2025/09/01

オオイヌノフグリの花蜜を吸うモンシロチョウ春型♂

 

2024年4月中旬・午後14:50頃・晴れ 

田んぼの農道に咲いたオオイヌノフグリの群落で春型のモンシロチョウ♂(Pieris rapae)が訪花していました。 
ともにありふれた普通種ですが、意外にもこの組み合わせは初見です。 
オオイヌノフグリの茎(花柄)は細いので、モンシロチョウがしがみつくと、その重みで花が垂れ下がってしまいます。 
モンシロチョウ♂は口吻を伸ばして吸蜜しています。

1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:16〜) 
飛び立つ瞬間の翅表の斑紋から♂と判明。 

モンシロチョウは隣に咲いているヒメオドリコソウには興味を示さず、オオイヌノフグリにだけ連続して訪花していました。 
訪花昆虫のこのような性質を定花性と言います。
・定花性(flower constancy)とは、花粉媒介動物であるポリネーターが同じ種類の植物を連続して訪問する性質です。 
・定花性とは、同等(またはそれ以上)の価値が ある他の種類の花があるにもかかわらず、個々の訪花者が、決まった種類の花を連続して訪 花する行動のことである。

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