が降った朝、ゴイサギNycticorax nycticorax)の昼塒を定点観察に来ました。
池の畔のいつもの落枝に、この日は幼鳥が1羽だけ休んでいました。
近くの岸辺の別な落枝に珍しく成鳥が佇んでいました。
雨に濡れても気にせず、ねぐらで休んでいます。
カルガモや錦鯉が池を泳ぎ回り目の前を通り過ぎても、ゴイサギは無関心でした。

日中に見かけるゴイサギの成鳥はいつも池畔の樹上に隠れていて、水際に居るのを見たのはこれが初めてです。
もしかすると、夜の採餌場からねぐらに戻って来て池の水を飲んだり水浴びした直後なのかもしれません。(雨の日は水浴しない?)
成鳥は警戒心が強く、対岸の私に気づくと落ち着きが無くなりました。
私がもう少し近づいてアングルを変えようとしたら、成鳥は飛んで近くの樹上の茂みに消えてしまいました。
(飛び立つシーンは撮り損ね)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



ゴイサギの群れが明け方?に塒に戻ってくる様子(集団就塒)を一度は観察しておかないといけませんね。

ゴイサギ成鳥(野鳥)@雨上がり:池畔:落枝
ゴイサギ幼鳥(野鳥)@雨上がり:池畔:落枝

2018/10/27

池でゴイサギの幼鳥をからかう錦鯉(野鳥)



2018年8月上旬


▼前回の記事
池の枯木から飛んで逃げるゴイサギ幼鳥の群れ(野鳥)

仲間から離れた一羽のゴイサギNycticorax nycticorax)の幼鳥が石垣をゆっくり降りて池の水際へ移動しました。
頭を下げ、魚を獲る漁の姿勢になりました。
興味津々で水面を見つめるゴイサギ幼鳥の虹彩はオレンジ色でした。
目の前の水中をオレンジ色のニシキゴイ(錦鯉:Cyprinus carpio)が行き交います。
池の錦鯉に給餌する人が時々いるので、岸に立っているとコイ(鯉:Cyprinus carpio)が人懐こく近寄って来て口をパクパク開けて餌乞いします。
ゴイサギ幼鳥に対しても命知らずの鯉が餌乞い(度胸試し?)しているのでしょうか?

何度も岸辺近くを泳ぎ射程距離のはずなのに、ゴイサギ幼鳥は錦鯉を嘴でつついて仕留めようとしないのは意外でした。
魚捕りを未だ会得していないのか、獲物として大き過ぎて怖気づいたのかな?
その後、水中に嘴を軽く突っ込んで池の水を飲んだようです。(@1:39、1:52)

背後の岩にハグロトンボ♀(Calopteryx atrata)が止まり、黒い翅を開閉して誇示行動に余念がありません。

突然、ゴイサギ幼鳥が左へ飛び立つと、少し飛んで岸から大きく張り出した木の枝に止まり直しました。
岸のハグロトンボも驚いて飛び去りました。
ゴイサギ幼鳥は枝葉の茂みに隠れて姿が見えなくなりました。
対岸からしつこく撮影している私を警戒したようです。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2018/10/16

水田の用水路にシマドジョウの群れ



2018年7月下旬

水田の灌漑用水路から小型ポンプで隣の田んぼに水を汲み上げていました。
その用水路を覗くと、大量の細長い小魚が群らがっていました。
口髭がありシマドジョウCobitis biwae)だと思いますけど、魚に疎い私には細かい種類の違いは見分けられません。(間違っていたらご指摘願います)
特に、用水路内の土手に開いた穴に多くの個体が潜んでいるようです。
集合しているように見えるのはポンプによる水流でここに流れ着いてしまったのか、それとも水の撹乱で酸素が豊富な場所に集まってくるのでしょうか。

この田んぼにドジョウがいるとは知りませんでした。
とても自然豊かな田んぼなのだと再認識しました。
サギ類などの野鳥がドジョウを捕食しに来ないのが不思議です。(食べ放題、ドジョウ掬いのやり放題なのに!)
見慣れないポンプの騒音が怖いのでしょう。


ドジョウ群れ@水田:用水路
ドジョウ群れ@水田:用水路
ドジョウ群れ@水田:用水路
ドジョウ群れ@水田:用水路
ドジョウ群れ@水田:用水路

2018/05/21

ダイサギが足踏み追い出し漁で川魚を3匹捕食(野鳥)



