2013年5月下旬
満開に咲いたタニウツギの花の周りでコアオハナムグリ(Gametis jucunda)が何匹も活発に飛び回っています。
複数個体で飛翔シーンや飛び立つ瞬間を240 fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
甲虫の中でコガネムシ科ハナムグリ亜科のカナブンやハナムグリ類などは鞘翅を閉じたまま飛ぶ特徴があります。
ほとんどの甲虫のように鞘翅を展開せず、内側に傾けて腹部との間に隙間を作ってここから後翅を広げる。これによって多くの甲虫に比べて格段に機敏な飛翔をすることが可能になっている。(wikipediaより)
スローモーションを見るとよく分かります。
ところが映像の最後で離陸した個体は前翅(鞘翅)も広げてから飛び立ったので吃驚しました。
もしかすると定説への反例となる、ちょっとしたスクープ映像でしょうか?
先祖返りしたのか、それとも余程慌てていたのでしょうか?
(これだけ実は別種だったというオチかもしれません…。コアオハナムグリで大丈夫ですよね?)
タニウツギに訪花する飛翔シーンを高画質のHD動画でも撮ってみました。
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