2013/07/06

タニウツギの花で盗蜜するハキリバチの一種



2013年5月下旬

タニウツギに訪花する蜂の中に、盗蜜を行なっている不届き者がいました。

花弁の根元を外から食い破って蜜腺から直接吸うため、花の受粉には寄与しません。
残念ながら手前の花の死角に隠れてしまい、蜂の姿がはっきり見えません。
しかも撮れたのはこの一回だけでした。
腹部下面に花粉を集めるスコパ(花粉刷毛)が見えたので、ハキリバチの仲間の♀ではないかと思います。

近くではクマバチ♀もタニウツギの花から盗蜜していました。

いつもお世話になっている蜂が好きBBSにて問い合わせたところ、青蜂@管理人さんより以下の回答を頂きました。

動画で盗蜜しているハキリバチは、腹部の刷毛の色や出現時期などがヤマトハキリバチっぽいですね。これだけで特定できるわけではありませんが・・・。

ハキリバチの盗蜜行動はよくあることなのか、ネット検索してみたら、こちらの「種不明その8」に新屋さんが撮られた盗蜜の写真が載っていました。(しかも花がちょっとタニウツギっぽい?)



羽根を広げて乾かすアオサギ(野鳥)



2013年6月上旬

水田横の道を歩いていると、農道に居た幼鳥らしきアオサギArdea cinerea)少し飛んで逃げました。
用水路の手前の草地まで歩いて来ると立ち止まり、羽繕いを始めました。
ときどき左右の翼を広げています。
羽繕い中のこのような姿勢は初めて見ます。
日光浴あるいは虫干しでしょうか?
水に濡れた羽根を乾かしているのでしょうか?
幼鳥は羽根の水を弾く尾脂腺が未発達なのかな?と想像してみました。

YouTubeにて、minnasatiareさんから以下のコメントを頂きました。
アオサギの成鳥でしょう。日向ぼっこしていますね。幼鳥は全身が淡褐色です。大きさには個体差があるのかもしれませんね。年齢で違うのかもしれません。 






実はこの撮影に先立って、近くの水田で別個体のアオサギと出会いました。
冠羽は見えませんけど、こちらは成鳥でしょうか。
撮られているのを警戒したのか、飛んで隣の田んぼまで逃げました。
成鳥の視線の先を追ってみて、先程の幼鳥?を見つけたのです。
もしかしたらこの2羽は親子で、巣立った後の幼鳥の方を親鳥が心配して見ているのかな?と勝手に思ったりしました。
給餌シーンが見られるかと期待したものの、時間がなくて観察できませんでした。


ちなみに、アオサギの「成鳥では首が白く、頭に黒い冠羽があるが、若い鳥では首や冠羽の部分がぼやっとした感じ(ソース)」とのこと。


【追記】
(アオサギの)若鳥は上面が灰褐色、頭部が灰色の羽毛で被われる。また若鳥や冬羽は上嘴が黒ずむ。眉斑は不明瞭で、後頭に冠羽が伸長しない。繁殖期は眼先がピンク色で、嘴や後肢の色彩もピンク色。非繁殖期は眼先が黄緑色で、嘴や後肢の色彩が黄色。(wikipediaより)
【追記2】
『日本動物大百科3:鳥類I』p46-48に「アオサギの日光浴」と題した生態写真が掲載されていました。
私の撮った動画とはアングルが異なりますけど、まさに同じ姿勢です。
天気のいい日には、翼をだらんと下げて逆三角形にする独特の姿勢で立ち日光浴をしている。首をちぢめ、片あしでじっと休息している姿もよく見かける。




2013/07/05

虫を捕食するハバチの一種【名前を教えて】



2013年5月下旬

林縁の下草にて、イタドリの葉に見慣れない蜂が止まっていました。
腰が太いのでハバチの仲間です。
よく見ると頑丈そうな大顎で何か小さな虫を食べています。

(狩りの瞬間を見てませんので、死骸を食べている可能性もあります。)
通りすがりのアリが獲物の虫の断片(食べこぼし)を強奪しました。
驚いた蜂は獲物を持って飛び立ち、隣の葉に避難。
再び飛んで近くの笹の葉に移動すると、食後の化粧をしました。
残念ながら逃げられてしまい、未採集、未採寸。