2017年11月下旬

街中を流れる川で1羽のダイサギArdea alba)が岸辺をこちら(上流)に向かってゆっくり歩いて来ます。
一歩ずつ歩きながら川底の泥を足でわざとガクガクと踏みしめていました。
これは、小魚など隠れている獲物を追い出そうとしているのです。
このような写真では記録できない行動こそ、動画の出番です。

▼関連記事(約10ヶ月前の撮影で計3羽の別個体)
足踏みで川魚を追い出し捕食するダイサギa(冬の野鳥)
川で足踏みしながら魚を探し回るダイサギc(冬の野鳥)
川で足踏みして追い出し漁をするダイサギe(冬の野鳥)

ダイサギが「足踏み追い出し漁」をしながら上流へ向かって川を遡上するのも、意味がありそうです。

もし逆に下流へ向かって歩いて行くと、足踏みして川底を掻き乱した結果、濁った水が行く先に流れて魚影が見えなくなってしまうでしょう。
しかし上述した昔の記録を読み返すと、ダイサギは必ずしも上流へ向かうばかりではありませんでした。
これは漁の可否(上手下手、成功効率)に影響するはずですから、経験の浅い若い個体は自分で学習しないといけないのかもしれません。

6分間ほど長撮りしている間に、小魚など獲物を3回も捕食していました。
なかなか高い成功率(効率の良い漁法)と言えるでしょう。


  1. 何か小さな獲物を捕食。(@2:36) 
  2. 川の中をゆっくり渡渉しながら急に向きを変えると、翼を広げてバランスをとりながら嘴を一閃し、見事に小魚を捕らえました!(@3:43)
  3. ゴミと一緒にまた小魚を捕らえました。(@5:36) 暴れる魚を咥えながら器用にゴミだけを捨て、獲物を丸呑み。
もちろん、獲物に逃げられ捕食に失敗することも何回かあります。

私は釣りをやらないので知りませんでしたが、お世辞にも清流とは呼べないこんな街中の川にも魚が結構居るのだなとダイサギに教えられました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



【追記】
大田眞也『田んぼは野鳥の楽園だ』という本を読んでいたら、気になる記述がありました。
(コサギは)片方の足を前方に出して震わせ、ドジョウすくいのような格好で、魚やアメリカザリガニなどを追い出して捕食しています。ダイサギやチュウサギにはこのような習性はなく、ただじっと獲物が近づくのを待って捕食しています。(p81より引用)
著者は私なんかより遥かに熟練のバードウォッチャーですが、畏れながら下線部に対して私は複数の証拠映像を添えて異議を申し立てます。
大田氏のフィールドは九州なので、私が見ている東北地方のダイサギとは習性が異なるのでしょうか?(地域差)
ダイサギはオオダイサギとチュウダイサギという2亜種に分けられるそうなのですが、私には外見で亜種を見分けられません。亜種によって食習性が異なるのでしょうか?
それともダイサギが足踏み追い出し漁をするようになったのは、比較的最近のことなのかな?



【追記2】
孝森まさひで『フィールド版カモ類の観察』を読んでいたら、ダイサギの亜種(オオダイサギとチュウダイサギ)の見分け方が書いてありました。

冬、日本で過ごす亜種(オオダイサギ)は脚が肉色をしている。嘴は冬羽では両亜種とも黄色。(中略)この2亜種の場合は体の大きさ、脚の色が違う。 (p54より引用)

しかし、今回の動画では泥で汚れていて脚の色が分かりませんね。


【追記3】
松原始『鳥類学者の目のツケドコロ』に読むと、「コサギ独特の足で獲物を追い出す行動」について詳しい解説がありました。
 これはタモ網を使った捕獲とまったく同じ方法です。タモ網で魚を獲るとき、無闇に網を突っ込んで魚を掬い上げようとしても、なかなかうまくいきません。こういうときは、魚の潜んでいそうな場所の先にそっと網を差し入れ、足でガサガサと水底を踏んで、魚を網のほうに追い立てるのが得策です。魚が勝手に網に飛び込んできてくれます。これを「ガサ」などとも呼びます (電子書籍版より引用)

