前回の記事:▶ 昼間の営巣地で独り寝そべって欠伸するニホンアナグマ♀【トレイルカメラ】
2024年6月下旬
6/30・午前9:08〜午後16:42
ニホンアナグマ(Meles anakuma)は一般的に夜行性と言われていますが、私が営巣地(セット)で定点観察している母子(母親♀と幼獣4頭)は昼間も元気です。
この日の特筆すべき行動は個別の記事で紹介済みなので、今回は残り物の映像をまとめました。
それでも家族団らんの様子は微笑ましいですね。
午後から一時雨が降りました。
私がちょっと面白いと思ったシーンは、
シーン1:6/30・午前9:11・晴れ気温24℃(@4:00〜)
母親♀が獣道から巣穴Lにゆっくり戻ってくる途中で立ち止まり、後足を広げて排尿マーキングしたようです。
この地点でやるのは初見です。
頭をカメラに向けているため、残念ながら肛門や尿道が見えません。
排泄中に1頭の幼獣が近寄り、母親♀の尻の匂いを嗅いで身震いしました。
その後、巣口Lまで来た母親♀がカカッ♪と鋭く鳴きました。(@4:44〜)
その鳴き声を聞いた途端に周囲で遊んでいた幼獣3頭が巣口Lに位相で殺到したので、警戒声なのかもしれません。
しかし、警戒の対象が何だったのか、分かりません。
母親♀が幼獣を試した避難訓練だったのでしょうか。
カカッ♪と鳴いた同じシーンが別アングルに設置した監視カメラでも撮れていました。(@3:44〜)
※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
つづく→
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