ハバチ類の幼虫は植物食ですが、成虫になると他の昆虫を食べるものもいるそうです。
2008年には交尾中に虫を食べているハバチを観察しています(今回のハバチとは別種)。
関連記事→「ハバチの交尾と捕食

いつもお世話になっている蜂が好きBBSにて問い合わせたところ、青蜂@管理人さんより以下の回答を頂きました。

写真のハチは、種名まではわかりませんがハバチの仲間ですね。 ハバチの仲間は草食系と思いきや、肉食の種類も少なくないようで、私もコハナバチを捕食するハバチを見たことがあります。




ホオジロ♂の水浴と羽繕い2013【野鳥】



2013年5月下旬

今年も山中の池で水浴びするホオジロ♂(Emberiza cioides)を撮ることができました。

丁度1年前の映像はこちら→「ホオジロ♂の水浴と羽繕い2012【野鳥】
岸に近い浅い水場でバシャバシャと羽ばたき水浴しています。
羽繕いしてさっぱりした顔で飛び去った、と思いきやすぐにまた飛来。
対岸で隠し撮りしている私を警戒しているのか、岸から歩いてそろそろと水辺に降りて来ます。
同一個体が繰り返し行水しているのか、別個体が入れ替わりで来たのか不明です。
鳴きながら水浴びすると、スギの枝に移って羽繕いしたり嘴を擦りつけたりしています。

この日は山中でメモリーカードが突然書き込みエラーになり新しいカメラが使えなくなったので、古いカメラで撮りました。
画質がいまいちですけど、撮り逃がす方が最悪なので、2台持参していて良かった!



2013/07/04

コマルハナバチ♀がガクウラジロヨウラクに訪花



2013年6月上旬

里山の林道脇の潅木に咲いた花に小型のマルハナバチが採餌に来ていました。
白い花粉団子を後脚の花粉籠に付けています。
似た外見のクロマルハナバチと迷うのですが、同じ時期に見掛けるクロマルハナバチ創設女王はもっと大型の気がします。
またコマルハナバチの方がクロマルハナバチよりも早く営巣開始するらしいので、今回の個体はおそらくコマルハナバチBombus ardens ardens)のワーカー♀ではないかと思います。
(形態での区別は自信がありません…)
後半は忙しなく訪花する一瞬の飛翔シーンを1/4倍速のスローモーションで示しました。



潅木の樹種について
図鑑を見るとドウダンツツジに似ているものの、この花は薄いピンク色です。
昨年撮った花の写真を樹木の掲示板に投稿して問い合わせたところ、鳥平さんよりウラジロヨウラクの変異種であるガクウラジロヨウラクとご教示頂きました。
1年越しの疑問が解決してすっきりしました。

撮影:2012年6月下旬


萼が長いのが特徴




【追記】
田中肇『花と昆虫、不思議なだましあい発見記』を読むと、このような花の形状に進化した意味合いについて解説がありました。
スズランやドウダンツツジなどのように垂れ下がって下向きに咲く白い花がある。これは止まるのが上手なハナバチのための花だ。飛んで来てそのまま下向きの花に止まる高度な技が使えるのは、ハナバチ類だけだからだ。これらの花は、花から花へと素早く移動できる性質を持つハナバチ類だけに蜜や花粉を提供しようとしている。そのために、ほかの昆虫が来ないよう止まりにくい下向きになっているとも言える。ただ止まりにくいだけではハナバチが花を訪れる効率も悪くなるので、花びらの先は必ずちょっと反り返って、ハチたちの足場を提供している。 (p187より引用