筆者はさらに次のような面白い仮説を提唱しています。
コサギだけが妙に目立つ黄色い足先を持っているのも、この行動と関係しているかもしれません。黒と黄色という取り合わせは警告色に使われるくらい、目立ちやすい色合いです。黄色い足先で、より魚を脅しやすくしているということも、あるのかもしれません。(同書より引用)
 しかし、ダイサギの足は黒いけどコサギと同じような足踏み追い出し漁をするぞ?と反論したくなります。
 松原氏のフィールドは京都周辺で、大田氏と同じく西日本です。
ダイサギはもう少し歩いて探すこともありますが、コサギに比べればあまり動きません。(同書より引用)
こうした記述は、どうも東北地方の雪国をフィールドとする私の観察結果と一致しなくて、読んでいても首をひねるばかりです。
そもそも私が見かける白鷺はダイサギばかりで、今のところ一度もコサギを見たことがないのです。
専門家や偉大な先人の書いた書物は参考になりますけど、どうも鳥の生態や行動には地域差がありそうなので、本の内容を鵜呑みに出来ません。
結局のところ、自分のフィールドのことは自力でコツコツ調べていくしかありません。
ダイサギ(野鳥)@川+足踏み追い出し漁
ダイサギ(野鳥)@川+足踏み追い出し漁
ダイサギ(野鳥)@川+足踏み追い出し漁

2018/04/10

煮干しを食べるチャコウラナメクジ 【10倍速映像】



2016年10月下旬・午前00:33〜00:56

飼育しているチャコウラナメクジAmbigolimax valentianus)がカタツムリを襲った事件をきっかけに、ナメクジの生育にはタンパク質が必要らしいと知りました。


▼関連記事
チャコウラナメクジに襲われ泡を吹くヒダリマキマイマイ 【10倍速映像】

タンパク質を補給するために試しに数匹の煮干しを小皿に入れて給餌してみます。
ダシを取るための食品ですが、若干の食塩が添加されていることが気になります。
ナメクジを含めたペットに与えるときは健康のために減塩加工された煮干しの方が良いのかも知れません。


すると早速、チャコウラナメクジは初めての餌を喜んで食べ始めました。
微速度撮影で記録してみたので、10倍速の早回し映像をご覧下さい。
しばらくすると満足したのか、チャコウラナメクジは小皿の上でUターンして立ち去りました。
死んだ魚の乾燥肉を食べただけでなく、煮干しの小骨に含まれるカルシウムを喜んで摂取していたのかもしれません。

タンパク質の餌を与えたので、これでチャコウラナメクジが同居しているヒダリマキマイマイを襲うことはなくなるでしょうか?

宇高寛子、田中寛『ナメクジ:おもしろ生態とかしこい防ぎ方』という本を読むと、ナメクジを飼育するための餌として次のように書かれていました。

容器の底には湿らせたペーパータオルを敷き、エサとしてニンジンとコオロギ用人工飼料(魚粉を固めたもの。金魚のエサに似ている)をナメクジと一緒にいれた。(中略)数日に一度、エサや容器は新しいものと交換した。(p35より引用)

一方、同じ容器で同居させているヒダリマキマイマイEuhadra quaesita)も同じ小皿に登ってきたものの煮干しには口をつけずに引き返しました。
近くに置いてあったリンゴの皮に気を取られたのかな?
あるいは、近くに天敵の(以前自分を襲った)チャコウラナメクジが居ることに気づいて、慌てて逃げ出したのかもしれません。



2017/12/15

餌をねだる池の鯉



2017年7月下旬

蓮池の岸辺近くで黒くて大きなコイ(鯉;Cyprinus carpio)が悠然と遊泳していました。
水面近くを泳ぎ回る2匹の地味な鯉を私が岸から覗き込んでいると、一匹が近寄って来て水面で口をパクパク開けました。
人馴れしている鯉ですから、おそらく水中の酸素不足ではなく餌乞いの行動でしょう。

池の鯉にパンや麩などを給餌するヒトをたまに見かけています。
この池には色鮮やかな錦鯉も居たのですけど、うまく撮れませんでした。


※ 動画編集時に自動色調補正を施したら、やや不自然な色調になってしまいました。
レンズに偏光フィルターをかければ水面の乱反射を抑えて水中もきれいに写るのでしょうか。



