2024年6月下旬
平地の二次林でニホンアナグマ(Meles anakuma)の母子家族(母親♀と幼獣4匹)が暮らす営巣地(セット)を自動センサーカメラで見張っています。
6/30夜の活動をまとめました。
前半は深夜から未明にかけて(午前1:58〜3:27)、後半は雨が降る晩(午後18:56〜19:17)の様子です。
アナグマは基本的に夜行性らしく、幼獣たちも元気いっぱいです。
疲れ知らずの幼獣は、4頭の兄弟姉妹で互いに鬼ごっこをしたり取っ組み合いをしたりして、ひたすら遊んでいます。(追いかけっこ遊び、格闘遊び)
林縁で株立ちしたミズキの根元付近がお気に入りの遊び場らしく、なんとか乗り越えようと頑張っている幼獣個体もいます(木登り挑戦?の遊び:例えば@4:00〜)。
遊びながら幼獣がときどき吠える声がかすかに聞こえます。
母親♀(右目<左目)は幼獣に対他毛繕いしてやったり、幼獣の遊び相手をしてやったりしています。
林床をうろついて餌を探し回ったりしています。
幼獣はもう離乳済みらしく、母親が採食に出かけると、幼獣も一緒について行きます。
2つの巣口L、Rが並んでいますが、巣穴Lはほとんど使われておらず、巣穴Rに家族の居室があるようです。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
つづく→
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