飛べ!ジョウカイボン【ハイスピード動画】



2013年5月下旬

林縁でジョウカイボンAthemus suturellus)が飛び立つ瞬間を240 fpsのハイスピード動画に撮ってみました。


2013/07/03

イタヤハマキチョッキリの揺籃を分解してみる


2013年5月下旬

イタヤハマキチョッキリ♀の飼育記録3

イタヤハマキチョッキリ♀(Byctiscus venustus)の飼育を始めて8日後、水差しにしたヤマモミジの葉を巻いていつの間にか新たな揺籃を作っていることに気づきました。
既に葉柄を切り落とし、揺籃もろとも容器の底に落下していました。
自然界でも完成後の揺籃を地面に切り落とすことがあるのでしょうか?
葉柄から切り落とされた揺籃は枯れてしまうはずです。







新しい2個目の揺籃を慎重に分解してみると、大小様々の葉が計13枚使われていました。
本で読んだ通り、所々に糊のような接着剤が使われています。(‡追記参照)
これをペリペリと剥がしていきます。
最後の1枚は固く丸められており、ほどくのにかなり難儀しました。
この中に卵が2個産み付けられていました。
つまり、巻き始めた最初の葉に産卵していました。
卵は白色で直径1mm弱の球体にきわめて近い楕円型でした。
卵の表面に粘着性はなく、ほどいた揺籃から転がり出ました。

せっかく飼育下で揺籃を作ってくれたのに、忙しさの余り作業過程を見逃してしまい残念無念。
来年以降の課題です。
揺籃からの飼育にも挑戦してみたいです。
モミジを新鮮な枝葉に取り替えてやっても、それ以上はもう揺籃を作りませんでした。










動画ブログで映像のない記事は物足りないので、おまけの動画です。



2013年5月中旬

腹面の紫色に輝く金属光沢を記録したかったのですけど、仰向けにしてもすぐに起き上がります。
写真でピントを合わせる余裕が無く※、仕方が無いので動画で記録しました。
動画編集時に自動色調補正処理を施してあります。

※ 麻酔にかければ腹面の写真もじっくり撮れたはずですが、面倒なので割愛。



‡【追記】
この接着剤の出所について常々不思議に思っていた所、河野広道『森の昆虫記2:落し文篇』という古い本を読んでいたら興味深い記述を見つけました。(第15章:美麗なイタヤハマキチョッキリ―倒卵形の揺籃)
 葉縁部をまきつける時には彼女(イタヤハマキチョッキリ:しぐま註)の口が大きな働きをする。葉の縁を口の先で押えつけ、粘液でしっかり封印して離れないようにくっつけてしまうのだ。(p109より引用)

 この糊を彼女はどこから分泌するのだろう。彼女の身体には口と尻を除いては液を排出できる場所はないが、糊付けの仕事をするのは口であるから尻からの分泌物は問題外である。仕事を見ていると口吻の先でじっくりと葉の縁を押さえつけているからその時に粘液を分泌するもののようにも見えるが、よくよく注意して見ていると口の先からは何ものも出てこない。彼女はへらのように平たい口吻の先で強く葉の縁を押さえつけているだけである。強く押しつけることによって葉縁から粘り気のある葉液をしぼり出しているのだ。葉縁からかすかににじみ出てくる微量の粘液を辛棒(原文ママ)強くしぼり出して、その粘液が乾くのをじっと待っているのである。彼女の揺籃の壁を張りつける糊は、若葉の縁から微かににじみ出てくる植物性の粘液だったのだ。(p110より引用)

この考察は本当ですかね?
カエデの葉を傷つけて糊のような液体が滲み出して来るかどうか、実験してみようと思います。

木の枝を折って威嚇するハシブトガラス【野鳥】



2013年5月下旬

クルミの木に止まっていたハシブトガラスCorvus macrorhynchos)が、少し飛んでキリ(桐)の木に移動しました。
嘴で枝をポキポキ折っては下に落とすという謎の行動を繰り返しています。
葉の付いた枝よりも主に枯れ枝を選んで折っているようです。
枝折りの合間にカーカー♪鳴いています。
巣材集めでもありませんし、巣立ち雛を守る威嚇行動でもなさそうです。
素人目には独り遊びのように見えました。
巣材集めから派生した真空行動なのかな?
それとも、枯れ枝の中に潜んでいる虫を探しているのでしょうか?
遠くの方で別のカラスも鳴いていました。
飛び去る気配も無く居座っているので、撮影を終えてその場を離れました。