2017/11/26

蓮葉の水たまりに閉じ込められた淡水魚の脱出劇 【名前を教えて!】



2017年8月上旬

蓮池の水面に開いたハス(蓮)の葉の中央の凹みに雨水が溜まっていて、そこに小魚が閉じ込められていました。
天敵に追われて池の水中からジャンプしたらこの水溜りにうっかり飛び込んでしまったのか、それとも大きなハスの葉に幾つか開いた小さな穴(破れ目)から侵入したのですかね?
水たまりから脱出しようと自力で飛び出して葉の上でピチピチと暴れても池には辿り着けず、水たまりに戻りました。
何度も必死に脱出を試みる姿を見ている方も、もどかしくなります。(手前に飛び出せば葉の切れ目から池に脱出できそうなのに!)

感動的なハリウッド映画とは違い、残念ながらこの脱出劇の動画にハッピーエンドはありません。
このファイトテルマ(複数形はファイトテルマータ:植物上に保持される小さな水たまり)で小さな生態系が完結していれば良いのですが、真夏ですから溜まり水は容赦なく干上がっていきます。
水温が上がると共に水中の溶存酸素量(DO)が減り、魚が酸欠になるのも時間の問題でしょう。
この魚にハスの葉を食い破ることは無理でしょう。
恵みの大雨(夕立ち)が降るのを待つしかありません。
しかしその前に、野鳥に見つかり捕食されそうな気がします。


長々と撮っているとこの不屈の小魚に情が湧いて哀れに思い、助けてやりたくなります。
長い長い釣り竿のような棒があれば救出できそうですけど、持っていた三脚を岸から伸ばしても届かない距離なので、断念しました。
さすがに、蓮池の泥水に浸かってまで魚を助けに行くヒーローにはなれませんでした。
見殺しにしてスマン!
極楽浄土のように蓮の花が咲き乱れる蓮池が舞台ということもあり、なんだか仏教説話に登場しそうな出来事でした。

どなたか魚の名前が分かる方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
側面に黒い線が走り、それより下面が銀色です。
釣りもやらない私は魚類について全くの無知で、魚の図鑑も持っていないのです。

【追記】 当てずっぽうですが、モツゴPseudorasbora parva)ですかね?

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2017/06/07

足踏みで川魚を追い出し捕食するダイサギa(冬の野鳥)



2017年1月上旬

街中を流れる川で冬鳥のダイサギArdea alba)が冷たい水に浸かり、餌となる魚を探していました。
川岸近くに佇み、細かく足踏みしながら川面を見つめています。
やがて少しずつ上流へ向かって歩き始めました。
川の中に入ると嘴を素早く突き刺し、魚獲りに成功!(@2:15)
種類は不明ですが、そこそこ大きな細長い魚でした。
その場で獲物を飲み込むと、嘴を川の水で何度もゆすぎました。(水飲みではないと思います。)
岸辺へ戻ると、未だ満ち足りないダイサギは探餌行動を再開。
一休みすると羽繕いしました。(@3:30)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。





↑【おまけの映像】 ※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
実は漁に成功する前にも、この個体の行動を長々と撮影していました。(ブログ限定で公開します。)
ダイサギが踏みしめた脚を上下に揺すりながら川を歩く行動を私はそれまで見たことがなかったため、初めは怪我や病気なのかと心配しました。
素人目には、歩行がかなりぎこちなくて常に膝がガクガクと笑っているように見えました。
さすがに水鳥(しかも冬鳥)が寒さに震えているとは思わなかったものの、老化や水銀中毒、パーキンソン病の振戦などを疑いました。
ところが、飛び立った同一個体を更にしつこく追跡すると、川から出た陸上では足の貧乏ゆすりは見られなくなりました。(映像公開予定)
また、別個体のダイサギも同じく川で漁をする際にやっていました(映像公開予定)。

したがって、病的な症状ではなくて、川底の砂利を掻いたり振動を与えて魚を追い出すための正常な採食戦略だと分かりました。

一方、以前に観察したダイサギはこの行動をやらずに川魚を捕食していました。
学習が関与する個体差なのか、それとも川底の状況に応じて柔軟に使い分ける行動なのでしょう。

