2021/02/02

コンクリート護岸から池に飛び込み魚を捕るカワセミ♂(野鳥)

 

2020年910月上中下旬・午後16:50頃・くもり 

夕方の溜池のコンクリート護岸(下から2段目)にカワセミ♂(Alcedo atthis bengalensis)が止まっていました。 
水面を見つめて獲物を狙っています。 
カワセミ♂はぴょこぴょこと頭を上下しながら尾羽根も持ち上げています。 
水中に魚を見つけたのか、突然、左に素早く横歩きしました。(@0:21) 
飛ぶ直前に尾羽根を上げた直後に少量の白い液状便をピュっと後方に排泄しました。(@1:29) 

左前方の水面にすばやく飛び込み、岸の近くで獲物を捕らえるとすぐに階段に戻りました。(@1:45) 
嘴には白っぽい小魚を横に咥えています。 
ピチピチと暴れる獲物を階段に叩きつけて殺し、魚の向きを変えてから丸呑みしました。 
カワセミ♂はときどき首を左右に激しく振り、羽根の水気を切っています。 
食後に再び脱糞したものの(@2:33)、ペリットは吐き出しませんでした。 

この池でカワセミの飛び込み漁は何度も観察していますが、水面からの高さがこんな低い場所からの飛び込み漁の成功例を初めて見ました。 
夕刻の薄暗い時間帯はこの方法が有効なのでしょうか? 

飛び込み漁および食前食後に排便する瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@2:40〜) 

周囲でヒヨドリやモズが喧しく鳴いています。 
この日の池にはなぜかカワセミの他に水鳥(サギ類やカモ類など)は1羽も居ませんでした。

そのまま観察を続けると、このカワセミ♂個体は奇妙な行動を始めました。 

つづく→落ちていた羽毛を繰り返し拾って遊ぶカワセミ♂(野鳥)
カワセミ♂(野鳥)@小魚捕食
カワセミ♂(野鳥)@脱糞直後

0 件のコメント:

コメントを投稿

ランダムに記事を読む