【追記】
ハシブトガラスでよく見掛けるこの行動は怒っているんじゃないかとのコメントをYouTubeにて頂きました。
ネット検索で調べてみると、どうやら繁殖期のカラスがヒトを攻撃する前の段階としてこのような枝折り行動をするそうですね。

ハシブトガラスが攻撃にいたる威嚇行動としては、

少し濁った声で鳴きながら止まっている電線や木の枝をつつく。 次に木の小枝を折ったり木の葉をむしって落とします。

別のソースでは攻撃前の威嚇行動として次のように列挙してありました。

とまり木にくちばしをこすりつける。 とまり木の小枝を折る。 枝や葉を落とす。

威嚇誇示だとすれば、チンピラが喧嘩の前に拳の関節をポキポキ鳴らしてみせるのと似てますね。
「お前なんかこうしてやる!(ポキッ)」
カラスがナーバスになっている現れかもしれませんし、変な行動をしてみせて巣に近づいた侵入者の気を逸らせようとしているのかも。
てっきり遊びの一種かと思いのんびり見物していたのですが、下手したら襲われる危険があったのですね…。



【追記2】
松原始『カラスの教科書』p289-290によると、
カラスによる威嚇、攻撃の手順はどんなものだろうか。(中略) まず、カラスは音声によって威嚇を行う。普段からカアカア鳴いていて区別できないと言われそうだが、普段が「カア、カア」だとすれば「カアカアカアカア!」くらい激しくなる。繰り返しの早い連続した鳴き方で、一声ずつも大きな声だ。(中略) 鳴いても効果がない場合、カラスはとまった枝をくちばしで叩き始める。人間でいえば貧乏ゆすりとか、イライラして机を叩くとか、そういう感じだ。その辺の枝や葉をちぎって落とすこともある。意訳すれば「さっさとどけゆーとるやろが、聞こえんのかボケ」といったところ。なお、小枝などを落とすのは人間を狙って「爆撃した」と書かれていたりするが、単にイライラして投げつけているだけで、当たったとしたら偶然である。




2013/07/02

鞘翅を閉じたまま飛ぶコアオハナムグリ【ハイスピード動画&HD動画】



2013年5月下旬

満開に咲いたタニウツギの花の周りでコアオハナムグリGametis jucunda)が何匹も活発に飛び回っています。
複数個体で飛翔シーンや飛び立つ瞬間を240 fpsのハイスピード動画に撮ってみました。

甲虫の中でコガネムシ科ハナムグリ亜科のカナブンやハナムグリ類などは鞘翅を閉じたまま飛ぶ特徴があります。

ほとんどの甲虫のように鞘翅を展開せず、内側に傾けて腹部との間に隙間を作ってここから後翅を広げる。これによって多くの甲虫に比べて格段に機敏な飛翔をすることが可能になっている。(wikipediaより)

スローモーションを見るとよく分かります。
ところが映像の最後で離陸した個体は前翅(鞘翅)も広げてから飛び立ったので吃驚しました。
もしかすると定説への反例となる、ちょっとしたスクープ映像でしょうか?

先祖返りしたのか、それとも余程慌てていたのでしょうか?
(これだけ実は別種だったというオチかもしれません…。コアオハナムグリで大丈夫ですよね?)