▼関連記事(足踏みによる追い出しをせず)
川で小魚を捕食するダイサギ(冬の野鳥)
冬の川で漁をするダイサギ【野鳥】

意気揚々と帰ってから調べてみると、本にしっかり記述してありました。
『科学のアルバム:シラサギの森』p30-31によると、

・とらえたエサは、ほとんどまるのみにする。水の中にじっと立って、しんぼう強くさかなの動くのをまってくばしをくりだす。いったんにがすと、さかながかくれていそうな場所を、がさがさと足でふみつけてえものをおい出す。人間のドジョウすくいとおなじだ。 
・シラサギは、エサとりにりっぱなうでまえをみせます。長い足と、長いくちばしをじょうずにつかって、えものをみごとにとらえます。水の底で、長い足をうごかして、さかなをおいだしてはとらえたりします。

予備知識や先入観なしにフィールドで観察し、自力で先人と同じ結論に達したので満足です。(ささやかな喜び)


2017/05/28

川で小魚を捕食するダイサギ(冬の野鳥)



2016年12月下旬
▼前回の記事
川の滝壺とダイサギ(冬の野鳥)

飛び去った個体を追いかけて少し下流で見つけた冬鳥ダイサギArdea alba)は、街中を流れる川の護岸沿いを下流に向かってゆっくり歩いていました。
(おそらく同一個体だと思っています。)

やがて、苔むした護岸の一点(梯子の下)をじっと見つめていたダイサギが嘴を一閃。(@2:48)
漁に成功したのに後ろ姿で残念。
獲物の小魚を一呑しました。
その後も「二匹目のドジョウ」を狙って同じ場所をしばらくは覗き込んでいました。
ちなみに後日、「ダイサギが足を揺らして川底を掻いて魚を追い出す行動」を観察したのですが(映像公開予定)この個体はしていませんでした。
捕食戦略の違いは個体差なのか、それとも川底の状況によって使い分けるのでしょうか?

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→川の滝壺に集まるダイサギ(冬の野鳥)





2016/08/26

池で魚を捕食するヨシゴイ♂(野鳥)



2016年6月中旬・午前8:49
▼前回の記事
巣材を集めるヨシゴイ♂(野鳥)

葦原で休んでいたヨシゴイ♂(Ixobrychus sinensis)が少し飛んで移動しました。
やがて、水際に飛び降りました。
水辺の葦原を器用に歩いて移動しています。
茂みの中で静止していたヨシゴイ♂が池の水中で何かを嘴で素早く突き刺しました。(@2:55)
獲物は細長い魚でした。
暴れる魚をなかなか飲み込めないでいます。
食後は嘴を水に浸してゆすぎました。
再び水際の葦原を歩いて移動を始め、茂みの奥に消えました。

つづく→水草も巣材として集めるヨシゴイ♂(野鳥)



2016/08/11

水田でドジョウを捕食するアオサギ(野鳥)



2016年6月上旬・午後18:45頃

日暮れ時の水田でアオサギArdea cinerea jouyi)が獲物を探していました。
長い足を活かして泥の中をゆっくり優雅に歩き回っています。
カエルの大合唱♪が賑やかに聞こえます。
人馴れしたアオサギのようで、横の車道を車や自転車が走っても気にしませんでした。
むしろ私のような歩行者を警戒しているようでした。

嘴を一閃したのでデジタルズームしてみましたが、獲物は咥えていません。
捕り損ねて空振りだった模様。
再び歩き回って獲物を探索します。
次に狙いを定めて素早く嘴を突き刺すと、見事に獲物を捕らえました!(@2:25)
デジタルズームすると、嘴の根元で黒く細長い魚がピチピチ暴れています。
獲物はオタマジャクシではなく、おそらくドジョウMisgurnus anguillicaudatus)だと思います。
その場で丸呑みすると、移動再開。
三度目の漁は失敗でした。

気になったのは、漁の行動に入る直前に獲物に狙いを定めるときに、頭部を固定したまま長い首をゆらゆらと左右に振る謎の動きをしました。
泥濘で足元をしっかり固定するための運動なのか?と想像したものの、真相は分かりません。

※ 動画編集時に自動色調補正を施して彩度を上げています。

素早い漁の瞬間をハイスピード動画でも記録したくて粘ってみたのですが、光量不足で画質が非常に粗くなる上に、そもそも漁の成功率が低くて、上手く撮れず断念。


つづく→水田から飛び立つアオサギ


ドジョウ?を捕食!



2016/05/25

池に飛び込むカワセミ(野鳥)の漁



2016年5月上旬

朝の溜池で美しいカワセミAlcedo atthis)が魚獲りに通っていました。
水辺に背高く伸びた葦の枯れ茎の先端に止まり、水面を見つめています。
池に飛び込んだ直後はカワセミを見失ったものの、チー、チー♪という甲高い鳴き声を頼りに姿を探すと、近くの木の枝に止まり、暴れる魚を枝に叩きつけていました。
この最中も満足気に鳴き続けています。
獲物がおとなしくなると頭から丸呑みします。
最後は鳴きながら飛び去りました。

溜池の畔で私が静かに待ち伏せしていると、チー!チー!と断続的な鳴き声が響くので、カワセミが再び飛来したのが分かります。
スズメぐらいとても小さな鳥なので、対岸から望遠レンズで狙うとピントをしっかり合わせるのは不可能です。
(画質の粗いパートは最大限デジタルズームしたところです。)

今度もカワセミは枯れアシの茎に止まり、魚影を探しています。
少し飛んで止まり木を変更しました。
下嘴が赤くないので♂だと思うのですが、どうでしょう?
池にダイビングした肝心の瞬間に見失ってしまいました。
もっと引きの絵で撮るべきですね…。

捕らえた魚を殺すための止まり木は前回と違う場所でした。
この時期は未だ木が落葉していて観察しやすく、助かります。
普通カワセミは捕らえた魚を殺すために、飛び込む前のお気に入りの止まり木に戻るのをテレビなどでよく見かけます。
しかし、アシの枯れ茎に戻っても頼りない止まり木なので魚を叩きつけて殺せないでしょう。
かと言って水面に張り出した木の枝はありませんから、樹上からは魚を狙えません。
漁場の状況に応じてカワセミは臨機応変に対処しているようです。

次に機会があれば、カワセミが水に飛び込んで漁をする瞬間をハイスピード動画に撮ってみたいものです。
ペリットの吐き出しなども観察したいです。
川の上流の巣から通ってきているのかな?
カワセミの鳴き声を声紋解析してみる?

※ 動画編集時に自動色調補正で彩度とコントラストを上げています。



【追記】
カワセミは猛禽類のように、大きな餌を嘴や足でちぎってヒナに与えることはできない。(中略)ヒナの成長に伴って、餌も大きくなるのだ。大小さまざまなステージで餌になる生物が周辺に生息していなければ、カワセミは子育てできない。水辺の生態系が豊かでなければ、繁殖できないのだ。(『銀座のツバメ』p72より)



2015/05/14

川に降りて小魚を捕食するアオサギ(野鳥)



2015年4月下旬

農村部を流れる川沿いの堤防を私が歩いていると一羽のアオサギArdea cinerea jouyi)が川の中から飛んで逃げ、対岸の堤防に着陸しました。
(映像はここから。)
しばらくするとアオサギは長い脚で枯れ草を踏みしめゆっくり川に向かって歩き出し、斜面を下り始めました。
途中で首をピンと伸ばして仁王立ちになり、辺りを警戒。
コンクリート護岸の切り立った斜面は歩かずに軽く羽ばたきながらフワリと飛び降りました。(@1:48)
川岸に着陸したアオサギは、岸辺の浅瀬を歩いて上流にゆっくり移動。
獲物となる川魚に狙い始めたようで、水面を見つめながら動きを止めました。
ようやく動いたと思いきや、嘴を使って羽繕いを開始。(@3:23)
なかなかアオサギに動きがないので痺れを切らして引きの絵にした途端、長い嘴を一閃し見事に小魚を捕りました。(@3:47)
魚を飲み込んだ直後、水を飲むような、嘴を水でゆすぐような行動をしました。(@4:08)
(これは捕食の度にやるお決まりの行動のようです。)
また川を上流に歩いて少し遡行すると、二度目の漁に成功!(@4:40)

しかし、今回は魚と一緒に川底のゴミ(落ち葉?)を咥えてしまいました。
ゴミは飲み込まず、直後に嘴を水ですすいで捨てまし。

すっかり満足した私が動画を撮り終えた直後に、このアオサギは下流へ飛び去りました。



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