タニウツギに訪花する飛翔シーンを高画質のHD動画でも撮ってみました。


初夏のミソサザイ(野鳥)



2013年5月下旬

里山の細い沢から地味な小鳥が驚いて飛び立ち、近くの潅木(桑かな?)に止まりまし。
ミソサザイTroglodytes troglodytes)です。
もしかすると沢の岸に営巣していたのかもしれません。
撮影中は鳴き声を発しませんでした。




2013/07/01

タニウツギの花で盗蜜するクマバチ♀の盗蜜行動



2013年5月下旬

タニウツギに訪花するキムネクマバチXylocopa appendiculata circumvolans)を観察しました。
よく見ると、蜂は花の中に頭を決して突っ込まずに、花筒の根元を外から食い破って蜜腺を舐めていました。
このような採餌行動は盗蜜と呼ばれ、花の授粉に寄与しません。
花粉に触れないため、この個体の後脚にある花粉籠は空っぽでした。




ところが後日、同じタニウツギに訪花するクマバチでも穿孔盗蜜しない個体がいました。



2013年6月上旬

麓のタニウツギの花が散った後でも、山中の花は未だ咲いていました。
このキムネクマバチ♀は花に頭を突っ込んで花蜜を吸っています。(正当訪花
花季の終わりで蜜量が少ないのか、訪花しても一瞬調べるだけで忙しなく次の花に移動しています。
また、後脚の花粉籠に白い花粉団子を付けています。
あまりにも忙しない訪花なので、同一個体を240 fpsのハイスピード動画でも撮ってみました(映像後半のスローモーション)。

クマバチの生まれつきの体の大きさや舌の長さの微妙な違いによって異なる吸蜜戦略をとるのかもしれません。
それとも、営巣状況に応じて臨機応変に今回の採餌は盗蜜に専念しようとか今回は花粉を集めようとか同一個体が切り替えているのでしょうか。

ちなみに、タニウツギに訪花するオオマルハナバチでも盗蜜行動をする個体としない個体が見られました。

関連記事→「オオマルハナバチ♀の盗蜜行動


川で死肉を漁るハシブトガラスのつがい(野鳥)



2013年5月下旬

橋を渡っていたら川の中でハシブトガラスCorvus macrorhynchos)が食事中でした。
どうやら浅瀬に流れ着いた動物の死骸を啄んでいるようです。
死肉の内臓を好んで食べています。
死骸は正体不明ですけど、尻尾が見えるので野鳥ではなく小動物(哺乳類)っぽいです。

やがてもう一羽が飛来すると(@1:35)、仲良く並んで動物の死骸を食べ始めました。
つがいなのでしょうか。
先客のカラスが飛び去って(@2.55)からも後から来た個体が腐肉を食べ続けています。

長撮りに疲れて引きの絵にしたら、偶然そのタイミングでカラスがこちらに向かって飛び立ち、旋回すると近くの電線に止まりました。
最後までサービス精神旺盛のカラスでした。

『日本動物大百科4鳥類Ⅱ』p170によるとハシブトガラスは

死体や腐肉、他の動物の糞なども食べ、サバンナのハイエナのような掃除屋(スカベンジャー)としてのはたらきもしている。



食後の死肉

2013/06/30

マルバアオダモに訪花するクマバチ♀



2013年5月下旬

里山で木に咲いた見慣れない白い花にキムネクマバチXylocopa appendiculata circumvolans)が来ていました。
フサフサの白い花にちょっとぶら下がるだけで忙しなく次の花へ飛んで移動します。
花蜜が目当てというよりも、体の腹面に花粉を付着させるための
集粉行動なのかもしれません。
実際に体中が白い花粉で汚れています。
後脚の花粉籠で白い花粉を運んでいるので♀のようです。

図鑑で調べると樹種はマルバアオダモと判明。



後脚の花粉籠で白い花粉を運んでいるので♀
マルバアオダモの花と葉

マルバアオダモの花と葉

飛べ!ミヤマセセリ【ハイスピード動画】



2013年5月下旬

ミヤマセセリErynnis montanus)が樹冠から飛び立つ瞬間を狙って240 fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
翅を広げてコナラの若葉に止まっているのですが、どうも口吻を伸ばして舐めているように見えます。
若葉や木の芽に蜜腺があるのでしょうか???
高画質のHD動画でも記録すればよかったですね…。
以前も同様の行動を観察しています。

関連記事→「木の芽を舐めるミヤマセセリ♂


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